JP3095738U - ゴルフ用グローブ - Google Patents

ゴルフ用グローブ

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JP3095738U
JP3095738U JP2003000528U JP2003000528U JP3095738U JP 3095738 U JP3095738 U JP 3095738U JP 2003000528 U JP2003000528 U JP 2003000528U JP 2003000528 U JP2003000528 U JP 2003000528U JP 3095738 U JP3095738 U JP 3095738U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スウィング中に正しい握りを維持できたかど
うか、また握りがずれた場合にスウィング中のどこでず
れたのか分かり易くして、ゴルフの上達に貢献するゴル
フ用グローブを提供する。 【解決手段】 利き手用グローブ10の手の平親指11
の付け根から手首にかけて面ファスナーの引っ掛けを有
する片31を、また利き手と逆の手用グローブの親指の
背から親指の付け根にかけて面ファスナーの引っ掛けら
れる片を貼着するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ゴルフ用のグローブに関し、特に練習の際に着用することにより正 しいグリップ(握り)の習得を容易にするゴルフ用のグローブに関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフのプレーにおいてスウィング中ずっと正しい握りを維持することは、ボ ールを正しい方向へ飛ばしたり飛距離をのばしたりする上で重要なポイントであ る。 従来より、ゴルフの上達を補助するための道具として、例えば指や両手に帯状 のものを巻き付けて握りを安定させたりして、スウィング中に手首が曲がらない ようにグローブの手の甲の部分に剛性をする骨材を入れてクラブのスウィングを 矯正するための練習用矯正具が種々提案されている(特願2001−18795 4号、特願2000−144830号、特願2000−370764号、実願平 5−24786号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の矯正具はいずれもスウィング中に正しい握りを維持できたかどうか、ま た握りがずれた場合にスウィング中のどこでずれたのか分かりにくいものであっ た。さらに、従来の矯正具は、両手のうち一方の手のみしか矯正できないもので あったり、装着するのが面倒であったり、スウィング中に違和感を与えるなどの 不具合があるものが多かった。
【0004】 本考案は、スウィング中に正しい握りを維持できたかどうか、また握りがずれ た場合にスウィング中のどこでずれたのか分かり易くして、ゴルフの上達に貢献 するゴルフ用グローブを提供することを目的とする。 本考案の他の目的は、装着するのが簡単で、スウィング中に違和感を与えるこ とがないグリップ矯正用ゴルフグローブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためこの考案のゴルフ用グローブは、利き手用グローブの 例えば手の平親指の付け根から手首にかけたような位置にマジックテープ(登録 商標)のような面ファスナーの引っ掛けを有する片(以下、A片と称する)を、 また利き手と逆の手用グローブの例えば親指の背から親指の付け根にかけたよう なの位置に面ファスナーの引っ掛けられる片(以下、B片と称する)を貼着する ようにしたものである。
【0006】 上記のような構成を有するゴルフ用グローブにあっては、面ファスナーのA片 とB片を合わせるようにしてゴルフクラブを握ってスウィングすると、スウィン グ中ずっと正しい握りを維持できた場合にはA片とB片はくっついたままであり 、スウィング中に握りがずれるとA片とB片とが外れてピチッというような音が 生じる。
【0007】 そのため、スウィング中正しい握りを維持できなかったことが分かるとともに 、音が発生した位置から、テイクバック、ダウンスウィングあるいはフォロース ルーのどの位置で握りがずれたのかを知ることができ、握りやスウィングの矯正 に貢献することができる。
【0008】 また、面ファスナーは接合と剥離が容易であるため、装着するのが簡単である とともに、間違ったスウィングをしても手に強い力が加わらないのでスウィング 中に違和感を与えることがない。さらに、面ファスナーの接合力で握りを安定さ せることができるため、正しい握りとスウィングをマスターし易くなるという利 点もある。
【0009】 さらに、従来の矯正具は練習場等において使用するものが多く、コースで実践 的に使用するのは困難もしくは抵抗感のあるものであったが、本考案のグローブ は通常のグローブとほぼ同じように扱えるとともに、外見上もほとんど通常のグ ローブと同じである。そのため、コースに出て使用することが可能であり、これ によってティーショットはもちろんアプローチショット、バンカーショットなど におけるスウィングの矯正を実践的に行なうことができ、プレーの上達が速くな るという利点がある。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係るゴルフ用グローブの右手用グローブを、図2は左手用のグ ローブの一実施形態を示す。なお、本実施形態では、右手が利き手であるプレー ヤーを想定して図1に利き手用、図2に利き手と逆の手用のグローブを示した。
【0011】 本実施形態では、図1に示されているように、右手用グローブ10の手の平の 親指(第1指)11の付け根から手首にかけて面ファスナーの引っ掛けを有する 短冊状のA片31が貼着されている。また、図2に示されているように、左手用 グローブ20の親指21の甲から付け根にかけては面ファスナーの引っ掛けられ る面を有する短冊状のB片32が貼着されている。
【0012】 A片31とB片32は、それぞれグローブ10,20の表面に接着剤または縫 製により容易にはがれないように貼着されている。A片31とB片32の大きさ はほぼ同一でその貼着位置は、図5に示すように正しい状態でクラブを握ったと きに互いにぴったりと重なり合うように設定されている。なお、利き手が左手で あるプレーヤー用のグローブは、A片31とB片32の貼着位置が右手用と左手 用で逆になる。
【0013】 A片31とB片32の大きさは、接合力にもよるがおおよそ幅2〜3cm、長 さ4〜7cmが望ましい。ただし、大きさはこれに限定されるものでなく、使用 するA片31とB片32の接合力やグローブのサイズ、用途(例えば男性用と女 性用等)に応じて決定すれば良い。また、A片31とB片32の大きさが互いに 異なっていても良い。形状も実施例では長方形としたが、楕円形や長円形あるい は若干湾曲した円弧状等であっても良い。
【0014】 次に、本実施例のグローブの使用の仕方を説明する。 本実施例のグローブは、通常のグローブと同様に着用し、図5に示すようにゴ ルフクラブ40のグリップ41を握る際に、図4に示すように、右と左のグロー ブの面ファスナーのA片31とB片32が接合するように手を重ねるだけでよい 。なお、グリップの握り方には個人差があるので、重ねた状態でA片31とB片 32が多少ずれていても構わない。
【0015】 この状態でスウィングを行なって、スウィングの最初から終わりまで握りが安 定していればA片31とB片32が剥がれることはなく、正しい握りのスウィン グであったことを知ることができる。一方、スウィングの途中で握りがずれると A片31とB片32の一部が剥がれてピチッというような音がするため、スウィ ング中正しい握りを維持できなかったことが分かるとともに、音が発生した位置 から、テイクバック、ダウンスウィングあるいはフォロースルーのどの位置で握 りがずれたのかを知ることができる。また、本考案に係るゴルフ用グローブは、 ウッド、アイアンいずれのクラブのスウィングの練習にも用いることができる。
【0016】 図3は本考案に係るゴルフ用グローブの第2の実施形態を示す。なお、本実施 形態では、右手が利き手であるプレーヤーを想定して右手用のグローブを示した 。左手用グローブは第1実施形態の図2と同じである。
【0017】 本実施形態では、図3に示されているように、グローブ10の人差し指(第2 指)12、中指(第3指)13、薬指(第4指)14及び小指(第5指)15が 第2関節(指先から2番目の関節)と第3関節に対応する部位の中間で切断され ている。ゴルフのプレーヤーには利き手と逆の手用のグローブのみ着用するプレ ーヤーが多く、このようなプレーヤーにとっては両手にグローブを着用してスウ ィングを行なうと違和感を感じるおそれがあるが、図3のようなグローブを着用 すれば大部分の指が露出するためクラブを握ったときに感じる違和感を少なくす ることができる。
【0018】 なお、グローブの指の切断の仕方は図3に示されているものに限定されるもの でなく、5本のうち3本を切断したり、第2間接近傍あるいは第1関節と第2関 節との中間で切断するなど、任意の位置に決定することができる。
【0019】 以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定さ れるものではない。例えば、面ファスナーのA片とB片はそれぞれ2以上に分割 されていてもよい。また、A片とB片は逆つまり利き手用グローブに引っ掛けら れる面を有するB片を貼着し、利き手と逆の手用グローブに引っ掛けを有するA 片を貼着するようにしても良い。
【0020】 さらに、面ファスナーのA片またはB片を貼着される位置は、利き手用グロー ブの手の平親指の付け根から手首にかけてと、利き手と逆の手用グローブの親指 の背から親指の付け根にかけてに限定されず、スウィングのためにグリップを両 手で握ったときに前記利き手と逆の手用グローブの互いに重なり合う範囲であれ ばどのような位置(例えば利き手の手の平の中央と逆の手の親指の側面等)であ っても良い。
【0021】
【考案の効果】
本考案に係るゴルフ用グローブにあっては、スウィング中正しい握りを維持で きたか否かを知ることができるとともに、スウィングのどこで握りがずれたのか を知ることができ、握りやスウィングの矯正に貢献することができる。
【0022】 また、装着するのが簡単であるとともに、スウィング中に違和感を与えること がない。さらに、面ファスナーの接合力で握りを安定させることができるため、 正しい握りをマスターし易くなるという効果がある。
【0023】 さらに、本考案に係るゴルフ用グローブは通常のグローブとほぼ同じように扱 えるとともに、外見上もほとんど通常のグローブと同じであるため、コースに出 て使用することが可能であり、これによって握りやスウィングの矯正を実践的に 行なうことができ、プレーの上達が速くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るゴルフ用グローブの第1実施形態
における右手用(利き手用)グローブを示す斜視図であ
る。
【図2】本考案に係るゴルフ用グローブの第1実施形態
における左手用(利き手と逆の手用)グローブを示す斜
視図である。
【図3】本考案に係るゴルフ用グローブの第2実施形態
における右手用(利き手用)グローブを示す斜視図であ
る。
【図4】本考案に係るゴルフ用グローブの右手用グロー
ブと左手用グローブの面ファスナーの接合の仕方を示す
側面図である。
【図5】本考案に係るゴルフ用グローブを着用してクラ
ブのグリップを握ったときの状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 右手用(利き手用)グローブ 20 左手用(利き手と逆の手用)グローブ 11,21 親指(第1指) 12,22 人差し指(第2指) 13,23 中指(第3指) 14,24 薬指(第4指) 15,25 小指(第5指) 31 面ファスナーのA片 32 面ファスナーのB片

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利き手用グローブの所定位置に面ファス
    ナーの引っ掛けを有するA片または引っ掛けられる面を
    有するB片が貼着され、スウィングのためにゴルフクラ
    ブのグリップを両手で握ったときに逆の手用グローブの
    前記A片またはB片と重なる部位に面ファスナーのB片
    またはA片が貼着されていることを特徴とするゴルフ用
    グローブ。
  2. 【請求項2】 前記利き手用グローブのA片またはB片
    が貼着される所定位置は手の平の親指の付け根から手首
    にかけてであり、前記逆の手用グローブのB片またはA
    片が貼着される部位は親指の背から親指の付け根にかけ
    てであることを特徴とする請求項1に記載のゴルフ用グ
    ローブ。
  3. 【請求項3】 前記利き手用グローブの第2指ないし第
    4指のうちいずれか1以上の指部分が切断され、着用し
    た際に指が露出するように形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載のゴルフ用グローブ。
  4. 【請求項4】 前記切断の位置は第2関節に対応する部
    位と第3関節に対応する部位の間であることを特徴とす
    る請求項3に記載のゴルフ用グローブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025179A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Yamaha Corp 歪みセンサ付き手袋
JP5804435B1 (ja) * 2014-11-06 2015-11-04 MieDaIs Pereniaru株式会社 手袋

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