JP4093328B2 - 食卓用器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプーンやフォークなど、握持用の柄を備えた食卓用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、老人や障害者向けの食卓用器具としては、図14に示すようになスプーン201が知られている(実開昭63−47768号公報参照)。
【0003】
このスプーン201は、握持用の柄205と、該柄205の先端に形成された飲食主体部206とにより構成されている。前記柄205は、前記飲食主体部206より連続した主柄207と、該主柄207の裏面側に離間して平行に設けられた補助柄208とからなり、該補助柄208は、端部に折曲形成された折曲指止め部209が、前記主柄207の前記飲食主体部206側にて固着されている。
【0004】
また、前記主柄207と前記補助柄208との間隔は、手の指の厚み程度に設定されており、両柄207,208の間に指を挿入して使用することができるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記スプーン201の主柄207と補助柄208にあっては、飲食主体部206側の一端部は指止め部209により連結されているが、他端部は開放されている。このため、スプーン201の保持力を補うために、前記主柄207と前記補助柄208との間に指を挿入して使用しても、使用者の握力が低下している場合、前記両柄207,208が開放された端部より、スプーン201が抜け落ちてしまうという問題点があった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、握力が低下した使用者であっても不具合無く使用することができる食卓用器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1の食卓用器具にあっては、保持用の柄を有した食卓用器具において、前記柄の一端部に脱着自在に係止される第1の係止部と、前記柄の他端部に脱着自在に係止される第2の係止部と、前記第1及び第2の係止部間を形成し、前記柄との間に指が挿通可能な挿通空間を形成するとともに、該挿通空間を前記柄と共に包囲する本体構成部と、からなる補助具を備えている。
【0008】
すなわち、この食卓用器具を使用する際には、保持用の柄の一端部に、補助具の第1の係止部を、また前記柄の他端部に、第2の係止部を係止して、前記柄に補助具を取り付ける。すると、前記柄と前記補助具における本体構成部との間には、前記柄と前記本体構成部とにより包囲された指を挿通可能な挿通空間が形成される。そして、この挿通空間へ指を挿通するとともに、挿通した指で前記柄を握持した状態において、前記指は、前記柄と前記本体構成部とにより包囲されるので、前記柄の延在方向への抜けが防止される。
【0009】
また、請求項2の食卓用器具においては、板状部材を略弓形に湾曲して前記補助具を形成する一方、該補助具の一端部に、前記柄の側方より該柄に外嵌して係止される前記第1の係止部を形成するとともに、前記補助具の他端部に、前記柄の端部が挿入可能な前記第2の係止部を形成し、前記両係止部が互いに離れる方向へ前記補助具を弾性変形させた状態で、前記第2の係止部へ前記柄の端部を挿入可能な湾曲形状に前記補助具を形成した。
【0010】
すなわち、この食卓用器具を使用する際には、先ず、補助具の一端部に形成された第1の係止部を、保持用の柄の側方より外嵌して係止する。そして、略弓形に湾曲形成された前記補助具を押し広げ、該補助具を弾性変形させるとともに、前記柄の端部を、前記補助具の他端部に形成された第2の係止部へ挿入する。すると、押し広げられた前記補助具は、元の形状に戻るので、前記第2の係止部に前記柄の端部が挿入された状態が維持され、前記補助具が前記柄に取り付けられる。
【0011】
さらに、請求項3の食卓用器具では、前記柄に、該柄の長さ方向に延在する長穴を形成する一方、板状部材を略弓形に湾曲して前記補助具を形成するとともに、該補助具の両端部に、前記長穴へ挿入可能な前記第1及び第2の係止部を形成し、前記両係止部が互いに近づく方向へ前記補助具を弾性変形させた状態で、前記両係止部が前記長穴へ挿入される湾曲形状に前記補助具を形成した。
【0012】
すなわち、この食卓用器具を使用する際には、先ず、補助具の一端部に形成された第1の係止部を、保持用の柄に形成された長穴へ挿入する。そして、略弓形に湾曲形成された前記補助具を両端より押し縮め、該補助具を弾性変形させるとともに、補助具の他端部に形成された第2の係止部を前記長穴へ挿入する。すると、押し縮められた前記補助具が元の形状に戻ることにより、該補助具の両端部に形成された第1及び第2の係止部が互いに離れる方向へ付勢され、両者が前記長穴の端部に圧接される。これにより、両係止部が前記長穴に挿入された状態が維持され、前記補助具が前記柄に取り付けられる。
【0013】
また、請求項4の食卓用器具にあっては、前記柄の端部を湾曲させ、対象物に載置された状態にある前記柄の高さ位置を上昇させる。
【0014】
つまり、この食器用器具を対象物であるテーブルに載置した際には、湾曲された前記柄の端部が、当該柄の高さ位置を上昇させるので、柄とテーブルとの間に、指を挿入する隙間が形成される。
【0015】
さらに、請求項5の食卓用器具では、前記柄の幅方向における中心部が一方の面側へ突出するように当該柄を湾曲させた。
【0016】
これにより、前記柄を形成する部材を薄肉化した場合であっても、柄の厚肉感が維持される。
【0017】
【実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図面にしたがって説明する。図1は、本実施の形態にかかる食器用器具1を示す図であり、該食器用器具1は、飲食用具としてのスプーン2と、該スプーン2に脱着自在に取り付けられる補助具3とにより構成されている。
【0018】
前記スプーン2は、飲食物を掬うための機能を有した飲食機能部5と、該飲食機能部5より延出した保持用の柄6とにより構成されている。前記飲食機能部5は、楕円形状に形成されているとともに、下面側へ膨出形成されており、飲食物を上面側に保持できるように構成されている。前記柄6は、図2にも示すように、長尺板状に形成されているとともに、当該柄6の幅方向における中心部が下面側へ突出するように湾曲形成されている。これにより、前記柄6の上面から下面までの肉厚t1を、該肉厚t1より薄い肉厚t2の部材を用いて形成できるように構成されている。
【0019】
また、前記柄6の端部には、下面側へ向けて緩やかなカーブを描いて湾曲されてなる湾曲部11が形成されており、前記スプーン2を対象物としてのテーブル12に載置した状態で、前記柄6の高さ位置が、前記テーブルより約10mm上昇するように構成されている。これにより、前記柄6と前記テーブル12との間には、指先を挿入可能な間隙13が形成されるように構成されている。そして、前記柄6には、その幅方向における中心部に、当該柄6の長さ方向に沿って延在する長穴14が形成されている。
【0020】
一方、前記補助具3は、前記長穴14へ挿入可能な肉厚の板状部材が略弓形に湾曲されて形成されており、該補助具3は、図3にも示すように、本体構成部21と、該本体構成部21の一端部に一体形成された第1の係止部22と、前記本体構成部21の他端部に一体形成された第2の係止部23とより構成されている。前記第1の係止部22は、前記本体構成部21の一端部において、その両側より中心部へ向けて切欠部24,24が設けられることにより形成されており、当該第1の係止部22は、両切欠部24,24の間に形成された首部25と、該首部25の先端に形成された頭部26とにより構成されている。前記首部25は、前記長穴14へ挿通可能な幅寸法に設定されており、当該首部25を前記長穴14に挿通させた状態で、前記頭部26が、ストッパーとして作用するように構成されている。
【0021】
前記第2の係止部23は、前記本体構成部21の他端部における両角が切削加工されてなるテール部31により構成されており、該テール部31は、前記長穴13へ挿通可能な幅寸法に設定されている。前記テール部31の先端は、図1に示したように、屈曲されてなる屈曲部32が形成されており、前記テール部31を前記長穴14へ挿通させた状態で、前記屈曲部32が、ストッパーとして作用するように構成さている。
【0022】
そして、前記補助具3は、両端に形成された第1の係止部22と第2の係止部23との間隔が、前記長穴14の長さ寸法より大きくなるように設定されており、前記両係止部22,23が互いに近づく方向へ、前記補助具3を弾性変形させた状態で、前記両係止部22,23が前記長穴14へ挿入できるように構成されている。これにより、前記補助具3は、前記スプーン2の柄6に脱着自在に取り付けられるように構成されており、前記スプーン2の柄6に前記補助具3を取り付けた状態で、図4に示すように、前記補助具3の前記本体構成部21と前記柄6との間に、指が挿通可能な挿通空間41が形成されるとともに、該挿通空間41が、前記本体構成部21と前記柄6とにより包囲されるように構成されている。
【0023】
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記食卓用器具1を使用する際には、先ず、図5の(a)に示すように、補助具3を、スプーン2の柄6に対して直角に維持するとともに、当該補助具3の一端部に形成された第1の係止部22を、前記柄6の長穴14へ挿入する。そして、第1の係止部22の首部25を、前記長穴14内に維持した状態で、図5の(b)に示すように、前記補助具3を回転させ、第2の係止部23のテール部31を前記長穴14合わせる。これにより、前記第1の係止部22は、前記首部25が前記長穴14に挿入された状態で係止される。
【0024】
次に、この状態を維持しつつ、略弓形に湾曲形成された前記補助具3を両端より押し縮め、該補助具3を弾性変形させるとともに、補助具3の他端部に形成された第2の係止部23のテール部31を前記長穴14へ挿入する。すると、押し縮められた前記補助具3が元の形状に戻ることにより、該補助具3の両端に形成された第1及び第2の係止部22,23が互いに離れる方向へ付勢され、第1の係止部22における首部25及び第2の係止部23におけるテール部31が前記長穴14の端部に圧接される。これにより、両係止部22,23が前記長穴14に挿入された状態が維持され、前記補助具3が前記柄6に取り付けられるとともに、該柄6と前記補助具6における本体構成部21との間には、図5の(c)に示すように、前記柄6と前記補助具3により包囲された指を挿通可能な挿通空間41が形成される。
【0025】
このように、略弓形に湾曲形成された補助具3を両端より押し縮めてスプーン2の柄6に係止するとともに、その復元力を利用して前記柄6に取り付けることができるので、前記補助具3を前記6柄に係止する係止手段を別途設けることなく、取付構造の簡素化を図ることができる。また、前記補助具3は、板状部材が略弓形に湾曲されて形成されており、経時的な劣化やへたりが生じた際には、平板に戻る方向、すなわち、広がる方向へ変形が生じる。そこで、本実施の形態にかかる補助具3にあっては、弓形に湾曲された補助具3の広がる方向への復元力を利用して、前記柄6への係止力を維持する構造のため、経時的劣化、へたりにより生じ得る前記柄6からの不用意な外れを未然に防止することができる。
【0026】
そして、この食卓用器具1を用いて食事をする際には、図6に示すように、右手の甲を上にした状態で、前記スプーン2の柄6と前記補助具6との間に形成された前記挿通空間41へ指を挿通させた後、挿通した指で前記柄6を握持する。このとき、前記指は、前記柄6と前記補助具3とにより包囲されるので、前記柄6の延在方向への抜けが防止される。このため、スプーン2の主柄に平行して設けられた補助柄が、先端部の指止め部のみによって連結され、他端部が開放されている従来のように、両柄の間に挿入した指が、開放された端部より抜けてしまい、スプーンが手から離脱してしまうといった不具合を確実に防止することができる。したがって、握力が低下した使用者であっても、不具合無く使用することができる。
【0027】
なお、図7は、他の使用例を示す図であり、細い柄6を握れない場合には、右手で前記柄6と前記補助具3とを同時に握持して使用することもできる。
【0028】
また、本実施の形態にあっては、前記柄6に、当該柄6の上面より裏面へ貫通する長穴14を設けるとともに、該長穴14に、前記補助具3の第1及び第2の係止部22,23を係止して、補助具3を柄6に取り付けるように構成されているため、前記補助具3を、図8に示すように、柄6の裏面側に取り付けることもできる。この場合には、図9に示すように、手の甲を上へ向けた状態で手を握ることができない者であっても、手のひらを上方へ向けた状態で、前記柄6を握ってスプーン2を使用することができる。
【0029】
一方、前記補助具3は、第1及び第2の係止部22,23によって前記柄6に脱着自在に係止されており、非使用時には取り外すことができる。このため、健常者による使用も可能となる。また、スプーン2と補助具3とを分解することにより、洗浄が容易となるとともに、収納時の省スペース化、及び持ち運び性の向上を図ることができる。さらに、前記柄6には、第1及び第2の係止部22,23が挿入される長穴14が形成されているので、スプーン2の軽量化をも図ることができる。
【0030】
また、前記スプーン2にあっては、前記柄6の端部に湾曲部11が形成されており、図2に示したように、前記スプーン2をテーブル12に載置した状態で、前記柄6の高さ位置が、前記テーブルより約10mm上昇するように構成されている。これにより、前記柄6と前記テーブル12との間に、指先を挿入可能な間隙13を形成することができるので、テーブル12載置時におけるスプーン2取り易さを向上させることができる。さらに、スプーン2を親指と人差し指で挟持した際には、図10にて矢示Bに示すように、手にフィットさせることができる。
【0031】
加えて、前記スプーン2においては、前記柄6の幅方向における中心部が下面側へ突出するように湾曲形成されており、薄い肉厚t2の部材を用いて、前記柄6の上面から下面までの肉厚t1を、前記肉厚t2より厚肉に設定することができ、柄6の厚肉感を維持することができる。このため、部材コストの削減を図りつつ、取り扱い易い柄6を有した食器用具1を形成することができる。
【0032】
(第2の実施の形態)
なお、本実施の形態にあっては、スプーンと補助具とにより構成された食卓用器具を例に挙げて説明したが、図11に示す第2の実施の形態のように、フォーク51に補助具3を取り付ける構造であっても良い。
【0033】
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態を図面にしたがって説明する。図12は、本実施の形態にかかる食器用器具61を示す図であり、該食器用器具61は、飲食用具としてのスプーン62と、該スプーン62に脱着自在に取り付けられる補助具63とにより構成されている。
【0034】
前記スプーン62は、第1の実施の形態と同様に、飲食機能部65と、該飲食機能部65より延出した柄66とにより構成されている。該柄66と前記飲食機能部65との間には、縮径部67が形成されており、該縮径部67と前記柄66との間には、段差部68が形成されている。そして、前記柄66の端部は、円弧状の円弧部69が形成されている。
【0035】
一方、前記補助具63は、図13にも示すように、板状部材が略弓形に湾曲されて形成されており、該補助具63は、図12にも示したように、本体構成部71と、該本体構成部71の一端部に一体形成された第1の係止部72と、前記本体構成部71の他端部に一体形成された第2の係止部73とより構成されている。
【0036】
前記第1の係止部72は、前記補助具63の端部側へ開口した切欠部81からなり、該切欠部81には、前記スプーン62の柄66の外形寸法より小径の開口部82が連設されている。これにより、前記補助具63を、第1の係止部72にて、前記柄66の側方より該柄66に外嵌した状態で係止できるように構成されている。
【0037】
前記第2の係止部73は、前記本体構成部71の他端部に形成された角穴91からなり、該角穴91は、前記スプーン62の柄66より小径に設定されている。これにより、前記柄66の端部に形成された円弧部69を、前記第2の係止部73へ挿入した際に、前記柄66の挿入が途中で阻止されように構成されている。
【0038】
そして、前記補助具63は、両端に形成された第1の係止部72と第2の係止部73との間隔が、図13に示したように、前記スプーン62の柄66に形成された前記段差部68から前記円弧部69までの長さ寸法より短くなるように設定されており、前記両係止部72,73が互いに離間する方向へ、前記補助具63を弾性変形させた状態で、前記第2の係止部73へ前記柄66の円弧部69を挿入できるように構成されている。
【0039】
これにより、前記補助具63は、前記スプーン62の柄66に脱着自在に取り付けられるように構成されており、前記スプーン62の柄66に前記補助具63を取り付けた状態で、前記補助具63の前記本体構成部71と前記柄66との間に、指が挿通可能な挿通空間101が形成されるとともに、該挿通空間101が、前記本体構成部71と前記柄66とにより包囲されるように構成されている。
【0040】
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記食卓用器具61を使用する際には、先ず、補助具63の一端部に形成された第1の係止部72を、スプーン62の柄66の上方より外嵌して係止する。そして、略弓形に湾曲形成された前記補助具63を押し広げ、該補助具63を弾性変形させるとともに、前記柄66の端部に形成された円弧部69を、前記補助具63の他端部に形成された第2の係止部73へ挿入する。すると、押し広げられた前記補助具63は、元の形状に戻るので、前記第2の係止部73に前記柄66の端部が挿入された状態が維持され、前記補助具63が前記柄66に取り付けられる。
【0041】
このように、略弓形に湾曲形成された補助具63を押し広げて柄66に係止するとともに、その復元力を利用して柄66に取り付けることができるので、第1の実施の形態と同様に、補助具63を柄66に係止する係止手段を別途設けることなく、取付構造の簡素化を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1の食卓用器具にあっては、保持用の柄に補助具を取り付けて、前記柄と前記補助具との間に挿通空間を形成するとともに、この挿通空間へ指を挿通して前記柄を握持することにより、前記指は、前記柄と前記補助具とにより包囲され、前記柄の延在方向への抜けが防止される。このため、スプーンの主柄に平行して設けられた補助柄が、先端部の指止め部のみによって連結され、他端部が開放されている従来のように、両柄の間に挿入した指が、開放された端部より抜けてしまい、食卓用器具であるスプーンが手から離脱してしまうといった不具合を確実に防止することができる。したがって、握力が低下した使用者であっても、不具合無く使用することができる。
【0043】
一方、前記補助具は、第1及び第2の係止部によって前記柄に脱着自在に係止されており、非使用時には取り外すことができる。このため、健常者による使用も可能となる。また、食卓用器具と補助具とを分解することにより、洗浄が容易となるとともに、収納時の省スペース化、及び持ち運び性の向上を図ることができる。
【0044】
また、請求項2の食卓用器具においては、略弓形に湾曲形成された補助具を押し広げて柄に係止するとともに、その復元力を利用して柄に取り付けることができるので、補助具を柄に係止する係止手段を別途設けることなく、取付構造の簡素化を図ることができる。
【0045】
さらに、請求項3の食卓用器具では、略弓形に湾曲形成された補助具を両端より押し縮めて柄に係止するとともに、その復元力を利用して柄に取り付けることができるので、請求項2の場合と同様に、補助具を柄に係止する係止手段を別途設けることなく、取付構造の簡素化を図ることができる。
【0046】
また、前記補助具は、板状部材が略弓形に湾曲されて形成されており、経時的な劣化やへたりが生じた際には、平板に戻る方向、すなわち、広がる方向へ変形が生じる。そこで、本発明の補助具にあっては、弓形に湾曲された補助具の広がる方向への復元力を利用して、前記柄への係止力を維持する構造のため、経時的劣化、へたりによる前記柄からの不用意な外れを未然に防止することができる。
【0047】
そして、前記柄には、第1及び第2の係止部が挿入される長穴が形成されているので、食器用器具の軽量化をも図ることができる。
【0048】
また、請求項4の食卓用器具にあっては、前記柄の端部を湾曲させ、載置状態にある前記柄の高さ位置を上昇させるので、この食器用器具をテーブルに載置した際には、湾曲された前記柄の端部が当該柄の高さ位置を上昇させ、柄とテーブルとの間に、指を挿入する隙間を形成することができる。したがって、テーブル載置時における取り易さを向上させることができる。
【0049】
さらに、請求項5の食卓用器具では、前記柄の幅方向における中心部が一方の面側へ突出するように当該柄を湾曲させることにより、該柄を形成する部材を薄肉化した場合であっても、柄の厚肉感を維持することができる。このため、部材コストの削減を図りつつ、取り扱い易い柄を有した食器用具を形成することができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】同実施の形態の補助具を示す平面図である。
【図4】同実施の形態の補助具がスプーンの柄の上面側に取り付けられた状態を示す側面図である。
【図5】同実施の形態の補助具をスプーンの柄に取り付ける状態を示す説明図である。
【図6】同実施の形態の第1の使用例を示す斜視図である。
【図7】同実施の形態の第2の使用例を示す斜視図である。
【図8】同実施の形態の補助具がスプーンの柄の下面側に取り付けられた状態を示す側面図である。
【図9】同実施の形態の第3の使用例を示す斜視図である。
【図10】同実施の形態の第4の使用例を示す斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態を示す平面図である。
【図13】同実施の形態を示す側面図である。
【図14】従来のスプーンを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 食卓用器具
2 スプーン
3 補助具
5 飲食機能部
6 柄
11 湾曲部
14 長穴
21 本体構成部
22 第1の係止部
23 第2の係止部
41 挿通空間
51 フォーク
61 食卓用器具
62 スプーン
63 補助具
66 柄
71 本体構成部
72 第1の係止部
73 第2の係止部
101 挿通空間
Claims (5)
- 保持用の柄を有した食卓用器具において、
前記柄の一端部に脱着自在に係止される第1の係止部と、
前記柄の他端部に脱着自在に係止される第2の係止部と、
前記第1及び第2の係止部間を形成し、前記柄との間に指が挿通可能な挿通空間を形成するとともに、該挿通空間を前記柄と共に包囲する本体構成部と、
からなる補助具を備えたことを特徴とする食卓用器具。 - 板状部材を略弓形に湾曲して前記補助具を形成する一方、
該補助具の一端部に、前記柄の側方より該柄に外嵌して係止される前記第1の係止部を形成するとともに、前記補助具の他端部に、前記柄の端部が挿入可能な前記第2の係止部を形成し、
前記両係止部が互いに離れる方向へ前記補助具を弾性変形させた状態で、前記第2の係止部へ前記柄の端部を挿入可能な湾曲形状に前記補助具を形成したことを特徴とする請求項1記載の食卓用器具。 - 前記柄に、該柄の長さ方向に延在する長穴を形成する一方、
板状部材を略弓形に湾曲して前記補助具を形成するとともに、該補助具の両端部に、前記長穴へ挿入可能な前記第1及び第2の係止部を形成し、
前記両係止部が互いに近づく方向へ前記補助具を弾性変形させた状態で、前記両係止部が前記長穴へ挿入される湾曲形状に前記補助具を形成したことを特徴とする請求項1記載の食卓用器具。 - 前記柄の端部を湾曲させ、対象物に載置された状態にある前記柄の高さ位置を上昇させることを特徴とする請求項1、2または3記載の食卓用器具。
- 前記柄の幅方向における中心部が一方の面側へ突出するように当該柄を湾曲させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の食卓用器具。
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| JP05601498A JP4093328B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 食卓用器具 |
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|---|---|---|---|
| JP05601498A Expired - Lifetime JP4093328B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 食卓用器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4093328B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| GB2490545B (en) * | 2011-05-06 | 2015-02-18 | Muhammad Imran Hanif | A Feeding Utensil |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP05601498A patent/JP4093328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11235261A (ja) | 1999-08-31 |
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