JP3138104U - コード巻着式の運動用具のグリップ構造 - Google Patents
コード巻着式の運動用具のグリップ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3138104U JP3138104U JP2007007728U JP2007007728U JP3138104U JP 3138104 U JP3138104 U JP 3138104U JP 2007007728 U JP2007007728 U JP 2007007728U JP 2007007728 U JP2007007728 U JP 2007007728U JP 3138104 U JP3138104 U JP 3138104U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- cord
- layer
- wound
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
【課題】グリップの表面にコードを巻着し、一定面積のコード層を形成し、滑り止め効果やグリップ感の向上、さらに外観上の体裁を良好にしたコード巻着式の運動用具のグリップ構造を提供することを提供する。
【解決手段】ゴムや合成樹脂(プラスチック)、ウレタン、木材、或いはその他の素材からなる、運動用具のグリップ20の表面全体、或いは一部にコード30を巻着し、グリップ20の表面にコード層40を形成する。これにより滑り止めの効果だけでなく、緩衝性能を向上させ、優れたグリップ感をもつ外観上の体裁もよいグリップ20を提供する。
【選択図】図3
【解決手段】ゴムや合成樹脂(プラスチック)、ウレタン、木材、或いはその他の素材からなる、運動用具のグリップ20の表面全体、或いは一部にコード30を巻着し、グリップ20の表面にコード層40を形成する。これにより滑り止めの効果だけでなく、緩衝性能を向上させ、優れたグリップ感をもつ外観上の体裁もよいグリップ20を提供する。
【選択図】図3
Description
本考案は、コード巻着式の運動用具のグリップ構造、具体的にはグリップの表面にコードを巻きつけ一定面積のコード層を形成して滑り止め効果やグリップ感を向上し、さらに外観上の体裁もよい運動用具のグリップ構造に関する。
ゴルフクラブ、テニスラケット、バドミントンラケットなど、グリップを把持して使用する運動用具は多い。前記グリップは使用者が把持するだけでなく、快適なグリップ感を必要とし、さらに力が入れやすく、滑り止め効果もあり、外観も良好であるなどの使用効果を向上させたものでなければならない。本考案の運動用具の構造は、開発技術の向上や使用人口の増加にともない、使用者のグリップに対する多様化するニーズや、品質へのこだわりなどのニーズの高まりに対応するものである。ゴルフ(或いはテニスやバドミントンなど打具を把持する運動)は手でグリップを握り、クラブ(ラケット)を振りボールを打つという運動であり、クラブを振り、打撃した際の力量で、ボールが飛びだすことから、打球の瞬間、打撃の振動がボールからクラブ、クラブからグリップ、グリップから使用者の手へと伝達される。そのため、グリップは使用者が握り心地のよさを感じるだけでなく、打球時の効果を提供する機能を有する必要がある。
図1、図2に示すように、ゴルフを例に挙げれば、従来のゴルフクラブのグリップ10の大半がゴム製や合成樹脂(プラスチック)製の単層構造であり、シャフト11をグリップ10に挿着した際に該グリップ10がシャフト11に過度に密着しているため、弾力性や緩衝性能が減少し、使用者がグリップ10を把持し、打撃した瞬間に生じる衝撃が打撃時に負の効果をもたらすことになる。長期使用により、使用者に傷害をもたらす可能性さえある。また、従来のグリップの表面は大半が平面的であり、滑らかな表面構造が使用時に滑りやすくなるという問題を引き起こす。また、長期使用でグリップの表面が磨耗すると、滑り止め効果や弾力性がさらに低下するため、より一層グリップが滑りやすくなるという現象は使用期間の増長にともない深刻になる。
上記の問題を解決するために、本考案者は滑らかなグリップの表面に皮革製のテープを捲着させたものを既に考案している。しかしながら該皮革製のテープは、吸汗(水)性や揮発性に劣り、使用者がプレイ中、或いはプレイ後に頻繁にテープを交換しなければならないという問題が生じている。また、該皮革製テープは、緩衝性能が不十分で、使用者からも改善が要求されている。
特開平8−206262号公報
本考案は、前記のグリップ構造の諸問題を鑑みて、グリップの表面にコードを巻着し、一定面積のコード層を形成することにより、滑り止め効果やグリップ感の向上、さらに外観上の体裁を良好にしたコード巻着式の運動用具のグリップ構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本考案におけるコード巻着式運動用具のグリップ構造は、ゴム、合成樹脂(プラスチック)、ウレタン、木材、或いはその他の素材で製造された運動用具のグリップの表面の一部、或いは全体にコードを巻きつけコード層を形成する。
本考案によれば、グリップの表面にコードを巻着し、一定面積のコード層を形成することにより、滑り止め効果やグリップ感の向上、さらに外観上の体裁を良好にしたコード巻着式の運動用具のグリップ構造を提供することが可能になる。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
図3に示すように本実施例のグリップ20は、ゴム、合成樹脂(プラスチック)、ウレタン、木材、或いはその他の材料で製造されており、該グリップ20の表面にコード30を巻きつけてコード層40を形成する。該コード30の巻着方法は一層でも複数層でもよい。該コード30は、表面をラバー層31で被覆され、ゴム、或いは合成樹脂(プラスチック)で覆われた線状体を形成する。また、該コード30の表面を覆うラバー層31の色を選択し、デザインすることができる。
前記の構造によると、本実施例のグリップ20は、該グリップ20の表面にコード30を巻きつけることにより、コード層40を形成する。該コード30の表面をラバー層31で被覆することで、該コード30は、ゴム、或いは合成樹脂(プラスチック)の外皮に覆われた線状体を形成する。該グリップ20のコード層40は、ゴム、或いは合成樹脂(プラスチック)の層を有することで、優れた滑り止め効果と、緩衝性能を発揮する。さらに、該コード層40の巻着層数は、使用者の手の把持状態に応じて、人体工学的な設計を施すこともできる。また、使用者の性別や手のひらの大きさ、打撃方法などを考慮して、単層、複数層など巻着数を調整することもできる。このように、グリップ20の太さを使用者の手の大きさに合わせることで、グリップ感を向上させ、打撃の効果を向上させることができる。また、コード30の表面を覆うラバー層31は好みの色でデザインでき、コード30がコード層40を形成する際に、該コード層40は、特定の色だけでなく、多色使いのものを用いて、グリップ20の本体の色との配色を考慮したデザイン設計ができるため、外観上の体裁も良好なものが提供できる。
図3、図4においては、本考案を実施するための最良の形態としてゴルフクラブのグリップを用いたが、図5に示すのはテニスラケットのグリップにおける実施例である。また、図6はバドミントンのラケットのグリップにおける実施例である。また、その他にもグリップを把持の媒体とする運動用具においては当然実施が可能である。
上述の実施例、及び説明図からもわかるように、本実施例のグリップ20の表面に巻着したコード層40により、グリップ20に滑り止め効果、緩衝性の向上、握り心地のよさ等の特性を持たせ、配色についてもデザイン効果があることから商品価値、及び品質を高めることが可能となる。
したがって従来の技術と比較して、本考案は明らかに先進性と実用効果を有し、かつ運用技術手段、およびその構造の特徴について、本考案の考案者が全て研究開発したものであり、本考案は実用新案の条件に合致すること間違いなく、所定の手続きに基づき実用新案の登録を申請する。なお、上述の説明は本考案の一実施例であり、該実施例は本考案の目的、運用技術手段と構造を説明するための一例にすぎず、本考案の保護範囲を限定するものではない。本考案の説明、および特許請求の範囲で指定した内容に基づいた変更や応用も含め、全て本考案の保護範囲とする。
10 グリップ
11 シャフト
20 グリップ
21 凹溝
30 コード
31 ラバー層
40 コード層
11 シャフト
20 グリップ
21 凹溝
30 コード
31 ラバー層
40 コード層
Claims (3)
- グリップ表面にコードを巻着し、コード層を形成する構造とし、前記コード層は単層、或いは複数層であることを特徴とするコード巻着式の運動用具のグリップ構造。
- 前記コードの表面は、ラバー層で被覆されてなることを特徴とする請求項1に記載のコード巻着式の運動用具のグリップ構造。
- 前記グリップの外周面にコード巻着用の凹溝を環状に有し、該凹溝はグリップの外周面の一部、または全体、あるいは二箇所以上に設け、該凹溝上にコードを巻着し、コード層を形成することを特徴とする請求項1に記載のコード巻着式の運動用具のグリップ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007728U JP3138104U (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | コード巻着式の運動用具のグリップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007728U JP3138104U (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | コード巻着式の運動用具のグリップ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3138104U true JP3138104U (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=43288427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007728U Expired - Fee Related JP3138104U (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | コード巻着式の運動用具のグリップ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138104U (ja) |
-
2007
- 2007-10-09 JP JP2007007728U patent/JP3138104U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7344447B2 (en) | Handle structure for ball striking equipments | |
US5634859A (en) | Grip with increased soft feel and tackiness with decreased torque | |
JP5115797B2 (ja) | 重量可変グリップ | |
TWI405600B (zh) | 手把及製做此手把的方法 | |
TWI544949B (zh) | 可更換之握把 | |
JP5939745B2 (ja) | 交換可能なグリップ付ハンドル | |
US8210969B2 (en) | Ergonomic sports handle | |
US20160184678A1 (en) | Sports paddle and method of manufacture | |
US20140066222A1 (en) | Grip with Torsional Stiffness | |
US10046215B2 (en) | Grip device and method for improving grip and aligning hands on sports equipment | |
US5571051A (en) | Golf club grip | |
US20150367211A1 (en) | Grip tape for a sports implement | |
JP3178749U (ja) | トレーニング用具およびトレーニング用バット | |
JP3138104U (ja) | コード巻着式の運動用具のグリップ構造 | |
US20020052248A1 (en) | Golf club grip | |
EP2401042B1 (en) | A sporting article | |
JP3123136U (ja) | グリップの構造 | |
JP2007152617A (ja) | 把持部用部材 | |
CN210302276U (zh) | 运动用品的吸震型握把结构 | |
KR101563547B1 (ko) | 가변형 핸드 그립 | |
US20070243946A1 (en) | Handle grip | |
CN202044726U (zh) | 球拍避震握把结构 | |
JP3246408U (ja) | ゴルフ練習具 | |
JP3078976U (ja) | ゴルフクラブ用グリップ | |
JP2005013683A (ja) | 突起のあるグリップ及びその製法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |