JPH0421552Y2 - - Google Patents

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JPH0421552Y2
JPH0421552Y2 JP1985069055U JP6905585U JPH0421552Y2 JP H0421552 Y2 JPH0421552 Y2 JP H0421552Y2 JP 1985069055 U JP1985069055 U JP 1985069055U JP 6905585 U JP6905585 U JP 6905585U JP H0421552 Y2 JPH0421552 Y2 JP H0421552Y2
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JP
Japan
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ball
main body
catching
belt
hand
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JP1985069055U
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JPS61185465U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、捕球練習具に関し、特に、正確な捕
球技術を習得するためにグローブに替えて使用し
て有効なものに関する。
〔従来の技術〕
捕球技術の習得は野球選手にとつて重要な課題
であり、このため、選手は捕球練習を常に行つて
いる。一般的な捕球練習方法として、選手が通常
のグローブを装着して、チームの監督やコーチが
ノツクしたボールを捕球することを繰り返し行う
方法がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このようなグローブを装着した捕球
練習方法によつて正確な捕球技術を習得するには
種々の問題がある。
例えば、内野手がゴロのノツクを受けてグロー
ブによつて捕球する際、ボールが飛んで来る方向
に対してグローブの捕球面の角度が不正確である
と、落球し易い。すなわち、グローブの捕球面の
角度がボールの飛んで来る方向に対して後方側に
傾斜し過ぎていると、ボールはグローブより上方
に飛び出る傾向がある。逆に、グローブの捕球面
がボールの飛んで来る方向に対して前方側に傾斜
し過ぎていると、ボールはグローブより下方に落
下する傾向がある。
また、捕球時にグローブの捕球面に対して他方
の手を直ちに添えると、的確な捕球動作となると
同時に、次の送球態勢を直ちにとることができる
ことになる。
このような捕球技術の習得は、的確な守備が最
も要求される内野手は勿論のこと、外野手の場合
も重要な課題となつている。
しかし、通常、グローブを装着して練習する場
合、口頭で各選手に注意を与えても、実際には頭
と行動とは一致しないため、正確な捕球技術を習
得するには長期間を要するだけでなく、充分に満
足できる捕球技術を習得することはできない。
本考案の目的は、捕球技術を正確かつ短期間に
習得させることができる捕球練習具を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る捕球練習具は、ボールの衝撃をあ
る程度吸収可能な硬質のゴムまたは樹脂が用いら
れて、野球のグローブに対応する大きさおよび重
さを有する板形状に形成されている本体1と、こ
の本体1における一主面側の上側縁辺付近に固定
されている保持部材2とを備えており、保持部材
2は本体1の前記主面との間隙に挿通される捕球
練習者の手を保持するように構成されていること
を特徴とする。
〔作用〕
このように構成されている捕球練習具を手に装
着し、本体の略中央部にボールが当たるように捕
球態勢をとるとともに、当たつた瞬間にボールに
他方の手を添えるように捕球練習を行うと、グロ
ーブの的確な捕球動作が自然に習得されるととも
に、送球への素早い移行動作が必然的に習得され
ることになる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である捕球練習具を
示す斜視図、第2図はその装着状態を示す斜視
図、第3図はその捕球態勢を示す斜視図である。
本実施例において、捕球練習具はボールを受け
るための本体1と、この練習具を練習者の手に装
着させるための保持部材としてのベルト2とを備
えており、本体1およびベルト2は互いに同質の
硬質ゴムを用いて成形されている。本体1は四隅
を円弧形状に切り欠かれた略正方形形状に一体成
形されており、その大きさおよび重量がグローブ
と略同等に設定されている。ベルト2はその幅が
長手方向の一端部2aから他端部に向けて次第に
広くなるように形成されており、その拡大側端部
には一対の股部2bおよび2cを有する二股形状
が形成されている。
ベルト2は本体1の片面における一周縁部付近
に沿うように配されて、小幅部2aと股部2bお
よび股部2cとを適当な接着剤を用いて接着され
ることにより一体化するように固定されている。
この場合、本体1とベルト2とは互いに同質の硬
質ゴムを用いて成形されているので、両者を接着
させるための接着剤の選定は容易であり、かつ接
着は強力になる。
そして、ベルト2における長手方向の中間部と
本体1との間には手を挿通させ、かつ、手の甲部
分を締め付けるような状態で保持し得るように適
当な間隙が形成されている。
次に、前記構成にかかる捕球練習具の作用およ
び効果を説明する。
まず、第2図に示されているように、前記構成
にかかる捕球練習具は本体1とベルト2との間隙
に手を挿通されることにより装着される。このと
き、親指は股部2bと股部2cとの間隙に挿通さ
れ、他の4本の指はベルト2の中間部と本体1と
の間隙に挿通される。
この装着状態において、4本の指の位置は本体
1の略中央部に添えられた状態になる。本体1は
グローブと略同等の大きさおよび重量を有し、ま
た、グローブと類似の略正方形形状であるため、
この捕球練習具を手に装着した感じはグローブを
手に装着した場合と同様の感覚となる。
ベルト2は硬質ゴムによつて形成されているた
め、手の甲を締め付ける効果があり、二股の間隙
部に親指が挿通されるため、手首が締る。したが
つて、本体1がふらつくことなく手に装着される
ことになる。
さらに、本体1とベルト2の中央部との間隙に
は人指し指から小指までの4本の指が一緒に挿入
されるため、指の挿入部位を袋形状に構成した場
合に比べて、個人差による指や手の大きさの相違
に対応することができる。
このように装着した捕球練習具を用いて捕球す
る場合、第3図に示されているように、本体1に
よつてボールを受け止める。すなわち、ボールが
飛んで来る方向に対して本体1の板面が直交する
ように、かつ、本体1の中央部にボールが衝突す
るように、捕球練習具を操作する。ボールを受け
止める瞬間に手首を返して捕球練習具を正しく操
作する動作が的確に行われないと、ボールを正確
に受け止めることができない。したがつて、ボー
ルの受け止め動作が的確に行われるように練習す
ることにより、的確な捕球が習得されて行くこと
になる。
この場合、本体1は硬質ゴムによつて成形され
ているため、ボールの衝撃を吸収することがで
き、ボールの瞬間的な跳ね返りは緩和されること
になる。
そして、本体1の板面とボールの飛んで来る方
向とが直交しない状態の場合には確実な捕球が困
難になる。例えば、ボールの飛んで来る方向に対
して本体1が後方側に傾斜してしまつた場合、本
体1に衝突したボールは上方に上がり、選手の顔
や身体に当たる。逆に、ボールの飛んで来る方向
に対して本体1が前方側に傾斜してしまつた場
合、本体1に衝突したボールは下方に落下する。
また、本体1の中央部から離れた位置にボールが
当たると、ボールは本体1の側方に逸れ易い。
このため、捕球練習具を用いて捕球練習を行う
選手は本体1をボールの飛んで来る方向に対して
直交するようにゴロを正面で捕球する動作を次第
にとるようになり、かつ、本体1の中央部におい
てボールを捕球する動作をとるようになる。
さらに、本体1は板形状に形成されているに過
ぎないため、本体1がボールの飛んで来る方向に
対して直交し、かつ、ボールの衝突位置が本体1
の中央部の場合であつても、本体1にボールが当
たつた瞬間に直ちに他方の手を添えてボールを押
さえないと、落球することになる。したがつて、
選手はボールが本体1に当たつた瞬間に直ちに手
を添えてボールを押さえる動作を習得するように
なる。この動作によつて、確実な捕球を行うこと
ができ、しかも、次の送球態勢に直ちに移行する
ことができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本体は硬質ゴムを用いて形成するに限
らず、ボールの衝撃をある程度吸収することがで
きるものであれば、プラスチツク等を用いて形成
してもよい。
本体の形状はグローブに類似している点では図
示例のものが最も好適であるが、長方形、台形、
円形、楕円形等に形成してもよい。
ベルトは二股形状の股部2b,2cを必ずしも
要する訳ではなく、ベルト中間部に中指を挿入す
ることができるようにベルトの長手方向の中央部
における幅方向中央部分に2〜3cm程度の切断部
位を切設するように構成してもよい。
ベルトの材質も硬質ゴムに限らず、可撓性を有
するプラスチツク等を用いて形成してもよい。
本考案にかかる捕球練習具は硬式、軟式野球の
捕球練習に限らず、ソフトボール等の捕球練習に
も使用することができる。
また、右きき用に限らず、左きき用に構成して
もよいし、ベルトを左右対称に構成する等の構造
により、右ききおよび左ききに兼用することがで
きるようにしてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、捕球練
習具を装着した選手は捕球する際、ボールの飛ん
で来る方向に対して正面で捕球し、本体にボール
が当たつた瞬間にボールを手で押さえる動作を行
う必要があるため、正確な捕球動作を自然に習得
するようになるとともに、送球態勢に直ちに移る
動作をも身につけるようになる。したがつて、捕
球と送球とについての技術の向上進歩を早めるこ
とができる。
また、構造簡単で、大量生産に適するため、安
価に提供することができ、練習用備品として、優
れた適格性を備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である捕球練習具を
示す斜視図、第2図はその装着状態を示す斜視
図、第3図はその捕球態勢を示す斜視図である。 1……本体、2……ベルト(保持部材)、2a
……小幅部、2b,2c……股部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ボールの衝撃をある程度吸収可能な硬質のゴ
    ムまたは樹脂が用いられて、野球のグローブに
    対応する大きさおよび重さを有する板形状に形
    成されている本体1と、この本体1における一
    主面側の上側縁辺付近に固定されている保持部
    材2とを備えており、保持部材2は本体1の前
    記主面との間隙に挿通される捕球練習者の手を
    保持するように構成されていることを特徴とす
    る捕球練習具。 2 前記保持部材2が、ベルト形状に形成されて
    おり、その長手方向の一端側から他端側に向か
    つて次第に幅が大きくなるように形成され、か
    つ、拡大端部には親指を挿通させるための二股
    部2bおよび2cが形成されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の捕
    球練習具。 3 前記本体1が、略正方形形状に形成されてい
    るとともに、四隅が円弧形状に形成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の捕球練習具。
JP1985069055U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0421552Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985069055U JPH0421552Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985069055U JPH0421552Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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Publication Number Publication Date
JPS61185465U JPS61185465U (ja) 1986-11-19
JPH0421552Y2 true JPH0421552Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=30604372

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985069055U Expired JPH0421552Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

Country Status (1)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50131299A (ja) * 1974-04-04 1975-10-17
JPS544114B2 (ja) * 1973-07-06 1979-03-02

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544114U (ja) * 1977-06-10 1979-01-11

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JPS61185465U (ja) 1986-11-19

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