JP2001257706A - 伝送制御方法および伝送制御装置 - Google Patents

伝送制御方法および伝送制御装置

Info

Publication number
JP2001257706A
JP2001257706A JP2000070567A JP2000070567A JP2001257706A JP 2001257706 A JP2001257706 A JP 2001257706A JP 2000070567 A JP2000070567 A JP 2000070567A JP 2000070567 A JP2000070567 A JP 2000070567A JP 2001257706 A JP2001257706 A JP 2001257706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
time
information
network
control method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000070567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4304813B2 (ja
Inventor
Shigeru Sugaya
茂 菅谷
Hidemasa Yoshida
英正 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000070567A priority Critical patent/JP4304813B2/ja
Publication of JP2001257706A publication Critical patent/JP2001257706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4304813B2 publication Critical patent/JP4304813B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の伝送装置から送信された情報と衝突が発
生することのない適切なアクセス制御を行うことができ
る伝送制御方法および伝送制御装置を提供する。 【解決手段】 伝送制御方法は、ネットワークを構成す
る各伝送装置(ステーションA〜D)毎に所定の値を、
情報送信を開始するまでの時間CS1(40)〜CS4
(43)として設定し、任意の伝送装置は、その時間に
亘ってキャリアセンスを行い、キャリアセンスにより他
の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、任意の伝
送装置から情報伝送を行うので、他の伝送装置からの情
報伝送との衝突を防いで情報伝送を行うアクセス制御を
実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、無線信号
を各種装置に伝送して、複数の機器間でローカルエリア
ネットワーク(LAN)を構成する場合に適用して好適
な伝送制御方法および伝送制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、様々なデジタル情報を伝送するた
めに、例えば、IEEE1394−1995フォーマッ
トで規定された高速シリアルバスを利用して情報を伝送
する方法が一般的になりつつある。
【0003】このIEEE1394−1995フォーマ
ットで規定された高速シリアルバスを流れるデジタル情
報を無線伝送する方法として、現在ワイヤレス1394
フォーマットが検討され始めている。
【0004】従来から、無線LAN(ローカル・エリア
・ネットワーク)システムなどに用いられてきたアクセ
ス制御方法として、例えば、情報送信に先立って、ラン
ダムな待ち時間を設定し、その時間内に他の伝送装置か
ら送信された信号(キャリア)を検出した場合には、情
報送信を行わず、再度、ランダムな待ち時間を設定し
て、他局からの送信を妨げないで、自局の送信を行う、
いわゆるランダムアクセス制御方法が広く用いられてき
た。
【0005】このランダムアクセス制御方法は、無線ネ
ットワーク上に特別な制御局を配置する必要が無く、自
立分散型のネットワークを形成して、任意のタイミング
で非同期情報の伝送が容易に行えるというメリットがあ
った。
【0006】さらに、無線伝送路を伝送需要に応じて利
用することができるので、伝送が行われていない間の空
き時間は、他の無線ネットワークで利用することができ
るため、同一空間上での共存が可能になるというメリッ
トがあった。
【0007】現在、想定されているワイヤレス1394
フォーマットにおいては、周期的に帯域を予約した情報
伝送(アイソクロナス伝送)が行われるため、ある程度
の周期で一定となるフレーム構成を採用して、アイソク
ロナス伝送のために伝送帯域を周期的に確保する必要が
生じる。
【0008】この場合、特開平11−252090号公
報、特開平11−239114号公報などに記載されて
いる無線伝送方法を適用することにより、アイソクロナ
ス伝送を妨げないように、予約されていない領域を利用
して非同期情報伝送(アシンクロナス伝送)が行われる
ことが想定される。
【0009】図13は、従来方法による無線伝送フレー
ム構成例を示す図である。ここでは、便宜的にフレーム
を規定して示しているが、このようなフレーム構造を取
る必要は必ずしもない。図中、一定の伝送フレーム周期
130毎に到来する伝送フレームが規定されて、この中
に管理情報伝送領域131と情報伝送領域132が設け
られていることを表している。
【0010】このフレームの先頭にはフレーム周期やネ
ットワーク共通情報の報知のための下り管理情報伝送区
間(DM:Down Link Managemen
t)133が配置され、これに続いて、必要に応じて、
上り管理情報伝送区間(UM:Up Link Man
agement)134が配置されている。DMはフレ
ーム同期情報を含む下り管理領域(フレーム同期エリ
ア)であり、UMは上り管理領域(ノード同期エリア)
であり、ネットワークを構成する各通信局に対して、そ
れぞれ1つずつ割り当てられていて、複数の通信局での
送信が衝突することを防ぐ構成が考えられている。
【0011】この情報として、情報伝送領域において帯
域予約されている領域や、非同期伝送領域の情報などが
含まれている。つまり、情報伝送領域132は、必要に
応じて設定される帯域予約伝送領域135と、それ以外
の部分の非同期伝送領域136とによって構成されてい
る。
【0012】つまり、帯域予約伝送の必要がなければ、
情報伝送領域のすべてを非同期伝送領域として伝送する
ことができる。
【0013】このようなフレーム構造を採ることによっ
て、帯域予約伝送領域では、例えばIEEE1394フ
ォーマットによって規定されるアイソクロナス(Iso
chronous)伝送が行われて、非同期伝送領域で
は、非同期(Asynchronous)伝送などが行
える構成とすると好適である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の伝送方法では、
例えば、同じ無線伝送路(周波数)を時分割多重して情
報伝送を行う場合に、無線伝送を行った無線伝送装置で
は、その装置が送信した情報が、ほぼ同時に他の伝送装
置から送信された情報と、互いに衝突が発生してしまっ
たことを直接、瞬時に検出することができないという不
都合があった。
【0015】また、従来からの無線LANシステムなど
に用いられているキャリアセンスを用いたアクセス制御
方法では、ランダムな待ち時間を送信側の通信装置の判
断によって設定されるため、このランダムな待ち時間の
タイミングの設定次第によっては、隣接する伝送装置と
全く同時に情報送信を開始してしまうという不都合があ
った。
【0016】さらに、伝送帯域が予約されている伝送路
においては、任意のタイミングで非同期伝送を行おうと
しても、予約されている情報伝送領域を避けて、予約が
設定されていない情報伝送領域で情報伝送を行わなけれ
ばならないため、複数の伝送装置から、同時に送信が開
始される可能性が高く、送信情報が衝突してしまう可能
性が高くなるという不都合があった。
【0017】さらに、一旦、他の伝送装置からの送信を
検出した場合に、再度ランダムな待ち時間のタイミング
を設定するが、ここで再設定したタイミングが、別の
(第3者の)伝送装置の待ち時間のタイミングと重複し
てしまう可能性が残るという不都合があった。
【0018】つまり、ワイヤレス1394フォーマット
のように伝送に利用できない領域が存在する無線伝送路
に対して、従来のランダムな待ち時間を設定したキャリ
アセンス手法を適用した場合、アシンクロナス伝送に利
用できる時間領域が相対的に少なくなってしまうため、
送信までの待ち時間として同じタイミングが設定されや
すくなるという問題が生じる。その結果として、送信情
報が互いに衝突してしまう危険性が高くなる傾向にあ
り、アシンクロナス伝送の成立が難しくなってしまうと
いう不都合があった。
【0019】これらの問題を解決する方法として、例え
ば、無線ネットワークの制御局を設けて、この制御局か
らアクセス制御情報の送付を行うアクセス制御方法など
も考えられているが、制御局が伝送路上に常時アクセス
制御情報を送信しなければならいため、伝送路を他のシ
ステムで利用することができないなど、問題があること
が指摘されているという不都合があった。
【0020】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、他の伝送装置から送信された情報と衝
突が発生することのない適切なアクセス制御を行うこと
ができる伝送制御方法および伝送制御装置を提供するこ
とを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】ここで、本発明の伝送制
御方法および伝送制御装置は、複数の伝送装置を利用し
てネットワークシステムを構成し、伝送路を時分割多重
して情報伝送を行う場合におけるアクセス制御方式とし
て、情報送信を行う場合、キャリアセンスを行って送信
待ち状態になる時間を、ネットワークを構成する各伝送
装置毎に、所定の値を個別に設定するものである。
【0022】これにより、他局の情報伝送と衝突が生じ
ないように、送信を開始するまでの時間を設定して、そ
の間にキャリアセンスを行って、情報伝送が行われなけ
れば情報伝送を行う。
【0023】ここでは、このキャリアセンスの設定時間
について、ネットワークを構成する各伝送装置に、互い
に衝突が発生しないように重複することなく、待ち時間
の値を設定する。
【0024】例えば、ワイヤレス1394フォーマット
においては、アイソクロナス伝送領域が存在するため、
非同期伝送領域を情報伝送領域の全てに亘って確保する
ことができないため、非同期伝送領域が全ての時間に亘
って潤沢に確保されている無線LANシステムと同様の
ランダムアクセスによるキャリアセンスを直接適用して
しまうと、複数の伝送装置からの情報送信が重なり合っ
て、お互いに衝突する危険性が高いという問題を解決す
るために必要となる衝突回避手法である。
【0025】また、この所定の値としては、キャリアセ
ンスを行って伝送路が空き状態であることを判断できる
時間を1つの基本単位として、この基本単位の整数倍の
値を、ネットワークを構成する各伝送装置にそれぞれ設
定するものである。
【0026】これにより、ネットワークを構成する全て
の伝送装置の間で衝突を回避することができる。
【0027】さらに、フレーム構造を持った無線ネット
ワークにおける伝送制御方法として、情報送信を行う場
合、キャリアセンスを行って送信待ち状態になる時間
を、ネットワークを構成する各伝送装置毎に、所定の値
を個別に設定するものである。
【0028】また、このネットワークを構成する各伝送
装置毎に個別に付与される送信待ち時間を、伝送フレー
ム周期毎に周期的に順番に変更していくことで、無線伝
送路上での公平なアクセス制御を行うものである。
【0029】この順番に変更して行くアルゴリズムを明
確に決めておくことで、たとえ下り管理情報を受信でき
なかった伝送装置に対しても、自動的に自らの送信待ち
時間を決定することができる。
【0030】また、複数の伝送装置を用いてネットワー
クを構成し、時分割多重して情報伝送を行う際に、伝送
フレーム周期のうち、非同期伝送に利用できる領域の量
の変化に応じて、所定のアクセス制御によって1回で送
信できる最大情報量を可変とするものである。
【0031】また、再び情報伝送を行う場合には、その
伝送装置に設定された送信を開始する送信待ち時間と、
ネットワークを構成する伝送装置に設定されている最も
遅い送信を開始するまでの送信待ち時間と、を加算した
時間を設定して情報伝送を行うものである。
【0032】
【発明の実施の形態】本実施の形態の伝送制御方法は、
複数の伝送装置を用いたネットワークシステムにおける
情報伝送の衝突防止方法として、伝送装置毎に異なった
キャリアセンス時間を設定してアクセス制御を行い、所
定の伝送フレーム周期にて伝送装置毎の設定時間を順番
に変化させることによって公平なアクセスを保障するも
のである。
【0033】以下に、本実施の形態を説明する。図1は
本実施の形態の伝送制御方法が適用されるネットワーク
システムの構成例を示す図である。例えば、図1に示す
ように、無線伝送装置11にはケーブル等を介してパー
ソナルコンピュータ1およびプリンタ出力装置2が有線
接続される。また、無線伝送装置12には同様にケーブ
ル等を介してVTR(ビデオテープレコーダ)3が有線
接続される。また、無線伝送装置13には同様にケーブ
ル等を介して電話機器5およびセットトップボックス4
が有線接続される。また、無線伝送装置14には同様に
してケーブル等を介してテレビジョン受像機6およびゲ
ーム機器7が有線接続される。このようにして、各機器
が各無線伝送装置に接続され、各無線伝送装置がネット
ワーク15を構成している。
【0034】図2は、ネットワークの接続形態を模式的
に表した図である。図2中、黒丸で示す制御局の無線伝
送装置14を中心に、白丸で示す端末通信局の無線伝送
装置11、12、13で構成される無線ネットワーク1
5が形成されていることを示している。無線伝送装置1
1には実線で示すようにパーソナルコンピュータ1およ
びプリンタ出力装置2が接続される。また、無線伝送装
置12には同様に実線で示すようにVTR3が接続され
る。また、無線伝送装置13には同様に実線で示すよう
に電話機器5およびセットトップボックス4が接続され
る。また、無線伝送装置14には同様にして実線で示す
ようにテレビジョン受像機6およびゲーム機器7が接続
される。
【0035】ここで、無線ネットワーク15内におい
て、制御局14は点線で示す回線22〜24を介してネ
ットワーク15上の全ての通信局11〜13との通信が
可能な状態を示している。
【0036】これに対して、通信局11では遠方の通信
局13との直接伝送が不可能であるが、点線で示す回線
22、21を介してネットワーク15上の制御局14、
通信局12との通信は可能な状態を示している。
【0037】また、通信局12では点線で示す回線2
3、21、25を介してネットワーク15上の制御局1
4、通信局11、13との通信が可能な状態を示してい
る。
【0038】また、通信局13では遠方の通信局11と
の直接伝送が不可能であるが、点線で示す回線24、2
5を介してネットワーク15上の制御局14、通信局1
2との通信は可能な状態を示している。
【0039】図3に、各通信局を構成する無線伝送装置
11〜14の構成例を示す。ここでは、各無線伝送装置
11〜14は基本的に共通の構成とされ、送信および受
信を行うアンテナ31と、このアンテナ31に接続され
て無線送信処理および無線受信処理を行う無線送受信処
理部32を備えて、他の伝送装置との間の無線伝送がで
きる構成としている。
【0040】この場合、本例の無線送受信処理部32で
送信および受信が行われる伝送方式としては、例えばO
FDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplex:直交周波数分
割多重)方式と称されるマルチキャリア信号による伝送
方式を適用し、送信および受信に使用する周波数として
は、例えば非常に高い周波数帯域(例えば5GHz帯)
が使用される。
【0041】また、本例の場合には、送信出力について
は、比較的弱い出力が設定され、例えば屋内で使用する
場合、数m〜数十m程度までの比較的短い距離の無線伝
送ができる程度の出力としてある。
【0042】この無線送受信処理部32は、無線伝送路
上の特定の周波数キャリア検出や、同期信号を検出する
機構を備え、この同期信号を受信した場合に、同期信号
に続く情報部分の受信を行うことができる構成となって
いる。さらに、無線送受信処理部32で送信する情報信
号に対するアクセス制御処理を行うために、計時機構を
具備し、無線送受信処理部32で検出したキャリアを用
いてアクセス制御処理を行う伝送制御処理部33を備え
ている。
【0043】また、無線送受信処理部32で受信した信
号のうち、情報信号のデータ変換と、無線送受信処理部
32で送信する情報信号のデータ変換を行う情報変換処
理部34を備える。
【0044】さらに、情報変換処理部34から、インタ
ーフェース部35を介して、接続される機器39に供給
すると共に、接続される機器39から供給されるデータ
を、インターフェース部35を介して情報変換処理部3
4に供給して変換処理できる構成としてある。
【0045】ここでは、無線伝送装置のインターフェー
ス部35の外部インターフェースとして、例えば、IE
EE1394フォーマットのような高速シリアルバス3
8を経由して、接続される機器39に対して、音声や映
像情報、あるいは各種データ情報の送受信が行うことが
できる構成としてある。あるいは、接続される機器39
の本体内部に、これら無線伝送装置を内蔵させるように
構成させても良い。
【0046】また、無線伝送装置内の各部は、マイクロ
コンピュータなどで構成された制御部36の制御に基づ
いて処理を実行する構成としてある。
【0047】この場合、無線送受信処理部32で受信し
た信号が、アクセス制御情報などの制御信号である場合
には、その受信した信号を、伝送制御処理部33を介し
て制御部36に供給して、制御部36がその受信した制
御信号で示される状態に各部を設定する構成としてあ
る。
【0048】さらに、制御部36には内部メモリー37
が接続してあり、その内部メモリー37に、通信制御に
必要なデータや、ネットワークを構成する通信局数、伝
送路の利用方法の情報などを一時記憶させる構成として
ある。送信待ち時間の設定については、制御部36から
伝送制御処理部33に対して、伝送フレーム周期毎にそ
の値が指示される。
【0049】また、制御局の伝送装置14では制御部3
6から他の伝送装置11〜13に対して伝送する、同期
信号やアクセス制御信号についても、制御部36から伝
送制御処理部33を介して無線送受信処理部32に供給
し、無線送信するようにしてある。
【0050】また、制御局以外の伝送装置11〜13の
制御部36では、受信した信号が同期信号である場合に
は、その同期信号の受信のタイミングを制御部36が判
断して、その同期信号に基づいたフレーム周期を設定し
て、そのフレーム周期で通信制御処理を実行する構成と
してある。
【0051】図4は、各伝送装置間で、異なったキャリ
アセンス時間を設定する例を示した図である。図4は、
無線伝送装置が4個配置されているネットワークを想定
し、それぞれの伝送装置毎に異なった送信待ち時間が設
定される様子を表している。
【0052】図中、伝送装置(ステーション)Aでは、
最短のキャリアセンス時間CS1(40)が設定され、
伝送装置(ステーション)Bでは、次に短いキャリアセ
ンス時間CS2(41)が設定され、伝送装置(ステー
ション)Cでは、さらに長いキャリアセンス時間CS3
(42)が設定され、伝送装置(ステーション)Dで
は、最も長いキャリアセンス時間CS4(43)が設定
される。
【0053】さらに、再度送信を行うための再度送信待
ち時間として、キャリアセンス時間CSR(44)が設
定されることとする。ここでは、便宜上、全ての伝送装
置において、同じ伝送可能量(45〜49)が設定され
ている状態を表している。
【0054】なお、この設定は伝送装置毎に異なった値
として設定されても良く、また、各情報伝送毎に異なっ
た値として設定されても良く、あるいは、伝送フレーム
周期内の非同期伝送領域の残りに応じて、異なった値と
して設定されても良い。
【0055】図5は、本実施の形態を適用した場合の同
一伝送路における衝突回避の例を示した図である。ここ
では、図4における送信待ち時間の設定がなされている
場合に、伝送装置(ステーション)Aと、伝送装置(ス
テーション)Cとから情報伝送が行われる場合の例を示
している。また、伝送装置(ステーション)Aから伝送
可能量を超えた情報伝送が行われようとしてる場合の例
を示す。
【0056】図中、キャリアセンス時間CS1(50)
を経過した場合に、伝送装置(ステーション)Aから、
伝送可能量までの情報量の情報伝送が行われる。
【0057】この伝送装置(ステーション)Aの伝送終
了後、キャリアセンス時間CS2(51)が経過した時
点で、伝送装置(ステーション)Bから情報伝送が行わ
れなかったため、キャリアセンス時間CS3(52)が
経過した後に、伝送装置(ステーション)Cから情報伝
送が行われる。
【0058】さらに、この伝送装置(ステーション)C
の伝送終了後、キャリアセンス時間CS4(53)が経
過した時点で、伝送装置(ステーション)Dから情報伝
送が行われなかったため、キャリアセンス時間CSR
(54)が経過した後に、伝送装置(ステーション)A
からの情報伝送が行われる状態を表している。
【0059】図6は、各伝送装置毎に設定される送信待
ち(キャリアセンス)時間を、伝送フレーム周期毎に順
番に変えて設定する状態の例を示したものである。
【0060】図中、4つの伝送装置によってネットワー
クが形成されている場合において、最初の伝送フレーム
周期1において、伝送装置(ステーション)Aの送信待
ち時間として、キャリアセンス時間CS1が設定され、
伝送装置(ステーション)Bの送信待ち時間として、キ
ャリアセンス時間CS2が設定され、伝送装置(ステー
ション)Cの送信待ち時間として、キャリアセンス時間
CS3が設定され、伝送装置(ステーション)Dの送信
待ち時間として、キャリアセンス時間CS4が設定され
ることを表している。
【0061】さらに、次の伝送フレーム周期2におい
て、伝送装置(ステーション)Aの送信待ち時間とし
て、キャリアセンス時間CS2が設定され、伝送装置
(ステーション)Bの送信待ち時間として、キャリアセ
ンス時間CS3が設定され、伝送装置(ステーション)
Cの送信待ち時間として、キャリアセンス時間CS4が
設定され、伝送装置(ステーション)Dの送信待ち時間
として、キャリアセンス時間CS1が設定されることを
表している。
【0062】以降のフレーム周期3〜9毎に、伝送装置
(ステーション)A、伝送装置(ステーション)B、伝
送装置(ステーション)Cおよび伝送装置(ステーショ
ン)Dに対して、このキャリアセンス時間CS1〜CS
4を順番に繰り返して変更することで、該当する伝送路
に対して公平にアクセスする権利を保障することができ
る。
【0063】なお、ここでは、他の伝送装置の情報伝送
を検出した場合にも、以降の情報伝送に対して伝送装置
毎に設定された送信待ち時間の設定値をそのまま用いる
例を示したが、自局の含まれるネットワーク内の他の伝
送装置の情報伝送を検出した場合には、それぞれの伝送
装置において送信待ち時間を減算することによって、よ
り効率よく伝送路を利用する方法への応用も考えられ
る。
【0064】図7に、制御局以外の伝送装置(通信局)
での動作のフローチャートを示す。まず、ステップS1
にて所定の伝送フレーム周期における管理情報伝送領域
でなければこの処理を抜けるが、その領域である場合に
は、ステップS2において下り管理情報の受信を行う。
【0065】ここで、ステップS2で下り管理情報を受
信できた場合には、ステップS3にて管理情報更新処理
のサブルーチンを行う。
【0066】ステップS2で下り管理情報を受信できな
ければ、今までの情報が継続使用されることとみなして
処理を続ける。
【0067】さらに、ステップS4にて待ち時間設定処
理のサブルーチンを行い一連の処理を抜ける。
【0068】図8に、情報更新処理の動作のフローチャ
ートを示す。図8は、図7のステップS3に対応するま
ず、ステップS5にて下り管理情報の中から、通信局数
に変化が生じたか否かを判断し、変化が生じた場合には
ステップS6にて通信局数の更新を行うと共に、再度送
信待ち時間の変更を行う。
【0069】さらに、ステップS7にて、帯域予約伝送
の予約量に変化が生じたか否かを判断し、ステップS8
で伝送可能量の変化が必要か否かを判断する。ここで、
伝送可能量の更新が必要であると判断した場合に、ステ
ップS9にて、伝送可能量の更新を行い、一連の処理を
抜ける。
【0070】図9に、送信待ち時間の設定処理の動作の
フローチャートを示す。図9は、図7のステップS4に
対応する。まず、ステップS10にて、前フレームにお
ける送信待ち時間の設定から1つのキャリアセンス時間
を加算する。
【0071】さらに、ステップS11で現在の通信局数
を獲得し、ステップS12にて、前述の加算した送信待
ち時間が、このネットワークにおける最大待ち時間を超
過したか否かを判断する。つまり、再度送信待ち時間C
SRと同等の時間となったか否かを判断する。
【0072】ステップS12にて超過と判断した場合に
は、ステップS13にて最短キャリアセンス時間(CS
1)を、このフレーム周期において、この伝送装置の伝
送待ち時間として設定して処理を抜ける。なお、ステッ
プS12にて超過していなければ、ステップS13の処
理を行わない。
【0073】図10は、情報送信を行う場合の伝送装置
の動作のフローチャートである。まず、ステップS21
にて無線伝送の需要が発生しているか否かを判断し、伝
送が不要であれば処理を抜ける。伝送が必要であれば、
ステップS22にて、非同期情報伝送領域であるか否か
の判断をする。
【0074】ステップS22にて、非同期情報伝送領域
でなければ、NOの分岐よりステップS23にて帯域予
約領域の終了の検出を行い、終了するまで処理を繰り返
すが、帯域予約伝送が終了した場合には、YESの分岐
よりステップS24に移行する。
【0075】非同期情報伝送領域においては、ステップ
S24にて伝送装置毎に設定された送信待ち時間を獲得
する。
【0076】その後、ステップS25のキャリア検出の
動作と、ステップS26の送信待ち時間の経過の判断を
行う。
【0077】ステップS25で待ち時間の間に他の伝送
装置からのキャリアを検出した場合には、ステップS2
2に戻って、再度送信待ち処理を行う。
【0078】ステップS26で待ち時間に亘って他の伝
送装置からのキャリアを検出しなければ、ステップS2
7にて情報送信処理のサブルーチンを行う。
【0079】図11は、情報送信処理の動作のフローチ
ャートである。図11は、図10のステップS27に適
応する。まず、ステップS30にて、1回のアクセス制
御に対する伝送可能量を参照すると共に、伝送フレーム
周期の終了位置を判定して、情報伝送が可能であるか否
かの判断を行う。
【0080】ステップS30にて、情報伝送が可能であ
れば、ステップS31にて所定の情報量の情報送信処理
を行い、ステップS32にて全ての情報伝送が終了した
か否かの判断を行う。
【0081】さらに、ステップS30にて、情報伝送が
不可能であれば、ステップS33にて、伝送可能量の超
過の判断を行い、伝送可能量を超過していた場合には、
ステップS34にて、現在の該当ネットワークにおける
通信局数から、最大キャリアセンス時間の情報を獲得
し、ステップS35にて再度送信待ち時間(CSR)の
設定を行う。
【0082】ここで、ステップS33において、伝送可
能量の超過以外に、例えば伝送フレーム周期の終了位置
と衝突すると判断した場合には、一連の処理を抜ける。
【0083】図12に、下り管理情報の構成例を示す。
図中、下り管理情報を識別する識別子120、送信元局
を特定すると共に伝送フレーム周期を特定するために必
要な伝送フレーム周期情報121、情報伝送領域の内帯
域予約情報の伝送される部分を表す帯域予約情報12
2、このネットワークにおける伝送装置の構成数を表す
伝送装置数123、送信待ち時間の設定値を表す送信待
ち時間設定値124などが想定されている。なお、これ
以外にも必要となる情報を適宜追加しても良い。
【0084】なお、上述した本実施の形態はワイヤレス
1394フォーマットに適用される例を示したが、これ
に限らず、他の無線ネットワークにも適用されることは
いうまでもない。
【0085】
【発明の効果】本発明の伝送制御方法は、複数の伝送装
置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して情報
伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御方法にお
いて、ネットワークを構成する各伝送装置毎に所定の値
を、情報送信を開始するまでの時間として設定し、任意
の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行
い、キャリアセンスにより他の伝送装置からの情報伝送
を検出しなければ、任意の伝送装置から情報伝送を行う
ので、他の伝送装置からの情報伝送との衝突を防いで情
報伝送を行うアクセス制御を実現することができるとい
う効果を奏する。
【0086】また、本発明の伝送制御方法は、上述にお
いて、所定の値は、任意の伝送装置がキャリアセンスを
行って、情報伝送の伝送路が空き状態であることを判断
できる時間を基本単位として、基本単位の整数倍の値
を、ネットワークを構成する各伝送装置毎に、それぞれ
情報送信を開始するまでの時間として設定するので、同
一ネットワーク内における他の伝送装置からの情報伝送
との衝突を防いで情報伝送を行うアクセス制御を実現す
ることができるという効果を奏する。
【0087】また、本発明の伝送制御方法は、複数の伝
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御方法
において、所定の時間毎に伝送フレーム周期を設定し、
その伝送フレーム周期毎にネットワークを構成する各伝
送装置毎に、情報送信を開始するまでの時間を設定し、
任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
行い、他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、
任意の伝送装置から情報伝送を行うので、伝送フレーム
周期毎に他の伝送装置からの情報伝送との衝突を防いで
情報伝送を行うアクセス制御を実現することができると
いう効果を奏する。
【0088】また、本発明の伝送制御方法は、上述にお
いて、フレーム周期毎に設定される情報送信を開始する
までの時間については、フレーム周期が変わる毎に、各
伝送装置の間で有効となる送信を開始するまでの設定時
間を、伝送装置毎に順番に変更するようにし、任意の伝
送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行い、他
の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、任意の伝
送装置から情報伝送を行うので、伝送路上での公平なア
クセス制御を実現することができるという効果を奏す
る。
【0089】また、本発明の伝送制御方法は、複数の伝
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御方法
において、情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用で
きる領域の量に応じて、所定のアクセス制御によって1
回で送信できる伝送可能量を可変量とするので、複数の
伝送装置間で伝送路を融通しあったアクセス制御を実現
することができるという効果を奏する。
【0090】また、本発明の伝送制御方法は、上述にお
いて、再び情報伝送を行う場合には、ネットワークを構
成する任意の伝送装置に設定された最も遅い送信を開始
するまでの時間と、任意の伝送装置に設定された送信を
開始する時間とを加算した時間を設定して、任意の伝送
装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行い、他の
伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、任意の伝送
装置から情報伝送を行うので、他の伝送装置からの情報
伝送と伝送路を分け合いながら情報伝送を行うアクセス
制御を実現することができるという効果を奏する。
【0091】また、本発明の伝送制御装置は、複数の伝
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御装置
において、任意の伝送装置は、所定のアクセス制御のた
めに情報送信を開始するまでの開始時間を設定する設定
手段と、時間を計る計時手段と、計時手段を用いて開始
時間に亘ってキャリアセンスを行うキャリアセンス手段
と、を備え、キャリアセンス手段から他の伝送装置から
の情報伝送を検出しなければ、任意の伝送装置から情報
伝送を行うので、所定のアクセス制御のために情報送信
を開始するまでの開始時間を設定して、送信開始までの
時間に亘ってキャリアセンスを行い、他の伝送装置から
の情報伝送を検出しなければ、情報伝送を行うことによ
り、他の伝送装置からの情報伝送との衝突を防いで情報
伝送を行うアクセス制御を実現する伝送制御装置を得る
ことができるという効果を奏する。
【0092】また、本発明の伝送制御装置は、複数の伝
送装置を用いてネットワークを構成し、時分割多重して
情報伝送を行うためのアクセス制御をする伝送制御装置
において、情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用で
きる領域の量を判断する判断手段と、所定のアクセス制
御によって1回で送信できる伝送可能量を設定する設定
手段と、を備え、非同期伝送の利用可能領域の量に応じ
て、1回の伝送可能量を設定するので、情報伝送に利用
できる領域の量を判断して、所定のアクセス制御によっ
て1回で送信できる伝送可能量を設定することにより、
複数の伝送装置間で伝送路を融通しあったアクセス制御
を実現する伝送制御装置を得ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の無線伝送方法が適用される無線
ネットワーク構成例を示す図である。
【図2】ネットワーク接続形態を模式的に示した図であ
る。
【図3】各通信局を構成する無線伝送装置の構成例を示
す図である。
【図4】伝送装置毎の送信待ち時間の設定例を示す図で
ある。
【図5】同一伝送路上での衝突回避制御の例を示す図で
ある。
【図6】フレーム周期単位の伝送装置毎の送信待ち時間
の設定更新例を示す図である。
【図7】通信局での動作を示すフローチャートである。
【図8】情報更新処理例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】送信待ち時間設定例の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】情報通信局での動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】情報送信処理例の動作を示すフローチャート
である。
【図12】下り管理情報の例を示す図である。
【図13】従来方法による無線伝送フレーム構成例を示
す図である。
【符号の説明】
11,12,13,14……無線伝送装置、15……ネ
ットワーク、31……アンテナ、32……無線送受信処
理部、33……伝送制御処理部、34……情報変換処理
部、35……外部インターフェース部、36……制御
部、37……内部メモリー、38……シリアルバス、3
9……接続される機器、40……CS1、41……CS
2、42……CS3、43……CS4、44……CS
R、45〜49……伝送可能量、50……CS1、51
……CS2、52……CS3、53……CS4、54…
…CSR、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 620 H04L 13/00 307Z Fターム(参考) 5C056 FA01 FA03 FA05 HA01 HA04 5C064 BC11 DA01 DA09 5K033 AA01 BA01 BA15 CA07 CA13 DA17 DB16 5K034 AA01 CC02 CC05 DD03 EE03 FF02 FF13 HH01 HH65 MM14 QQ08 5K067 AA21 BB21 CC04 DD23 EE02 JJ16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
    構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
    制御をする伝送制御方法において、 上記ネットワークを構成する各伝送装置毎に所定の値
    を、情報送信を開始するまでの時間として設定し、 任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
    行い、上記キャリアセンスにより他の伝送装置からの情
    報伝送を検出しなければ、上記任意の伝送装置から情報
    伝送を行うことを特徴とする伝送制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の伝送制御方法において、 上記所定の値は、上記任意の伝送装置がキャリアセンス
    を行って、上記情報伝送の伝送路が空き状態であること
    を判断できる時間を基本単位として、上記基本単位の整
    数倍の値を、上記ネットワークを構成する各伝送装置毎
    に、それぞれ情報送信を開始するまでの時間として設定
    することを特徴とする伝送制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
    構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
    制御をする伝送制御方法において、 所定の時間毎に伝送フレーム周期を設定し、 その伝送フレーム周期毎に上記ネットワークを構成する
    各伝送装置毎に、情報送信を開始するまでの時間を設定
    し、 任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
    行い、 他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、上記任
    意の伝送装置から情報伝送を行うことを特徴とする伝送
    制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の伝送制御方法において、 上記フレーム周期毎に設定される情報送信を開始するま
    での時間については、フレーム周期が変わる毎に、各伝
    送装置の間で有効となる送信を開始するまでの設定時間
    を、伝送装置毎に順番に変更するようにし、 任意の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを
    行い、他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、
    上記任意の伝送装置から情報伝送を行うことを特徴とす
    る伝送制御方法。
  5. 【請求項5】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
    構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
    制御をする伝送制御方法において、 上記情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用できる領
    域の量に応じて、所定のアクセス制御によって1回で送
    信できる伝送可能量を可変量とすることを特徴とする伝
    送制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の伝送制御方法において、 再び情報伝送を行う場合には、上記ネットワークを構成
    する任意の伝送装置に設定された最も遅い送信を開始す
    るまでの時間と、上記任意の伝送装置に設定された送信
    を開始する時間とを加算した時間を設定して、上記任意
    の伝送装置は、その時間に亘ってキャリアセンスを行
    い、他の伝送装置からの情報伝送を検出しなければ、上
    記任意の伝送装置から情報伝送を行うことを特徴とする
    伝送制御方法。
  7. 【請求項7】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
    構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
    制御をする伝送制御装置において、 任意の伝送装置は、 所定のアクセス制御のために情報送信を開始するまでの
    開始時間を設定する設定手段と、 時間を計る計時手段と、 上記計時手段を用いて上記開始時間に亘ってキャリアセ
    ンスを行うキャリアセンス手段と、 を備え、キャリアセンス手段から他の伝送装置からの情
    報伝送を検出しなければ、上記任意の伝送装置から情報
    伝送を行うことを特徴とする伝送制御装置。
  8. 【請求項8】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
    構成し、時分割多重して情報伝送を行うためのアクセス
    制御をする伝送制御装置において、 上記情報伝送の伝送路の内、非同期伝送に利用できる領
    域の量を判断する判断手段と、 所定のアクセス制御によって1回で送信できる伝送可能
    量を設定する設定手段と、 を備え、上記非同期伝送の利用可能領域の量に応じて、
    上記1回の伝送可能量を設定することを特徴とする伝送
    制御装置。
JP2000070567A 2000-03-14 2000-03-14 伝送制御方法および伝送制御装置 Expired - Fee Related JP4304813B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070567A JP4304813B2 (ja) 2000-03-14 2000-03-14 伝送制御方法および伝送制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070567A JP4304813B2 (ja) 2000-03-14 2000-03-14 伝送制御方法および伝送制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001257706A true JP2001257706A (ja) 2001-09-21
JP4304813B2 JP4304813B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=18589281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000070567A Expired - Fee Related JP4304813B2 (ja) 2000-03-14 2000-03-14 伝送制御方法および伝送制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4304813B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004364309A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Microsoft Corp 時間制約付きデータへの無競合サービス品質の提供
JP2005333360A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Sony Corp 無線通信システム、無線通信方法及び装置
WO2006100955A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 通信端末及びネットワーク制御装置
JP2007259062A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nissan Motor Co Ltd 通信ネットワークシステム
JP2008131232A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Yokosuka Telecom Research Park:Kk 無線測位システム、基地局装置、測位方法、及びプログラム
JP2010114852A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Futaba Corp 無線メッシュネットワークシステムおよびその制御方法ならびに無線装置
JP2010114851A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Futaba Corp 無線メッシュネットワークシステムおよびその制御方法ならびに無線装置
JP2010522464A (ja) * 2007-03-22 2010-07-01 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ランダムアクセス整列ハンドオーバ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004364309A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Microsoft Corp 時間制約付きデータへの無競合サービス品質の提供
JP4541036B2 (ja) * 2003-06-03 2010-09-08 マイクロソフト コーポレーション 時間制約付きデータへの無競合サービス品質の提供
KR101086579B1 (ko) 2003-06-03 2011-11-23 마이크로소프트 코포레이션 공통 무선 링크로의 선순위 데이터의 경쟁없는 액세스를 제공하는 방법 및 컴퓨터 판독가능 기록 매체
JP2005333360A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Sony Corp 無線通信システム、無線通信方法及び装置
WO2006100955A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 通信端末及びネットワーク制御装置
JP2007259062A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nissan Motor Co Ltd 通信ネットワークシステム
JP2008131232A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Yokosuka Telecom Research Park:Kk 無線測位システム、基地局装置、測位方法、及びプログラム
JP2010522464A (ja) * 2007-03-22 2010-07-01 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ランダムアクセス整列ハンドオーバ
JP2010114852A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Futaba Corp 無線メッシュネットワークシステムおよびその制御方法ならびに無線装置
JP2010114851A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Futaba Corp 無線メッシュネットワークシステムおよびその制御方法ならびに無線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4304813B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1289194B1 (en) Communication apparatus of a radio lan system and signal collision avoidance method for a radio lan system
US7593375B2 (en) Medium access control apparatus for use in a channel overlay network
US8824495B2 (en) System and method for reservation of disjoint time intervals in wireless local area networks
US7822008B2 (en) Mini-slot communication protocol
KR100655947B1 (ko) 전송제어방법 및 전송장치
US6542494B1 (en) Communication control method and transmission apparatus
US6728231B1 (en) Radio transmission method and radio transmission
KR20010062203A (ko) 무선 통신 시스템 및 그 방법과, 무선 통신 장치 및 그 방법
JP2001257706A (ja) 伝送制御方法および伝送制御装置
JP3651340B2 (ja) 無線伝送方法および無線伝送装置
JPH11331228A (ja) データ通信システム及びデータ通信方法
EP2341742B1 (en) Relay system, relay device and synchronization method
US6490459B1 (en) Communication control method and transmission apparatus
US6992996B2 (en) Network management method, wireless transmission method and wireless transmission apparatus
US8792463B2 (en) Method for managing a distribution of bandwidth in a communications network, corresponding storage means and slave node
JP2000307601A (ja) 無線伝送方法及び無線伝送装置
US11917682B2 (en) Wireless LAN system and interference control method
KR20010090866A (ko) 무선 근거리 통신망
US6961353B2 (en) Radio transmission method and radio transmission apparatus
KR100580834B1 (ko) 단말간 임의 접속방법 및 이를 위한 단말장치
WO2009042272A1 (en) Mechanism for communication with multiple wireless video area networks
US20040037321A1 (en) Network apparatus and network method
JP2001217841A (ja) 伝送制御方法及び伝送装置
JP2001257691A (ja) 無線伝送方法および無線伝送装置
JP2002111685A (ja) 無線伝送方法、無線伝送装置および無線伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees