JPH1085032A - 爪切り具 - Google Patents
爪切り具Info
- Publication number
- JPH1085032A JPH1085032A JP8267799A JP26779996A JPH1085032A JP H1085032 A JPH1085032 A JP H1085032A JP 8267799 A JP8267799 A JP 8267799A JP 26779996 A JP26779996 A JP 26779996A JP H1085032 A JPH1085032 A JP H1085032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- axis direction
- cutting blade
- curvature
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定端４を相互連結して同一方向に伸長し、
かつ、自由端に切り刃５を対向させる一対の弾性片持ア
ーム２Ａ・２Ｂからなる爪切り本体３を有し、その爪切
り本体３の上部に槓杆体の操作レバー６を備えた爪切り
具１において、円滑かつ能率的にして美麗な爪切りを可
能にする。 【解決手段】 切り刃５が、爪幅方向のＸ軸方向におい
て、中高両端下がりの曲率半径Ｒ１の円弧状湾曲形状の
切り刃接合ライン７を有し、かつ、爪長方向のＹ軸方向
において、中間凹みの曲率半径Ｒ２の円弧状湾曲形状を
有する爪切り具１が特徴である。
かつ、自由端に切り刃５を対向させる一対の弾性片持ア
ーム２Ａ・２Ｂからなる爪切り本体３を有し、その爪切
り本体３の上部に槓杆体の操作レバー６を備えた爪切り
具１において、円滑かつ能率的にして美麗な爪切りを可
能にする。 【解決手段】 切り刃５が、爪幅方向のＸ軸方向におい
て、中高両端下がりの曲率半径Ｒ１の円弧状湾曲形状の
切り刃接合ライン７を有し、かつ、爪長方向のＹ軸方向
において、中間凹みの曲率半径Ｒ２の円弧状湾曲形状を
有する爪切り具１が特徴である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、指先の爪の伸びた
部分を切断除去するのに使用する爪切り具に関するもの
である。
部分を切断除去するのに使用する爪切り具に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】爪切り具は広く一般に使用される日常用
具のため簡素にしてコンパクトな構造のものが普及して
おり、一般普及型のものとして下記の「てこ式構造」の
ものが使用されている。即ち、その「てこ式構造」のも
のは、固定端を相互に連結して同一方向に対向して伸長
する一対の弾性片持梁アーム片によって爪切り本体を構
成し、その一対のアーム片の自由端を対向する切り刃に
形成すると共に、その爪切り本体の上部に槓杆体の操作
レバーを設け、その操作レバーを指先で撮んで押し下げ
ることによって切り刃に挾んだ爪の先端部分を切り落す
ようになっている。
具のため簡素にしてコンパクトな構造のものが普及して
おり、一般普及型のものとして下記の「てこ式構造」の
ものが使用されている。即ち、その「てこ式構造」のも
のは、固定端を相互に連結して同一方向に対向して伸長
する一対の弾性片持梁アーム片によって爪切り本体を構
成し、その一対のアーム片の自由端を対向する切り刃に
形成すると共に、その爪切り本体の上部に槓杆体の操作
レバーを設け、その操作レバーを指先で撮んで押し下げ
ることによって切り刃に挾んだ爪の先端部分を切り落す
ようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の爪切り具
は、対向する切り刃間に入れた爪を爪幅方向にストレー
ト状に接合する切り刃によって切断するため、爪幅方向
に湾曲形状を呈する爪を無理にストレート状態にして切
断することになるので、その切断時の爪に相当の負担が
生じ、かなりの痛みを感じたり切りづらく、時には爪先
が割れたりすることがある。そこで、そのような不具合
を緩和・防止するためには、爪幅方向に少量づつカット
する部分カットを繰り返して切り落し除去する面倒な爪
切り作業が必要になったり、特に美容上美麗な爪先形状
を求める場合は、そのような不具合がある爪切り具に代
えて、「やすり」による面倒にして手数がかかる削り加
工によって爪先成形が行なわれている。
は、対向する切り刃間に入れた爪を爪幅方向にストレー
ト状に接合する切り刃によって切断するため、爪幅方向
に湾曲形状を呈する爪を無理にストレート状態にして切
断することになるので、その切断時の爪に相当の負担が
生じ、かなりの痛みを感じたり切りづらく、時には爪先
が割れたりすることがある。そこで、そのような不具合
を緩和・防止するためには、爪幅方向に少量づつカット
する部分カットを繰り返して切り落し除去する面倒な爪
切り作業が必要になったり、特に美容上美麗な爪先形状
を求める場合は、そのような不具合がある爪切り具に代
えて、「やすり」による面倒にして手数がかかる削り加
工によって爪先成形が行なわれている。
【０００４】本発明は、以上の従来技術の不具合点を解
消し、使い易くして円滑かつ能率的に爪切りができる爪
切り具を提供するものである。
消し、使い易くして円滑かつ能率的に爪切りができる爪
切り具を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の爪切り具は「固定端を連結して同一方向に伸
長すると共に、それぞれの自由端に設けた切り刃を対向
させる一対の弾性片持アームからなる爪切り本体を有
し、前記爪切り本体の上部に前記切り刃を接合・開放作
動する槓杆体の操作レバーを備えた爪切り具において、
前記切り刃が、爪幅方向のＸ軸方向の切り刃接合ライン
が中間高両端下がりの湾曲形状を有し、かつ、爪長方向
のＹ軸方向において中間凹みの湾曲形状に形成された２
軸湾曲構造」になっている。
る本発明の爪切り具は「固定端を連結して同一方向に伸
長すると共に、それぞれの自由端に設けた切り刃を対向
させる一対の弾性片持アームからなる爪切り本体を有
し、前記爪切り本体の上部に前記切り刃を接合・開放作
動する槓杆体の操作レバーを備えた爪切り具において、
前記切り刃が、爪幅方向のＸ軸方向の切り刃接合ライン
が中間高両端下がりの湾曲形状を有し、かつ、爪長方向
のＹ軸方向において中間凹みの湾曲形状に形成された２
軸湾曲構造」になっている。
【０００６】即ち、本発明の爪切り具は、切り刃を前記
Ｘ軸・Ｙ軸の２軸方向湾曲に構成し、爪の先端部分の２
軸湾曲形状と切り刃形状を整合して、無理なく円滑に切
り落し加工ができるようにした構造が特徴である。そし
て、そのＸ軸方向の湾曲度は爪先の平均的な曲り形状に
対応する曲率半径の円弧形状に整えられる。
Ｘ軸・Ｙ軸の２軸方向湾曲に構成し、爪の先端部分の２
軸湾曲形状と切り刃形状を整合して、無理なく円滑に切
り落し加工ができるようにした構造が特徴である。そし
て、そのＸ軸方向の湾曲度は爪先の平均的な曲り形状に
対応する曲率半径の円弧形状に整えられる。
【０００７】
【作用】以上の本発明の爪切り具は、切り刃が前記の２
軸方向湾曲形状を有するので、例えば手の指先の爪の先
端部分を爪切りする場合、爪の長さ方向において中央部
分が突き出して爪の両側部分が後退するＹ軸方向の湾曲
形状と、指先の丸みに沿って爪幅方向に中心部分が中高
にして両側下りとなるＸ軸方向の湾曲形状を有する爪先
形状と、爪切り具の切り刃形状が概ね整合する。従っ
て、その切り刃に爪先を挾んで切断するときの爪先の強
制変形が極めて少く（またはゼロ）にして無理な応力発
生がなくなるので、前記従来構造のものより、特段に切
り易くして爪の負担が少く痛みや爪割れを生ずるおそれ
がなく、美麗な爪先形状に成形できる。
軸方向湾曲形状を有するので、例えば手の指先の爪の先
端部分を爪切りする場合、爪の長さ方向において中央部
分が突き出して爪の両側部分が後退するＹ軸方向の湾曲
形状と、指先の丸みに沿って爪幅方向に中心部分が中高
にして両側下りとなるＸ軸方向の湾曲形状を有する爪先
形状と、爪切り具の切り刃形状が概ね整合する。従っ
て、その切り刃に爪先を挾んで切断するときの爪先の強
制変形が極めて少く（またはゼロ）にして無理な応力発
生がなくなるので、前記従来構造のものより、特段に切
り易くして爪の負担が少く痛みや爪割れを生ずるおそれ
がなく、美麗な爪先形状に成形できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の爪切り具は、以下の実施
例のように実施される。
例のように実施される。
【０００９】
【実施例】本発明一実施例の爪切り具１を示す図１を参
照して詳しく説明する。即ち、固定端４を相互連結して
同一方向に伸長して自由端に切り刃５を対向させる一対
の弾性片持アーム２Ａ・２Ｂによって爪切り本体３を構
成し、その爪切り本体３の上部に槓杆体の操作レバー６
を設けた構造を有し、その操作レバー６を図示矢印方向
に押すことによって切り刃５を接合して切り刃５間に入
れた指先の爪９の先端部分を切断すると共に、操作レバ
ー６を元に戻すことによって切り刃５を開放する「てこ
構造の爪切り具１」において、切り刃５は下記に述べる
２軸湾曲形状を有している。なお、図中の１０は操作レ
バー６の支点、１１は支点用支柱である。
照して詳しく説明する。即ち、固定端４を相互連結して
同一方向に伸長して自由端に切り刃５を対向させる一対
の弾性片持アーム２Ａ・２Ｂによって爪切り本体３を構
成し、その爪切り本体３の上部に槓杆体の操作レバー６
を設けた構造を有し、その操作レバー６を図示矢印方向
に押すことによって切り刃５を接合して切り刃５間に入
れた指先の爪９の先端部分を切断すると共に、操作レバ
ー６を元に戻すことによって切り刃５を開放する「てこ
構造の爪切り具１」において、切り刃５は下記に述べる
２軸湾曲形状を有している。なお、図中の１０は操作レ
バー６の支点、１１は支点用支柱である。
【００１０】詳しくは、切り刃５は指先の爪９の先端部
分を切るとき、爪９の爪幅方向のＸ軸方向において、上
下一対の切り刃５は、接合した切り刃接合ライン７が
（図１（Ｄ）参照）、曲率半径Ｒ１の中高両端下がりの
円弧状湾曲形状を呈する刃先形状を有すると共に、爪９
の爪長方向のＹ軸方向において、曲率半径Ｒ２の円弧状
湾曲形状となる２軸方向湾曲形状を有している。なお、
曲率半径Ｒ１・Ｒ２は爪９の爪先の男女を含めた平均的
曲率半径、または、男子の爪先の平均的曲率半径の男子
用、女子の爪先の平均的曲率半径の女子用或は大人用・
小人用等に必要に応じて整えられる。
分を切るとき、爪９の爪幅方向のＸ軸方向において、上
下一対の切り刃５は、接合した切り刃接合ライン７が
（図１（Ｄ）参照）、曲率半径Ｒ１の中高両端下がりの
円弧状湾曲形状を呈する刃先形状を有すると共に、爪９
の爪長方向のＹ軸方向において、曲率半径Ｒ２の円弧状
湾曲形状となる２軸方向湾曲形状を有している。なお、
曲率半径Ｒ１・Ｒ２は爪９の爪先の男女を含めた平均的
曲率半径、または、男子の爪先の平均的曲率半径の男子
用、女子の爪先の平均的曲率半径の女子用或は大人用・
小人用等に必要に応じて整えられる。
【００１１】以上の図１実施例のものは、爪９の２軸湾
曲形状に対応した２軸湾曲の切り刃５によって切断加工
するので、爪９に加わる無理がなく、切断による痛みや
爪割れの不具合発生が防止されると共に、爪幅のかなり
の部分の一括カットが可能になって従来の小刻みカット
が無用になり、円滑にして能率的な爪切りができる。そ
して、その円滑な爪切り性によって従来の「やすり」に
よる爪削り加工を無用にして、能率的な爪先美容加工も
可能になる。
曲形状に対応した２軸湾曲の切り刃５によって切断加工
するので、爪９に加わる無理がなく、切断による痛みや
爪割れの不具合発生が防止されると共に、爪幅のかなり
の部分の一括カットが可能になって従来の小刻みカット
が無用になり、円滑にして能率的な爪切りができる。そ
して、その円滑な爪切り性によって従来の「やすり」に
よる爪削り加工を無用にして、能率的な爪先美容加工も
可能になる。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の爪切り具
は、円滑かつ能率的にして美麗な爪切りができる優れた
性能を有し、広く一般の日常生活の便宜向上を促進する
効果がある。
は、円滑かつ能率的にして美麗な爪切りができる優れた
性能を有し、広く一般の日常生活の便宜向上を促進する
効果がある。
【図１】本発明一実施例の爪切り具を示し、（Ａ）はそ
の正面図、（Ｂ）はその平面図、（Ｃ）はその切り刃部
５の拡大平面図、（Ｄ）は（Ａ）のＥ視拡大側面図
の正面図、（Ｂ）はその平面図、（Ｃ）はその切り刃部
５の拡大平面図、（Ｄ）は（Ａ）のＥ視拡大側面図
１ 爪切り具 ２Ａ・２Ｂ 弾性片持アーム ３ 爪切り本体 ４ 固定端 ５ 切り刃 ６ 操作レバー ７ 切り刃接合ライン ９ 爪 Ｒ１・Ｒ２ 曲率半径
Claims (1)
- 【請求項１】 固定端を連結して同一方向に伸長すると
共に、それぞれの自由端に設けた切り刃を対向させる一
対の弾性片持アームからなる爪切り本体を有し、前記爪
切り本体の上部に前記切り刃を接合・開放作動する槓杆
体の操作レバーを備えた爪切り具において、前記切り刃
が、爪幅方向のＸ軸方向の切り刃接合ラインが中間高両
端下がりの湾曲形状を有し、かつ、爪長方向のＹ軸方向
において中間凹みの湾曲形状に形成された２軸湾曲構造
を特徴とする爪切り具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8267799A JPH1085032A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 爪切り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8267799A JPH1085032A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 爪切り具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085032A true JPH1085032A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17449764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8267799A Pending JPH1085032A (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 爪切り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1085032A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1421873A3 (en) * | 2002-11-19 | 2004-10-06 | Choi, Yong-Sik | Nail clipper |
| WO2007081157A1 (en) * | 2006-01-12 | 2007-07-19 | Jeong Sik Han | The manufacturing method for arc type clipper blade, and its nail clipper blade and its nail clipper |
| US8001692B2 (en) | 2006-08-29 | 2011-08-23 | Jeong Sik Han | Nail clipper |
| KR101272025B1 (ko) * | 2011-10-14 | 2013-06-07 | 강승훈 | 손톱깎이 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP8267799A patent/JPH1085032A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1421873A3 (en) * | 2002-11-19 | 2004-10-06 | Choi, Yong-Sik | Nail clipper |
| WO2007081157A1 (en) * | 2006-01-12 | 2007-07-19 | Jeong Sik Han | The manufacturing method for arc type clipper blade, and its nail clipper blade and its nail clipper |
| US8001692B2 (en) | 2006-08-29 | 2011-08-23 | Jeong Sik Han | Nail clipper |
| KR101272025B1 (ko) * | 2011-10-14 | 2013-06-07 | 강승훈 | 손톱깎이 |
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Legal Events
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