JPH10146471A - 包 丁 - Google Patents
包 丁Info
- Publication number
- JPH10146471A JPH10146471A JP32099896A JP32099896A JPH10146471A JP H10146471 A JPH10146471 A JP H10146471A JP 32099896 A JP32099896 A JP 32099896A JP 32099896 A JP32099896 A JP 32099896A JP H10146471 A JPH10146471 A JP H10146471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- hand
- kitchen knife
- handle
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の包丁と全く同じ物の用途にも使用でき、
且つ、丸物の皮むきをする場合に従来の包丁では使用し
にくい欠点を解決すること。 【解決手段】包丁を板1に頂側壁3とその下方に切刃4
とその側面に柄2を設けて、板1の柄2に近接する部分
に切抜き部を設け手滑り止め側壁5と手受け側壁6を設
けることによるものである。
且つ、丸物の皮むきをする場合に従来の包丁では使用し
にくい欠点を解決すること。 【解決手段】包丁を板1に頂側壁3とその下方に切刃4
とその側面に柄2を設けて、板1の柄2に近接する部分
に切抜き部を設け手滑り止め側壁5と手受け側壁6を設
けることによるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主に家庭で一般的
に使用する包丁にあり、特に丸物の皮むきに好適な包丁
に関する。
に使用する包丁にあり、特に丸物の皮むきに好適な包丁
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の包丁は図8で示す如く柄に力を加
えて押すことで刃全面の先端に力を加えることである
が、ぶつ切りのときは力が全体にゆきわたり、ぶつ切り
のときは使用し易く効果もある。しかし、丸物の皮向き
には丸物にそつて順々に柄元刃先を手で押しながら力を
加えて切ってゆくのには使用しにくかった。
えて押すことで刃全面の先端に力を加えることである
が、ぶつ切りのときは力が全体にゆきわたり、ぶつ切り
のときは使用し易く効果もある。しかし、丸物の皮向き
には丸物にそつて順々に柄元刃先を手で押しながら力を
加えて切ってゆくのには使用しにくかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】包丁での丸物の皮むき
は包丁の柄の部分と板の部分に手を掛けなければならな
く、板部に手の力を加えて板部を手で曲げるように力を
加えなければならなかつた。そのとき包丁の柄のみに力
を加えただけでは丸物の皮むきはやりにくくできにくか
った。従って、包丁の板の部分と柄元の部分に手を掛け
皮をむこうとする丸物に刃先を合わせ手くびに力を加え
て手を小刻みに動かすために従来の包丁では安定した手
の置場がなく、又、手の滑り止めとなる部分がないので
皮むきが難しく、又、刃先で丸物を持つ手先を切るなど
の幾つもの欠点があった。従って、本発明の目的は一般
の物切りにも従来と変わらず使用できて、しかも、従来
の丸物の皮むきの欠点を解消することのできる包丁を提
供することにある。
は包丁の柄の部分と板の部分に手を掛けなければならな
く、板部に手の力を加えて板部を手で曲げるように力を
加えなければならなかつた。そのとき包丁の柄のみに力
を加えただけでは丸物の皮むきはやりにくくできにくか
った。従って、包丁の板の部分と柄元の部分に手を掛け
皮をむこうとする丸物に刃先を合わせ手くびに力を加え
て手を小刻みに動かすために従来の包丁では安定した手
の置場がなく、又、手の滑り止めとなる部分がないので
皮むきが難しく、又、刃先で丸物を持つ手先を切るなど
の幾つもの欠点があった。従って、本発明の目的は一般
の物切りにも従来と変わらず使用できて、しかも、従来
の丸物の皮むきの欠点を解消することのできる包丁を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】包丁の丸物の皮むきは包
丁の柄のみを握るだけではできないので、柄と板とを手
の平で握るようにしながら切刃の先端の部分を親指で支
えるようにして、丸物の皮を順々に切りとつてゆくのが
包丁での皮むきの一般的な方法であるが、この方法では
包丁の板の上部頂側壁に当る部分は手の平が滑るので、
その部分は手の平が滑らなくなるようにストツパーとな
る部分を板の上部頂側壁に設けるために、上部頂側壁か
ら下部の切刃に向けて切り取った形状の部分である手滑
り止め側壁と手受け側壁を設けることで、皮をむくとき
板と柄に手を掛けても手が滑らなくなり安定した皮むき
ができるようになる。
丁の柄のみを握るだけではできないので、柄と板とを手
の平で握るようにしながら切刃の先端の部分を親指で支
えるようにして、丸物の皮を順々に切りとつてゆくのが
包丁での皮むきの一般的な方法であるが、この方法では
包丁の板の上部頂側壁に当る部分は手の平が滑るので、
その部分は手の平が滑らなくなるようにストツパーとな
る部分を板の上部頂側壁に設けるために、上部頂側壁か
ら下部の切刃に向けて切り取った形状の部分である手滑
り止め側壁と手受け側壁を設けることで、皮をむくとき
板と柄に手を掛けても手が滑らなくなり安定した皮むき
ができるようになる。
【0005】又、この発明は包丁の板の形状を変えて板
と柄に力を加えたとき刃先端に力が伝わり易くしてお
り、刃先端に力を伝わり易くするために切刃と手の置場
からなる直線距離を短くすることで切刃に加える力の重
心が低くなるので力の無駄をなくすことができ、更に刃
先に安定した力を加えることができるので包丁の刃で手
先をきる心配のない丸物の皮むきに好適な包丁がえられ
る。
と柄に力を加えたとき刃先端に力が伝わり易くしてお
り、刃先端に力を伝わり易くするために切刃と手の置場
からなる直線距離を短くすることで切刃に加える力の重
心が低くなるので力の無駄をなくすことができ、更に刃
先に安定した力を加えることができるので包丁の刃で手
先をきる心配のない丸物の皮むきに好適な包丁がえられ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明は包丁の板の上部頂側壁
を切り抜いた形状を設けることで、該部に手を置き当て
たとき該部に手がかかつた部分は手滑り止め側壁で止め
られるから手は滑らなくなり安定した状態で手を保持す
る
を切り抜いた形状を設けることで、該部に手を置き当て
たとき該部に手がかかつた部分は手滑り止め側壁で止め
られるから手は滑らなくなり安定した状態で手を保持す
る
【0007】包丁の刃先部分においても丸物の丸みにそ
つて手先を順々に進めるので包丁を安定的に移動するこ
とができるので包丁の刃先が滑らず手を切ることがなく
皮むきができるようになるものである。
つて手先を順々に進めるので包丁を安定的に移動するこ
とができるので包丁の刃先が滑らず手を切ることがなく
皮むきができるようになるものである。
【0008】又、丸物を切るために加える手の力がかか
る部分と刃先との直線距離を短くすることで、遂次丸物
を切ってゆく刃先を移動するのに安定した力を刃先に伝
えることができるので丸物を切り易くするものである。
る部分と刃先との直線距離を短くすることで、遂次丸物
を切ってゆく刃先を移動するのに安定した力を刃先に伝
えることができるので丸物を切り易くするものである。
【0009】包丁の板の頂側壁に切抜き部を設けても切
刃は両刃でも片刃でも関係なく使用できて、いずれでも
選ぶことができる。
刃は両刃でも片刃でも関係なく使用できて、いずれでも
選ぶことができる。
【0010】頂側壁に設ける手受け側壁を長く設けると
切刃の先端方向に近い部分で皮むきができるようになり
包丁の切刃の長さ方向の活用を広めることができる。
切刃の先端方向に近い部分で皮むきができるようになり
包丁の切刃の長さ方向の活用を広めることができる。
【0011】
【実施例】この発明を図1から図7に基ずいて説明する
もので、図1は包丁を板1に設けた頂側壁3と切刃4と
柄2で形成し、頂側壁3と柄2とが係わる部分を切り抜
いて手滑り止め側壁5と手受け側壁6とを設けて包丁を
構成するものである。
もので、図1は包丁を板1に設けた頂側壁3と切刃4と
柄2で形成し、頂側壁3と柄2とが係わる部分を切り抜
いて手滑り止め側壁5と手受け側壁6とを設けて包丁を
構成するものである。
【0012】この切抜き部の手滑り止め側璧5は手の滑
り止めが狙いであるから頂側璧3に対し垂直でも傾斜し
て設けてもよく、又、手受け側壁6は手の平が疲れない
ように柄2と水平にもうけたものである。
り止めが狙いであるから頂側璧3に対し垂直でも傾斜し
て設けてもよく、又、手受け側壁6は手の平が疲れない
ように柄2と水平にもうけたものである。
【0013】図4は図1の応用例で板1の手受け側壁6
より柄2を下部に設けてあるが図1と同様な効能を得る
ことができるものである。
より柄2を下部に設けてあるが図1と同様な効能を得る
ことができるものである。
【0014】図5は板1の頂側壁3と柄2を同じ位置に
設け切抜き部の手受け側璧6Bを傾斜して設けることに
より切刃4と手元との直線距離を短くし、更に、手滑り
止め側璧5Bによつて手の滑りを防止できて図1と同様
な効能を得ることができるようにしたものである。
設け切抜き部の手受け側璧6Bを傾斜して設けることに
より切刃4と手元との直線距離を短くし、更に、手滑り
止め側璧5Bによつて手の滑りを防止できて図1と同様
な効能を得ることができるようにしたものである。
【0015】図1の形状の包丁と図5の形状の包丁を比
較し何方を選ぶかは使用者の好みによるものである。
較し何方を選ぶかは使用者の好みによるものである。
【0016】図6は図5の応用例で頂側璧3に対し切抜
き部分を大きくして手の置場を適度の位置におくことを
可能にしたものである。
き部分を大きくして手の置場を適度の位置におくことを
可能にしたものである。
【0017】
【発明の効果】この発明は従来の包丁と同じく一般の物
も切ることができるが、包丁の頂側壁に切り抜き部を設
けることによって、該部が丸物の皮むきに好適な手の平
の置場となる手の滑りを防止する手滑り止め側壁と手を
安定的に置くことができる手受け側壁をもうけるもので
ある。
も切ることができるが、包丁の頂側壁に切り抜き部を設
けることによって、該部が丸物の皮むきに好適な手の平
の置場となる手の滑りを防止する手滑り止め側壁と手を
安定的に置くことができる手受け側壁をもうけるもので
ある。
【0018】ことによって、包丁の頂側壁での手の滑り
を防ぐことができると共に、手受け側壁は包丁の板を丸
物の丸みにそつて移動するのに動かし易くするのに有効
な形状となり、丸物の皮むきをし易くするものである。
を防ぐことができると共に、手受け側壁は包丁の板を丸
物の丸みにそつて移動するのに動かし易くするのに有効
な形状となり、丸物の皮むきをし易くするものである。
【0019】又、手の滑り止め側壁と手受け側壁で形成
するへこみは、手の平が板と柄とに係って包丁の板を安
定的に動かし易くすることができるので皮むきをし易く
するものである。
するへこみは、手の平が板と柄とに係って包丁の板を安
定的に動かし易くすることができるので皮むきをし易く
するものである。
【0020】頂側壁に切抜き部を設けると切刃と手の置
場との直線距離が短くなるので手元に加えた力の重心が
低くもなるので力の無駄を少なくすることができるもの
である。
場との直線距離が短くなるので手元に加えた力の重心が
低くもなるので力の無駄を少なくすることができるもの
である。
【0021】従って、本発明の包丁は板を動かし易くす
ることができるので、包丁の手先で丸物を持つ手を切る
心配がなくなるものである。
ることができるので、包丁の手先で丸物を持つ手を切る
心配がなくなるものである。
【0022】包丁で丸物の皮むきをするには包丁のよう
に頂側壁と切刃との間は適当な巾を有することが必要で
あるが、あまり巾があると板を手で動かすとき動かしず
らくなる、そこであまり巾を小さくしないで板を動かし
易くすることが必要である点においても板の頂側壁に切
り抜き部を設けることが有効である。
に頂側壁と切刃との間は適当な巾を有することが必要で
あるが、あまり巾があると板を手で動かすとき動かしず
らくなる、そこであまり巾を小さくしないで板を動かし
易くすることが必要である点においても板の頂側壁に切
り抜き部を設けることが有効である。
【0023】本発明は従来の包丁に何等の余分な仕掛け
を施すことなく、包丁の頂側壁に切抜き部を設けるだけ
であるので従来の包丁の用途にも全く同じく使用できる
効能を発揮する包丁である。
を施すことなく、包丁の頂側壁に切抜き部を設けるだけ
であるので従来の包丁の用途にも全く同じく使用できる
効能を発揮する包丁である。
【図1】本発明の包丁の正面図である。
【図2】図1の側面図である
【図3】図1の包丁を実際に使用する状態を示す図であ
る。
る。
【図4】図4は図1の応用例を示す正面図である。
【図5】本発明の他実施例を示す包丁の正面図である。
【図6】図6は図5の応用例を示す正面図である。
【図7】図6の側面図である
【図8】従来の包丁を示す正面図である。
1 板 2 柄 3 頂側壁 4 切刃 5、5A、5B、5C 手滑り止め側壁 6、6A、6B、6C 手受け側壁 7 丸物の果実 8 人の手
Claims (3)
- 【請求項1】板の片側に柄を有して板の頂側壁の下部に
切刃を設けた包丁において、板と柄を係合する部分の柄
の先端方向の板の頂側壁から切刃に向けて切り抜いて手
滑り止め側壁(5、5A、5B、5C)と手受け側壁
(6、6A、6B、6C)を設けたことを特徴とする包
丁。 - 【請求項2】「請求項1」において、板の頂側壁から切
刃に向けて切り抜いて手滑り止め側壁(5、5A、5
B、5C)と手受け側壁(6、6A、6B、6C)の内
の手滑り止め側壁(5、5A、5B、5C)は傾斜して
も手受け側壁(6、6A、6B、6C)は柄と水平状に
設けたことを特徴とする包丁。 - 【請求項3】「請求項1」において、板の頂側壁から切
刃に向けて切り抜いて手滑り止め側壁(5、5A、5
B、5C)と手受け側壁(6、6A、6B、6C)は水
平方向に対して傾斜して設けたことを特徴とする包丁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32099896A JPH10146471A (ja) | 1996-11-16 | 1996-11-16 | 包 丁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32099896A JPH10146471A (ja) | 1996-11-16 | 1996-11-16 | 包 丁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10146471A true JPH10146471A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18127652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32099896A Pending JPH10146471A (ja) | 1996-11-16 | 1996-11-16 | 包 丁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10146471A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108312186A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-24 | 张加全 | 一种家用高效切菜的菜刀 |
CN108312187A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-24 | 张加全 | 带有剔除件的菜刀 |
CN108326899A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-27 | 张加全 | 一种切成菜丁的菜刀 |
CN108326898A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-27 | 张加全 | 带有菜刀放置架的菜刀 |
-
1996
- 1996-11-16 JP JP32099896A patent/JPH10146471A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108312186A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-24 | 张加全 | 一种家用高效切菜的菜刀 |
CN108312187A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-24 | 张加全 | 带有剔除件的菜刀 |
CN108326899A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-27 | 张加全 | 一种切成菜丁的菜刀 |
CN108326898A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-07-27 | 张加全 | 带有菜刀放置架的菜刀 |
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