JPH11104287A - ゴルフ手袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汗や雨で濡れたり、また、材質によって手袋
の内側が滑り易いゴルフ手袋の滑り止め効果と安定した
スイングを提供する。 【構成】 グリップが当たる位置の手袋本体（１）の表
面部の掌部の一部の裏面側と親指部（２）の表面部の一
部の裏面側に、小突起物（９）を付着させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフをしている
時、汗または、雨によって、手袋の内側が濡れて手袋が
滑り易くなったり、手袋の材質によって滑り易くなる現
象を回避させるものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のゴルフ手袋には、グリップの当た
る裏面側に、滑り止めのための小突起物は付着させたも
のはなかった。従来の手袋を使用すると、手の汗や雨水
が手袋の内側を濡らし手袋が滑り易くなったり、手袋の
材質によって滑り易くなる現象が起きていた。また、実
開昭４９−９９３７５、平１−１３０３７４の技術にお
いては、表面側に小突起物を付着させたものがある。手
と手袋の滑りを回避しようとすれば、サイズの小さい手
袋を使用する方法はあるが、これは、グリップを握ると
圧迫感と違和感が生じる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

イ．汗や雨に濡れると特に、皮革手袋は滑り易く、グリ
ップを握るとフィット感がなく、滑りを少なくするため
に余分な力を入れ、安定性を欠いていた。 ロ．人工皮革や合成皮革の裏面の基布も、汗や雨に濡れ
ると滑り易い。 ハ．汗や雨に濡れなくてもゴルフ手袋の裏面は多少滑る
事は避けられないので余分な力を入れていた。 ニ．実開昭４９−９９３７５、平１−１３０３７４の技
術においては、表面側に小突起物を付着させたものであ
るが、表面側に突起物を付着させた手袋はコンペには使
用出来ない。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】グリップを握る時に当た
る手袋本体（１）の表面部の掌部の一部の裏面側と親指
部（２）の表面部の一部の裏面側に小突起物（９）を付
着させたもの。本発明は、以上の構成よりなる手袋の内
側の滑りを解決するものである。

【０００５】

【作用】本発明のグリップを握る際にそのグリップが当
たる位置の手袋本体（１）の表面部の掌部の一部の裏面
側と親指の部（２）の表面部の一部の裏面部に、小突起
物（９）を付着させたゴルフ手袋を使用すれば、手袋の
内側の滑りを防止する事が出来る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 （イ）グリップを握る時に当たる手袋本体（１）の表面
部の掌部の一部の裏面側と親指部（２）の表面部の一部
の裏面側に、小突起物（９）を付着させる。小突起物の
材質としては以下のもの等があげられる。 （ロ）小突起物（９）の材料としてポリ塩化ビニールを
使用する。 （ハ）小突起物（９）の材料として生ゴムを使用する。 （ニ）小突起物（９）の材料として軟質の合成樹脂を使
用する。手袋の素材としては、以下のもの等があげられ
る。 （ホ）手袋に使用する軟質の皮革の裏面に小突起物
（９）を付着させる。 （ヘ）手袋に使用する人工皮革の裏面に小突起物（９）
を付着させる。 （ト）手袋に使用する不織布の裏面に小突起物（９）を
付着させる。 （チ）小突起物（９）の形状は、円形状、線状、多角形
状、雲形状等で形成し、付着させる。 （リ）ゴルフ手袋以外のスポーツ用手袋の裏面に、小突
起物（９）を用途によって、位置を変えて付着させたも
の。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって、汗や雨
に濡れて滑り易くなったり、材質によって、濡れなくて
多少の滑り、その滑りを解決する効果がある。しかも、
滑ることを気にせずにプレーが出来るので、グリップを
より強く握る必要がなく安定したスイングが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一部切開した掌部の斜視図

【図２】本発明の裁断した手袋本体の裏面側に小突起物
を付着させた平面図

【図３】本発明の裁断した親指部の裏面側に小突起物を
付着させた平面図

【符号の説明】

１手袋本体 ２親指部 ９小突起物

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴルフクラブをにぎった状態で、グリッ
   プが当たる手袋本体の裏面側に、小突起物（９）を付着
   させたゴルフ手袋。