JPH063204U - 爪切りにおける押圧操作てこの構造 - Google Patents

爪切りにおける押圧操作てこの構造

Info

Publication number
JPH063204U
JPH063204U JP4297792U JP4297792U JPH063204U JP H063204 U JPH063204 U JP H063204U JP 4297792 U JP4297792 U JP 4297792U JP 4297792 U JP4297792 U JP 4297792U JP H063204 U JPH063204 U JP H063204U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
lever
lever body
upper blade
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4297792U
Other languages
English (en)
Inventor
達也 斉藤
Original Assignee
株式会社貝印刃物開発センター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社貝印刃物開発センター filed Critical 株式会社貝印刃物開発センター
Priority to JP4297792U priority Critical patent/JPH063204U/ja
Publication of JPH063204U publication Critical patent/JPH063204U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 てこ本体7の最大幅W7,W9は上刃体1の
最小幅W1に対し0.5〜0.75倍に設定されてい
る。支持部9で切欠部10の幅W10は両腕9aの幅W
9aに対し1.2〜1.8倍に設定されている。押圧操
作てこ6の後端側でてこ本体7の両側にプラスチック製
の側壁13が付設され、両側壁13を含む押圧操作てこ
6の最大幅W6は上刃体1の最小幅W1よりも小さくか
つてこの本体7の最大幅W7よりも大きくなっている。
強度面のみを考慮しててこ本体7の最大幅W7,W9を
上刃体1の最小幅W1に比較して相当小さくしたにもか
かわらず、てこ本体7の両側で側壁13により押圧操作
てこ6の幅W6がてこ本体7の最大幅W7よりも大きく
なって、使用時に指を当てがい易くなる。 【効果】 金属製てこ本体7の幅W7を小さくできるの
で、材料費の節約になる。側壁13により押圧操作てこ
6の幅W6を大きくでき、使用時の操作性を維持でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は爪切りにおいてその上刃体上で上下両刃体の刃先を互いに当接させ る押圧操作てこに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の爪切りとしては、例えば特開平3−29606号公報に示すものがある 。この爪切りにおいては、上下両刃体に支軸が挿着され、上刃体上でこの支軸に 押圧操作てこが支持されている。この押圧操作てこにおいては、金属製のてこ本 体の前端部に二股状の支持部が形成され、この支持部の両腕間に前記支軸の上端 部が挿入されて、この上端部に対してこ本体が支持部の両腕で支持ピンにより回 動可能に支持されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような爪切りで金属製てこ本体の幅は、てこ本体に指を当てがった時押さ え易くなるように、十分に広くなっている。通常、上刃体はその前端から後端に 渡り同一幅になっているとともに、てこ本体もその前端から後端に渡り同一幅に なっており、上刃体の幅よりもてこ本体の幅が僅かに小さくなっている。従って 、不使用時に押圧操作てこを上刃体上に重合させたとき、てこ本体が上刃体の両 側から突出しない。
【0004】 ところで、使用時に押圧操作てこを上刃体上で傾斜させて下方へ押さえると、 てこ本体の支持部に最大モーメントが生じる。従って、てこ本体の幅はこのモー メントに応じて決める必要がある。また、上下両刃体の幅は爪を切り易くするた め、ある程度以上必要である。前記従来の爪切りでは、上下両刃体の幅はかかる 点を考慮して設定されている。
【0005】 ところが、前記従来の爪切りでは、てこ本体の幅は使用時の操作性のみを考慮 して設定されている。そのため、前記力学的な考慮も加えると、てこ本体の幅の 設定は過剰である。従って、てこ本体の材料費が高くなる。
【0006】 本考案は、てこ本体の材料費を節約できるとともに、使用時の操作性も維持で きる爪切りの押圧操作てこを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
後記する実施例の図面に示すように、本考案に係る爪切りにおいては、上刃体 1と下刃体2と押圧操作てこ6とを備えている。上刃体1と下刃体2とにそれら の刃先1a,2a付近で支軸3が挿通され、この支軸3の下端の頭部4が下刃体 2に係止されているとともに、この支軸3の上端部5が上刃体1上に突出してい る。押圧操作てこ6のてこ本体7においては、その前端部に二股状の支持部9が 形成されているとともに、この支持部9の両腕9a間に切欠部10が形成され、 上刃体1上でこの切欠部10に前記支軸3の上端部5が挿入されている。この上 端部5と両腕9aとに挿着された支持ピン14により、押圧操作てこ6が支軸3 に対し回動可能に支持されている。
【0008】 前記てこ本体7の最大幅W7,W9は前記上刃体1の最小幅W1に対し、0. 5〜0.75倍に設定されている。また、前記支持部9において切欠部10の幅 W10は両腕9aの幅W9aに対し1.2〜1.8倍に設定されている。さらに 、少なくとも押圧操作てこ6の後端側でてこ本体7の両側にプラスチック製の側 壁13が付設され、この両側壁13を含む押圧操作てこ6の最大幅W6は上刃体 1の最小幅W1よりも小さくかつてこ本体7の最大幅W7よりも大きくなってい る。
【0009】
【作用】
本考案に係る爪切りの押圧操作てこ6においては、強度面のみを考慮しててこ 本体7の最大幅W7,W9を上刃体1の最小幅W1に比較して相当小さくしたに もかかわらず、てこ本体7の両側に付設した側壁13により押圧操作てこ6の幅 W6がてこ本体7の最大幅W7よりも大きくなって、使用時に指を当てがい易く なる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例に係る爪切りを図面を参照して説明する。 上刃体1と下刃体2とはそれらの後端部で固着され、互いに接近離間する上下 方向の弾性を有している。上下両刃体1,2の前端部には刃先1a,2aが相対 向して形成されている。この上下両刃先1a,2a付近で上下両刃体1,2に支 軸3が回動可能に挿通され、この支軸3の下端の頭部4が下刃体2の下側に係止 されているとともに、この支軸3の上端部5が上刃体1上に突出している。
【0011】 押圧操作てこ6は金属製のてこ本体7とプラスチック製の装飾体8とからなる 。 てこ本体7の前端部には二股状の支持部9が形成され、この支持部9の両腕9 a間に切欠部10が形成されている。また、この支持部9の表側で力点部11が 切欠部10に隣接して突設されている。
【0012】 前記装飾体8は表壁12と、この表壁12の周縁に形成された側壁13とから なる。この装飾体8内に前記てこ本体7が嵌着され、装飾体8の表壁12がてこ 本体7の表面に重合するとともに装飾体8の側壁13がてこ本体7の周縁に合致 する。てこ本体7の裏面は装飾体8の裏側に露出する。てこ本体7の支持部9は 装飾体8の前側から露出する。この支持部9の切欠部10に前記支軸3の上端部 5が挿入され、支持部9の両腕9a及びこの上端部5に挿着された支持ピン14 により、押圧操作てこ6が支軸3に対し回動可能に支持されている。
【0013】 上刃体1の幅W1と下刃体2の幅W2はそれぞれ前端から後端に渡り同一にな っている。これらの幅W1,W2は互いに同一であり、爪を切り易いように設定 されている。てこ本体7において、その支持部9の両腕9aの幅をW9a、同じ く切欠部10の幅をW10とした時、これらの和が支持部9の幅W9になってい る。てこ本体7の幅W7はその前端から後端に渡り同一であり、前記支持部9の 幅W9と等しくなっている。装飾体8の幅W8は前端から後端に渡り同一であり 、装飾体8の両側壁13の幅W13に前記てこ本体7の幅W7を加えたものに等 しくなっている。
【0014】 前記支持部9の切欠部10の幅W10は前記支軸3の直径Dに応じて決まり、 この直径Dよりも若干大きくなっている。支持部9の両腕9aの幅W9aは強度 面を考慮して設定されている。本実施例では、両腕9aの幅W9aを1とした時 、切欠部10の幅W10は1.5倍になっているが、強度的に見て1.2〜1. 8倍であればよい。また、本実施例では上刃体1の幅W1を1とした時支持部9 の幅W9は0.625倍になっているが、強度的に見て0.5〜0.75倍であ ればよい。さらに、装飾体8の幅W8は上刃体1の幅W1よりも僅かに小さくな っている。
【0015】 特に本実施例においては、支持部9の幅W9を含むてこ本体7の幅W7が強度 のみを考慮して使用時の操作性を考慮することなく、上刃体1の幅W1に比較し て相当小さく設定されているため、材料費を節約することができる。一方、てこ 本体7に装飾体8を付設して装飾体8の幅W8をてこ本体7の幅W7よりも大き くしているので、図3に示す使用状態で押圧操作てこ6に指を当てがった時押え 易くなる。
【0016】
【考案の効果】
本考案に係る爪切りの押圧操作てこ6によれば、金属製てこ本体7の幅W7を 小さくすることができるので、材料費の節約になる。この場合、てこ本体7の両 側にプラスチック製の側壁13を付設したので、この側壁13により押圧操作て こ6の幅W6を大きくすることができ、使用時の操作性を維持することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る押圧操作てこを示す分解斜視図
である。
【図2】本考案に係る爪切りの不使用状態を示す斜視図
である。
【図3】同じく使用状態を示す斜視図である。
【図4】(a)は同じく平面図であり、(b)は(a)
の部分拡大平面図である。
【符号の説明】
1 上刃体、1a 刃先、2 下刃体、2a 刃先、3
支軸、4 頭部、5上端部、6 押圧操作てこ、7
てこ本体、8 装飾体、9 支持部、9a 腕、10
切欠部、11 力点部、12 表壁、13 側壁、14
支持ピン、W1 上刃体の幅、W6 押圧操作てこの
幅、W7 てこ本体の幅、W8 装飾体の幅、W9 支
持部の幅、W9a 腕の幅、W10 切欠部の幅、W1
3 側壁の幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上刃体(1)と下刃体(2)とにそれら
    の前端の刃先(1a,2d)付近で支軸(3)を挿通
    し、この支軸(3)の下端の頭部(4)を下刃体(2)
    に係止するとともに、この支軸(3)の上端部(5)を
    上刃体(1)上に突出させ、 押圧操作てこ(6)の金属製てこ本体(7)の前端部に
    二股状支持部(9)を形成し、上刃体(1)上でこの支
    持部(9)の両腕(9a)間の切欠部(10)に前記支
    軸(3)の上端部(5)を挿入し、この上端部(5)と
    両腕(9a)に支持ピン(14)を挿通して、押圧操作
    てこ(6)を支軸(3)に対し回動可能に支持した爪切
    りにおいて、 前記てこ本体(7)の最大幅(W7,W9)を前記上刃
    体(1)の最小幅(W1)に対し0.5〜0.75倍に
    設定するとともに、前記支持部(9)にあってその切欠
    部(10)の幅(W10)を両腕(9a)の幅(W9
    a)に対し1.2〜1.8倍に設定し、 さらに少なくとも押圧操作てこ(6)の後端側でてこ本
    体(7)の両側にプラスチック製の側壁(13)を付設
    し、この両側壁(13)を含む押圧操作てこ(6)の最
    大幅(W6)を上刃体(1)の最小幅(W1)よりも小
    さくかつてこ本体(7)の最大幅(W7)よりも大きく
    したことを特徴とする爪切りにおける押圧操作てこの構
    造。
JP4297792U 1992-06-22 1992-06-22 爪切りにおける押圧操作てこの構造 Pending JPH063204U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4297792U JPH063204U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 爪切りにおける押圧操作てこの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4297792U JPH063204U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 爪切りにおける押圧操作てこの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063204U true JPH063204U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12651106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4297792U Pending JPH063204U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 爪切りにおける押圧操作てこの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063204U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH063204U (ja) 爪切りにおける押圧操作てこの構造
JP2578223B2 (ja) 爪切りにおける押圧操作てこの支持構造
JP3290939B2 (ja) 爪切りの押圧操作てこにおける爪やすりの保持構造
JP2517722Y2 (ja) 爪切りにおける押圧操作てこの構造
JP2517738Y2 (ja) 爪切りにおける押圧操作てこの構造
JPH1085032A (ja) 爪切り具
JPH0326205A (ja) ケース付き爪切り
JPH081686Y2 (ja) 爪切りにおける押圧操作てこの構造
JPH06277141A (ja) 皮むき具における被切断物案内構造
JP2916100B2 (ja) 爪切り
JP3030966U (ja) 爪 切
JPH0641834Y2 (ja) ペーパーカッター
JP3643542B2 (ja) 爪切り
JP2912830B2 (ja) 爪切り
JPH04125808U (ja) 爪切りにおける押圧操作てこの指当て部
KR200192471Y1 (ko) 손톱 깎기
JPH0711684Y2 (ja) 爪切りにおける押圧操作てこ
JPH083Y2 (ja) 爪切りにおける押圧操作てこ
JPH0531706U (ja) 爪切り
KR20040043581A (ko) 손톱깎기
JPH03103008U (ja)
JPH0443125Y2 (ja)
KR200190810Y1 (ko) 손톱깎이
JPS592791Y2 (ja) クリ−ニング機構を有するt型カミソリ
JPH0210984Y2 (ja)