JPH09192263A - 水泳練習用パルム - Google Patents
水泳練習用パルムInfo
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- JPH09192263A JPH09192263A JP3001996A JP3001996A JPH09192263A JP H09192263 A JPH09192263 A JP H09192263A JP 3001996 A JP3001996 A JP 3001996A JP 3001996 A JP3001996 A JP 3001996A JP H09192263 A JPH09192263 A JP H09192263A
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- palm
- water
- fixing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ストロークに不必要な力を加えずにパルムの手
へのフィット感を向上させる。水のキャッチングトレー
ニングの効果を高める。 【解決手段】パルム本体11の掌固定面側に指の間に挟
んで掴むためのグリップ部12を有する。パルム本体1
1の親指位置側に重り13を有する。パルム本体11は
掌固定面側に複数のグリップ固定穴15を有する。グリ
ップ部12は任意のグリップ固定穴15に着脱可能であ
る。パルム本体11は水掻き面側に複数の突起固定溝1
6を有する。水流調整用突起14は任意の突起固定溝1
6に着脱可能であり、パルム本体11の水掻き面側で突
出する。
へのフィット感を向上させる。水のキャッチングトレー
ニングの効果を高める。 【解決手段】パルム本体11の掌固定面側に指の間に挟
んで掴むためのグリップ部12を有する。パルム本体1
1の親指位置側に重り13を有する。パルム本体11は
掌固定面側に複数のグリップ固定穴15を有する。グリ
ップ部12は任意のグリップ固定穴15に着脱可能であ
る。パルム本体11は水掻き面側に複数の突起固定溝1
6を有する。水流調整用突起14は任意の突起固定溝1
6に着脱可能であり、パルム本体11の水掻き面側で突
出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水泳の際のストロ
ークをトレーニングするための水泳用パルムに関する。
ークをトレーニングするための水泳用パルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水泳用パルムとしては、例えば、
実開昭57−200245号公報、実開昭62−947
0号公報、実開昭63−180061号公報および実開
平5−91724号公報に示すものがある。すなわち、
指をパルム本体にバンドで固定し、或いは帯板に指を差
し込んでパルム本体の孔に指の先を挿入することにより
パルムを手に固定するようになっている。
実開昭57−200245号公報、実開昭62−947
0号公報、実開昭63−180061号公報および実開
平5−91724号公報に示すものがある。すなわち、
指をパルム本体にバンドで固定し、或いは帯板に指を差
し込んでパルム本体の孔に指の先を挿入することにより
パルムを手に固定するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水泳用パルムでは、バンドで固定するものの場合には練
習中にパルムを手に固定するための力を加える必要がな
いため、パルムの手へのフィット感が薄くなり、その結
果、水のキャッチングに対し注意が向かなくなりがちで
あった。実開昭62−9470号公報に示すものの場合
には、パルムの固定に指を孔に差し込んで曲げるような
力を加えるため、手にストロークに不必要な力が加わ
り、パルムを外した場合に水のキャッチングが悪くなる
おそれがあった。また、従来の水泳用パルムでは、パル
ムが入水する際に水面と平行な角度で入水しやすく、パ
ルムを外した場合に水のキャッチングが悪くなりがちで
あった。
水泳用パルムでは、バンドで固定するものの場合には練
習中にパルムを手に固定するための力を加える必要がな
いため、パルムの手へのフィット感が薄くなり、その結
果、水のキャッチングに対し注意が向かなくなりがちで
あった。実開昭62−9470号公報に示すものの場合
には、パルムの固定に指を孔に差し込んで曲げるような
力を加えるため、手にストロークに不必要な力が加わ
り、パルムを外した場合に水のキャッチングが悪くなる
おそれがあった。また、従来の水泳用パルムでは、パル
ムが入水する際に水面と平行な角度で入水しやすく、パ
ルムを外した場合に水のキャッチングが悪くなりがちで
あった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、ストロークに不必要な力を加えず
にパルムの手へのフィット感を向上させ、また、水のキ
ャッチングトレーニングの効果を高めることができる水
泳用パルムを提供することを目的としている。
してなされたもので、ストロークに不必要な力を加えず
にパルムの手へのフィット感を向上させ、また、水のキ
ャッチングトレーニングの効果を高めることができる水
泳用パルムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係る水泳練習用パルムは、パル
ム本体の掌固定面側に指の間に挟んで掴むためのグリッ
プ部を有し、前記パルム本体の親指位置側に重りを有す
ることを特徴とする。
に、請求項1の本発明に係る水泳練習用パルムは、パル
ム本体の掌固定面側に指の間に挟んで掴むためのグリッ
プ部を有し、前記パルム本体の親指位置側に重りを有す
ることを特徴とする。
【0006】グリップ部は、どの指の間に挟むものでも
よいが、人指し指と中指との間または小指と薬指との間
に挟むようになっていることが好ましい。グリップ部
は、1個であっても、複数個であってもよい。グリップ
部は、いかなる材質から成っていてもよいが、指にフィ
ットするようゴムなどの柔軟性材料から成っていること
が好ましい。重りは、重量を調節可能にするため、パル
ム本体から取外し可能であることが好ましい。重りは、
パルム本体と別体であっても、パルム本体に一体的に設
けられていてもよい。
よいが、人指し指と中指との間または小指と薬指との間
に挟むようになっていることが好ましい。グリップ部
は、1個であっても、複数個であってもよい。グリップ
部は、いかなる材質から成っていてもよいが、指にフィ
ットするようゴムなどの柔軟性材料から成っていること
が好ましい。重りは、重量を調節可能にするため、パル
ム本体から取外し可能であることが好ましい。重りは、
パルム本体と別体であっても、パルム本体に一体的に設
けられていてもよい。
【0007】請求項1の本発明に係る水泳練習用パルム
では、グリップ部を指の間に挟んで掴むことによりパル
ム本体が掌にフィットし、パルム本体をぐらつかなくす
ることができる。グリップ部を指の間に挟む際、手にス
トロークに不必要な力は加わらず、水のキャッチングに
悪影響を及ぼすことはない。クロールで泳ぐ場合、手の
親指側から入水し、親指側を下げた状態で腕を水中から
持ち上げるフォームが正しいフォームとされているが、
本発明に係る水泳練習用パルムを用いて練習すると、パ
ルム本体の親指位置側の重りが手の親指側を下げるた
め、自然に正しいフォームを身に付けることができ、水
のキャッチングトレーニングの効果を高めることができ
る。
では、グリップ部を指の間に挟んで掴むことによりパル
ム本体が掌にフィットし、パルム本体をぐらつかなくす
ることができる。グリップ部を指の間に挟む際、手にス
トロークに不必要な力は加わらず、水のキャッチングに
悪影響を及ぼすことはない。クロールで泳ぐ場合、手の
親指側から入水し、親指側を下げた状態で腕を水中から
持ち上げるフォームが正しいフォームとされているが、
本発明に係る水泳練習用パルムを用いて練習すると、パ
ルム本体の親指位置側の重りが手の親指側を下げるた
め、自然に正しいフォームを身に付けることができ、水
のキャッチングトレーニングの効果を高めることができ
る。
【0008】請求項2の本発明に係る水泳練習用パルム
は、請求項1の水泳練習用パルムにおいて、前記パルム
本体の水掻き面側に水流調整用突起を有することを特徴
とする。
は、請求項1の水泳練習用パルムにおいて、前記パルム
本体の水掻き面側に水流調整用突起を有することを特徴
とする。
【0009】水流調整用突起は、水を掴む効率を高める
とともに腕を水中から抜く軌道を安定させるため、左右
側部で指先側から傾斜する複数の突起と、手首部で縦方
向に伸びる複数の突起とを有することが好ましい。水流
調整用突起は、パルム本体に一体的に固定されていて
も、パルム本体から取外し可能であってもよい。
とともに腕を水中から抜く軌道を安定させるため、左右
側部で指先側から傾斜する複数の突起と、手首部で縦方
向に伸びる複数の突起とを有することが好ましい。水流
調整用突起は、パルム本体に一体的に固定されていて
も、パルム本体から取外し可能であってもよい。
【0010】請求項2の本発明に係る水泳練習用パルム
では、水流調整用突起により水掻き面で水を掴みやすく
なり、水の抵抗で水泳用筋力の増強効果を高めることが
できる。
では、水流調整用突起により水掻き面で水を掴みやすく
なり、水の抵抗で水泳用筋力の増強効果を高めることが
できる。
【0011】請求項3の本発明に係る水泳練習用パルム
は、請求項2の水泳練習用パルムにおいて、前記パルム
本体は前記掌固定面側に複数のグリップ固定穴を有し、
前記グリップ部は任意の前記グリップ固定穴に着脱可能
であり、前記パルム本体は前記水掻き面側に複数の突起
固定溝を有し、前記水流調整用突起は任意の前記突起固
定溝に着脱可能であることを特徴とする。
は、請求項2の水泳練習用パルムにおいて、前記パルム
本体は前記掌固定面側に複数のグリップ固定穴を有し、
前記グリップ部は任意の前記グリップ固定穴に着脱可能
であり、前記パルム本体は前記水掻き面側に複数の突起
固定溝を有し、前記水流調整用突起は任意の前記突起固
定溝に着脱可能であることを特徴とする。
【0012】グリップ固定穴は、水掻き面側に貫通して
いても貫通していなくてもよい。突起固定溝は、水掻き
面側の幅を狭くし、縁部からのみ水流調整用突起を着脱
可能にして、使用中に水掻き面側から水流調整用突起が
外れないようにしてあることが好ましい。グリップ部
は、グリップ固定穴にねじで取り付けられても、差し込
んで取り付けられても、その他、着脱可能ないかなる方
法で取り付けられてもよい。
いても貫通していなくてもよい。突起固定溝は、水掻き
面側の幅を狭くし、縁部からのみ水流調整用突起を着脱
可能にして、使用中に水掻き面側から水流調整用突起が
外れないようにしてあることが好ましい。グリップ部
は、グリップ固定穴にねじで取り付けられても、差し込
んで取り付けられても、その他、着脱可能ないかなる方
法で取り付けられてもよい。
【0013】請求項3の本発明に係る水泳練習用パルム
では、グリップ部を任意のグリップ固定穴に固定するこ
とにより、手の大きさや特徴に応じて適した位置にグリ
ップ部を設けることができる。また、水流調整用突起の
固定位置を変えたり、固定する水流調整用突起の数を変
えたり、固定する水流調整用突起を高さの異なるものに
変えたりすることにより、水の抵抗を大きくしたり小さ
くしたりすることができ、筋力トレーニングのレベルや
水泳競技種目に合わせて抵抗を調整することができる。
では、グリップ部を任意のグリップ固定穴に固定するこ
とにより、手の大きさや特徴に応じて適した位置にグリ
ップ部を設けることができる。また、水流調整用突起の
固定位置を変えたり、固定する水流調整用突起の数を変
えたり、固定する水流調整用突起を高さの異なるものに
変えたりすることにより、水の抵抗を大きくしたり小さ
くしたりすることができ、筋力トレーニングのレベルや
水泳競技種目に合わせて抵抗を調整することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の第1形態〜第3形態について説明する。図1〜図3
は、本発明の実施の第1形態を示している。図1
(A),(B)に示すように、水泳練習用パルム10
は、パルム本体11と、グリップ部12と、重り13
と、水流調整用突起14,14,…とを有している。水
泳練習用パルム10は、通常、互いに対称の左右1対で
使用される。
の第1形態〜第3形態について説明する。図1〜図3
は、本発明の実施の第1形態を示している。図1
(A),(B)に示すように、水泳練習用パルム10
は、パルム本体11と、グリップ部12と、重り13
と、水流調整用突起14,14,…とを有している。水
泳練習用パルム10は、通常、互いに対称の左右1対で
使用される。
【0015】パルム本体11は、掌より大きい板体から
成っている。パルム本体11には、複数のグリップ固定
穴15,15,…が貫通して形成されている。各グリッ
プ固定穴15,15,…には、めねじが形成されてい
る。グリップ固定穴15,15,…は、指が配置される
部位に横方向に1列で等間隔に配置され、数列が形成さ
れている。図2に示すように、パルム本体11の水掻き
面11a側には、複数の突起固定溝16,16,…が形
成されている。突起固定溝16,16,…は、水掻き面
11a側の幅が狭くなっている。突起固定溝16,1
6,…は、パルム本体11の左右側部で指先側から傾斜
する複数の溝16a,16a,…と、手首部で縦方向に
伸びる複数の溝16b,16b,…とから成っている。
成っている。パルム本体11には、複数のグリップ固定
穴15,15,…が貫通して形成されている。各グリッ
プ固定穴15,15,…には、めねじが形成されてい
る。グリップ固定穴15,15,…は、指が配置される
部位に横方向に1列で等間隔に配置され、数列が形成さ
れている。図2に示すように、パルム本体11の水掻き
面11a側には、複数の突起固定溝16,16,…が形
成されている。突起固定溝16,16,…は、水掻き面
11a側の幅が狭くなっている。突起固定溝16,1
6,…は、パルム本体11の左右側部で指先側から傾斜
する複数の溝16a,16a,…と、手首部で縦方向に
伸びる複数の溝16b,16b,…とから成っている。
【0016】図1(b)に示すように、グリップ部12
は、一端に指から外れるのを防止するストッパ12aを
有し、他端に固定部12bを有している。ストッパ12
aは、グリップ部12を挟む両側の指の上をそれぞれ覆
うよう二股の鉤状になっており、水泳練習用パルム10
が練習中に手から抜け外れるのを防止するようになって
いる。なお、ストッパ12aは、図1(c)に示すよう
に、グリップ部12を挟む片側の指のみを覆う鉤状であ
ってもよい。固定部12bは、おねじから成り、任意の
グリップ固定穴15と螺合可能となっている。グリップ
部12は、パルム本体11の掌固定面11b側に取り付
けられる。グリップ部12は、指の間に挟んで掴むのに
適した高さで掌固定面11b側から突出する。グリップ
部12の指が当たる部分は、ゴムから成り、指に柔らか
くフィットする。パルム本体11の掌固定面11b側に
は、少なくとも人指し指、中指、薬指等の指先が当たる
部分に、ざらざらの粗い滑り止め処理部17が設けられ
ている。滑り止め処理部17は、パルム本体11を加工
して設けても、パルム本体11にゴムなどを張り付けた
り塗布したりして設けてもよい。
は、一端に指から外れるのを防止するストッパ12aを
有し、他端に固定部12bを有している。ストッパ12
aは、グリップ部12を挟む両側の指の上をそれぞれ覆
うよう二股の鉤状になっており、水泳練習用パルム10
が練習中に手から抜け外れるのを防止するようになって
いる。なお、ストッパ12aは、図1(c)に示すよう
に、グリップ部12を挟む片側の指のみを覆う鉤状であ
ってもよい。固定部12bは、おねじから成り、任意の
グリップ固定穴15と螺合可能となっている。グリップ
部12は、パルム本体11の掌固定面11b側に取り付
けられる。グリップ部12は、指の間に挟んで掴むのに
適した高さで掌固定面11b側から突出する。グリップ
部12の指が当たる部分は、ゴムから成り、指に柔らか
くフィットする。パルム本体11の掌固定面11b側に
は、少なくとも人指し指、中指、薬指等の指先が当たる
部分に、ざらざらの粗い滑り止め処理部17が設けられ
ている。滑り止め処理部17は、パルム本体11を加工
して設けても、パルム本体11にゴムなどを張り付けた
り塗布したりして設けてもよい。
【0017】重り13は、パルム本体11の親指位置側
で、掌固定面11b側の縁部に固定されている。重り1
3は、体力差やフォーム矯正のレベルにより最適な重量
が異なるが、例えば、200g〜1kg程度の重量であ
る。
で、掌固定面11b側の縁部に固定されている。重り1
3は、体力差やフォーム矯正のレベルにより最適な重量
が異なるが、例えば、200g〜1kg程度の重量であ
る。
【0018】図1(b)に示すように、各水流調整用突
起14は、突起固定溝16に嵌合可能な係合部21を有
する。水流調整用突起14,14,…は、係合部21が
パルム本体11の縁部から突起固定溝16,16,…に
嵌め込まれ、水掻き面11a側から抜け落ちないように
なっている。水流調整用突起14,14,…は、パルム
本体11に垂直となるよう任意の突起固定溝16,1
6,…に取り付けることができる。水流調整用突起1
4,14,…を突起固定溝16,16,…の溝16a,
16a,…と溝16b,16b,…とに取り付けた場
合、水流調整用突起14,14,…は、溝16a,16
a,…によりパルム本体11の左右側部で指先側から傾
斜するよう突出し、溝16b,16b,…によりパルム
本体11の手首部で縦方向に伸びるよう突出する。
起14は、突起固定溝16に嵌合可能な係合部21を有
する。水流調整用突起14,14,…は、係合部21が
パルム本体11の縁部から突起固定溝16,16,…に
嵌め込まれ、水掻き面11a側から抜け落ちないように
なっている。水流調整用突起14,14,…は、パルム
本体11に垂直となるよう任意の突起固定溝16,1
6,…に取り付けることができる。水流調整用突起1
4,14,…を突起固定溝16,16,…の溝16a,
16a,…と溝16b,16b,…とに取り付けた場
合、水流調整用突起14,14,…は、溝16a,16
a,…によりパルム本体11の左右側部で指先側から傾
斜するよう突出し、溝16b,16b,…によりパルム
本体11の手首部で縦方向に伸びるよう突出する。
【0019】次に作用を説明する。水泳練習用パルム1
0を使用するとき、まず、グリップ部12の位置を練習
者に合わせて調整する。グリップ部12を任意のグリッ
プ固定穴15,15,…に固定することにより、手の大
きさや特徴に応じて適した位置にグリップ部12を設け
ることができる。また、水流調整用突起14,14,…
の位置を調整する。従来のパルムでは、筋力トレーニン
グのレベルを変えるには、買い換えるなどしてサイズの
異なるものを使用する必要があったが、水泳練習用パル
ム10では、水流調整用突起14,14,…の突起固定
溝16への固定位置を変えたり、固定する水流調整用突
起14,14,…の数を変えたり、固定する水流調整用
突起14,14,…を高さの異なるものに変えたりする
ことにより、水の抵抗を大きくしたり小さくしたりする
ことができ、筋力トレーニングのレベルや水泳競技種目
に合わせて抵抗を調整することができる。このため、水
泳練習用パルム10は、筋力トレーニングのレベルが変
わっても、買い換える必要がなく、経済的である。
0を使用するとき、まず、グリップ部12の位置を練習
者に合わせて調整する。グリップ部12を任意のグリッ
プ固定穴15,15,…に固定することにより、手の大
きさや特徴に応じて適した位置にグリップ部12を設け
ることができる。また、水流調整用突起14,14,…
の位置を調整する。従来のパルムでは、筋力トレーニン
グのレベルを変えるには、買い換えるなどしてサイズの
異なるものを使用する必要があったが、水泳練習用パル
ム10では、水流調整用突起14,14,…の突起固定
溝16への固定位置を変えたり、固定する水流調整用突
起14,14,…の数を変えたり、固定する水流調整用
突起14,14,…を高さの異なるものに変えたりする
ことにより、水の抵抗を大きくしたり小さくしたりする
ことができ、筋力トレーニングのレベルや水泳競技種目
に合わせて抵抗を調整することができる。このため、水
泳練習用パルム10は、筋力トレーニングのレベルが変
わっても、買い換える必要がなく、経済的である。
【0020】練習の際は、図3に示すように、掌を掌固
定面11bに乗せ、グリップ部12を指の間に挟んで掴
む。グリップ部12をしっかりと掴むことによりパルム
本体11が掌にフィットし、パルム本体11をぐらつか
なくすることができる。こうして、水泳練習用パルム1
0と掌との一体感が生じる。従来のパルムでは、パルム
の手へのフィット感が薄く、水のキャッチングに対し注
意が向かなくなりがちであったが、水泳練習用パルム1
0では、グリップ部12を指の間に挟む際、手にストロ
ークに不必要な力は加わらず、水のキャッチングに悪影
響を及ぼすことはない。水泳練習用パルム10を掌に取
り付けて水泳を練習することにより、水の抵抗が大きく
なり、水泳用筋力のトレーニングをすることができる。
定面11bに乗せ、グリップ部12を指の間に挟んで掴
む。グリップ部12をしっかりと掴むことによりパルム
本体11が掌にフィットし、パルム本体11をぐらつか
なくすることができる。こうして、水泳練習用パルム1
0と掌との一体感が生じる。従来のパルムでは、パルム
の手へのフィット感が薄く、水のキャッチングに対し注
意が向かなくなりがちであったが、水泳練習用パルム1
0では、グリップ部12を指の間に挟む際、手にストロ
ークに不必要な力は加わらず、水のキャッチングに悪影
響を及ぼすことはない。水泳練習用パルム10を掌に取
り付けて水泳を練習することにより、水の抵抗が大きく
なり、水泳用筋力のトレーニングをすることができる。
【0021】クロールで泳ぐ場合、手の親指側から入水
し、親指側を下げた状態で腕を水中から持ち上げるフォ
ームが正しいフォームとされている。従来のパルムで
は、水面と平行な角度で入水しやすく、腕を水中から抜
くときには肘が下がり気味となり肩の動きが悪くなる。
このため、従来のパルムを使用すると、フォームが崩
れ、パルムを外したときにも悪いフォームが残ってしま
い、水のキャッチングが悪くなるという問題があった。
これに対し、水泳練習用パルム10を用いて練習する
と、図3に示すように、パルム本体11の親指位置側の
重り13が手の親指側を下げるため、手の入水角度が良
くなり、腕を水中から抜くときには肘が上がって肩の動
きが良くなる。こうして、自然に正しいフォームを身に
付けることができ、水のキャッチングトレーニングの効
果を高めることができる。また、重り13を付けて泳ぐ
ことで、ウエートトレーニングにもなる。
し、親指側を下げた状態で腕を水中から持ち上げるフォ
ームが正しいフォームとされている。従来のパルムで
は、水面と平行な角度で入水しやすく、腕を水中から抜
くときには肘が下がり気味となり肩の動きが悪くなる。
このため、従来のパルムを使用すると、フォームが崩
れ、パルムを外したときにも悪いフォームが残ってしま
い、水のキャッチングが悪くなるという問題があった。
これに対し、水泳練習用パルム10を用いて練習する
と、図3に示すように、パルム本体11の親指位置側の
重り13が手の親指側を下げるため、手の入水角度が良
くなり、腕を水中から抜くときには肘が上がって肩の動
きが良くなる。こうして、自然に正しいフォームを身に
付けることができ、水のキャッチングトレーニングの効
果を高めることができる。また、重り13を付けて泳ぐ
ことで、ウエートトレーニングにもなる。
【0022】従来のパルムでは、水掻き面が平面のた
め、水掻き面に当たった水は周囲に逃げて、水を掴む効
率が悪かったが、水泳練習用パルム10では、水流調整
用突起14,14,…により水掻き面で水を掴みやすく
なり、水の抵抗で水泳用筋力の増強効果を高めることが
できる。また、水流調整用突起14,14,…を突起固
定溝16,16,…の溝16a,16a,…と溝16
b,16b,…とに取り付けた場合、水泳練習用パルム
10を腕に沿った方向に滑らせやすくなるため、腕を水
中から抜く軌道が安定する。
め、水掻き面に当たった水は周囲に逃げて、水を掴む効
率が悪かったが、水泳練習用パルム10では、水流調整
用突起14,14,…により水掻き面で水を掴みやすく
なり、水の抵抗で水泳用筋力の増強効果を高めることが
できる。また、水流調整用突起14,14,…を突起固
定溝16,16,…の溝16a,16a,…と溝16
b,16b,…とに取り付けた場合、水泳練習用パルム
10を腕に沿った方向に滑らせやすくなるため、腕を水
中から抜く軌道が安定する。
【0023】次に、本発明の実施の第2形態について説
明する。図4は、本発明の実施の第2形態を示してい
る。図4に示すように、水流調整用突起31は、係合部
32側から先端33にかけて傾斜し、次第に薄くなって
いる。図4に示す水流調整用突起31は、前述の本発明
の実施の第1形態の水泳練習用パルム10で、水流調整
用突起14と同様に用いることができる。
明する。図4は、本発明の実施の第2形態を示してい
る。図4に示すように、水流調整用突起31は、係合部
32側から先端33にかけて傾斜し、次第に薄くなって
いる。図4に示す水流調整用突起31は、前述の本発明
の実施の第1形態の水泳練習用パルム10で、水流調整
用突起14と同様に用いることができる。
【0024】次に、本発明の実施の第3形態について説
明する。図5は、本発明の実施の第3形態を示してい
る。図5に示すように、水泳練習用パルム40では、パ
ルム本体41に突起固定溝42,42,…が本発明の実
施の第1形態とは異なる配置で形成されており、突起固
定溝42,42,…に水流調整用突起を嵌合可能となっ
ている。その他の構成は、前述の本発明の実施の第1形
態の水泳練習用パルム10の構成と同様であり、重複す
る説明を省略する。
明する。図5は、本発明の実施の第3形態を示してい
る。図5に示すように、水泳練習用パルム40では、パ
ルム本体41に突起固定溝42,42,…が本発明の実
施の第1形態とは異なる配置で形成されており、突起固
定溝42,42,…に水流調整用突起を嵌合可能となっ
ている。その他の構成は、前述の本発明の実施の第1形
態の水泳練習用パルム10の構成と同様であり、重複す
る説明を省略する。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る水泳練習用パルムによれ
ば、グリップ部を指の間に挟んで掴むので、ストローク
に不必要な力を加えずにパルムの手へのフィット感を向
上させることができ、また、パルム本体の親指位置側に
重りを有するので、使用の際に手の親指側が下がり、水
のキャッチングトレーニングの効果を高めることができ
る。
ば、グリップ部を指の間に挟んで掴むので、ストローク
に不必要な力を加えずにパルムの手へのフィット感を向
上させることができ、また、パルム本体の親指位置側に
重りを有するので、使用の際に手の親指側が下がり、水
のキャッチングトレーニングの効果を高めることができ
る。
【0026】特に、請求項2の本発明に係る水泳練習用
パルムでは、パルム本体の水掻き面側に水流調整用突起
を有するので、水を掴みやすくなり、水の抵抗で水泳用
筋力の増強効果を高めることができる。
パルムでは、パルム本体の水掻き面側に水流調整用突起
を有するので、水を掴みやすくなり、水の抵抗で水泳用
筋力の増強効果を高めることができる。
【0027】特に、請求項3の本発明に係る水泳練習用
パルムでは、グリップ部は任意のグリップ固定穴に着脱
可能なので、手の大きさや特徴に応じてグリップ部の位
置を調整することができ、また、水流調整用突起は任意
の突起固定溝に着脱可能なので、筋力トレーニングのレ
ベルに合わせて抵抗を調整することができる。
パルムでは、グリップ部は任意のグリップ固定穴に着脱
可能なので、手の大きさや特徴に応じてグリップ部の位
置を調整することができ、また、水流調整用突起は任意
の突起固定溝に着脱可能なので、筋力トレーニングのレ
ベルに合わせて抵抗を調整することができる。
【図1】本発明の実施の第1形態の水泳練習用パルムを
示す(A)正面図、(B)底面図である。
示す(A)正面図、(B)底面図である。
【図2】第1形態の水泳練習用パルムの背面図である。
【図3】第1形態の水泳練習用パルムの使用状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】本発明の実施の第2形態の水泳練習用パルムの
水流調整用突起を示す(A)正面図、(B)側面図であ
る。
水流調整用突起を示す(A)正面図、(B)側面図であ
る。
【図5】本発明の実施の第3形態の水泳練習用パルムを
示す背面図である。
示す背面図である。
10…水泳練習用パルム、11…パルム本体、12…グ
リップ部、13…重り、14…水流調整用突起、15…
グリップ固定穴、16…突起固定溝
リップ部、13…重り、14…水流調整用突起、15…
グリップ固定穴、16…突起固定溝
Claims (3)
- 【請求項1】パルム本体の掌固定面側に指の間に挟んで
掴むためのグリップ部を有し、前記パルム本体の親指位
置側に重りを有することを特徴とする水泳練習用パル
ム。 - 【請求項2】前記パルム本体の水掻き面側に水流調整用
突起を有することを特徴とする請求項1記載の水泳練習
用パルム。 - 【請求項3】前記パルム本体は前記掌固定面側に複数の
グリップ固定穴を有し、前記グリップ部は任意の前記グ
リップ固定穴に着脱可能であり、前記パルム本体は前記
水掻き面側に複数の突起固定溝を有し、前記水流調整用
突起は任意の前記突起固定溝に着脱可能であることを特
徴とする請求項2記載の水泳練習用パルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001996A JPH09192263A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 水泳練習用パルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001996A JPH09192263A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 水泳練習用パルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09192263A true JPH09192263A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12292139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001996A Pending JPH09192263A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 水泳練習用パルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09192263A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7179146B2 (en) * | 2003-04-09 | 2007-02-20 | Mentor Aquatics, Llc | Swimmer training paddle simulating shape of human hand |
USD840487S1 (en) | 2017-12-07 | 2019-02-12 | Tyr Sport, Inc. | Swim paddle |
US10946249B2 (en) | 2017-12-07 | 2021-03-16 | Tyr Sport, Inc. | Swim paddle |
JP2021118820A (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-12 | 鬼怒川パシフィック株式会社 | 足ひれ |
-
1996
- 1996-01-23 JP JP3001996A patent/JPH09192263A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7179146B2 (en) * | 2003-04-09 | 2007-02-20 | Mentor Aquatics, Llc | Swimmer training paddle simulating shape of human hand |
USD840487S1 (en) | 2017-12-07 | 2019-02-12 | Tyr Sport, Inc. | Swim paddle |
US10946249B2 (en) | 2017-12-07 | 2021-03-16 | Tyr Sport, Inc. | Swim paddle |
JP2021118820A (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-12 | 鬼怒川パシフィック株式会社 | 足ひれ |
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