JPH0783328B2 - タイムスロット割当て方式 - Google Patents

タイムスロット割当て方式

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JPH0783328B2
JPH0783328B2 JP6158989A JP6158989A JPH0783328B2 JP H0783328 B2 JPH0783328 B2 JP H0783328B2 JP 6158989 A JP6158989 A JP 6158989A JP 6158989 A JP6158989 A JP 6158989A JP H0783328 B2 JPH0783328 B2 JP H0783328B2
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JP
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time slot
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一彰 鬼頭
健一 小野
明人 小山田
仁 岩堀
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、1つの親局と複数の子局との間で無線回線に
よってデータを送受信する際のタイムスロット割当て方
式に関するものである。
(従来の技術) 従来において、第3図に示すように、1つの親局10と複
数の子局11a〜11nとの間を無線回線12a〜12nで接続し、
各子局11a〜11nは自己に予め設定された回線番号に対応
した無線回線上のタイムスロットで親局10との間でのデ
ータを送受するようにした時分割多元接続無線通信シス
テムがある。
このようなシステムにおいて、親局10と各子局11a〜11n
との間で送受される情報フレームは、制御情報を送受す
るための制御情報フィールドとデータを送受するための
データフィールドとに大別され、各フィールドは複数の
タイムスロットで構成され、それぞれの子局11a〜11nで
はディップスイッチ等のタイムスロット設定スイッチで
予め設定したタイムスロット番号に対応したタイムスロ
ットを使用して制御情報およびデータを送受する。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のように各子局11a〜11nではタイムスロ
ット設定スイッチによって設定したタイムスロットを自
己に割当てられたタイムスロットとして使用するように
した場合、複数の子局で同じタイムスロット番号が誤っ
て設定されると、同一タイムスロットで複数の子局がデ
ータを送受するという混線状態が生じ、通信障害を引き
起こすという問題があった。
本発明の目的は、通信障害が生じないように各子局のタ
イムスロットを割当てることができるタイムスロット割
当て方式を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、各子局では、親局から送信される制御情報の
うち自己の識別番号に一致する識別番号が含まれる制御
情報のタイムスロット番号に対応するデータ用タイムス
ロットを自己に割当てられたタイムスロットとして使用
することを特徴とする。
(作用) 各子局は、自己の識別番号に一致する識別番号が含まれ
る制御情報のタイムスロット番号に対応するデータ用タ
イムスロットを自己に割当てられたタイムスロットとし
て使用するため、タイムスロット番号を設定する必要も
なくなり、またその設定誤りによる通信障害も全く起こ
り得なくなる。
(実施例) 第1図は本発明を適用する親局10と子局11a〜11nの詳細
構成を示すブロック図であり、尾や局10と複数の子局11
a〜11nで構成されている。但し、子局11a〜11nは説明の
便宜上1つのみを代表して示している。図において、親
局10は複数のデータ端末101a〜101cに対応したインタフ
ェース回路102a〜102cと、これらインタフェース回路10
2a〜102cを介して入力されたデータ端末101a〜101cから
の送信データを多重化し、モデム104および無線機105を
介して子局11a〜11nに送信すると共に、モデム104およ
び無線機105を介して受信した各子局11a〜11nからの受
信データを宛先のデータ端末別に分離し、宛先のデータ
端末101a〜101cに転送する多重分離ユニット103を有し
ている。さらに、各データ端末101a〜101cや子局11a〜1
1nの状態を多重分離ユニット103の入出力情報によって
監視し、コンソール107に表示する監視制御ユニット106
を有している。ここで、データ端末101a〜101cは各子局
のデータ端末に対応するものではなく、親局10で独自に
必要とする端末であり、親局10とは独立して設けられる
こともある。
一方、各子局11a〜11nは、複数のデータ端末110a〜110c
に対応したインタフェース回路111a〜111cと、これらイ
ンタフェース回路111a〜111cを介して入力されたデータ
端末110a〜110cからの送信データを多重化し、モデム11
3および無線機114を介して親局10に送信すると共に、モ
デム113および無線機114を介して受信した親局10からの
受信データを宛先のデータ端末別に分離し、宛先のデー
タ端末110a〜110cに転送する多重分離ユニット112を有
している。さらに、各データ端末110a〜110cの状態を多
重分離ユニット112の入出力情報によって監視する監視
制御ユニット115を有している。
第2図は本発明によるタイムスロット割当て方式におい
て使用する情報フレームの構成の一例を示す図である。
ここで示す情報フレーム1は親局から各子局に対するも
のであり、フレームビットFの次に制御情報フィールド
2、データフィールド3を配置し、さらに汎用情報フィ
ールド4を配置したもので構成されている。
制御情報フィールド2は、拡大して示すようにN個の子
局に対応したコントロールタイムスロットCTS1〜CTSNが
マルチフレーム構造となったものであり、各コントロー
ルタイムスロットには子局の識別番号(ID番号)、通信
速度、通信方向、予備の情報を送受するためのタイムス
ロットに細分割されている。
一方、データフィールド3はN個のタイムスロットTS1
〜TSNで構成され、コントロールタイムスロットCTS1〜C
TSNのスロット番号1〜Nとは1対1で対応している。
そこで、子局は第2図の構成の情報フレーム1を受信し
たならば、各コントロールタイムスロットCTS1〜CTSNの
先頭に付加されて送信されてくる識別番号を順次に照合
し、自己の識別番号と一致しているコントロールタイム
スロットがあったならば、このコントロールタイムスロ
ットの番号に対応するデータ用のタイムスロットを自己
に割当てられたタイムスロットとして判断し、このタイ
ムスロットを使用してデータの送受を行う。
このように各子局の識別番号と一致する識別番号が送ら
れてくるコントロールタイムスロット番号に対応するデ
ータ用タイムスロットを自己のタイムスロットとして使
用することにより、各子局ではタイムスロット番号設定
操作を行う必要がなくなるうえ、タイムスロット番号の
設定操作の誤りによって他の子局との間で混線するとい
う事態もなくなり、障害なくデータの通信を行うことが
できる。
なお、子局は特定の場所に固定されるものであってもよ
く、限定された範囲で移動するものであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明においては、各子局は、親局
から送信される制御情報のうち自己の識別番号に一致す
る識別番号が含まれる制御情報のタイムスロット番号に
対応するデータ用タイムスロットを自己に割当てられた
タイムスロットとして使用するようにしたため、通信障
害が生じないようなタイムスロット割当てを自動的に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する親局と子局の一実施例を示す
構成図、第2図は本発明で用いる情報フレームの構成の
一例を示す図、第3図は時分割多元接続無線通信システ
ムの一般的構成図である。 1……情報フレーム、2……制御情報フィールド、3…
…データフィールド、、CTS1〜CTSN……コントロールタ
イムスロット、TS1〜TSN……データ用タイムスロット10
……親局、11a〜11n……子局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山田 明人 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 岩堀 仁 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの親局と複数の子局との間で通信を行
    う時分割多元接続無線通信システムにおいて、 各子局は、制御情報のタイムスロットとデータ用タイム
    スロットから成るフレーム構成で親局から送信される情
    報のうち制御情報のタイムスロットで送信される制御情
    報の中の自己の識別番号に一致する識別番号が含まれる
    制御情報のタイムスロット番号に対応するデータ用タイ
    ムスロットを自己に割当てられたタイムスロットとして
    使用することを特徴とするタイムスロット割当て方式。
JP6158989A 1989-03-14 1989-03-14 タイムスロット割当て方式 Expired - Fee Related JPH0783328B2 (ja)

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