JPH0511885Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0511885Y2 JPH0511885Y2 JP1986036308U JP3630886U JPH0511885Y2 JP H0511885 Y2 JPH0511885 Y2 JP H0511885Y2 JP 1986036308 U JP1986036308 U JP 1986036308U JP 3630886 U JP3630886 U JP 3630886U JP H0511885 Y2 JPH0511885 Y2 JP H0511885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- hand
- raised
- fingers
- racket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 claims description 11
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 claims description 7
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はテニスラケツトに関する。
(従来の技術)
把持部の曲線で構成された外周面に突起を設け
たテニスのラケツトは実開昭55−628号公報で公
知である。
たテニスのラケツトは実開昭55−628号公報で公
知である。
(考案が解決しようとする問題点)
ラケツトの把持部を手で持つ握りかたで最も普
及しているのはイースタングリツプであり、右手
で握つてフオアハンドで打球する場合はラケツト
のガツトを張つた打球面を地面に垂直にして真上
から少し右に回しずらして握り(第6図)、バツ
クハンドで打球する場合はフオアハンドよりも1
〜2cm左に回しずらして握る(第7図)。
及しているのはイースタングリツプであり、右手
で握つてフオアハンドで打球する場合はラケツト
のガツトを張つた打球面を地面に垂直にして真上
から少し右に回しずらして握り(第6図)、バツ
クハンドで打球する場合はフオアハンドよりも1
〜2cm左に回しずらして握る(第7図)。
しかし、上記従来のラケツトの把持部の突起は
把持部の断面形状が円形ないし楕円形で、手で握
つた場合に手の中で滑つて回り易いため、親指と
人差し指を突起に引掛けて握り、手の中で把持部
が回るのを防ぐためにある。従つて、上記従来の
ラケツトの把持部では、初心者は相手のプレーヤ
から頻繁に返球されるボールを、ボールに対して
最適なバツクハンドで、或いはフオアハンドで打
返すためにそれまで握つていたフオアハンド或い
はバツクハンドから瞬間的にどれだけ把持部を握
つたまゝ手を把持部に対し回しずらせばよいかを
会得することができず、ミスを侵し、又、上達を
妨げる。
把持部の断面形状が円形ないし楕円形で、手で握
つた場合に手の中で滑つて回り易いため、親指と
人差し指を突起に引掛けて握り、手の中で把持部
が回るのを防ぐためにある。従つて、上記従来の
ラケツトの把持部では、初心者は相手のプレーヤ
から頻繁に返球されるボールを、ボールに対して
最適なバツクハンドで、或いはフオアハンドで打
返すためにそれまで握つていたフオアハンド或い
はバツクハンドから瞬間的にどれだけ把持部を握
つたまゝ手を把持部に対し回しずらせばよいかを
会得することができず、ミスを侵し、又、上達を
妨げる。
(問題点を解決するための手段)
そこで、本考案は、把持部に、該把持部を握つ
たとき親指と人差し指との間の指の股に接触する
位置と、これに対角線上で相対し、把持部を握つ
たとき親指以外の他の四本の指の関節に接触する
位置とに把持部のほゞ全長にわたる隆起部を設け
たことを特徴とする。
たとき親指と人差し指との間の指の股に接触する
位置と、これに対角線上で相対し、把持部を握つ
たとき親指以外の他の四本の指の関節に接触する
位置とに把持部のほゞ全長にわたる隆起部を設け
たことを特徴とする。
(作用)
これにより把持部を手で握り、フオアハンドに
した場合隆起部が掌のどこに接触し、バツクハン
ドにした場合どこに接触するかを感触でつかむこ
とにより、フオアハンドとバツクハンドの握りか
たを会得できる。
した場合隆起部が掌のどこに接触し、バツクハン
ドにした場合どこに接触するかを感触でつかむこ
とにより、フオアハンドとバツクハンドの握りか
たを会得できる。
勿論、イースタングリツプ以外のイングリツシ
ユグリツプ、ウエスタングリツプの場合でも正し
く握つたときに隆起部が掌のどこに接触するかを
体得し、握つた状態を目視しないで正しく握るこ
とができる。
ユグリツプ、ウエスタングリツプの場合でも正し
く握つたときに隆起部が掌のどこに接触するかを
体得し、握つた状態を目視しないで正しく握るこ
とができる。
(実施例)
第1,2図の実施例はレザー1を巻く前の把持
部Aの芯体2の外周面上に、長手方向ほゞ全長に
わたり隆起条3を設け、その上にレザー1を巻い
て接着することにより把持部の長手方向のほゞ全
長に前記隆起条3で隆起部4を形成した場合のも
のである。
部Aの芯体2の外周面上に、長手方向ほゞ全長に
わたり隆起条3を設け、その上にレザー1を巻い
て接着することにより把持部の長手方向のほゞ全
長に前記隆起条3で隆起部4を形成した場合のも
のである。
芯体2の断面形状はこの実施例の場合、最も一
般的な少し細長い八角形であるが、円形、楕円形
その他の形状でもよい。
般的な少し細長い八角形であるが、円形、楕円形
その他の形状でもよい。
又、隆起条3は芯体2と一体に形成してもよい
し、合成樹脂、ゴム、金属、木等、任意の材質で
作り、芯体に接着などで固定してもよい。又、隆
起条の断面形状も半円形、多角形等任意である
が、こゝでは頂部が丸味を帯びた三角形になつて
いる。そして、隆起条3は二本を対角線上の稜
a,a′に沿つて設けてある。勿論、隆起条の位置
は他の対角線上の稜b,b′に沿つた位置でも、対
角線aとb、a′とb′の間の斜辺でもよい。
し、合成樹脂、ゴム、金属、木等、任意の材質で
作り、芯体に接着などで固定してもよい。又、隆
起条の断面形状も半円形、多角形等任意である
が、こゝでは頂部が丸味を帯びた三角形になつて
いる。そして、隆起条3は二本を対角線上の稜
a,a′に沿つて設けてある。勿論、隆起条の位置
は他の対角線上の稜b,b′に沿つた位置でも、対
角線aとb、a′とb′の間の斜辺でもよい。
隆起条の位置が前記対角線上の稜a,a′やb,
b′或いはaとb、a′とb′の間にしたのは右手で握
つた場合に、どの様な握りかたで握つても、稜a
又はbに沿つて把持部の外面に生じる隆起部4は
親指と人差し指の間の指の股にほゞ接触し、稜
a′又はb′に沿つて把持部の外面に生じる隆起部4
は親指以外の四本の指の関節にほゞ接触し、接触
感を会得し易いと共に、把持部が手の中で回るの
を効果的に防止するのにも役立つからである。
b′或いはaとb、a′とb′の間にしたのは右手で握
つた場合に、どの様な握りかたで握つても、稜a
又はbに沿つて把持部の外面に生じる隆起部4は
親指と人差し指の間の指の股にほゞ接触し、稜
a′又はb′に沿つて把持部の外面に生じる隆起部4
は親指以外の四本の指の関節にほゞ接触し、接触
感を会得し易いと共に、把持部が手の中で回るの
を効果的に防止するのにも役立つからである。
そして、右手で把持部を握つてイースタングリ
ツプのフオアハンドにした場合、稜a′又はb′に沿
つた隆起部4が親指以外の四本の指の例えば付根
の関節に接触し、バツクハンドに握り変えるとそ
の隆起部4が四本の指の第2関節に接触する感じ
を体得することによつて目視しないでフオアハン
ドとバツクハンドの正しい握り変えが行える様に
なる。
ツプのフオアハンドにした場合、稜a′又はb′に沿
つた隆起部4が親指以外の四本の指の例えば付根
の関節に接触し、バツクハンドに握り変えるとそ
の隆起部4が四本の指の第2関節に接触する感じ
を体得することによつて目視しないでフオアハン
ドとバツクハンドの正しい握り変えが行える様に
なる。
尚、左利きの人のラケツトでは逆の対角線上の
稜c,c′、はd,d′沿いに或いはcとd、c′と
d′の間に隆起条3を設ければよい。
稜c,c′、はd,d′沿いに或いはcとd、c′と
d′の間に隆起条3を設ければよい。
第3,4図の実施例はゴムなどの弾力性を有す
る二つの輪5,5を一本或いは二本の棒状連結材
6で連結したもので、輪5を拡げて把持部の芯体
2に嵌め、その上からレザー1を巻いて棒状連結
材6により隆起部4を形成するか、或いは第4図
に示した様にレザー1を巻いた把持部の上に嵌
め、棒状連結材6そのものを隆起部4にする。
尚、輪5の一方は端壁5′で塞いでキヤツプ形に
し、把持部の後端に被せてもよい。
る二つの輪5,5を一本或いは二本の棒状連結材
6で連結したもので、輪5を拡げて把持部の芯体
2に嵌め、その上からレザー1を巻いて棒状連結
材6により隆起部4を形成するか、或いは第4図
に示した様にレザー1を巻いた把持部の上に嵌
め、棒状連結材6そのものを隆起部4にする。
尚、輪5の一方は端壁5′で塞いでキヤツプ形に
し、把持部の後端に被せてもよい。
又、第5図の実施例は熱収縮性チユーブ7の内
面又は外面に隆起条3を設けたもので、第3,4
図の実施例と同様に把持部の芯体2又はレザー1
を巻いた上にチユーブ7を嵌め、熱を加えてチユ
ーブを収縮させることにより固定し、芯体2上に
固定したときはその上にレザー1を巻き、これに
より直接又は間接に回りの対角線上で相対向する
二つの位置に、把持部の長手方向ほゞ全長にわた
り隆起部4を形成するのである。図では隆起部4
を形成する一方の隆起条3はチユーブ7の内面、
他方の隆起条3はチユーブの外面に一体に設けて
あるが、隆起条の双方をチユーブの内面又は外面
に設けてもよい。第3,4図の実施例は輪5,5
の弾力で、第5図の実施例はチユーブ7の熱収縮
で把持部の芯体や、レザーを巻いた上に固定で
き、特にレザーを巻いた上に固定する場合はその
上にレザーを巻く手数が省け、購入者は自分のラ
ケツトに簡易に取付けることができると共に、右
利き、左利きに応じ棒状連結材6や隆起部4の位
置を把持部の回りの対角線上で相対向する二つの
位置にすることができる。
面又は外面に隆起条3を設けたもので、第3,4
図の実施例と同様に把持部の芯体2又はレザー1
を巻いた上にチユーブ7を嵌め、熱を加えてチユ
ーブを収縮させることにより固定し、芯体2上に
固定したときはその上にレザー1を巻き、これに
より直接又は間接に回りの対角線上で相対向する
二つの位置に、把持部の長手方向ほゞ全長にわた
り隆起部4を形成するのである。図では隆起部4
を形成する一方の隆起条3はチユーブ7の内面、
他方の隆起条3はチユーブの外面に一体に設けて
あるが、隆起条の双方をチユーブの内面又は外面
に設けてもよい。第3,4図の実施例は輪5,5
の弾力で、第5図の実施例はチユーブ7の熱収縮
で把持部の芯体や、レザーを巻いた上に固定で
き、特にレザーを巻いた上に固定する場合はその
上にレザーを巻く手数が省け、購入者は自分のラ
ケツトに簡易に取付けることができると共に、右
利き、左利きに応じ棒状連結材6や隆起部4の位
置を把持部の回りの対角線上で相対向する二つの
位置にすることができる。
(考案の効果)
本考案によりイースタングリツプで握る場合の
フオアハンドとバツクハンドの持ちかたを把持部
のほゞ全長にわたり設けられた隆起部が掌のどの
部位に接触するかで簡単に会得でき、テニスの上
達を早める。
フオアハンドとバツクハンドの持ちかたを把持部
のほゞ全長にわたり設けられた隆起部が掌のどの
部位に接触するかで簡単に会得でき、テニスの上
達を早める。
更に、イースタングリツプの場合も、その他の
グリツプの場合も握つた掌のなかで把持部が回る
のを防止する効果もある。
グリツプの場合も握つた掌のなかで把持部が回る
のを防止する効果もある。
第1図は本考案の一実施例を示すレザーを巻い
ている途中の斜視図、第2図は第1図の−線
での断面図、第3図は本考案の第2実施例の部材
の斜視図、第4図は第3図の部材を使用して構成
した把持部の第2図と同様な断面図、第5図は本
考案の他の一実施例に用いる部材の斜視図、第6
図はイースタングリツプのフオアハンドの握りか
たを示す斜視図、第7図は同じくバツクハンドの
握りかたを示す斜視図で、図中、Aは把握部、4
は隆起部を示す。
ている途中の斜視図、第2図は第1図の−線
での断面図、第3図は本考案の第2実施例の部材
の斜視図、第4図は第3図の部材を使用して構成
した把持部の第2図と同様な断面図、第5図は本
考案の他の一実施例に用いる部材の斜視図、第6
図はイースタングリツプのフオアハンドの握りか
たを示す斜視図、第7図は同じくバツクハンドの
握りかたを示す斜視図で、図中、Aは把握部、4
は隆起部を示す。
Claims (1)
- 把持部に、該把持部を握つたとき親指と人差し
指との間の指の股に接触する位置と、これに対角
線上で相対し、把持部を握つたとき親指以外の他
の四本の指の関節に接触する位置とに把持部の
ほゞ全長にわたる隆起部を設けたことを特徴とす
るテニスラケツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986036308U JPH0511885Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986036308U JPH0511885Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149363U JPS62149363U (ja) | 1987-09-21 |
JPH0511885Y2 true JPH0511885Y2 (ja) | 1993-03-25 |
Family
ID=30846589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986036308U Expired - Lifetime JPH0511885Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511885Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614785Y2 (ja) * | 1989-09-18 | 1994-04-20 | 住友ゴム工業株式会社 | ラケットフレーム |
JP5048608B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2012-10-17 | グローブライド株式会社 | 競技用スティック |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP1986036308U patent/JPH0511885Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62149363U (ja) | 1987-09-21 |
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