JPH0798324B2 - カンナ - Google Patents

カンナ

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Publication number
JPH0798324B2
JPH0798324B2 JP62198173A JP19817387A JPH0798324B2 JP H0798324 B2 JPH0798324 B2 JP H0798324B2 JP 62198173 A JP62198173 A JP 62198173A JP 19817387 A JP19817387 A JP 19817387A JP H0798324 B2 JPH0798324 B2 JP H0798324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
rotary blade
base
notch
frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62198173A
Other languages
English (en)
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JPS6442201A (en
Inventor
靖也 桜井
Original Assignee
株式会社芝浦製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社芝浦製作所 filed Critical 株式会社芝浦製作所
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、前後に配置されるベースの間から回転刃を露
出させ、この回転刃を覆うカバーを備えたカンナに関す
る。
[従来の技術] カンナの回転刃は、非使用時に危険なため、安全のため
のカバーを備えるものが試みられている。
この様にベースから露出する回転刃をカバーで覆うこと
は、回転刃の危険を避ける上で極めて効果的であるが、
カンナは、その構造上、回転刃がベース面から露出して
いるため、ベースの内側にカバーを収納するには、カバ
ーを円弧状に形成してベース内に収納しなければならな
い。
このため、丈夫なカバーを構成すること、および円滑な
動作を行わせるため工夫を要するものである。
このため、従来、回転刃と同軸的に回転する円弧状のカ
バーを備えるものが試みられていたが、回転刃と同軸的
にカバーを備えるには、カバーが複雑になるばかりか、
回転刃とカバーとの軸受を構成することが構造的に複雑
になる傾向があり、特に軸方向に寸法が大きくなるとカ
ンナの無効幅が大きくなり都合が悪かった そこで、カンナの幅方向の寸法、すなわち無効の幅を小
さくするため、ベース内にプレート状あるいは円弧状に
形成されるカバーを収納することが考えられるが、カバ
ーの両端が支持されるか、あるいはリブが構成されない
と曲り易くなり、カバーの強度が不足するといった問題
を有していた。
特に、カバーと回転刃との間の隙間が小さくなると、カ
バーが僅かに変形しても回転刃と接触する危険を伴い、
カバーを丈夫に構成する上で苦慮するものであった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであり、
無効幅を大きくしないで丈夫なカバーを備えるカンナを
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前後のベースの間に懸架されるカバーを備
え、このカバーをいずれか一方のベースの内側に収納可
能にし、かつ他方のベースに外側へ開放される切欠きを
形成して前記カバーの端部を保持するように構成したこ
とによって課題を解決している。
[作用] カバーの端部がベースの切欠きに保持されるため、カバ
ーが外力に対して大きな対抗力を発揮することができ
る。
このため、カバーを不要に丈夫にする必要がなく、比較
的薄い鋼板等で構成することができ、また、カバーが曲
がらないように多数のリブなどを形成することも不要に
なる。
従って、収納部分における遮蔽が容易になり、収納部分
に侵入する切削屑を少なくすることも容易になる。
そして、カバーが変形しなくなるため、動作が円滑で使
用に都合が良いカンナを得ることができる。
[実施例] 本発明を図面に示された一実施例に基づいて説明する
と、第1図は、本発明のカンナの一実施例を示す縦断面
図、第2図は、その要部の拡大縦断面図である。
第1図において、カンナは、フレーム1が樹脂の成形品
で構成されており、下部の前後にベース2、3がそれぞ
れ形成されている。
そして、電動機4によって図示されないベルトを介して
回転される回転刃5が備えられている。
そして、回転刃5は、ベース2、3の面から僅かに突出
するように露出されており、その露出部分をカバー6が
覆うように備えられている。
さらに、カバー6は、フレーム1のベース2の上部に収
納されるように円弧状に形成されており、端部7がベー
ス3の切欠き8に衝合している。
また、カバー6は、フレーム1の内部でスプリング9に
よって牽引され、常時回転刃5を覆うように動作するよ
う構成されている。
カバー6は、スプリング9によって常時閉じられている
が、ハンドル10に備えられたレバー11によって回転刃5
を露出するためにレバー11に連結され開けられるよう構
成されている。
第2図において、カンナは、カバー6が閉じられるとベ
ース3の端部に外側へ開放されるように構成された切欠
き8に端部7が衝合するように構成されており、切欠き
8は、カバー6がフレーム1の内側、すなわち回転刃5
の方向へ押されるのを防止するように外側へ開放された
構造に構成され、カバー6を受けるように保持してい
る。
そして、カバー6のフレーム1への収納部分において、
遮蔽部材12が備えられており、切削屑がフレーム内部へ
侵入しないように構成されている。
この様な構成において、カンナは、使用する場合、ハン
ドル10のレバー11を押すことにより、カバー6がスプリ
ング9に抗じてベース2、3の間を開けるように移動し
て回転刃5を露出させる。
従って、回転刃5によってベース2、3に摺動する被削
材を切削することができる。
そして、カバー6は、回転刃5によって生じる切削屑が
遮蔽部材によってフレーム1の内部に侵入しないように
遮蔽されており、カバー6の動作が切削屑によって不具
合になることを防止している。
さらに、カバー6は、フレーム1に収納されている間
は、外力を受けることがないため、変形の恐れはない。
一方、カンナを使用しないため、回転刃5を覆い、安全
カバーとしてカバー6を機能させる場合は、ハンドル10
のレバー11から手を離せば、カバー6は、スプリングに
よってベース3の切欠き8へ端部7が移動して衝合す
る。
カバー6の端部7がベース3の切欠き8へ衝合すると、
切欠き8が外側へ開放された構造に構成されているた
め、カバー6の端部7を支持して回転刃5に接触させな
いように作用する。
この様な構造の切欠き8は、外方に開放される構造のた
め、製作に都合が良い。
そして、万一、カバー6に外力が加わっても、カバー6
は、フレーム1の収納部分に形成される遮蔽部材12の部
分と衝合部分である切欠き8によって支持され、容易に
変形することがない。
このため、カバーをある程度薄い鋼板で構成しても、変
形の恐れがなくなり、円滑な動作が得られる外、リブ等
の凹凸を形成して補強する必要がなくなり、遮蔽部材12
の効果が大きくなる。
従って、カバー6は、フレーム1に単に一枚の円弧状の
板として収納することができるため、幅方向に軸受など
を必要とせず、カンナの無効幅を大きくする必要がな
い。
[発明の効果] 本発明によれば、無効幅を大きくしないで丈夫なカバー
を備えることができ、しかも、カバーを安価な材料で構
成することができ、その効果は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のカンナの一実施例を示す縦断面図、
第2図は、その要部の拡大縦断面図である。 1……フレーム、2、3……ベース、5……回転刃、6
……カバー、8……切欠き、9……スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後にベースを備え、この前後のベースの
    間から回転刃を露出させるカンナにおいて、前後のベー
    スの間に懸架されるカバーを備え、このカバーをいずれ
    か一方のベースの内側に収納可能にし、かつ他方のベー
    スに外側へ開放される切欠きを形成して前記カバーの端
    部を保持するように構成したことを特徴とするカンナ。
JP62198173A 1987-08-10 1987-08-10 カンナ Expired - Lifetime JPH0798324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62198173A JPH0798324B2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10 カンナ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62198173A JPH0798324B2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10 カンナ

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Publication Number Publication Date
JPS6442201A JPS6442201A (en) 1989-02-14
JPH0798324B2 true JPH0798324B2 (ja) 1995-10-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104678A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用かんな
WO2014132744A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 日立工機株式会社 携帯用電気かんな

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218402Y2 (ja) * 1979-09-03 1987-05-12

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JPS6442201A (en) 1989-02-14

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