JPS6022916Y2 - ひげかす排除板付き2枚刃刺刀 - Google Patents

ひげかす排除板付き2枚刃刺刀

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JPS6022916Y2
JPS6022916Y2 JP11984180U JP11984180U JPS6022916Y2 JP S6022916 Y2 JPS6022916 Y2 JP S6022916Y2 JP 11984180 U JP11984180 U JP 11984180U JP 11984180 U JP11984180 U JP 11984180U JP S6022916 Y2 JPS6022916 Y2 JP S6022916Y2
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JP
Japan
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plate
rear end
lower blade
spacer
razor
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Expired
Application number
JP11984180U
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English (en)
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JPS5742759U (ja
Inventor
大三郎 伊藤
Original Assignee
株式会社貝印刃物開発センター
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この分野はひけかす排除板付き2枚方剃刀に関するもの
である。
従来技術 従来、第4図に示すようなひげかす排除板付き2枚方剃
刀が考えられている。
この剃刀は、スペーサ6を介して下刃体5と上刃体7と
を刃受は台1と天板8との間に固定し、天板8の後端部
に切欠溝2を切欠いて弓張り部3を形成するとともに、
上下刃体7,5間には排除板9をその遊嵌孔10に前記
スペーサ6を遊嵌するように介装し、又、前記弓張り部
3の中央下部から下向きに円形状突起15を突設し、こ
の円形状突起15が嵌挿される円孔16を排除板9の後
端中央部に形成したものである。
このように構成された剃刀においては、通常排除板9の
遊嵌孔10の後端縁10aが上下刃体7.5の後方にあ
り、弓張り部3を押圧したとき、この後端部10aが排
除板9の前進に伴い前方へ移動して上下刃体7,5間に
くい込むようになっている。
このとき、この後端縁10aが上下刃体7,5の後端縁
に引掛って排除板9の動きを悪くし、ひげかすの排除が
良好に行われないことがあった。
又、従来の構造では切欠溝2が天板8に形成されている
ため、上下刃体7,5間に収容しきれないひけかすや石
けんが天板8の上面を通って切欠溝2に溜まるという見
逃し難い欠陥もあった。
目的 この考案の目的は、上記従来技術の欠陥を解決するため
、上下刃体間に常にくい込む突片を排除板の遊嵌孔の後
端縁に突設して排除板の動きを円滑にするとともに、刃
受は台に切欠溝を形成して切欠溝にひげかすや石けんが
溜まったりしないようにすることができるひげかす排除
板付き2枚方剃刀を提供することにある。
実施例 以下、この考案を具体化した実施例を第1図及び第2図
に従って説明すると、1はホルダー(図示せず)に対し
着脱可能に嵌着されるプラスチック製刃受は台であって
、その後端部には左右方向へ延びる長孔状の切欠溝2を
切欠いて弓張り部3が形成されている。
3aは同弓張り部3の後端縁中央部に後方へ向けて突設
された突部、4はこの突部3aの後端縁に上方へ突設さ
れた指掛は部であって、はぼ直方体形状をな上第2図に
示すように弓張り部3の上面3bと段差状をなすように
なっている。
4aはこの指掛は部4の前面側に形成された係合面であ
って、弓張り部3に沿って一定幅延びるほぼ平面状をな
している。
そして、この刃受は台1上には下刃体5、スペーサ6、
上刃体7、天板8が順次重ね合わされ、同天板8下面の
突起8aによって上下刃体7,5及びスペーサ6が刃受
は台1に固定されている。
6aはスペーサ6の後端部中央に切欠かれた逃げ溝であ
る。
9は上下刃体7,5間に介装された排除板であって、そ
の中央部の遊嵌孔10に前記スペーサ6が遊嵌されるよ
うになっている。
11は同遊嵌孔10の後端縁10a中央部にスペーサ6
の逃げ溝6aと対応して突設された突片であって、第2
図に示すようにその先端部が常に上下刃体7,5間に介
入されている。
12は排除板9の後端縁中央部に後方へ向けて突設され
た突部、13は同突部12の後端縁に形成された係合凹
部であって、その両側から下方へ向けて係合片14が突
設されている。
そして、この係合凹部13には前記刃受は台1の指掛は
部4が嵌合され、この指掛は部4の係合面4aが係合凹
部13の係合面13aに係合されるとともに、前記係合
片14が第2図に示すように弓張り部3の後部端面3C
と若干の間隙(0,2rrvn程度)をおいて対応する
ようになっている。
さて、このように構成されたひげかす排除板付き2検力
剃刀でひげそりを行ったとき上下刃体7.5の前端部間
にひげかすが溜まった場合には、刃受は台1の指掛は部
4を押圧すると、刃受は台1の切欠溝2の余裕空間と弓
張り部3自体の弾性により同弓張り部3が彎曲変形され
、これに伴い指掛は部4の係合面4aが前進して排除板
9を前方へ移動させ、上下刃体7,5の前端部間のひげ
かすを排除することができる。
このとき、指掛は部4の係合面4aが平面状であるため
、この係合面4aが排除板9の係合凹部13の係合面1
3aに対し一定幅の面接触状態となり、指掛は部4への
押圧力を排除板9に対し平均的に伝え、排除板9を前方
へ向けて傾くことなく正確に移動させる。
又、排除板9の遊嵌孔10の突片11が常に上下刃体7
,5間に介入されているため、排除板9が前進してもそ
の遊嵌孔10の後端縁10aが上下刃体7,5の後端縁
に引掛かることなく円滑に移動する。
このとき、スペーサ6に逃げ溝6aが切欠かれているた
め、排除板9の前進に伴い突片11が嵌入し、排除板9
の前進が阻止されることがない。
次に指掛は部4の押圧力を解除すると、弓張り部3がそ
の弾性により復帰し、これに伴い弓張り部3の後部端面
3cが排除板9の係合片14を押すため、排除板9が後
方へ移動して元の位置に戻る。
このとき、この係合片14が排除板9の互いに間隔を置
いた三箇所にあるため、弓張り部3の復帰力を排除板9
に対し平均的に伝え、排除板9を後方へ向けて傾くこと
なく正確に移動させる。
以上のように構成されたひげかす排除板付き2検力剃刀
は下記のようにすることも可能である。
(イ)第3図に示すように、突片11を三角形状とする
とともに、スペーサ6を二分割して両者間の間隔を逃げ
溝6aとすること。
(ロ)突片11及びこれに対応する逃げ溝6aを複数個
形成すること。
効果 以上詳述したこの考案は、排除板9の遊嵌孔10の後端
縁10aには常に上下刃体7,5間に介入している突片
11を突設したので、排除板9の前進時に遊嵌孔10の
後端縁10aが上下刃体7.5の後端縁に引掛かること
がなくなり、円滑に排除板9が前後移動し、ひげかすの
排除を良好なものにすることができる。
又、切欠溝2を刃受は台1の後端部に形成したので、弓
張り部3への押圧力が把持側の刃受は台1にかかり天板
8にはその押圧力がほとんど及ばず、頻繁に剃刀を使用
した場合において天板8と刃受は台1との間の緩みを防
止してガタを極力なくすことができるとともに、上下刃
体7,5間に収容しきれないひげかすや石けんが切欠溝
2に溜まりにくく、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるひげかす排除板付き2枚刃剃
刀の一部切欠平面図、第2図は第1図のX−X線断面図
、第3図は他の実施例を示す図、第4図は従来のひげか
す排除板付き2枚刃剃刀を示す断面図である。 刃受は台1、弓張り部3、指掛は部4、下刃体5、スペ
ーサ6、上刃体7、天板8、排除板9、遊嵌孔10、突
片11、係合凹部13、係合片14゜

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スペーサ6を介して下刃体5と上刃体7とを刃受は
    台1と天板8との間に固定する剃刀において、プラスチ
    ック製刃受は台1の後端部には左右方向へ延びる切欠溝
    2を切欠いて弓張り部3を形成するとともに、上下刃体
    7,5間には排除板9をその遊嵌孔10に前記スペーサ
    6を遊嵌するようにして介装して同排除板9の後端部を
    前記弓張り部3に係止し、又、排除板9の遊嵌孔10の
    後端縁10aには常に上下刃体7.5間に介入している
    突片11を突設したことを特徴とするひげかす排除板付
    き2枚方剃刀。 2 スペーサ6の後端部には遊嵌孔10の突片11が嵌
    入する逃けi6aを切欠した実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のひげかす排除板付き2枚方剃刀。
JP11984180U 1980-08-23 1980-08-23 ひげかす排除板付き2枚刃刺刀 Expired JPS6022916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11984180U JPS6022916Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23 ひげかす排除板付き2枚刃刺刀

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Publication Number Publication Date
JPS5742759U JPS5742759U (ja) 1982-03-09
JPS6022916Y2 true JPS6022916Y2 (ja) 1985-07-08

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ID=29480498

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JP11984180U Expired JPS6022916Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23 ひげかす排除板付き2枚刃刺刀

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