JP3937539B2 - 無線伝送システム及び無線伝送方法 - Google Patents

無線伝送システム及び無線伝送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば無線信号により各種情報を伝送して、複数の機器間でローカルエリアネットワーク(LAN)を構成する場合に適用して好適な無線伝送システム及び無線伝送方に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭内,オフィス内などの比較的狭い範囲内において、各種映像機器やパーソナルコンピュータ装置とその周辺装置などの複数の機器間で、それらの機器が扱うデータを伝送できるようにローカルエリアネットワークを組む場合、各機器間を何らかの信号線で直接接続させる代わりに、各機器に無線信号の送受信装置を接続して、無線伝送でデータ伝送できるようにすることがある。
【0003】
無線伝送でローカルエリアネットワークを構成させることで、各機器間を直接信号線などで接続する必要がなく、システム構成を簡単にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、無線伝送でローカルエリアネットワークを構成させる場合、発信元から受信先まで直接無線信号が届く構成であれば問題ないが、実際には途中で中継させる必要が多々ある。例えばデジタルデータ化された映像信号や、各種コンピュータ用プログラムデータなどを伝送させる場合、非常に多くの伝送容量が必要(例えば数M〜数十Mbps程度)であり、この伝送容量を確保するために、非常に高い伝送帯域(例えば5GHz程度)を使用する必要がある。
【0005】
一方、ローカルエリアネットワークを構成するための送受信装置は、送信出力に制限があり、無許可で設置できる装置の場合、無線伝送できる距離が比較的短い距離になってしまう。
【0006】
例えば、5GHz程度の周波数帯を使用して、デジタル映像データを無線伝送できる構成とした無線装置の場合、室内では数mから数十m程度の無線伝送が限度である。特に室内の場合には隣の部屋との壁が障害となって(壁の材質によっても異なるが)、隣の部屋までの無線伝送が実用的な伝送距離である。
【0007】
従って、複数の部屋を跨ぐような比較的長距離の無線伝送を行う場合には、途中で信号を中継させる中継装置が必要になるが、一般に中継装置を使用すると、伝送効率が悪化するという問題がある。
【0008】
図16は中継装置を使用した無線伝送システムの構成例を示す図で、ここでは送信元aから中継局bを経由して受信先cにデータを無線伝送するシステムを示す。破線で示す範囲a′及びb′は、送信元a及び中継局bからの電波が届く範囲である。このような構成において、例えば図17に示す処理で伝送される。図17は、このシステムで使用される特定の送信周波数の使用状態を時間の経過で示す図で、ここでは所定時間を単位として1フレームを規定し、1フレーム毎に先頭部に制御データScを送信する構成としてある。この制御データScで例えば送信元と中継局と受信先とを同期させる。
【0009】
そして、1フレーム内の残りの期間を2分割して使用し、前半の期間で送信元aから中継局bに対してデータの無線伝送Saを行い、中継局bでは受信したデータを一旦蓄積させる。後半の期間では、中継局bが蓄積したデータの受信先cへの無線伝送Sbを行う。このように処理することで、1フレーム期間の前半で送信元から中継局への無線伝送が行われ、1フレーム期間の後半で中継局から受信先への無線伝送が行われ、用意された1伝送周波数だけを使用して中継伝送ができる。
【0010】
ところが、このように中継伝送を行う場合には、例えば送信元から受信先に直接無線伝送できる場合に比べて、伝送できるデータ量が約1/2に減少すると言う問題があり、最大伝送レートの約半分のデータしか伝送することができない。
【0011】
本発明はかかる点に鑑み、このようなシステムで中継伝送する場合に、最大伝送容量に近い容量のデータを伝送できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される場合に、上記送信元ノードは、第1の周波数の無線信号を、フレーム周期で繰り返し送信し、上記第1及び第2の中継ノードは、1フレーム期間の上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で第2の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第1の中継ノードと上記第2の中継ノードとで、受信するフレーム期間と送信するフレーム期間を反転させて設定し、上記受信先ノードは、上記第2の周波数の無線信号を、フレーム周期で受信するようにしたものである。
【0013】
また本発明は、フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される場合に、上記送信元ノードは、第1の拡散符号で拡散された無線信号を、フレーム周期で繰り返し送信し、上記第1及び第2の中継ノードは、1フレーム期間の上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で第2の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第1の中継ノードと上記第2の中継ノードとで、受信するフレーム期間と送信するフレーム期間を反転させて設定し、上記受信先ノードは、上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を、フレーム周期で受信するようにしたものである。
【0014】
また本発明は、フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される場合に、上記送信元ノードは、第1の周波数の無線信号と第2の周波数の無線信号を、1フレームごとに交互に送信し、上記第1の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第1の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第2の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第2の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第2の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記受信先ノードは、上記第1の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、上記第2の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第2の周波数の無線信号を受信する処理とを、繰り返し行うようにしたものである。
【0015】
また本発明は、フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される無線伝送システムであって、上記送信元ノードは、第1の拡散符号で拡散された無線信号と第2の拡散符号で拡散された無線信号を、1フレームごとに交互に送信し、上記第1の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第1の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第2の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第2の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記受信先ノードは、上記第1の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、上記第2の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理とを、繰り返し行うようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【0021】
本例においては、家庭内などで映像データやコンピュータ用データなどの送受信を行うシステムに適用したもので、まず図1を参照して本例のシステム構成の概要を説明する。例えば図1に示すように、複数の部屋R1,R2,‥‥R6が設けられた家屋内で、部屋R1にビデオデッキ11、部屋R2にビデオプリンタ12、部屋R5にパーソナルコンピュータ装置13、部屋R6にテレビジョン受像機14が設置されているとする。このとき、各装置11,12,13,14には、伝送装置1,2,3,4が接続してあり、この接続された伝送装置1〜4により、各装置11,12,13,14間で各種データを無線伝送できる構成としてある。
【0022】
例えばビデオデッキ11でビデオテープなどから再生した映像プログラムを、テレビジョン受像機14に伝送して受像させたり、パーソナルコンピュータ装置13に伝送して任意の画像を取り込ませたり、ビデオプリンタ12に伝送して任意の静止画像をプリントアウトさせることが考えられる。また、パーソナルコンピュータ装置13で処理した画像データを、ビデオプリンタ12に伝送してプリントアウトさせたり、ビデオデッキ11に伝送してビデオテープなどに記録させたり、テレビジョン受像機14に伝送して受像させることが考えられる。また、テレビジョン受像機14に組み込まれたチューナで受信中のテレビジョン放送としての映像プログラムを、ビデオデッキ11に伝送してビデオテープなどに記録させたり、パーソナルコンピュータ装置13に伝送して任意の画像を取り込ませたり、ビデオプリンタ12に伝送して任意の画像をプリントアウトさせたりすることが考えられる。
【0023】
ここで、各装置11〜14に接続された伝送装置1〜4の構成について説明する。ここでは、伝送装置1〜4は共通の構成とされ、図2に示す伝送装置20は、伝送システムを構成する各伝送装置1〜4として使用される装置の全体を示し、この伝送装置20は、送信及び受信を行うアンテナ21と、このアンテナ21に接続されて、無線送信処理及び無線受信処理を行う無線処理部22を備えて、他の伝送装置との間の無線伝送ができる構成としてある。この場合、本例の無線処理部22で送信及び受信する周波数としては、例えば非常に高い周波数帯(例えば5GHz帯)が使用され、送受信を行う周波数(チャンネル)を、複数設定できる構成としてある。また本例の場合には、送信出力については、比較的弱い出力が設定され、例えば屋内で使用する場合、数mから数十m程度までの無線伝送ができる程度の出力(具体的には隣の部屋程度まで伝送できる程度の出力)としてある。
【0024】
そして伝送装置20は、無線処理部22で受信した信号のデータ変換及び無線処理部22で送信する信号のデータ変換を行うデータ変換部23を備え、このデータ変換部23で変換されたデータは、メモリ24に一時記憶することができる構成としてある。このメモリ24への一時記憶処理は、伝送装置20で無線信号の中継を行う場合に使用され、所定のタイミングで記憶されたデータを読出して、データ変換部23で再変換した後、無線処理部22に供給して、無線伝送させる。この中継伝送を行う場合、本例では受信する周波数と送信する周波数を変えるようにしてある。
【0025】
また、データ変換部23で変換されたデータを、インターフェース部25を介して接続された処理装置(ここではビデオデッキ11,ビデオプリンタ12,パーソナルコンピュータ装置13,テレビジョン受像機14)に供給すると共に、この接続された処理装置から供給されるデータを、インターフェース部25を介してデータ変換部23に供給して変換処理できる構成としてある。
【0026】
伝送装置20内の各部は、マイクロコンピュータなどで構成された制御部26の制御に基づいて処理を実行する構成としてある。この場合、無線処理部22で受信した信号が制御信号である場合には、その受信した制御信号をデータ変換部23を介して制御部26に供給して、制御部26がその受信した制御信号で示される状態に各部を設定する構成としてある。また、制御部26から他の伝送装置に対して伝送する制御信号についても、制御部26からデータ変換部23を介して無線処理部22に供給し、制御用の周波数を使用して無線送信するようにしてある。
【0027】
なお、本例の伝送システムは図2に示す構成の伝送装置20を複数台用意してシステムを組むが、その内の1台の伝送装置が制御信号を送信するマスターとして機能し、他の伝送装置が制御信号を受信してマスターから指示された状態に設定されるスレーブとして機能するように設定してある。
【0028】
また、ここでは何らかの処理装置11〜14が接続される伝送装置の構成を示したが、無線信号の中継だけを行う伝送装置(中継装置)を、伝送装置20の代わりに伝送システム内に何台か使用しても良い。図3は、この場合の構成の一例を示す図で、ここでの中継装置30は、送信及び受信を行うアンテナ31と、このアンテナ31に接続されて、無線送信処理及び無線受信処理を行う無線処理部32を備えて、他の伝送装置(又は中継装置)との間の無線伝送ができる構成としてある。
【0029】
無線処理部32で受信した信号は、データ変換部33で所定の受信用のデータ変換処理が行われた後、メモリ34に一時記憶され、このメモリ34に一時記憶されたデータがデータ変換部33で送信用にデータ変換されて無線処理部32に供給され、無線送信を行う。この受信から送信までの中継処理は、マイクロコンピュータなどで構成された制御部35の制御に基づいて実行する構成としてある。この場合、無線処理部32で受信した信号が制御信号である場合には、その受信した制御信号をデータ変換部33を介して制御部35に供給して、制御部35がその受信した制御信号で示される状態に各部を設定する構成としてある。
【0030】
以上説明した伝送装置20を任意の台数使用して(場合によってはその内の何台かは中継装置30を使用して)、伝送システムを構成する。例えば、図1に示すシステムの伝送装置1〜4のそれぞれに、伝送装置20を使用する。以下の説明では、図1に示すシステム構成として、伝送装置20を合計4台使用したものとして説明する。
【0031】
次に、この図1に示す伝送システム構成とした場合の、本例の伝送装置での伝送処理状態を説明する。ここでは、部屋R1内の伝送装置1に接続されたビデオデッキ11から、部屋R6内の伝送装置4に接続されたテレビジョン受像機14に、映像データなどを伝送する例を説明する。
【0032】
この伝送を行う場合には、図1に示すシステム構成は、無線伝送のネットワークから見た場合、図4に示す構成となる。即ち、無線信号の送信を行う伝送装置1は送信元ノード1となり、無線信号の受信を行う伝送装置4は受信元ノード4となる。また、伝送装置2,3は、それぞれ第1中継ノード2,第2中継ノード3となる。ここで、破線で示す範囲1a,2a,3a,4aは、それぞれの伝送装置1,2,3,4から送信を行う場合の電波が届く通信可能エリアを示す。
【0033】
この例では、送信元ノード1の通信可能エリア1a内には、第1中継ノード2及び第2中継ノード3が存在し、受信元ノード4は、第1中継ノード2の通信可能エリア2a及び第2中継ノード3の通信可能エリア3a内に存在する。なお、制御信号の送信元となるマスタの伝送装置は、システム内のほぼ中央に位置する第1中継ノード2又は第2中継ノード3(ここでは第1中継ノード2)とされ、他のノード(ここではノード1,3,4)はスレーブの伝送装置に設定される。
【0034】
本例のシステムで伝送されるデータ構成について説明すると、ここで伝送を行う周波数(チャンネル)としては、第1チャンネルf1と第2チャンネルf2が使用され、それぞれの周波数でフレーム構成とされたデータが伝送される。即ち、図8に示すように、所定時間で1フレームを規定し、この1フレーム内の最初の短い期間に、マスタのノードである第1中継ノード2から第1チャンネルf1を使用して、スレーブのノード1,3,4に対して、制御信号S0 を無線伝送し、スレーブのノード1,3,4では各フレーム期間に(又は所定フレーム周期で)この制御信号S0 を受信処理する。この制御信号S0 の伝送タイミングを基準にして、マスタとスレーブとのフレーム期間の同期処理が行われる。
【0035】
そして、制御信号S0 に続いた残りの期間に、映像データなどの実際に伝送したいデータが、スロット構成とされて伝送される。例えば図8に示す最初のフレーム期間を第1フレームとし、以下第2フレーム,第3フレーム‥‥と順にフレーム番号が変化するとき、送信元ノード1では、図8のAに示すように、各フレーム期間の第1チャンネルf1で、所定単位時間ずつの送信スロット期間TX11,TX12,TX13,TX14‥‥の送信処理を行う。
【0036】
第1中継ノード2では、図8のBに示すように、奇数フレームのとき、第1チャンネルf1で送信元ノード1から送信される信号を受信スロット期間RX21,RX22‥‥に受信して、このとき受信したデータをメモリに一旦蓄積させ、偶数フレームのとき、この蓄積したデータを第2チャンネルf2で送信スロット期間TX21,TX22‥‥に送信する。
【0037】
第2中継ノード3では、図8のCに示すように、偶数フレームのとき、第1チャンネルf1で送信元ノード1から送信される信号を受信スロット期間RX31,RX32‥‥に受信して、このとき受信したデータをメモリに一旦蓄積させ、奇数フレームのとき、この蓄積したデータを第2チャンネルf2で送信スロット期間TX31,TX32‥‥に送信する。
【0038】
受信先ノード4では、図8のDに示すように、各フレーム期間の第2チャンネルf2で、所定単位時間ずつの受信スロット期間RX41,RX42,RX43‥‥の受信処理を行う。
【0039】
このように行われる伝送処理を、各フレーム毎に説明すると、第1フレームでは、図5に示すように、送信元ノード1から第1チャンネルf1の送信スロット期間TX11があり、この信号が第1中継ノード2で受信スロット期間RX21として受信され、第1中継ノード2が備えるメモリに受信データが記憶される。
【0040】
第2フレームでは、図6に示すように、送信元ノード1から第1チャンネルf1の送信スロット期間TX12があり、この信号が第2中継ノード3で受信スロット期間RX31として受信され、第2中継ノード3が備えるメモリに受信データが記憶される。また、このとき同時に、第1中継ノード2のメモリに記憶されたデータが、第2チャンネルf2の送信スロット期間TX21として送信され、この信号が受信先ノード4で受信スロット期間RX41として受信される。
【0041】
第3フレームでは、図7に示すように、送信元ノード1から第1チャンネルf1の送信スロット期間TX13があり、この信号が第1中継ノード2で受信スロット期間RX22として受信され、第1中継ノード2が備えるメモリに受信データが記憶される。また、このとき同時に、第2中継ノード3のメモリに記憶されたデータが、第2チャンネルf2の送信スロット期間TX31として送信され、この信号が受信先ノード4で受信スロット期間RX42として受信される。
【0042】
そして以後は、このときの伝送が続く限り、第2フレームの処理と第3フレームの処理(即ち図6に示す伝送状態と図7に示す伝送状態)とが繰り返し行われる。
【0043】
このように伝送処理を行うことで、送信元ノード1から各フレーム毎に連続して送信されるデータを、第1中継ノード2と第2中継ノード3とで1フレーム毎に交互に中継処理して、受信先ノード4に伝送する処理が行われ、送信元では第1チャンネルf1でのほぼ連続的な送信処理が行え、受信先では第2チャンネルf2でのほぼ連続的な受信処理が行え、2つのチャンネルを使用して、1つのチャンネルで伝送できるほぼ最大の伝送容量のデータの中継伝送ができる。
【0044】
この場合、本例の場合には各中継ノード2,3を構成する伝送装置で、受信チャンネル(周波数f1)と送信チャンネル(周波数f2)を変えるだけで、対応した伝送が行え、伝送チャンネルの対応した設定だけで、適切に必要なデータを中継して受信先まで伝送できる。
【0045】
なお、ここではノード1からノード4にデータを伝送する場合について説明したが、他のノード間の伝送を行うようにしても良い。但し、図4に示した本例のネットワーク構成としたとき、ノード1,4間の伝送以外の場合には、中継処理を行う必要がない。
【0046】
また、上述した例では、制御信号を用意された2チャンネルの内の一方のチャンネルf1でだけ伝送するようにしたが、他のチャンネルで制御信号を伝送させるようにしても良い。また、上述した例のように、各フレーム期間の先頭部分以外の期間で制御信号を伝送するようにしても良い。
【0047】
また、上述した例では各フレーム期間での送信元ノード1での送信周波数と受信ト先での受信周波数を固定し、中継ノード2,3での送信と受信の周波数を変化させるようにしたが、逆に各中継ノード2,3での送受信の周波数を固定させても良い。図9はこの場合の一例を示すタイムチャートであり、左側から順に第1フレーム,第2フレーム‥‥と連続したフレーム番号が付与され、第1チャンネルf1の各フレーム期間の先頭部分で制御信号S0 の伝送が行われているとする。このとき、送信元ノード1では、図9のAに示すように、奇数フレームのとき、第1チャンネルf1で送信スロット期間TX51,TX53‥‥の送信処理を行い、偶数フレームのとき、第2チャンネルf2で送信スロット期間TX52,TX54‥‥の送信処理を行う。
【0048】
第1中継ノード2では、図9のBに示すように、奇数フレームのとき、第1チャンネルf1で送信元ノード1から送信される信号を受信スロット期間RX61,RX62‥‥に受信して、このとき受信したデータをメモリに一旦蓄積させ、偶数フレームのとき、この蓄積したデータを第1チャンネルf1で送信スロット期間TX61,TX62‥‥に送信する。
【0049】
第2中継ノード3では、図9のCに示すように、偶数フレームのとき、第2チャンネルf2で送信元ノード1から送信される信号を受信スロット期間RX71,RX72‥‥に受信して、このとき受信したデータをメモリに一旦蓄積させ、奇数フレームのとき、この蓄積したデータを第2チャンネルf2で送信スロット期間TX71,TX72‥‥に送信する。
【0050】
受信先ノード4では、図9のDに示すように、偶数フレームのとき、第1チャンネルf1で第1中継ノード2から送信される信号を受信スロット期間RX81,RX83‥‥に受信し、奇数フレームのとき、第2チャンネルf2で第2中継ノード3から送信される信号を受信スロット期間RX82,RX84‥‥に受信する。
【0051】
このように処理することで、各中継ノードでは送信周波数と受信周波数を同じとすることができ、中継ノードとして伝送装置(中継装置)で送受信の周波数をフレーム毎に変える必要がなく、中継ノード側の処理が簡単になる。
【0052】
また上述した実施の形態では、送信元から受信先まで1回の中継で電波が届く場合のシステム構成について説明したが、送信元から受信先までの間で複数回中継して、より遠くまで伝送できるようにシステム構成した場合にも本発明を適用することは可能である。
【0053】
例えば図10にネットワーク構成を示すように、7つのノード101〜107で構成されて、ここでは送信元ノード101から最も遠い位置の受信先ノード107に何らかの信号を伝送するものとする。この例では第5中継ノード106を中心して他のノード101〜105及び107がほぼ等間隔で放射状に配置してあり、各ノードでは隣接するノードまでの通信が可能であるとする。受信先ノード107を除く各ノード101〜106の通信可能エリア101a〜106aを、図10に破線で示す。なお、この例では制御信号の送信元となるマスタの伝送装置は、システム内のほぼ中央に位置する第5中継ノード106とされ、他のノード(ここではノード101〜105及び107)はスレーブの伝送装置に設定される。また、ここでは各ノードで送受信に使用可能な伝送チャンネルとして、第1チャンネルf1,第2チャンネルf2,第3チャンネルf3の3つのチャンネル(周波数)が使用可能であるとする。
【0054】
このようなネットワーク構成で送信元ノード101から最も遠い位置の受信先ノード107に何らかの信号を伝送するとき、例えば第1フレームでは、図11に示すように、送信元ノード101から第1チャンネルf1で1スロットのデータを送信し、第1中継ノード102で受信させ、受信データを記憶させる。
【0055】
第2フレームでは、図12に示すように、送信元ノード101から第1チャンネルf1で1スロットのデータを送信し、第3中継ノード104で受信させると共に、第1中継ノード102が記憶した1スロットのデータを第2チャンネルf2で送信し、第2中継ノード103で受信させる。
【0056】
第3フレームでは、図13に示すように、送信元ノード101から第1チャンネルf1で1スロットのデータを送信し、第5中継ノード106で受信させると共に、第3中継ノード104が記憶した1スロットのデータを第2チャンネルf2で送信し、第4中継ノード105で受信させ、さらに第2中継ノード103が記憶した1スロットのデータを第3チャンネルf3で送信し、受信先ノード107で受信させる。
【0057】
第4フレームでは、図14に示すように、送信元ノード101から第1チャンネルf1で1スロットのデータを送信し、第1中継ノード102で受信させると共に、第4中継ノード105が記憶した1スロットのデータを第3チャンネルf3で送信し、受信先ノード107で受信させる。
【0058】
第5フレームでは、図15に示すように、送信元ノード101から第1チャンネルf1で1スロットのデータを送信し、第3中継ノード104で受信させると共に、第1中継ノード102が記憶した1スロットのデータを第2チャンネルf2で送信し、第2中継ノード103で受信させ、さらに第5中継ノード106が記憶した1スロットのデータを第3チャンネルf3で送信し、受信先ノード107で受信させる。
【0059】
そして以後は、通信が続く限り第3フレーム,第4フレーム,第5フレームの処理(即ち図13,図14,図15の処理)を繰り返し実行する。
【0060】
このように伝送処理が行われることで、3つの伝送チャンネルf1,f2,f3を効率良く使用した中継伝送が行われる。
【0061】
なお、以上説明したそれぞれの例では、同時に伝送される各信号で伝送チャンネル(伝送周波数)を変えるようにしたが、他の信号の伝送状態を変化させて、受信側で選択的に信号を受信するようにしても良い。例えば、各信号を所定の拡散符号により拡散して伝送するいわゆるCDMA方式を伝送方式として適用し、伝送周波数としては各ノード間で同じ周波数帯を使用して、上述した実施の形態で説明した第1,第2,第3のチャンネルf1,f2,f3の代わりに、第1の拡散符号,第2の拡散符号,第3の拡散符号を使用して、それぞれの伝送信号を拡散して伝送させることで、同様の伝送処理が行える。
【0062】
また、上述した各実施の形態で示した伝送周波数帯などの値は一例を示したものであり、本発明は各種伝送方式の伝送システムで中継伝送する場合に適用できるものである。
【0063】
【発明の効果】
本発明によると、少なくとも2つの中継ノードを介して受信ノードに無線伝送するので、その2つの中継ノードで分散して中継処理が行え、用意された伝送帯域を効率良く使用して中継伝送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるシステム構成例を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態による伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の変形例(中継だけを行う例)による伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態によるネットワーク構成例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態による第1フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態による第2フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態による第3フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態による通信状態(送信元の周波数を固定した例)を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の実施の形態の変形例による通信状態(中継ノードの周波数を固定した例)を示すタイムチャートである。
【図10】本発明の他の実施の形態によるネットワーク構成例を示す説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態による第1フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図12】本発明の他の実施の形態による第2フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図13】本発明の他の実施の形態による第3フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施の形態による第4フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図15】本発明の他の実施の形態による第5フレーム伝送状態を示す説明図である。
【図16】従来の中継伝送状態の一例を示す説明図である。
【図17】従来の中継伝送状態の一例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…送信元ノード、2…第1中継ノード、3…第2中継ノード、4…受信先ノード、1a,2a,3a,4a…通信可能エリア、20…伝送装置、22…無線処理部、23…データ変換部、24…メモリ、25…インターフェース、26…制御部、30…中継装置、32…無線処理部、33…データ変換部、34…メモリ、35…制御部

Claims (8)

  1. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される無線伝送システムであって、
    上記送信元ノードは、第1の周波数の無線信号を、フレーム周期で繰り返し送信し、
    上記第1及び第2の中継ノードは、1フレーム期間の上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で第2の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第1の中継ノードと上記第2の中継ノードとで、受信するフレーム期間と送信するフレーム期間を反転させて設定し、
    上記受信先ノードは、上記第2の周波数の無線信号を、フレーム周期で受信することを特徴とする無線伝送システム。
  2. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される無線伝送システムであって、
    上記送信元ノードは、第1の拡散符号で拡散された無線信号を、フレーム周期で繰り返し送信し、
    上記第1及び第2の中継ノードは、1フレーム期間の上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で第2の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第1の中継ノードと上記第2の中継ノードとで、受信するフレーム期間と送信するフレーム期間を反転させて設定し、
    上記受信先ノードは、上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を、フレーム周期で受信することを特徴とする無線伝送システム。
  3. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される無線伝送システムであって、
    上記送信元ノードは、第1の周波数の無線信号と第2の周波数の無線信号を、1フレームごとに交互に送信し、
    上記第1の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第1の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記第2の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第2の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第2の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記受信先ノードは、上記第1の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、上記第2の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第2の周波数の無線信号を受信する処理とを、繰り返し行うことを特徴とする無線伝送システム。
  4. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成される無線伝送システムであって、
    上記送信元ノードは、第1の拡散符号で拡散された無線信号と第2の拡散符号で拡散された無線信号を、1フレームごとに交互に送信し、
    上記第1の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第1の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記第2の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第2の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記受信先ノードは、上記第1の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、上記第2の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理とを、繰り返し行うことを特徴とする無線伝送システム。
  5. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成されるシステム構成に適用される無線伝送方法であって、
    上記送信元ノードは、第1の周波数の無線信号を、フレーム周期で繰り返し送信し、
    上記第1及び第2の中継ノードは、1フレーム期間の上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で第2の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第1の中継ノードと上記第2の中継ノードとで、受信するフレーム期間と送信するフレーム期間を反転させて設定し、
    上記受信先ノードは、上記第2の周波数の無線信号を、フレーム周期で受信することを特徴とする無線伝送方法。
  6. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成されるシステム構成に適用される無線伝送方法であって、
    上記送信元ノードは、第1の拡散符号で拡散された無線信号を、フレーム周期で繰り返し送信し、
    上記第1及び第2の中継ノードは、1フレーム期間の上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で第2の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、上記第1の中継ノードと上記第2の中継ノードとで、受信するフレーム期間と送信するフレーム期間を反転させて設定し、
    上記受信先ノードは、上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を、フレーム周期で受信することを特徴とする無線伝送方法。
  7. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成されるシステム構成に適用される無線伝送方法であって、
    上記送信元ノードは、第1の周波数の無線信号と第2の周波数の無線信号を、1フレームごとに交互に送信し、
    上記第1の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第1の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記第2の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第2の周波数の無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第2の周波数の無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記受信先ノードは、上記第1の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第1の周波数の無線信号を受信する処理と、上記第2の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第2の周波数の無線信号を受信する処理とを、繰り返し行うことを特徴とする無線伝送方法。
  8. フレーム構成の無線信号を送信する送信元ノードと、上記送信元ノードから送信される無線信号を受信して中継送信する第1及び第2の中継ノードと、上記第1及び第2の中継ノードで中継送信された無線信号を受信する受信先ノードとで構成されるシ ステム構成に適用される無線伝送方法であって、
    上記送信元ノードは、第1の拡散符号で拡散された無線信号と第2の拡散符号で拡散された無線信号を、1フレームごとに交互に送信し、
    上記第1の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第1の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記第2の中継ノードは、上記送信元ノードから送信される上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、その受信した信号を、次の1フレーム期間で上記第2の拡散符号で拡散された無線信号として送信する処理を繰り返し行い、
    上記受信先ノードは、上記第1の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第1の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理と、上記第2の中継ノードから送信される、1フレーム期間の上記第2の拡散符号で拡散された無線信号を受信する処理とを、繰り返し行うことを特徴とする無線伝送方法。
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