JP3028068B2 - 衛星通信システムの回線制御方式 - Google Patents

衛星通信システムの回線制御方式

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JP3028068B2 JP9028507A JP2850797A JP3028068B2 JP 3028068 B2 JP3028068 B2 JP 3028068B2 JP 9028507 A JP9028507 A JP 9028507A JP 2850797 A JP2850797 A JP 2850797A JP 3028068 B2 JP3028068 B2 JP 3028068B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体衛星通信シ
ステムの回線制御方式に関し、特に複数の移動局を有す
るスター形態の衛星通信システムの回線制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数種類の端末を有する移動局と固定局
間の通信を行う移動体衛星通信システムでは、従来、衛
星通信回線の回線接続に符号分割多元接続方式を用いて
いるスター形態の衛星通信網が採用されている。かかる
システムにおいては、図2に示すように、移動局100
及び固定局200は、それぞれ衛星回線用の衛星モデム
を151〜154、251〜254を複数個用意してお
き、衛星回線接続用に回線制御専用の衛星モデム15
5、255を用いて、移動局の各端末101〜104か
ら任意に発生する発呼要求に応じて移動局100及び固
定局200の衛星モデムに対し、それぞれ拡散及び逆拡
散のための疑似雑音符号のパラメータを設定して通信用
の衛星回線の接続を行っている。
【0003】すなわち、移動局(子局)100側では、
端末101〜104が回線制御器140を介して各端末
対応の専用の衛星モデム151〜154と接続され、移
動局100と固定局200間の通信を円滑に行うため、
端末からの呼の要求に応じて衛星通信回線を設定した
り、呼が輻輳している場合に待機をさせる等の回線制御
が回線制御が回線制御専用衛星モデム155で行われ
る。図中、10はアンテナを示す。
【0004】また、固定局(親局)200側では、アン
テナ20を介してデータ授受が行われ、各端末専用の衛
星モデム251〜254で復調されたデータは、回線制
御器240を介して、対応する端末に復調データが送出
される。
【0005】このように、従来、移動局100には、端
末毎に決められた数種類の通信速度を処理できる衛星モ
デムを端末毎に固定し、更に回線制御専用の衛星モデム
を有し、ある端末から発呼要求があると、回線制御専用
回線を通じて、発呼要求のあった端末用の衛星モデムを
使用して衛星回線を設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかるシステムでは、
衛星モデムが処理可能な通信速度までしか衛星回線を使
用できないという問題がある。すなわち、符号多元接続
を行う際、衛星モデムは衛星回線上での決められた帯域
幅内で変調を行うために通信速度に上限ができてしま
う。したがって、各端末の通信速度は衛星モデムの通信
速度に依存してしまい、衛星モデムの通信速度より高速
な通信端末を使用できない。
【0007】また、衛星モデムが各種類の端末毎に固定
的に割当てられているために、接続可能な端末種類数が
衛星モデムの数量に限定されてしまい、端末の通信速度
の変化や増設等に対して、端末側の変更だけにとどまら
ず衛星モデムの増設も必要となり柔軟性が乏しい。
【0008】特開平4−103237号には、端末ある
いは中央処理装置からの呼要求に対して送信データ速度
に応じて同時にn本の公衆回線を確保し、一連のデータ
を時分割してn組のデータに振り分け、振り分けられた
データを連続化して変調し、回線へ送信するとともに、
データを受信した中央処理装置あるいは端末はそのデー
タを復調し、n本の回線から同時並列に送られた時分割
されたデータを復号化することにより、網特有の通信速
度の最大n倍の通信速度でデータを伝送するシステムが
開示されている。しかしながら、このシステムは、上述
衛星回線網における端末速度の向上と複数端末からの発
呼要求に対する柔軟な回線接続を可能とするものではな
い。
【0009】そこで、本発明の目的は、衛星モデムの有
する通信速度以上の通信を可能とし、更に端末からの発
呼要求に応じて柔軟な衛星回線接続を行う衛星通信シス
テムの回線制御方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による衛星通信システムの回線制御方式は、
移動局は、基準通信速度の整数倍の通信速度である複数
種類の通信速度をもつ端末と、これらの端末からの発呼
要求に応じて固定局との間で衛星回線の接続制御を行う
と同時に発呼元の端末の通信速度に応じて端末からのデ
ータを分離するための回線分離情報を作成する回線制御
器と、この回線分離情報を元に端末からのデータを一定
の通信速度に分離する多重/分離器と、通信用の複数個
の衛星モデムと、回線接続専用の衛星モデムを有し、固
定局は、複数の移動局との通信用で所定の通信速度の衛
星モデムと、前記移動局との回線接続を行うための回線
接続専用の衛星モデムと、前記移動局との回線接続を行
い前記移動局からの接続要求から必要な複数の衛星モデ
ムの設定と回線多重情報を作成し、許容できる衛星回線
数の監視を行う回線制御器と、前記回線多重情報から衛
星モデム側からのデータを接続する端末の通信速度に応
じて多重を行う多重/分離器を有し、前記固定局と移動
局の双方の多重/分離装置に基づき、発呼要求に応じて
複数のモデムを多重して衛星回線を設定するように構成
される。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について図
面を参照して説明する。図1は、本発明による衛星通信
システムの回線制御方式の一実施形態を示す構成ブロッ
ク図である。本構成は、符号分割多元方式を用いている
スター形態の衛星通信網の複数の移動局100と固定局
200から構成されている。
【0014】移動局100は、複数種類の、通信速度
x、2x、3x、…nxの端末101〜105と、これ
らの端末からの発呼要求に応じて固定局200との間で
衛星回線の接続制御を行うと同時に発呼元の端末の通信
速度に応じて端末からのデータを分離するための回線分
離情報を作成する回線制御器110と、この回線分離情
報を元に端末からのデータを一定の通信速度に分離する
多重/分離器120と、陸上局との間での通信用の複数
(n個)の衛星モデム131〜135と、回線接続専用
の衛星モデム136を有する。
【0015】一方、固定局200側は、複数の移動局と
の通信用で通信速度xの衛星モデム231〜235と、
移動局との回線接続を行うための回線接続専用の衛星モ
デム236と、移動局との回線接続を行い、移動局から
の接続要求から必要な複数の衛星モデム236の設定と
回線多重情報を作成し、さらに許容できる衛星回線数の
監視を行う回線制御器210と、回線多重情報から衛星
モデム側からのデータを接続する端末の通信速度に応じ
て多重を行う多重/分離器220を有する。
【0016】本発明では、固定局と移動局の双方に多重
/分離装置を備え、発呼要求に応じて複数のモデムを多
重して衛星回線を設定することによりモデムの有する処
理速度の衛星通信に加え、それ以上の高速衛星通信を行
うことを可能としている。
【0017】例えば、移動局100の通信速度2xの端
末102から発呼要求があった場合、回線制御器110
は、衛星モデム136を介して固定局200の回線制御
器210に通信速度が2xの端末からの発呼であること
を通知する。固定局200の回線制御器210は、通信
速度が2xであることを検出して、移動局100の回線
制御器110に対して衛星モデムの2個を通信用に設定
する旨を指示し、同時に固定局200の衛星モデム23
1〜235の2個を通信用に設定し、更に2個の衛星モ
デムに通信用の設定を行うとともに、多重/分離器12
0に対して端末102からの通信速度2xのデータをx
ずつに分離してそれぞれの設定された衛星モデムに送出
するよう指示する。
【0018】このようにして、端末102からの通信速
度2xのデータを2個の衛星モデムを同時に使用して衛
星回線を設定して通信を行うことができる。
【0019】例えば、衛星モデムの有する最大の通信処
理速度を4.8kbpsとし、移動局100の端末10
1を4.8kbpsの通信速度の端末と想定した場合、
端末101から発呼要求があると回線制御器110は、
固定局200の回線制御器210に対して回線接続専用
の衛星モデム136を通じて移動局100の端末101
から固定局側の端末への回線接続の要求を行う。
【0020】固定局200の回線制御器210は、接続
要求先の陸上側の端末が空いていること、衛星回線が収
容回線許容数を越えないことを確認したら、移動局10
0の回線制御部110を使用して固定局200の回線制
御部210と対向して、かつ衛星モデムを1台割り当て
ることで、4.8kbpsの衛星回線を構成することが
できる。
【0021】また、移動局100の端末101の4倍の
通信速度であr419.2kbpsの端末104を想定
した場合、端末104から発呼要求があると、回線制御
器110は、固定局200の回線制御器210に対して
回線接続専用の衛星モデム136を通じて移動局100
の端末104から固定局側の端末への回線接続の要求を
行う。
【0022】上述端末101からの発呼要求があった場
合と同様に、固定局200の回線制御器210は、接続
要求先の陸上側の端末が空いていること、衛星回線が収
容回線許容数を越えないことを確認したら、移動局10
0の回線制御部110を使用して固定局200の回線制
御部210及び多重/分離器120と多重/分離器22
0を対向させるとともに、衛星モデムを4台割り当てる
ことにより、19.2kbpsの衛星回線を構成するこ
とができる。
【0023】同様にして移動局100の通信速度nxの
端末104からの発呼要求があった場合には、n個の衛
星モデムを使用すれば、nxの通信速度の衛星通信が行
えることになる。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明の衛星通信シス
テムの回線制御方式では、衛星モデムの有する通信速度
以上の端末からでも複数の衛星モデムを用いて移動局と
固定局間の衛星回線を接続し、符号分割多元接続におけ
る衛星モデムの帯域幅内で端末間通信を行うことができ
る。また、固定局の回線制御器が監視している通信衛星
が許容できる衛星回線数以内であれば、移動1の各端末
の通信速度の変更にも衛星モデムの変更なしに適応でき
る。このように、本発明の衛星通信システムの回線制御
方式では、回線制御部と多重/分離器を用いることによ
り、固定の通信速度でなく、各端末の通信速度に対応さ
せた衛星回線を構成することができ、衛星モデムの使用
効率も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衛星通信システムの回線制御方式
の一実施形態の構成ブロック図である。
【図2】従来の衛星通信システムの回線制御方式の構成
ブロック図である。
【符号の説明】
100 移動局(子局) 200 固定局(親局) 101〜105 端末 110、210 回線制御器 120、220 多重/分離器 131〜136、231〜236 衛生モデム 10、20 アンテナ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動局は、基準通信速度の整数倍の通信速
    度である複数種類の通信速度をもつ端末と、これらの端
    末からの発呼要求に応じて固定局との間で衛星回線の接
    続制御を行うと同時に発呼元の端末の通信速度に応じて
    端末からのデータを分離するための回線分離情報を作成
    する回線制御器と、この回線分離情報を元に端末からの
    データを一定の通信速度に分離する多重/分離器と、通
    信用の複数個の衛星モデムと、回線接続専用の衛星モデ
    ムを有し、 固定局は、複数の移動局との通信用で所定の通信速度の
    衛星モデムと、前記移動局との回線接続を行うための回
    線接続専用の衛星モデムと、前記移動局との回線接続を
    行い前記移動局からの接続要求から必要な複数の衛星モ
    デムの設定と回線多重情報を作成し、許容できる衛星回
    線数の監視を行う回線制御器と、前記回線多重情報から
    衛星モデム側からのデータを接続する端末の通信速度に
    応じて多重を行う多重/分離器を有し、前記固定局と移
    動局の双方の多重/分離装置に基づいて、発呼要求に応
    じて複数のモデムを多重して衛星回線を設定する ことを
    特徴とする衛星通信システムの回線制御方式。
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