JP3123136U - グリップの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリウレタン発泡材を利用して製造され、軽く、快適な握り心地及び吸水性に優れた使用効果を提供することを可能とした一種のグリップの構造。
【解決手段】ポリウレタン発泡材によってなり、内部には中空のカバー孔を具えてなり、グリップはカバー孔によって特定の運動器具(例、ゴルフクラブ、テニスラケット、バトミントンラケット等)に装着することが出来、使用者がグリップを保持するのにより良い使用効果を提供することを可能とする。
【選択図】 図2

Description

本考案は、一種のグリップの構造に係り、特にポリウレタン発泡材を利用して製造され、軽く、快適な握り心地及び吸水性に優れたグリップの構造に関する。
ラケット(特にテニスラケット及びバドミントンラケット)の規格によると、国際のサイズの規範に符合する必要があり、この規範内で設計者はそれぞれの局部に対して使用の効果を高めるような手助けをする改善を考案する。例えば、平衡な比重の問題や弾性及び歪曲の問題、ガットの取り付けの技術或いはグリップの設計等がある。さらに、グリップはラケットと使用者の唯一の接触箇所であり、同時にラケットをコントロールする重要なポイントである。
使用者はラケットを選択時に、個人の身体の能力及びボールを打つ習慣を考慮する必要があり、グリップの大きさは、太すぎるグリップは疲れやすく、且つ感度も弱まるのに対し、細すぎるグリップは握り難く、速いボールが来た場合には容易にラケットがひっくり返ってしまうため、グリップの大きさは適度のものがよい。その外に、テニス或いはバドミントン運動(或いはその他のラケット運動)のボールサーブの時には強い衝撃力が生じる為、使用者はテニスエルボー(tennis elbow)等を発症する可能性があり、さらに、この問題の主な原因はグリップの構造である。
一般的に、ラケットのグリップの比重を平均的にするためには、大体が材質の軽い木製の物を選択して製造し、さらにラケットの末端に固定した後にグリップ主体を形成する。しかし、木製のグリップは使用者の把握時の快適性と吸汗性の問題に対応できないため、ラケットの木製のグリップの表面にベルト状の表皮を螺旋型に巻く。皮製の表皮を利用することで、使用者に把握時の快適性と運動中の手部の汗を吸収する吸汗性を提供することが可能となる。しかし、木製の材質の組織は全ての箇所が均一ではないと共に、水を浸透するという問題が存在する。そのため、木製のグリップの重さは平均ではなくなり、比重が崩れるため、ラケット使用時のボールサーブの効果を影響する。また、木製のグリップの表面に巻かれた表皮は皮製によって製造されるため、震動に対する吸収力及び吸汗性に適合する最良の選択ではない。使用者がグリップの表皮をたびたび調整或いは取り替える必要があることからもそれが分かる。特に、表皮は使用者自身が取り替えて巻くため、巻くときには間隔が一致しているか注意する必要があり、もしそれを怠った場合、グリップの感触が悪くなり、並びに使用の効果にも作用する。
その他に、図1に表示されるように、一般のゴルフクラブは主に三つの部分を含めてなり、ボールを打つボールヘッド10、使用者が握るグリップ11、更にはボールヘッド10とグリップ11を連結するシャフト12がある。公知のグリップ11は通常、各種のゴムによって製造され、さらに中空状のグリップ11はシャフト12の末端に覆われて設けられることにより、使用者は握り安いよう提供する。しかし、グリップ11はシャフトをコントロールする重要なキーポイントであるため、使用者がゴルフクラブを選択する時、個人の手部の大きさやボールを打つ習慣を考慮する必要があり、さらにグリップ11の経度が太すぎたり、細すぎたりした場合には、握る感覚及びボールの方向に影響するため、適合するものを選ぶ必要がある。
上述のクラブはボールヘッド10、グリップ11、シャフト12によって形成されてなり、精密な比重の平均関係にあるため、どの物件の重量の変化に於いても、必ずクラブの静態時の総重量及びスイング時の総重量に必ず影響をもたらす。
また、更なる解釈としては、クラブの重量の分布には一定の割合があるため、スイング時の総重量が多いほど、打球時のボールヘッド10のスピードは速くなり、それにより打球の力が大きくなり、ボールの飛距離は長くなる。ただし、打球の方向が偏る状況が生じ易いため、クラブを精密に振り下ろすことが要求される。しかし、クラブを精密に振り下ろすことは練習をすることによって達成できるため、多くの設計者或いは使用者は未だクラブスイングの重量の数値を気にかけている。そのため、設計者はクラブスイングの重量の数値を引き上げるためにグリップ11の重量を引き下げ、さらにグリップ11の厚さを薄くすることにより、目的を達成させる。しかし、適当なグリップ11のサイズを変えることは震動を吸収する効果を低下させると同時に、打球の瞬間に生じる強い衝撃力の震動を吸収し難くなるため、打球のコントロールの方向に直接影響する。その外に、グリップ11は通常ゴムによって製造されるため、使用開始初期は表面が滑るのを防ぎ、堅固な歯止めとなり、且つ弾性を有する等のメリットを具えているが、ゴム材質は長時間の把握を経過した後には、表面が磨り減ることにより、滑るのを防ぐ特性を失い、且つ弾性の効果も低下してしまう。さらに、ゴム材質は比重がより重くなってしまうため、クラブスイングの総重量を引き上げることに不利である。
公知の構造には以下の欠点があった。
木製の材質の組織は全ての箇所が均一ではないと共に、木材が水を浸透するという問題が存在する。そのため、木製のグリップの重さは平均ではなくなり、比重が崩れるため、ラケット使用時のボールサーブの効果を影響する。また、木製のグリップの表面に巻かれた表皮は皮製によって製造されるため、震動に対する吸収力及び吸汗性に適合する最良の選択ではない。特に、表皮は使用者自身が取り替えて巻くため、巻くときには間隔が一致しているか注意する必要があり、もしそれを怠った場合、グリップの感触が悪くなり、並びに使用の効果にも作用する。
公知のゴルフクラブのグリップ11は通常、各種のゴムによって製造される。グリップ11は通常ゴムによって製造されるため、最初のほうは表面に滑るのを防ぐ、堅固な歯止めとなる、且つ弾性を有する等のメリットを具えているが、ゴム材質は長時間の把握を経過した後には、表面が磨り減ることにより、滑るのを防ぐ特性を失い、且つ弾性の効果も低下してしまう。さらに、ゴム材質は比重がより重くなってしまうため、クラブスイングの総重量を引き上げることに不利である。
本考案は上記の問題点を解決したグリップの構造を提供するものである。
上記課題を解決するために、本考案は下記のグリップの構造を提供する。
それはグリップの構造において、特に運動用具のグリップ部分の改良に係る。
該グリップの構造はポリウレタン発泡材から製造されたグリップ主体20からなり、内部には中空のカバー孔21を具えてなり、
該カバー孔は特定の運動器具(例、ゴルフクラブ、テニスラケット、バトミントンラケット等)に装着することが可能であり、使用者がグリップを把握するのにより良い使用効果を提供することを特徴とするグリップの構造である。
すなわち、請求項1の考案は、グリップ主体がポリウレタン発泡材から構成されてなり、内部には一つの中空のカバー孔を具えてなり、前記カバー孔は運動用具の柄部の末端に装着することが可能であり、使用者にグリップの(握る)作用を提供することを特徴とするグリップの構造である。請求項2の考案は、前記グリップ主体の上には若干の間隔を空けて配列、或いは螺旋状に巻かれてなる刻溝が設けられてなることにより、一つの或いは複数のグリップ装飾テープが刻溝内に巻き付くようにさせることを特徴とする請求項1記載のグリップの構造である。請求項3の考案は、前記グリップ主体の刻溝内に設けられたグリップ装飾テープは面ファスナーの貼り付けによってきつく締まることを特徴とする請求項2記載のグリップの構造である。
上記のように、本考案によれば、ポリウレタン発泡材により構成されてなるグリップ主体は内部にカバー孔を具えてなり、各種の運動器具のゴルフクラブやラケット等に装着が可能であり、また、ポリウレタン発泡材は材質自体がより好適な震動吸収の媒質であり、且つ軽い材質であるというメリット、さらには適度な湿気を吸収及び好適な揮発性の効果をそなえているため、使用者が把握する時に好適な震動の減少及び滑るのを防ぐ、吸水等の利点を提供する。
また、グリップ主体上部にはいくつかの等距離に排列された、或いは螺旋状に巻かれた刻溝を設けることができ、刻溝内には一つ、或いは複数の布材質、皮材質、ゴム材質等の材質から製造されてなるグリップ装飾テープを巻きつかせてなり、これにより、スペーシングの作用を具えてなることによって、グリップ装飾テープ23は間隔の距離が不一致、または緩くなって脱落するという問題が生じなくなり、さらに、グリップ装飾テープの巻きつけにより、グリップ主体の滑り止めの効果及び震動を減少させる効果がより増すのみでなく、同時に全体の美感を高めることが出来る。
図2、図3に示すように、本考案のグリップの構造はポリウレタン発泡材から構成されたグリップ主体によって構成され、
該グリップ主体20の内部には中空状のカバー孔21が具えてなり、
該カバー孔は運動用具に装着することが可能であり、使用者が把握するのに提供される。
前記運動用具はゴルフクラブ30(図4参照)、テニスラケット(図5参照)或いは、バドミントンラケット(図6参照)等を含めてなる。
上述のように、本考案のグリップ主体20はポリウレタン発泡材から製造されている。ポリウレタン発泡材は材質自体がより好適な震動吸収の媒質であり、且つ軽い材質であるというメリット、さらには適度な湿気を吸収及び好適な揮発性の効果をそなえているため、使用者が把握する時に好適な震動の減少及び滑るのを防ぐ、吸水等の利点を提供する。(図7、図8、図9、図10を参照)また、前記グリップ主体20の上部にはいくつかの等距離に排列された、或いは螺旋状に巻かれた刻溝22を設けることが可能であり、
該刻溝22内には一つ、或いは複数のグリップ装飾テープ23を巻きつかせてなり、
該グリップ装飾テープ23は布材質、皮材質、ゴム材質等の材質から製造されてなり、且つ粘着テープ24の粘着によってグリップ装飾テープ23はグリップ主体20においてきつく締まる。また、グリップ装飾テープ23はグリップ主体20の刻溝22の中に巻きついてなり、加えて刻溝22はグリップ装飾テープ23に対し、スペーシングの作用を具えてなり、これによりグリップ装飾テープ23は間隔の距離が不一致である、または緩くなって脱落するという問題が発生しなくなる。また、グリップ装飾テープ23の巻きつけにより、グリップ主体20の滑り止めの効果及び震動を減少させる効果がより増すのみでなく、同時に全体の美感を高めることが出来る。
上述のように、本考案は主にグリップ主体10をポリウレタン発泡材から製造してなり、ゴルフクラブ、テニスラケット、バドミントン等の運動器具に広く活用され、それによって快適な握り心地や吸汗性といった効果を提供することが出来る。
本考案では、好適な実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者ならだれでも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることが出来、従って本考案の保護範囲は実用新案請求の範囲内で指定した内容を基準とする。
公知のゴルフクラブの構造図である。 本考案のゴルフクラブの実施状態時の立体構造図である。 本考案のラケットの実施状態時の立体構造図である。 本考案をゴルフクラブに応用した時の側面説明図である。 本考案をテニスラケットに応用した時の側面説明図である。 本考案をバドミントンラケットに応用した時の側面説明図である。 本考案のゴルフクラブの実施状態にグリップ装飾テープを加えた立体図(一)である。 本考案のゴルフクラブの実施状態にグリップ装飾テープを加えた立体図(二)である。 本考案のラケットの実施状態にグリップ装飾テープを加えた立体図(一)である。 本考案のラケットの実施状態にグリップ装飾テープを加えた立体図(二)である。
符号の説明
10 ボールヘッド
11 グリップ
12 シャフト
20 グリップ主体
21 カバー孔
22 刻溝
23 グリップ装飾テープ
24 粘着テープ
30 ゴルフクラブ
40 テニスラケット
50 バドミントンラケット

Claims (3)

  1. グリップ主体がポリウレタン発泡材から構成されてなり、内部には一つの中空のカバー孔を具えてなり、
    前記カバー孔は運動用具の柄部の末端に装着することが可能であり、使用者にグリップの作用を提供することを特徴とするグリップの構造。
  2. 前記グリップ主体の上には若干の間隔を空けて配列、或いは螺旋状に巻かれてなる刻溝が設けられてなることにより、一つの或いは複数のグリップ装飾テープが刻溝内に巻き付くようにさせることを特徴とする請求項1記載のグリップの構造。
  3. 前記グリップ主体の刻溝内に設けられたグリップ装飾テープは面ファスナーの貼り付けによってきつく締まることを特徴とする請求項2記載のグリップの構造。













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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009285250A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Sri Sports Ltd ゴルフクラブ及びゴルフクラブ用グリップ

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