JP2001257706A - 伝送制御方法および伝送制御装置 - Google Patents
伝送制御方法および伝送制御装置Info
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Abstract
生することのない適切なアクセス制御を行うことができ
る伝送制御方法および伝送制御装置を提供する。 【解決手段】 伝送制御方法は、ネットワークを構成す
る各伝送装置(ステーションA〜D)毎に所定の値を、
情報送信を開始するまでの時間CS1(40)〜CS4
(43)として設定し、任意の伝送装置は、その時間に
亘ってキャリアセンスを行い、キャリアセンスにより他
の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、任意の伝
送装置から情報伝送を行うので、他の伝送装置からの情
報伝送との衝突を防いで情報伝送を行うアクセス制御を
実現することができる。
Description
を各種装置に伝送して、複数の機器間でローカルエリア
ネットワーク(LAN)を構成する場合に適用して好適
な伝送制御方法および伝送制御装置に関するものであ
る。
めに、例えば、IEEE1394−1995フォーマッ
トで規定された高速シリアルバスを利用して情報を伝送
する方法が一般的になりつつある。
ットで規定された高速シリアルバスを流れるデジタル情
報を無線伝送する方法として、現在ワイヤレス1394
フォーマットが検討され始めている。
・ネットワーク)システムなどに用いられてきたアクセ
ス制御方法として、例えば、情報送信に先立って、ラン
ダムな待ち時間を設定し、その時間内に他の伝送装置か
ら送信された信号(キャリア)を検出した場合には、情
報送信を行わず、再度、ランダムな待ち時間を設定し
て、他局からの送信を妨げないで、自局の送信を行う、
いわゆるランダムアクセス制御方法が広く用いられてき
た。
ットワーク上に特別な制御局を配置する必要が無く、自
立分散型のネットワークを形成して、任意のタイミング
で非同期情報の伝送が容易に行えるというメリットがあ
った。
用することができるので、伝送が行われていない間の空
き時間は、他の無線ネットワークで利用することができ
るため、同一空間上での共存が可能になるというメリッ
トがあった。
フォーマットにおいては、周期的に帯域を予約した情報
伝送(アイソクロナス伝送)が行われるため、ある程度
の周期で一定となるフレーム構成を採用して、アイソク
ロナス伝送のために伝送帯域を周期的に確保する必要が
生じる。
報、特開平11−239114号公報などに記載されて
いる無線伝送方法を適用することにより、アイソクロナ
ス伝送を妨げないように、予約されていない領域を利用
して非同期情報伝送(アシンクロナス伝送)が行われる
ことが想定される。
ム構成例を示す図である。ここでは、便宜的にフレーム
を規定して示しているが、このようなフレーム構造を取
る必要は必ずしもない。図中、一定の伝送フレーム周期
130毎に到来する伝送フレームが規定されて、この中
に管理情報伝送領域131と情報伝送領域132が設け
られていることを表している。
ットワーク共通情報の報知のための下り管理情報伝送区
間(DM:Down Link Managemen
t)133が配置され、これに続いて、必要に応じて、
上り管理情報伝送区間(UM:Up Link Man
agement)134が配置されている。DMはフレ
ーム同期情報を含む下り管理領域(フレーム同期エリ
ア)であり、UMは上り管理領域(ノード同期エリア)
であり、ネットワークを構成する各通信局に対して、そ
れぞれ1つずつ割り当てられていて、複数の通信局での
送信が衝突することを防ぐ構成が考えられている。
域予約されている領域や、非同期伝送領域の情報などが
含まれている。つまり、情報伝送領域132は、必要に
応じて設定される帯域予約伝送領域135と、それ以外
の部分の非同期伝送領域136とによって構成されてい
る。
情報伝送領域のすべてを非同期伝送領域として伝送する
ことができる。
て、帯域予約伝送領域では、例えばIEEE1394フ
ォーマットによって規定されるアイソクロナス(Iso
chronous)伝送が行われて、非同期伝送領域で
は、非同期(Asynchronous)伝送などが行
える構成とすると好適である。
例えば、同じ無線伝送路(周波数)を時分割多重して情
報伝送を行う場合に、無線伝送を行った無線伝送装置で
は、その装置が送信した情報が、ほぼ同時に他の伝送装
置から送信された情報と、互いに衝突が発生してしまっ
たことを直接、瞬時に検出することができないという不
都合があった。
に用いられているキャリアセンスを用いたアクセス制御
方法では、ランダムな待ち時間を送信側の通信装置の判
断によって設定されるため、このランダムな待ち時間の
タイミングの設定次第によっては、隣接する伝送装置と
全く同時に情報送信を開始してしまうという不都合があ
った。
においては、任意のタイミングで非同期伝送を行おうと
しても、予約されている情報伝送領域を避けて、予約が
設定されていない情報伝送領域で情報伝送を行わなけれ
ばならないため、複数の伝送装置から、同時に送信が開
始される可能性が高く、送信情報が衝突してしまう可能
性が高くなるという不都合があった。
検出した場合に、再度ランダムな待ち時間のタイミング
を設定するが、ここで再設定したタイミングが、別の
(第3者の)伝送装置の待ち時間のタイミングと重複し
てしまう可能性が残るという不都合があった。
のように伝送に利用できない領域が存在する無線伝送路
に対して、従来のランダムな待ち時間を設定したキャリ
アセンス手法を適用した場合、アシンクロナス伝送に利
用できる時間領域が相対的に少なくなってしまうため、
送信までの待ち時間として同じタイミングが設定されや
すくなるという問題が生じる。その結果として、送信情
報が互いに衝突してしまう危険性が高くなる傾向にあ
り、アシンクロナス伝送の成立が難しくなってしまうと
いう不都合があった。
ば、無線ネットワークの制御局を設けて、この制御局か
らアクセス制御情報の送付を行うアクセス制御方法など
も考えられているが、制御局が伝送路上に常時アクセス
制御情報を送信しなければならいため、伝送路を他のシ
ステムで利用することができないなど、問題があること
が指摘されているという不都合があった。
れたものであり、他の伝送装置から送信された情報と衝
突が発生することのない適切なアクセス制御を行うこと
ができる伝送制御方法および伝送制御装置を提供するこ
とを課題とする。
御方法および伝送制御装置は、複数の伝送装置を利用し
てネットワークシステムを構成し、伝送路を時分割多重
して情報伝送を行う場合におけるアクセス制御方式とし
て、情報送信を行う場合、キャリアセンスを行って送信
待ち状態になる時間を、ネットワークを構成する各伝送
装置毎に、所定の値を個別に設定するものである。
ないように、送信を開始するまでの時間を設定して、そ
の間にキャリアセンスを行って、情報伝送が行われなけ
れば情報伝送を行う。
について、ネットワークを構成する各伝送装置に、互い
に衝突が発生しないように重複することなく、待ち時間
の値を設定する。
においては、アイソクロナス伝送領域が存在するため、
非同期伝送領域を情報伝送領域の全てに亘って確保する
ことができないため、非同期伝送領域が全ての時間に亘
って潤沢に確保されている無線LANシステムと同様の
ランダムアクセスによるキャリアセンスを直接適用して
しまうと、複数の伝送装置からの情報送信が重なり合っ
て、お互いに衝突する危険性が高いという問題を解決す
るために必要となる衝突回避手法である。
ンスを行って伝送路が空き状態であることを判断できる
時間を1つの基本単位として、この基本単位の整数倍の
値を、ネットワークを構成する各伝送装置にそれぞれ設
定するものである。
の伝送装置の間で衝突を回避することができる。
ワークにおける伝送制御方法として、情報送信を行う場
合、キャリアセンスを行って送信待ち状態になる時間
を、ネットワークを構成する各伝送装置毎に、所定の値
を個別に設定するものである。
装置毎に個別に付与される送信待ち時間を、伝送フレー
ム周期毎に周期的に順番に変更していくことで、無線伝
送路上での公平なアクセス制御を行うものである。
確に決めておくことで、たとえ下り管理情報を受信でき
なかった伝送装置に対しても、自動的に自らの送信待ち
時間を決定することができる。
クを構成し、時分割多重して情報伝送を行う際に、伝送
フレーム周期のうち、非同期伝送に利用できる領域の量
の変化に応じて、所定のアクセス制御によって1回で送
信できる最大情報量を可変とするものである。
伝送装置に設定された送信を開始する送信待ち時間と、
ネットワークを構成する伝送装置に設定されている最も
遅い送信を開始するまでの送信待ち時間と、を加算した
時間を設定して情報伝送を行うものである。
複数の伝送装置を用いたネットワークシステムにおける
情報伝送の衝突防止方法として、伝送装置毎に異なった
キャリアセンス時間を設定してアクセス制御を行い、所
定の伝送フレーム周期にて伝送装置毎の設定時間を順番
に変化させることによって公平なアクセスを保障するも
のである。
本実施の形態の伝送制御方法が適用されるネットワーク
システムの構成例を示す図である。例えば、図1に示す
ように、無線伝送装置11にはケーブル等を介してパー
ソナルコンピュータ1およびプリンタ出力装置2が有線
接続される。また、無線伝送装置12には同様にケーブ
ル等を介してVTR(ビデオテープレコーダ)3が有線
接続される。また、無線伝送装置13には同様にケーブ
ル等を介して電話機器5およびセットトップボックス4
が有線接続される。また、無線伝送装置14には同様に
してケーブル等を介してテレビジョン受像機6およびゲ
ーム機器7が有線接続される。このようにして、各機器
が各無線伝送装置に接続され、各無線伝送装置がネット
ワーク15を構成している。
に表した図である。図2中、黒丸で示す制御局の無線伝
送装置14を中心に、白丸で示す端末通信局の無線伝送
装置11、12、13で構成される無線ネットワーク1
5が形成されていることを示している。無線伝送装置1
1には実線で示すようにパーソナルコンピュータ1およ
びプリンタ出力装置2が接続される。また、無線伝送装
置12には同様に実線で示すようにVTR3が接続され
る。また、無線伝送装置13には同様に実線で示すよう
に電話機器5およびセットトップボックス4が接続され
る。また、無線伝送装置14には同様にして実線で示す
ようにテレビジョン受像機6およびゲーム機器7が接続
される。
て、制御局14は点線で示す回線22〜24を介してネ
ットワーク15上の全ての通信局11〜13との通信が
可能な状態を示している。
局13との直接伝送が不可能であるが、点線で示す回線
22、21を介してネットワーク15上の制御局14、
通信局12との通信は可能な状態を示している。
3、21、25を介してネットワーク15上の制御局1
4、通信局11、13との通信が可能な状態を示してい
る。
の直接伝送が不可能であるが、点線で示す回線24、2
5を介してネットワーク15上の制御局14、通信局1
2との通信は可能な状態を示している。
11〜14の構成例を示す。ここでは、各無線伝送装置
11〜14は基本的に共通の構成とされ、送信および受
信を行うアンテナ31と、このアンテナ31に接続され
て無線送信処理および無線受信処理を行う無線送受信処
理部32を備えて、他の伝送装置との間の無線伝送がで
きる構成としている。
送信および受信が行われる伝送方式としては、例えばO
FDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplex:直交周波数分
割多重)方式と称されるマルチキャリア信号による伝送
方式を適用し、送信および受信に使用する周波数として
は、例えば非常に高い周波数帯域(例えば5GHz帯)
が使用される。
は、比較的弱い出力が設定され、例えば屋内で使用する
場合、数m〜数十m程度までの比較的短い距離の無線伝
送ができる程度の出力としてある。
上の特定の周波数キャリア検出や、同期信号を検出する
機構を備え、この同期信号を受信した場合に、同期信号
に続く情報部分の受信を行うことができる構成となって
いる。さらに、無線送受信処理部32で送信する情報信
号に対するアクセス制御処理を行うために、計時機構を
具備し、無線送受信処理部32で検出したキャリアを用
いてアクセス制御処理を行う伝送制御処理部33を備え
ている。
号のうち、情報信号のデータ変換と、無線送受信処理部
32で送信する情報信号のデータ変換を行う情報変換処
理部34を備える。
ーフェース部35を介して、接続される機器39に供給
すると共に、接続される機器39から供給されるデータ
を、インターフェース部35を介して情報変換処理部3
4に供給して変換処理できる構成としてある。
ス部35の外部インターフェースとして、例えば、IE
EE1394フォーマットのような高速シリアルバス3
8を経由して、接続される機器39に対して、音声や映
像情報、あるいは各種データ情報の送受信が行うことが
できる構成としてある。あるいは、接続される機器39
の本体内部に、これら無線伝送装置を内蔵させるように
構成させても良い。
コンピュータなどで構成された制御部36の制御に基づ
いて処理を実行する構成としてある。
た信号が、アクセス制御情報などの制御信号である場合
には、その受信した信号を、伝送制御処理部33を介し
て制御部36に供給して、制御部36がその受信した制
御信号で示される状態に各部を設定する構成としてあ
る。
が接続してあり、その内部メモリー37に、通信制御に
必要なデータや、ネットワークを構成する通信局数、伝
送路の利用方法の情報などを一時記憶させる構成として
ある。送信待ち時間の設定については、制御部36から
伝送制御処理部33に対して、伝送フレーム周期毎にそ
の値が指示される。
6から他の伝送装置11〜13に対して伝送する、同期
信号やアクセス制御信号についても、制御部36から伝
送制御処理部33を介して無線送受信処理部32に供給
し、無線送信するようにしてある。
制御部36では、受信した信号が同期信号である場合に
は、その同期信号の受信のタイミングを制御部36が判
断して、その同期信号に基づいたフレーム周期を設定し
て、そのフレーム周期で通信制御処理を実行する構成と
してある。
アセンス時間を設定する例を示した図である。図4は、
無線伝送装置が4個配置されているネットワークを想定
し、それぞれの伝送装置毎に異なった送信待ち時間が設
定される様子を表している。
最短のキャリアセンス時間CS1(40)が設定され、
伝送装置(ステーション)Bでは、次に短いキャリアセ
ンス時間CS2(41)が設定され、伝送装置(ステー
ション)Cでは、さらに長いキャリアセンス時間CS3
(42)が設定され、伝送装置(ステーション)Dで
は、最も長いキャリアセンス時間CS4(43)が設定
される。
ち時間として、キャリアセンス時間CSR(44)が設
定されることとする。ここでは、便宜上、全ての伝送装
置において、同じ伝送可能量(45〜49)が設定され
ている状態を表している。
として設定されても良く、また、各情報伝送毎に異なっ
た値として設定されても良く、あるいは、伝送フレーム
周期内の非同期伝送領域の残りに応じて、異なった値と
して設定されても良い。
一伝送路における衝突回避の例を示した図である。ここ
では、図4における送信待ち時間の設定がなされている
場合に、伝送装置(ステーション)Aと、伝送装置(ス
テーション)Cとから情報伝送が行われる場合の例を示
している。また、伝送装置(ステーション)Aから伝送
可能量を超えた情報伝送が行われようとしてる場合の例
を示す。
を経過した場合に、伝送装置(ステーション)Aから、
伝送可能量までの情報量の情報伝送が行われる。
了後、キャリアセンス時間CS2(51)が経過した時
点で、伝送装置(ステーション)Bから情報伝送が行わ
れなかったため、キャリアセンス時間CS3(52)が
経過した後に、伝送装置(ステーション)Cから情報伝
送が行われる。
の伝送終了後、キャリアセンス時間CS4(53)が経
過した時点で、伝送装置(ステーション)Dから情報伝
送が行われなかったため、キャリアセンス時間CSR
(54)が経過した後に、伝送装置(ステーション)A
からの情報伝送が行われる状態を表している。
ち(キャリアセンス)時間を、伝送フレーム周期毎に順
番に変えて設定する状態の例を示したものである。
クが形成されている場合において、最初の伝送フレーム
周期1において、伝送装置(ステーション)Aの送信待
ち時間として、キャリアセンス時間CS1が設定され、
伝送装置(ステーション)Bの送信待ち時間として、キ
ャリアセンス時間CS2が設定され、伝送装置(ステー
ション)Cの送信待ち時間として、キャリアセンス時間
CS3が設定され、伝送装置(ステーション)Dの送信
待ち時間として、キャリアセンス時間CS4が設定され
ることを表している。
て、伝送装置(ステーション)Aの送信待ち時間とし
て、キャリアセンス時間CS2が設定され、伝送装置
(ステーション)Bの送信待ち時間として、キャリアセ
ンス時間CS3が設定され、伝送装置(ステーション)
Cの送信待ち時間として、キャリアセンス時間CS4が
設定され、伝送装置(ステーション)Dの送信待ち時間
として、キャリアセンス時間CS1が設定されることを
表している。
(ステーション)A、伝送装置(ステーション)B、伝
送装置(ステーション)Cおよび伝送装置(ステーショ
ン)Dに対して、このキャリアセンス時間CS1〜CS
4を順番に繰り返して変更することで、該当する伝送路
に対して公平にアクセスする権利を保障することができ
る。
を検出した場合にも、以降の情報伝送に対して伝送装置
毎に設定された送信待ち時間の設定値をそのまま用いる
例を示したが、自局の含まれるネットワーク内の他の伝
送装置の情報伝送を検出した場合には、それぞれの伝送
装置において送信待ち時間を減算することによって、よ
り効率よく伝送路を利用する方法への応用も考えられ
る。
での動作のフローチャートを示す。まず、ステップS1
にて所定の伝送フレーム周期における管理情報伝送領域
でなければこの処理を抜けるが、その領域である場合に
は、ステップS2において下り管理情報の受信を行う。
信できた場合には、ステップS3にて管理情報更新処理
のサブルーチンを行う。
ければ、今までの情報が継続使用されることとみなして
処理を続ける。
理のサブルーチンを行い一連の処理を抜ける。
ートを示す。図8は、図7のステップS3に対応するま
ず、ステップS5にて下り管理情報の中から、通信局数
に変化が生じたか否かを判断し、変化が生じた場合には
ステップS6にて通信局数の更新を行うと共に、再度送
信待ち時間の変更を行う。
の予約量に変化が生じたか否かを判断し、ステップS8
で伝送可能量の変化が必要か否かを判断する。ここで、
伝送可能量の更新が必要であると判断した場合に、ステ
ップS9にて、伝送可能量の更新を行い、一連の処理を
抜ける。
フローチャートを示す。図9は、図7のステップS4に
対応する。まず、ステップS10にて、前フレームにお
ける送信待ち時間の設定から1つのキャリアセンス時間
を加算する。
を獲得し、ステップS12にて、前述の加算した送信待
ち時間が、このネットワークにおける最大待ち時間を超
過したか否かを判断する。つまり、再度送信待ち時間C
SRと同等の時間となったか否かを判断する。
は、ステップS13にて最短キャリアセンス時間(CS
1)を、このフレーム周期において、この伝送装置の伝
送待ち時間として設定して処理を抜ける。なお、ステッ
プS12にて超過していなければ、ステップS13の処
理を行わない。
の動作のフローチャートである。まず、ステップS21
にて無線伝送の需要が発生しているか否かを判断し、伝
送が不要であれば処理を抜ける。伝送が必要であれば、
ステップS22にて、非同期情報伝送領域であるか否か
の判断をする。
でなければ、NOの分岐よりステップS23にて帯域予
約領域の終了の検出を行い、終了するまで処理を繰り返
すが、帯域予約伝送が終了した場合には、YESの分岐
よりステップS24に移行する。
S24にて伝送装置毎に設定された送信待ち時間を獲得
する。
動作と、ステップS26の送信待ち時間の経過の判断を
行う。
装置からのキャリアを検出した場合には、ステップS2
2に戻って、再度送信待ち処理を行う。
送装置からのキャリアを検出しなければ、ステップS2
7にて情報送信処理のサブルーチンを行う。
ャートである。図11は、図10のステップS27に適
応する。まず、ステップS30にて、1回のアクセス制
御に対する伝送可能量を参照すると共に、伝送フレーム
周期の終了位置を判定して、情報伝送が可能であるか否
かの判断を行う。
れば、ステップS31にて所定の情報量の情報送信処理
を行い、ステップS32にて全ての情報伝送が終了した
か否かの判断を行う。
不可能であれば、ステップS33にて、伝送可能量の超
過の判断を行い、伝送可能量を超過していた場合には、
ステップS34にて、現在の該当ネットワークにおける
通信局数から、最大キャリアセンス時間の情報を獲得
し、ステップS35にて再度送信待ち時間(CSR)の
設定を行う。
能量の超過以外に、例えば伝送フレーム周期の終了位置
と衝突すると判断した場合には、一連の処理を抜ける。
図中、下り管理情報を識別する識別子120、送信元局
を特定すると共に伝送フレーム周期を特定するために必
要な伝送フレーム周期情報121、情報伝送領域の内帯
域予約情報の伝送される部分を表す帯域予約情報12
2、このネットワークにおける伝送装置の構成数を表す
伝送装置数123、送信待ち時間の設定値を表す送信待
ち時間設定値124などが想定されている。なお、これ
以外にも必要となる情報を適宜追加しても良い。
1394フォーマットに適用される例を示したが、これ
に限らず、他の無線ネットワークにも適用されることは
いうまでもない。
置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して情報
伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御方法にお
いて、ネットワークを構成する各伝送装置毎に所定の値
を、情報送信を開始するまでの時間として設定し、任意
の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行
い、キャリアセンスにより他の伝送装置からの情報伝送
を検出しなければ、任意の伝送装置から情報伝送を行う
ので、他の伝送装置からの情報伝送との衝突を防いで情
報伝送を行うアクセス制御を実現することができるとい
う効果を奏する。
いて、所定の値は、任意の伝送装置がキャリアセンスを
行って、情報伝送の伝送路が空き状態であることを判断
できる時間を基本単位として、基本単位の整数倍の値
を、ネットワークを構成する各伝送装置毎に、それぞれ
情報送信を開始するまでの時間として設定するので、同
一ネットワーク内における他の伝送装置からの情報伝送
との衝突を防いで情報伝送を行うアクセス制御を実現す
ることができるという効果を奏する。
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御方法
において、所定の時間毎に伝送フレーム周期を設定し、
その伝送フレーム周期毎にネットワークを構成する各伝
送装置毎に、情報送信を開始するまでの時間を設定し、
任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
行い、他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、
任意の伝送装置から情報伝送を行うので、伝送フレーム
周期毎に他の伝送装置からの情報伝送との衝突を防いで
情報伝送を行うアクセス制御を実現することができると
いう効果を奏する。
いて、フレーム周期毎に設定される情報送信を開始する
までの時間については、フレーム周期が変わる毎に、各
伝送装置の間で有効となる送信を開始するまでの設定時
間を、伝送装置毎に順番に変更するようにし、任意の伝
送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行い、他
の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、任意の伝
送装置から情報伝送を行うので、伝送路上での公平なア
クセス制御を実現することができるという効果を奏す
る。
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御方法
において、情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用で
きる領域の量に応じて、所定のアクセス制御によって1
回で送信できる伝送可能量を可変量とするので、複数の
伝送装置間で伝送路を融通しあったアクセス制御を実現
することができるという効果を奏する。
いて、再び情報伝送を行う場合には、ネットワークを構
成する任意の伝送装置に設定された最も遅い送信を開始
するまでの時間と、任意の伝送装置に設定された送信を
開始する時間とを加算した時間を設定して、任意の伝送
装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行い、他の
伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、任意の伝送
装置から情報伝送を行うので、他の伝送装置からの情報
伝送と伝送路を分け合いながら情報伝送を行うアクセス
制御を実現することができるという効果を奏する。
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御装置
において、任意の伝送装置は、所定のアクセス制御のた
めに情報送信を開始するまでの開始時間を設定する設定
手段と、時間を計る計時手段と、計時手段を用いて開始
時間に亘ってキャリアセンスを行うキャリアセンス手段
と、を備え、キャリアセンス手段から他の伝送装置から
の情報伝送を検出しなければ、任意の伝送装置から情報
伝送を行うので、所定のアクセス制御のために情報送信
を開始するまでの開始時間を設定して、送信開始までの
時間に亘ってキャリアセンスを行い、他の伝送装置から
の情報伝送を検出しなければ、情報伝送を行うことによ
り、他の伝送装置からの情報伝送との衝突を防いで情報
伝送を行うアクセス制御を実現する伝送制御装置を得る
ことができるという効果を奏する。
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御装置
において、情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用で
きる領域の量を判断する判断手段と、所定のアクセス制
御によって1回で送信できる伝送可能量を設定する設定
手段と、を備え、非同期伝送の利用可能領域の量に応じ
て、1回の伝送可能量を設定するので、情報伝送に利用
できる領域の量を判断して、所定のアクセス制御によっ
て1回で送信できる伝送可能量を設定することにより、
複数の伝送装置間で伝送路を融通しあったアクセス制御
を実現する伝送制御装置を得ることができるという効果
を奏する。
ネットワーク構成例を示す図である。
る。
す図である。
ある。
ある。
の設定更新例を示す図である。
ある。
トである。
ある。
である。
す図である。
ットワーク、31……アンテナ、32……無線送受信処
理部、33……伝送制御処理部、34……情報変換処理
部、35……外部インターフェース部、36……制御
部、37……内部メモリー、38……シリアルバス、3
9……接続される機器、40……CS1、41……CS
2、42……CS3、43……CS4、44……CS
R、45〜49……伝送可能量、50……CS1、51
……CS2、52……CS3、53……CS4、54…
…CSR、
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
制御をする伝送制御方法において、 上記ネットワークを構成する各伝送装置毎に所定の値
を、情報送信を開始するまでの時間として設定し、 任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
行い、上記キャリアセンスにより他の伝送装置からの情
報伝送を検出しなければ、上記任意の伝送装置から情報
伝送を行うことを特徴とする伝送制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の伝送制御方法において、 上記所定の値は、上記任意の伝送装置がキャリアセンス
を行って、上記情報伝送の伝送路が空き状態であること
を判断できる時間を基本単位として、上記基本単位の整
数倍の値を、上記ネットワークを構成する各伝送装置毎
に、それぞれ情報送信を開始するまでの時間として設定
することを特徴とする伝送制御方法。 - 【請求項3】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
制御をする伝送制御方法において、 所定の時間毎に伝送フレーム周期を設定し、 その伝送フレーム周期毎に上記ネットワークを構成する
各伝送装置毎に、情報送信を開始するまでの時間を設定
し、 任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
行い、 他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、上記任
意の伝送装置から情報伝送を行うことを特徴とする伝送
制御方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の伝送制御方法において、 上記フレーム周期毎に設定される情報送信を開始するま
での時間については、フレーム周期が変わる毎に、各伝
送装置の間で有効となる送信を開始するまでの設定時間
を、伝送装置毎に順番に変更するようにし、 任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
行い、他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、
上記任意の伝送装置から情報伝送を行うことを特徴とす
る伝送制御方法。 - 【請求項5】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
制御をする伝送制御方法において、 上記情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用できる領
域の量に応じて、所定のアクセス制御によって1回で送
信できる伝送可能量を可変量とすることを特徴とする伝
送制御方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の伝送制御方法において、 再び情報伝送を行う場合には、上記ネットワークを構成
する任意の伝送装置に設定された最も遅い送信を開始す
るまでの時間と、上記任意の伝送装置に設定された送信
を開始する時間とを加算した時間を設定して、上記任意
の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行
い、他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、上
記任意の伝送装置から情報伝送を行うことを特徴とする
伝送制御方法。 - 【請求項7】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
制御をする伝送制御装置において、 任意の伝送装置は、 所定のアクセス制御のために情報送信を開始するまでの
開始時間を設定する設定手段と、 時間を計る計時手段と、 上記計時手段を用いて上記開始時間に亘ってキャリアセ
ンスを行うキャリアセンス手段と、 を備え、キャリアセンス手段から他の伝送装置からの情
報伝送を検出しなければ、上記任意の伝送装置から情報
伝送を行うことを特徴とする伝送制御装置。 - 【請求項8】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
制御をする伝送制御装置において、 上記情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用できる領
域の量を判断する判断手段と、 所定のアクセス制御によって1回で送信できる伝送可能
量を設定する設定手段と、 を備え、上記非同期伝送の利用可能領域の量に応じて、
上記1回の伝送可能量を設定することを特徴とする伝送
制御装置。
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