JP3085138U - 指穴付きスィムトレ−ニングパドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はスィムトレ−ニングパドルを密着保
持する際に手指及び手首の痛みや不自由さを防止する。 【解決手段】 本考案はスィムトレ−ニングパドル左手
用１の手の平側２に小指用穴３、薬指用穴４、中指用穴
５、人差指用穴６と親指凹部７を施して手指それぞれを
関節部まで挿入しグリップすると、手指及び手首への圧
着による痛みや手首の自由度を損なうことも無く密着保
持する事ができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、手よりやや大きい大きさを有し適度な厚みのある板状部材の平面側 に手指用の穴を設けた、スィムトレ−ニングパドルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来スィムトレ−ニングパドルを用いる際には、左右の手に保持するに当たっ てそれぞれの手指及び手首をゴムひも等で固定しているのが一般的である。この 場合のパドルは、近年上腕部主体の技術改良された泳法に於いてその強化器具の 一つとして使用されている。

【０００３】 従って、一般的なスィムトレ−ニングパドルを左右の手に保持する時には、左 右の手指及び手首に対して強くゴムひもで圧着力をかける必要がある。 しかし、上記したように手指及び手首への圧着による痛みや手首の自由度を損 なうなどの面からスィムトレ−ニング中頻繁に使用することには問題があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記した課題に鑑みてなされたもので、従来の手指及び手首への圧 着による痛みを排除しまた手首の自由度を損なうことないスィムトレ−ニングパ ドルを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、スィムトレ−ニングパドルにおいて、手のひら側の面に少なくとも 小指、薬指、中指そして人差し指それぞれが入る穴を設けたスィムトレ−ニング パドルである。

【０００６】

【作用】

上記手段による本考案の作用は、例えば左手用スィムトレ−ニングパドルそれ ぞれの穴に小指、薬指、中指、人差指等を関節部迄入れそして親指を側面に添え グリップすると、手指及び手首に圧着痛や不自由さを感じる事無く密着保持する ことが出来る

【０００７】

【実施例】

図１は、本考案に係わる左手用スィムトレ−ニングパドルの斜視図である。 図に示すは、発泡プラスチック製平板スィムトレ−ニングパドル１の手の平側 ２に、小指用穴３、薬指用穴４、中指用穴５、人差指用穴６がそれぞれ開けてあ る。また、側面には親指が添えられやすいように凹部７を施している。

【０００８】 本考案は上述の如き構成からなるものであるから、一般的に各人の左右手指の 寸差はわずかとして左手用スィムトレ−ニングパドルの裏側は右手用として使用 することも出来る。

【０００９】 図２は、本考案のスィムトレ−ニングパドル１を左手に着用した状態の一部切 欠断面図である。本図は、手の平側２の人差指用穴６に人差指を関節部迄入れ凹 部７に親指を添えて保持するところである。

【００１０】 本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、図３に示すように各 指穴３，４．５．６部でのグリップ力を一層強力にするため、穴の形状を扇状と し効果を得る事も容易である。

【００１１】

【考案の効果】

上述の様に、本考案のスィムトレ−ニングパドルは左右手指及び手首になんの 圧着痛も自由度をも損なう事なく密着保持する事が出来る。 更に、水泳強化用器具としてばかりでなく全く水泳初心者にとっても違和感な くグリップする事により、上腕部の支えとなり上半身の浮力をたやすく得られる ため水上呼吸する事の不安感を容易に拭え、泳法上達に有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のスィムトレ−ニングパドルの左手用一
実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の一部切欠断面図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す。

【符号の説明】

１ 左手用スィムトレ−ニングパドル ２ 左手の平側 ３ 小指用穴 ４ 薬指用穴 ５ 中指用穴 ６ 人差指用穴 ７ 親指用凹部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 スィムトレ−ニングパドルにおいて、手
   指のそれぞれが入る少なくとも４ケ所以上の穴を設け
   て、指でグリップする手段を設けたことを特徴としたス
   ィムトレ−ニングパドル。