JPH0247983Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247983Y2 JPH0247983Y2 JP1987069823U JP6982387U JPH0247983Y2 JP H0247983 Y2 JPH0247983 Y2 JP H0247983Y2 JP 1987069823 U JP1987069823 U JP 1987069823U JP 6982387 U JP6982387 U JP 6982387U JP H0247983 Y2 JPH0247983 Y2 JP H0247983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrist
- base member
- elastic body
- hand
- exercise device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 claims description 40
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 claims description 23
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims 1
- 210000004247 hand Anatomy 0.000 description 2
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はスポーツ選手が手首の強化練習を行う
際に用いる手首強化練習具に関するものである。
際に用いる手首強化練習具に関するものである。
(従来の技術)
従来スポーツ選手、特に野球選手が手首の強化
練習を行う場合、第8図に示すように、ゴムバン
ドや自転車のチユーブのような弾性体51の一端
51aを柱52等に係止し、他端51bを指に引
掛けるか、あるいは第9図に示すように他端51
bに係止されたつり輪のような形状の握り部53
を握つて、投球練習を行う姿勢で弾性体51を図
の矢印の方向に引張ることで行なつている。
練習を行う場合、第8図に示すように、ゴムバン
ドや自転車のチユーブのような弾性体51の一端
51aを柱52等に係止し、他端51bを指に引
掛けるか、あるいは第9図に示すように他端51
bに係止されたつり輪のような形状の握り部53
を握つて、投球練習を行う姿勢で弾性体51を図
の矢印の方向に引張ることで行なつている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、弾性体の先端を指に引掛ける場
合も、弾性体の先端に係止された握り部を握る場
合も、いずれも折り曲げた指で弾性体を引張るの
で、手首よりも指先が先行し指の力が主体となつ
て手首のスナツプ運動が行なわれるため、指の筋
力強化にはなつても、必ずしも手首の筋力強化に
はつながらなかつた。
合も、弾性体の先端に係止された握り部を握る場
合も、いずれも折り曲げた指で弾性体を引張るの
で、手首よりも指先が先行し指の力が主体となつ
て手首のスナツプ運動が行なわれるため、指の筋
力強化にはなつても、必ずしも手首の筋力強化に
はつながらなかつた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、本考案の目的とする処は、手首の強化練
習で手首のスナツプ運動を行う際に指先よりも手
首を先行させて指に余分な力がかからないように
し、手首の力だけでスナツプ運動を行うようにす
ることで、手首の筋力向上を有効に行なえるよう
にすることにある。
もので、本考案の目的とする処は、手首の強化練
習で手首のスナツプ運動を行う際に指先よりも手
首を先行させて指に余分な力がかからないように
し、手首の力だけでスナツプ運動を行うようにす
ることで、手首の筋力向上を有効に行なえるよう
にすることにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため本考案は手首5aより
も先の部分を収容する凹部6を形成したベース部
材4を設け、この凹部6は手5を収容した場合、
手の背面5bがベース部材4の上面4aから突出
しないように形成し、前記凹部6に手5を固定す
るための固定部材8をベース部材4に取着し、こ
のベース部材4を弾性体3に係止するための係止
部材7をベース部材4の前部上面4dに取着し、
この係止部材7は手の背面5bを延長した線lよ
りも背部の前記弾性体3側に突出するようにした
ものである。
も先の部分を収容する凹部6を形成したベース部
材4を設け、この凹部6は手5を収容した場合、
手の背面5bがベース部材4の上面4aから突出
しないように形成し、前記凹部6に手5を固定す
るための固定部材8をベース部材4に取着し、こ
のベース部材4を弾性体3に係止するための係止
部材7をベース部材4の前部上面4dに取着し、
この係止部材7は手の背面5bを延長した線lよ
りも背部の前記弾性体3側に突出するようにした
ものである。
(上記手段による作用)
本考案は以上のように構成したので、ベース部
材4の凹部6上で常に指を延ばした状態で手5が
固定され、弾性体3を引張る場合には、指先より
も手首5aが先行するので、指先に余分な力をか
けずに手首5aの力を主体にしてスナツプ運動を
行うことができる。
材4の凹部6上で常に指を延ばした状態で手5が
固定され、弾性体3を引張る場合には、指先より
も手首5aが先行するので、指先に余分な力をか
けずに手首5aの力を主体にしてスナツプ運動を
行うことができる。
(実施例)
次に本考案の好適実施例を添付した図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本考案の手首強化練習具を用いて手首
の強化練習を行なつている状態を示す図、第2図
は本考案の手首強化練習具の平面図、第3図は同
側面図である。
の強化練習を行なつている状態を示す図、第2図
は本考案の手首強化練習具の平面図、第3図は同
側面図である。
1は手首強化練習具を示し、手首の強化練習
は、柱2等に自転車のチユーブ、ゴムバンド等を
利用した弾性体3の基端部3aを固定し、先端部
3bに手首強化練習具1のベース部材4を係止さ
せ、このベース部材4上に固定した手5で第1図
の矢印方向に弾性体3を引張ることで行う。
は、柱2等に自転車のチユーブ、ゴムバンド等を
利用した弾性体3の基端部3aを固定し、先端部
3bに手首強化練習具1のベース部材4を係止さ
せ、このベース部材4上に固定した手5で第1図
の矢印方向に弾性体3を引張ることで行う。
ベース部材4は、木、合成樹脂等の軽い材質で
作られ、平面視長方形状の上面4aには凹部6が
形成され、凹部6はベース部材4前部4bの指先
側が浅く、後部4cの手首側が深く形成されてい
る。これにより載置された手5の手首5aより先
の部分がこの凹部6に完全に収容される。この時
手5の背面5bは、ベース部材4の上面4aから
突出しない。又、凹部6の表面は粗面6a状に形
成し、練習中汗で手5が滑らないようにしてあ
る。
作られ、平面視長方形状の上面4aには凹部6が
形成され、凹部6はベース部材4前部4bの指先
側が浅く、後部4cの手首側が深く形成されてい
る。これにより載置された手5の手首5aより先
の部分がこの凹部6に完全に収容される。この時
手5の背面5bは、ベース部材4の上面4aから
突出しない。又、凹部6の表面は粗面6a状に形
成し、練習中汗で手5が滑らないようにしてあ
る。
ベース部材4の前部上面4dの中央部には、手
5の背面5bを延長した線lよりも更に背部の弾
性体3側に突出したフツク状の係止部材7が取着
されており、この係止部材7によりベース部材4
が弾性体3の先端部3bに係止され、練習時に力
のかかる位置が手の背面5bよりも更に背部にな
る。尚、係止部材はフツク状のものをベース部材
の前部上面4dの中央部に取着したものに代え
て、ベース部材前部4bの幅全面にわたつて形成
したより頑丈なものにしても良い。
5の背面5bを延長した線lよりも更に背部の弾
性体3側に突出したフツク状の係止部材7が取着
されており、この係止部材7によりベース部材4
が弾性体3の先端部3bに係止され、練習時に力
のかかる位置が手の背面5bよりも更に背部にな
る。尚、係止部材はフツク状のものをベース部材
の前部上面4dの中央部に取着したものに代え
て、ベース部材前部4bの幅全面にわたつて形成
したより頑丈なものにしても良い。
ベース部材4の底部4eには前後に間隔をおい
てマジツクテープのようなバンド状の固定部材
8,8の端部が取着され、固定部材8,8は凹部
6に収容された手5に掛け渡されて手5を固定す
る。
てマジツクテープのようなバンド状の固定部材
8,8の端部が取着され、固定部材8,8は凹部
6に収容された手5に掛け渡されて手5を固定す
る。
第4図、第5図は手首強化練習具21の別実施
例を示し、ベース部材22の凹部23の第2指2
4及び第3指25が当接する部分には、一端が枢
支26された上下可動の板27が設けられ、板の
下方に穿設された溝28との間にバネ29が介設
されている。バネ29は弾性体3を引張る際に第
2指24及び第3指25で押圧されて指の強化練習
を助ける。
例を示し、ベース部材22の凹部23の第2指2
4及び第3指25が当接する部分には、一端が枢
支26された上下可動の板27が設けられ、板の
下方に穿設された溝28との間にバネ29が介設
されている。バネ29は弾性体3を引張る際に第
2指24及び第3指25で押圧されて指の強化練習
を助ける。
第6図及び第7図は手首強化練習具41の更に
別の実施例を示し、第4図及び第5図と共通の番
号は共通の部材を示す。そしてバネ29の前方に
は凹部30が穿設され、この凹部30内にローラ
31が軸支32されて、第2指24及び第3指2
5の指先が当接するようにしてある。これにより
弾性体3を引張つた際に第2指24及び第3指2
5の指先がローラ31をこすつてバネ29を押圧
するので、特に投手の指先強化練習に効果的であ
る。尚、ローラ31の代りにボールを用いても良
い。
別の実施例を示し、第4図及び第5図と共通の番
号は共通の部材を示す。そしてバネ29の前方に
は凹部30が穿設され、この凹部30内にローラ
31が軸支32されて、第2指24及び第3指2
5の指先が当接するようにしてある。これにより
弾性体3を引張つた際に第2指24及び第3指2
5の指先がローラ31をこすつてバネ29を押圧
するので、特に投手の指先強化練習に効果的であ
る。尚、ローラ31の代りにボールを用いても良
い。
(考案の効果)
以上詳述したように本考案によれば、前部の指
先側を浅く、後部の手首側を深く形成したベース
部材の凹部に指を延ばした状態で手を固定し、ベ
ース部材前部上面に、手の背面を延長した線より
も更に背部の弾性体側に突出させて係止部材を取
着したので、弾性体を引張る場合、指先よりも手
首が先行した状態で、指先に余分な力をかけず
に、手首の力を主体にしてスナツプ運動すること
ができ、効果的に手首強化練習を行うことができ
る。又、ベース部材に形成した凹部に完全に手を
収容して、手の背面がベース部材の上面から突出
しないようにしたので、手と固定部材との間には
余裕があり、練習中固定部材との摩擦で手を傷め
ることもなく、安全である。
先側を浅く、後部の手首側を深く形成したベース
部材の凹部に指を延ばした状態で手を固定し、ベ
ース部材前部上面に、手の背面を延長した線より
も更に背部の弾性体側に突出させて係止部材を取
着したので、弾性体を引張る場合、指先よりも手
首が先行した状態で、指先に余分な力をかけず
に、手首の力を主体にしてスナツプ運動すること
ができ、効果的に手首強化練習を行うことができ
る。又、ベース部材に形成した凹部に完全に手を
収容して、手の背面がベース部材の上面から突出
しないようにしたので、手と固定部材との間には
余裕があり、練習中固定部材との摩擦で手を傷め
ることもなく、安全である。
図面は本考案の好適実施例を示すもので、第1
図は本考案の手首強化練習具を用いて手首の強化
練習を行なつている状態を示す図、第2図は本考
案の手首強化練習具の平面図、第3図は同側面
図、第4図はベース部材の別実施例を示す平面
図、第5図は同断面図、第6図は更に別の実施例
を示す平面図、第7図は同平面図、第8図及び第
9図は従来例を示す図である。 尚、図面で1は手首強化練習具、3は弾性体、
4はベース部材、4aはベース部材の上面、4d
はベース部材の前部上面、5は手、5aは手首、
5bは手の背面、6はベース部材の凹部、7は係
止部材、8は固定部材、lは手の背面を延長した
線である。
図は本考案の手首強化練習具を用いて手首の強化
練習を行なつている状態を示す図、第2図は本考
案の手首強化練習具の平面図、第3図は同側面
図、第4図はベース部材の別実施例を示す平面
図、第5図は同断面図、第6図は更に別の実施例
を示す平面図、第7図は同平面図、第8図及び第
9図は従来例を示す図である。 尚、図面で1は手首強化練習具、3は弾性体、
4はベース部材、4aはベース部材の上面、4d
はベース部材の前部上面、5は手、5aは手首、
5bは手の背面、6はベース部材の凹部、7は係
止部材、8は固定部材、lは手の背面を延長した
線である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端を固定した弾性体の他端を引張ることに
より手首の強化練習を行う手首強化練習具にお
いて、 前記手首よりも先の部分を収容する凹部を上
面に形成したベース部材を設け、この凹部は手
を収容した場合、手の背面がベース部材の上面
から突出しないように指先側を浅く手首側を深
く形成し、前記凹部に手を固定するための固定
部材をベース部材に取着し、このベース部材を
前記弾性体に係止するための係止部材をベース
部材の前部上面に取着し、この係止部材は手の
背面を延長した線よりも背部の前記弾性体側に
突出するようにしたことを特徴とする手首強化
練習具。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
記凹部は粗面であることを特徴とする手首強化
練習具。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項及び第2項に
おいて、第2指及び第3指の当接する部分の前
記凹部にバネを介設したことを特徴とする手首
強化練習具。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項、第2項及び
第3項において、第2指及び第3指の指先に当
接する部分の前記凹部にローラを設けたことを
特徴とする手首強化練習具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987069823U JPH0247983Y2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987069823U JPH0247983Y2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63180060U JPS63180060U (ja) | 1988-11-21 |
JPH0247983Y2 true JPH0247983Y2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=30910903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987069823U Expired JPH0247983Y2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0247983Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5091441A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-07-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105355U (ja) * | 1982-01-06 | 1983-07-18 | 桜井 美智子 | 肩腕の運動促進具 |
-
1987
- 1987-05-11 JP JP1987069823U patent/JPH0247983Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5091441A (ja) * | 1973-12-18 | 1975-07-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63180060U (ja) | 1988-11-21 |
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