JP2517722Y2 - 爪切りにおける押圧操作てこの構造 - Google Patents

爪切りにおける押圧操作てこの構造

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JP2517722Y2
JP2517722Y2 JP40171390U JP40171390U JP2517722Y2 JP 2517722 Y2 JP2517722 Y2 JP 2517722Y2 JP 40171390 U JP40171390 U JP 40171390U JP 40171390 U JP40171390 U JP 40171390U JP 2517722 Y2 JP2517722 Y2 JP 2517722Y2
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lever
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宏治 遠藤
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は爪切りにおいて使用時
に上刃体を押圧して上下両刃体の刃先を互いに当接させ
る押圧操作てこの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の爪切りとしては、実開昭
63−76203号公報に示すものがある。この爪切り
の押圧操作てこにおいては、金属からなるてこ本体の表
側にプラスチック製の装飾体が貼着されているととも
に、刃体に対する支持部付近で力点部がてこ本体から一
体に表側へ突設されている。ところが、このように金属
からなるてこ本体に直接力点部が一体に突設された構造
であると、てこ本体の成形が困難になる問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように従来の問題
点はてこ本体の成形の困難性にあり、本考案はてこ本体
と分離して設けた装飾体を力点部として兼用することに
よりてこ本体の成形を容易にすることを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的に鑑み、本考案
にかかる爪切りにおいては、後記する実施例の図面に示
すように、上刃体1と下刃体2とはそれらの刃先1a,
2aが互いに離れる方向への弾性を有し、この上下両刃
体1,2に支軸3が回動可能に挿通されてこの支軸3の
下端部が下刃体2の下面に係止されているとともに、こ
の支軸3の上端部が上刃体1上に突出している。押圧操
作てこ4は上刃体1上でこの支軸3の上端部に支持され
ている。
【0005】特に、押圧操作てこ4は金属製のてこ本体
5と、力点部12を有するプラスチック製の装飾体6と
を備えている。てこ本体5には切欠部7により一対の支
持腕8が形成されているとともに、装飾体6には切欠部
10により一対の支持腕11が形成され、この装飾体6
の両支持腕11がてこ本体5の両支持腕8間で切欠部7
に挿入された状態で、装飾体6がてこ本体5の表側に固
着されている。前記支軸3の上端部は上刃体1上で装飾
体6の切欠部10に挿入され、てこ本体5の両支持腕8
及び装飾体6の両支持腕11がこの支軸3の上端部に対
し支持ピン13により回動可能に支持されている。
【0006】
【作用】不使用時においては、図2及び図3に示すよう
に、押圧操作てこ4のてこ本体5を上刃体1上に重合さ
せる。使用時においては、図4及び図5に示すように、
押圧操作てこ4を上下反転させて傾斜させ、押圧操作て
こ4の装飾体6の力点部12を上刃体1上に当接させ
る。そして、押圧操作てこ4を下方へ押さえると、上刃
体1が力点部12により押圧され、上下両刃体1,2が
その弾性に抗して撓みそれらの刃先1a,2aが互いに
当接する。押圧操作てこ4への押圧を解除すると、上下
両刃体1,2の弾性によりそれらの刃先1a,2aが互
いに離れる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に従って説明
する。図1に示すように、金属からなる上刃体1と下刃
体2とはそれらの後端部で固着され、それらの前端に形
成された刃先1a,2aが互いに離れる方向への弾性を
有している。図2,3に示すように、上下両刃体1,2
の前端部にはそれらの刃先1a,2a付近で支軸3が回
動可能に挿通され、この支軸3の下端の頭部3aが下刃
体2の下面に係止されているとともに、この支軸3の上
端部が上刃体1の上方へ突出している。
【0008】押圧操作てこ4は一定厚の金属板材からな
るてこ本体5と、プラスチックからなる装飾体6とを備
えている。てこ本体5の前端部には切欠部7により一対
の支持腕8が二股状に形成されているとともに、てこ本
体5上の前部には凹所9が切欠部7に連続するように形
成され、このてこ本体5の上下両面は平面状をなしてい
る。なお、てこ本体5の下面にはやすり面5aが形成さ
れている。装飾体6の前端部には切欠部10により一対
の支持腕11が二股状に形成され、この両支持腕11付
近で力点部12が突設されている。この装飾体6はてこ
本体5の凹所9内に接着され、てこ本体5の切欠部7に
装飾体6の両支持腕11が挿入されててこ本体5の両支
持腕8の内側に重合されている。前記支軸3の上端部は
上刃体1上で装飾体6の両支持腕11間で切欠部10に
挿入され、てこ本体5の両支持腕8及び装飾体6の両支
持腕11に金属製の支持ピン13が挿着されて押圧操作
てこ4が支軸3に対し上刃体1上で回動可能に支持され
ている。
【0009】不使用時においては、図2及び図3に示す
ように、押圧操作てこ4のてこ本体5を上刃体1上に重
合させる。使用時においては、図4及び図5に示すよう
に、押圧操作てこ4を上下反転させて傾斜させ、押圧操
作てこ4の装飾体6の力点部12を上刃体1上に当接さ
せる。そして、押圧操作てこ4を下方へ押さえると、上
刃体1が力点部12により押圧され、上下両刃体1,2
がその弾性に抗して撓みそれらの刃先1a,2aが互い
に当接する。押圧操作てこ4への押圧を解除すると、上
下両刃体1,2の弾性によりそれらの刃先1a,2aが
互いに離れる。
【0010】このように本実施例の押圧操作てこ4にお
いては、てこ本体5から分離して設けた装飾体6を力点
部12として兼用することができるので、てこ本体5に
力点部を突設する必要がなくなっててこ本体5の成形が
容易になる。また、装飾体6がてこ本体5の凹所9内に
嵌着されているばかりではなく、てこ本体5の両支持腕
8と装飾体6の両支持腕11とが支持ピン13により互
いに連結されているので、てこ本体5に対し装飾体6を
確実に位置決めすることができる。
【0011】
【考案の効果】本考案の押圧操作てこ4によれば、てこ
本体5から分離して設けた装飾体6を力点部12として
兼用することができるので、てこ本体5に力点部を突設
する必要がなくなっててこ本体5の成形が容易になる。
また、装飾体6がてこ本体5に固着されているばかりで
はなく、てこ本体5の両支持腕8と装飾体6の両支持椀
11とが支持ピン13により互いに連結されているの
で、てこ本体5に対し装飾体6を確実に位置決めするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる爪切りを示す分解斜視図であ
る。
【図2】本実施例にかかる爪切りの不使用状態を示す組
立斜視図である。
【図3】同じく組立断面図である。
【図4】本実施例にかかる爪切りの使用状態を示す組立
斜視図である。
【図5】同じく組立断面図である。
【符号の説明】
1 上刃体、1a 刃先、2 下刃体、2a 刃先、3
支軸、4 押圧操作てこ、5 てこ本体、6 装飾
体、7 切欠部、8 支持腕、9 凹所、10切欠部、
11 支持腕、12 力点部、13 支持ピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上刃体(1)の刃先(1a)と下刃体
    (2)の刃先(2a))とが互いに離れる方向への弾性
    を上下両刃体(1,2)に持たせ、この上下両刃体
    (1,2)に支軸(3)を回動可能に挿通してこの支軸
    (3)の下端部を下刃体(2)の下面に係止させるとと
    もに、この支軸(3)の上端部を上刃体(1)上に突出
    させ、この支軸(3)の上端部に上刃体(1)上で押圧
    操作てこ(4)を支持した爪切りにおいて、前記押圧操
    作てこ(4)には金属製のてこ本体(5)と、力点部
    (12)を有するプラスチック製の装飾体(6)とを備
    え、てこ本体(5)には切欠部(7)により一対の支持
    腕(8)を形成するとともに、装飾体(6)には切欠部
    (10)により一対の支持腕(11)を形成し、この装
    飾体(6)の両支持椀(11)をてこ本体(5)の両支
    持椀(8)間で切欠部(7)に挿入した状態で、装飾体
    (6)をてこ本体(5)の表側に固着し、前記支軸
    (3)の上端部を上刃体(1)上で装飾体(6)の切欠
    部(10)に挿入し、てこ本体(5)の両支持腕(8)
    及び装飾体(6)の両支持腕(11)をこの支軸(3)
    の上端部に対し支持ピン(13)により回動可能に支持
    したことを特徴とする爪切りにおける押圧操作てこの構
    造。
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