JPH0798612A - 無人搬送車誘導装置 - Google Patents

無人搬送車誘導装置

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Publication number
JPH0798612A
JPH0798612A JP5242812A JP24281293A JPH0798612A JP H0798612 A JPH0798612 A JP H0798612A JP 5242812 A JP5242812 A JP 5242812A JP 24281293 A JP24281293 A JP 24281293A JP H0798612 A JPH0798612 A JP H0798612A
Authority
JP
Japan
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guided vehicle
taxiway
permanent magnet
guide path
magnetic sensor
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Pending
Application number
JP5242812A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotomo Matsumoto
裕智 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導路の分岐や交差が容易であり、断線によ
る停止のない無人搬送車誘導装置を得る。 【構成】 無人搬送車4の走行する誘導路20に誘導路
用ブロック21を設置する。この誘導路用ブロック21
には永久磁石が設けられていて、この永久磁石が磁界を
発生させる。この磁界により無人搬送車を誘導する。 【効果】 誘導路の分岐や交差を容易に行なえ、断線に
よる故障がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばゴルフ場に用い
られる無人搬送車誘導装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、例えば実公昭55ー8005
号公報に示された従来の誘導線を使った無人搬送車誘導
装置を示すゴルフ場の平面図、図16は誘導線と誘導線
による磁界と検出コイルとを示す説明図、図17aはゴ
ルフカートを示す平面図、図17bはゴルフカートを示
す側面図である。これらの図において、1はゴルフ場の
コースであり、2はゴルフ場のコース1に沿って一筆書
きのように配置されている誘導線であり、誘導線2は地
下に埋設され、電流が流れている。3は誘導線2に電流
を供給する電源装置であり、4は誘導線2上を誘導され
て走行する無人搬送車としてのゴルフカートである。
【0003】以下、図17aと図17bとによってゴル
フカート4の構成を説明する。5はゴルフカート4を操
舵する操舵輪、6は操舵輪5の向きを変える操舵用モー
タ、7はゴルフカート4を駆動する駆動輪、8は駆動輪
7を動かす駆動用モータ、9は駆動用モータ8に電力を
供給するバッテリ、10はゴルフカート4の前方(図中
左方)にゴルフカート4の中心線から等間隔で設けられ
磁界を検出して信号を出す2個の磁気センサとしての検
出コイルである。12は2個の検出コイル10に発生し
た電磁誘導による起電力を比較し信号を出力する偏差検
出器、13はこの偏差検出器12からの信号によって操
舵用モータ6を制御する制御装置、14は検出コイル1
0から偏差検出器12へ信号を伝える接続線、15は偏
差検出器12から制御装置13へ信号を伝える接続線、
16は制御装置13から操舵用モータ6へ信号を伝える
接続線である。17は操舵輪5と操舵用モータ6とによ
って構成される操舵部であり、18は駆動輪7と駆動用
モータ8とバッテリ9とによって構成される駆動部であ
る。
【0004】次に動作について説明する。誘導線2に電
源装置3から電流が供給されると、誘導線2に沿って一
様に図16のように磁力線MLで示される磁界が発生す
る。この磁界をゴルフカート4に設けられた2個の検出
コイル10が横切ることにより電磁誘導による起電力が
発生する。2個の検出コイル10はゴルフカート4の中
心線から等間隔に設置されているので、ゴルフカート4
の中心線が誘導線2上からずれている場合、2個の検出
コイル10に発生した電磁誘導による起電力には差が生
じる。2個の検出コイル10に発生した電磁誘導による
起電力を接続線14によって偏差検出器12に伝え、こ
の偏差検出器12によって2個の検出コイル10に発生
した電磁誘導による起電力の差を取り出し、この偏差検
出器12から制御装置13へ接続線15を介して電磁誘
導による起電力の差の信号が送られる。この信号が零に
なるように制御装置13が接続線16を介して操舵用モ
ータ6を制御し、操舵輪5の向きを変えることによっ
て、ゴルフカート4は誘導線2に沿って誘導される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の誘
導線を使った無人搬送車誘導装置は、誘導線が断線した
場合、誘導線に電流が流れなくなり、装置全体が停止し
てしまう。また、一般に誘導線は誘導路の地下に埋設さ
れているため、断線が発生した場合、断線の位置の確認
が困難である。さらには、誘導線を一筆書きのように配
置しなければならないので、誘導路の分岐ができない。
また、誘導路の状態によって速度を制御することができ
ないなどの問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、誘導路の分岐や交差が容易であ
り、断線による装置の停止のない無人搬送車誘導装置を
得ることを目的としている。
【0007】また、誘導路の分岐時に容易に誘導路の選
択を行える無人搬送車誘導装置を得ることを目的として
いる。
【0008】また、無人搬送車の操舵だけでなく走行速
度も制御することができる無人搬送車誘導装置を得るこ
とを目的としている。
【0009】さらに、設置の容易な誘導路用ブロックを
備えた無人搬送車誘導装置を得ることを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明における無人搬
送車誘導装置は、誘導路に永久磁石を設け、無人搬送車
に永久磁石の磁界を検出する磁気センサとこの磁気セン
サからの信号によって操舵部を制御する制御装置とを設
けたものである。
【0011】また、誘導路とこの誘導路から分岐した分
岐誘導路との分岐点に誘導路選択用永久磁石を設け、誘
導路選択用永久磁石の磁界を検出する誘導路選択用磁気
センサを無人搬送車に設け、誘導路選択用磁気センサか
らの信号によって誘導路の選択をするように操舵部を制
御する制御装置を無人搬送車に設けたものである。
【0012】さらに、磁気センサからの信号によって操
舵部を制御するとともに駆動部も制御する制御装置を設
けたものである。
【0013】また、誘導路に永久磁石を備えた誘導路用
ブロックを設けたものである。
【0014】
【作用】この発明においては、永久磁石の磁界を磁気セ
ンサによって検出するので、断線による装置の停止のお
それがない。
【0015】また、誘導路とこの誘導路から分岐した分
岐誘導路との分岐点に誘導路選択用永久磁石を設け、こ
の誘導路選択用永久磁石の磁界を検出する誘導路選択用
磁気センサを無人搬送車に設け、誘導路選択用磁気セン
サからの信号によって誘導路と分岐誘導路の選択をする
ように操舵部を制御する制御装置を無人搬送車に設ける
ことによって、分岐点で誘導路と分岐誘導路との選択を
行い、無人搬送車を誘導し、走行させる。
【0016】また、制御装置により操舵部を制御すると
ともに駆動部も制御することによって無人搬送車の操舵
と併せて走行速度も制御する。
【0017】また、永久磁石を設けた誘導路用ブロック
は永久磁石が保護されていて、取扱いが容易である。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示すゴルフ場の
平面図であり、図2aは誘導路用ブロックを示す図2b
中の切断線IIa−IIaにおける横断面図、図2bは
誘導路用ブロックを示す図2a中の切断線IIbーII
bにおける縦断面図、図3は誘導路用ブロックと永久磁
石による磁界と検出コイルとを示す説明図、図4aはゴ
ルフカートを示す平面図、図4bはゴルフカートを示す
側面図である。これらの図において、20はゴルフ場の
コース1に沿って設けられた誘導路であり、21はこの
誘導路20に一定の間隔をおいて、地中に埋設された直
方体の誘導路用ブロックである。
【0019】誘導路用ブロック21の構成は以下の通り
である。図2において、22は誘導路用ブロック21の
合成樹脂製の容器であり、23はこの容器22の中央に
凹設された収容部であり、24はこの収容部23の底に
設置された直方体の上方が正極(N)に下方が負極
(S)に着磁された永久磁石であり、25は収容部23
に永久磁石24の上部を覆って充填された合成樹脂の充
填材である。永久磁石24は合成樹脂の容器22と合成
樹脂の充填材25によって表面を気密かつ防水に覆われ
ている。以上が誘導路用ブロック21の構成である。そ
の他の構成については図13と図15とに示された従来
の装置と同様であるので相当するものに同一符号を付し
て説明を省略する。
【0020】上記のように構成された無人搬送車誘導装
置においては、誘導路用ブロック21に内設された永久
磁石24の周りに一様に図3のように磁力線MLで示さ
れる磁界が発生するので、誘導路20に沿って埋設され
た誘導路用ブロック21の磁界によってゴルフカート4
は従来例と同様に誘導されて走行する。また、誘導路用
ブロック21に内設された永久磁石24は表面を合成樹
脂の容器22と合成樹脂の充填材25とで気密に覆われ
ているので、湿気や衝撃から保護されている。
【0021】実施例2.図5は実施例2を示すゴルフ場
の平面図、図6は図5の分岐点付近の誘導路用ブロック
の敷設状況を示す平面図、図7はゴルフカートの平面図
である。これらの図において、30はゴルフ場のコース
1に沿って設けられた誘導路であり、31は誘導路30
からゴルフ場のコース1の途中で図中左方へ分岐してい
る分岐誘導路である。誘導路30と分岐誘導路31とに
は誘導路用ブロック21が一定の間隔で設置されてい
る。32は誘導路30と分岐誘導路31との分岐点であ
る。この分岐点32において、詳細を図6に示すように
分岐点32までの誘導路30と分岐点32からの誘導路
30と分岐誘導路31とはそれぞれ120度の角度で交
わっている。33は分岐点32の進行方向手前右側に図
のように設置してある誘導路選択用永久磁石である。こ
の誘導路用選択用永久磁石33は正極(N)を上方に向
けて設置されている。34は図中下方から分岐点32に
向かって誘導路30上を走行するゴルフカートである。
【0022】以下図7によってゴルフカート34の構成
を説明する。35はゴルフカート34の進行方向前部右
側(図中左上方)に設けられた誘導路選択用磁気センサ
としての誘導路選択用検出コイルである。この誘導路選
択用検出コイル35は誘導路選択用永久磁石33が正極
側と負極側のどちらを上方に向けているかを磁界の向き
によって検出し、誘導路選択用永久磁石33が正極側を
上方に向けていれば正の電圧信号を、負極側を上方に向
けていれば負の電圧信号を送信する。36はこの誘導路
選択用検出コイル35からの信号を制御装置37(後
述)へ伝える接続線である。37は誘導路選択用検出コ
イル35と偏差検出器12とからの信号によって操舵用
モータ6を制御する制御装置である。この制御装置37
は誘導路検出用コイル35から正の電圧信号を受信する
と進行方向右側に60度、負の電圧信号を受信すると進
行方向左側に60度、ゴルフカート34の向きを変える
制御を行なう。
【0023】上記のように構成された実施例2において
は、誘導路30上をゴルフカート34が分岐点32に向
かって、誘導路30に設置された誘導路用ブロック21
に内設された永久磁石24に発生した磁界により、実施
例1と同様に誘導され走行する。分岐点32に近づく
と、ゴルフカート34の誘導路選択用検出コイル35が
誘導路用永久磁石33が正極を上方に向けていることを
検出するので、誘導路選択用検出コイル35から接続線
36を通って制御装置37へ正の電圧信号が送られる。
この正の電圧信号によって制御装置37はゴルフカート
34を進行方向右側に60度向きを変える制御を行い、
ゴルフカート34は分岐点32通過後、誘導路30に誘
導され、走行する。
【0024】実施例3.上記実施例2では誘導路選択用
永久磁石33は正極を上方に向けていたが、負極を上方
に向けていた場合はゴルフカート34は分岐点32にお
いて進行方向左側に60度向きを変えて、分岐点32通
過後、分岐誘導路31に誘導され、走行する。
【0025】実施例4.また、上記実施例2において、
制御装置37で正の電圧信号を受信すると進行方向左側
に60度、負の電圧信号を受信すると進行方向右側に6
0度、ゴルフカート34の向きを変える制御を行えば、
ゴルフカート34は分岐点32において進行方向左側に
60度向きを変えて、分岐点32通過後、分岐誘導路3
1に誘導され、走行する。
【0026】実施例5.図8、図9は実施例5を示すも
ので、図8は誘導路の断面図、図9はゴルフカートを示
す平面図である。一定の間隔で誘導路用ブロック21が
設置してある誘導路40には平地部分42と坂道部分4
3とがある。平地部分42を走行するゴルフカート41
が坂道部分43にさしかかると速度が落ちる。このと
き、ゴルフカート41に設置された検出コイル10で磁
界の強さの変化をとらえると、磁界の強さのピークは誘
導路用ブロック21上を通過する毎に発生する。従っ
て、速度が落ちれば、一定時間当りの通過する誘導路用
ブロック21の数が減るので、一定時間当りのピークの
数も減少する。そこで、ゴルフカート41の制御装置4
4で一定時間当りのピークの数が一定になるように接続
線45を介して駆動用モータ8の制御を行なうと、速度
の落ちる坂道部分43では駆動用モータ8の出力が上が
るように制御されて、速度を落とさず走行できる。
【0027】実施例6.図10はこの発明の実施例6に
おける交差点付近の誘導路用ブロックの敷設状況を示す
平面図である。誘導路50とこの誘導路50に交差して
いる誘導路51とに誘導路用ブロック21を設置すると
き、誘導路50と誘導路51とが交差する部分52に誘
導路用ブロック21を設置しないようにすれば、ゴルフ
カート4が誘導路50を走行するときに、交差する誘導
路51の誘導路用ブロック21の磁界の影響を受けるこ
となく誘導路50上を直進することができる。
【0028】実施例7.図11、図12は実施例7を示
すもので、図11は誘導路用ブロックを示すもので、図
11aは誘導路用ブロックの図11bにおける切断線X
IaーXIaにおける横断面図、図11bは誘導路用ブ
ロックの図11aにおける切断線XIbーXIbにおけ
る縦断面図、図12は誘導路の横断面図である。
【0029】これらの図において、60は誘導路用ブロ
ックであり、次のように構成されている。61はコンク
リート製の容器であり、この容器61の幅W(図11b
において水平方向)はゴルフカート4の駆動輪7の間隔
より広くされている。62はこの容器61の中央に凹設
された収容部であり、この収容部62の中に2個の永久
磁石63が置かれている。なお、図示を省略している
が、永久磁石63の外周は全面にわたって塗装され、防
錆処理がなされている。収容部62の永久磁石63以外
の部分はコンクリートの充填材64によって充填され
る。この誘導路用ブロック60は図12のように並べる
と永久磁石63が等間隔に並ぶこととなり、また、コン
クリートにより表面を覆われているのでゴルフカート4
が誘導路用ブロック60上を走行することが可能である
ので、容易に舗装された誘導路65を得ることができ
る。
【0030】実施例8.図13は実施例8における永久
磁石の敷設状況を示す平面図である。この図において永
久磁石70と永久磁石71とは、表面に塗装等により防
錆加工及び防水加工を施した直方体の永久磁石である。
この永久磁石70と永久磁石71とは誘導路72に沿っ
て設置される。永久磁石70と永久磁石71との誘導路
72の表面に露出している面の短辺の長さaを3〔c
m〕とし、長辺の長さbを10〔cm〕とすると、図の
ように永久磁石70は長辺の両端部に正極(N)と負極
(S)があり、永久磁石71は短辺の両端部に正極
(N)と負極(S)がある。直線部分と曲線部分とを持
つ誘導路72の直線部分には永久磁石70を設置し、曲
線部分には永久磁石71を図のように設置すれば、磁束
の方向がゴルフカート4に対して一定であるとともに曲
線部分における磁界の幅が直線部分における磁界の幅よ
り広くなり、誘導路72上を誘導されて走行するゴルフ
カート4の走行が安定する。
【0031】実施例9.図14は実施例9における誘導
路用ブロックの敷設状況を示すもので、図14aは平面
図であり、図14bは断面図である。これらの図におい
て、誘導路用ブロック21は図14aのように方向を変
化させ、かつ、図14bのように縦に二段に積まれて誘
導路81に設置されている。上記ように誘導路用ブロッ
ク21を設置することにより、検出コイル10近傍の磁
界が強くなり、誘導路81を誘導されて走行するゴルフ
カート4を安定に走行させることが可能である。
【0032】ところで、上記の各実施例では磁気センサ
として検出コイルを使用したが、ホール素子等を使用し
ても良い。
【0033】また、上記の各実施例ではゴルフカートの
誘導に利用する場合について述べたが、その他の無人搬
送車の誘導にも使用できることはいうまでもない。
【0034】また、上記の各実施例では誘導路用ブロッ
クにおける永久磁石は合成樹脂またはコンクリートの容
器に入れられてから合成樹脂またはコンクリートの充填
材によって密封されるものを示したが、永久磁石の周り
を合成樹脂またはコンクリートによってモールド成型し
てもかまわない。さらに、複数個の永久磁石を一つの誘
導路用ブロックに設置してもかまわない。
【0035】また、上記の各実施例では誘導路用ブロッ
クにおいて永久磁石の周りは合成樹脂またはコンクリー
トによって成形されていたが、木材、セラミック等の材
料を用いて成形してもかまわない。
【0036】また、上記の各実施例において誘導路用ブ
ロックを複数個縦に積み上げて設置したり、設置する間
隔を変化させたり、設置する向きを変化させたりしても
かまわない。
【0037】また、上記の各実施例では誘導路用ブロッ
クを直方体としたが円柱等の他の形状のものでも良い。
【0038】また、上記の各実施例では永久磁石を直方
体としたが円柱等の他の形状でもかまわない。
【0039】また、上記の各実施例では永久磁石の正極
を上に向けていたが、水平方向あるいは下方に向けても
同様の効果を奏する。
【0040】さらに、上記の各実施例において、磁性粉
を例えば誘導路に塗布することにより永久磁石とするこ
とも可能である。
【0041】また、上記の各実施例では無人搬送車につ
いて述べたが、例えば人間がスタート、ストップの操作
をする有人搬送車であっても良い。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。磁
界を発生させるのに永久磁石を使用するため断線による
装置の停止がない。
【0043】また、誘導路と分岐した分岐誘導路との分
岐点に誘導路選択用永久磁石を設け、無人搬送車に永久
磁石の磁界を検出する誘導路選択用磁気センサを設け、
この誘導路選択用磁気センサからの信号によって誘導路
と分岐誘導路との選択をするように操舵部を制御する制
御装置を設けて、誘導路と分岐誘導路との選択をして無
人搬送車を誘導できるので、誘導路の分岐が可能であ
る。
【0044】また、操舵部を制御するとともに駆動部も
制御することによって、無人搬送車の操舵だけでなく、
その速度も制御することができるので、誘導路の状態に
対応して速度を変化させることができる。
【0045】また、永久磁石を備えた誘導路用ブロック
は取扱い及び設置が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すゴルフ場の平面図で
ある。
【図2】この発明の実施例1における誘導路用ブロック
を示すもので、図2aは横断面図であり、図2bは縦断
面図である。
【図3】この発明の実施例1における誘導路用ブロック
と永久磁石による磁界と検出コイルとを示す断面図であ
る。
【図4】この発明の実施例1におけるゴルフカートを示
すもので、図4aは平面図であり、図4bは側面図であ
る。
【図5】この発明の実施例2を示すゴルフ場の平面図で
ある。
【図6】この発明の実施例2における分岐点付近の誘導
路用ブロックの敷設状況を示す平面図である。
【図7】この発明の実施例2におけるゴルフカートの平
面図である。
【図8】この発明の実施例5における誘導路の断面図で
ある。
【図9】この発明の実施例5におけるゴルフカートの平
面図である。
【図10】この発明の実施例6における交差点付近の誘
導路用ブロックの敷設状況を示す平面図である。
【図11】この発明の実施例7における誘導路用ブロッ
クを示すもので、図11aは横断面図であり、図11b
は縦断面図である。
【図12】この発明の実施例7における誘導路の横断面
図である。
【図13】この発明の実施例8における永久磁石の敷設
状況を示す平面図である。
【図14】この発明の実施例9における誘導路用ブロッ
クの敷設状況を示すもので、図14aは平面図であり、
図14bは断面図である。
【図15】従来の無人搬送車誘導装置を示すゴルフ場の
平面図である。
【図16】従来の無人搬送車誘導装置における誘導線と
誘導線による磁界と検出コイルとを示す説明図である。
【図17】従来の無人搬送車誘導装置におけるゴルフカ
ートを示すもので、図17aは平面図であり、図17b
は側面図である。
【符号の説明】
4 ゴルフカート 10 検出コイル 13 制御装置 17 操舵部 18 駆動部 20 誘導路 21 誘導路用ブロック 24 永久磁石 30 誘導路 31 分岐誘導路 32 分岐点 33 誘導路選択用永久磁石 34 ゴルフカート 35 誘導路選択用検出コイル 37 制御装置 40 誘導路 41 ゴルフカート 44 制御装置 50 誘導路 51 誘導路 60 誘導路用ブロック 63 永久磁石 65 誘導路 70 永久磁石 71 永久磁石 72 誘導路 81 誘導路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部と操舵部とを有する無人搬送車が
    移動する誘導路に設けられた永久磁石、 上記無人搬送車に設けられ上記永久磁石の磁界を検出す
    る磁気センサ及び上記無人搬送車に設けられ上記磁気セ
    ンサからの信号によって上記操舵部を制御する制御装置
    を備えた無人搬送車誘導装置。
  2. 【請求項2】 駆動部と操舵部とを有する無人搬送車が
    移動する誘導路とこの誘導路から分岐された分岐誘導路
    とに設けられた永久磁石、 上記誘導路と上記分岐誘導路との分岐点に設けられた誘
    導路選択用永久磁石、 上記無人搬送車に設けられ上記永久磁石の磁界を検出す
    る磁気センサ、 上記無人搬送車に設けられ上記誘導路選択用永久磁石の
    磁界を検出する誘導路選択用磁気センサ及び上記無人搬
    送車に設けられ、上記磁気センサからの信号によって上
    記無人搬送車が上記誘導路または上記分岐誘導路に沿っ
    て移動するように上記操舵部を制御するとともに上記誘
    導路選択用センサからの信号によって上記誘導路と上記
    分岐誘導路との一方を選択するように上記操舵部を制御
    する制御装置を備えた無人搬送車誘導装置。
  3. 【請求項3】 駆動部と操舵部とを有する無人搬送車が
    移動する誘導路に設けられた永久磁石、 上記無人搬送車に設けられ上記永久磁石の磁界を検出す
    る磁気センサ及び上記無人搬送車に設けられ上記磁気セ
    ンサからの信号によって上記無人搬送車の操舵と上記無
    人搬送車の速度とを制御する制御装置を備えた無人搬送
    車誘導装置。
  4. 【請求項4】 駆動部と操舵部とを有する無人搬送車が
    移動する誘導路に設けられ、永久磁石を有する誘導路用
    ブロック、 上記無人搬送車に設けられ上記永久磁石の磁界を検出す
    る磁気センサ及び上記無人搬送車に設けられ上記磁気セ
    ンサからの信号によって上記操舵部を制御する制御装置
    を備えた無人搬送車誘導装置。
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