JPS6110561Y2 - - Google Patents

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JPS6110561Y2
JPS6110561Y2 JP6777982U JP6777982U JPS6110561Y2 JP S6110561 Y2 JPS6110561 Y2 JP S6110561Y2 JP 6777982 U JP6777982 U JP 6777982U JP 6777982 U JP6777982 U JP 6777982U JP S6110561 Y2 JPS6110561 Y2 JP S6110561Y2
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JP
Japan
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blade body
lower blade
support shaft
leaf spring
bodies
Prior art date
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JP6777982U
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JPS58169804U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は爪切りに関するものである。
従来の爪切りにおいては、第16,17図に示
すように、上部刃体1と下部刃体2とをその基端
側にて互いに固着して各々に離間する方向への弾
性を持たせ、上下両刃体1,2の先端側に形成し
た上下両切刃7,8近傍にて上下両刃体1,2間
にピン9を挿嵌し、上部刃体1の外面上において
押杆13をピン9に対し回動可能に軸12着して
いた。そして、上部刃体1と押杆13との係止に
より上下両刃体1,2の際限のない拡開を防止し
ていた。この爪切りの押杆13を支承する支軸1
2は上部刃体1の外面上にあるので、外観上見映
えが悪かつた。
本考案の目的はこのような欠点を解消するため
に押杆を支承する支軸の位置を変更するととも
に、上下両刃体の際限のない拡開を防止するため
の板ばねを設けた爪切りを提供することにある。
以下、本考案を具体化した第1実施例を第1〜
6図に従つて説明すると、第2,4図に示すよう
に、上部刃体1と下部刃体2はその基端側にて下
部刃体2外側のやすり3とともにリベツト4によ
り互いに固着され、各々に離間する方向への弾性
を持たせている。第1図に示すように、上部刃体
1の先端部にはその左右両側で切欠いて幅狭部5
が形成され、この幅狭部5の基端に斜状の肩部6
が形成されるとともに、幅狭部5の先端に切刃7
が形成されている。又、下部刃体2は上部刃体1
の幅狭部5と同一幅であつて、この幅狭部5を除
いて上部刃体1は下部刃体2よりも幅広になつて
いるとともに、上部刃体1の基端部1aが第4図
に示すように下部刃体2及びやすり3の基端部2
a,3aよりも突出している。下部刃体2の先端
には切刃8が形成され、その近傍には第4図に示
すようにピン9が上下両刃体1,2間へ挿通され
ている。
前記上下両刃体1,2の先端部間には第4図に
示すように板ばね10が介装され、その一端部が
上部刃体1の内面に固着されるとともに、他端部
に形成された長孔11には前記ピン9が挿通され
ている。このピン9には第4,6図に示すように
上下両刃体1,2間でその左右両側開口へ延びる
支軸12が挿着され、前記板ばね10の他端部は
この支軸12と下部刃体2の内面との間に挿入さ
れて支軸12に係止可能になつている。
前記支軸12の両端部には押杆13の両基端部
が第2図に示すように支承され、この押杆13は
その先端部の連結部13aで一体連結されてコ状
をなし、支軸12に対し一体回動可能になつてい
る。
このように構成された第1実施例の爪切りにお
いては、使用状態において第2,4図に示すよう
に押杆13が上部刃体1の幅狭部5の左右両側に
回動されたとき上部刃体1の肩部6に当接され、
この接触部分をそれぞれの間の力点部Fとしてい
る。そして、押杆13により上部刃体1を第2,
4図の矢印方向へ押圧すると、上部刃体1は下部
刃体2の内面に接する板ばね10の付勢に抗して
下部刃体2に接近し、それらの上下両切刃7,8
が重なる。一方、押杆13への押圧を解除する
と、上下両刃体1,2の持つ弾性及び板ばね10
の付勢により上部刃体1は下部刃体2から離間す
るが、板ばね10が支軸12に係止されるため、
上下両刃体1,2の離間方向への拡開が規制され
る。
又、不使用状態においては、押杆13を第2図
P矢印方向へ回動させると、第3,5,6図に示
すように押杆13が上下両刃体1,2の左右両側
開口を塞ぐ位置で上部刃体1の左右両側縁部1b
の内面及び基端部1aに係止される。
次に他の実施例を説明する。
第7〜9図に示す第2実施例においては、第1
実施例における支軸12の挿着構造を変更してい
る。すなわち、第1実施例のピン9がなくそれに
代えて下部刃体2の先端部左右両側にブラケツト
14が形成され、この両ブラケツト14間に支軸
12が挿着されている。又、ピン9がないため、
板ばね10には長孔11を形成する必要がない。
基端部が上部刃体1の内面に固着された板ばね1
0の他端部は第8図に示すように支軸12と下部
刃体2の内面との間に挿入されて支軸12に係止
可能になつている。
第10〜15図に示す第3実施例においては、
上部刃体1と下部刃体2は同一幅であつて、第1
3図に示すようにそれらの基端部1a,2a及び
やすり3の基端部3aが互いに揃えてある。押杆
13の両基端部内側には係合突起15が形成さ
れ、使用状態において押杆13を上下両刃体1,
2先端部の左右両側に回動させたとき、この係合
突起15と上部刃体1の外面との接触部分を各々
の間の力点部Fとしている。又、下部刃体2の先
端部左右両側に切欠き部16が形成され、不使用
状態において押杆13が上下両刃体1,2の左右
両側開口を塞ぐ位置で前記押杆13の係合突起1
5が下部刃体2に干渉しないように前記切欠き部
16に挿入され、第12,14,15図に示すよ
うに押杆13は上下両刃体1,2の周縁部を囲う
ように係止される。なお、やすり3は省略しても
よい。
以上の爪切りは、板ばね10がなかつた場合、
ピン9又はブラケツト14には上下両刃体1,2
の切刃7,8間が必要以上に開くのを規制する手
段がないためこわれ易くなる。従つて、本考案で
は板ばね10の一端部を上部刃体1の内面に固着
し、その他端部を支軸12と下部刃体2の内面と
の間に位置させて上下両切刃7,8の際限のない
拡開を良好に規制している。又、板ばね10は上
下両刃体1,2の拡開方向への弾性を補助する作
用も行わせることができる。
以上詳述した本考案の爪切りは、上部刃体1と
下部刃体2とをその基端側にて互いに固着して
各々に離間する方向への弾性を持たせ、上下両刃
体1,2の先端側に形成した上下両切刃7,8近
傍における上下両刃体1,2間でその左右両側開
口へ延びる支軸12を下部刃体2に対し軸着し、
この支軸12には上部刃体1を下部刃体2に接接
近せる方向へ押圧する押杆13を支承し、上下両
刃体1,2の先端部間には板ばね10を介装して
同板ばね10の一端部を上部刃体1に固着すると
ともにその他端部を下部刃体2の内面と前記支軸
12との間に挿入して上下両刃体1,2の離間方
向への拡開を規制するように支軸12に係止可能
にしたことを特徴とする。従つて、押杆13を支
承する支軸12が上下両刃体1,2間にあるの
で、上部刃体1の外面には押杆13の支承部が表
われず、外観上見映えが良くなり、しかもこの支
軸12と板ばね10との係止により上下両刃体
1,2の際限のない拡開を防止することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は第1実施例を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は使用状態の斜視図、第3図は不
使用状態の斜視図、第4図は使用状態の側面図、
第5図は不使用状態の側面図、第6図は第5図の
底面図、第7図〜第9図は第2実施例を示し、第
7図は分解斜視図、第8図は使用状態の側面図、
第9図は不使用状態の側面図、第10図〜第15
図は第3実施例を示し、第10図は分解斜視図、
第11図は使用状態の斜視図、第12図は不使用
状態の斜視図、第13図は使用状態の側面図、第
14図は不使用状態の斜視図、第15図は第14
図の底面図、第16図〜第17図は従来例を示
し、第16図は使用状態の側面図、第17図は不
使用状態の側面図である。 上部刃体……1、下部刃体……2、幅狭部……
5、肩部……6、切刃……7,8、ピン……9、
板ばね……10、長孔……11、支軸……12、
押杆……13、ブラケツト……14、係合突起…
…15、切欠き部……16、力点部……F。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部刃体1と下部刃体2とをその基端側にて
    互いに固着して各々に離間する方向への弾性を
    持たせ、上下両刃体1,2の先端側に形成した
    上下両切刃7.8近傍における上下両刃体1,
    2間でその左右両側開口へ延びる支軸12を下
    部刃体2に対し軸着し、この支軸12には上部
    刃体1を下部刃体2に近接させる方向へ押圧す
    る押杆13を支承し、上下両刃体1,2の先端
    部間には板ばね10を介装して同板ばね10の
    一端部を上部刃体1に固着するとともにその他
    端部を下部刃体2の内面と前記支軸12との間
    に挿入して上下両刃体1,2の離間方向への拡
    開を規制するように支軸12に係止可能にした
    ことを特徴とする爪切り。 2 支軸12は下部刃体2の先端部に挿通された
    ピン9に挿着され、板ばね10の他端部にはこ
    のピン9が挿通される長孔11を形成して実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の爪切り。 3 支軸12は下部刃体2の先端部左右両側に形
    されたブラケツト14に挿着されている実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の爪切り。
JP6777982U 1982-05-10 1982-05-10 爪切り Granted JPS58169804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6777982U JPS58169804U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 爪切り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6777982U JPS58169804U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 爪切り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169804U JPS58169804U (ja) 1983-11-12
JPS6110561Y2 true JPS6110561Y2 (ja) 1986-04-04

Family

ID=30077589

Family Applications (1)

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JP6777982U Granted JPS58169804U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 爪切り

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442558B1 (ko) * 1999-05-31 2004-07-30 박경한 손톱깎이가 형성된 포켓툴
JP2017140273A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 株式会社アイトック 爪切り

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Publication number Publication date
JPS58169804U (ja) 1983-11-12

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