JPH0532001Y2 - - Google Patents

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JPH0532001Y2
JPH0532001Y2 JP1986178140U JP17814086U JPH0532001Y2 JP H0532001 Y2 JPH0532001 Y2 JP H0532001Y2 JP 1986178140 U JP1986178140 U JP 1986178140U JP 17814086 U JP17814086 U JP 17814086U JP H0532001 Y2 JPH0532001 Y2 JP H0532001Y2
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nail clipper
horizontal shaft
operation lever
pressing operation
blade body
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は爪切りに関し、詳しくは押圧操作て
この改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の爪切りとしては、例えば実開昭58−
169804号公報や特開昭58−195504号公報や特開昭
58−198305号公報や実開昭58−174006号公報に示
すように、刃体に対し押圧操作てこが横軸をもつ
て支持されたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) いずれの形式の爪切りも、前記横軸の左右両端
部が左右両側方へ露出して見えるため、見映えが
悪くなつて商品価値の低下の原因になつていた。
又前記従来の爪切りにおいては、横軸が押圧操作
てこから抜け出すのを防止するため両端にカシメ
加工を施すので加工工数が多くなつている。
本考案の目的はこの横軸の左右両端部が左右両
側方から見えないように改良することにより、見
映えを良くして商品価値を高めるとともに、加工
工数の引下げを図つたものである。
考案の構成 (問題を解決するための手段) 前記した問題点を解決するためにこの考案は、
刃体に挿通した縦軸に横軸を貫挿し、この横軸で
押圧操作てこを支持するようにした爪切りにおい
て、 前記横軸の左右両端部を、押圧操作てこの左右
両側に垂設された隠蔽部により左右両側から覆う
ようにしたものである。
(作用) このように構成された爪切りにおいては、横軸
20の左右両端部20aが押圧操作てこに設けた
隠蔽部15b,27aにより隠され左右両側方か
らは見えず、又前記隠蔽部15b,27aにより
横軸20の抜け止めが行われる。
(第一実施例) まず、本考案の第一実施例を第1〜10図に従
つて説明する。
第1〜3図に示すように爪切り本体1において
は、上刃体2と下刃体3とがその基端側で互いに
固着されてこの両刃体2,3の先端部の上下両切
刃2a,3a側には互いに接近離間する上下方向
への弾性を持たせている。この上下両刃体2,3
の先端側には縦軸4が挿通され、その下端の頭部
4aが下刃体3に係止されているとともに、その
上端部4bには上刃体2上で押圧操作てこ5の基
端部が以下に述べるようにして上下方向へ回動可
能に支持されている。すなわち、第9,10図に
示すように、この押圧操作てこ5は装飾板15と
この装飾板15の左右両側を下方に折曲げて垂設
した左右両側板部15bとにより、基端側から先
端側へ延びるように成形された凹部16に対し嵌
め込まれた力点部材17とからなる。この力点部
材17の基端部には左右支持部18とそれらの間
の切込み19とが形成され、この切込み19に前
記縦軸4の上端部4bが挿入されているととも
に、この上端部4bに貫挿された横軸20の左右
両端部20aは前記力点部材17の両支持部18
に支持されている。前記縦軸4の上端部4bは前
記装飾板15の凹部16の基端側において装飾板
15の上板部15aにて構成される隠蔽部により
上方から覆われ、又、前記横軸20の左右両端部
20aは装飾板15の凹部16の基端側において
装飾板15の左右両側板部15bにて構成される
隠蔽部により左右両側方から覆われている。前記
力点部材17の基端部には使用時上刃体2上に当
接される押圧突部17aが形成され、この当接部
分が上刃体2を下方へ押圧する力点部Fになつて
いる。又、装飾板15の先端部には係合段部15
cが形成されている。
第1,4,5図に示すように収納ケース6は本
体ケース7と蓋板8とからなる。本体ケース7に
おいては、その外面の上側から前側にかけて切欠
かれているとともに、この切欠部9aにて連続し
て一側が開放され、この一側を蓋板8が覆うよう
になつている。そして、本体ケース7と蓋板8と
が互いに組付けられた状態で本体ケース7の切欠
部9aが蓋板8により塞がれて収納ケース6には
開口9ができるようになつている。この開口9の
後縁には係合段部9bが形成されている。なお、
収納ケース6の前後両側は側面から見て半円弧状
になつている。
本体ケース7の内部には前後方向へ斜状に延び
る載置部10が一体的に架設され、その前端が前
記切欠部9aの前縁に連続している。この載置部
10の後端にはストツパ段部11が形成されてい
るとともに、前端側には凹部12が形成されてい
る。又、本体ケース7の前側内側面には前記載置
部10よりも若干上方においてガイド突起13が
突設され、蓋板8にもこのガイド突起13に対向
するガイド突起14が突設されている。
このように構成された収納ケース6に前記爪切
り本体1が収納された状態では、下刃体3が載置
部10上に載せられ、支軸4の頭部4aが載置部
10上の凹部12に入れられるとともに、本体ケ
ース7及び蓋板8のガイド突起13、14が上下
両刃体2,3間に入れられてこの両突起13,1
4と載置部10上との間で下刃体3が支持されて
いる。この状態で爪切り本体1はその長手方向
(第3図のA矢印方向)へ移動可能になる。
さて、爪切り本体1を前方へ移動させた使用状
態では、第1〜3図に示すように上下両切刃2
a,3a側が互いに上下方向へ開いて収納ケース
6の開口9から突出し、上下両刃体2,3の基端
部が載置部10のストツパ段部11に係止されて
この突出状態を保持する。又、押圧操作てこ5は
同開口9から上方へ突出している。そして、押圧
操作てこ5を押し下げると、上刃体2は押圧突部
17aにより下方へ押圧され、上下両切刃2a,
3aが互いに閉じる。
又、前記使用状態から、第6〜8図に示すよう
に、押圧操作てこ5を押し下げるとともに、爪切
り本体1を後方へ移動させ、押圧操作てこ5の先
端部の係合段部5bを開口9の後縁の係合段部9
bに係止させると、上下両刃体2,3の基端部が
載置部10のストツパ段部11から離脱して上下
両切刃2a,3a側が開口9へ没入するととも
に、上刃体2が下方へ押圧されて上下両切刃2
a,3aが互いに閉じる。又、押圧操作てこ5は
同開口9の上側を閉塞する。この閉塞状態は上刃
体2の弾性力により押圧操作てこ5の係合段部5
bが開口9の係合段部9bに圧接されることによ
り保持される。
一方、この不使用状態から爪切り本体1を前方
へ移動させると、押圧操作てこ5の係合段部5b
が開口9の係合段部9bから離脱して押圧操作て
こ5が上刃体2の弾性力により上方へ回動し、前
述した使用状態になる。
特に本実施例では、縦軸4の上端部4bが装飾
板15の上板部15aにより、又横軸20の左右
両端部20aが装飾板15の左右両側板部15b
によりそれぞれ隠され上方及び左右両側からは見
えない。
(第二実施例) 次に、本考案の第二実施例を第11〜15図に
従つて説明する。
爪切り本体1においては、上刃体2と下刃体3
とがその基端側で互いに固着されてこの両刃体
2,3の先端部の上下両切刃2a,3a側には互
いに接近離間する上下方向への弾性を持たせてい
る。この上下両刃体2,3の先端側には縦軸4が
挿通され、その下端の頭部4aが下刃体3に係止
されているとともに、その上端部4bには上刃体
2上で押圧操作てこ5の基端部が以下に述べるよ
うにして上下方向へ回動可能に支持されている。
すなわち、この押圧操作てこ5はてこ本体21
とこのてこ本体21上に取着された木製の装飾板
22とからなる。このてこ本体21の基端部には
力点部材23が形成され、この力点部材23には
左右両支持部24とそれらの間の切込み25が形
成されている。この切込み25には前記縦軸4の
上端部4bが挿入されているとともに、この上端
部4bに貫挿された横軸20の左右両端部20a
は前記力点部材23の両支持部に支持されてい
る。装飾板22は上板部26と上板の左右両側を
下方に折曲げて垂設した左右両側板部27とから
なり、上板部26の基端部に係合された切欠き2
6aに力点部材23が嵌合されている。この切欠
き26aの左右両側には側板部27の端部27a
が突設され、この端部27aにて構成される隠蔽
部によつて横軸20の左右両端部20aが左右両
側方から覆われている。前記力点部23には使用
時上刃体2上に当接される押圧突部23aが形成
され、上刃体2を下方へ押圧するようになつてい
る。
収納ケース28は上面及び前面が開放された木
製の本体ケース29とその内部に嵌め込まれたプ
ラスチツク製の支持台30とからなる。前記爪切
り本体1はこの収納ケース28内に入れられてい
る。この収納状態では、支持台30の後部に形成
された係止孔31に対し両刃体2,3の基端部が
係入されているとともに、支持台30の前部に形
成された突起32が下刃体3の長孔33に挿入さ
れ、爪切り本体1が収納ケース28の前側から出
没するようになつている。
そして、使用時には第11図に示すように押圧
操作てこ5を立てて下方へ押さえる。又、不使用
時には第12,13図に示すように押圧操作てこ
5を寝かせる。
特に本実施例においても、横軸20の左右両端
部20aが左右両側板部27の端部27aにより
隠され左右両側方からは見えない。
又、この左右両側板部27の端部27aは横軸
20の抜け止め機能をも果たすので、横軸20の
左右両端部20aをかしめたり実開昭61−82502
号公報に示すように同端部27aを凹凸状態にし
たりする必要がなくなり、作業能率が向上する。
(他の実施例) 前記第一及び第二実施例は各種形式の爪切り本
体1の一部を示したのみであるが、横軸20に押
圧操作てこ5を支持する形式のものであれば、例
えば実開昭58−169804号公報や特開昭58−195504
号公報や特開昭58−198305号公報や実開昭58−
174006号公報に示すものにも応用可能である。
効 果 要するに本考案によれば、横軸20の左右両端
部20aが左右両側方から見えないので、見映え
が良くなり、又従来の爪切りで必須であつたカシ
メ工程が省略でき商品価値を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜10図は第一実施例を示し、第1図は爪
切りの使用状態を示す斜視図、第2図は同爪切り
から収納ケースの蓋板を取外した状態を示す斜視
図、第3図は同じく断面図、第4図は収納ケース
の本体を示す斜視図、第5図は収納ケースの蓋板
を示す斜視図、第6図は爪切りの不使用状態を示
す斜視図、第7図は同爪切りから収納ケースの蓋
板を取外した状態を示す斜視図、第8図は同じく
断面図、第9図は押圧操作てこの支持部分を示す
部分断面図、第10図は第9図のX−X線断面
図、第11〜15図は第二実施例を示し、第11
図は爪切りの使用状態を示す断面図、第12図は
爪切りの不使用状態を示す断面図、第13図は爪
切りの不使用状態を示す平面図、第14図は押圧
操作てこの支持部分を示す部分断面図、第15図
は第14図のY−Y線断面図である。 爪切り本体……1、上刃体……2、下刃体……
3、押圧操作てこ……5、装飾板……15、側板
部……15b(隠蔽部)、装飾板……22、側板部
……27、端部……27a(隠蔽部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 刃体2,3に挿通した縦軸4に横軸20を貫挿
    し、この横軸20で押圧操作てこ5を支持するよ
    うにした爪切りにおいて、 前記横軸20の左右両端部20aを、押圧操作
    てこ5の左右両側に垂設された隠蔽部15b,2
    7aにより左右両側から覆うことを特徴とする爪
    切り。
JP1986178140U 1985-11-21 1986-11-19 Expired - Lifetime JPH0532001Y2 (ja)

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JP1986178140U JPH0532001Y2 (ja) 1985-11-21 1986-11-19

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JP1986178140U JPH0532001Y2 (ja) 1985-11-21 1986-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5447583U (ja) * 1977-09-07 1979-04-02
JPS5483983U (ja) * 1977-11-25 1979-06-14

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