JP3375114B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP3375114B2
JP3375114B2 JP21178096A JP21178096A JP3375114B2 JP 3375114 B2 JP3375114 B2 JP 3375114B2 JP 21178096 A JP21178096 A JP 21178096A JP 21178096 A JP21178096 A JP 21178096A JP 3375114 B2 JP3375114 B2 JP 3375114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信と受信を同一
周波数帯の電磁波を用いて行うスペクトラム拡散方式等
の無線通信装置における情報の伝送方法の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信と受信を同一周波数帯の電磁
波を用いてスペクトラム拡散方式等により双方向の無線
通信を行う場合には、所定の長さ(例えば、4msec )
の通信単位時間(以下、これをスロットという。)を設
定し、当該スロットを情報の送信のための送信時間と受
信のための受信時間とに分割することにより、情報の送
受信を行っていた。すなわち、一の送受信機から見た場
合、一のスロットにおける送信時間は情報の送信のため
に用い、当該送信時間に続く一のスロットにおける受信
時間は情報の受信のために用いて情報の送受信を行うの
である。そして、当該スロットを適当な時間に設定して
(例えば、1msec 〜10msec 程度として)複数連続
させることにより、あたかも一の周波数帯で送信と受信
を同時に行っているかのように情報の伝達が行えるので
ある。
【0003】ところで、上記従来の同一周波数帯におけ
る情報の伝達においては、一のスロットの長さは全ての
情報について同一であり、更に、一のスロットにおける
送信時間と受信時間の割合については、全ての情報にお
いて1対1とされていた。すなわち、例えば、一のスロ
ットの長さが4msec である場合には、前半の2msec
が情報の送信のための時間であり、後半の2msec が情
報の受信のための時間とされており、この規格が全ての
情報を対象として共通とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、伝送す
べき情報には全体の情報量が多いものと少ないものがあ
り、これらを含む全ての情報について、一のスロットに
おける送信時間と受信時間の割合を1対1とした場合に
は、情報量の多い重要な情報(例えば、ファクシミリ情
報の伝送における、各種制御情報以外の当該ファクシミ
リ情報そのもの)の伝送に長時間が必要となり、効率的
な情報の伝送ができないという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
為されたもので、その課題は、情報量の多少等に基づい
て、情報の伝送を効率的に実行できる無線通信装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、送信及び受信について
同一の周波数帯の電磁波を用いて情報の双方向伝送を行
う無線通信装置であって、制御情報のみを送信するため
の送信時間と制御情報のみを受信するための受信時間と
に分割されたスロット等による第1の通信単位時間と、
制御情報以外の情報のみを送信するための送信時間と制
御情報以外の情報のみを受信するための受信時間とに分
割され、前記第1の通信単位時間よりも長いスロット等
による第2の通信単位時間との2種類の通信単位時間を
有し、前記第1の通信単位時間と前記第2の通信単位時
間を複数連続させて、前記情報を送信するとき、前記第
2の通信単位時間における送信時間を、前記第2の通信
単位時間における受信時間より長くして前記情報を送信
する無線送受信部等の送信手段と、前記第1の通信単位
時間と前記第2の通信単位時間を複数連続させて、前記
情報を受信する際の前記第2の通信単位時間における受
信時間を、前記第2の通信単位時間における送信時間よ
り長くして前記情報を受信する無線送受信部等の受信手
段と、を備える。
【0007】請求項1に記載の発明の作用によれば、送
信手段は、第2の通信単位時間における送信時間を受信
時間より長くして情報を送信する。
【0008】そして、受信手段は、第2の通信単位時間
における受信時間を送信時間より長くして情報を受信す
る。
【0009】よって、制御情報以外の情報については、
制御情報よりも長い通信単位時間及び送信時間を用いて
送信され、制御情報よりも長い通信単位時間及び受信時
間を用いて受信されるので、制御情報のみを伝送する際
の伝送時間に比して短い伝送時間で当該制御情報以外
情報のみの伝送を完了することができる。
【0010】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の無線通信装置におい
て、前記送信手段と前記受信手段とは、スペクトラム拡
散通信方法による電磁波を用いて無線接続されているよ
うに構成される。
【0011】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1記載の発明の作用に加えて、送信手段と受信手段
とは、スペクトラム拡散通信方法による電磁波を用いて
無線接続されているので、低い電力密度で情報の伝送が
できる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1に記載の無線通信装置におい
て、前記送信手段と前記受信手段とは、赤外線通信方法
を用いて無線接続されているように構成される。
【0013】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、送信手段と受信手
段とは、赤外線通信方法を用いて無線接続されているの
で、外部アンテナ等が不要となり、無線通信装置自体の
構成を簡略化できる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1に記載の無線通信装置におい
て、前記送信手段と前記受信手段とは、直接拡散スペク
トラム拡散通信方法による電磁波を用いて無線接続され
ているように構成される。
【0015】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、送信手段と受信手
段とは、直接拡散スペクトラム拡散通信方法による電磁
波を用いて無線接続されているので、干渉の影響を抑制
して情報の伝送ができる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1に記載の無線通信装置におい
て、前記送信手段と前記受信手段とは、周波数ホッピン
グスペクトラム拡散通信方法による電磁波を用いて無線
接続されているように構成される。
【0017】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、送信手段と受信手
段とは、周波数ホッピングスペクトラム拡散通信方法に
よる電磁波を用いて無線接続されているので、時間にし
たがって伝送しようする周波数が変化することとなり、
妨害等の干渉の影響を最小限として情報の伝送ができ
る。
【0018】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の
無線通信装置において、前記制御情報以外の情報は、フ
ァクシミリ伝送における画像データであると共に、前記
受信手段は、受信した前記画像データを外部に送信する
ための電話回線に接続されているように構成される。
【0019】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項1から5のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、制御情報以外の情報は、ファクシミリ伝送における
画像データであると共に、受信手段は、受信した画像デ
ータを外部に送信するための電話回線に接続されてい
る。
【0020】よって、送信手段から迅速に画像データを
伝送すると共に、外部に送出することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図1乃至図3に基づいて説明する。なお、以
下の説明は、ファクシミリ装置を読取/記録ユニットと
モデムNCUユニットとに分割して、それら両ユニット
間の情報伝達を送受信で同一周波数帯を用いたスペクト
ラム拡散方式の無線通信により行ない、例えば、読取/
記録ユニットで読み取った情報を無線により中継器に送
信し、当該中継器に接続された電話回線を用いて外部に
送出すると共に、外部から電話回線を介して中継器に入
力した情報を、無線により読取/記録ユニットに送信し
て所定の記録用紙に記録する、いわゆる無線ファクシミ
リ装置に対して適用した場合の実施の形態を説明するも
のである。この場合において、当該送受信で同一周波数
帯を用いたスペクトラム拡散方式においては、一のスロ
ット内で送信と受信を切り換えて送受信を行うものとす
る。
【0022】また、図1は、無線ファクシミリ装置Sの
全体構成を示す図であり、図2は、後述の無線送受信部
21及び12の細部構成(要部のみ)を示す図であり、
図3は、後述のファクシミリ部2から中継器1にファク
シミリ情報を送信する際の後述の無線送受信部12及び
21の夫々における送受信の切換の状態の時間的変化を
示す図である。
【0023】図1に示すように、実施形態の無線ファク
シミリ装置Sは、読み取った情報をスペクトラム拡散通
信方式を用いて中継器(モデムNCUユニット)1に無
線送信すると共に、中継器1から無線送信されてくる情
報を記録するファクシミリ部(読取/記録ユニット)2
と、ファクシミリ部2から無線送信されてくる情報を電
話回線14に送出すると共に、当該電話回線14から送
信されてくる情報をファクシミリ部2に無線送信する上
記中継器1とにより構成されている。
【0024】そして、上記ファクシミリ部2は、所望の
情報を読み取ると共に、中継器1から無線送信されてく
る情報を所定の記録用紙に記録する読取/記録部23
と、読み取った情報を一時的に記憶して後述の無線送受
信部21に出力すると共に、中継器1から無線送受信部
21を介して無線送信されてくる情報を一時的に記憶し
て読取/記録部23に出力するRAM(Random Access
Memory)等よりなるメモリ22と、メモリ22から出
力されてくる読取/記録部23で読み取った情報を中継
器1にスペクトラム拡散通信方式で変調して無線送信す
ると共に、中継器1から無線送信されてくる情報を受信
して復調し、メモリ22に出力する送信手段としての無
線送受信部21と、当該無線送受信部21に接続され、
中継器1との間で無線電波を送受信するアンテナ20と
により構成されている。
【0025】一方、中継器1は、電話回線14を介して
送信されてくる情報を受信して後述の回線送受信部(モ
デムを含む)11に出力すると共に、回線送受信部11
から出力される情報(変調信号)を電話回線14に送出
するNCU(Network Control Unit)10と、NCU
10及び電話回線14を介して送信されてくるファクシ
ミリ情報を受信してディジタル信号に復調し、後述の無
線送受信部12に出力すると共に、無線送受信部12か
ら出力されてくる電話回線14に送出すべきファクシミ
リ情報(ディジタル信号)を変調してNCU10に出力
する回線送受信部11と、回線送受信部11から出力さ
れてくるファクシミリ情報(ディジタル信号)を変調し
てアンテナ13を介してスペクトラム拡散通信方式でフ
ァクシミリ部2に無線送信すると共に、ファクシミリ部
2から無線送信されてくる情報をアンテナ13を介して
受信して復調し、回線送受信部11に出力する受信手段
としての無線送受信部12とにより構成されている。
【0026】ここで、上記中継器1とファクシミリ部2
は、通常は同一の室内に設置されるが、無線通信が確保
される範囲内で自由に設置場所を変えることができるこ
とは勿論である。
【0027】次に、本発明の特徴であるファクシミリ部
2における無線送受信部21の構成及び動作について、
図2(a)及び図3を用いて説明する。なお、ファクシ
ミリ部2と中継器1との間において、ファクシミリ情報
が伝送される場合としては、その一方から他方へ、ある
いは他方から一方への2通りがあるが、理解を容易にす
るため、以下の説明では、読取/記録部23において読
み取ったファクシミリ情報及び当該ファクシミリ情報を
送信するための制御情報を無線送受信部21から中継器
1に送信する場合についてのみ説明する。
【0028】図2(a)に示すように、無線送受信部2
1は、CPU30と、変復調部31と、デューティーコ
ントローラ32と、切換部33とにより構成されてい
る。
【0029】上記の構成において、変復調部31は、メ
モリ22からの中継器1に送信すべき情報であるファク
シミリ情報としての送信情報STを変調して送信情報S
T'として切換部33に出力すると共に、切換部33から
出力された中継器1からの受信情報SR'を復調して受信
情報SRとしてメモリ22に出力する。
【0030】切換部33は、デューティーコントローラ
32からの制御信号SCに基づいて、切換部33内の送
受切換スイッチ33Aを切り換え、変復調部31からの
送信情報ST'をアンテナ20を介して中継器1に送信す
ると共に、アンテナ20によって受信した中継器1から
の受信情報SR'を上記送受切換スイッチ33Aを介して
取り込み、変復調部31に出力する。
【0031】そして、デューティーコントローラ32
は、CPU30の制御に基づいて、上記切換部33にお
ける送受切換スイッチ33Aの動作を制御するための制
御信号SCを出力するのであるが、この場合において
は、図3に示すように、ファクシミリ部2からファクシ
ミリ情報を送信するときは、ファクシミリ情報以外の他
の制御情報等を送信するときに比べてスロットU自体の
長さを長くする(図3の例では、制御情報等を送信する
ときに比べて約1.5倍となっている。)と共に、一の
スロットU内における無線送受信部21からの送信時間
が無線送受信部21における受信時間に比して約5倍の
長さとなるように制御信号SCが生成される。
【0032】このとき、CPU30は、切換部33にお
ける送信と受信の切り換えが図3に示すような時間的変
化となるようにデューティーコントローラ32を制御す
る。
【0033】次に、本発明の特徴である中継器1におけ
る無線送受信部12の構成及び動作について、図2
(b)を用いて説明する。なお、無線送受信部12の構
成及び動作は、基本的には上述の無線送受信部21の構
成及び動作と同様である。また、以下の説明は、ファク
シミリ部2から送信されたファクシミリ情報及び制御情
報を無線送受信部12が受信して回線送受信部11に出
力する場合について説明するものである。
【0034】図2(b)に示すように、無線送受信部1
2は、CPU40と、変復調部41と、デューティーコ
ントローラ42と、切換部43とにより構成されてい
る。
【0035】上記の構成において、変復調部41は、回
線制御部11からのファクシミリ部2に送信すべき情報
である受信情報SRを変調して受信情報SR'として切換
部43に出力すると共に、切換部43から出力されたフ
ァクシミリ部2からのファクシミリ情報としての送信情
報ST'を復調して送受信情報STとして回線送受信部1
1に出力する。
【0036】切換部43は、デューティーコントローラ
42からの制御信号SC'に基づいて、切換部43内の送
受切換スイッチ43Aを切り換え、変復調部41からの
受信情報SRをアンテナ13を介してファクシミリ部2
に送信すると共に、アンテナ13によって受信したファ
クシミリ部2からの送信情報ST'を上記送受切換スイッ
チ43Aを介して取り込み、変復調部41に出力する。
【0037】そして、デューティーコントローラ42
は、CPU40の制御に基づいて、上記切換部43にお
ける送受切換スイッチ43Aの動作を制御するための制
御信号SC'を出力するのであるが、この場合において
は、図3に示すように、ファクシミリ部2からのファク
シミリ情報を受信するときは、上記無線送受信部21の
動作に同期して、ファクシミリ情報以外の他の制御情報
等を受信するときに比べてスロットU自体の長さを長く
する(制御情報等を送信するときに比べて約1.5倍と
する。)と共に、一のスロットU内における無線送受信
部12における受信時間が無線送受信部12における送
信時間に比して約5倍の長さとなるように制御信号SC'
が生成される。
【0038】このとき、CPU40は、切換部43にお
ける送信と受信の切り換えが図3に示すような時間的変
化となるようにデューティーコントローラ42を制御す
る。
【0039】以上説明した無線送受信部12及び21夫
々の動作により、ファクシミリ部2からファクシミリ情
報を送信する際には、無線送受信部21における送受信
の切り換えたタイミングは、スロットUそのものが制御
情報を送信する際に比して長くなると共に、当該スロッ
トUにおける送信時間が受信時間よりも長く設定され
る。更にこれと並行して、中継器1においてファクシミ
リ情報を受信する際には、無線送受信部12における送
受信の切り換えたタイミングは、無線送受信部21にお
ける送受信の切り換えタイミングに同期して、スロット
Uそのものが制御情報を受信する際に比して長くなると
共に、当該スロットUにおける受信時間が送信時間より
も長く設定される。
【0040】なお、以上説明した実施形態において、図
3に示すスロットU内における送信時間と受信時間の切
り換えタイミングについては、一般的なTDD(Time
Division Duplex)方式と同じ方法を利用すればよい
が、ファクシミリ情報の送受信の際にスロットUを長く
し、かつデューティ(送信時間と受信時間の比)を変え
るタイミングについては、ファクシミリ情報の送受信に
先立って送受信されるスロット内の制御情報等に基づい
て同期を取るようにすればよい。
【0041】以上説明したように、実施形態の無線ファ
クシミリ装置Sの動作によれば、ファクシミリ情報につ
いては、ファクシミリ部2において、制御情報よりも長
いスロットU及び送信時間を用いて送信されると共に、
中継器1において、制御情報よりも長いスロットU及び
受信時間を用いて受信されるので、制御情報を伝送する
際の伝送時間に比して短い伝送時間でファクシミリ情報
の伝送を完了することができる。
【0042】なお、上記の実施形態においては、ファク
シミリ情報の送受信に際しては、スロットU自体を長く
すると共に、当該スロットU内におけるファクシミリ情
報の送信時間又は当該ファクシミリ情報の受信時間をも
長くするように設定したが、これに限らず、スロットU
は不変(制御情報の送受信のときと同じ)とし、当該ス
ロットUにおける送信時間と受信時間の時間的割合につ
いて、ファクシミリ情報の送信時間又は当該ファクシミ
リ情報の受信時間を長くするように設定してもよい。
【0043】上記のいずれの場合にも、制御情報を送受
信する場合と同様の送信時間及び受信時間の時間的配分
によりファクシミリ情報を送受信する場合に比して、迅
速にファクシミリ情報を送受信することができる。
【0044】更にまた、上述の実施形態においては、ス
ペクトラム拡散方式を用いてファクシミリ部2と中継器
1との間の無線通信を行う場合について説明したが、よ
り具体的には、時間と共に通信周波数が変化する周波数
ホッピングスペクトラム拡散方式により無線通信を行う
場合、又は直交性を有する符号により情報を周波数(ス
ペクトラム)的に拡散する直接拡散スペクトラム拡散方
式により無線通信を行う場合、あるいはその他のスペク
トラム拡散方式でも本発明は適用可能である。これらの
方式を用いた場合には、外部からの干渉の影響を最小限
にして、通信を行うことができる。
【0045】更に、上述の実施形態においては、スペク
トラム拡散方式を用いてファクシミリ部2と中継器1と
の間の無線通信を行う場合について説明したが、これに
限らず、赤外線通信方式を用いてファクシミリ部2と中
継器1とを無線接続する場合についても本発明は適用可
能である。この場合には、アンテナ13及び20が不要
となるとともに無線送受信部12及び21の構成も簡略
化でき、更に、情報の伝送速度をより速くすることがで
きる。
【0046】更にまた、他の無線通信方式においても、
同一周波数帯で送信と受信を行う無線通信方式であれば
本発明が適用可能である。
【0047】更に、無線ファクシミリ装置以外にも、中
継器1で受信した情報をコンピュータ等に無線送信する
と共に、当該コンピュータ等からの情報を中継器1に無
線送信して外部に送出する場合にも本発明を適用するこ
とができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、制御情報以外の情報については、制御
報よりも長い通信単位時間及び送信時間を用いて送信さ
、制御情報よりも長い通信単位時間及び受信時間を用
いて受信されるので、制御情報のみを伝送する際の伝送
時間に比して短い伝送時間で当該制御情報以外の情報
の伝送を完了することができる。
【0049】従って、当該制御情報以外の情報について
の伝達を短時間で完了して、処理を迅速に行える。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、送信手段と受信手段と
は、スペクトラム拡散通信方法を用いて無線接続されて
いるので、低い電力密度で情報の伝送ができる。
【0051】よって、制御情報以外の情報について、省
電力化しつつ迅速に伝送することができる。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、送信手段と受信手段と
は、赤外線通信方法を用いて無線接続されているので、
外部アンテナ等が不要となり、無線通信装置自体の構成
を簡略化できる。
【0053】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、送信手段と受信手段と
は、直接拡散スペクトラム拡散通信方法による電磁波を
用いて無線接続されているので、干渉の影響を抑制して
情報の伝送ができる。
【0054】従って、制御情報以外の情報について、省
電力化しつつ迅速且つ誤伝送を低減して伝送することが
できる。
【0055】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、送信手段と受信手段と
は、周波数ホッピングスペクトラム拡散通信方法による
電磁波を用いて無線接続されているので、時間にしたが
って伝送に使用する周波数が変化することとなり、妨害
等の干渉の影響を最小限として情報の伝送ができる。
【0056】従って、制御情報以外の情報について、省
電力化しつつ迅速且つ誤伝送を低減して伝送することが
できる。
【0057】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、
御情報以外の情報は、ファクシミリ伝送における画像デ
ータであると共に、受信手段は、受信した画像データを
外部に送信するための電話回線に接続されている。
【0058】従って、ファクシミリ送信したい画像デー
タを送信手段から迅速に伝送すると共に、外部に送出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線ファクシミリ装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】無線送受信部の細部構成を示すブロック図であ
り、(a)はファクシミリ部における無線送受信部の細
部構成を示すブロック図であり、(b)は中継器におけ
る無線送受信部の細部構成を示すブロック図である。
【図3】各無線送受信部における送受信の切り換わりタ
イミングを示す図である。
【符号の説明】
1…中継器 2…ファクシミリ部 10…NCU 11…回線送受信部 12、21…無線送受信部 13、20…アンテナ 14…電話回線 22…メモリ 23…読取/記録部 30、40…CPU 31、41…変復調部 32、42…デューティーコントローラ 33、43…切換部 33A、43A…送受切換スイッチ S…無線ファクシミリ装置 ST、ST'…送信情報 SR、SR'…受信情報 SC、SC'…制御信号 U…スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/32 (56)参考文献 特開 平7−162391(JP,A) 特開 平7−107546(JP,A) 特開 平7−273929(JP,A) 特開 平7−226978(JP,A) 特開 平4−344729(JP,A) 特開 平4−252641(JP,A) 実開 平2−123160(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04J 13/00 - 13/06 H04B 7/24 - 7/26 H04B 10/10 - 10/105 H04L 5/00 - 5/22 H04N 1/32 - 1/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信及び受信について同一の周波数帯の
    電磁波を用いて情報の双方向伝送を行う無線通信装置で
    あって、 制御情報のみを送信するための送信時間と制御情報のみ
    を受信するための受信時間とに分割された第1の通信単
    位時間と、 制御情報以外の情報のみを送信するための送信時間と制
    御情報以外の情報のみを受信するための受信時間とに分
    割され、前記第1の通信単位時間よりも長い第2の通信
    単位時間との2種類の通信単位時間を有し、 前記第1の通信単位時間と前記第2の通信単位時間を複
    数連続させて、前記情報を送信するとき、前記第2の通
    信単位時間における送信時間を、前記第2の通信単位時
    間における受信時間より長くして前記情報を送信する送
    信手段と、 前記第1の通信単位時間と前記第2の通信単位時間を複
    数連続させて、前記情報を受信するとき、前記第2の通
    信単位時間における受信時間を、前記第2の通信単位時
    間における 送信時間より長くして前記情報を受信する受
    信手段と、 を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線通信装置におい
    て、 前記送信手段と前記受信手段とは、スペクトラム拡散通
    信方法による電磁波を用いて無線接続されていることを
    特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の無線通信装置におい
    て、 前記送信手段と前記受信手段とは、赤外線通信方法を用
    いて無線接続されていることを特徴とする無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の無線通信装置におい
    て、 前記送信手段と前記受信手段とは、直接拡散スペクトラ
    ム拡散通信方法による電磁波を用いて無線接続されてい
    ることを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の無線通信装置におい
    て、 前記送信手段と前記受信手段とは、周波数ホッピングス
    ペクトラム拡散通信方法による電磁波を用いて無線接続
    されていることを特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
    無線通信装置において、 前記制御情報以外の情報は、ファクシミリ伝送における
    画像データであると共に、 前記受信手段は、受信した前記画像データを外部に送信
    するための電話回線に接続されていることを特徴とする
    無線通信装置。
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