JPH0798986A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0798986A
JPH0798986A JP5268199A JP26819993A JPH0798986A JP H0798986 A JPH0798986 A JP H0798986A JP 5268199 A JP5268199 A JP 5268199A JP 26819993 A JP26819993 A JP 26819993A JP H0798986 A JPH0798986 A JP H0798986A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセルの保持内容を差動出力により導出
する一対のデータ線を有する半導体記憶装置において、
選択時における電位確定時間を短絡する。 【構成】 メモリセルが非選択状態のとき、選択信号Y
Sがディセーブル状態に変化するタイミングに応答し
て、pMOSTrM14により一対のデータ線W、WB
を短絡する。 【効果】 次に選択状態なったときに前データやノイズ
の影響をなくし、読出すべきデータの電位差を即座に発
生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特にメモリセルの保持内容を差動出力により導出する一
対のデータ線を有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には従来の半導体記憶装置の構成が
示されている。この図の構成は、スタティックメモリに
バイポーラ差動アンプ回路を設けたものであり、1ビッ
ト分が示されている。図において、従来の半導体記憶装
置は、ワード線により選択されることによりディジット
線D及びDBにデータを出力するメモリセルMCと、こ
のメモリセルMCの出力を増幅してマルチプレクサを兼
ねたアンプ回路MUXに与えるセンスアンプ回路FSと
を含んで構成されている。なお、R1,R2はプルアッ
プ抵抗である。
【0003】この回路の構成を詳細に説明する。
【0004】複数個存在するメモリセルの内、ワード線
WLと一対のディジット線D,DBとにより選択された
メモリセルMCの情報がディジット線D,DB上の差動
電圧信号としてバイポーラ差動センスアンプ回路FSに
入力される。センスアンプ回路FSはベース入力のバイ
ポーラトランジスタ(BipTr)Q11,Q12及び
定電流用のnチャンネル型MOSトランジスタ(nMO
STr)M11,M12からなるエミッタフォロワ回路
を有する。そして、一対のデータ線W,WBへの出力
が、エミッタ共通の差動増幅回路を構成するBipTr
Q13,Q14のそれぞれのベースに入力される。これ
らBipTrの共通エミッタには定電流用のnMOST
rM13が接続されており、それぞれのコレクタから出
力信号が差電流の形で出力される。
【0005】また、nMOSTrM11,M12,M1
3のゲート端子には、このセンスアンプ回路FSを選択
するための選択信号YSが印加されている。センスアン
プ回路FSからの出力は電流電圧変換アンプ回路MUX
にて選択、レベル調整され読出し情報として出力され
る。
【0006】次に、かかる構成とされた半導体記憶装置
の動作を説明する。最高電位VCC付近の動作電圧にある
ディジット線D,DB上に表れるメモリセルMCからの
電圧振幅は、数10〜数100mVの微小電圧である。
これを入力とするセンスアンプ回路FSは、まずnMO
STrM11,M12からなるレベルシフト用のエミッ
タフォロワ回路を介すことで約0.8V低い電圧にそれ
ぞれ変換し、データ線W,WBへの出力信号としてBi
pTrQ13及びQ14による差動増幅回路に入力され
る。
【0007】ここで、データ線W,WBの差電圧はディ
ジット線D,DBと同じ微小な振幅のため、感度の高い
バイポーラトランジスタを用いた差動増幅回路を用いる
ことが効果的な回路構成となる。nMOSTrからなる
エミッタフォロワ回路を挿入する理由は、差動増幅回路
に適した入力電圧にするためと、ディジット線からみえ
る差動増幅回路までの信号線負荷を電気的に切離すため
である。
【0008】差動アンプの出力は各Trのコレクタ端子
から差電流となりアンプ回路MUXに入力されるのであ
り、複数個の増幅回路の中で選択された回路のみに定電
流を流すことで、情報の選択及び伝達を実現している。
もちろん、この差電流出力の元となる電流は差動アンプ
の定電流回路(TrM13)であるが、非選択時にはエ
ミッタフォロワ回路の定電流回路もオフにすることで消
費電流の削減を行っている。このようにしなければ多数
存在する差動アンプ回路の全てのエミッタフォロワに電
流が流れ、半導体装置全体の消費電力が大幅に増大して
しまうからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置においては、センスアンプ回路FSの制御信号
YSにより選択された時にエミッタフォロワ回路による
定電流が流れ始める。したがって、差動アンプの入力信
号であるエミッタフォロワ回路のデータ線W,WBの電
位が確定した後に差動アンプが動作することとなる。
【0010】一方、非選択状態で定電流なしとなったエ
ミッタフォロワ回路は、BipTrQ11及びQ12が
オフし電位が固定されない状態になっている。これはデ
ータ線W,WB上に最後に読出された電位情報が残って
いるか、若しくはノイズ等により未確定の電位になって
いること、すなわちフローティング状態であることを表
しており、その後の選択状態でデータ線W,WBが正常
な読出し情報を確定するまでに遅延時間が発生してしま
う。
【0011】近年のメモリ集積度の向上は、このエミッ
タフォロワ回路の信号線の負荷容量の増加により電位確
定時間の増大をもたらしており、高速動作を実現する上
で大きな障害になるという欠点がある。
【0012】本発明は上述した従来の欠点を解決するた
めになされたものであり、その目的は選択時における電
位確定時間を短縮することのできる半導体記憶装置を提
供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体記憶
装置は、メモリセルの保持出力を一対の差動信号として
導出する一対のデータ線と、この一対のデータ線の差動
信号を検出増幅する増幅手段と、前記増幅手段を活性制
御する活性化制御手段と、前記増幅手段の非活性時に前
記一対のデータ線をフローティング状態とするフローテ
ィング制御手段とを含む半導体記憶装置であって、前記
増幅手段の非活性時にフローティング状態にある前記一
対のデータ線同士を短絡する短絡制御手段を有すること
を特徴とする。
【0014】本発明による他の半導体記憶装置は、メモ
リセルの保持出力を一対の差動信号として導出する一対
のエミッタフォロワ手段と、この一対のエミッタフォロ
ワ出力を導出する一対のデータ線と、この一対のデータ
線の差動信号を検出増幅するバイポーラ差動増幅手段
と、前記差動増幅手段を活性制御する活性化制御手段
と、前記差動増幅手段の非活性時に前記一対のデータ線
同士を短絡しつつ所定電位に設定する手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明による半導体記憶装置の第1
の実施例の主要部の構成を示す回路図であり、図5と同
等部分は同一符号により示されている。
【0017】本実施例の回路が従来のものと異なる点
は、選択信号YSをゲート入力としたpチャンネル型M
OSTrM14がデータ線W,WB間に挿入されている
点である。このTrM14によって非選択時にデータ線
Wとデータ線WBとを短絡することにより、フローティ
ング状態が生じないようにするのである。
【0018】かかる構成において、最高電位VCC付近の
動作電圧にあるディジット線D,DB上に表れるメモリ
セルからの電圧振幅は、数10〜数100mVの微小電
圧である。これを入力とするセンスアンプ回路は、まず
レベルシフト用のエミッタフォロワ回路を介すことで約
0.8V低い電圧にそれぞれ変換し、データ線W,WB
の信号として差動アンプに入力される。このとき、デー
タ線W,WB間に存在するTrM14は選択時にオフの
ため影響を与えない。
【0019】TrQ13及びQ14からなるバイポーラ
差動増幅回路はTrM13により供給される定電流を、
ベース入力された微小電圧差によりどちらかのコレクタ
電流として出力する。そして、複数個のセンスアンプ回
路の中で選択された回路をイネーブル制御するための選
択信号YSのみをハイレベルにし、定電流を流すことで
メモリセルからの情報の選択及び伝達を実現している。
【0020】また、選択信号YSがロウレベルとなる非
選択時には、差動アンプの電流の他にエミッタフォロワ
回路の定電流用のnMOSTrもオフになり、消費電流
の削減を行っている。このとき、エミッタフォロワ回路
のQ11,Q12もオフになるため、出力W,WBには
オン時の最終電位が保存されることになる。しかし、非
選択時はpMOSTrM14がオンするため、エミッタ
フォロワ回路のデータ線W,WB同士は短絡され同電位
に設定される。
【0021】つまり、非選択時にデータ線W,WBを完
全な中間データ状態にすることで、次の選択状態に入っ
たときに前データの影響をなくしているのである。これ
により、読出すべきデータの電位差が即座に発生できる
ようになる。なお、TrM14のトランジスタサイズ
は、データ線W,WBの微小振幅電圧分を選択周期であ
るサイクル時間内で動かす能力があればよいので、大き
なサイズは必要ない。よって、このトランジスタが負荷
されたことによる遅れはほとんど生じない。
【0022】次に、本発明の第2の実施例による半導体
記憶装置について図2の回路図を参照して説明する。
【0023】この図2において、図1,図5と同等部分
は同一符号により示されている。
【0024】本例では、読出されたディジット線D,D
B上の信号はセンスアンプ回路FSに入力されるが、エ
ミッタフォロワ回路はディジット線D,DBをベース入
力とするBipTrQ11,Q12の他にも複数個のB
ipTrをエミッタ共通にそれぞれ接続した構成をとっ
ている。
【0025】つまり、周知のワイヤードオア論理接続と
なっており、出力のデータ線W,WBにはより大きな負
荷容量が付加される回路構成である。このような場合は
データ線W,WBに残っている前選択のデータによる影
響は更に大きくなる。そこで、選択時により高速にデー
タ読出しができるように、データ線W,WB間にpMO
STrM14を加える他、データ線W,WBの選択時の
電位に設定した定電圧回路による定電位WSLとの間に
それぞれpMOSTrM15及びM16を挿入した構成
である。
【0026】すなわち、本例のようにワイヤードオフ回
路を有しデータ線に大きな負荷容量が付加される回路構
成であっても、センスアンプ回路をBipTrによって
構成しているので、MOSTrのみで構成する場合より
高速な読出しが可能となるのである。そして、BipT
rによってセンスアンプ回路を構成しているため、MO
STr構成による場合に比して増幅能力が高く、センス
アンプ回路への入力信号レベルがMOSTr構成の場合
の1/10〜1/100で良いのである。入力信号レベ
ルがMOSTr構成の場合に比して小さくて良いため、
たとえプリチャージのレベルが異なってもセンスアンプ
回路からの出力速度にバラツキが発生しない。
【0027】TrM15及びM16のゲートにはTrM
14と同様に選択信号YSを入力することで、非選択時
にのみTrM15及びM16がオン状態となる。このと
き、データ線W,WBは定電位WSLにより電位固定さ
れるため、外部からのノイズ等により電位が変動するこ
とがない。よって、次の選択時には動作電位領域までの
動作は伴わず、すぐに電位情報を出力し始めることがで
きる。
【0028】また、この実施例においては、定電位WS
Lを発生するための定電圧回路は電圧VCCからダイオー
ドDIの順方向電圧だけ降下した値に設定されるように
なっている。さらに、選択信号YSはデコーダ信号DE
Cと本装置の内部又は外部で生成される同期信号CLK
との論理積により生成される。
【0029】この回路の電位変化の動作例について図3
の波形図を参照して説明する。図には選択信号YSがサ
イクル時間Tcyc をおいて非選択状態のレベルから再び
選択状態のレベルになる動作が示されている。
【0030】ディジット線D,DBは電圧Vcc=5V付
近にて100mV差で動作するが、図示されているよう
に非選択時にディジット線DとDBとのデータが切換わ
ってもVcc−0.8V付近のデータ線W,WBにはこの
データは表れない。
【0031】従来回路では選択信号YSがディセーブル
状態になるとBipTrの電流減少によりデータ線W,
WBの信号は大きな時定数によってゆっくり上昇する
(A)。しかし、この場合、選択時の電位差は保たれた
ままである。従って、次の選択状態の時(選択信号YS
がイネーブル)は前データから、新たに選択されたディ
ジット線D,DBが逆データになるまでの反転時間が必
要になる(tD2)。
【0032】これに対し、本実施例では非選択状態(選
択信号YSがディセーブル)になった直後にデータ線
W,WBはpMOSTrM14により短絡されると共
に、pMOSTrM15及び16によりハイレベル側に
同電位固定される(B)。そのため、次の選択時には選
択直後に選択データの電位差が発生することがわかる
(tD1)。本例の回路によればセンスアンプ回路の選
択時からアンプ回路MUXに出力するまでの時間にし
て、従来回路と比較して20〜50%の速度改善が実現
できている。
【0033】次に、本発明の第3の実施例による半導体
記憶装置について図4の回路図を参照して説明する。
【0034】この図4において、図1,図2,図5と同
等部分は同一符号により示されている。
【0035】図において、本例の半導体記憶装置では、
選択信号YSの電圧レベルをレベルシフトして他の電圧
レベルに変換するためのレベル変換回路LCが設けられ
ている。レベルシフト回路LCは、nMOSTrM17
及びM18と、TrM18のゲートに反転信号を与える
ためのインバータ回路INVを有している。なお、定電
圧VBは電圧Vccより小さいものとする。
【0036】かかる構成において、BipTrQ13及
びQ14を含むセンスアンプ回路を選択するための選択
信号YSは、レベル変換回路LCを介してエミッタフォ
ロワ及び差動増幅回路のnMOSTr電流源に入力され
る。レベルシフト回路LCは定電圧VBと最低電位VEE
との間に設けられたnMOSTrM17及びM18から
なるスイッチ回路を有し、TrM17のゲートには選択
信号YSが入され、TrM18のゲートには反転信号が
入力される。
【0037】選択信号YSはデータ線W,WBの短絡用
のpMOSTrM14のゲートにも入力されるが、その
途中には遅延回路DLが挿入されている。この遅延回路
DLの遅延時間を調整することにより、センスアンプ回
路からの読出し動作をより高速化することができる。
【0038】つまり、レベル変換回路LCを設けた場合
には、TrM13がオンするタイミングがズレてしま
う。したがって、場合によっては、ディジット線D,D
Bからデータ線W,WBへのデータ入力タイミングが選
択信号YSの変化タイミングより遅れてしまう。すなわ
ち、図3の波形図では選択信号YSがイネーブル状態に
変化する前にディジット線D,DBのデータが切換わっ
ているが、レベル変換回路LCを設けたことにより、選
択信号YSがイネーブル状態に変化した後にディジット
線D,DBのデータが切換わる。その場合には、ディジ
ット線D,DBのデータが切換わる前のデータがデータ
線W,WBに入力されて一時的に読出されてしまう。
【0039】かかる不都合を防止するため、遅延回路D
Lによる遅延時間を大きくし、センスアンプ回路が選択
された後(選択信号YSがイネーブル状態に変化した
後)もデータ線W,WBを同電位にしておき、ディジッ
ト線D,DBのデータの切換タイミングに合わせてTr
M14をオフ、すなわち短絡解除すれば良い。こうする
ことにより、ディジット線D,DBのデータ確定タイミ
ングに合わせて即座にデータを読出すことができ、前デ
ータを読出すことなく、高速読出しが可能になる。
【0040】一方、図3に示されているように、選択信
号YSがイネーブル状態に変化する前にディジット線
D,DBのデータが切換わる場合は、遅延回路DLによ
る遅延時間を小さくして、ディジット線D,DBのデー
タが切換わるタイミングから選択信号TSがイネーブル
状態に切換わるタイミングまでの期間にTrM14をオ
フ、すなわち短絡解除すれば、図3に示されているよう
に、高速読出しが可能になる。
【0041】なお、遅延回路DLは、周知のCMOST
rにより構成できる。TrM14のオン動作時の遅延時
間とオフ動作時の遅延時間とを独立に調整する必要があ
る場合は、遅延回路のnMOSTr及びpMOSTrの
面積を予め調整しておけば良い。
【0042】以上のように本発明では、メモリセルの非
選択時にデータ線同士を短絡して同電位にし、選択時に
はその短絡を解除しているので、データ線がフローティ
ング状態になることはなく、選択時において早期にデー
タが確定するのである。
【0043】そして、選択信号を利用し、そのディセー
ブル状態に変化するタイミングに応答してデータ線同士
を短絡しているので、その短絡のためのパルスが不要で
あり、そのパルス発生用の回路を設ける必要がない。よ
って、チップのサイズに与える影響は少ないのである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メモリセ
ルが非選択状態のときにデータ線同士を短絡して同電位
にする回路を挿入することにより、次の選択状態になっ
たときに前データの影響をなくし、読出すべきデータの
電位差を即座に発生できるという効果がある。
【0045】また、メモリセルの保持データの内容に応
じて、一対のデータ線の電位変化後に、データ線同士の
短絡を解除することにより、新データを読出すことな
く、高速読出しができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体記憶装置の
主要部の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例による半導体記憶装置の
主要部の構成を示す回路図である。
【図3】図2の半導体記憶装置の動作を示す波形図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例による半導体記憶装置の
主要部の構成を示す回路図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の主要部の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
D,DB ディジット線 FS センスアンプ回路 M11〜13,M17,M18 nMOSTr M14,M15,M16 pMOSTr MC メモリセル Q11〜14 BipTr W,WB 出力 WL ワード線 YS 選択信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルの保持出力を一対の差動信号
    として導出する一対のデータ線と、この一対のデータ線
    の差動信号を検出増幅する増幅手段と、前記増幅手段を
    活性制御する活性化制御手段と、前記増幅手段の非活性
    時に前記一対のデータ線をフローティング状態とするフ
    ローティング制御手段とを含む半導体記憶装置であっ
    て、前記増幅手段の非活性時にフローティング状態にあ
    る前記一対のデータ線同士を短絡する短絡制御手段を有
    することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記短絡制御手段は、前記増幅手段の活
    性化制御信号に同期して短絡制御を行うよう構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅手段は、前記一対のデータ線の
    差動信号をエミッタ差動入力とする差動対バイポーラト
    ランジスタを有し、前記活性化制御手段は前記増幅手段
    の活性化制御信号をレベル変換する手段を有し、このレ
    ベル変換手段の遅延時間に対応して前記活性化制御信号
    を遅延制御して前記短絡制御手段の短絡制御をなすよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記フローティング制御手段は、前記メ
    モリセルの保持出力である一対の差動出力を夫々ベース
    入力としエミッタ出力線が前記一対のデータ線とされた
    一対のエミッタフォロワトランジスタと、この一対のエ
    ミッタフォロワトランジスタの各動作電流源となり前記
    活性化制御信号によりオンオフ制御される一対の電流源
    とを有することを特徴とする請求項2または3記載の半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記一対のデータ線には、前記一対のエ
    ミッタフォロワトランジスタが複数対ワイヤードオア接
    続されていることを特徴とする請求項4記載の半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 前記保持出力の内容に応じて前記一対の
    データ線の電位変化後に前記短絡制御手段による短絡状
    態を解除する短絡解除手段を更に有することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 メモリセルの保持出力を一対の差動信号
    として導出する一対のエミッタフォロワ手段と、この一
    対のエミッタフォロワ出力を導出する一対のデータ線
    と、この一対のデータ線の差動信号を検出増幅するバイ
    ポーラ差動増幅手段と、前記差動増幅手段を活性制御す
    る活性化制御手段と、前記差動増幅手段の非活性時に前
    記一対のデータ線同士を短絡しつつ所定電位に設定する
    手段とを有することを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記所定電位は、前記エミッタフォロワ
    手段の動作時のエミッタバイアス近傍の電位であること
    を特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
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