JPS6218402Y2 - - Google Patents

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JPS6218402Y2
JPS6218402Y2 JP12212879U JP12212879U JPS6218402Y2 JP S6218402 Y2 JPS6218402 Y2 JP S6218402Y2 JP 12212879 U JP12212879 U JP 12212879U JP 12212879 U JP12212879 U JP 12212879U JP S6218402 Y2 JPS6218402 Y2 JP S6218402Y2
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JP
Japan
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plane
cover
blade protrusion
safety cover
surface plate
Prior art date
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JP12212879U
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JPS5639211U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動鉋の安全カバー、詳しくは、固定
定盤と調節定盤との間に開成された鉋刃突出口を
開閉自在に取付けされる安全カバーに関する。
従来この種の安全カバーは、例えば本願出願人
の出願した実公昭57−56817号公報に記載のもの
があるが、これはカバー体の足部を鉋胴回転軸に
支承したため、回転軸の回転に伴つて回転する惧
れがあり危険であつたり、また組立が非常に面倒
となる欠点があつた。更にカバー体の回転軌跡が
大きいため、大型鉋盤には適用されるとしても、
携帯用の小型電動鉋では種々の問題が生じてい
た。
そこで本考案は上述従来の事情に鑑みて検討の
結果、鉋定盤の鉋刃突出口に対してカバー本体
を、鉋胴軸が支承される本体フレームとカバーに
対設した円弧状溝に係嵌してスプリングの弾性を
回転復帰力として賦勢せしめ、非切削時は鉋刃突
出口を閉鎖し、又切削時は、被切削材の干渉によ
り自動的に鉋刃突出口を開口する安全カバーを提
案するものであつて、その目的とするところは、
鉋胴軸の回転に伴つて安全カバーが回転すること
なく、また鉋刃突出口のみならず両サイド部分も
閉じた形のいわゆる完全閉鎖を維持できることで
安全性を更に向上させることにある。また円弧上
溝は型成形等で容易に形成でき、しかも該溝に安
全カバーの足部を係嵌させればよいという簡単な
組立を可能にし、かつ小型電動鉋に適用させるこ
とにある。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述
すれば、先ず電動鉋は、本体フレーム1と、該本
体フレーム1と一体をなす固定定盤2と、本体フ
レーム1に設けられた図示しない調節摘みにより
被切削材aの切削代によつて上下動調節可能に支
承された鉋刃喰込み深さ調節定盤3と、上記両定
盤2,3を前後配置に設けて両者間に形成された
鉋刃突出口4と、外周面に鉋刃6をボルト7によ
り刃先露出量調整可能に固定して本体フレーム1
とカバー8に鉋胴軸9を軸受10,10により支
持して鉋刃6を定盤面2′,3′より僅かに突出さ
せた鉋胴5とから構成されている。上記鉋胴軸9
のカバー8からの突出端9aには、プーリ11を
固定して図示しないモータの軸と巻掛け伝達機構
で連動連結してあることは既知の携帯用電動鉋と
同様である。
かくして安全カバーAは、前記鉋刃突出口4を
開・閉自在にカバー本体12で閉塞して形成され
るもので、そのカバー本体12は、上記鉋刃6並
びに鉋刃突出口4を完全に覆うに十分かつ、最小
限の広さを有して略樋状に形成した基部12a
と、該基部12aの両側端から夫々内側へ直角に
屈曲して、その余端を外側へ水平に屈曲し形成し
た足部12b,12bとから金属板等で一体に形
成してあり、前記本体フレーム1とカバー8の内
面に夫々円弧状溝13,13を設けて、該円弧状
溝13,13に上記足部12b,12bを摺動可
能に係嵌し、カバー本体12は上記円弧状溝1
3,13の有効長さの範囲内で往復回転自在に支
承され、鉋刃突出口4を開閉自在としている。
即ち、カバー本体12は、上記鉋胴5の刃先円
曲率よりも基部12aのそれを大きく又、足部1
2b,12bは基部12aと同心円をなす仮想円
の円弧と同一曲率をもつて形成してあつて、この
足部12b,12bを係嵌する上記円弧状溝1
3,13は第1図、第2図に示す如く、カバー本
体12を鉋刃突出口4の開閉に必要かつ、十分な
回転ストロークをもつてガイド可能な長さに形成
してある。
さらに、カバー本体12における基部12aの
先端部には、当接片12cを外側へ曲突して一体
に設けてあつて、前記調節定盤3の後端3aに当
接し、カバー本体12が鉋刃突出口4を閉鎖位置
決め保持されると共に、カバー本体12は、一端
を本体フレーム1又はカバー8に、他端をカバー
本体12の適所に夫々掛止して張設したスプリン
グ14により鉋刃突出口4を閉鎖する方向へ弾性
賦勢させてあつて、非切削時は鉋刃突出口4を閉
鎖保持して鉋刃6を覆うように構成されている。
又、上記当接片12cは、前記調節定盤3の盤
面3′より突出させてあつて、被切削材aの小口
a′と後述するようにして当接するようにしてあ
る。
而して上記構成において、カバー本体12はス
プリング14の張力によつて第1図、第2図の矢
印b方向へ回転復帰力が賦勢されていることによ
つて、調節定盤3の後端3aに当接片12cが突
き当つて鉋刃突出口4を閉鎖保持し、鉋刃6を完
全に覆つている。
即ち、鉋刃突出口4を閉鎖する状態に足部12
b,12bは円弧状溝13,13に案内されてカ
バー本体12は回転停止されている為、不用意に
電動鉋を被切削材その他の上に載置しても鉋刃6
を破損したり、被切削材aを損傷したりすること
はなくなると共に、鉋刃突出口4内に誤つて指を
入れてしまつたり、異物を挿入したりする危険は
なくなる。
次ぎに、切削に際して鉋胴5を回転させ、被切
削材a上に、電動鉋を調節定盤3側から載置して
第2図の矢印c方向へ前進させると、盤面3′よ
り突出している当接片12cは被切削材aの小口
a′に突き当る。さらに電動鉋を前進させると、上
記小口a′によつて当接片12cは反矢印b方向へ
押圧される結果、カバー本体12はスプリング1
4の張力に抗して反矢印b方向へ円弧状溝13,
13に案内されて回転し、図示の如く反時計回り
方向へ押し上げ回転され、よつて、鉋刃突出口4
は開口して鉋刃6は露出し、切削作業は何等支障
をきたすことはなく行われる。
このようにして切削作業した後、電動鉋を被切
削材a上から持ち上げると、被切削材aの小口
a′による当接片12cの干渉は解かれる為、カバ
ー本体12はスプリング14の張力により矢印b
方向へ回転し、前記非切削状態に自動回転復帰す
る。
以上説明したように本考案に係る安全カバーに
よれば、被切削材aに対して電動鉋を切削状態又
は、非切削状態とすることによつてカバー本体1
2は回転して鉋刃突出口4を自動的に開・閉する
ようにしてなるから、電動鉋を不用意に被切削材
上等に載置した時も鉋刃を破損したり、被切削材
を損傷することを防止できると共に、当接片12
cが被切削材aに干渉されることによつて、何等
操作の必要もなくカバー本体12を回転できて切
削状態とすることができ、又特に、本考案による
と、カバー本体12は、基部12aの両側に足部
12b,12bを外側へ突出して形成し、本体フ
レーム1とカバー8に対設した円弧状溝13,1
3に上記足部12b,12bを係嵌して回転可能
にカバー本体12を取付けてなるので、従来(実
公昭57−56817号後方参照)の如く鉋胴軸を回転
中心としてカバー本体を取付けてなるもののよう
に、鉋胴軸の回転に伴ないカバー本体が回転して
鉋刃突出口が自然に開かれるおそれはなくなるの
で安全性をより向上できると共に、スプリング1
4は小張力のものを使用できるようになり、従つ
て、切削時の開カバー動作を円滑ならしめること
ができる。さらに、カバー本体12はカバー8の
取付けに際し、当該カバーと本体フレーム1の円
弧状溝13,13に足部12b,12bを係嵌し
ているので、鉋刃突出口のみならず両サイド部分
も閉じた形のいわゆる完全閉鎖を維持できること
で安全性を更に向上させることができ、また円弧
上溝は型成形等で容易に形成でき、しかも該溝に
安全カバーの足部を係嵌させればよいという簡単
な組立を可能にし、かつ小型電動鉋に適用させる
ことができる。さらに又、極めて構造簡単である
上、鉋胴5と本体フレーム1並びにカバー8間の
隙間を利用して取付け得るので、取付けスペース
をとらず、もつて小型電動鉋の安全カバーとして
好適である等、幾多の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動鉋の安全カバーを示
した非切削時の側面図、第2図は同安全カバーを
示した切削時の側面図、第3図は同安全カバーを
備えた電動鉋の一部縦断面図である。 A……安全カバー、1……本体フレーム、2…
…固定定盤、3……調節定盤、4……鉋刃突出
口、8……カバー、12……カバー本体、12a
……基部、12b……足部、12c……当接片、
13……円弧状溝、14……スプリング、a……
被切削材、a′……被切削材の小口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定定盤2と調節定盤3との間に開成した鉋刃
    突出口4を開閉自在に取付けられる電動鉋の安全
    カバーであつて、前記鉋刃突出口を閉鎖するに十
    分な広さを有する基部12aの先端部に、被切削
    材aの小口a′と当接可能な当接片12cを曲折
    し、該安全カバーを鉋刃突出口を閉鎖する方向へ
    スプリング14により賦勢させ、その基部両側に
    略L字形状に足部12b,12bを屈曲突設して
    正面略〓字形状に形成し、その足部を、本体フレ
    ーム1とカバー8に対設した円弧状溝13,13
    に摺動自在に係嵌して成ることを特徴とする電動
    鉋の安全カバー。
JP12212879U 1979-09-03 1979-09-03 Expired JPS6218402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12212879U JPS6218402Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12212879U JPS6218402Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5639211U JPS5639211U (ja) 1981-04-13
JPS6218402Y2 true JPS6218402Y2 (ja) 1987-05-12

Family

ID=29354223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12212879U Expired JPS6218402Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0798324B2 (ja) * 1987-08-10 1995-10-25 株式会社芝浦製作所 カンナ

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Publication number Publication date
JPS5639211U (ja) 1981-04-13

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