JP2003325712A - 滑り止め部材及びグリップ部材 - Google Patents

滑り止め部材及びグリップ部材

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JP2003325712A
JP2003325712A JP2002179190A JP2002179190A JP2003325712A JP 2003325712 A JP2003325712 A JP 2003325712A JP 2002179190 A JP2002179190 A JP 2002179190A JP 2002179190 A JP2002179190 A JP 2002179190A JP 2003325712 A JP2003325712 A JP 2003325712A
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antislip
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Hiroichi Kitagawa
普一 北川
Tadatoshi Iyama
忠利 伊山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゴルフクラブ、テニスラケット、バトミントン
ラケット等のグリップ部材として好適に用いることがで
き、滑り止め効果が大きく、しかも通常時だけでなく、
雨天時、プレー中の発汗時においても滑りを防止する滑
り止め部材及びグリップ部材を提供する。 【解決手段】滑り止め部材及びグリップ部材の表面に多
くのディンプルを形成し、人体の手の把持力に対応して
密着性を高め、スイング時の摩擦力を向上させ、グリッ
プ部材と手のひらとの滑りを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、滑り止め部材、特
にゴルフクラブ・テニスラケット・バトミントンラケッ
ト等のスポーツ用道具のグリップ部材として好適に使用
することができる滑り止め部材及びグリップ部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ゴルフクラブのグリップ
部材としては、一般にゴム乃至皮革製のグリップ部材が
用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常のグリップ部材の
場合、これを握ったときの手のひらとグリップ部材表面
との間の摩擦力によってプレーを行うが、従来のグリッ
プ部材の場合、その摩擦力が乏しく、これによって、雨
天時やプレー中の発汗時は勿論、通常時におけるプレー
においても滑り易く、グリップ部材としては必ずしも好
適なものではなかった。
【0004】そのため、図5に示すように、グリップ部
材26の滑りを防止するためにグリップ部材26の表面
に多数の突起Pを形成して滑りをなくすようにしたもの
が提案されているが、この場合、プレーの際、グリップ
部材26を非常に強い力で握るため、表面に形成された
突起Pが手のひらHにくい込み、これによって、手のひ
らに痛さを感じ、十分な力で把持することができないと
いった問題がある。このことは、ゴルフクラブのグリッ
プ部材にとどまらず、テニスやバトミントン等のスポー
ツ道具用のグリップ部材全般について同様のことがいえ
る。
【0005】また、滑り止め用の手袋を利用してグリッ
プ部材の滑りを防止するものがあるが、その場合、ゴル
フクラブのグリップ部材を把持するのに、滑り止め手袋
を介して把持するため、手袋が手に確実にフィットして
いなければ、逆に滑りの原因となったり、プレー中の発
汗により手袋と手が密着せずに滑りの原因となる等の問
題があった。
【0006】また、テニスやバトミントンの場合、滑り
止め部材として繊維製乃至合成樹脂製の滑り止めテープ
が利用されているが、耐久性が悪いばかりでなく、滑り
止め効果についても充分満足できるものではなかった。
【0007】本発明の目的は、ゴルフクラブ、テニスラ
ケット、バトミントンラケットなどのグリップ部材とし
て好適に用いることができ、滑り止め効果が大きく、通
常時だけでなく、雨天時やプレー中の発汗時においても
滑りを防止する滑り止め部材及びグリップ部材を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、滑り止め部材
又はグリップ部材の表面に多数のディンプルを形成した
ことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、滑り止め部材又はグリッ
プ部材の表面に形成されたディンプルの径が、0.5〜
10.0mm、好ましくは、1.5mmからなることを
特徴とする。
【0010】また、本発明は、滑り止め部材又はグリッ
プ部材の表面に形成されたディンプルの深さが、0.1
〜5.0mm、好ましくは、0.5mmからなることを
特徴とする。
【0011】本発明の滑り止め部材・グリップ部材は、
表面にディンプルを形成することにより、例えば従来の
ゴム乃至皮革製のゴルフクラブ用グリップ部材と比較し
て、把持力に対応して手のひらとグリップ部材表面との
密着性が向上し、これにより、スイングするときの摩擦
力が向上する。
【0012】従って、本発明の滑り止め部材・グリップ
部材は、通常時だけでなく、雨天時やプレー中の発汗時
においても滑り難く、グリップ部材として最適に適用さ
れるものである。
【0013】特に、本発明の滑り止め部材・グリップ部
材に形成される多数のディンプルを、格子状もしくは千
鳥状に規則的に形成した場合は、手のひらに対する接触
面が大きくなり、手のひらとグリップ部材との間の密着
性が更に向上し、これにより、グリップ部材を把持しス
イングするとき、手のひらとグリップ部材との摩擦力が
向上して滑りの防止効果が一層向上することになる。
【0014】従って、これを例えばゴルフクラブのグリ
ップ部材に適用すると、従来のものに比べて、軽く握る
だけで手とグリップ部材とが密着して一体化し、これに
よって、クラブをスイングする際、手袋を用いる従来の
ものとは異なって、人体の手と一体的に振ることができ
るため、正確な打撃を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の滑り
止め部材・グリップ部材をゴルフクラブ用グリップ部材
として適用した場合のゴルフクラブの概略側面図であ
る。図2は、グリップ部の構造を示す断面図である。
【0016】図1において、ゴルフクラブ10には、ク
ラブヘッド12、シャフト14から構成されており、シ
ャフト14の端部には、把持するためのグリップ部材1
6が設けられている。前記グリップ部材16は、ウレタ
ンゴムや合成ゴム等から形成されている。
【0017】前記グリップ部材16の表面には、多数の
ディンプルDが形成されている。前記ディンプルDは、
直径が0.5〜10.0mm、好ましくは、1.5m
m、深さは0.1〜5.0mm、好ましくは0.5mm
のくぼみから形成されている。
【0018】また、前記ディンプルDは、例えば、図3
に示す格子状T1であったり、図4に示す千鳥状T2に
ように、規則的に配列して形成することができる。
【0019】これにより、図2に示すように、ゴルフク
ラブ10のグリップ部材16を人体の手のひらHで強く
把持することによって、ディンプルDに当たる手のひら
Hは、ディンプルDのくぼみの中に更に入り込み、手の
ひらHとグリップ部材16との接触する面積が大きくな
り、これによって、手のひらHとグリップ部材16は密
着し、それによって、スイングするときの手のひらHと
グリップ部材16との摩擦力が向上し、ゴルフクラブの
スイングを確実且つ強じんに行うことができる。
【0020】また、雨天時やプレー中の発汗において
も、雨や汗がディンプルDのくぼみに侵入することによ
って、手のひらHとグリップ部材16との滑りを少なく
することができる。
【0021】本発明のディンプルを形成した滑り止め部
材・グリップ部材によれば、グリップ部材との密着性が
向上するため、従来のように滑り止め手袋等を必要とす
ることなく、ゴルフクラブにグリップ部材を直接手で把
持することができるため、滑り止め手袋を使用した場合
に生じるスリップ等が生じることなく一体的にしかも確
実に把持することができ、これによって、ゴルフクラブ
等で使用する場合、正確且つ強力なスイングを行うこと
ができる。
【0022】また、本発明の滑り止め部材・グリップ部
材は、ゴルフクラブだけでなく、テニスラケット、バト
ミントンラケットなどのグリップ部材として好適に用い
ることができ、更には、剣道の竹刀、アイスホッケーの
スティック、野球のバット、釣り竿等のグリップ部材に
適用することができる。また、本発明の滑り止め部材
は、野球のグローブの内面材、車のハンドルカバーの表
面材、オートバイや自転車等のグリップ部材、手袋の内
面材や表面材、その他一般の滑り止め部材としても幅広
く使用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、表面に
多数のディンプルを形成したことにより、手の把持力に
対応してグリップ部と手のひらとの密着性を高めること
ができ、これにより、スイングするときの手のひらとグ
リップ部材との摩擦力を高くすることができ。したがっ
て、従来のグリップ部材に突起を設けた場合のように、
痛みを感じることもなく直接手で把持することができる
とともに、また滑り止め手袋を使用した場合のようなス
リップも生じないため、ゴルフクラブ等のスイングを確
実にしかも強力に行うことができる。
【0024】更に、通常時だけでなく、雨天時やプレー
中の発汗時においても、ディンプルのくぼみによって雨
や汗による影響を抑制することができ、これにより、ス
イングに支障を来たすようなことも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のグリップ部材をゴルフクラブ適用
したときの概略図。
【図2】 本発明のグリップ部材と手のひらの把持状
態を示す概略図。
【図3】 本発明のグリップ部材の配列状態を示す平
面図。
【図4】 本発明のグリップ部材の他の配列状態を示
す平面図。
【図5】 従来のグリップ部の手のひらの把持状態を
示す概略図。
【符号の説明】
10 ゴルフクラブ 12 クラブヘッド 14 シャフト 16 グリップ部材 D ディンプル T1 格子状配列 T2 千鳥状配列 H 手のひら

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に多数のディンプルを形成したことを
    特徴とする滑り止め部材。
  2. 【請求項2】前記ディンプルの径が0.5〜10.0m
    m、好ましくは、1.5mmからなることを特徴とする
    請求項1に記載の滑り止め部材。
  3. 【請求項3】前記ディンプルの深さが0.1〜5.0m
    m、好ましくは、0.5mmからなることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の滑り止め部材。
  4. 【請求項4】表面に多数のディンプルが形成された滑り
    止め部材からなることを特徴とするグリップ部材。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016214704A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブ
JP2021109397A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置

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