JP2020528773A - ハンドル組成物、使用方法、作成方法 - Google Patents

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Abstract

本開示は、一般に、ハンドルまたはハンドグリップに関連し、より具体的には、器具が取り付けられたハンドル、そのようなハンドルを作製するために使用される物質の組成物、ならびにその作製および使用方法に関する。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、「Handle Compositions, Methods of Use and Methods of Making」という名称の、2017年7月14日に出願された米国仮出願第62/532,656号の優先権および利益を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に、器具が取り付けられるようなハンドルまたはハンドグリップ、そのようなハンドルを作製するために使用される物質の組成物、ならびにそれらの作製および使用方法を対象とする。
ハンドルについての技術分野では、カスタマイズされたハンドル、および/または、軽量ハンドルなど、思考をシームレスに動作に伝えることを可能にするハンドルに対する、長年に亘って満たされていないニーズがあった。本開示は、このようなハンドル、並びに、このようなハンドルを製造および使用するための組成物および方法を提供する。
本開示は、ユーザの1本以上の指に接触するのに適した一つ以上の表面を備えるハンドルを提供する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは半径方向に非対称である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の表面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、ユーザの手が弛緩している状態におけるユーザの湾曲した指およびユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じである。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の表面は、ユーザの第1の指に接触するのに適した第1の表面と、ユーザの第2の指に接触するのに適した第2の表面とを含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の表面は、ユーザの第3の指に接触するのに適した第3の表面をさらに備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上表面は、ユーザの第4の指に接触するのに適した第4の表面をさらに備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第2の表面は、隆起部によって第1の表面から分離される。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第3の表面は、第2の表面に隣接する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第4の表面は、第3の表面に隣接する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、第2の表面、第3の表面、および第4の表面に隣接するキャビティをさらに備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、キャビティは、隆起部によって第1の表面から分離される。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、隆起部、第2の表面、および第3の表面に隣接する下面をさらに備える。
本開示は、ユーザの第1の指に接触するのに適した第1の表面と、ユーザの第2の指に接触するのに適した第2の表面であって、隆起部によって第1の表面から分離されている第2の表面と、ユーザの第3の指に接触するのに適した第3の表面であって、第2の表面に隣接する第3の表面と、ユーザの第4の指に接触するのに適した第4の表面であって、第3の表面に隣接する第4の表面と、第2の表面、第3の表面、および第4の表面に隣接するキャビティであって、キャビティが隆起部によって第1の表面から分離されているキャビティと、隆起部、第2の表面、および第3の表面に隣接する下面と、を備えるハンドルを提供する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは半径方向に非対称である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、または第4の表面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、ユーザの手が弛緩している状態におけるユーザの湾曲した指およびユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じである。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ユーザの手のひらの一部は、ユーザの手のひらの約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、または約90%を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ユーザの手のひらの一部は、ユーザの手のひらの約50%を構成する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ユーザの手のひらの一部は、ユーザの親指と小指とを結ぶ線よりも上側の部分(例えば、手首よりも指に近い部分)である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、1つ以上の取り付け点をさらに備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、隆起部上または隆起部内に位置する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態であって、1つ以上の取り付け点を含むハンドルは、1つ以上の取り付け点に取り付けられた1つ以上の器具を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具のうちの少なくとも1つは、楽器、手術器具、調理器具、およびスポーツ用具からなるグループから選択される。いくつかの実施形態では、器具が取り付けられたハンドルは、音楽用のツール、手術用のツール、調理用のツール、またはスポーツ用のツール(高級車、スポーツ車、またはレーシング自動車のダッシュボードや内装など、一つ上の器具又は操作部のためのハンドルとして使用されるものを含む)を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、器具はワンド(棒状の器具)である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、器具はワンドであり、音楽用のツールはバトンである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、バトンは指揮棒である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、バトンは、取り付け点またはその付近にバランスポイントを備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、器具はメスである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、器具は泡立て器である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、器具は取り外し可能である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、取り付け点またはその付近の隆起部の厚さは、取り付け点の幅または直径の1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、15、または20倍以上、或いは、これらの近傍の値である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、取り付け点またはその付近の隆起部の厚さは、取り付け点の幅または直径の1、1.5、2、2.5、3、3.5、または4倍である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面とキャビティとの接合部における隆起部の厚さは、取り付け点の幅または直径の5、4、3、2、1、0.75、0.5、0.25、または0.1倍以下、或いは、これらの近傍の値である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面とキャビティとの接合部における隆起部の厚さは、取り付け点の幅または直径の約1倍、0.75倍、0.5倍、0.25倍、または0.1倍である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面と第2の表面、第3の表面、および/または、第4の表面との接合部における隆起部の厚さは、取り付け点の幅または直径の5倍、4倍、3倍、2倍、1倍、0.75倍、0.5倍、0.25倍、または0.1倍以下、或いは、これらの近傍の値である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面と第2の表面、第3の表面、および/または、第4の表面との接合部における隆起部の厚さは、取り付け点の幅または直径の1倍、0.75倍、0.5倍、0.25倍、または0.1倍、或いは、これらの近傍の値である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、隆起部はテーパ状を有する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態(例えば、隆起部がテーパを含むハンドル)において、テーパは、漸進的および/または連続的である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態において、ハンドルの体積は、両端値を含む、1立方インチ(in3)と8in3との間、または、約1立方インチ(in3)と約8in3との間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、両端値を含む、2in3と6in3との間、または、約2in3と約6in3との間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、両端値を含む、2in3と4in3との間、または、約2in3と約4in3との間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、体積は、少なくとも0.5in3、0.75in3、1in3、1.25in3、1.5in3、1.75in3、2in3、2.25in3、2.5in3、2.75in3、3in3、3.25in3、3.5in3、3.75in3、3.8in3、3.85in3、3.95in3、4in3、4.25in3、4.5in3、4.75in3、5in3、5.25in3、5.5in3、6in3、8in3、またはそれ以上、或いは、これらの近傍の値である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、体積は、少なくとも0.5in3、0.75in3、1in3、1.25in3、1.5in3、1.75in3、2in3、2.25in3、2.5in3、2.75in3、3in3、3.25in3、3.5in3、3.75in3、3.8in3、3.85in3、3.95in3、4in3、4.25in3、4.5in3、4.75in3、5in3、5.25in3、5.5in3、6in3、8in3、または、これらの間の任意の値、或いは、これらの近傍の値である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、4in3、または、約4in3である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、3.8in3、または、約3.8in3である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、3in3、または、約3in3である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、体積は、2in3、または、約2in3である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、体積は、1in3、または、約1in3である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、表面および/またはハンドルの一つ以上の寸法は、両端値を含む、0.01インチと20インチとの間、または、約0.01インチと約20インチとの間であり、例えば、両端値を含む、0.1インチと10インチとの間、または、約0.1インチと約10インチとの間、或いは、両端値を含む、0.5インチと5インチとの間、または、約0.5インチと約5インチとの間、或いは、両端値を含む、1インチと4インチとの間、または、約1インチと約4インチとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の寸法のうちの少なくとも1つは、高さ、長さ、幅、半径、直径、または円周を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの高さは、両端値を含む、0.1インチと10インチとの間、または、約0.1インチと約10インチとの間であり、例えば、両端値を含む、0.5インチと5インチとの間、または、約0.5インチと約5インチとの間、或いは、両端値を含む、1インチと4インチとの間、または、約1インチと約4インチとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの高さは約2.5インチである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの長さは、両端値を含む、0.1インチと10インチとの間、または、約0.1インチと約10インチとの間であり、例えば、両端値を含む、0.5インチと5インチとの間、または、約0.5インチと約5インチとの間、或いは、両端値を含む、1インチと3インチとの間、または、約1インチと約3インチとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの長さは約1インチである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの幅は、両端値を含む、0.1インチと10インチとの間、または、約0.1インチと約10インチとの間であり、例えば、両端値を含む、0.5インチと5インチとの間、または、約0.5インチと約5インチとの間、或いは、両端値を含む、1インチと3インチとの間、または、約1インチと約3インチとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの幅は約1.5インチである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの高さは約2.5インチであり、ハンドルの長さは約1インチであり、ハンドルの幅は約1.5インチである。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の指は、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第2の指は、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第3の指は、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第4の指は、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の指は親指である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第2の指は人差し指である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第3の指は中指である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第4の指は薬指である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は、両端値を含む、1グラムと50グラムとの間、または、約1グラムと約50グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は、両端値を含む、10グラムと30グラムとの間、または、約10グラムと約30グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は、両端値を含む、15グラムと25グラムとの間、または、約15グラムと約25グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は、両端値を含む、1グラムと50グラムとの間、または、約1グラムと約50グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は約20グラムである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は約20.4グラムである。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は、1グラムから500グラムまでの間、1グラムから450グラムまでの間、1グラムから400グラムまでの間、1グラムから350グラムまでの間、1グラムから300グラムまでの間、1グラムから250グラムまでの間、1グラムから200グラムまでの間、1グラムから175グラムまでの間、1グラムから150グラムまでの間、1グラムから140グラムまでの間、1グラムから130グラムまでの間、1グラムから120グラムまでの間、1グラムから110グラムまでの間、1グラムから100グラムまでの間、1グラムから90グラムまでの間、1グラムから80グラムまでの間、1グラムから70グラムまでの間、1グラムから60グラムまでの間、1グラムから50グラムまでの間、1グラムから40グラムまでの間、1グラムから30グラムまでの間、1グラムから20グラムまでの間、1グラムから10グラムまでの間、1グラムから5グラムまでの間であり、または、これらの間の任意の値または範囲、あるいは、これらの近傍の値または範囲である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は、1グラム、2グラム、3グラム、4グラム、5グラム、6グラム、7グラム、8グラム、9グラム、10グラム、15グラム、20グラム、25グラム、30グラム、35グラム、40グラム、45グラム、50グラム、55グラム、60グラム、70グラム、75グラム、80グラム、85グラム、90グラム、95グラム、100グラム、105グラム、110グラム、115グラム、120グラム、125グラム、130グラム、135グラム、140グラム、145グラム、150グラム、160グラム、170グラム、180グラム、190グラム、200グラム、210グラム、220グラム、230グラム、240グラム、250グラム、300グラム、350グラム、400グラム、450グラム、または500グラム以上の値、または、これらの間の任意の値または範囲、或いは、これらの近傍の値または範囲である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は、500グラム、450グラム、400グラム、350グラム、300グラム、250グラム、240グラム、230グラム、220グラム、210グラム、200グラム、195グラム、190グラム、185グラム、180グラム、175グラム、170グラム、165グラム、160グラム、155グラム、150グラム、145グラム、140グラム、135グラム、130グラム、125グラム、120グラム、115グラム、110グラム、105グラム、100グラム、95グラム、90グラム、85グラム、80グラム、75グラム、70グラム、65グラム、60グラム、55グラム、50グラム、45グラム、40グラム、35グラム、30グラム、25グラム、20グラム、15グラム、10グラム、9グラム、8グラム、7グラム、6グラム、5グラム、4グラム、3グラム、2グラム、または1グラム以下の値、または、これらの間の任意の値または範囲、或いは、これらの近傍の値または範囲である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、両端値を含む、1グラムと500グラムとの間、または、約1グラムと約500グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、両端値を含む、10グラムと30グラムとの間、または、約10グラムと約30グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、両端値を含む、15グラムと25グラムとの間、または、約15グラムと約25グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、両端値を含む、1グラムと50グラムとの間、または、約1グラムと約50グラムとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、約20グラムである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの質量は約22.5グラムである。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、1グラムと500グラムとの間、1グラムと450グラムとの間、1グラムと400グラムとの間、1グラムと350グラムとの間、1グラムと300グラムとの間、1グラムと250グラムとの間、1グラムと200グラムとの間、1グラムと175グラムとの間、1グラムと150グラムとの間、1グラムと140グラムとの間、1グラムと130グラムとの間、1グラムと120グラムとの間、1グラムと110グラムとの間、1グラムと100グラムとの間、1グラムと90グラムとの間、1グラムと80グラムとの間、1グラムと70グラムとの間、1グラムと60グラムとの間、1グラムと50グラムとの間、1グラムと40グラムとの間、1グラムと30グラムとの間、1グラムと20グラムとの間、1グラムと10グラムとの間、または1グラムと5グラムとの間、または、これらの間の任意の値または範囲、あるいは、これらの近傍の値または範囲である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、1グラム、2グラム、3グラム、4グラム、5グラム、6グラム、7グラム、8グラム、9グラム、10グラム、15グラム、20グラム、25グラム、30グラム、35グラム、40グラム、45グラム、50グラム、55グラム、60グラム、70グラム、75グラム、80グラム、85グラム、90グラム、95グラム、100グラム、105グラム、110グラム、115グラム、120グラム、125グラム、130グラム、135グラム、140グラム、145グラム、150グラム、160グラム、170グラム、180グラム、190グラム、200グラム、210グラム、220グラム、230グラム、240グラム、250グラム、300グラム、350グラム、400グラム、450グラム、または500グラム以上、または、これらの間の任意の値または範囲、あるいは、これらの近傍の値または範囲である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、1つ以上の器具が取り付けられたハンドルの質量は、500グラム、450グラム、400グラム、350グラム、300グラム、250グラム、240グラム、230グラム、220グラム、210グラム、200グラム、195グラム、190グラム、185グラム、180グラム、175グラム、170グラム、165グラム、160グラム、155グラム、150グラム、145グラム、140グラム、135グラム、130グラム、125グラム、120グラム、115グラム、110グラム、105グラム、100グラム、95グラム、90グラム、85グラム、80グラム、75グラム、70グラム、65グラム、60グラム、55グラム、50グラム、45グラム、40グラム、35グラム、30グラム、25グラム、20グラム、15グラム、10グラム、9グラム8グラム、7グラム、6グラム、5グラム、4グラム、3グラム、2グラム、または1グラム以下、または、これらの間の任意の値または範囲、あるいは、これらの近傍の値または範囲である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面および第2の表面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面および第2の表面はそれぞれ、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、および第3の表面のうちの少なくとも2つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、および第4の表面のうちの少なくとも2つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも2つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも3つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも4つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも5つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面は、それぞれ、凹状形状を備える。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面および第2の表面はそれぞれ、凸状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、および第3の表面のうちの少なくとも2つは、凸状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、および第4の表面のうちの少なくとも2つは、凸状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも2つは、凸状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも3つは、凸状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも4つは、凸状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面のうちの少なくとも5つは、凸状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面は、それぞれ、凸状形状を備える。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下面、隆起部、またはキャビティのうちの1つまたは複数は、凹状形状および凸状形状の両方を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下側表面、隆起部、またはキャビティのうちの2つ以上が、凹状形状部および凸状形状部の両方を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下面、隆起部、またはキャビティのうちの3つ以上が、凹状形状および凸状形状の両方を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下面、隆起部、またはキャビティのうちの4つ以上が、凹状形状および凸状形状の両方を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下側表面、隆起部、またはキャビティのうちの5つ以上が、凹状形状部および凸状形状部の両方を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下面、隆起部、またはキャビティのうちの6つ以上が、凹状形状および凸状形状の両方を備える。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、寸法、質量、または体積のうちの1つまたは複数は、ユーザの手に適応するようにカスタマイズされる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、長さ、幅、高さなどの寸法のうちの1つ以上、ハンドルの質量、またはハンドルの体積をカスタマイズすることにより、ユーザが装置の使用中にハンドルを把持するときに、従来のハンドルを有する同様の装置と比較して、人間工学的な問題の発生を抑える、実質的に抑える、またはなくすように、ユーザの手に実質的に適応するハンドルを提供することができる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルの人間工学的な設計は、ハンドルが取り付けられる装置の把持、持ち上げ、高い位置での保持、移動、回転、操作、回すこと、実行、反転、往復運動など、装置を動作可能に保持するために必要な圧縮力を減らすことができる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、ユーザの手の複数の把持面に直接的あるいは実質的に当接するように構成された複数の接触面を有することができる。いくつかの実施形態では、ハンドルを動作可能に持つために必要な圧縮力は、約0.01Nと約5Nとの間、約0.1Nと約4Nとの間、約0.2Nと約3.5Nとの間、約0.3Nと約3Nとの間、約0.4Nと約2.5Nとの間、約0.5Nと約2Nとの間、約0.6Nと約1.5Nとの間、または約0.7Nと約1Nとの間、或いは、これらの間の任意の値および範囲であり得る。いくつかの実施形態では、複数の把持面のうちの第1の把持面は、ハンドルに加えられる地球の重力が第1の把持面からの力によって打ち消されるように位置決め、および配向され、その一方で、複数の把持面のうちの第2の把持面は、第1の把持面とは異なるように位置決め、および、配向され、より小さい力が第2の把持面から加えられる。換言すれば、ユーザの手の1本以上の指を使用して装置を高い位置に保持することができ、その一方で、ユーザの手の別の1本以上の指によって加えられる、
より小さい力を使用して、装置を空中で安定させることができる。装置の使用中に、ハンドルの位置および向きを動的に変化させることができ、これにより、複数の接触面のそれぞれに、ユーザの手の対応する複数の把持面によって、ある程度の力を加えることができる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、力、指の位置、ハンドルによって占められるユーザの手の内部容積、ハンドルの接触面の摩擦係数、装置のバランスポイント、必要なグリップ強度(ハンドルを掴むために指/手によって加えられる力)、およびハンドルの他の特性は、最適化することができる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、そのような特性は、ハンドルの形状、体積、材料の使用、製造方法、寸法、および他の特性をカスタマイズすることによって最適化することができる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、より人間工学的なハンドル、すなわち、ユーザの手、および/または使用用途のために実質的にカスタマイズされたハンドルを設計することによりこれらの特性を最適化することは、そのユーザの手に対応する腕の筋肉組織や腱に対するストレスを低減し、繰り返し使用による負傷の発生を抑えることができる。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは滑らかな縁部を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、粗い縁部を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、粗い縁部と滑らかな縁部とが混ざったものを含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、テクスチャ加工された表面を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、ハンドルを形成する1つ以上の材料に基づく固有のテクスチャを有する表面を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、完成したハンドルにテクスチャを付与するため、テクスチャまたはテクスチャ部材をハンドルに適用することができる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドル上にテクスチャ加工された表面を形成するために、ハンドルの表面の材料は、例えばエッチングによって除去することができる。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、部分的にまたは実質的に中空である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは塗装および/またはラッカー塗装される。
図6〜図9を参照すると、本開示は、ユーザの第1の指に接触するのに適した第1の表面101と、ユーザの第2の指に接触するのに適した第2の表面108であって、隆起部102によって第1の表面101から分離されている第2の表面108と、ユーザの第3の指に接触するのに適した第3の表面109であって、第2の表面108に隣接している第3の表面109と、第4の指に接触するのに適した第4の表面110であって、第3の表面109に隣接している第4の表面110と、第1の表面101、第2の表面108、第3の表面109、および第4の表面110に隣接しており、隆起部102によって第1の表面101から分離されているキャビティ104と、隆起部102、第2の表面108、および第3の表面109に隣接している下面103と、隆起部102上またはその中の取り付け点106と、を備え、取り付け点106においてワンド(棒状の部材)105が取り付けられているハンドルを提供する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドル100は、半径方向に非対称である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、第1の表面101、第2の表面108、第3の表面109、第4の表面110、下面103、およびキャビティ104のうちの少なくとも1つは、凹状形状を備える。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドル100の体積は、ユーザの手が弛緩したときのユーザの手のひらと指との間の空間の容積と実質的に同じである。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドは、両端値を含む、1グラムと5グラムとの間、または、約1グラムと約5グラムとの間、例えば、両端値を含む、2グラムと3グラムとの間、または、約2グラムと約3グラムとの間の質量を有する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドは、約2.5グラムの質量を有する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドの長さは、ほぼユーザの手と肘との間の距離の長さである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドの長さは、両端値を含む、5インチと15インチとの間、または、約5インチと約15インチとの間である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドは、約12インチの長さである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドは、約6インチの長さである。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドは、ガラス繊維を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドは、炭素繊維を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ワンドは、テーパ状である。いくつかの実施形態では、ワンドは、白色である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、樹脂、硬化剤、および充填剤を含む。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂は、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、液体プラスチックキャスティング(例えば、Smooth-On FEATHER LITE)、ポリウレタン、シリコーン、アクリル、およびポリエステルからなるグループから選択される。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂は、エポキシ樹脂を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂は、30分硬化型エポキシ樹脂を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、エポキシ樹脂は、アルキレンオキシド、アルケニルオキシド、グリシジルエステル、エポキシノボラック、アクリル酸のコポリマー、グリシドールのエステル、共重合性ビニル化合物、ポリウレタン、ポリウレタンポリエポキシド、およびそれらの混合物からなるグループから選択される。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂は、ビニルエステル樹脂(例えば、Fibre Glast(登録商標)1100ビニルエステル樹脂、低粘度)を含む。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、硬化剤は、エポキシ硬化剤、フェノールアルカミン、芳香族アミン、変性アミン、脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、イミダゾール、ポリマーカプタン剤、液体ポリマーカプタン、ポリ硫化物樹脂、フェノール樹脂、無水物、潜在硬化剤、三フッ化ホウ素‐アミン錯体、ジシアンジアミド、有機酸ヒドラジド、水性剤、ポリアミン、変性ポリアミン、光硬化剤、紫外線硬化剤、およびそれらの混合物からなるグループから選択される。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、硬化剤はエポキシ硬化剤を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、硬化剤は30分硬化型エポキシ硬化剤を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、硬化剤はビニルエステル硬化剤を含む。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、充填剤は、ガラス微粒子、マイクロガラスビーズ、ガラス織布、ガラス繊維織布(例えば、Fibre Glast(登録商標)241‐F Fiberglass fabric)、炭素繊維布、ケブラー、設置発泡体(例えば、Loctite Tite Foam Insulating Foam; Home Depot)、ポリウレタン、ナノ粒子、ナノ繊維、ナノ金属、マイクロファイバー、エポキシ、木材、コルク、カーボンナノチューブ、グラフェン、セラミック、セルロース、ポリエステル織布、ポリエステル不織布、ガラス織布、ガラス不織布、ガラスフリット不織布、セラミックフリット、金属織スクリーン、金属不織スクリーン、シルクタンパク質、スパイダーシリカ、炭素繊維、ガラス繊維、プラスチック、無機粒子、無機微粒子、中空無機微粒子、ジルコニア、象牙、植物性象牙、カオリン、ゴム、銀、鉄、鋼鉄、ラテックス、熱発泡粉末、および弾性繊維からなるグループから選択される。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、充填剤は、ガラス微粒子を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、充填剤は、本明細書に記載されるもののいずれかなどの、樹脂、硬化剤、または両方の混合物である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、充填剤はガラス織布を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ガラス織布の密度は約18g/m3である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ガラス織布は、両端値を含む、30°と60°との間、または、約30°と約60°との間の角度の織りパターンを含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ガラス織布は、約45°の角度の織りパターンを含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、充填剤を含まないように、またはより少ない充填剤或いは異なるタイプの充填剤を含むように作製されたハンドルと比較して、より低い密度を有する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、充填剤を含まないように、またはより少ない充填剤或いは異なるタイプの充填剤を含むように作製されたハンドルと比較して、より低い質量を有する。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂は、ハンドルの約40%を構成する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、両端値を含む、10グラムと20グラムとの間、または、約10グラムと約20グラムとの間の樹脂を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、約15グラムの樹脂を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、硬化剤は、ハンドルの約40%を構成する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、両端値を含む、10グラムと20グラムとの間、または、約10グラムと約20グラムとの間の硬化剤を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、約15グラムの硬化剤を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、充填剤は、ハンドルの約20%を構成する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、5グラムと10グラムとの間、または、約5グラムと約10グラムとの間の充填剤を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、約7.5グラムの充填剤を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、約15グラムのエポキシ樹脂、約15グラムのエポキシ硬化剤、および約7.5グラムのガラス微粒子を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂の硬化剤に対する比率(樹脂対硬化剤)は、両端値を含む、1:1と50:1の間、または、約1:1と約50:1の間であり、例えば、2:1、10:1、25:1、50:1、あるいは、これらの近傍の比率である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂の硬化剤に対する比率は、1:1、または、約1:1である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、樹脂の硬化剤に対する比率は、49:1、または、約49:1である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、頭部、脳、耳、目、鼻、胸部、肺、胃、脊柱、および心臓からなるグループから選択される身体部分に関連する1つ以上の指圧点において、ユーザの指および/または手に接触する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、頭部および脳、耳、および目に関連する指圧点において、ユーザの指および/または手に接触する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、頭部および脳に関連する指圧点でユーザの親指に接触する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、目に関連する指圧点でユーザの人差し指および/または中指に接触する。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、耳に関連する指圧点でユーザの薬指および/または小指に接触する。いかなる特定の理論にも束縛されることを望むものではないが、ユーザの1つ以上の指または指圧点とハンドルの1つ以上の点との間の接触により、ハンドルを操作可能に持つために使用されるユーザの手および腕の筋肉組織、腱、軟組織、骨、皮膚、および他の生体組織に対する人間工学的なストレスを低減することができる。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ユーザは成人である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ユーザは人間の子供である。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ユーザはよく知られた指揮者である。
本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、ユーザの右手に接触するのに適している。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、ハンドルは、ユーザの左手に接触するのに適している。
本開示は、インプリント混合物を生成するために、樹脂を硬化剤および充填剤と混合することを含む方法などの、モールドの製造方法を提供する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、インプリント混合物を混練して気泡を除去することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、モデルユーザにインプリント混合物を掴ませる、および/または握らせることによって、モデルユーザの手の型を取ることを含み、それによって、ユーザの1つ以上の指に接触するのに適した1つ以上の表面を備えるインプリントモデルを生成する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリントモデルは半径方向に非対称である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、1つ以上の表面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリントモデルの体積は、ユーザの手が弛緩したときにユーザの湾曲した指およびユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、インプリントモデルを生成することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、インプリントモデルを彫ること、研削すること、および/または研磨することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、インプリントモデルの第1の部分を第1の液体漕に浸漬することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、第1の液体漕を固化させ、それによってモールドの第1の部分を生成することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、インプリントモデルの第2の部分を第2の液体漕に浸漬することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、第2の液体漕を固化させ、それによってモールドの第2の部分を生成することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの第1の部分およびモールドの第2の部分は、一緒にモールドを構成している。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの製造方法は、1つ以上の器具をインプリントモデルに挿入することをさらに含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具の少なくとも1つは、楽器、手術器具、調理器具、教材、機械器具、娯楽器具、電子デバイス、ゲーム機、プレゼンテーションツール、分析装置、実験器具、切断器具、武器、芸術用品、およびスポーツ用具からなるグループから選択される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具はワンド(棒状の器具)である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、メスである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、泡立て器である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、コンピュータプロセッサと遠隔通信するように構成された無線スライド切替ツールである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、レーザポインタである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、例えば、教師が授業中に対象物を指示するためのポインタである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、指揮者のバトンである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、玩具を無線で操作するように構成されたコントローラである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、機器は、ユーザの指示をゲーム機に無線で送信するためのコントローラである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、ねじ回しである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、シェフナイフである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、ヘラである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、野外実験または実験室で使用するためのプローブやセンサである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、塗装用のブラシである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、サーベル、レイピア、カタナなどの刃先を有する武器である。
モールドの作製方法を含む、本開示の方法のいくつかの実施形態では、第1の液体漕および/または第2の液体漕は、液体シリコーンを含む。
モールドの作製方法を含む、本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリントモデルの第1の部分とインプリントモデルの第2の部分とは同じではない。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリントモデルの第1の部分およびインプリントモデルの第2の部分はそれぞれ、インプリントモデルの約50%を構成する。
モールドの作製方法を含む、本開示の方法のいくつかの実施形態では、モデルユーザは成人である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モデルユーザは人間の子供である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モデルユーザはよく知られた指揮者である。
本開示は、本明細書に記載されるハンドルの何れかのようなハンドルの製造方法を提供する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルの製造方法は、a)樹脂を硬化剤および充填剤と混合して初期混合物を生成するステップと、b)初期混合物をモールドに注入するステップと、c)初期混合物をインキュベートして固体混合物を生成するステップと、d)固体混合物をモールドから剥離するステップと、e)固体混合物を彫る、削る、および/または磨くことで研磨ハンドルを生成するステップと、f)研磨ハンドルを塗装またはラッカー塗装してハンドルを生成するステップと、を含む。
本開示は、本明細書に記載されるハンドルの何れかのようなハンドルの製造方法を提供する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、この方法は、a)樹脂を硬化剤および充填剤と混合して初期混合物を生成するステップと、b)初期混合物をモールドの2つ以上の部分に注入するステップと、c)初期混合物をインキュベートして2つ以上の部品を生成するステップと、d)モールドの2つ以上の部分から2つ以上の部品を剥離するステップと、e)2つ以上の部品を組み合わせて固体混合物を生成するステップと、f)固体混合物を彫る、削る、および/または磨くことで研磨ハンドルを生成するステップと、g)研磨ハンドルを塗装および/またはラッカー塗装してハンドルを生成するステップと、を含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドまたはモールドの2つ以上の部分は、シリコーンを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドまたはモールドの2つ以上の部分は、本明細書に記載のモールドの製造方法のいずれかによって製造される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モールドの2つ以上の部分は、モールドの2つの部分を含む。モールドの2つ以上の部分がモールドの2つの部分を含む、本開示の方法のいくつかの実施形態において、モールドの2つの部分はそれぞれ、モールドの約50%を含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、インキュベーションは、両端値を含む、20℃と25℃との間、または、約20℃と約25℃との間で実行される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インキュベーションは約23℃で実行される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インキュベーションはほぼ室温で実行される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インキュベーションは、両端値を含む、5分間と24時間との間、または、約5分間と約24時間との間実行される。本開示の方法のいくつかの実施形態において、インキュベーションは、両端値を含む、30分と60分との間、または、約30分と約60分との間実行される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、添加ステップは、初期混合物をモールドまたはモールドの2つ以上の部分に射出することを含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、(例えば、ステップd)とe)との間に)、2つ以上の部品のうち1つ以上の内側部分を切り取ることをさらに含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、切り取ることは、2つ以上の部品のうちの少なくとも1つの質量を減少させる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、2つ以上の部品は、キャビティを含む、および/または部分的にもしくは実質的に中空である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルは、キャビティを含む、および/または部分的にもしくは実質的に中空である。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、インキュベートする前に、モールドまたはモールドの2つ以上の部分のうちの少なくとも1つに対し、1つ以上の器具を挿入することをさらに含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、本明細書に記載されているような1つ以上の器具をハンドルの1つ以上の取り付け点に取り付けることをさらに含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、1つ以上の器具の少なくとも1つは、楽器、手術用器具、調理器具、およびスポーツ用具からなるグループから選択される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、1つ以上の器具は、ワンド(棒状の器具)であるか、またはワンドを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態において、1つ以上の器具は、ワンドであるか、またはワンドを含み、ワンドが取り付けられたハンドルは、バトンを構成する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、1つ以上の器具は、メスである、またはメスを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、1つ以上の器具は、泡だて器である、または泡だて器を含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、取り付けることは、第1の接着物質を使用して器具をハンドルに取り付けることを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、組み合わせることは、2つ以上の部品を第2の接着物質で接着することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、第1の接着物質および第2の接着物質は同じである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、第1の接着物質および/または第2の接着物質は、接着剤、エポキシ樹脂、エポキシ硬化剤、テープ、セメント、のり、またはペーストからなるグループから選択される1つ以上の接着物質を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、固定することは、第1の締結具を用いて器具をハンドルに取り付けることを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、組み合わせることは、2つ以上の部品を第2の締結具で取り付けることを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、第1の締結具および第2の締結具は同じである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、第1の締結具および/または第2の締結具は、釘、ねじ、およびステープルからなるグループから選択される。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、滑らかになるまで、および/または気泡を放出するために、初期混合物を混練することをさらに含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、ステップのうちの少なくとも3つは、手動で実行される。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、ステップのうちの少なくとも3つは、高スループット製造方法を使用して実行される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、高スループット製造方法を使用することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、3D印刷、4D印刷、スタンピング成形、および/または射出成形を含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、3Dおよび/または4D印刷を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルは、キャビティを含むように、および/または部分的にまたは実質的に中空となるように3D印刷および/または4D印刷される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、射出成形を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルは、3Dおよび/または4D印刷を含む高スループット方法を使用して完全に製造することができる。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、米国特許第9,649,814号に記載されているような3D走査および印刷方法を含むことができ、その開示の全体は、参照することにより本明細書に組み込まれる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、3D走査および印刷装置を使用して実行することができる。3Dスキャンおよび印刷装置は、対象物を運ぶための撮像プラットフォームと、撮像プラットフォームに電気的に接続されたプロセッサと、プロセッサに電気的に接続された光学反射体であって、プロセッサが光学反射体を第1の位置と第2の位置との間で移動させるように制御するものと、プロセッサに電気的に接続されたプロジェクタであって、光学反射体が第1の位置に位置するとき、プロジェクタは3D空間情報を生成するように構造化光を対象物に投影し、プロセッサは3D空間情報を受信し、3D印刷情報を生成するプロジェクタと、プロセッサに電気的に接続された3Dプリンタと、を備え、光学反射体が第2の位置に位置するとき、プロジェクタは、3D印刷情報に従って切断層画像を投影し、光学反射体は、切断層画像を3Dプリンタに反射し、3Dプリンタは、断層画像に基づいて3Dコピーを印刷する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、a)樹脂を硬化剤および充填剤と混合して初期混合物を生成するステップと、b)初期混合物をモールドに添加するステップと、c)初期混合物をインキュベートして固体混合物をモールドからから剥離するステップと、e)固体混合物を彫る、削る、および/または磨くことで研磨ハンドルを生成するステップと、f)コンピュータ読み取り可能な媒体を使用して研磨ハンドルの複数のデジタル画像を生成するステップと、g)コンピュータ読み取り可能な媒体に、研磨ハンドルの複数のデジタル画像に基づいて3次元画像を生成させるステップと、h)コンピュータ読み取り可能な媒体に、3D印刷装置によって読み取られるように構成された3次元画像に関する寸法情報を計算させるステップと、i)印刷装置に、寸法情報を受信させ、3D印刷物を生成させるステップと、によって実行することができる。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、3Dプリンタなどのデバイスによって、まず、ベースまたは基板上に印刷材料を堆積し、基部または基板の上方に向かって材料のスライスを堆積するボトムアップ方法を使用して実現することができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、3Dプリンタなどのデバイスによって、まず、筐体の天井または上部の内面上に印刷材料を堆積し、次いで、筐体の天井または上部内面に対して下向きに材料のスライスを堆積するトップダウン方法を使用して達成することができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルまたは装置は、約20〜約10,000の材料のスライスを基板および/または前に堆積させた材料上に堆積することにより、印刷または製造することができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルまたは装置は、一つ以上の支持ポストを、プリンタ筐体のベース、基板、天井、または上部の内面上に最初にまたは同時に印刷し、次いで、安定した印刷のためにハンドルまたは装置に接続することにより、印刷中に支持され得る。本開示の方法のいくつかの実施形態では、1つ以上の支持ポストは、完成したハンドルまたは装置を美的または機能的に変更することなく、ハンドルまたは装置の外側に取り付けられるような寸法および構成にすることができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、1つ以上の支持ポストは、ハンドルまたは装置が高スループット方法を使用して完全に印刷された後に取り外されるような寸法および構成にすることができる。図10には、ハンドルの完成品を形成するために、繰り返し堆積される支持ポストおよび材料のスライスを用いた高スループット方法によりハンドルを印刷する、ボトムアップ方法の一例が示されている。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、装置またはハンドルを、ハンドル内に設けられた一つ以上のキャビティを持たせて印刷することができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドル内の1つ以上のキャビティは、手彫りプロセスによって、または鋳型内での鋳造プロセスによって設けることができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドル内の1つ以上のキャビティは、高スループット方法中に、例えば3D印刷中に設けることができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルは、ハンドルの総体積の約10vol%以上の体積、約20vol%以上の体積、約30vol%以上の体積、約40vol%以上の体積、約50vol%以上の体積、約60vol%以上の体積、約70vol%以上の体積、約80vol%以上の体積、または約90vol%以上の体積、あるいは、これらの間の任意の値または範囲の体積を有するキャビティを含むことができる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルは、その中にキャビティが形成されていないハンドルと比較して、ハンドルの密度が、約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、約90%、またはそれ以上、或いは、これらの値の間の範囲で減少するようなキャビティを含むことができる。図10には、ハンドルの完成品を形成するために繰り返し堆積される支持ポストおよび材料のスライスを用いた高スループット方法によりハンドルを印刷する、ボトムアップ方法の一例が示されている。
図10に示す3D印刷を含む、本開示の方法によれば、ハンドルは、ハンドルを軽量化する目的を有する第1のキャビティと、第1のキャビティよりも小さく、バトン用のワンドまたはメス用のブレードなど、装置の構成要素の一部を受け入れる目的を有する第2のキャビティとを備えることができる。軽量化またはハンドルの内部へのキャビティ成形は、ハンドルが、バトンのためのワンドまたはメスのためのブレードなどのような、装置の構成要素と一体化されると、装置に優れたバランスを提供し得る。例えば、装置が指揮棒である場合、ハンドルは、内部にキャビティが形成され、外部がユーザの手に適合するように成形されてもよく、ワンドが取り付けられると、装置(ワンドおよびハンドルを有する指揮棒)のバランスポイントは、ワンドとハンドルの取り付け点に設けられるか、或いは製造者またはユーザにより、装置に合わせて所望の任意の特定位置に移動される。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、高スループット方法は、硬化性材料を使用してユーザの手の内部キャビティのモールドを形成するステップと、本明細書に記載されるように、ユーザの手の内部キャビティのモールドを所望の寸法にトリミングするステップと、3D撮像および印刷デバイスを使用して、ユーザの手の内部キャビティのモールドの3Dコピーを印刷するステップであって、3D撮像および印刷デバイスは、対象物を搬送するための撮像プラットフォームと、撮像プラットフォームに電気的に接続されたプロセッサと、プロセッサに電気的に接続された光学反射体と、プロセッサに電気的に接続されたプロジェクタであって、第1の位置と第2の位置との間で移動するように光学反射体を制御する光学反射器と、プロセッサに電気的に接続されたプロジェクタであって、光学反射体が第1の位置に位置する場合、プロジェクタは、3D空間情報を生成するように対象物に構造化光を投影し、プロセッサは、3D空間情報を受信し、3D印刷情報を生成するステップと、プロセッサに電気的に接続された3Dプリンタとを含み、光学反射体が第2の位置に位置する場合、プロジェクタは、3D印刷情報に従って切断層画像を投影し、光学反射体は、切断層画像を3Dプリンタに反射し、3Dプリンタは、断層画像に基づいて3Dコピーを印刷する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、光学反射器は平面鏡を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、3D撮像および印刷装置は、3D空間情報を受信し、3D空間情報をプロセッサに送信する画像カメラをさらに備える。本開示の方法のいくつかの実施形態では、3D撮像および印刷装置は、成形チャンバと、成形チャンバ内に配置された印刷材料とをさらに備え、光学反射体は、断層画像を印刷材料に反射する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、3D撮像および印刷装置は、モータ、寸切りねじ、および成形プレートをさらに備え、プロセッサは、モータを駆動して寸切りねじを作動させ、次いで、寸切りねじが成形プレートを移動させる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、3D空間情報は、対象物の奥行き情報を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、プロセッサは、複数の特定の角度内で回転するようにプラットフォームを制御する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、3D撮像および印刷デバイスは、軌道をさらに含み、光学反射体は、第1の位置と第2の位置との間を移動するように軌道上に配置される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、画像カメラはCCDカメラである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、印刷材料は、光硬化材料を含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、器具は、ハンドルと同時に製造される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルおよび器具は、単一ユニットとして製造される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルおよび器具は、同時に製造され、形成された後に一つに結合される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルおよび器具は、器具の完成品または装置の実質的な完成品が単一の製造プロセスで(例えば、3Dプリンタを使用して)製造されるように、同時に、かつ単一の材料から製造される。いくつかの実施形態では、完成したまたは実質的に完成した装置を、保護コーティング(染料、塗料など)を含むようにさらに処理することができる。いくつかの実施形態においては、3D印刷モデルの表面に一度コーティング等が加えられ、コーティングされたハンドルが、ハンドルの完成品の所望の寸法と同じまたは実質的に同じになるように、ハンドルの3D印刷モデルは、ハンドルの完成品の所望の寸法よりも小さい寸法を有するように設計または製造することができる。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、樹脂は、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、液体プラスチックキャスティング(例えば、Smooth-On FEATHER LITE)、ポリウレタン、シリコーン、アクリル、およびポリエステルからなるグループから選択される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、樹脂はエポキシ樹脂を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、樹脂は30分硬化型のエポキシ樹脂を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、エポキシ樹脂は、アルキレンオキシド、アルケニルオキシド、グリシジルエステル、エポキシノボラック、アクリル酸のコポリマー、グリシドールのエステル、共重合性ビニル化合物、ポリウレタン、ポリウレタンポリエポキシド、およびそれらの混合物からなるグループから選択される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、樹脂は、ビニルエステル樹脂(例えば、Fibre Glast(登録商標)1 100ビニルエステル樹脂、低粘度)を含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化剤は、エポキシ硬化剤、フェノールアルカミン、芳香族アミン、変性アミン、脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、イミダゾール、ポリカプタン剤、液体重合カプタン、ポリ硫化物樹脂、フェノール樹脂、無水物、潜在硬化剤、三フッ化ホウ素‐アミン錯体、ジシアンジアミド、有機酸ヒドラジド、水性剤、ポリアミン、変性ポリアミン、光硬化剤、紫外線硬化剤、およびそれらの混合物からなるグループから選択される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化剤はエポキシ硬化剤を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化剤は30分硬化型エポキシ硬化剤を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化剤はビニルエステル硬化剤を含む。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、充填剤は、ガラス微粒子、マイクロガラスビーズ、シリカ、ガラス織布、ガラス繊維織布(例えば、Fibre Glast(登録商標)241‐F Fiberglass fabric)、炭素繊維布、ケブラー、設置発泡体(例えば、Loctite Tite Foam Insulating Foam; Home Depot)、ポリウレタン、液体プラスチックキャスティング(例:Smooth-On FEATHER LITE)、ナノ粒子、ナノファイバー、マイクロファイバー、ナノ金属、マイクロファイバー、エポキシ、木材、コルク、カーボンナノチューブ、グラフェン、セラミック、セルロース、ポリエステル織布、ポリエステル不織布、不織ガラス、ガラスフリット、セラミックスフリット、金属織布スクリーン、金属不織布スクリーン、シルクタンパク質、スパイダーシリカ、炭素繊維、ガラス、繊維ガラス、プラスチック、無機粒子、無機微粒子、中空無機微粒子、ジルコニア、象牙、植物性象牙、カオリン、ゴム、銀、鉄、鋼鉄、ラテックス、熱発泡粉末、弾性繊維からなるグループから選択される。本開示の方法のいくつかの実施形態では、充填剤はガラス微粒子を含む。本開示のハンドルのいくつかの実施形態では、充填剤は、本明細書に記載されるもののいずれかなどの、樹脂、硬化剤、または両方の混合物である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、充填剤はガラス織布を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ガラス織布の密度は約18g/m3である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ガラス織布は、両端値を含む、30°と60°との間、または、約30°と約60°との間の角度の織りパターンを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ガラス織布は、約45°の角度の織りパターンを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルは、充填剤を含まないように、またはより少ない充填剤或いは異なるタイプの充填剤を含むように製造されたハンドルと比較して、より低い密度を有する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、ハンドルは、充填剤を含まないように、またはより少ない充填剤或いは異なるタイプの充填剤を含むように製造されたハンドルと比較して、より低い質量を有する。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、樹脂は、インプリント混合物および/または初期混合物の約40%を構成する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリント混合物および/または初期混合物は、両端値を含む、10グラムと20グラムとの間、または、約10グラムと約20グラムとの間の樹脂を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリント混合物および/または初期混合物は、約15グラムの樹脂を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化剤は、インプリント混合物または初期混合物の約40%を構成する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリント混合物および/または初期混合物は、両端値を含む、10グラムと20グラムとの間、または、約10グラムと約20グラムとの間の硬化剤を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリント混合物および/または初期混合物は、約15グラムの硬化剤を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、充填剤は、インプリント混合物および/または初期混合物の約20%を構成する。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリント混合物および/または初期混合物は、両端値を含む、5グラムと10グラムとの間、または、約5グラムと約10グラムとの間の充填剤を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、インプリント混合物および/または初期混合物は、約7.5グラムの充填剤を含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、混合することは、約15グラムのエポキシ樹脂を、約15グラムのエポキシ硬化剤および約7.5グラムのガラス微粒子と混合することを含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化体に対する樹脂の比率(樹脂対硬化剤)は、両端値を含む、1:1と50:1との間、または、約1:1と約50:1との間である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化体に対する樹脂の比率は、1:1、または約1:1である。本開示の方法のいくつかの実施形態では、硬化体に対する樹脂の比率は、約49:1である。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、彫る、削る、および/または磨くステップの後に固体混合物を加熱することをさらに含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、加熱は、両端値を含む、115°Fと125°Fとの間、または、約115°Fと約125°Fとの間で行われる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、加熱は、約120°Fで行われる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、加熱は、両端値を含む、30分と24時間の間、または、約30分と約24時間の間で行われる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、加熱は、約60分間行われる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、加熱は、約12時間行われる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、加熱は、オーブン内で行われる。
本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、モデルユーザまたはユーザの手に適応するように、インプリント混合物、初期混合物、固体混合物、研磨ハンドル、またはハンドルの寸法、質量、および/または体積のうちの1つ以上をカスタマイズすることをさらに含む。本開示の方法のいくつかの実施形態では、モデルユーザとユーザは同じである。本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、ユーザの右手に接触するのに適したハンドルを製造するようにカスタマイズされる。本開示の方法のいくつかの実施形態では、方法は、ユーザの左手に接触するのに適したハンドルを製造するようにカスタマイズされる。
本開示は、本明細書に開示される方法のいずれかによって製造されるモールドを提供する。
本開示は、本明細書に開示される方法のいずれかによって製造されるハンドルを提供する。
本開示は、本明細書に開示されるハンドルのいずれかを含むバトン、例えば指揮棒を提供する。
本開示は、本明細書に開示される方法のいずれかによって製造されるバトン、例えば指揮棒を提供する。
図1Aは、一実施形態にかかるハンドルの第1側面の斜視図である。 図1Aのハンドルの第2側面の斜視図である。 図1Cは、図1Aのハンドルの上面図である。 図1Dは、図1Aのハンドルの底面図である。 図1Eは、図1Aのハンドルの第2側面図である。 図1Fは、図1Aのハンドルの側面図である。 図1Gは、図1Aのハンドルの正面図である。 図1Hは、図1Aのハンドルの背面図である。 図2Aは、一実施形態にかかるハンドルの第1側面の斜視図である。 図2Bは、図2Aのハンドルの第2側面の斜視図である。 図2Cは、図2Aのハンドルの上面図である。 図2Dは、図2Aのハンドルの底面図である。 図2Eは、図2Aのハンドルの第2側面図である。 図2Fは、図2Aのハンドルの第1側面図である。 図2Gは、図2Aのハンドルの正面図である。 図2Hは、図2Aのハンドルの背面図である。 図3Aは、一実施形態にかかるハンドルの第1側面の斜視図である。 図3Bのハンドルの第2側面の斜視図である。 図3Cは、図3Aのハンドルの上面図である。 図3Dは、図3Aのハンドルの底面図である。 図3Eは、図3Aのハンドルの第2側面図である。 図3Fは、図3Aのハンドルの第1側面図である。 図3Gは、図3Aのハンドルの正面図である。 図3Hは、図3Aのハンドルの背面図である。 図4Aは、一実施形態にかかるハンドルの第1側面の斜視図である。 図4Bは、図4Aのハンドルの第2側面の斜視図である。 図4Cは、図4Aのハンドルの上面図である。 図4Dは、図4Aのハンドルの底面図である。 図4Eは、図4Aのハンドルの第2側面図である。 図4Fは、図4Aのハンドルの第1側面図である。 図4Gは、図4Aのハンドルの正面図である。 図4Hは、図4Aのハンドルの背面図である。 図5Aは、一実施形態にかかるハンドルの第1側面の斜視図である。 図5Bは、図5Aのハンドルの第2側面の斜視図である。 図5Cは、図5Aのハンドルの上面図である。 図5Dは、図5Aのハンドルの底面図である。 図5Eは、図5Aのハンドルの第2側面図である。 図5Fは、図5Aのハンドルの第1側面図である。 図5Gは、図5Aのハンドルの正面図である。 図5Hは、図5Aのハンドルの背面図である。 図6は、ハンドル100の正面図であり、第1の表面101と、隆起部102と、下面103と、キャビティ104と、一例としての器具105(例えば、この実施形態ではワンド)と、取り付け点106とを示す。 図7は、ハンドル100の側面1図であり、キャビティ104、一例としての器具105(例えば、この実施形態におけるワンド)、取り付け点106、第2の表面107、第3の表面108、および第4の表面109を示す。 図8は、ハンドル100の背面図であり、下面103と、一例としての器具105(例えば、この実施形態ではワンド)と、取り付け点106と、第2の表面107と、第3の表面108と、第4の表面109とを示す。 図9は、ハンドル100の側面図であり、隆起部102と、下面103と、一例としての器具105(例えば、この実施形態ではワンド)と、取り付け点106と、第2の表面107と、第3の表面108とを示す。 図10A−10Xは、formlabsのPreForm(商標)ソフトウェアを使用した3D印刷のための、本開示の右手用ハンドルのスライスの集合体を示す一連の図である。プログラムは、任意の角度からの視点を、ハンドルの頂部または底部から形成されるスライス間で円滑に移動させることを可能にするが、これらの図では、ハンドル、具体的にはハンドルの第1のキャビティの内部ビューを提供するために、選択されたスライスの集合体が示されている。これらの図は、ハンドルの外面だけでなく、第1の内部キャビティも示しており、その容積は、装置の構成要素(例えば、指揮棒を作製するためのワンド)と一度一体化されると、ハンドルを含む装置の軽量化および調整バランスのために調整され得る。同様のプロセスは、左手用のハンドルまたはそれを含む装置を作製するために用いられてもよい。
本明細書では、ハンドルに関連するデバイス、組成物、および方法、そのようなハンドルを作製するための材料、ならびにそれらを製造および使用する方法が提供される。
本明細書のいくつかの実施形態では、ユーザの1以上の指に接触するのに適した1つ以上の表面を含むハンドルが提供される。いくつかの実施形態では、ハンドルは半径方向に非対称である。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、ユーザの手が弛緩したときにユーザの手のひらおよび指によって形成される空間の容積と実質的に同じである。いくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、ユーザの手が弛緩したときにユーザの湾曲した指およびユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じである。いくつかの実施形態では、ハンドルは、取り付けられた器具を含む。
いくつかの実施形態では、開示されたハンドルは、運動の忠実度をほとんど或いは全く失うことなく、ユーザの精神的プロセスや意図を物理的な運動に変換する。いくつかの実施形態では、開示されたハンドルは、ユーザが容易に行っているように見える、取り付けられた器具の物理的運動を可能にする。いくつかの実施形態では、開示されたハンドルは、典型的には手を使用してのみ可能となるような微動モータの動きに似た、ユーザの腕による動きを可能にする。いくつかの実施形態では、開示されたハンドルは、取り付けられる器具が取り外されていても、或いは取り付けられていても、その存在をユーザが忘れるほどユーザにとって自然であると感じさせる。いくつかの実施形態では、ユーザが開示されたハンドルの存在について意識することなく、ユーザの心がシームレスにタスクを達成する。
いくつかの実施形態では、開示されたハンドルの利点は、ユーザがハンドルを使用している間にユーザの肩および/または手をリラックスさせることができることを含む。いくつかの実施形態では、ハンドルの利点は、例えば、他のハンドルと比較して軽量であることである。いくつかの実施形態では、ハンドルが軽量であるため、ユーザは、他のハンドルよりも長い期間、ハンドルを、例えば腕を伸ばした状態で、保持および/または使用することができる。典型的には、例えば、正確性および/またはユーザに腕を伸ばすことが求められるような取り付け器具を有するハンドルにおいて、ハンドルに余分な重量が少しでもあると、ユーザの肩の回旋筋腱板を損傷するなど、ユーザの健康を害する可能性がある。特に、音楽器具、手術器具、調理器具、またはスポーツ用具のハンドルが重い場合、音楽の指揮、手術、調理、およびスポーツ活動などにおける反復運動により、筋肉および関節が損傷する可能性がある。いくつかの実施形態では、開示されたハンドルの利点は、特にハンドルが軽量である実施形態では、他のハンドルまたはグリップと比較して、ユーザが開示されたハンドルを使用することによる短期的または長期的な損傷を受ける可能性が低いことである。いくつかの実施形態では、開示されたハンドルが軽量であるため、ユーザが片手でハンドルを保持したときに、他のハンドルと比較して、ユーザの姿勢が崩れにくい。いくつかの実施形態では、開示されたハンドルの利点は、誤って落とすことがないことである。例えば、いくつかの実施形態では、ハンドルは、ユーザが静止している場合、例えば、リラックスしている場合、ユーザの手から落ちることがない。いくつかの実施形態では、ハンドルを製造するために典型的に使用される木材がますます不足しているので、提供されるハンドルが木材を含まないことが利点である。しかしながら、いくつかの実施形態では、ハンドルは木材を含む。
[ハンドル]
いくつかの実施形態では、ユーザの1つ以上指に接触するのに適した1つ以上の表面を備えるハンドルが提供される。いくつかの実施形態では、ハンドルは、音楽器具(例えば、指揮棒)、外科器具(例えば、メス)、調理器具(例えば、泡だて器)、およびスポーツ用具(例えば、ゴルフクラブ)などの様々な道具や器具のためのハンドグリップとして使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、ユーザの手が弛緩しているときにユーザの手のひらおよび指によって形成される空間の容積と実質的に同じである。いくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、ユーザの手が弛緩しているときにユーザの湾曲した指およびユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じである。いくつかの実施形態では、このユーザの手のひらの部分は、ユーザの手のひらの約50%を構成する。いくつかの実施形態では、このユーザの手のひらの部分は、ユーザの親指と小指とを結ぶ線よりも上側の部分である。いくつかの実施形態では、ハンドルは、ユーザの手の体積の約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、100%、またはその間の任意のパーセンテージの体積を有する。いくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、ユーザの手の体積の約半分である。
一部の実施形態では、ハンドルの体積は、両端値を含む、1in3と8in3との間、2in3と6in3との間、または2in3と4in3との間、あるいは、これらの近傍の体積である。いくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、両端値を含む、2in3または3in3、あるいは、約2in3または約3in3である。いくつかの実施形態では、ハンドルの体積は、2.25 in3、または約2.25 in3である。
いくつかの実施形態では、ハンドルは平均サイズであり、例えば、リラックスした状態のユーザの手の平均的なサイズに適合する。いくつかの実施形態では、ハンドルは、平均サイズのハンドルを小型化したものである。例えば、いくつかの実施形態では、ハンドルは、平均サイズから縮小された体積を有する。いくつかの実施形態では、ハンドルは、平均サイズのハンドルを大型化したものである。
いくつかの実施形態では、ハンドルは半径方向に非対称である。いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つ以上の平面上で非対称である。いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つ以上の平面上で対称である。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を含む。いくつかの実施形態では、凹状形状は、ユーザの1つ以上の指の形状に一致するように設計される。いくつかの実施形態では、ハンドルは、握手するまたは手を握る形に似た形状を有する。
いくつかの実施形態では、ハンドルは手で扱われ、例えば、ユーザの右手または左手に適合するように設計される。いくつかの実施形態では、ハンドルは、ユーザの左手または右手のいずれかに適合するように設計される。
いくつかの実施形態では、1つ以上の表面は、ユーザの第1の指に接触するのに適した第1の表面と、ユーザの第2の指に接触するのに適した第2の表面とを含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面は、ユーザの第3の指に接触するのに適した第3の表面をさらに備える。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面は、ユーザの第4の指に接触するのに適した第4の表面をさらに備える。いくつかの実施形態では、ハンドルは、キャビティをさらに備える。いくつかの実施形態では、ハンドルは、下面をさらに備える。
いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を備える。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの2つ以上が、凹状形状を備える。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの3つ以上が、凹状形状を含む。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの4つ以上が、凹状形状を備える。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの5つ以上が、凹状形状を含む。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面は、それぞれ、凹状形状を備える。
いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの少なくとも1つは、凸状形状を含む。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの2つ以上が、凸状形状を含む。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの3つ以上が、凸状形状を含む。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの4つ以上が、凸状形状を含む。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、または下面のうちの5つ以上が、凸状形状を含む。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および下面は、それぞれ、凸状形状を備える。
いくつかの実施形態では、第2の表面は、隆起部によって第1の表面から分離される。いくつかの実施形態では、隆起部は、凹面が変化する領域である。いくつかの実施形態では、隆起部は、凸状形状を含む。いくつかの実施形態では、第3の表面は、第2の表面に隣接する。いくつかの実施形態では、第4の表面は、第3の表面に隣接する。いくつかの実施形態では、キャビティは、第2の表面、第3の表面、および第4の表面に隣接する。いくつかの実施形態では、下面は、隆起部、第2の表面、および第3の表面に隣接する。
いくつかの実施形態では、頂部、底部、および1つ以上の側面を有するように、ハンドルの方向を定めることができる。いくつかの実施形態では、前面、背面、および1つ以上の側面を有するように、ハンドルの方向を定めることができる。
いくつかの実施形態では、1つ以上の表面、隆起部、およびキャビティのハンドルの前面における配置は、上部から下部へ向かって、隆起部、第1の表面、およびキャビティである。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面、隆起部、およびキャビティのハンドルの背面における配置は、隆起部、第2の表面、第3の表面、および第4の表面である。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面、隆起部、およびキャビティのハンドルの第1の側面上における配置は、隆起部、第2の表面、および下面である。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面、隆起部、およびキャビティのハンドルの第2の側面上における配置は、隆起部、第2の表面、下面、第3の表面、および第4の表面である。
いくつかの実施形態では、ハンドルの周りの時計回りにおける、1つ以上の表面、隆起部、およびキャビティの配置は、第1の表面、隆起部、キャビティ、第2、第3、第4の表面、下面、隆起部であり、その後、第1の表面に戻る。いくつかの実施形態では、隆起部は、1つ以上の表面、例えば第1の表面の全部または一部を取り囲む。
いくつかの実施形態では、ハンドルの周りの反時計回りにおける、1つ以上の表面、隆起部、およびキャビティの向きは、第1の表面、隆起部、キャビティ、第2、第3、第4の表面、下面、隆起部であり、その後、第1の表面に戻る。いくつかの実施形態では、隆起部は、1つ以上の表面、例えば第1の表面の全部または一部を取り囲む。
いくつかの実施形態では、2つ以上の表面および/またはキャビティは、一か所に収束する、或いはハンドルの領域を共有する。いくつかの実施形態では、1つ以上の表面、隆起部、および/またはキャビティは、ハンドルの底部の先端で収束する。いくつかの実施形態では、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および隆起部は、例えば、ハンドルの先端で収束する。いくつかの実施形態では、第1の表面、第3の表面、第4の表面、キャビティ、および隆起部は、例えば、ハンドルの先端で収束する。いくつかの実施形態では、第3の表面および第4の表面は、例えば、ハンドルの先端で収束する。いくつかの実施形態では、隆起部、下面、第3の表面、および/または第4の表面は、例えばハンドルの先端で収束する。いくつかの実施形態では、キャビティ、第4の表面、および/または隆起部は、例えば、ハンドルの先端で収束する。いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下面、キャビティ、および/または隆起部の任意の組合せが、1つ以上の点で収束する。
いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つ以上の取り付け点を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つの取り付け点を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルは、少なくともまたは約2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、または50個の取り付け点を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルは、少なくともまたは約2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、50個、またはその間の任意の数の取り付け点を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、隆起部上または隆起部内に位置する。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、第1の表面上または第1の表面内に位置する。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、第2の表面上または第2の表面内に位置する。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、第3の表面上または第3の表面内に位置する。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、第4の表面上または第4の表面内に位置する。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、キャビティ上またはキャビティ内に位置する。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、下面上または下面内に位置する。いくつかの実施形態では、1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つは、頂部上または頂部内に位置する。
いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つ以上の取り付け点に取り付けられた1つ以上の器具をさらに備える。いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つの取り付け点に取り付けられた1つの器具を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルは、複数の、例えば2つ以上の取り付け点で取り付けられた1つの器具を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つ以上の取り付け点に取り付けられた、少なくとも約2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、50個の器具を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルは、1つ以上、またはその間の任意の数の取り付け点で取り付けられた、少なくとも約2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、50個の器具を含む。
いくつかの実施形態では、器具は、ハンドルに永久的に取り付けられる。いくつかの実施形態では、器具はハンドルから取り外し可能である。いくつかの実施形態では、器具は、ハンドルから回して取り外すことができる。いくつかの実施形態では、器具をハンドルから取り外すことができ、異なる器具を同じハンドルに取り付けることができる。
いくつかの実施形態では、1つ以上の器具は、音楽器具、手術器具、調理器具、またはスポーツ機器(高級車、スポーツ車、またはレーシング自動車のダッシュボードや内装の1つ以上の器具や制御部のハンドルとして使用するためものを含む)を含む。
いくつかの実施形態では、器具はワンドである。いくつかの実施形態では、器具はスティックである。いくつかの実施形態では、器具は楽器であり、ワンドまたは棒、例えば、指揮棒またはスティックである。いくつかの実施形態では、器具は、棒状の器具またはスティックであり、音楽器具は、バトン、例えば、指揮棒である。したがって、いくつかの実施形態では、ハンドルは、取り付け点に取り付けられたワンドを備え、取り付けられたワンドを有するハンドルは、バトン、例えば、指揮棒または指揮者のバトンを構成する。
いくつかの実施形態では、器具はメスである。したがって、いくつかの実施形態では、取り付け点に取り付けられたメスを有するハンドルは、手術用器具を備える。いくつかの実施形態では、器具は手術用メスであり、手術用メスは外科グレードの鋼から作製される。いくつかの実施形態では、メスは取り外し可能である。いくつかの実施形態では、メスは使い捨てである。いくつかの実施形態では、メスおよびハンドルは両方とも、使用後のメスを滅菌できるように、オートクレーブ処理の温度および圧力条件に耐えることができる材料から作製される。
いくつかの実施形態では、ハンドルおよび/または器具は、滅菌(例えば、加熱滅菌、UV光、またはヨウ素、ベタジン、およびアルコールなどの化学物質)の対象となりえる。いくつかの実施形態では、ハンドルおよび/または器具は、熱(例えば、強い熱、UV光、または化学物質)による滅菌によって劣化または悪影響を受けない。
いくつかの実施形態では、ハンドルは、2つ以上の材料、3つ以上の材料、4つ以上の材料、5つ以上の材料、6つ以上の材料、7つ以上の材料、8つ以上の材料、9つ以上の材料、10以上の材料、またはそれ以上の材料などの1つ以上の材料から構成される。いくつかの実施形態では、ハンドルは、樹脂、硬化剤(例えば、硬化剤または凝固剤)、および/または充填剤を含む。
いくつかの実施形態では、ハンドルは樹脂を含む。いくつかの実施形態では、樹脂は、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、液体プラスチックキャスティング(例えば、Smooth-On FEATHER LITE)、ポリウレタン、シリコーン、アクリル、またはポリエステルを含む。
いくつかの実施形態では、樹脂はエポキシ樹脂を含む。いくつかの実施形態では、エポキシ樹脂は、アルキレンオキシド、アルケニルオキシド、グリシジルエステル、グリシジルエーテル、エポキシノボラック、グリシドールと共重合性ビニル化合物とのアクリル酸エステルのコポリマー、ポリウレタンポリエポキシド、またはそれらの混合物を含む。いくつかの実施形態では、エポキシ樹脂は、5分、6分、10分、30分、または60分硬化型のエポキシ樹脂を含む。いくつかの実施形態では、エポキシ樹脂は30分硬化型のエポキシ樹脂を含む。例えば、いくつかの実施形態では、エポキシ樹脂は、Great Planes 30 Minute Pro Epoxy Resin(例えば、カタログ番号GPMR6043またはGPMR6047)、または任意の他の市販の樹脂を含む。
いくつかの実施形態では、樹脂は、ビニルエステル樹脂(例えば、Fibre Glast(登録商標)1 100ビニルエステル樹脂、低粘度)を含む。
いくつかの実施形態では、ハンドルは、硬化剤(例えば、硬化剤または凝固剤)を含む。いくつかの実施形態では、硬化剤は、エポキシ硬化剤、フェノールアルカミン、芳香族アミン、変性アミン、脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、イミダゾール、重合カプタン剤(例えば、液体重合カプタン)、ポリスルフィド樹脂、フェノール樹脂、無水物、潜在硬化剤、三フッ化ホウ素‐アミン錯体、ジシアンジアミド、有機酸ヒドラジド、水性剤、ポリアミン、修飾ポリアミン、光硬化剤、または紫外線硬化剤を含む。
いくつかの実施形態では、硬化剤はエポキシ硬化剤を含む。いくつかの実施形態では、エポキシ硬化剤は、5分、6分、10分、30分、または60分硬化型のエポキシ硬化剤を含む。いくつかの実施形態では、エポキシ硬化剤は、30分間硬化型のエポキシ硬化剤を含む。例えば、いくつかの実施形態では、エポキシ硬化剤は、Great Planes 30 Minute Pro Epoxy Hardener(例えば、カタログ番号GPMR6043またはGPMR6047)、または任意の他の市販の硬化剤を含む。
いくつかの実施形態では、硬化剤(例えば、硬化剤または凝固剤)は、ビニルエステル硬化剤を含む。
いくつかの実施形態では、ハンドルは充填剤を含む。いくつかの実施形態では、充填剤は、ナノ粒子、ナノファイバー、ナノ金属、マイクロファイバー、マイクロガラスビーズ、マイクロガラス球(例えば、ガラス微粒子、マイクロガラス球)、エポキシ、木材、コルク、ガラスビーズ、シリカ、カーボンナノチューブ、グラフェン、セラミック、セルロース、ポリエステル織布、ポリエステル不織布、ガラス織布、ガラス不織布、ガラスフリット不織布、セラミックフリット、金属織スクリーン、または金属不織スクリーンを含む。
いくつかの実施形態では、充填剤は、ガラス微粒子、例えばガラスマイクロビーズまたはガラスマイクロボールを含む。例えば、いくつかの実施形態では、充填剤は、System Three(登録商標)3145S 16 White Glass Microspheresなどのガラス微粒子、または任意の他の適切な市販の微粒子を含む。
いくつかの実施形態では、1つ以上の表面のうちの少なくとも1つは、テクスチャ加工されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、第1の表面、第2の表面、第3の表面、第4の表面、下面、隆起部、またはキャビティのうちの1つ以上についてテクスチャ加工を施すことができる。いくつかの実施形態では、テクスチャは、例えば、汗があるときに快適さと制御しやすさを提供するために、ユーザがハンドルを握るのを容易にし、ハンドルが滑るのを防止し、および/またはより乾燥した表面を提供する。
いくつかの実施形態では、ハンドルは器具を含む。いくつかの実施形態では、器具は、取り付け点などでハンドルに取り付けられる。いくつかの実施形態では、器具は、ハンドルに取り付け可能な任意の器具であってもよい。いくつかの実施形態では、器具は、例えば、オーケストラの指揮者によって使用される指揮棒である。いくつかの実施形態では、ハンドルには、ワンドが取り付けられている。
いくつかの実施形態では、バトンは、ハンドル内にバランスポイントを有する。いくつかの実施形態では、バトンは、ハンドルのすぐ上など、ワンド(棒状の器具)内にバランスポイントを有する。いくつかの実施形態では、ワンドのバランスポイントは、特定のユーザのためにカスタマイズされる。いくつかの実施形態では、バランスポイントは、ハンドル内の質量分布によって決定される。いくつかの実施形態では、バトンのバランスポイントはハンドル内にある。いくつかの実施形態では、バトンのバランスポイントは、ワンドがハンドルに取り付けられる点における、ハンドルの表面または実質的な表面である。いかなる特定の理論にも束縛されることを望むものではないが、ユーザがハンドルを持った時に、装置のバランスポイントがユーザの手の端部または実質的な端部、或いは端部の前方にある場合、バランスポイントを超えて延在する材料(例えば、指揮棒の場合のワンド)は、その質量がユーザに知覚されにくいか、または知覚されなくてもよい。或いは、バランスポイントを超えて延在する材料の、ユーザによる手の動的な運動の制御に対する影響は、より小さくてもよく、またはなくてもよい。動的な人の運動の制御は、体の制御の経験的な学習を通して(例えば、乳児や小児が時々腕を動かすことによって、及び神経の発達および筋肉/腱/関節の発達により腕の動きを徐々に制御することによって)、身に着けられる。言い換えれば、装置のバランスポイントがハンドルの端部またはハンドル内にあるとき、装置を使用している間、ユーザは人の運動を制御するために、自分の四肢(例えば、ユーザの手)が延長されると感じることはない。装置がハンドルおよび刃を備えるメスである他の実施形態では、メスを正しく操作して手術中に正確に切ることができるように、細かい人の動きの制御が必要でありえる。その場合、メス内のバランスポイントの位置により、ユーザが、メスをより滑らかに、制御された状態で、且つ、正確に動かして使用できるようになる。装置がゲームコンソールと遠隔通信するように構成されたゲーム装置である他の実施形態では、ゲーム装置、ボタン、又は他の関連装置や、ゲーム装置の位置および/または方向を操作して、プレイ中のゲームコンソールにゲームの指示を適時且つ正確に送信するために、人の動きの細かい制御が必要でありえる。この場合、ゲーム装置内のバランスポイントの位置により、ユーザが、ゲーム装置をより滑らかに、制御された状態で、且つ、正確に動かして使用できるようになる。
いくつかの実施形態では、器具は手術用器具である。いくつかの実施形態では、手術用器具はメスである。いくつかの実施形態では、器具は調理器具である。いくつかの実施形態では、調理器具は泡立て器である。いくつかの実施形態では、器具はスポーツ用具を含む。いくつかの実施形態では、スポーツ用具は、ゴルフクラブまたは釣り竿を含む。いくつかの実施形態では、ハンドルは、ユーザから精密さを要求されるような器具など、任意の器具に取り付けられる。
いくつかの実施形態では、ハンドルは、取り付け点を含んでいない。いくつかの実施形態では、ハンドルは、取り付けられる器具を含んでいない。いくつかの実施形態では、ハンドルは、ドアノブとして使用することができる。いくつかの実施形態では、ハンドルは、コンピュータのマウスなどのコンピュータデバイスとして使用することができる。
いくつかの実施形態では、ユーザは、大人の男性または大人の女性などの成人である。いくつかの実施形態では、ユーザは、男子または女子などの子供である。したがって、いくつかの実施形態では、より小さいユーザ、例えば子供用に設計されたハンドルは、寸法(例えば、高さ、幅、長さなど)、質量、および/または体積のうち一つ以上が縮小されている。
いくつかの実施形態では、ハンドルを製造する方法が提供される。いくつかの実施形態では、提供される方法は、本明細書に記載のハンドルを製造する。
いくつかの実施形態では、この方法は、樹脂を硬化剤(例えば、硬化剤または凝固剤)および充填剤と混合して、初期混合物を生成することを含む。いくつかの実施形態では、この方法は、初期混合物をモールドに添加することを含む。いくつかの実施形態では、この方法は、初期混合物をインキュベートして固体混合物を生成することを含む。いくつかの実施形態では、この方法は、モールドから固体混合物を剥離することを含む。いくつかの実施形態では、この方法は、固体混合物を研磨して、研磨されたハンドルを製造することを含む。
いくつかの実施形態において、この方法は、初期混合物を添加する前の1つ以上のモールドに潤滑にすることをさらに含んでいる。いくつかの実施形態では、潤滑は、潤滑剤の使用によって達成される。例えば、いくつかの実施形態では、GREASE‐IT Release Systems(Hapco, Inc.)などの潤滑剤スプレー、または任意の他の適切な潤滑剤、例えば市販の潤滑剤を使用することができる。
[実施例1:ハンドルのモールドの製造方法]
約15gの30分硬化型のエポキシ樹脂を約15gのエポキシ硬化剤(Great Planes(登録商標) 30 minute Pro Epoxy kit;カタログ番号GPMR6043またはGPMR6047)と混合した。樹脂/硬化剤を不透明になるまで撹拌した。約7.5gのガラス微粒子(System Three(登録商標)3145S 16 White Glass Microspheres)を樹脂/硬化剤に添加して、インプリント混合物を生成した。インプリント混合物を手で滑らかになるまで練り、気泡を除去した。混合物を、ボールになるように手で転がした。モデルユーザの手のインプリントは、モデルユーザにインプリント混合物を(例えば、指揮棒用のハンドルとしてハンドルを保持するように)持たせ、握らせることによって取得され、それによってインプリントモデルを生成した。潤滑剤(GREASE-IT; Release Systems. Hapco, Inc.)でコーティングされたワンドを、インプリントモデルの上部に形成された隆起部に挿入した。インプリントモデルを室温で約30分間インキュベートした。次いで、インプリントモデルを削り、不要な部分、例えば、モデルユーザの手の体積よりも外側に延在する部分を除去した。インプリントモデルを研磨し、エッジを丸め、表面を滑らかにした。インプリントモデルを平滑になるように研磨した。次いで、インプリントモデルを、その体積の約半分が浸漬されるように、その前面を下にして液体シリコーンの第1の液体漕中に配置した。液体を固化させ、インプリントモデルを除去して、モールドの第1の部分を作製した。次いで、インプリントモデルを、その体積の約半分(反対側の半分)が浸漬されるように、その裏面を下にして液体シリコーンの第2の液体漕中に置いた。シリコーンを固化させ、インプリントモデルを除去することで、モールドの第2の部分を製造した。2つの部分によりモールドを構成した。モールドを使用して、本明細書に記載のハンドルを製造した。ワンドを取り除いて、インプリントモデルの隆起部内に取り付け点を残した。
音楽指揮者を含む、他の追加のモデルユーザからインプリントを使用し、説明したような方法で追加のモールドを作製した。
[実施例2:バトンの製造方法]
実施例1の型を使用して、本明細書に記載のハンドルを製造した。約15gの30分硬化側エポキシ樹脂を、約15gのエポキシ硬化剤(Great Planes(登録商標)30 minute Pro Epoxy kit;カタログ番号GPMR6043またはGPMR6047)および約7.5gのガラス微粒子(System Three(登録商標)3145S16 White Glass Microspheres)と混合して、初期混合物を生成した。初期混合物を手で練って気泡を除去した。成形混合物の剥離を容易にするために、モールドに潤滑剤(GREASE‐IT; Release Systems. Hapco, Inc.)を噴霧した。初期混合物の約半分を、手で押し込むことでモールドの2つの部分のそれぞれに添加した。初期混合物を、固化するまで、例えば約60分間インキュベートした。初期混合物をモールドの2つの部分から2つの部品として剥離した。
部品は、各部品の内側部分を中空にするように削られ、それによって、各部品の質量が減らされた。次いで、エポキシ樹脂およびエポキシ硬化剤を用いて、2つの部品を一つに合わせた。固体混合物を、縁が滑らかになるように彫り、削ることによって欠陥を除去し、磨くことによって研磨ハンドルを製造した。ハンドルを、塗装し(i.Color(登録商標)2.1 Voc Direct to Metal Epoxy Hybrid Primer and primer activator)、ラッカー塗装した(High Teck 7100-1 MS Urethane Clear)。
ガラス繊維または炭素繊維のワンド(新しいワンド、或いはモールドを製造するために使用されたワンドのいずれか)を、エポキシ樹脂およびエポキシ硬化剤を使用して、付着点に付着させた。ワンドが白色ではない場合には、視認性を向上にするためにワンドを白く塗装した。このようにして、ワンドが取り付けられたハンドルを含むバトン、例えば指揮棒、を製造した。バトンは、音楽を行うための音楽指揮者によって使用される。
同じモールドおよび追加のモールドを使用した追加のハンドルを作製するために、この方法が繰り返された。
[実施例3:3Dプリンタを用いたハンドルの製造方法]
約15gの30分硬化型エポキシ樹脂を約15gのエポキシ硬化剤(Great Planes(登録商標)30 minute Pro Epoxy kit;カタログ番号GPMR6043またはGPMR6047)と混合する。樹脂/硬化剤を不透明になるまで撹拌する。約7.5gのガラス微粒子(System Three(登録商標)3145 S 16 White Glass Microspheres)を樹脂/硬化剤に添加して、インプリント混合物を生成する。インプリント混合物を手で滑らかになるまで練り、気泡を除去する。混合物を、ボールになるように手で転がす。モデルユーザの手のインプリントを、モデルユーザにインプリント混合物を(例えば、指揮棒用のハンドルとしてハンドルを保持するように)持たせ、握らせることよって取得し、それによってインプリントモデルを生成する。インプリントモデルを室温で約30分間インキュベートする。次いで、インプリントモデルを彫って、不要な部分、例えばモデルユーザの手の体積よりも外側に延在する部分を除去する。インプリントモデルは、エッジを丸くし、表面を滑らかにするために研磨される。インプリントモデルは、平滑になるように研磨される。次いで、インプリントモデルはインプリントモデルのデジタル画像を生成するために撮影され、コンピュータプログラムによって読み取られる。コンピュータプログラムは、インプリントモデルのデジタル画像から寸法情報を読み取り可能である。次に、寸法情報を3Dプリンタ(例えば、FormLabs(商標)3Dプリンタ)に入力し、所望の材料を使用してインプリントモデルのほぼ正確なコピーを印刷する。次いで、ほぼ正確なコピーが3Dプリンタから取り出され、印刷プロセスの結果として生じた固定部やその他の欠陥を除去するためにトリミングされる。次いで、トリミングされたインプリントモデルを、コーティングまたは他の方法で処理し、ハンドルの完成品を生成する。次いで、ハンドルの完成品の一部を取り除いて、ハンドルを器具に連結するため、器具の少なくとも一部を配置することが可能なチャネルを形成する。
追加のハンドルは、他の追加のモデルユーザのインプリントを使用して、説明した方法で作成される。
[参照による引用]
任意の相互参照または関連する特許または出願を含む、本明細書に引用されるすべての文献は、明示的に除外されない限り、或いは限定されない限り、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本明細書中に開示または請求されるいかなる発明に関する先行技術であること、またはそれが単独で若しくは他のいかなる参考文献とのいかなる組み合わせにおいても、このような発明を教示し、示唆し、または開示することを認めるものではない。さらに、本文書中の用語の任意の意味または定義が、参照により組み込まれる文書中の同じ用語の任意の意味または定義と矛盾する場合、本文書中でその用語に割り当てられた意味または定義が適用されるものとする。
[他の実施形態]
本開示の特定の実施形態を図示し、説明してきたが、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、様々な他の変更および修正を行うことができる。添付の特許請求の範囲は、本開示の範囲内にあるそのようなすべての変更および修正を含む。

Claims (246)

  1. ユーザの1本以上の指に接触するのに適した1つ以上の表面を含むハンドルであって、
    前記ハンドルは、半径方向に非対称であり、
    前記1つ以上の表面のうちの少なくとも1つは、凹状形状を含み、
    前記ハンドルの体積は、ユーザの手が弛緩したときに該ユーザの湾曲した指、および該ユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じである、
    ハンドル。
  2. 前記1つ以上の表面は、前記ユーザの第1の指に接触するのに適した第1の表面と、前記ユーザの第2の指に接触するのに適した第2の表面とを含む、
    請求項1に記載のハンドル。
  3. 前記1つ以上の表面は、前記ユーザの第3の指に接触するのに適した第3の表面をさらに備える、
    請求項2に記載のハンドル。
  4. 前記1つ以上の表面は、前記ユーザの第4の指に接触するのに適した第4の表面をさらに備える、
    請求項3に記載のハンドル。
  5. 前記第2の表面は、隆起部によって前記第1の表面から分離されている、
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のハンドル。
  6. 前記第3の表面は、前記第2の表面に隣接している、
    請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のハンドル。
  7. 前記第4の表面は、前記第3の表面に隣接している、
    請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のハンドル。
  8. 前記第2の表面、第3の表面、および第4の表面に隣接するキャビティをさらに備える、
    請求項4から請求項7のいずれか一項に記載のハンドル。
  9. 前記キャビティは、前記隆起部によって前記第1の表面から分離されている、
    請求項8に記載のハンドル。
  10. 前記隆起部、前記第2の表面、および前記第3の表面に隣接する下面をさらに備える、
    請求項5から請求項9のいずれか一項に記載のハンドル。
  11. a)ユーザの第1の指に接触するのに適した第1の表面と、
    b)前記ユーザの第2の指に接触するのに適した第2の表面であって、隆起部によって前記第1の表面から分離されている第2の表面と、
    c)前記ユーザの第3の指に接触するのに適した第3の表面であって、前記第2の表面に隣接している第3の表面と、
    d)前記ユーザの第4の指に接触するのに適した第4の表面であって、前記第3の表面に隣接している第4の表面と、
    e)前記第2の表面、前記第3の表面、および前記第4の表面に隣接しているキャビティであって、隆起部によって前記第1の表面から分離されているキャビティと、
    f)前記隆起部、前記第2の表面、および前記第3の表面に隣接している下側表面と、
    を備えるハンドルであって、
    前記ハンドルが半径方向に非対称であり、
    前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、または前記第4の表面のうちの少なくとも1つが凹状形状を含み、
    前記ハンドルの体積が 前記ユーザの手が弛緩したときに該ユーザの湾曲した指および該ユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じである、
    ハンドル。
  12. 前記ユーザの手のひらの一部が、該ユーザの手のひらの約50%を含む、
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のハンドル。
  13. 前記ユーザの手のひらの一部が、該ユーザの親指と小指とを結ぶ線よりも上方の部分である、
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のハンドル。
  14. 1つ以上の取り付け点をさらに含む、
    請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のハンドル。
  15. 前記1つ以上の取り付け点のうちの少なくとも1つが、前記隆起部の上または内部に位置する、
    請求項14に記載のハンドル。
  16. 前記1つ以上の取り付け点に取り付けられた1つ以上の器具をさらに含む、
    請求項14または請求項15に記載のハンドル。
  17. 前記1つ以上の器具のうちの少なくとも1つが、音楽用器具、手術器具、調理器具、およびスポーツ用具からなるグループから選択される、
    請求項16に記載のハンドル。
  18. 前記器具が取り付けられた前記ハンドルが、音楽用ツール、手術用ツール、調理用ツール、またはスポーツ用器材を含む、
    請求項16または請求項17に記載のハンドル。
  19. 前記器具がワンドである、
    請求項16から請求項18のいずれか一項に記載のハンドル。
  20. 前記器具がワンドであり、音楽用ツールがバトンである、
    請求項18または請求項19に記載のハンドル。
  21. 前記バトンが指揮棒である、
    請求項20に記載のハンドル。
  22. 前記バトンが、前記取り付け点またはその近傍にバランスポイントを含む、
    請求項20または請求項21に記載のハンドル。
  23. 前記器具が手術用メスである、
    請求項16から請求項18のいずれか一項に記載のハンドル。
  24. 前記器具が泡だて器である、
    請求項16から請求項18のいずれか一項に記載のハンドル。
  25. 前記器具は、取り外し可能である、
    請求項1から請求項24のいずれか一項に記載のハンドル。
  26. 前記隆起部の、前記取り付け点またはその近傍における厚さが、前記取り付け点の幅または直径の約1、1.5、2、2.5、3、3.5、または4倍である、
    請求項1から請求項25のいずれか一項に記載のハンドル。
  27. 前記隆起部の、前記第1の表面と前記キャビティとの接合部における厚さは、前記取り付け点の幅または直径の約1倍、0.75倍、0.5倍、0.25倍、または0.1倍である、
    請求項1から請求項26のいずれか一項に記載のハンドル。
  28. 前記隆起部の、前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、および/または前記第4の表面との接合部における厚さは、前記取り付け点の幅または直径の約1倍、0.75倍、0.5倍、0.25倍、または0.1倍である、
    請求項1から請求項27のいずれか一項に記載のハンドル。
  29. 前記隆起部がテーパを有する、
    請求項1から請求項28のいずれか一項に記載のハンドル。
  30. 前記テーパは、漸進的および/または連続的である、
    請求項29に記載のハンドル。
  31. 前記ハンドルの体積が、1in3と8in3との間、または、約1in3と約8in3との間である、
    請求項1から請求項30のいずれか一項に記載のハンドル。
  32. 前記ハンドルの体積が、2in3と6in3との間、または、約2in3と約6in3との間である、
    請求項1から請求項31のいずれか一項に記載のハンドル。
  33. 前記ハンドルの体積は、2in3と4in3との間、または、約2in3と約4in3との間である、
    請求項1から請求項32のいずれか一項に記載のハンドル。
  34. 前記ハンドルの体積が約2in3である、
    請求項1から請求項33のいずれか一項に記載のハンドル。
  35. 前記ハンドルの体積が約2.25in3である、
    請求項1から請求項34のいずれか一項に記載のハンドル。
  36. 表面および/またはハンドルの1つ以上の寸法が、約1インチと約4インチとの間である、
    請求項1から請求項35のいずれか一項に記載のハンドル。
  37. 前記1つ以上の寸法のうちの少なくとも1つが、高さ、長さ、幅、半径、直径、または円周を含む、
    請求項36に記載のハンドル。
  38. 前記ハンドルの高さが、0.5インチと4インチとの間、または、約0.5インチと約4インチとの間である、
    請求項37に記載のハンドル。
  39. 前記ハンドルの長さが、0.5インチと3インチとの間、または、約0.5インチと約3インチとの間である、
    請求項37から請求項38のいずれか一項に記載のハンドル。
  40. 前記ハンドルの幅は、0.5インチと3インチとの間、または、約0.5インチと約3インチとの間である、
    請求項37から請求項39のいずれか一項に記載のハンドル。
  41. 前記ハンドルの高さが約2.5インチであり、前記ハンドルの長さが約1インチであり、前記ハンドルの幅が約1.5インチである、
    請求項1から請求項28のいずれか一項に記載のハンドル。
  42. 前記第1の指が、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である、
    請求項1から請求項41のいずれか一項に記載のハンドル。
  43. 前記第2の指が、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である、
    請求項1から請求項42のいずれか一項に記載のハンドル。
  44. 前記第3の指が、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である、
    請求項1から請求項43のいずれか一項に記載のハンドル。
  45. 前記第4の指が、親指、人差し指、中指、薬指、または小指である、
    請求項1から請求項44のいずれか一項に記載のハンドル。
  46. 前記第1の指が親指である、
    請求項1から請求項45のいずれか一項に記載のハンドル。
  47. 前記第2の指が人差し指である、
    請求項1から請求項46のいずれか一項に記載のハンドル。
  48. 前記第3の指が中指である、
    請求項1から請求項47のいずれか一項に記載のハンドル。
  49. 前記第4の指が薬指である、
    請求項1から請求項48のいずれか一項に記載のハンドル。
  50. 前記ハンドルの質量が、1グラムと50グラムとの間、または、約1グラムと約50グラムとの間である、
    請求項1から請求項49のいずれか一項に記載のハンドル。
  51. 前記ハンドルの質量が、10グラムと30グラムとの間、または、約10グラムと約30グラムとの間である、
    請求項1から請求項50のいずれか一項に記載のハンドル。
  52. 前記ハンドルの質量が、15グラムと25グラムとの間、または、約15グラムと約25グラムとの間である、
    請求項1から請求項51のいずれか一項に記載のハンドル。
  53. 前記ハンドルの質量が、1グラムと50グラムとの間、または、約1グラムと約50グラムとの間である、
    請求項1から請求項52のいずれか一項に記載のハンドル。
  54. 前記ハンドルの質量が約20グラムである、
    請求項1から請求項53のいずれか一項に記載のハンドル。
  55. 前記第1の表面および前記第2の表面はそれぞれ、凹状形状を備える、
    請求項2から請求項54のいずれか一項に記載のハンドル。
  56. 前記第1の表面、前記第2の表面、および前記第3の表面のうちの少なくとも2つが、凹状形状を備える、
    請求項3から請求項55のいずれか一項に記載のハンドル。
  57. 前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、および前記第4の表面のうちの少なくとも2つが、凹状形状を備える、
    請求項4から請求項56のいずれか一項に記載のハンドル。
  58. 前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、前記第4の表面、前記キャビティ、および前記下面のうちの少なくとも2つが、凹状形状を備える、
    請求項4から請求項57のいずれか一項に記載のハンドル。
  59. 前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、前記第4の表面、前記キャビティ、および前記下面はそれぞれ、凹状形状を備える、
    請求項4から請求項58のいずれか一項に記載のハンドル。
  60. 前記第1の表面および前記第2の表面はそれぞれ、凸状形状を備える、
    請求項2から請求項59のいずれか一項に記載のハンドル。
  61. 前記第1の表面、前記第2の表面、および前記第3の表面のうちの少なくとも2つが、凸状形状を備える、
    請求項3から請求項60のいずれか一項に記載のハンドル。
  62. 前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、および前記第4の表面のうちの少なくとも2つが、凸状形状を備える、
    請求項4から請求項61のいずれか一項に記載のハンドル。
  63. 前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、前記第4の表面、前記キャビティ、および前記下面のうちの少なくとも2つが、凸状形状を備える、
    請求項4から請求項62のいずれか一項に記載のハンドル。
  64. 前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面、前記第4の表面、前記キャビティ、および前記下面はそれぞれ、凸状形状を備える、
    請求項4から請求項63のいずれか一項に記載のハンドル。
  65. 寸法、質量、または体積のうちの1つ以上が、前記ユーザの手に適応するようにカスタマイズされている、
    請求項1から請求項64のいずれか一項に記載のハンドル。
  66. 前記ハンドルが滑らかな縁部を含む、
    請求項1から請求項65のいずれか一項に記載のハンドル。
  67. 前記ハンドルが、部分的にまたは実質的に中空である、
    請求項1から請求項66のいずれか一項に記載のハンドル。
  68. 前記ハンドルが塗装および/またはラッカー塗装されている、
    請求項1から請求項67のいずれか一項に記載のハンドル。
  69. a)ユーザの第1の指に接触するのに適した第1の表面101と、
    b)前記ユーザの第2の指に接触するのに適した第2の表面108であって、隆起部102によって前記第1の表面101から分離されている第2の表面108と、
    c)前記ユーザの第3の指に接触するのに適した第3の表面109であって、前記第2の表面108に隣接している第3の表面109と、
    d)前記ユーザの第4の指に接触するのに適した第4の表面110であって、前記第3の表面109に隣接している第4の表面110と、
    e)前記第1の表面、前記第2の表面、前記第3の表面および前記第4の表面に隣接するキャビティ104であって、前記隆起部102によって前記第1の表面101から分離されているキャビティ104と、
    f)前記隆起部102、前記第2の表面108、および前記第3の表面109に隣接する下面103と、
    g)前記隆起部102の上または内部に設けられた取り付け点106であって、前記キャビティ104が該隆起部によって前記第1の表面から分離されているものと、
    を備えるハンドルであって、
    前記ハンドル100は、半径方向に非対称であり、
    前記第1の表面101、前記第2の表面108、前記第3の表面109、前記第4の表面110、前記下面103、および前記キャビティ104のうちの少なくとも1つは、凹状形状を備え、
    前記ハンドル100の体積は、ユーザの手が弛緩したときのユーザの手のひらと指との間の空間の容積と実質的に同じである、
    ハンドル。
  70. 前記ワンドの質量が、1グラムと5グラムとの間、または、約1グラムと約5グラムとの間である、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項69のいずれか一項に記載のハンドル。
  71. 前記ワンドの質量が、約2.5グラムである、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項70のいずれか一項に記載のハンドル。
  72. 前記ワンドの長さが、ユーザの手と肘との間の距離の長さと略同じである、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項71のいずれか一項に記載のハンドル。
  73. 前記ワンドの長さが、5インチと15インチとの間、または、約5インチと約15インチとの間である、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項72のいずれか一項に記載のハンドル。
  74. 前記ワンドの長さが、12インチ、または、約12インチである、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項73のいずれか一項に記載のハンドル。
  75. 前記ワンドの長さが、6インチ、または、約6インチである、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項74のいずれか一項に記載のハンドル。
  76. 前記ワンドがガラス繊維を含む、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項75のいずれか一項に記載のハンドル。
  77. 前記ワンドが炭素繊維を含む、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項76のいずれか一項に記載のハンドル。
  78. 前記ワンドがテーパ状である、
    請求項19から請求項22および請求項25から請求項77のいずれか一項に記載のハンドル。
  79. 前記ハンドルが、樹脂、硬化剤、および充填剤のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1から請求項78のいずれか一項に記載のハンドル。
  80. 前記樹脂が、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、液体プラスチックキャスティング樹脂、ポリウレタン、シリコーン、アクリル、およびポリエステルからなるグループから選択される、
    請求項79に記載のハンドル。
  81. 前記樹脂がエポキシ樹脂を含む、
    請求項79から請求項80のいずれか一項に記載のハンドル。
  82. 前記樹脂が30分硬化型のエポキシ樹脂を含む、
    請求項79から請求項81のいずれか一項に記載のハンドル。
  83. 前記エポキシ樹脂が、アルキレンオキシド、アルケニルオキシド、グリシジルエステル、エポキシノボラック、アクリル酸のコポリマー、グリシドールのエステル、共重合性ビニル化合物、ポリウレタン、ポリウレタンポリエポキシド、およびそれらの混合物からなるグループから選択される、
    請求項81から請求項82のいずれか一項に記載のハンドル。
  84. 前記樹脂がビニルエステル樹脂を含む、
    請求項79から請求項80のいずれか一項に記載のハンドル。
  85. 前記硬化剤が、エポキシ硬化剤、フェノールアルカミン、芳香族アミン、変性アミン、脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、イミダゾール、重合カプタン剤、液体重合カプタン、ポリ硫化物樹脂、フェノール樹脂、無水物、潜在硬化剤、三フッ化ホウ素‐アミン錯体、ジシアンジアミド、有機酸ヒドラジド、水性剤、ポリアミン、変性ポリアミン、光硬化剤、紫外線硬化剤、およびそれらの混合物からなるグループから選択される、
    請求項79から請求項84のいずれか一項に記載のハンドル。
  86. 前記硬化剤がエポキシ硬化剤を含む、
    請求項79から請求項85のいずれか一項に記載のハンドル。
  87. 前記硬化剤が30分硬化型のエポキシ硬化剤を含む、
    請求項79から請求項86のいずれか一項に記載のハンドル。
  88. 前記硬化剤がビニルエステル硬化剤を含む、
    請求項79から請求項85のいずれか一項に記載のハンドル。
  89. 前記充填剤が、ガラス微粒子、マイクロガラス球、マイクロガラスビーズ、シリカ、ガラス織布、ガラス繊維織布、炭素繊維織布、ケブラー、設置発泡体、ポリウレタン、液体プラスチックキャスティング樹脂、ナノ粒子、ナノ金属、ナノファイバー、マイクロファイバー、エポキシ、コルク、カーボンナノチューブ、グラフェン、セラミック、セルロース、ポリエステル織布、ポリエステル不織布、ガラス織布、ガラス不織布、ガラスフリット不織布、セラミックフリット、金属織スクリーン、金属不織スクリーン、金属不織スクリーン、シルクタンパク質、スパイダーシリカ、炭素繊維、ガラス、ファイバーガラス、プラスチック、無機粒子、無機微粒子、中空無機微粒子、ジルコニア、象牙、植物性象牙、カオリン、ゴム、銀、鉄、鋼鉄、ラテックス、熱発泡粉末、および弾性繊維からなるグループから選択される、
    請求項79から請求項88のいずれか一項に記載のハンドル。
  90. 前記充填剤がガラス微粒子を含む、
    請求項79から請求項89のいずれか一項に記載のハンドル。
  91. 前記充填剤がガラス織布を含む、
    請求項79から請求項90のいずれか一項に記載のハンドル。
  92. 前記ガラス織布が約18g/m3である、
    請求項91に記載のハンドル。
  93. 前記ガラス織布が、30°と60°との間、または、約30°と約60°との間の角度の織りパターンを含む、
    請求項91から請求項92のいずれか一項に記載のハンドル。
  94. 前記ガラス織布が、約45°の角度の織りパターンを含む、
    請求項91から請求項93のいずれか一項に記載のハンドル。
  95. 前記ハンドルが、前記充填剤を含まないハンドル、またはより少ない充填剤または異なるタイプの充填剤を含むハンドルと比較して、より低い密度を有する、
    請求項79から請求項94のいずれか一項に記載のハンドル。
  96. 前記ハンドルが、前記充填剤を含まないハンドル、またはより少ない充填剤または異なるタイプの充填剤を含むハンドルと比較して、より低い質量を有する、
    請求項79から請求項95のいずれか一項に記載のハンドル。
  97. 前記樹脂が前記ハンドルの約40%を構成する、
    請求項79から請求項96のいずれか一項に記載のハンドル。
  98. 10グラムから20グラムまでの間、または、約10グラムから約20グラムまでの間の樹脂を含む、
    請求項79から請求項97のいずれか一項に記載のハンドル。
  99. 約15グラムの樹脂を含む、
    請求項79から請求項98のいずれか一項に記載のハンドル。
  100. 前記硬化剤が前記ハンドルの約40%を構成する、
    請求項79から請求項99のいずれか一項に記載のハンドル。
  101. 10グラムから20グラムまでの間、または、約10グラムから約20グラムまでの間の硬化剤を含む、
    請求項79から請求項100のいずれか一項に記載のハンドル。
  102. 約15グラムの硬化剤を含む、
    請求項79から請求項101のいずれか一項に記載のハンドル。
  103. 充填剤がハンドルの約20%を構成する、
    請求項79から請求項102のいずれか一項に記載のハンドル。
  104. 5グラムから10グラムまでの間、または、約5グラムから約10グラムまでの間の充填剤を含む、
    請求項79から請求項103のいずれか一項に記載のハンドル。
  105. 約7.5グラムの充填剤を含む、
    請求項79から請求項104のいずれか一項に記載のハンドル。
  106. 約15グラムのエポキシ樹脂、約15グラムのエポキシ硬化剤、および約7.5グラムのガラス微粒子を含む、
    請求項79から請求項105のいずれか一項に記載のハンドル。
  107. 樹脂対硬化剤の比が1:1と50:1との間、または、約1:1と約50:1との間である、
    請求項79から請求項106のいずれか一項に記載のハンドル。
  108. 樹脂対硬化剤の比が1:1、または、約1:1である、
    請求項79から請求項107のいずれか一項に記載のハンドル。
  109. 樹脂対硬化剤の比が49:1、または、約49:1である、
    請求項79から請求項105および請求項107のいずれか一項に記載のハンドル。
  110. 前記ハンドルが、頭部、脳、耳、目、鼻、胸部、肺、胃、脊柱、および心臓からなるグループから選択される身体部分に関連する1つ以上の指圧点において、前記ユーザの指および/または手に接触する、
    請求項1から請求項109のいずれか一項に記載のハンドル。
  111. 前記ハンドルが、前記頭部、脳、耳、または目に関連する指圧点で前記ユーザの指および/または手に接触する、
    請求項1から請求項110のいずれか一項に記載のハンドル。
  112. 前記ハンドルが、前記頭部および脳に関連する指圧点で前記ユーザの親指に接触する、
    請求項1から請求項111のいずれか一項に記載のハンドル。
  113. 前記ハンドルが、前記目に関連する指圧点で前記ユーザの人差し指および中指に接触する、
    請求項1から請求項112のいずれか一項に記載のハンドル。
  114. 前記ハンドルが、前記耳に関連する指圧点で前記ユーザの薬指に接触する、
    請求項1から請求項113のいずれか一項に記載のハンドル。
  115. 前記ユーザが、成人である、
    請求項1から請求項114のいずれか一項に記載のハンドル。
  116. 前記ユーザが、人間の子供である、
    請求項1から請求項115のいずれか一項に記載のハンドル。
  117. 前記ユーザが、周知の指揮者である、
    請求項1から請求項116のいずれか一項に記載のハンドル。
  118. 前記ハンドルが、前記ユーザの右手に接触するのに適している、
    請求項1から請求項117のいずれか一項に記載のハンドル。
  119. 前記ハンドルは、前記ユーザの左手に接触するのに適している、
    請求項1から請求項118のいずれか一項に記載のハンドル。
  120. モールドを製造する方法であって、
    a)インプリント混合物を生成するために、樹脂を硬化剤および充填剤と混合するステップと、
    b)気泡を除去するために、前記インプリント混合物を練るステップと、
    c)モデルユーザに前記インプリント混合物を掴ませる、および/または握らせることによって該モデルユーザの手のインプリントを取得し、それによってユーザの1つ以上の指に接触するのに適した1つ以上の表面を有するインプリントモデルを生成するステップであって、前記インプリントモデルが半径方向に非対称であり、前記1つ以上の表面のうちの少なくとも1つが凹状形状を含み、前記インプリントモデルの体積が、ユーザの手が弛緩したときにユーザの湾曲した指およびユーザの手のひらの一部によって形成される空間の容積と実質的に同じであるステップと、
    d)前記インプリントモデルをインキュベートするステップと、
    e)前記インプリントモデルを彫り、削り、および/または磨くステップと、
    f)前記インプリントモデルの第1の部分を第1の液体漕に浸漬するステップと、
    g)前記第1の液体漕を固化させ、それによって前記モールドの第1の液体漕を生成するステップと、
    h)前記インプリントモデルの第2の部分を第2の液体漕に浸漬し、
    i)前記第2の液体漕を固化させ、それによって前記モールドの第2の部分を生成するステップを含み、
    前記モールドの前記第1の部分および前記モールドの前記第2の部分が一緒に前記モールドを構成する、
    モールドを製造する方法。
  121. 1つ以上の器具を前記インプリントモデルに挿入することをさらに含む、
    請求項120に記載の方法。
  122. 前記1つ以上の器具のうちの少なくとも1つが、音楽用器具、手術用器具、調理器具、およびスポーツ用具からなるグループから選択される、
    請求項121に記載の方法。
  123. 前記器具がワンドである、
    請求項121から請求項122のいずれか一項に記載の方法。
  124. 前記器具がメスである、
    請求項121から請求項122のいずれか一項に記載の方法。
  125. 前記器具が泡だて器である、
    請求項121から請求項122のいずれか一項に記載の方法。
  126. 前記第1の液体漕および/または前記第2の液体漕は、液体シリコーンを含む、
    請求項120から請求項125のいずれか一項に記載の方法。
  127. 前記インプリントモデルの前記第1の部分と前記インプリントモデルの前記第2の部分とが同じではない、
    請求項120から請求項126のいずれか一項に記載の方法。
  128. 前記インプリントモデルの前記第1の部分および前記インプリントモデルの前記第2の部分はそれぞれ、前記インプリントモデルの約50%を含む、
    請求項120から請求項127に記載の方法。
  129. 前記モデルユーザが、成人である、
    請求項120から請求項128のいずれか一項に記載の方法。
  130. 前記モデルユーザが、人間の子供である、
    請求項120から請求項128のいずれか一項に記載の方法。
  131. 前記モデルユーザが、周知の指揮者である、
    請求項120から請求項130のいずれか一項に記載の方法。
  132. a)樹脂を硬化剤および充填剤と混合して初期混合物を生成するステップと、
    b)前記初期混合物をモールドに添加するステップと、
    c)前記初期混合物をインキュベートして固体混合物を生成するステップと、
    d)前記モールドから前記固体混合物を剥離するステップと、
    e)研磨ハンドルを生成するために、前記固体混合物を彫り、削り、および/または磨くステップと、
    f)研磨ハンドルを塗装し、および/またはラッカー塗装してハンドルを生成するステップと、
    を含む、
    請求項1から請求項119のいずれか一項に記載のハンドルを製造する方法。
  133. a)樹脂を硬化剤および充填剤と混合して初期混合物を生成するステップと、
    b)前記初期混合物を、モールドの2つ以上の部分に添加するステップと、
    c)前記初期混合物をインキュベートして2つ以上の部品を生成するステップと、
    d)前記モールドの2つ以上の部分から前記2つ以上の部品を除去するステップと、
    e)前記2つ以上の部品を組み合わせるステップであって、固体混合物を生成するステップと、
    f)前記固体混合物を彫り、削り、および/または磨くことで研磨ハンドルを生成するステップと、
    g)前記研磨ハンドルを塗装および/またはラッカー塗装してハンドルを生成するステップと、
    を含む、
    請求項11から請求項19のいずれか一項に記載のハンドルを製造する方法。
  134. 前記モールドまたは前記モールドの2つ以上の部分がシリコーンを含む、
    請求項120から請求項133のいずれか一項に記載の方法。
  135. 前記モールドまたは前記モールドの前記2つ以上の部分が請求項105から請求項116のいずれか一項に記載の方法によって作成される、
    請求項132から請求項134のいずれか一項に記載の方法。
  136. 前記モールドの前記2つ以上の部分が、前記モールドの2つの部分を含む、
    請求項133から請求項135のいずれか一項に記載の方法。
  137. 前記モールドの前記2つの部分はそれぞれ、該モールドの約50%を構成する、
    請求項136に記載の方法。
  138. 前記インキュベートが20℃と25℃との間、または、約20℃と約25℃との間で行われる、
    請求項120から請求項137のいずれか一項に記載の方法。
  139. 前記インキュベートが約23℃で行われる、
    請求項120から請求項138のいずれか一項に記載の方法。
  140. 前記インキュベートがほぼ室温で行われる、
    請求項120から請求項139のいずれか一項に記載の方法。
  141. 前記インキュベートが5分間と24時間との間、または、約5分間と約24時間との間行われる、
    請求項120から請求項140のいずれか一項に記載の方法。
  142. 前記インキュベートが30分間と60分間との間、または、約30分間と約60分間との間行われる、
    請求項120から請求項141のいずれか一項に記載の方法。
  143. 前記添加するステップは、前記初期混合物を前記モールドまたは前記モールドの2つ以上の部分に注入するステップを含む、
    請求項133から請求項142のいずれか一項に記載の方法。
  144. 前記初期混合物または前記2つ以上の部品のうちの1つ以上の内側部分を切り取るステップをさらに含む、
    請求項133から請求項143のいずれか一項に記載の方法。
  145. 前記切り取るステップは、前記2つ以上の部品うちの少なくとも1つの質量を減少させる、
    請求項144に記載の方法。
  146. 前記2つ以上の部品が空隙を含む、および/または、部分的または実質的に中空である、
    請求項133から請求項145のいずれか一項に記載の方法。
  147. 前記ハンドルが空隙を含む、および/または、部分的または実質的に中空である、
    請求項132から請求項146のいずれか一項に記載の方法。
  148. 前記インキュベートの前に、1つ以上の器具を前記モールド、または前記モールドの2つ以上の部分のうち少なくとも1つに挿入するステップをさらに含む、
    請求項132から請求項147のいずれか一項に記載の方法。
  149. 1つ以上の器具を、前記ハンドルの1つ以上の取り付け点に固定するステップをさらに含む、
    請求項132から請求項148のいずれか一項に記載の方法。
  150. 前記1つ以上の器具のうちの少なくとも1つが、音楽器具、手術用器具、調理器具、およびスポーツ用具からなるグループから選択される、
    請求項148または請求項149に記載の方法。
  151. 前記1つ以上の器具は、ワンドである、またはワンドを含む、
    請求項148から請求項150のいずれか一項に記載の方法。
  152. 前記1つ以上の器具は、ワンドである、またはワンドを含み、
    前記ワンドが取り付けられた前記ハンドルは、バトンを構成する、
    請求項148から請求項151のいずれか一項に記載の方法。
  153. 前記1つ以上の器具は、メスである、またはメスを含む、
    請求項148から請求項150のいずれか一項に記載の方法。
  154. 前記1つ以上の器具は、泡だて器である、または泡だて器を含む、
    請求項148から請求項150のいずれか一項に記載の方法。
  155. 前記固定するステップが、第1の接着物質を使用して前記器具を前記ハンドルに取り付けるステップを含む、
    請求項149から請求項154のいずれか一項に記載の方法。
  156. 前記組み合わせるステップが、前記2つ以上の部品を第2の接着物質と一緒に取り付けるステップを含む、
    請求項133から請求項155のいずれか一項に記載の方法。
  157. 前記第1の接着物質および前記第2の接着物質が同じである、
    請求項156に記載の方法。
  158. 前記第1の接着物質および/または前記第2の接着物質が、接着剤、エポキシ樹脂、エポキシ硬化剤、テープ、セメント、のり、またはペーストからなるグループから選択される1つ以上の接着剤を含む、
    請求項156から請求項157のいずれか一項に記載の方法。
  159. 前記固定するステップは、前記器具を第1の締結具で前記ハンドルに取り付けるステップを含む、
    請求項149から請求項158のいずれか一項に記載の方法。
  160. 前記組み合わせるステップは、前記2つ以上の部品を第2の締結具と一緒に取り付けるステップを含む、
    請求項133から請求項159のいずれか一項に記載の方法。
  161. 前記第1の締結具および前記第2の締結具が同じである、
    請求項160に記載の方法。
  162. 第1の締結具および/または第2の締結具が、釘、ネジ、およびステープルからなるグループから選択される、
    請求項160から請求項161のいずれか一項に記載の方法。
  163. 前記初期混合物を滑らかになるまで、および/または気泡を放出するために混練するステップをさらに含む、
    請求項132から請求項162のいずれか一項に記載の方法。
  164. 前記ステップのうち少なくとも3つが手動で実行される、
    請求項132から請求項163のいずれか一項に記載の方法。
  165. 前記ステップのうち少なくとも3つが、高スループット製造方法を使用して実行される、
    請求項132から請求項164のいずれか一項に記載の方法。
  166. 高スループット製造方法を使用することを含む、
    請求項1から請求項119のいずれか一項に記載のハンドルの製造方法。
  167. 高スループット製造方法が、3D印刷、4D印刷、スタンピング、ブロー成形、および/または射出成形を含む、
    請求項165または請求項166に記載の方法。
  168. 前記高スループット製造方法は、3D印刷および/または4D印刷を含む、
    請求項167に記載の方法。
  169. 前記ハンドルは、空隙を含むように3D印刷および/または4D印刷される、および/または、部分的または実質的に中空である、
    請求項168に記載の方法。
  170. 高スループット製造方法が射出成形を含む、
    請求項167に記載の方法。
  171. 器具が前記ハンドルと同時に製造される、
    請求項132から請求項170のいずれか一項に記載の方法。
  172. 前記ハンドルおよび器具は、単一のユニットとして製造される、
    請求項132から請求項171のいずれか一項に記載の方法。
  173. 前記樹脂が、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、液体プラスチックキャスティング樹脂、ポリウレタン、シリコーン、アクリル、およびポリエステルからなるグループから選択される、
    請求項120から請求項172のいずれか一項に記載の方法。
  174. 前記樹脂がエポキシ樹脂を含む、
    請求項120から請求項173のいずれか一項に記載の方法。
  175. 前記樹脂が30分硬化型のエポキシ樹脂を含む、
    請求項120から請求項174のいずれか一項に記載の方法。
  176. 前記エポキシ樹脂が、アルキレンオキシド、アルケニルオキシド、グリシジルエステル、エポキシノボラック、アクリル酸のコポリマー、グリシドールのエステル、共重合性ビニル化合物、ポリウレタン、ポリウレタンポリエポキシド、およびそれらの混合物からなるグループから選択される、
    請求項173から請求項175のいずれか一項に記載の方法。
  177. 前記樹脂がビニルエステル樹脂を含む、
    請求項120から請求項173のいずれか一項に記載の方法。
  178. 前記硬化剤が、エポキシ硬化剤、フェナルカミン、芳香族アミン、変性アミン、脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、変性脂肪族アミン、環状脂肪族アミン、イミダゾール、重合カプタン剤、液体重合カプタン、ポリ硫化物樹脂、フェノール樹脂、無水物、潜在硬化剤、三フッ化ホウ素‐アミン錯体、ジシアンジアミド、有機酸ヒドラジド、水性剤、ポリアミン、変性ポリアミン、光硬化剤、紫外線硬化剤、およびそれらの混合物からなるグループから選択される、
    請求項120から請求項177のいずれか一項に記載の方法。
  179. 前記硬化剤がエポキシ硬化剤を含む、
    請求項120から請求項178のいずれか一項に記載の方法。
  180. 前記硬化剤が30分硬化型のエポキシ硬化剤を含む、
    請求項120から請求項179のいずれか一項に記載の方法。
  181. 前記硬化剤がビニルエステル硬化剤を含む、
    請求項120から請求項178のいずれか一項に記載の方法。
  182. 前記充填剤が、ガラス微粒子、マイクロガラス球、マイクロガラスビーズ、シリカ、ガラス織布、ガラス繊維織布、炭素繊維織布、ケブラー、設置フォーム、ポリウレタン、ナノ粒子、ナノ粒子、ナノ金属、ナノファイバー、エポキシ、木材、コルク、カーボンナノチューブ、グラフェン、セラミック、セルロース、ポリエステル織布、ポリエステル不織布、ガラス織布、ガラス不織布、ガラスフリット不織布、セラミックフリット、金属織スクリーン、金属不織スクリーン、金属不織スクリーン、シルクタンパク質、スパイダーシリカ、炭素繊維、ガラス、ファイバーガラス、プラスチック、無機粒子、無機微粒子、中空無機微粒子、ジルコニア、象牙、植物性象牙、カオリン、ゴム、銀、鉄、鋼鉄、ラテックス、熱発泡粉末、および弾性繊維からなるグループから選択される、
    請求項105から請求項181のいずれか一項に記載の方法。
  183. 前記充填剤がガラス微粒子を含む、
    請求項120から請求項182のいずれか一項に記載の方法。
  184. 前記充填剤がガラス織布を含む、
    請求項120から請求項182のいずれか一項に記載の方法。
  185. 前記ガラス織布が約18g/m3である、
    請求項184に記載の方法。
  186. 前記ガラス織布が、30°と60°との間、または、約30°と約60°との間の角度の織りパターンを含む、
    請求項184から請求項185のいずれか一項に記載の方法。
  187. 前記ガラス織布が約45°の角度の織りパターンを含む、
    請求項184から請求項186のいずれか一項に記載の方法。
  188. 前記ハンドルが、前記充填剤を含まないように、或いはより少ない充填剤または異なるタイプの充填剤を含むように製造されたハンドルと比較して、より低い密度を有する、
    請求項120から請求項187のいずれか一項に記載の方法。
  189. 前記ハンドルが、前記充填剤を含まないように、或いはより少ない充填剤または異なるタイプの充填剤を含むように製造されたハンドルと比較して、より低い質量を有する、
    請求項120から請求項188のいずれか一項に記載の方法。
  190. 前記樹脂が、インプリント混合物および/または初期混合物の約40%を含む、
    請求項120から請求項189のいずれか一項に記載の方法。
  191. 前記インプリント混合物および/または初期混合物が、10グラムと20グラムとの間、または、約10グラムと約20グラムとの間の樹脂を含む、
    請求項120から請求項190のいずれか一項に記載の方法。
  192. 前記インプリント混合物および/または初期混合物が、約15グラムの樹脂を含む、
    請求項120から請求項191のいずれか一項に記載の方法。
  193. 前記硬化剤が、前記インプリント混合物および/または初期混合物の約40%を含む、
    請求項120から請求項192のいずれか一項に記載の方法。
  194. 前記インプリント混合物および/または初期混合物が、10グラムと20グラムとの間、または、約10グラムと約20グラムとの間の硬化剤を含む、
    請求項120から請求項193のいずれか一項に記載の方法。
  195. 前記インプリント混合物および/または初期混合物が、約15グラムの硬化剤を含む、
    請求項120から請求項194のいずれか一項に記載の方法。
  196. 前記充填剤が、前記インプリント混合物および/または初期混合物の約20%を含む、
    請求項120から請求項195のいずれか一項に記載の方法。
  197. 前記インプリント混合物および/または初期混合物が、5グラムと10グラムとの間、または、約5グラムと約10グラムとの間の充填剤を含む、
    請求項120から請求項196のいずれか一項に記載の方法。
  198. 前記インプリント混合物および/または初期混合物が、約7.5グラムの充填剤を含む、
    請求項120から請求項197のいずれか一項に記載の方法。
  199. 前記混合するステップが、約15グラムのエポキシ樹脂を、約15グラムのエポキシ硬化剤および約7.5グラムのガラス微粒子と混合することを含む、
    請求項120から請求項198のいずれか一項に記載の方法。
  200. 前記樹脂対前記硬化剤の比が、1:1と50:1との間、または、約1:1と約50:1との間である、
    請求項120から請求項199のいずれか一項に記載の方法。
  201. 前記樹脂対前記硬化剤の比が1:1、または、約1:1である、
    請求項120から請求項200のいずれか一項に記載の方法。
  202. 前記樹脂対前記硬化剤の比が49:1、または、約49:1である、
    請求項120から請求項198および請求項200のいずれか一項に記載の方法。
  203. 彫り、削り、および/または磨くステップの後に、前記固体混合物を加熱するステップをさらに含む、
    請求項132から請求項202のいずれか一項に記載の方法。
  204. 前記加熱するステップが、115°Fと125°Fとの間、または、約115°Fと約125°Fとの間で行われる、
    請求項203に記載の方法。
  205. 前記加熱するステップが、約120°Fで行われる、
    請求項203から請求項204のいずれか一項に記載の方法。
  206. 前記加熱するステップが、30分間と24時間との間、または、約30分間と約24時間との間行われる、
    請求項203から請求項205のいずれか一項に記載の方法。
  207. 前記加熱するステップが、約60分間行われる、
    請求項203から請求項206のいずれか一項に記載の方法。
  208. 前記加熱するステップが、約12時間行われる、
    請求項203から請求項206のいずれか一項に記載の方法。
  209. 前記加熱するステップが、オーブン中で行われる、
    請求項203から請求項208のいずれか一項に記載の方法。
  210. 前記モデルユーザの手またはユーザの手を収容するために、前記インプリント混合物、初期混合物、固体混合物、研磨ハンドル、またはハンドルの、寸法、質量、および/または体積のうちの1つ以上をカスタマイズするステップをさらに含む、
    請求項120から請求項209のいずれか一項に記載の方法。
  211. 前記モデルユーザと前記ユーザは同じである、
    請求項120から請求項210のいずれか一項に記載の方法。
  212. 前記方法は、前記ユーザの右手に接触するのに適したハンドルを製造するようにカスタマイズされる、
    請求項132から請求項211のいずれか一項に記載の方法。
  213. 前記方法は、前記ユーザの左手に接触するのに適したハンドルを製造するようにカスタマイズされる、
    請求項132から請求項212のいずれか一項に記載の方法。
  214. 請求項120から請求項131のいずれか一項に記載の方法によって製造されたモールド。
  215. 請求項132から請求項213のいずれか一項に記載の方法によって製造されるハンドル。
  216. 請求項1から請求項22、および請求項25から請求項119のいずれか一項に記載のハンドルを備えるバトン。
  217. 請求項132から請求項152、および請求項155から請求項213のいずれか一項に記載の方法によって製造されるバトン。
  218. ユーザの手が部分的に閉じた形状であるときに、前記ユーザの手の中に形成されたキャビティの複数のデジタル画像を作成するステップと、
    コンピュータ読み取り可能な媒体に、前記キャビティの前記複数のデジタル画像に基づいて3次元画像を生成させるステップと、
    コンピュータ読み取り可能な媒体に、前記3次元画像についての3次元情報を計算させるステップであって、3D印刷装置によって読み取られるように構成された寸法情報を計算させるステップと、
    前記3D印刷装置に、前記寸法情報を受信させ、3D印刷物を生成させるステップと、
    を含む、
    カスタマイズされた器具用ハンドルを製造する方法。
  219. 前記3D印刷物を彫り、削り、および/または磨くステップをさらに含む、
    請求項218に記載の方法。
  220. 前記3D印刷物をコーティング材料中でコーティングするために、前記3D印刷物を液体漕中に浸漬するステップと、
    前記コーティング材料を固体にし、それによって、前記カスタマイズされた器具用ハンドルを製造するステップと、
    をさらに含む、
    請求項219に記載の方法。
  221. 前記カスタマイズされた器具用ハンドルの一部を除去してチャネルを形成するステップをさらに含む、
    請求項220に記載の方法。
  222. 前記カスタマイズされた器具用ハンドルの前記チャネルに1つ以上の器具を挿入するステップをさらに含む、
    請求項220に記載の方法。
  223. 1つ以上の器具を前記カスタマイズされた器具用ハンドルに動作可能に結合するステップをさらに含む、
    請求項220に記載の方法。
  224. 前記1つ以上の器具のうちの少なくとも1つが、音楽用器具、手術用器具、調理器具、およびスポーツ用具からなるグループから選択される、
    請求項221から請求項223のいずれか一項に記載の方法。
  225. 前記器具が、ワンドである、
    請求項224に記載の方法。
  226. 前記器具が、メスである、
    請求項224に記載の方法。
  227. 前記器具が、泡だて器である、
    請求項224に記載の方法。
  228. a)樹脂を硬化剤および充填剤と混合して初期混合物を生成するステップと、
    b)前記初期混合物をモールドに添加するステップと、
    c)前記初期混合物をインキュベートして固体混合物を生成するステップと、
    d)前記モールドから前記固体混合物を剥離するステップと、
    e)前記固体混合物を彫り、削り、および/または磨くことで研磨ハンドルを生成するステップと、
    f)コンピュータ読み取り可能な媒体を使用して前記研磨ハンドルの複数のデジタル画像を生成するステップと、
    g)前記コンピュータ読み取り可能な媒体に、前記研磨ハンドルの前記複数のデジタル画像に基づいて3次元画像を生成させるステップと、
    h)3D印刷装置によって読み取られるように構成された、3次元画像に関する寸法情報を前記コンピュータ読み取り可能な媒体に計算させるステップと、
    i)前記3D印刷装置に、寸法情報を受信させ、3D印刷物を生成させるステップと、
    を含む、
    請求項1から請求項119のいずれか一項に記載のハンドルを製造する方法。
  229. ユーザの手の複数の把持面にしっかりと当接するように構成された複数の接触面を備えるハンドルと、
    前記ハンドルに動作可能に結合された器具と、
    を備える装置であって、
    前記ハンドルの体積が、少なくとも一部がユーザの手によって規定される空間の容積に実質的に等しく、
    前記複数の接触面は、前記装置の長期の使用中に、ユーザが人間工学的な問題を経験する可能性を低減するように構成される、
    装置。
  230. ハンドルと、
    前記ハンドルに動作可能に結合された器具と、
    を備える装置であって、
    前記ハンドルは、
    ユーザの手の第1の複数の把持面にしっかりと当接するように構成された第1の複数の接触面と、
    前記ユーザの手の第2の複数の把持面にしっかりと当接するように構成された第2の複数の接触面であって、前記第1の複数の接触面に実質的に半径方向に対向して配置された第2の複数の接触面と、
    を備える装置であって、
    前記ハンドルの体積は、前記ユーザの手が弛緩し、部分的に閉じた位置に保持されたときに、少なくとも一部が該ユーザの手によって規定される空間の容積に実質的に等しく、
    前記ハンドルは、前記第1の複数の把持面から前記第1の複数の接触面へ、および、前記第2の複数の把持面から前記第2の複数の接触面へ、最小の圧縮力を加えることにより、ユーザの手に動作可能に持たせることができ、
    前記装置の長期の使用中に、前記ハンドルを動作可能に保持させるのに必要な前記最小の圧縮力を加えることが、前記ユーザが人間工学的な問題を経験することを引き起こさない、
    装置。
  231. 前記ハンドルが、前記ユーザの手の第3の複数の把持面に確実に当接するように構成された第3の複数の接触面をさらに備える、
    請求項230に記載の装置。
  232. ユーザの手の第1の把持面に確実に当接するように構成され、第1の接触角度を有する第1の接触面と、
    前記ユーザの手の第2の把持面に確実に当接するように構成され、前記第1の接触角度とは異なる第2の接触角度を有する第2の接触面と、
    を備える人間工学に基づくハンドルであって、
    前記ハンドルの体積は、前記ユーザの手が弛緩し、部分的に閉じた位置に保持されるときに、少なくとも一部が該ユーザの手によって規定される空間の容積に実質的に等しく、
    前記ハンドルは、前記第1の把持面から前記第1の接触面への第1の最小圧縮力と、前記第2の把持面から前記第2の接触面への第2の最小圧縮力とを加えることによって、前記ユーザの手に動作可能に持たせることができ、
    装置の長期使用中に、前記第1の最小圧縮力および前記第2の最小圧縮力を加えることが、前記ユーザが人間工学的な問題を経験することを引き起こさない、
    人間工学に基づくハンドル。
  233. 前記ユーザの手の第3の把持面にしっかりと当接するように構成され、前記第1の接触角度および前記第2の接触角度とは異なる第3の接触角度を有する第3の接触面をさらに備え、
    前記ハンドルは、前記第1の把持面から前記第1の接触面への前記第1の最小圧縮力と、前記第2の把持面から前記第2の接触面への前記第2の最小圧縮力と、前記第3の把持面から前記第3の接触面への第3の最小圧縮力とを加えることによって、前記ユーザの手に操作可能に持たせることができ、
    前記装置の長期使用中に、前記ハンドルを操作可能に持たせるために前記第1の最小圧縮力、前記第2の最小圧縮力、および前記第3の最小圧縮力を加えることが、前記ユーザが人間工学的な問題を経験させることを引き起こさない、
    請求項232に記載の人間工学に基づくハンドル。
  234. 前記第1の把持面は、前記ユーザの手の親指であり、前記第2の把持面は、人差し指、中指、薬指、または小指のうちの1つであり、前記第3の把持面は、人差し指、中指、薬指、または小指のうちの異なる1つである、
    請求項233に記載の人間工学的ハンドル。
  235. 前記第1の最小圧縮力および前記第2の最小圧縮力は、0.01Nと5Nとの間、または、約0.01Nと約5Nとの間である、
    請求項233に記載の人間工学的ハンドル。
  236. 硬化性材料を使用してユーザの手の内部空間のモールドを形成するステップと、
    前記ユーザの手の前記内部空間の前記モールドを、前記ハンドルの所望の寸法にトリミングするステップと、
    3D撮像および印刷装置を使用して前記ユーザの手の前記内部空間の前記モールドの3Dコピーを印刷するステップと、を含み、該3D撮像および印刷装置は、
    対象物を搬送するための撮像プラットフォームと、
    前記撮像プラットフォームに電気的に接続されたプロセッサと、
    前記プロセッサに電気的に接続された光学反射体であって、前記プロセッサが、該光学反射体を制御して第1の位置と第2の位置との間で移動させるものと、
    前記プロセッサに電気的に接続されたプロジェクタであって、前記光学反射体が前記第1の位置に位置するとき、該プロジェクタが、3D空間情報を生成するように構造化光を前記対象物に投影し、該プロセッサが、前記3D空間情報を受信して3D印刷情報を生成するものと、
    前記プロセッサに電気的に接続された3Dプリンタであって、前記光学反射体が前記第2の位置に位置するとき、前記プロジェクタが、前記3D印刷情報に従って断層画像を投影し、前記光学反射体が、前記断層画像を前記3Dプリンタに反射し、前記3Dプリンタが、前記断層画像に基づいて3Dコピーを印刷する、
    ハンドルを製造する方法。
  237. 前記光学反射体が、平面鏡を含む、
    請求項236に記載の方法。
  238. 前記3D撮像および印刷装置が、前記3D空間情報を受信し、前記3D空間情報を前記プロセッサに送信する画像カメラをさらに備える、
    請求項236に記載の方法。
  239. 前記3D撮像および印刷装置は、成形チャンバと、前記成形チャンバ内に配置された印刷材料とをさらに含み、前記光学反射体は、前記断層画像を前記印刷材料に反射する、
    請求項236に記載の方法。
  240. 前記3D撮像および印刷装置は、モータ、寸切りねじ、および成形プレートをさらに含み、前記プロセッサは、前記モータを駆動して前記寸切りねじを作動させ、次いで、前記寸切りねじが前記成形プレートを移動させる、
    請求項236に記載の方法。
  241. 前記3D空間情報は、前記対象物の奥行き情報を含む、
    請求項236に記載の方法。
  242. 前記プロセッサは、複数の特定の角度内で回転するように前記撮像プラットフォームを制御する、
    請求項236に記載の方法。
  243. 前記3D撮像および印刷装置は、軌道をさらに含み、前記光学反射体は、前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動するように前記軌道上に配置される、
    請求項236に記載の方法。
  244. 前記画像カメラが、CCDカメラである、
    請求項238に記載の方法。
  245. 前記印刷材料が、光硬化材料を含む、
    請求項239に記載の方法。
  246. ハンドルを製造する方法であって、
    ユーザの手が部分的に閉じた位置にあるとき、ユーザの手の内部空間の複数の寸法を測定するステップと、
    3D撮像および印刷デバイスを使用し、前記複数の寸法に基づいて、ユーザの手の内部空間の3Dコピーを印刷するステップと、を含み、該3D撮像および印刷デバイスは、
    対象物を搬送するための撮像プラットフォームと、
    撮像プラットフォームに電気的に接続されたプロセッサと、
    前記プロセッサに電気的に接続された光学反射体であって、前記プロセッサが、該光学反射体を制御して第1の位置と第2の位置との間で移動させるものと、
    前記プロセッサに電気的に接続されたプロジェクタであって、前記光学反射体が前記第1の位置に位置するとき、該プロジェクタが、3D空間情報を生成するように構造化光を対象物に投影し、該プロセッサが、前記3D空間情報を受信して3D印刷情報を生成するものと、
    前記プロセッサに電気的に接続された3Dプリンタであって、前記光学反射体が前記第2の位置に位置するとき、前記プロジェクタは、前記3D印刷情報に従って断層画像を投影し、前記光学反射体は、前記断層画像を3Dプリンタに反射し、前記3Dプリンタは、前記断層画像に基づいて3Dコピーを印刷する、
    ハンドルを製造する方法。

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