JPS6349261Y2 - - Google Patents

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JPS6349261Y2
JPS6349261Y2 JP1985033913U JP3391385U JPS6349261Y2 JP S6349261 Y2 JPS6349261 Y2 JP S6349261Y2 JP 1985033913 U JP1985033913 U JP 1985033913U JP 3391385 U JP3391385 U JP 3391385U JP S6349261 Y2 JPS6349261 Y2 JP S6349261Y2
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JP
Japan
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blade
protective case
prevention member
locking
arms
Prior art date
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Expired
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JP1985033913U
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English (en)
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JPS61151670U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は包丁等の刃物においてその刀身を収
容するさやに関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来のさやは通常刀身全体を覆うものであつた
が、危険防止上少なくとも刀身の刃部のみを覆う
ことができれば充分であり、又その方がコンパク
トになる等の利点がある。
ところが、単に刃部を覆うだけでは刀身がさや
から簡単に離脱するおそれがある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案はこの問題点に鑑みてなされ、後記する
実施例の図面に示すように、刀身14の刃部14
aのみを覆う保護ケース1に対し、両アーム9の
一端部を互いに連結してその連結部分を係止部1
0とした離脱防止部材8を、その他端部において
回動可能に取付けるとともに、この離脱防止部材
8には刃部収容時両アーム9間に刀身14を挿入
して係止部10を刀身14の背部14bに係止さ
せた状態で、前記係止部10を同背部14bに圧
接させるように付勢する付勢部材11を設けた手
段を採用している。
(作用) 本考案は上記構成によつて次のように作用す
る。
すなわち、包丁の刀身14を保護ケース1の一
方から離脱防止部材8の両アーム9間を通して保
護ケース1の収容溝2内に挿入すると、刀身14
の刃部14aのみが前記保護ケース1内に位置す
るとともに、刀身14の背部14bが離脱防止部
材8の係止部10に係合する。その後、前記刀身
14をさらに押込むと、係止部10が背部14b
に沿つて移動しながら同背部14bにより持上げ
られて両アーム9が付勢部材11の付勢力に抗し
て上方へ回動する。すると、刀身14の刃部14
aのみが保護ケース1内に完全に収容されて覆わ
れるとともに、離脱防止部材8はその係止部10
で刀身14の背部14bを圧接して刀身14の離
脱を防止する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1〜4図に示す保護ケース1においては、第
5〜7図に図示するように、上方へ開放された細
長の収容溝2が形成され、その底壁部2aには複
数の水切り孔3が貫設されるとともに、両側壁部
2b,2cの両端が端壁部2d,2eで閉塞され
ている。両側壁部2b,2cの上縁のほぼ中央部
には切欠き孔4が形成されるとともに、一方の端
壁部2dの両外面には円形状の支持突部5が突設
され、両側壁部2b,2cの外面にはこの切欠き
孔4から側壁部2b,2cの上縁に沿つて支持突
部5に至りこの支持突部5の外周に沿つてU状に
屈曲して底壁部2aに至る段差状の嵌着部6が形
成されている。この嵌着部6のU状部分に対応す
る底壁部2aの下面には係止凹部7が形成されて
いる。
第1〜4図に示す離脱防止部材8においては、
第8〜10図に図示するように、互いに平行な両
アーム9の一端部が連結されてその連結部分が係
止部10となつており、両アーム9の他端部でU
状に屈曲されている。この付勢部材として屈曲部
11の内側には円形状の支持孔12が形成される
とともに、両屈曲部11の端部が係止板部13に
より連結されて断面コ字形状となつている。
前記離脱防止部材8は第5図の想像線で示すよ
うに前記保護ケース1に対し当てがわれ、この状
態から離脱防止部材8のU状屈曲部11内に保護
ケース1の一方の端壁部2dを押込むと、第2〜
4図に示すように保護ケース1の両支持突部5が
離脱防止部材8の両支持孔12に嵌合されるとと
もに、離脱防止部材8の係止板部13が保護ケー
ス1の係止凹部7に係入されて、離脱防止部材8
の両アーム9が保護ケース1の段差状嵌着部6に
嵌め込まれ、両アーム9間に保護ケース1の両側
壁部2b,2c及び端壁部2dを挾んだ状態で離
脱防止部材8の係止部10が保護ケース1の両切
欠き孔4に挿入される。
次に、以上のように構成されたさやに包丁の刀
身を収容する場合について述べる。第2〜4図に
示す不使用状態で包丁の刀身14(第4図の想像
線参照)を保護ケース1の一方の端壁部2dから
離脱防止部材8の両アーム9間を通して保護ケー
ス1の収容溝2内に挿入すると、刀身14の刃部
14aが収容溝2の底壁部2aに面するととも
に、刀身14の背部14bが離脱防止部材8の係
止部10に係合する。刀身14をさらに収容溝2
内に押込むと、係止部10が背部14bに沿つて
移動しながら同背部14bにより持上げられて両
アーム9がその屈曲部11の弾性に抗して上方へ
回動する。そして、第1図に示すように刀身14
の刃部14aのみが保護ケース1の収容溝2内に
完全に収容されて覆われると、両アーム9が刀身
14のあご部14cから背部14bに向けて傾斜
した状態で、離脱防止部材8はその係止部10で
刀身14の背部14bを圧接して刀身14の離脱
を防止する。
逆に、第1図に示す使用状態で包丁の刀身14
を保護ケース1から抜くと、両方アーム9がその
屈曲部11の弾性により下方へ回動して第2〜4
図に示す不使用状態に戻る。
又、第11図に示すように包丁の刀身14を保
護ケース1の他方の端壁部2e側から収容溝2内
に挿入することもでき、この場合には離脱防止部
材8の両アーム9が刀身14の先端部から背部1
4bに向けて傾斜する点で、前述した第1図の場
合と異なる。
なお、前記離脱防止部材8はその屈曲部11で
保護ケース1に対し着脱自在になつているが、こ
れらを一体形成してもよい。又、離脱防止部材8
が有する弾性はこれとは別体のばねにより与える
ことも可能である。
考案の効果 要するに本考案によれば、刃部収容時刀身14
の背部14bに付勢部材11の付勢力によつて係
止部10が圧接される離脱防止部材8を備えてい
るので、刀身14が保護ケース1から離脱するの
を防止することができるとともに、刀身14を保
護ケース1に対してワンタツチで収容することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるさやの使用
状態を示す正面図、第2図は同じく不使用状態を
示す正面図、第3図はその平面図、第4図は第3
図のX−X線断面図、第5図は保護ケースの正面
図、第6図はその平面図、第7図は第6図のY−
Y線断面図、第8図は離脱防止部材の正面図、第
9図はその平面図、第10図は第9図のZ−Z線
断面図、第11図は別の使用状態を示す正面図で
ある。 保護ケース1、収容溝2、離脱防止部材8、ア
ーム9、係止部10、付勢部材としての屈曲部1
1、刀身14、刃部14a、背部14b。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刀身14の刃部14aのみを覆う保護ケース1
    に対し、両アーム9の一端部を互いに連結してそ
    の連結部分を係止部10とした離脱防止部材8
    を、その他端部において回動可能に取付けるとと
    もに、この離脱防止部材8には刃部収容時両アー
    ム9間に刀身14を挿入して係止部10を刀身1
    4の背部14bに係止させた状態で、前記係止部
    10を同背部14bに圧接させるように付勢する
    付勢部材11を設けたことを特徴とする包丁等の
    さや。
JP1985033913U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPS6349261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985033913U JPS6349261Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985033913U JPS6349261Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61151670U JPS61151670U (ja) 1986-09-19
JPS6349261Y2 true JPS6349261Y2 (ja) 1988-12-19

Family

ID=30536800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985033913U Expired JPS6349261Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228548B2 (ja) * 1972-09-26 1977-07-27

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228548U (ja) * 1975-08-18 1977-02-28
JPS54106141U (ja) * 1978-01-10 1979-07-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228548B2 (ja) * 1972-09-26 1977-07-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61151670U (ja) 1986-09-19

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