JP3013167U - 印 材 - Google Patents

印 材

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JP3013167U
JP3013167U JP1994017518U JP1751894U JP3013167U JP 3013167 U JP3013167 U JP 3013167U JP 1994017518 U JP1994017518 U JP 1994017518U JP 1751894 U JP1751894 U JP 1751894U JP 3013167 U JP3013167 U JP 3013167U
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JP1994017518U
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Inventor
宏雄 山中
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宏雄 山中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 握りやすく押捺しやすく、かつ美しい形状の
印材を原材料を大きく加工することなく得るとともに印
面彫刻部の面積の広さも印材下面部の下面のカットによ
り簡単に得ることを可能とする。 【構成】 印材上頭部2から印面彫刻部5に至るにした
がって徐々にその径を太くする膨大部3を有する印材1
は、この部分を印材握柄部3aとし、該膨大部3の下端
部3bは急激にその径を縮少して印材下面部4を形成
し、この部分の下面を平面的にカットすることにより印
面彫刻部5が設けられるとともに印面彫刻部5の面積を
簡単に広くできる。膨大部3の下端部3bに形成された
線状環部7又は帯状環部6は押捺時に指先を固定し十分
な押力を印材に加えることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は印材形状に関するもので、原材料を手間多く加工することなく、安 価で迅速な加工と産業資材の有効利用を計るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の印材は印材上頭部から印材彫刻部に至るまで円柱状あるいは角柱状に形 成されており、また三角錐状のものや印材がテーパ棒状のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の印材は印材上頭部から印材彫刻部に至るまで同じ径あるいは同じ太さの 円柱状あるいは角柱状に形成されている為、印材押捺使用時に印材を握りしめた 指がすべりやすく押捺時に十分な押力が印材に加わりにくく鮮明な印影が得られ ないという欠点がある。
【0004】 又、押捺時に指先が印材下面部まですべり印面彫刻部に付着している朱肉で指 先を汚してしまう難点がある。
【0005】 さらに、従来の円柱状の印材は傾斜した机上に置いた場合転落しやすいという 問題もある。また、三角錐状のものはこの場合転落は防げるが実際の印材押捺時 に印材上頭部の鋭角な部分が手のひらに押し当たり、手のひらに痛みを感じ十分 な押力を加えることができない場合が生じる。これらに鑑みこの考案は印材に膨 大部を設けることで印面彫刻面積を任意に変化させることができ、更に膨大部に 線状環部又は帯状環部を設けることで押捺時に十分な押力を得るようにしたこと を他の請求項としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
1.この考案の印材は上記の目的を達成するため、印材は印材上頭部から印面 彫刻部に至る途中まで徐々にその径を太くする膨大部を有した印材握柄部が形成 され、該膨大部の下端部は印材下面部として急激にその径を縮少して印面彫刻部 が設けられ、該印面彫刻部が平面的に形成されたことを特徴とする印材。
【0007】 2.前記印材の膨大部には平面的に形成された印面彫刻部に対してほぼ垂直で なる帯状環部が設けられた実用新案登録請求第一項記載の印材。
【0008】
【作用】
本考案は以上のように構成されているので印材上頭部を手の平の示指つけ根あ たりに当て印材握柄部と膨大部を親指、示指、中指で握り押捺することにより握 力及び押力を十分に印材に加えることができる。さらに膨大部に指圧が加えられ やすい帯状環部が設けられているので、印材握柄部を握った指がすべり落ちる様 なことがない。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図面にもとづいて説明すると、図1は本考案の印材の平面図 である。印材1の印材上頭部2はゆるやかな曲面で形成され、該印材上頭部2か ら印材下面部4に至るにしたがって、徐々にその径を太くする膨大部3を有して 印材握柄部3aが形成されている。
【00010】 次に膨大部3の下端部3bは急激にその径を縮少して印材下面部4を形成しな がら印面彫刻部5に至る。印面彫刻部5は平面的に仕上げられて印字を彫刻する 面となる。膨大部3の下端部3bは線状環部7を形成して印材下面部4に至って いる。
【00011】 次に本考案の請求項2に記載の実施例を図2及び図3にもとづいて説明する。 図2は本考案の印材の平面図、図3は本考案の印材の斜視図である。
【00012】 前記膨大部3が急激にその径を縮少して形成された印面彫刻部5との間には印 面彫刻部5に対して、ほぼ垂直に帯状環部6が形成されている。かくのごとく形 成された印材は押捺時に指先が線状環部7又は帯状環部6にかかり十分な押力を 印材に加えることができる。
【00013】
【考案の効果】
本考案は上記説明のように構成されているので、次のような効果を有する。本 考案の印材は使用時には膨大部で指先が固定されるので指がすべり落ちにくい。
【00014】 なお、従来の円柱状の印材は傾斜した机上に置くと、そのまま転落しやすかっ たが本考案の形態の印材は、あたかも振り子の描く軌跡のように転がるため少し でも転落を防ぐことができる。
【00015】 なお、印面彫刻部の径が太い印材を望む場合、従来の円柱状に形成されたもの は新たに印面彫刻部の径の太いものを用意する必要があったが、本考案の印材は 印面彫刻部を平面に仕上げるだけで印面彫刻部の面積の広い、かつ握りの安定し た印材を提供することができる。また印材の握り具合いは従来の丸棒状、円柱状 の印材においてはその径が小さいため握りにくく特に訂正印の押捺時には大変不 便を感じた。本考案の印材は印面彫刻部の径は小さくても印材握柄部が太い径と なっているため大変握りやすい。
【00016】 さらに印材用の一般的な原材料である象牙・水牛角・羊角・鯨牙歯・カバ牙歯 等はその先端部分が細くなったり全体的にわん曲しているため、ある一定の大き さをもった原材料でない限り従来の真っ直ぐな円柱状に形成された印材用原材料 としては不向きとされ利用することが出来なかったが、本考案の印材の形状は原 材料の有効利用に適した形状であるから、従来印材に不向きとされた原材料も有 効活用することが出来るのである。本考案は、これらの従来問題点を解決するこ とを目的として新規な印材を提供しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の印材の1態様を示す平面図
【図2】本考案の印材の1態様を示す平面図
【図3】本考案の印材の1態様を示す斜視図
【符号の説明】
1 印材 2 印材上頭部 3 膨大部 3a 印材握柄部 3b 膨大部下端部 4 印材下面部 5 印面彫刻部 6 帯状環部 7 線状環部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印材は印材上頭部から印面彫刻部に至る
    途中まで徐々にその径を太くする膨大部を有した印材握
    柄部が形成され、該膨大部の下端部は印材下面部として
    急激にその径を縮少して印面彫刻部が設けられ、該印面
    彫刻部が平面的に形成されたことを特徴とする印材。
  2. 【請求項2】 前記印材の膨大部には平面的に形成され
    た印面彫刻部に対してほぼ垂直でなる帯状環部が設けら
    れた実用新案登録請求第一項記載の印材。
JP1994017518U 1994-12-27 1994-12-27 印 材 Expired - Lifetime JP3013167U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163677A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Tsutomu Shibata 寝室兼用トレーニングルーム
JP6095245B1 (ja) * 2016-01-29 2017-03-15 隆之 足立 印鑑
JP6240903B1 (ja) * 2016-09-21 2017-12-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 印鑑

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