JP3074356U - ハンドグリップの構造 - Google Patents

ハンドグリップの構造

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JP3074356U JP2000004429U JP2000004429U JP3074356U JP 3074356 U JP3074356 U JP 3074356U JP 2000004429 U JP2000004429 U JP 2000004429U JP 2000004429 U JP2000004429 U JP 2000004429U JP 3074356 U JP3074356 U JP 3074356U
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hand grip
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体工学の原理に合致したハンドグリップの
構造を提供する。 【解決手段】 手工具の一端に位置し、反対端には使用
端を設置する。ハンドグリップ1側面の前、中、後に
は、第一、第二、第三凹部11,12,13を形成す
る。三凹部間には第一、第二凸部16,17を形成す
る。ハンドグリップの反対側面には、第四凹部14を形
成し、第四凹部後方には第三凸部18を形成する。該ハ
ンドグリップの上側最前端には第五凹部15を形成す
る。握持する時には親指は第四凹部に適合し、中指、薬
指、小指も第一、第二、第三凹部に対応し挟持するた
め、握り易く、かつしっかりと握ることができる。ま
た、人差し指の指先で、第五凹部を強く押さえ、下方に
力を入れ物体に効率良く施力することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のハンドグリップの構造に関する。特に一種の人体工学の原理に 合致するハンドグリップの構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
日常生活において、使用する機会の多い手工具に、のこぎり、ナイフ、果物ナ イフ、彫刻刀等がある。一般に、比較的大型の手工具のハンドグリップは大きく 、しかも手の握りや施力に適した構造となっているが、握った時の適合性を考慮 していないため、にぎりにくく、かつ力を入れる方向を定め易くする機能を欠い ている。この状況で、自在な操作を望めば、完全に手や腕の動作に依存せざるを 得ないため、しばしば滑ったり、手指が物品にぶつかり、或いは該手工具を落と し、また腕や手が痛くなる等の状況を発生する。これらはすべて、手の平全体で ハンドグリップを握る、のこぎり、西洋包丁等の一般の手工具の欠点である。 また、のこぎりの一種である糸のこは、のこぎり刃が非常に細く糸状であるた め、物品を切断しようとする時には、日常的に使用しているこれらの作業の従事 者であっても、施力の方向、及びのこぎり刃の進行方向を把握するのは非常に難 しい。一般の消費者は言うに及ばず、普通に市販されている糸のこを使用する場 合、握りにくいため、滑り易く、非常に使いにくい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記公知構造の欠点を解決するため、本考案はハンドグリップの構造の提供を 課題とする。 それは、人体工学の原理に合致したハンドグリップの構造で、手工具の一端に 位置し、反対端には使用端を設置する。ハンドグリップ側面の前、中、後には、 第一、第二、第三凹部を形成する。三凹部間には第一、第二凸部を形成する。ハ ンドグリップの反対側面には、第四凹部を形成し、第四凹部後方には第三凸部を 形成する。該ハンドグリップの上側最前端には第五凹部を形成する。握持する時 には親指は第四凹部に適合し、中指、薬指、小指も第一、第二、第三凹部に対応 し挟持するため、握り易く、かつしっかりと握ることができる。 さらにそれは、ハンドグリップの上側最前端には、内側に向かい陥没した第五 凹部を形成し、一層効率良く物品を切断するため、さらに大きな力で該使用端を 握る必要がある場合には、人差し指の指先で、第五凹部を強く押さえ、下向きに 力を入れ物体に効率良く施力することもできるため、様々な状況、用途に応じて 、様々な握り方、及び施力方式を選択することができる。 またそれは、該第一、第二、第三凹部中において、滑り止め部を設置し、こう して握りやすくし、滑りを防止することができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は下記のハンドグリップの構造を提供する。 それは、人体工学の原理に合致したハンドグリップの構造である。 該ハンドグリップの構造は主に手工具の一端に位置し、反対端には使用端を設 置する。該ハンドグリップ側面の前、中、後の三部分には、第一、第二、第三凹 部を形成する。該三凹部間には二個の相対的に外に向かい滑らかに突出した第一 、第二凸部を形成する。該ハンドグリップの反対側面には、該第一凹部位置にほ ぼ対応し、第四凹部を形成し、該第四凹部後方には、外に向かい滑らかに突出し た第三凸部を形成する。該ハンドグリップの上側最前端には、内側に向かい陥没 した第五凹部を形成する。 握持する時には親指はちょうど該第四凹部に適合し、中指、薬指、及び小指も該 ハンドグリップの該第一、第二、第三凹部にそれぞれ対応し、挟持するため、握 り易く、かつしっかりと握ることができる。 一層効率良く物品を切断するため、さらに大きな力で該使用端を握る必要があ る場合には、人差し指の指先で、第五凹部を強く押さえ、下向きに力を入れ物体 に施力する。 しっかりと握ることができ、効果的に施力し、また進行方向を制御することが できるよう、本考案は様々な状況、用途に応じて、様々な握り方、及び施力方式 を選択することができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1が示すように、公知の糸のこ(手工具)100のハンドグリップ3は、ご く普通の平滑な棒状である。そのため、滑り易く、使用時の方向制御は容易では ない。即ち、使用上、非常に不便であり、握りにくい。
【0006】 次に図2が示す本考案糸のこ(手工具)100は、主にハンドグリップ1、糸 のこ端(使用端)2を含む。 該ハンドグリップ1は糸のこ(手工具)100の一端に位置する。該ハンドグ リップ1側面の前、中、後の三部分には、手指の湾曲度に適合し内側に向かい陥 没した第一、第二、第三凹部11、12、13をそれぞれ形成する。また、該三 凹部間には二個の相対的に外に向かい滑らかに突出した第一、第二凸部16、1 7を形成する。また、該ハンドグリップ1の反対側面には、該第一凹部11位置 にほぼ対応し、第四凹部14を形成し、該第四凹部14後方には、外に向かい滑 らかに突出した第三凸部18を形成する。該ハンドグリップ1の上側最前端の該 糸のこ端(使用端)2に隣接する位置において、内側に向かい陥没した第五凹部 15を形成する。 該糸のこ端(使用端)2は該ハンドグリップ1の前端に結合し、弓部21、の こぎり部22により構成する。
【0007】 続いて図3が示すように、使用時には親指はちょうど該第四凹部14に適合し 、中指、薬指、及び小指も該ハンドグリップ1の該第一、第二、第三凹部11、 12、13にそれぞれ対応し、挟持するため、にぎりやすく、かつしっかりと握 ることができる。 一層効率良く物品を切断するため、さらに大きな力で該糸のこ端(使用端)2 を握る必要がある場合には、人差し指の指先で、第五凹部15を強く押さえ、下 向きに力を入れ物体に施力する。 握りやすく、効果的に施力でき、また進行方向を制御することができるよう、 本考案は様々な状況、用途に応じて、様々な握り方、及び施力方式を選択するこ とができる。こうして、使用上の快適性、優れた使用効果を達成する。
【0008】 図4が示すように、本考案は西洋包丁200に実施することもできる。その使 用方式は、糸のこ100の状況と同様である。また、本考案は野菜、果物等の皮 剥き器、いわゆるピーラーにも適用可能である。 この他、本考案は使用者のグリップ力不足を補うため、該第一、第二、第三凹 部11、12、13中において、滑り止め部19を設置し、グリップ力を補強す る。こうして、滑りを防止し、握りへの悪影響を避けることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案ハンドグリップ上には、手指の湾曲度に適合し陥没し、或いは突出し、 それぞれ手指に対応した凹部、及び凸部を形成するため、握り易く、かつしっか りと握ることができる。しかも、滑り止め部を設置するため、滑りを防止し、一 層効率良く施力することができる。 即ち、本考案は人体工学の原理に合致した構造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来品の立体図である。
【図2】本考案構造の立体図である。
【図3】本考案の使用状態図である。
【図4】本考案の別の実施例図である。
【符号の説明】
100 糸のこ(手工具) 1 ハンドグリップ 11 第一凹部 12 第二凹部 13 第三凹部 14 第四凹部 15 第五凹部 16 第一凸部 17 第二凸部 18 第三凸部 19 滑り止め部 2 糸のこ端(使用端) 21 弓部 22 のこぎり部 3 ハンドグリップ 200 西洋包丁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主にハンドグリップ、使用端を含み、 該ハンドグリップは手工具の一端に位置し、反対端には
    使用端を設置し、該ハンドグリップ側面の前、中、後の
    三部分には、手指の湾曲度に適合し内側に向かい陥没し
    た第一、第二、第三凹部をそれぞれ形成し、また、該三
    凹部間には二個の相対的に外に向かい滑らかに突出した
    第一、第二凸部を形成し、該ハンドグリップの反対側面
    には、該第一凹部位置にほぼ対応し、第四凹部を形成
    し、該第四凹部後方には、外に向かい滑らかに突出した
    第三凸部を形成し、握持する時には親指はちょうど該第
    四凹部に適合し、中指、薬指、及び小指も該ハンドグリ
    ップの該第一、第二、第三凹部にそれぞれ対応し、該第
    一、第二、第三凹部にはそれぞれ滑り止め部を設置し、
    人体工学の原理に合致することを特徴とするハンドグリ
    ップの構造。
  2. 【請求項2】前記ハンドグリップの上側最前端におい
    て、内側に向かい陥没した第五凹部を形成し、これによ
    り人差し指の指先で、該第五凹部を強く押さえ、下向き
    に力を入れ物体に施力することを特徴とする請求項1記
    載のハンドグリップの構造。
  3. 【請求項3】前記使用端は用途に応じて、糸のこ、或い
    は西洋包丁、或いはピーラー等の様々な使用端を設置可
    能であることを特徴とする請求項1記載のハンドグリッ
    プの構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012161899A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Makita Corp 切断工具
JP2019038443A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 株式会社からだクリエイト ハンドルグリップ

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