JPH0630212Y2 - 卓球ラケット - Google Patents

卓球ラケット

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JPH0630212Y2
JPH0630212Y2 JP1988101804U JP10180488U JPH0630212Y2 JP H0630212 Y2 JPH0630212 Y2 JP H0630212Y2 JP 1988101804 U JP1988101804 U JP 1988101804U JP 10180488 U JP10180488 U JP 10180488U JP H0630212 Y2 JPH0630212 Y2 JP H0630212Y2
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JP
Japan
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racket
finger
table tennis
ball
grip
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JP1988101804U
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JPH02130669U (ja
Inventor
敏子 國澤
▲たかし▼ 國澤
大平 國澤
博之 國澤
晋一 國澤
Original Assignee
敏子 國澤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ラケット本体が卵形をなし、上部には表裏
両面に打球面を備え、下部には人指し指、中指、薬指、
小指の4指を通す孔をラケット本体の中心より斜めにと
り、その孔の鈍角側とラケット本体の下部縁との間に把
部を設けた卓球ラケットに関するものである。
〔従来技術〕
既存のものに、ペンホルダーおよびシエークハンドがあ
る。
ペンホルダーラケットの柄は、ラケット本体に挾むよう
にして固定するので、柄の本体をラケット本体より厚く
構成されていた。又、使用するときは、ペン軸を持つと
同じように親指と食指で柄を挾み他の3本の指は裏面で
ラケットを支えるように添え、ラケットの把部をペン軸
に摸したものである。
シエークハンドラケットの場合は、その柄がペンホルダ
ーラケットの柄に似ており、その使用は親指と食指で柄
を挾み、他の3本の指と掌で把部を握り締め、ラケット
の把部を相手の手に模したグリップである。
この他に、「実公昭60-19742」に示すシエークハンドラ
ケットがある。これは表裏両面に打球面を有するラケッ
ト本体の中心より本来あるべき延長線上にある握り部を
延長線より斜めにとり、その把部の鈍角側とラケット本
体との間に打球面固定のための指挾み膨出部を設けたラ
ケットである。
その使用は、親指と食指で膨出部を挾み、他の3本の指
と掌で傾斜した把部を握るようにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のラケットは以上のように構成されているので、い
ずれのラケットも、柄とラケット本体との接続部が小さ
く、打撃力に耐えるためには断面を大きくとる必要があ
り、全体を厚くすると共に、柄をラケット本体より厚く
し重ね合わせて接合する方法がとられていた。このこと
により、接合設備とその技術が必要で、製造が難しく、
それだけコストが高くついた。
ボールを打つ場合においては、ペンホルダーラケットは
バックハンド打において肘を体の中心より反対側に移し
て腕を捻るようにした不自然な姿勢をとらざるを得な
い。又、 シエークハンドラケットにおいては、適正角度は取れ安
いが角度保持し難く、そのためにラケット本体にかかる
親指と食指の位置の移動(専門用語「サムアップ」とい
う)を行って対処していた。
更に、「実公昭60-19742」に示すシエークハンドラケッ
トの場合は、掌に汗がでると滑り安くなり、このため把
部に滑り止めのテープを巻かざるを得ず、初心者が使う
ときは、手から外れ安い。
この考案は、以上の技術的課題を解決するためになされ
たもので、球が打ち安く、しかも製造が容易な卓球ラケ
ットを得ることを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係わる卓球ラケットは、ラケット本体が卵形を
なし、上部には表裏両面に打球面を備え、下部にはこの
ラケット本体の中心線より表面から見て反時計方向側へ
10°〜40°斜め方向に、人指し指、中指、薬指、小指の
4指を通す4個の孔を設けたものである。更には、 4個の孔の鈍角側とラケット本体の下部縁との間に膨ら
みを設けた把部を設けたものである。
〔作用〕
まず、人指し指、中指、薬指、小指の4指を孔3に差込
み、親指をラケットの下部縁にかけて、把部5を握る。
そうすれば、 ラケットの打球面が掌に並行に密着保持される。これに
より、掌にボールを当てる感じでの打球を可能にし、
又、手首を自在に動かしたときも手からラケットが外れ
ることがない。
従って、球が目標の方向に打ち返し安くなる。又、バッ
グのスマッシュや上から下へのスマッシュをするとき
に、その叩き込みと同時に手首を柔軟にして振れるの
で、速度の速いボールが打ち返し安くなる。
又、小指を突出しながら人指し指を引けば、中指を中心
に、ラケットを打球面に並行に回転運動させることが出
来る。従って、ボールの側面をすり上げながら打つのが
容易にる。又、 逆に、小指を引きながら、人指し指を突き出せば、カッ
トやラリー中の横回転ボール(サイド・スピンボール)
を駆使した卓球が楽しくできる。
「考案の実施の例」 第1図はこの考案の正面図であって、1は卵形をした木
製等のラケット本体で、その上部のトンネル形をした打
球面2の表裏面にゴム製又は合成プラスチック製等の弾
性2を接着している。
ラケット本体1の下部、柄の部分には、人指し指、中
指、薬指、小指を通す4つの孔をラケット本体1の中心
線より表面から見て反時計方向側へ10°〜40°斜め方向
へ設ける。
5は把部であって、4本の指を通す4つの孔と、親指を
かけるラケット本体1の下部縁との間に、木材又はコル
ク材等を使って適当な膨らみ部を設けている。
尚、木材又はコルク材等を使った適当な膨らみ部は必ず
しも設けなくてよい。
人指し指、中指、薬指、小指を通す4つの孔は、3つ以
下でもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は、ラケット本
体1が卵形をなし、その上部の表裏両面に打球面2を備
え、下部にはこのラケット本体1の中心線より表面から
見て反時計方向側へ10°〜40°斜め方向に、人指し指、
中指、薬指、小指を通す孔を設けているので、 ラケットが握り安く、掌にボールを当てる感じで打球で
きる。又、4指を孔に通すので、しっかりと握り安く、
ラケット本体が掌に並行に密着し、把部が滑らないの
で、打球面と掌が常に並行に保持されるので、安定した
打球ができる。
従って、ラケットの打球面を掌の如く自由自在に出来る
ため、正確に打ち安く、初心者でもボールを容易に打つ
ことが出来る。更に、 柄とラケットが一体構造であるため、製造し易く、製造
コストを下げることが出来るばかりでなく、一般過程で
も容易に作れるので、卓球に親しみやすくなる。など、
数多くの利点を持つ卓球ラケットの考案と言える。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図及び第3図は3本の指を使ったときの斜視
図、第4図及び第5図は4本の指を使ったときの斜視図
を示す。 1……ラケット本体、2……打球面 3……孔、5……把部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラケット本体1が卵形をなし、上部には表
    裏両面に打球面2を備え、下部にはこのラケット本体1
    の中心線より表面から見て反時計方向側へ10°〜40°斜
    め方向に、人指し指、中指、薬指、小指の4指を通す4
    個の孔3を設けた把部5を備えたことを特徴とする卓球
    ラケット。
  2. 【請求項2】把部5が適当な膨らみを有する第1項記載
    の卓球ラケット。
JP1988101804U 1988-07-30 1988-07-30 卓球ラケット Expired - Lifetime JPH0630212Y2 (ja)

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JP1988101804U JPH0630212Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 卓球ラケット

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JP1988101804U JPH0630212Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 卓球ラケット

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JPH02130669U JPH02130669U (ja) 1990-10-29
JPH0630212Y2 true JPH0630212Y2 (ja) 1994-08-17

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ID=31650732

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Families Citing this family (3)

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JPH0648727U (ja) * 1992-09-11 1994-07-05 昭 塩谷 コンドルグリップ式卓球用ラケット
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JP2012040322A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Fumiko Ariga 卓球ラケット

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JPS61140963A (ja) * 1984-12-13 1986-06-28 Fuji Xerox Co Ltd コロナ放電装置
JPH03267957A (ja) * 1990-03-19 1991-11-28 Tokyo Electric Co Ltd 電子写真装置の放電ワイヤクリーニング装置

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JPH02130669U (ja) 1990-10-29

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