JPH0641834Y2 - ペーパーカッター - Google Patents

ペーパーカッター

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JPH0641834Y2
JPH0641834Y2 JP1988171276U JP17127688U JPH0641834Y2 JP H0641834 Y2 JPH0641834 Y2 JP H0641834Y2 JP 1988171276 U JP1988171276 U JP 1988171276U JP 17127688 U JP17127688 U JP 17127688U JP H0641834 Y2 JPH0641834 Y2 JP H0641834Y2
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JP
Japan
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handle
cutting blade
strip
grip portion
tip
Prior art date
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Application number
JP1988171276U
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English (en)
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JPH0290093U (ja
Inventor
一好 東
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Sakura Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sakura Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はペーパーカッターに関する。
〔従来の技術〕
従来のペーパーカッターとしては、例えば、実公昭63-1
7673号に開示されたものや、実公昭43-2703号に開示さ
れたものが公知であった。即ち、前者は、テーブルに摺
動自在に枢着された切刃の先端の外側面に、前後方向に
長いループ状のハンドルの後端部がネジにて固着され、
切刃の水平状態に於て、ハンドルの握り部全体がテーブ
ルの前端縁よりも前方へ突出するように構成されてい
た。また、後者は、切刃の先端部を前方へ延伸してハン
ドルを一体に形成したものであり、そのハンドル全体
は、前者の場合と同様に、テーブルの前端縁よりも前方
へ突出していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述のような従来のペーパーカッターでは、ハ
ンドル全体が前方へ突出するため、不使用時にハンドル
が邪魔になり、かつ、置き場所として広いスペースが必
要になるという問題があった。また、前者では、ハンド
ルと切刃との連結部に大きな曲げ力が作用し、強度上の
問題があった。
そこで、本考案は、上述の問題を解決して、ハンドルが
邪魔にならないと共に全体をコンパクトとすることがで
き、かつ、安全性と強度に優れたペーパーカッターを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のペーパーカッターは、テーブルの一側縁に受刃
を付設し、該受刃の基端部に設けた枢支軸にて、先端部
に前後方向に細長いループ状の握り部を有するハンドル
が取付けられた帯板状切刃を枢支して裁断可能としたペ
ーパーカッターに於て;上記ハンドルは、上方位置の上
記握り部と、下方位置の取付片部とを、有すると共に、
該取付片部は、帯板状切刃の先端部の上面及び先端面に
各々対応する上方受圧面及び前端面を備えた凹所を、有
し、上記帯板状切刃の先端部の上面に該凹所の上方受圧
面を当接状として、上記取付片部を、上記帯板状切刃の
先端部に取付けて、上記ハンドルの押圧力に対する反力
を該上方受圧面にて受持ち、さらに、上記握り部の前端
面が上記テーブルの前端縁と略同一の前後方向位置とな
るように該握り部を帯板状切刃に取付けている。
〔作用〕
ハンドルは、テーブルの前端縁よりも前方へ突出しない
ため、本考案のペーパーカッター全体がコンパクトとな
る。ハンドルの凹所の上方受圧面は、握り部の下方に位
置するため、裁断の際にハンドルに生じる応力のほとん
どは、圧縮応力となる。ハンドルの握り部は、帯板状切
刃の延長線上から外れた先端の上方に位置するため、握
り部を持つ際に、手が切刃に届く虞れがなくなる。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。第1図
に於て、本考案に係るテーブルカッターの一実施例を示
し、このペーパーカッターは、テーブル1の一端縁に、
受刃2を付設し、該受刃2の基端部に設けた枢支軸4に
て、先端部に前後方向に細長いループ状の握り部12を有
するハンドル5が取付けられた帯板状切刃3を枢支し
て、裁断可能とされている。そして、テーブル1上に
は、受刃2に沿ってテーブル1面の上方に付勢されるガ
ード7が取付けられると共に、基端側の端縁に沿って細
長棒状のスケール9が付設され、これに係脱自在に係合
するマグネット製の紙当10を備えている。なお、上記切
刃3は枢支軸4にて上方に付勢されているのでカバー6
を設けて一定角度以上回動しないようにしている。
また、上記テーブル1は、スチール製で高温焼付けを施
しているので錆びることがなく、テーブル1上には紙等
の形状を示す線が、シルクスクリーンプロセスによる焼
付印刷で記されているので消えることがない。また、上
記受刃2及び切刃3は特殊鋼材を使用し、高度の焼入れ
を加えているので厚紙でもきれいに裁断することができ
る。
第2図に示すように、ハンドル5は、プラスチック製
で、上方位置の握り部12と、下方位置の取付片部30と
を、有する。握り部12は、手指が挿入可能な窓部11を有
する。窓部11は、楕円、矩形等の細長形状とし、その細
長形状の長軸Aは、握り部12の軸心とほぼ平行で、第1
図における切刃3の傾斜角度θを緩和する方向に傾斜し
ている。取付片部30は、第3図と第5図に示すように、
帯板状切刃3の先端部の上面及び先端面16に各々対応す
る上方受圧面14a及び前端面14bを備えた凹所31を、有す
る。かつ、凹所31は、上方受圧面14aと前端面14bに隣接
する内側面13を有する。しかして、帯板状切刃3の先端
部の上面に凹所31の上方受圧面14aを当接状として、取
付片部30を、帯板状切刃3の先端部に取付けて、ハンド
ル5の押圧力の反力を上方受圧面14aにて受持つ。さら
に、握り部12の前端面32がテーブル1の前端縁33と略同
一の前後方向位置となるように握り部12を帯板状切刃3
に取付ける(第5図参照)。第3図に示すように、切刃
3の側面15は凹所31の内側面13に当接する。また、ハン
ドル5を切刃3に固着する固着具18は、ナット19とボル
ト20で構成され、ナット19は、第4図に示す如く、ハン
ドル5の取付片部30の凹所31の内側面13をなす側壁に埋
設される。切刃3には、ボルト20を挿通する孔部17が貫
設され、そのボルト20をナット19に螺入して、ハンドル
5を切刃3に固着する(第5図参照)。このとき、切刃
3の裁断縁21は、ハンドル5に当接しない。
第6図は、ガード7の構造を示す斜視図である。
同図に示す如く、起立片部23を形成したので、手指が受
刃2側へはみ出ることはないので安全である。そして、
第7図に示すようにテーブル1と接する側の両側縁には
細長状の紙押え片24が付設してあるので、摩擦抵抗が増
加し、紙づれ無く紙等を確実に押えることができる。該
紙押え片24は例えば軟質塩化ビニルとし、その他の部分
は硬質塩化ビニルとして、2色成型にて一体に成型して
いる。特に紙押え片24の横断面形状が三日月状等に弯曲
していて、確実に紙づれを防止する利点がある。また、
基端部に於ては、回動自在な蝶番22で枢支されているの
で、ガード7を使用しないで、裁断することもできる。
また、ガード7は安全装置8と連結し、ガード7を押え
た状態でしか裁断することができない構造を持つ。
しかして、このペーパーカッターを使用するには、紙等
の被裁断物をスケール9に合せて置く。このとき、同じ
巾に何回も切る場合は、紙当10に合せると便利である。
次に、ガイド7を押えると共に、ハンドル5を握って切
刃3を下方に回動させることにより裁断することができ
る。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず種々設計変更
自由なことは勿論であって、例えば、窓部11の握り部12
に、滑り止め材を被覆してもよく、また、該握り部12を
手指にフィットするように、緩やかな波形状にしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成されるので、次に記載する著
大な効果を奏する。
ハンドル5はテーブル1の前端縁33より前方へは突出
せず、不使用時等に於てハンドル5が邪魔にならないと
共に、全体がコンパクトとなる。
裁断時にハンドル5に生じる応力のほとんどを、圧縮
応力とすることができ、ハンドル5をプラスチック製と
した場合でも、強度的に優れたものとなる。
ハンドル5の握り部12が(切刃3の延長線上ではな
く)切刃3の先端部の上方に位置するため、握り部12を
手で持つ際に、誤って切刃3を握る虞れがなくなり、安
全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図、第2図は
ハンドルの正面図、第3図はその底面図、第4図はその
左側面図、第5図はその取付け方法を示す斜視図、第6
図は別の実施例を示す斜視図、第7図は第6図のVII-VI
I断面図である。 1…テーブル、2…受刃、3…切刃、4…枢支軸、5…
ハンドル、11…窓部、15側面、18…固着具、A…長軸、
θ…傾斜角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル1の一側縁に受刃2を付設し、該
    受刃2の基端部に設けた枢支軸4にて、先端部に前後方
    向に細長いループ状の握り部12を有するハンドル5が取
    付けられた帯板状切刃3を枢支して裁断可能としたペー
    パーカッターに於て、 上記ハンドル5は、上方位置の上記握り部12と、下方位
    置の取付片部30とを、有すると共に、該取付片部30は、
    帯板状切刃3の先端部の上面及び先端面16に各々対応す
    る上方受圧面14a及び前端面14bを備えた凹所31を、有
    し、上記帯板状切刃3の先端部の上面に該凹所31の上方
    受圧面14aを当接状として、上記取付片部30を、上記帯
    板状切刃3の先端部に取付けて、上記ハンドル5の押圧
    力に対する反力を該上方受圧面14aにて受持ち、さら
    に、上記握り部12の前端面32が上記テーブル1の前端縁
    33と略同一の前後方向位置となるように該握り部12を帯
    板状切刃3に取付けたことを特徴とするペーパーカッタ
    ー。
JP1988171276U 1988-12-28 1988-12-28 ペーパーカッター Expired - Lifetime JPH0641834Y2 (ja)

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JP1988171276U JPH0641834Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ペーパーカッター

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JP1988171276U JPH0641834Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ペーパーカッター

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JPH0290093U JPH0290093U (ja) 1990-07-17
JPH0641834Y2 true JPH0641834Y2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=31462966

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS432703Y1 (ja) * 1964-04-14 1968-02-03
JPS6317673U (ja) * 1986-07-21 1988-02-05

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JPH0290093U (ja) 1990-07-17

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