JP2978832B2 - Phs加入者回線多重方式 - Google Patents

Phs加入者回線多重方式

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JP2978832B2 JP9116653A JP11665397A JP2978832B2 JP 2978832 B2 JP2978832 B2 JP 2978832B2 JP 9116653 A JP9116653 A JP 9116653A JP 11665397 A JP11665397 A JP 11665397A JP 2978832 B2 JP2978832 B2 JP 2978832B2
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    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS無線基地局
(以下、CSと称す)を集線し遠隔地に設置されるCS
集線装置と、PHS交換機内加入者終端装置との間の通
信方式に関し、特にCS集線装置と加入者終端装置との
間を2M一次群伝送路で接続したPHS加入者回線多重
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPHSシステムには、図1に示す
ようなCS100,101,102を多数収容し集線機
能を有するCS集線装置206,207とPHS交換機
内の加入者線終端装置304とのインタフェースに、B
ellcore TR−TSY−000303に示すよ
うな1.5M一次群伝送路のタイムスロット上にISD
N基本インタフェース(以下、BRIと称す)の2B+
Dチャネルを図2のように時分割多重し、かつDチャネ
ルタイムスロット内に保守用Cチャネルを多重する方式
があった。また、TTC JT−Q931−bに示すよ
うに、あるBRIのチャネルを他のBRIのBチャネル
の制御用チャネルとして用いるDチャネル共用のインタ
フェース構造を有する形態があり、従来この形態には、
8BRIを用いた16B+Dのインタフェース構造を有
するものがあった。
【0003】なお図1において、400はネットワーク
(NW)、401は呼処理プロセッサ(CP)である。
【0004】また、従来のPHS交換機トラヒック制御
方法として、処理能力以上に発生するTTC JT−Q
931−bで規定される発呼/位置登録メッセージに対
して、切断メッセージを交換機からCS集線装置へ返送
する手順があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
1.5M一次群伝送路を用いた方式はあるが、2M一次
群伝送路を用いた方式はなく、かつ1.5M一次群伝送
路の場合、経済的な回線使用方法ではなかった。その理
由は、従来の1.5M一次群伝送路を用いた方式では、
1BRIのDチャネルで8BRIのBチャネル(16
B)の呼制御を行っており、7Dチャネル分が未使用で
あったからである。
【0006】また、従来のトラヒック制御には、発呼/
位置登録メッセージに対して、切断メッセージを交換機
からCS集線装置へ返送する手順があったが、CS集線
装置の数が多くなると、新たな発呼/位置登録のみなら
ず、呼設定手順途中の呼もCS集線装置−交換機間およ
び交換機内部の遅延によりレイヤ3のタイマー(T31
0)のタイムアウトで最悪切断される問題があった。そ
の理由は、従来のトラヒック制御では、CS集線装置の
数が多くなり、処理能力以上の呼情報を受信すると処理
待ちのキューに待たされるため、呼情報が多くなればな
るほどキューに待たされる時間が長くなるからである。
【0007】本発明の目的は、2M一次群伝送路に14
B+Dチャネル呼制御グループを2グループ多重するこ
とにより、回線使用効率が良く、かつ従来の1.5M一
次群伝送路を用いたCS集線装置および加入者終端装置
のレイヤ3機能であるTTCJT−Q931−bに準拠
した16B+Dのインタフェース構造を変更することの
不要な容易な通信方式を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、呼制御情報チャネル
(Dチャネル)とは異なり、Dチャネルと同一タイムス
ロットに多重した保守制御情報チャネル(Cチャネル)
を使用したトラヒック制御により、過負荷時にも所定の
処理能力を実現できる通信方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のPHS加入者回
線多重方式は、CS集線装置と交換機側の加入者終端装
置間の2M一次群伝送路に14B+D+Cチャネル呼制
御グループを2グループ多重する方式である。具体的に
はCS集線装置内に、D+Cチャネルを終端しTTC
JQ−Q921−bレイヤ2プロトコル制御、および加
入者終端装置からの保守制御情報を受信する第1のD+
Cチャネル終端手段と、14B+D+Cチャネル構成の
第1の2M一次群伝送路のインタフェース手段と、2M
一次群伝送路インタフェースの“D+Cチャネル”と第
1のD+Cチャネル終端手段を接続する時分割多重スイ
ッチ部およびスイッチ制御手段を有する。さらに、加入
者終端装置内には、D+Cチャネルを終端しTTC J
T−Q921−bレイヤ2プロトコル制御、および保守
制御情報を送信する第2のD+Cチャネル終端手段と第
2の2M一次群伝送路のインタフェース手段と、2M一
次群伝送路インタフェースの“D+Cチャネル”とD+
Cチャネル終端手段を接続する第2の時分割多重スイッ
チおよびスイッチ制御手段を有する。
【0010】また、加入者終端装置からCS集線装置へ
保守制御情報チャネル(Cチャネル)を使用しトラヒッ
ク規制を指示することも他の特徴である。具体的には、
加入者終端装置内に、CS集線装置からのトラヒック量
を監視しトラヒック規制値を決定する手段と、トラヒッ
ク規制値を保守制御情報チャネル(Cチャネル)を使用
しCS集線装置へ送出する手段を有し、CS集線装置内
に加入者終端装置からの規制値を受信する手段と規制割
合に応じてCSからの発呼、位置登録信号に対して切断
信号を送出する手段を有する。
【0011】本発明により、CS集線装置および加入者
終端装置内の14B+D+Cチャネル配置を有する2M
一次群伝送路インタフェースの該当D+Cチャネルに、
時分割多重スイッチを用いて容易にD+Cチャネル終端
手段の情報を接続することでレイヤ3機能である16B
+Dチャネルのインタフェース構造を変更しないで、効
率のよい2M一次群伝送路を使用した加入者回線多重方
式が実現できる。
【0012】また、加入者終端装置内のDチャネル上の
トラヒック量を監視する手段により、CS集線装置単位
にトラヒック量を監視し、加入者終端装置の処理能力以
上のトラヒックの発生(輻輳状態)を検出する。輻輳状
態を検出すると、この輻輳しているDチャネル以外の通
信手段であるCチャネルを利用したD+Cチャネル終端
手段によりすばやくCS集線装置へ輻輳の度合いに応じ
たトラヒック規制を指示できる。CS集線装置は、D+
Cチャネル終端手段により加入者終端装置からのトラヒ
ック規制値を受信し、新規の発呼または位置登録メッセ
ージについて指示された規制値に比例した割合で切断メ
ッセージを送出する。このように加入者終端装置が輻輳
状態になった時、輻輳している呼制御用の通信手段以外
の保守制御のための通信手段を使用してCS集線装置へ
発信規制を指示することにより、輻輳時にも遅延が少な
く所定の呼量が処理できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図3を参照すると、無線基地局(CS)1
00を収容し遠隔地に設置されるCS集線装置206
は、ANSI T1.601で規定されるUインタフェ
ースを終端するCSインタフェース部200を有してい
る。L2終端部201は、TTC JT−Q921−b
レイヤ2プロトコルを終端する。第1の2M一次群伝送
路インタフェース部203は、図4に示すように14B
+D+Cチャネルを2グループ多重した2M一次群伝送
路でインタフェースする。第1のD+Cチャネル終端部
204は図4に示すD+Cチャネルを終端し、加入者終
端装置304とTTC JT−Q921−bレイヤ2プ
ロトコルで通信すると共に、加入者終端装置304から
の発信規制情報を受信する。第1の時分割多重スイッチ
部202は、CS集線制御部205からの制御でCSイ
ンタフェース部200とL2終端部201とのDチャネ
ルの接続、第1の2M一次群伝送路インタフェース部2
03と第1のD+Cチャネル終端部204とのD+Cチ
ャネルの接続、呼設定時のCSインタフェース部200
と第1の2M一次群伝送路インタフェース部203のB
チャネルとを接続する。CS集線制御部205は、L2
終端部201と第1の時分割多重スイッチ部202と第
1のD+Cチャネル終端部204と接続し、TTC J
T−Q931−bプロトコル制御、PHS呼の集線制
御、および発信規制制御を有する。
【0015】次に加入者終端装置304について説明す
る。加入者終端装置304は、図4に示すように14B
+D+Cチャネルを2グループ多重した2M一次群伝送
路で、CS集線装置206,207とインタフェースす
る第2の2M一次群伝送路インタフェース部300を有
している。第2のD+Cチャネル終端部301は、TT
C JT−Q921−bレイヤ2プロトコルでCS集線
装置206,207と通信すると共に、CS集線装置2
06,207へ加入者終端制御部303の制御により発
信規制情報を送信する。第2の時分割多重スイッチ部3
02は、加入者終端制御部303の制御により、第2の
2M一次群伝送路インタフェース部300と第2のD+
Cチャネル終端部301のD+Cチャネルを接続し、第
2の2M一次群伝送路インタフェース部300とNW4
00とのBチャネルを接続する。加入者終端制御部30
3は、TTC JT−Q931−bレイヤ3情報伝達機
能、およびレイヤ3情報のトラヒック量を監視し設定さ
れたしきい値を越えた場合に、CS集線装置206,2
07へ発信規制情報の送出指示制御機能を有する。
【0016】次に本発明の形態の動作について図3を参
照して詳細に説明する。
【0017】CS集線装置206内の第1の時分割多重
スイッチ部202は、あらかじめCS集線制御部205
の制御により、CSインタフェース部200のCS個々
のDチャネルとL2終端部201のレイヤ2プロトコル
接続チャネルを接続する。さらに第1の2M一次群伝送
路インタフェース部203からの図4に示すように配置
したD+Cチャネルのタイムスロットと第1のD+Cチ
ャネル終端部204からのD+Cチャネルタイムスロッ
トとを接続する。具体的には、2M一次群伝送路インタ
フェースのTS1を図5のTS0,TS17を図5のT
S1へ接続する。2M一次群伝送路インタフェース部2
03が複数実装される場合は、図5のTS2以降使用可
能であり、また、2M一次群伝送路インタフェース中の
D+Cチャネル数が2タイムスロット以上に必要になっ
た場合にも、この第1の時分割多重スイッチ部202で
タイムスロットの割り当てを変更するだけで容易に対応
できる。加入者終端装置304内の第2の時分割多重ス
イッチ部302は、あらかじめ加入者終端制御部303
の制御により、第2の2M一次群伝送路インタフェース
部300からの図4に示すように配置したD+Cチャネ
ルタイムスロットと、第2のD+Cチャネル終端部30
1からのD+Cチャネルタイムスロットとを接続する。
【0018】CS集線制御部205は、CSから発呼情
報を受信するとBチャネルに空きのあるグループを選択
し、このグループのDチャネルを終端する第1のD+C
チャネル終端部204を介して空きBチャネル番号を指
定した発呼情報を加入者終端装置304へ送出する。同
時にCS集線制御部205は、第1の時分割多重スイッ
チ202の、発呼したCSから指定されるCSインタフ
ェース部200のBチャネルタイムスロットと、第1の
一次群伝送路インタフェース部203の空きBチャネル
タイムスロットとを接続する。なお、呼切断時に呼設定
時の時分割多重スイッチ部202の接続を解放する。
【0019】次に加入者終端制御部303は、加入者終
端装置304の処理能力から算出する加入者終端制御部
303当たりの、ある単位時間当たりの最大呼処理可能
メッセージ数と、加入者終端制御部内でカウントする呼
処理メッセージ数とを比較し、ある単位時間内に最大呼
処理可能メッセージ量を越えた場合に、越えた時点で該
当CS集線装置に割り当てたすべてのCチャネルに対し
D+Cチャネル終端部301を介し発信規制指示をす
る。発信規制指示を送出するCS集線装置は、加入者終
端装置304に収容するCS集線装置数により定められ
る規定値を越えたメッセージ量を受信したCS集線装置
とし、規制値を越えた割合に比例し、この割合より規制
値の高く図6の規制値にもっとも近い値を選択し発信規
制値を送出する。
【0020】D+Cチャネル終端部301は、加入者終
端制御部303の指示により指示された規制値を、図6
に示すようにCチャネル上のC0,C1ビットにセット
し、CS集線装置206に送出する。CS集線装置20
6では、CS集線制御部205がD+Cチャネル終端部
204で受信した発信規制情報を一定周期で読み取り発
信規制指示を検出すると、それ以降の発呼メッセージに
対して規制割合に応じ、切断メッセージを返送する。ま
た、発信規制値の解除は、ある単位時間当たりのメッセ
ージ数が規定値よりも少なくなった時に規制値なしを指
示する。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図7を参照すると、PHS携帯電話
機1とインタフェースする無線基地局(CS)2を収容
し遠隔地に設置されるCS集線装置13は、ANSI
T1.601で規定されるUインタフェースを8回線終
端するCSインタフェース回路4および5と、32CS
のDチャネルを終端しTTC JT−Q921−bレイ
ヤ2制御機能を有するCSレイヤ2制御回路6と、交換
機24内の加入者終端装置21と図4に示すように14
B+D+Cチャネルを2グループ多重した2M一次群伝
送路でインタフェースする第1の一次群伝送路インタフ
ェース回路9および10と、交換機24内の加入者終端
装置21とCS集線装置13との間の図8で示される2
ビットで構成するDチャネルを介して加入者終端装置2
1とCS集線装置13との間の通信プロトコルであるT
TC JT−Q921−bレイヤ2プロトコルを制御す
る第1のレイヤ2制御回路11と、交換機24内の加入
者終端装置21からの図8で示される2ビットの発信規
制通知を含む6ビットで構成するCチャネル信号を受信
する保守信号受信回路12と、CSインタフェース回路
4および5とCSレイヤ2終端回路6と第1の一次群伝
送路インタフェース回路9および10と第1のレイヤ2
制御回路11と保守信号受信回路12とそれぞれ2M時
分割多重インタフェースで接続し、CSとのDチャネル
通信のためのCSインタフェース回路4および5とCS
レイヤ2終端回路6の接続、呼設定時のCS−加入者終
端装置21間Bチャネル接続のためのCSインタフェー
ス回路4または5と第1の一次群伝送路インタフェース
回路9または10の接続、加入者終端装置21とCS集
線装置13との通信のための第1の一次群伝送路インタ
フェース回路9および10と第1のレイヤ2制御回路1
1および保守信号受信回路12の接続をする第1の時分
割多重スイッチ8と、CSレイヤ2制御回路6と第1の
レイヤ2制御回路11と保守信号受信回路12と時分割
多重スイッチ8と接続し、TTC JT−Q931−b
レイヤ3プロトコル制御,発信規制制御,方路選択制御
機能を有し、CSからのPHS呼を集線するCS集線プ
ロセッサ7から構成する。
【0022】次に、交換機24内の加入者終端装置21
は、CS集線装置13,13−1,13−2と図4で示
すように14B+D+Cチャネルを2グループ多重した
2M一次群伝送路でインタフェースする第2の一次群伝
送路インタフェース回路14,15,25,および26
と、図8で示される2ビットで構成するDチャネルを介
してCS集線装置13との通信プロトコルであるTTC
JT−Q921−bレイヤ2プロトコルを制御する第
2のレイヤ2制御回路19と、図6で示される発信規制
情報を含む6ビットで構成する保守チャネルをCS集線
装置へ送出する保守信号送出回路20と、交換機内NW
22とインタフェースするNWインタフェース回路18
と、第2のレイヤ2制御回路19と保守信号送出回路2
0とNWインタフェース回路18と、第2の一次群伝送
路インタフェース回路14と時分割多重インタフェース
で接続し、加入者終端プロセッサ16の制御によりCS
集線装置13と加入者終端装置21との通信のための第
2の一次群伝送路インタフェース回路14,15,2
5,および26と第2のレイヤ2制御回路19および保
守信号送信回路20の接続、加入者終端装置13,13
−1,13−2とNW22間Bチャネル接続のための第
1の一次群伝送路インタフェース回路14,15,2
5,および26とNWインタフェース回路18の接続を
する第2の時分割多重スイッチ17と、TTC JT−
Q931−bレイヤ3情報伝達機能およびレイヤ3情報
のトラヒック量を監視し設定されたしきい値を越えた場
合に、CS集線装置13へ発信規制情報の送出指示制御
機能を有する加入者終端プロセッサ16から構成する。
【0023】次に本発明の実施例の動作について図7を
参照して説明する。
【0024】CS集線装置13内の第一の時分割多重ス
イッチ8は、図9に示すように、あらかじめCS集線プ
ロセッサ7からの制御により、CSインタフェース回路
4内で図10のように配置した2M時分割多重インタフ
ェース内のCS個々のDチャネルタイムスロットと、C
Sレイヤ2終端回路6内で図11のように配置した2M
時分割多重インタフェース内の個々のDチャネルタイム
スロットを接続する。また、第1の一次群伝送路インタ
フェース回路9および10からの図4に示すように配置
したD+Cチャネルタイムスロットと、第1のレイヤ2
制御回路11および保守信号受信回路12からの図5で
示すD+Cチャネルタイムスロットを接続する。具体的
には、第1の一次群伝送路インタフェース回路9のTS
1,TS17、および第1の一次群伝送路インタフェー
ス回路10のTS1,TS17をそれぞれ、第1のレイ
ヤ2制御回路11および保守信号受信回路12のTS
0,TS1,TS2,TS3に接続する。
【0025】加入者終端装置21内の第2の時分割多重
スイッチ17は、図12に示すように、あらかじめ加入
者終端プロセッサ16の制御により、第2の一次群伝送
路インタフェース回路14,15,25、および26か
らの図4に示すように配置したD+Cチャネルタイムス
ロットと、第2のレイヤ2制御回路19および保守信号
受信回路20からの図13で示すD+Cチャネルタイム
スロットを接続する。また、第2の一次群伝送路インタ
フェース回路14,15,25,および26からの図4
に示すように配置したBチャネルタイムスロットと交換
機内NW22とインタフェースするNWインタフェース
回路18のBチャネルタイムスロットを接続する。CS
集線プロセッサ7は、CSインタフェース回路4へ収容
するCSから発呼情報を受信するとBチャネルに空きの
あるグループを選択し、このグループのDチャネルを終
端する第1のレイヤ2制御回路11を介して空きBチャ
ネル番号を指定した発呼情報を交換機25内の加入者終
端装置21へ送出する。同時にCS集線プロセッサ7は
第1の時分割多重スイッチ8の、発呼したCSから指定
されるCSインタフェース回路4のBチャネルタイムス
ロットと第1の一次群伝送路インタフェース回路9の空
きBチャネルタイムスロットを接続する。なお、切断時
に時分割多重スイッチ8のCSインタフェース回路4と
第1の一次群伝送路インタフェース回路9間の接続を解
放する。
【0026】次に加入者終端プロセッサ16は、加入者
終端装置21の処理能力から算出する加入者終端プロセ
ッサ16当たりの、ある単位時間、たとえば2秒当たり
の最大呼処理可能メッセージ数と、加入者終端プロセッ
サ16内でカウントする呼処理メッセージ数とを比較
し、ある単位時間以内に最大呼処理可能メッセージ量を
越えた場合に、越えた時点で該当CS集線装置に割り当
てたすべてのCチャネルに対し保守信号送出回路20を
介し発信規制指示をする。発信規制指示を送出するCS
集線装置は、加入者終端装置21に収容するCS集線装
置の数により定められる規定値、たとえば“最大呼処理
可能メッセージ数÷CS集線装置数”を越えたメッセー
ジ量を受信したCS集線装置とし、規制値を越えた割合
に比例した発信規制値“(1/(受信メッセージ数÷規
定値))×100%”からこの規制値より高い値の図6
に示す規制値を選択し送出する。保守信号送出回路20
は、加入者終端プロセッサ16の指示により指示された
規制値を、図6に示すようにCチャネル上のC0,C1
ビットにセットし該当CS集線装置に送出する。該当C
S集線装置では、CS集線プロセッサ7が保守信号受信
回路12で受信したいずれかのCチャネル上の発信規制
情報を一定周期、たとえば100msで読み取り発信規
制指示を検出すると、それ以降の発呼/位置登録メッセ
ージに対して規制割合に応じ、図14に示すように切断
メッセージを返送する。たとえば、50%規制であれ
ば、1回おきの発呼メッセージに対し切断メッセージを
送出する。また、発信規制値の解除は、ある単位時間、
たとえば2秒当たりのメッセージ数が規定値よりも少な
くなった時に規制値なしを指示する。
【0027】次に本発明の第2の実施例の変形として1
4B+D+Cチャネルのグループは、nB+D+Cのグ
ループとして2M一次群伝送路のみならず、1.5M一
次群さらには、n次群まで適用できる。
【0028】次に本発明の第3の実施例の変形としてC
チャネル構成は、発信規制の段階を増やすため、他の制
御情報たとえばループバック試験情報、S/T点制御情
報等のために6ビット構成をnフレームのマルチフレー
ム構成と拡張してもよい。図15は、2フレームマルチ
の例を示している。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、交換機内の加入者終端
装置とCS集線装置間のインタフェースとして、従来の
1.5M一次群伝送路を用いた16B+Dチャネル構成
の従来のPHSシステムに比較し、容易かつ効率的な2
M一次群伝送路を使用したPHSシステムを構築でき
る。その理由は、従来のPHSシステムで用いられてき
たDチャネル共用のインタフェース構造(16B+D)
を変更することなく、2M一次群伝送路インタフェース
のB,D,Cチャネル配置を、未使用タイムスロットが
少なくなるよう配置するからである。
【0030】また本発明によれば、PHSシステムとし
て過負荷発生時にも所定の呼処理能力が実現可能とな
る。その理由は、情報量により処理遅延が発生する呼制
御情報チャネル以外の、情報量に依存しない保守制御情
報チャネルを使用し、すぐに入力される呼量をCS集線
装置側で抑制することができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のPHS加入者回線多重方式を示す構成図
である。
【図2】従来のCS集線装置と加入者終端装置間のタイ
ムスロット割付図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すPHS加入者線多重
方式の原理図である。
【図4】CS集線装置と加入者終端装置間のタイムスロ
ット割付図である。
【図5】CS集線装置内のD+Cチャネル終端部と時分
割多重スイッチ部間のタイムスロット割付図である。
【図6】発信規制値の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例を示すPHS加入者線多重方
式の構成図である。
【図8】CS集線装置と加入者終端装置間のD+Cチャ
ネル構成図である。
【図9】CS集線装置の詳細なブロック図である。
【図10】CS集線装置内のCSインタフェース部と時
分割多重スイッチ部間のタイムスロット割付図である。
【図11】CS集線装置内のL2終端部と時分割多重ス
イッチ部間のタイムスロット割付図である。
【図12】加入者終端装置の詳細なブロック図である。
【図13】加入者終端装置内のD+C終端部と時分割多
重スイッチ部間のタイムスロット割付図である。
【図14】切断メッセージの返送を示す図である。
【図15】本発明の他の実施例を示すCチャネル構成図
である。
【符号の説明】
1 PHS携帯電話機 2,3 PHS無線基地局 4,5 CSインタフェース回路 4−1,4−2 Uインタフェース回路 4−3,6−3,11−3,19−3 2M多重分離回
路 6 CSレイヤ2制御回路 7 CS集線プロセッサ 8 第1の時分割多重スイッチ 6−1,6−2,11−1,11−2,19−1,19
−2 レイヤ2終端回路 9,10 第1の2M一次群伝送路インタフェース回路 11 第1のレイヤ2制御回路 12 保守信号受信回路 13,13−1,13−2 CS集線装置 14,15,25,26 第2の2M一次群伝送路イン
タフェース回路 16 加入者終端プロセッサ 17 第2の時分割多重スイッチ 18 NWインタフェース回路 19 第2のレイヤ2制御回路 20 保守信号送信回路 21 加入者終端装置 22 NW 23 呼処理プロセッサ 24 交換機 100,101,102 無線基地局 200 CSインタフェース部 201 L2終端部 202 第1の時分割多重スイッチ部 203 第1の2M一次群伝送路インタフェース部 204 第1のD+Cチャネル部 205 CS集線制御部 206,207 CS集線装置 300 第2の2M一次群伝送路インタフェース部 301 第2のD+Cチャネル部 302 第2の時分割多重スイッチ部 400 NW 401 呼処理プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/30 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PHS無線基地局を集線し遠隔地に設置さ
    れるPHS無線基地局集線装置と、PHS交換機内加入
    者終端装置との間の通信方式において、14B+D+C
    チャネルの呼制御グループを2M一次群伝送路上に2グ
    ループ多重することを特徴とするPHS加入者回線多重
    方式。
  2. 【請求項2】PHS無線基地局集線装置単位のDチャネ
    ル上のトラヒック量を監視し、PHS無線基地局集線装
    置へ輻輳の度合いに応じたトラヒック規制をCチャネル
    を介して指示する手段と、 前記加入者終端装置からのトラヒック規制値に比例した
    割合でPHS無線基地局から受信する新規の発呼または
    位置登録メッセージに対して切断メッセージを送出する
    手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載のPH
    S加入者回線多重方式。
  3. 【請求項3】PHS無線基地局を集線し遠隔地に設置さ
    れるPHS無線基地局集線装置と、PHS交換機内加入
    者終端装置との間の通信方式において、 前記PHS無線基地局集線装置は、前記加入者終端装置
    と14B+D+Cチャネルの呼制御グループを単一伝送
    路上に2グループ多重した2M一次群伝送路でインタフ
    ェースする手段と、前記加入者終端装置とTTC JT
    −Q921−bを用いた通信のためのDチャネルおよび
    前記加入者終端装置からの保守制御情報の受信のための
    Cチャネルを終端する手段と、前記2M一次群伝送路で
    インタフェースの該当D+Cチャネルに前記D+Cチャ
    ネル終端手段のD+Cチャネル情報を時分割スイッチを
    用い接続する手段とを有し、 前記加入者終端装置は、前記PHS無線基地局終端装置
    と14B+D+Cチャネルの呼制御グループを単一伝送
    路上に2グループ多重した2M一次群伝送路でインタフ
    ェースする手段と、前記PHS無線基地局集線装置とT
    TC JT−Q921−bを用いた通信のためのDチャ
    ネルおよび前記PHS無線基地局集線装置へ保守制御情
    報の送信のためのCチャネルを終端する手段と、前記2
    M一次群伝送路でインタフェースの該当D+Cチャネル
    に前記D+Cチャネル終端手段のD+Cチャネル情報を
    時分割スイッチを用い接続する手段とを有し、 2M一次群伝送路に14B+D+Cチャネルを2グルー
    プ配置することを特徴とするPHS加入者回線多重方
    式。
  4. 【請求項4】前記加入者終端装置は、PHS無線基地局
    集線装置単位のDチャネル上のトラヒック量を監視し、
    前記加入者終端装置の処理能力以上のトラヒックの発生
    (輻輳状態)を検出すると、前記PHS無線基地局集線
    装置へ輻輳の度合いに応じたトラヒック規制を指示する
    手段と、トラヒック規制値を保守制御情報チャネル(C
    チャネル)を介してPHS無線基地局集線装置へ送出す
    る手段をさらに有し、 前記PHS無線基地局集線装置は、前記加入者終端装置
    からの保守制御信号からトラヒック規制値を受信する手
    段と、トラヒック規制値に比例した割合で前記PHS無
    線基地局から受信する新規の発呼または位置登録メッセ
    ージに対して切断メッセージを送出する手段をさらに有
    し、 加入者終端装置が輻輳状態になった時、呼制御用の通信
    手段以外の保守制御情報通信手段を使用してPHS無線
    基地局集線装置へ発信規制を指示することを特徴とする
    請求項3記載のPHS加入者回線多重方式。
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