JPH0620549Y2 - ゴルフクラブのグリップ - Google Patents

ゴルフクラブのグリップ

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JPH0620549Y2
JPH0620549Y2 JP1987132076U JP13207687U JPH0620549Y2 JP H0620549 Y2 JPH0620549 Y2 JP H0620549Y2 JP 1987132076 U JP1987132076 U JP 1987132076U JP 13207687 U JP13207687 U JP 13207687U JP H0620549 Y2 JPH0620549 Y2 JP H0620549Y2
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JP
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grip
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left hand
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JP1987132076U
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Inventor
耕二 佐藤
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ダイワゴルフ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフクラブのグリップの改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕
近年、グリップは、滑りを抑え、且つ握り心地の良いも
のが普及しているが、未だ充分ではない。
詰まり、握りについて右利きのプレーヤーを例に取って
説明すると、右利きのプレーヤーは一般的に第13図及
び第14図に示す如く、左手Lで右手Rよりもグリップ
Gを強く握り、グリップGが廻ったり、抜けないように
持ち、一方、右手Rを左手Lに添えて、ゴルフクラブヘ
ッド(図示せず)のコントロールを行な得るようにする
という握り方をしている。即ち、右手Rよりも左手L側
の握持力が強いので、滑り防止が充分に行なわれていな
いと、特に左手LがグリップGの周方向に回転したり、
軸方向に抜け易くなり、プレイに支障を来す。
そこで、従来に於ては、例えば実開昭51−11765
1号公報,実開昭53−120159号公報,実開昭5
7−157376号公報等に開示される如く、グリップ
表面に凹凸を設けたもの、又は、実公昭60−1557
5号公報,実公昭61−2617号公報等に開示される
如く、グリップ表面に条溝を設けたものが提案されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し、前者は、周方向に全体的に凹凸が設けられている
ため、掌,指の腹全体が凹凸に触れることとなり、握り
心地の良いソフトな感触は得られない。従って、長時間
プレイした場合には、特に指の腹が痛くなることがあ
る。
又、後者は、指の付根近傍を周方向に滑り止めしたもの
であるが、条溝が軸方向で、多数並列しているため、グ
リップの抜け防止にならない。而も、例えばナチュラル
グリップ,スクエアグリップ,ストロンググリップ,ベ
ースグリップ,ウイークグリップ等のように種々のグリ
ップ方法があるため、プレーヤーの手,指に対して条溝
の方向が一致せず、滑り止めが充分に為されないことが
ある。
〔考案の目的〕
本考案は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、握り心地が良く、滑り止めが確実
に為され、且つ、手,指の腹部分の痛みを起こさないゴ
ルフクラブのグリップを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るゴルフクラブのグリップは、利き腕の反対
側の手でグリップを握持した時に当接する、上記利き腕
の反対側の腕の掌に於ける中指,薬指,小指との各付根
部近傍、及び、上記掌に於ける小指の付根部近傍と小指
との延長上に位置する掌に、多数の凹凸を有する領域を
設け、上記以外の利き腕の反対側の手の指及び掌が当接
する部位には、平面部の多い領域を設けたものである。
〔考案の作用〕
本考案に於ては、利き腕の反対側の手でグリップを握持
した時に、上記利き腕の反対側の腕の掌に於ける中指,
薬指,小指との各付根部近傍、及び、上記掌に於ける小
指の付根部近傍と小指との延長上に位置する掌が、多数
の凹凸を有する領域に於ける1個1個の凹凸に当接し、
特に掌が1個1個の凹凸の縁に引っ掛かることによって
滑りを防止する。
又、上記以外の利き腕の反対側の手の指及び掌は、多数
の凹凸を有する領域よりも柔軟な平面部の多い領域に当
接し、プレーヤーにソフトな感触を与え、掌,指の腹に
痛みを与えない。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例に係るゴルグクラブのグリップの展開
図で、図に於て、1は右利き用のグリップである。
このグリップ1は、例えばゴム,軟質合成樹脂等によっ
て構成され、グリップエンド2側にほぼL字状を為すよ
うに突起4を林立させた領域3を設けている。この突起
4は1個1個が分離独立していて、特に、本実施例の突
起4は円柱であるため、360度あらゆる方向の滑りに
対応して、掌は1個1個の突起4の縁に掛合し、更に突
起4が傾倒して、その上面及び一側面に当接することに
よって滑りを防止するように、グリップ1と一体的に形
成されている。
この領域3は、第2図に示す如く、プレーヤーの左手
(利き腕の反対の手)Lの掌Laに於て一般的に豆が出
来る箇所である、掌Laに於ける中指Lbの付根部a近
傍、薬指Lcの付根部b近傍、小指Ldの付根部c近
傍、及び、上記掌Laに於ける小指Ldの付根部c近傍
と小指Ldとの延長上に位置する隆起部dを含む領域L
xを、林立させた突起4と当接させるためのものであ
る。
従って、第1図に示す上記領域3に於けるa′は中指L
bの付根部a近傍が当接する部位、b′は薬指Lcの付
根部b近傍が当接する部位、c′は小指Ldの付根部c
近傍が当接する部位、d′は小指Ldの付根部c近傍と
小指Ldとの延長上に位置する隆起部dが当接する部位
を示す。
そして、左手Lで握られる範囲Leに於けるこの領域3
以外の箇所には、第1図及び第3図に示す如く、例えば
条溝6を適宜設けた平面部の多い領域5が設けてある。
この領域5には、主に、左手Lに於ける中指Lb,薬指
Lc及び小指Ldの腹が当接する。
又、左手Lで握られる範囲Leよりクラブヘッド寄りの
右手Rで握られる範囲Rhには、上記領域5と同様に例
えば条溝6を適宜設けた平面部の多い領域7が設けてあ
る。
このグリップ1には、クラブヘッド側の正面中央部に識
別マーク11が設けられている。
次に、このように構成された本実施例の作用効果を説明
する。
常套手段によって、第4図に示す如く、両側部8,9が
連結されると共に、グリップエンド2に封止部材10が
取り付けられて、筒状を為すグリップ1とする。
そして、このグリップ1は、例えば第5図及び第6図に
示す如く、左手Lと右手Rとによって次のようにして握
持される。先ず、第2図に示す如く、左手Lに於ける豆
が出来易い部位a,b,c,dを、これらに対応する領
域3に於けるグリップ1の部位a′,b′,d′に当接
すると共に、残りの指Lb,Lc,Ldの腹を隣接する
領域5に当接し、更に人差指Lgと親指Lhとを領域5
と7とに当接することによって強く握持する。次いで、
右手Rを左手Lに添えるようにして、大半の指で領域7
を握る。
このようにして両手L,Rでグリップ1を握持すると、
左手Lに於ては、豆が出来易い部位a,b,c,dが、
領域3に於ける対応する部位a′,b′,c′,d′の
林立する突起4の何れかと接触し、その際にその接触す
る各突起4が360°あらゆる方向に対して当該部位
a,b,c,dの滑りを防止する。
従って、領域3に於ける左手Lの当接箇所に於ては、グ
リップ1が廻ったり、抜けたりすることがない。
そして、左手Lに於ける残りの指Lb,Lc,Ldは、
滑り止めよりも握り心地を優先した領域5に当接するた
め、指の腹が痛くなるという不具合を生じない。
又、右手Rは、通常のグリップと同様にソフトな領域5
及び7に当接するから、握り心地が良く、掌,指の腹が
痛くなるという不具合を生じない。つまり、左手Lが滑
り止めの主体となっているため、右手Rで握る範囲Rn
については、第1図乃至第6図のように平面部の多い領
域でも良い。
第7図は本考案の別の実施例を示すもので、左手Lに於
ける豆が出来易い領域3に加え、右手Rに於ける豆が出
来易い領域12及び13を設けたものである。
右手Rでは、第8図に示す如く、親指Raの第1関節側
面eと、人差指Rbの第2関節と第3関節との間の側面
fと、薬指Rgの第1関節と第2関節との間の側面gと
に、一般に豆が出来易い。
そこで、本実施例では、左手Lに於ける豆の出来易い領
域3と連続して、右手Rで握持する範囲Rhに、人差指
Rbの第2関節と第3関節との間の側面fと当接する部
位f′と、薬指Rgの第1関節と第2関節との間の側面
gと当接する部位g′を設けた領域12を形成し、親指
Raの第1関節側面eと当接する部位e′を設けた領域
13を隣接して形成した。
これによって、左手Lと当接する部位では上記実施例と
同様の作用効果が奏され、右手Rに於ける各当接部位
e,f,gに於ては、領域12及び13に於ける林立す
る突起4の何れかと接触し、その際にその接触する突起
4が360°あらゆる方向に当該部位e,f,gが滑ら
ないようにする。
従って、左手Lによるグリップ1の握持力の弱いビギナ
ープレーヤーとか女子の場合には、好適なグリップとな
る。
第10図は第7図に於ける領域12と13とを連結した
ものである。
この実施例に於も、第7図と同様の作用効果が奏され
る。
尚、本考案に於ける方向性のない突起4としては、上記
実施例で説明した円柱状の突起に限らず、例えば第11
図に示す如き角柱状の突起であっても良い。又、その配
列方法も、例えば第12図に示す如く、角柱状の突起を
配列方向が異なるようにしたもの等であっても良い。
更に、上記実施例で示した突起と溝(突起と突起との間
に生ずる)との関係を逆にして、例えば突起をディンプ
ル状の凹にしても良い。
又、上記実施例では、右利きのプレーヤーについて説明
したが、左利きのプレーヤーの場合は、右手に於ける豆
が出来る部位を当接させる領域を設けることによって同
様に達成される。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、利き腕の反対側の手で
グリップを握持した時に当接する、上記利き腕の反対側
の腕の掌に於ける中指,薬指,小指との各付根部近傍、
及び、上記掌に於ける小指の付根部近傍と小指との延長
上に位置する掌に、多数の凹凸を有する領域を設け、上
記以外の利き腕の反対側の手の指及び掌が当接する部位
には、平面部の多い領域を設けたので、周方向及び軸方
向を含め、あらゆる方向の滑りを防止出来る。又、グリ
ップ握持の方向が異なったプレーヤーに於ても、滑り止
め効果が低減することがない。特に、指の腹部分は、突
起の多い面に触れることが少なく、平面部の多い面と接
触するため、ソフトな感触が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す展開図、第2図はプレ
ーヤーの左手に出来る豆の位置を示す説明図、第3図は
第4図のIII−IIIに沿う断面図、第4図は上記実施例に
係るグリップを示す正面図、第5図はその使用状態を示
す正面図、第6図は同使用状態を示す背面図、第7図は
本考案の別の実施例を示す展開図、第8図はプレーヤー
の右手に出来る豆の位置を示す説明図、第9図はプレー
ヤーの左手に出来る豆の位置を示す説明図、第10図は
本考案の更に別の実施例を示す展開図、第11図及び第
12図は突起の例を示す説明図、第13図は従来のグリ
ップを用いた使用状態を示す正面図、第14図は同使用
状態を示す背面図である。 L……左手、R……右手、La……左手Lの掌、Lb…
…左手Lの中指、Lc……左手Lの薬指、Ld……左手
Lの小指、a……中指Lbの付根部、b……薬指Lcの
付根部、c……小指Ldの付根部、d……小指Ldの付
根部cの延長上の隆起部、1……グリップ、3……方向
性のない突起4を林立させた領域、5……平面部の多い
領域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】利き腕の反対側の手でグリップを握持した
    時に当接する、上記利き腕の反対側の腕の掌に於ける中
    指,薬指,小指との各付根部近傍、及び、上記掌に於け
    る小指の付根部近傍と小指との延長上に位置する掌に、
    多数の凹凸を有する領域を設け、上記以外の利き腕の反
    対側の手の指及び掌が当接する部位には、平面部の多い
    領域を設けたことを特徴とするゴルフクラブのグリッ
    フ。
JP1987132076U 1987-08-28 1987-08-28 ゴルフクラブのグリップ Expired - Lifetime JPH0620549Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1987132076U JPH0620549Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28 ゴルフクラブのグリップ
US07/235,992 US4919420A (en) 1987-08-28 1988-08-24 Grip of a golf club and a manufacturing method thereof

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JPS6437265U JPS6437265U (ja) 1989-03-07
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JP4606491B2 (ja) * 2008-12-09 2011-01-05 株式会社Iomic ゴルフクラブ用グリップ
JP5314530B2 (ja) * 2009-07-30 2013-10-16 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブ用グリップ

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