JP3071529U - 彫刻刀 - Google Patents

彫刻刀

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JP3071529U
JP3071529U JP2000002308U JP2000002308U JP3071529U JP 3071529 U JP3071529 U JP 3071529U JP 2000002308 U JP2000002308 U JP 2000002308U JP 2000002308 U JP2000002308 U JP 2000002308U JP 3071529 U JP3071529 U JP 3071529U
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JP
Japan
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handle
fingers
chisel
blade
shape
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Inventor
英夫 豊島
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株式会社東邦社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、彫刻の柄は木材で作られていた為、柄の
断面は円又は楕円の形状で、刃先側で僅かにテーパー
(先の方が細くなる)があるもがほとんどであった。柄
が木製であるため、複雑な形状に加工することが困難で
あった。この為、手指に力を入れて柄を握らないと指が
滑り、彫刻刀の刃先に十分に力を伝えられなかった。 【解決手段】 この問題を解決する為に、柄を合成樹脂
で成型加工し、この柄の刃先側を刃先に向かって、握る
指の触れる形状に合わせて緩やかにふくらみを環状の突
起状となした。握った指先がこの突起部分にかかり、支
えられることにより、握った指の力が彫刻刀の刃先に、
十分伝えられるような形状を作り出した。より滑りにく
くするする為に、エラストマ樹脂を使用し、人間の指に
柔らかく接し、強く握ったときに軽くへこみ、指に密着
するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、彫刻刀に関するものである
【0002】
【従来の技術】
従来、彫刻の柄は朴材を中心とした木材で作られていた。その為、柄の断面は円 又は楕円の形状がほとんどであり、この断面形状のまま長さを有し、刃先側で僅 かにテーパー(先の方がだんだんと細くなる)加工をしてあるものがほとんどで あった。その為、力をいれて彫刻刀を握る必要があり、手や指が疲れやすかった 。このテーパー形状の為指も滑りやすく、指の力も十分刃先に伝えられず、使い にくかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の彫刻刀の柄は木製であるため、部分的な突起とか、凹凸など複雑な形状に 加工することが困難であった。また、表面は「ろうガラ」等によるの薄い皮膜で 覆って木材を保護する必要があった。この皮膜のため、より滑りやすくなってい た。手に力を入れて握らないと柄が滑り、彫刻刀の刃先に十分に力を伝えられな かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この問題を解決する為に、柄を合成樹脂で成型加工することにより、この柄の刃 先側を、刃先に向かって、握る指の触れる形状に合わせて緩やかにふくらみを環 状の突起状につけ、握った指先がこの突起部分にかかり、支えられることにより 、握った指や指先が滑らない事ことにより、握った指の力が彫刻刀の刃先に、十 分伝えられるような形状を作り出した。より滑りにくくするする為に、エラスト マ樹脂を使用し、人間の指に柔らかく接し、強く握ったときに軽くへこみ、指に 密着するようにした。
【0005】
【実施の形態】
この彫刻刀の柄を合成樹脂で成型加工することにより、刃先に向かって、握る指 の触れる形状に合わせて緩やかにふくらみを環状の突起状に付け、握った指先が この突起部分にかかり、支えられることにより、握った指や指先が滑らない事に より、握った指の力が彫刻刀の刃先に、十分伝えられるようにした彫刻刀。
【0006】
【考案の効果】
このエラストマ材を使った合成樹脂成型加工により、刃先に向かって、握る指の 触る形状に合わせて緩やかにふくらみを環状の突起状に付け、握った指先がこの 突起部分にかかり、支えられることにより、握った指や指先が滑らない事により 、握った指の彫る為の力が彫刻刀の刃先に逃げずに柄に伝わり、刃先へも力が十 分伝わりやすいようになった。従来の木柄に比べ滑りにくくなった分、握る力も 少なくてよく、余分な力が不用になり疲れにくくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 柄部分を横から見た正面図である。
【図2】 柄部分を上から見た平面図である。
【図3】 この形状の彫刻刀を使う場合の握り形で
ある。
【符号の説明】
1 彫刻刀の柄部分 2 彫刻刀の刃先部分 3 柄部分の突起形状部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】彫刻刀の柄部分の刃先側を、刃先に向かっ
    て、握る指の触れる形状に合わせて緩やかにふくらみを
    環状の突起状に付け、握った指先がこの突起部分にかか
    り、支えられることにより、握った指や指先が滑らない
    事により、握った指の力が彫刻刀の刃先に、十分伝えら
    れるようにした彫刻刀。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006496A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Bunkeidou:Kk 彫刻刀

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