JP3059509U - 洋傘の握りカバー付きの柄 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 傘を長時間さすとき、柄を握りしめ続けるこ
とは健康な人でもかなり負担になる。持ちやすく腕の負
担を軽減できる握りの柄又は柄に取り付ける装置を提供
する。 【構成】 柄１に握りカバー２を付け、柄の側は握り易
い波形握り３とすることで、僅かな握る力と、握りカバ
ー内側上部５を、人差し指付け根付近にひっかけて支え
るだけの２つの力で楽に傘を保持でき、握った指先をゆ
るめて一寸使うこともでき、まな指を握りカバーの中に
いれておけば、握らなくても肩に傘の軸を添わせること
で楽に傘を保持できる。手の握力の弱い人、子供、老
人、病気の人が少し楽に傘をさすことができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、洋傘を楽に支えられるようよう柄に握りカバーを付けたものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、傘の柄を握りしめっぱなしであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

次のような欠点があった。 （イ）指で傘の柄を握りしめていないと傘を支持できないので、指や腕が疲れて 傘の柄を交互に握り、さしていた。 （ロ）片手で風雨に耐えるには、長時間柄を握りしめて手を緩めることができな かった。 （ハ）傘をさしたまま、手の指先だけを一寸使いたくても無理であった。 本案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

握りカバー２を取り付け傘の柄の側の握る部分を波形３にする。

【０００５】

【作用】

波形握り３を指で握り、更に人差し指付け根付近で、握りカバー内側上部５を 支えることで傘を支えることができるので、指を握りしめ続けなくても楽に傘を 支えられる。

【０００６】

【実施例】

傘の柄１に、握りカバー２を取り付け、指で握る柄の側には握りやすい波形３ をつける。親指以外の４本の指を入れる空間４から手先を入れて柄１を握ると、 人差し指の付け根付近で握りカバー内側上部５を支えるようになっている。

【０００７】

【考案の効果】

握りやすい波形握り３での僅かの握る力と、握りカバー内側上部５で人差し指 付け根付近に引っかけて支えるだけの２つの力で楽に傘を保持でき、握った指先 を緩めて一寸使うこともできる。また指を握りカバーの中にいれておけば、握ら なくても肩に傘の軸を添わせておけば楽である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の傘の柄の図面である。

【符号の説明】 １ 柄 ２ 握りカバー ３ 波形握り ４ 親指以外の指４本を入れる空間 ５ 握りカバー内側上部 ６ プッシュボタン（傘を開くためのもので、ついてな
いものもあり）

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年１２月１６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 柄（１）に握りカバー（２）を付け、握
   り部分に握り易い波形握り（３）をつけた形状の洋傘の
   柄または柄に取り付ける装置。