JPH0443125Y2 - - Google Patents

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JPH0443125Y2
JPH0443125Y2 JP18389187U JP18389187U JPH0443125Y2 JP H0443125 Y2 JPH0443125 Y2 JP H0443125Y2 JP 18389187 U JP18389187 U JP 18389187U JP 18389187 U JP18389187 U JP 18389187U JP H0443125 Y2 JPH0443125 Y2 JP H0443125Y2
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JP
Japan
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blade body
lower blade
operation lever
pressing operation
bodies
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JP18389187U
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JPH0186905U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は爪切りにおいて不使用時その押圧操
作てこを上刃体上に重ねて保持する構造に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の爪切りにおいては、例えば実開昭58−
174006号公報の第13図及び第14図に示すよう
に、上刃体と下刃体とがその後端部で互いに固着
されて各々には接近離間する方向への弾性を持た
せ、上下両刃体の前端部に形成された上下両刃先
の近傍にて上下両刃体にピンが回動可能に挿嵌さ
れ、上刃体上で押圧操作てこがこのピンに対し回
動可能に軸着されていた。そして、不使用時には
押圧操作てこがその上下面を反対にして上刃体上
に重ねられる。そのため、押圧操作てこの前端部
に形成された上刃体押圧用の力点部が上方へ突出
した状態になり、爪切りの全体形状がこの力点部
の突出で見映えが悪くなるばかりでなく、嵩張る
欠陥があつた。
そこで、本出願人は、不使用時に押圧操作てこ
をその上下面を反対にすることなく上刃体上に重
ねることができ、爪切り全体をコンパクト化でき
るとともに、外観上の見映えも良くする目的で、
実開昭60−5607号公報に示す爪切りを既に提供し
ている。
この爪切りにおいては、刃体の後端部上に係合
片が上方へ突出して固定されているとともに、押
圧操作てこの後端部に係止板が下方へ突設され、
不使用時押圧操作てこを上刃体上に重ねたとき、
係止板が係合片に係合されて押圧操作てこが不用
意に持ち上がらないようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前述した押圧操作てこの保持構造で
あると、別部品である係合片を刃体に取着する必
要があるため、部品点数が増えるとともに、構造
が複雑になる問題があつた。
本考案の目的は不使用時押圧操作てこを保持す
るための特別な部品を付加することなく、刃体及
び押圧操作てこに対し単に所定の加工を施すこと
により、部品点数を減らすとともに、構造を簡単
にすることにある。
考案の構造 (問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は後記する実施例の図面に示
すように、上刃体1と下刃体2とをその後端部3
で互いに固着して各々には接近離間する方向への
弾性を持たせ、上下両刃体1,2の前端部に形成
した上下両刃先1a,2aの近傍の上下両刃体
1,2間で支軸5を下刃体2に支持するととも
に、この支軸5に上刃体1上の押圧操作てこ8の
前端部を上下方向へ回動可能に支持した爪切りに
おいて、下刃体2の後端部3の側縁を切欠いてこ
れと上刃体1の後端部3の側縁との間で係止部と
しての係止凹部13を形成し、不使用時押圧操作
てこ8を上刃体1上に重ねたとき上下両刃体1,
2を上方から収納するように押圧操作てこ8には
上板部9を両側板部10とを形成し、この側板部
10の内側に係止部としての突起12を形成して
側板部10の持つ弾性によりこの突起12を前記
係止凹部13に対し係脱可能にしたものである。
(作用) さて、使用時に前記突起12を前記係止凹部1
3から外して、押圧操作てこ8を押えると、上刃
体1が下刃体2側へ撓んで上下両刃先1a,2a
が当接する。
一方、不使用時、押圧操作てこ8を上刃体1上
に重ねて上下両刃体1,2を押圧操作てこ8内に
収納すると、前記突起12が前記係止凹部13に
係入されて押圧操作てこ8が上下両刃体1,2に
対し保持される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
上刃体1と下刃体2とはその後端部3で互いに
固着され、各々には接近離間する方向への弾性を
持たせている。上下両刃体1,2の前端部に形成
された上下両刃先1a,2aの近傍において下刃
体2の左右両側には支持板部4が上方へ折曲形成
され、上下両刃体1,2間でこの両支持板部4間
に支軸5が架設されている。又、この両支持板部
4の上方において上刃体1の左右両側には切込み
6が形成され、上刃体1が下方へ撓んだとき第
5,6図に示すように両支持板部4がこの両切込
み6に挿入されるようになつている。なお、上刃
体1上には爪やすり7が軸7aにより左右方向へ
回動可能に支持され、第1図に示すように上刃体
1上の載る不使用位置と上刃体1から後方へ突出
する使用位置とを取り得るようになつている。
上刃体1上の押圧操作てこ8は上板部9と左右
両側板部10とにより断面コ字形状をなし、上板
部9の前端部9aの左右両側から前方へ突出され
た両側板部10の突出部10aが前記支軸5の左
右両端部に対し前記両支持板部4の外側で上下方
向へ回動可能に支持されている。この押圧操作て
こ8内に取付けられた力点部材11は第3図に示
すように断面円形状の棒状をほぼコ字形状に折曲
げたものであつて、その両端部11aが第2,5
図に示すように押圧操作てこ8の両側板部10に
対し回動可能に支持され、押圧操作てこ8の上板
部9の下側に重合し得るようになつている。
特に本実施例においては、前記押圧操作てこ8
の左右両側板部10が弾性を有し、この両側板部
10の後端部内側に小突起12が形成されてい
る。又、下刃体2の後端部3の左右両側縁を切欠
いてこれと上刃体1の左右両側縁との間で係止凹
部13が形成され、この係止凹部13に前記小突
起12が係入されるようになつている。
さて、このように構成された爪切りにおいて
は、使用時に押圧操作てこ8の両側板部10の小
突起12を下刃体2の両係止凹部13から外す
と、上下両刃体1,2の刃先1a,2aはそれら
の弾性により互いに離間する。この状態で力点部
材11を押圧操作てこ8の上板部10の前端側下
面に重合させると、第1,2図に示すように押圧
操作てこ8は上刃体1上で力点部材11に支えら
れて斜め上方に傾斜する。そして、この押圧操作
てこ8を下方へ押えると、上刃体1が力点部材1
1を介して下方へ撓み、上下両刃先1a,2aが
当接する。
一方、不使用時、力点部材11を押圧操作てこ
8の上板部9の後端側下面に重合させた状態で、
押圧操作てこ8を下方へ押すと、第4,5図に示
すように上下両刃体1,2が押圧操作てこ8の両
側板部10間に挾入されて両側板部10の小突起
12がその弾性により下刃体2の両係止凹部13
に第7,8図に示すように係入され、上下両刃体
1,2及び爪やすり7が押圧操作てこ8内に収納
される。この状態では、上下両刃体1,2に対し
押圧操作てこ8が保持されるとともに、上刃体1
が押圧操作てこ8の上板部9の前端縁9aにより
下方へ押されて、上下両刃先1a,2aが接近す
る。そして、使用時押圧操作てこ8の後端部を持
ち上げると、両側板部10の小突起12が下刃体
2の両係止凹部13から外れ、前述した使用状態
にすることができる。
このように本実施例においては、不使用時上下
両刃体1,2を収納するために必要な押圧操作て
こ8の左右両側板部10に小突起12を形成する
とともに、下刃体2を切欠いて上刃体1との間で
係止凹部13を形成し、それらを互いに係合させ
ることにより上下両刃体1,2に対し押圧操作て
こ8を保持できるようにしたので、その保持手段
のための特別な部品を上下両刃体1,2に付加す
る必要がなく、爪切りとして必要な既存の部品す
なわち上下両刃体1,2や押圧操作てこ8に加工
を施すだけでよい。従つて、部品点数が減るとと
もに、構造が簡単になる。
なお、前述した実施例では力点部材11が押圧
操作てこ8の内側に回動可能に支持されている
が、例えば実開昭55−146006号広報に示すように
力点部材を上下両刃体側に回動可能に支持した
り、押圧操作てこ又は上下両刃体に対しスライド
可能に支持してもよい。
考案の効果 要するに本考案によれば、爪切りとして必要な
既存の部品に加工を施すだけでよいので、従来技
術に比較して部品点数が減るとともに、構造が簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例にかかる爪切りの使用状態を
示す側面図、第2図は同じく断面図、第3図は第
1図のA視部分図、第4図は本実施例にかかる爪
切りの不使用状態を示す側面図、第5図は同じく
断面図、第6図は第5図のB視部分図、第7図は
第5図のC視部分図、第8図は第5図の−線
断面図である。 1……上刃体、1a……刃先、2……下刃体、
2a……刃先、5……支軸、8……押圧操作て
こ、9……上板部、10……側板部、11……力
点部材、12……小突起、13……係止凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上刃体1と下刃体2とをその後端部3で互いに
    固着して各々には接近離間する方向への弾性を持
    たせ、上下両刃体1,2の前端部に形成した上下
    両刃先1a,2aの近傍の上下両刃体1,2間で
    支軸5を下刃体2に支持するとともに、この支軸
    5に上刃体1上の押圧操作てこ8の前端部を上下
    方向へ回動可能に支持した爪切りおいて、 前記下刃体2の後端部3の側縁を切欠いてこれ
    と上刃体1の後端部3の側縁との間で係止部13
    を形成し、不使用時押圧操作てこ8を上刃体1上
    に重ねたとき上下両刃体1,2を上方から収納す
    るように押圧操作てこ8には上板部9と両側板部
    10とを形成し、この側板部10の内側に係止部
    12を形成して側板部10の持つ弾性によりこの
    係止部12を前記係止部13に対し係脱可能にし
    たことを特徴とする爪切りにおける押圧操作てこ
    の不使用時保持構造。
JP18389187U 1987-12-01 1987-12-01 Expired JPH0443125Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0186905U JPH0186905U (ja) 1989-06-08
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