JPH0711684Y2 - 爪切りにおける押圧操作てこ - Google Patents

爪切りにおける押圧操作てこ

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JPH0711684Y2
JPH0711684Y2 JP3933190U JP3933190U JPH0711684Y2 JP H0711684 Y2 JPH0711684 Y2 JP H0711684Y2 JP 3933190 U JP3933190 U JP 3933190U JP 3933190 U JP3933190 U JP 3933190U JP H0711684 Y2 JPH0711684 Y2 JP H0711684Y2
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JP
Japan
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case
locking
lever
operation plate
exposed
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JP3933190U
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JPH04307U (ja
Inventor
明宗 沼田
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Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は爪切りにおいて上下両刃体を互いに圧接させ
る押圧操作てこに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の押圧操作てことしては、例えば実開昭63
−76203号公報に示すものがある。この押圧操作てこは
上下両刃体に対し取付けられる金属製のてこ本体と、こ
のてこ本体上に取着された装飾板とからなり、この金属
製てこ本体には上下両刃体に挿通された支軸に対し上刃
体上で支持ピンにより回動可能に支持された支持部と、
この支持部付近で突設された上刃体押圧用の力点部と、
この支持部及び力点部から延びる操作板部とが設けられ
ている。装飾板はこの操作板部の一面に貼着され、この
装飾板が貼着されていない操作板部の外面は露出してい
る。
このような押圧操作てこの外面のうち装飾板が貼着され
ていない部分は滑らかに研磨され、使用者の感触が良く
なるようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような研磨処理工程があると、製造工程
が増える問題があった。
本考案は装飾板の改良により金属製てこ本体の研磨処理
部分をできるだけ少なくして製造工程を簡略化すること
を目的としている。
考案の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み、本考案に係る爪切りの押圧操作てこ1
は、後記する第一実施例の図面(第1図〜第6図)に示
すように、刃体14,15に対し取付けられる金属製のてこ
本体2のうち、刃体14,15に対する支持部9及び力点部1
0を除く操作板部8をプラスチック製のケース3に収納
して、操作板部8に設けた係止部13と、ケース3に設け
た係止部6とを互いに係止し、この操作板部8の外面の
うちこれに形成したやすり面12と前記ケース3の係止部
6に対応する部分8aとを除く外面をケース3により覆う
とともに、やすり面12と前記ケース3の係止部6に対応
する部分8aとをケース3から露出させたものである。
又、本考案に係る爪切りの押圧操作てこ1は、後記する
第二実施例の図面(第7図〜第9図)に示すように、第
1図〜第6図に示す第一実施例の押圧操作てこ1におい
てその操作板部8のやすり面12をなくし、前記ケース3
の係止部6に対応する部分8aを除く操作板部8の外面を
ケース3により覆うととともに、前記ケース3の係止部
6に対応する部分8aをケース3から露出させたものであ
る。
[作用] てこ本体2の支持部9、力点部10及びやすり面12はその
機能上露出させる必要があるとともに、ケース3の係止
部6に対応する部分8aも同係止部6を成形する必要上露
出するが、それ以外の操作板部8の外面はケース3によ
り覆われるので、同外面は機械加工したままの粗仕上げ
でよく、支持部9や力点部10と異なり何ら研磨仕上げを
する必要はない。
[実施例] まず、本考案の第一実施例を第1図〜第6図に従って説
明する。
押圧操作てこ1は金属製のてこ本体2とプラスチック製
の装飾ケース3とからなる。装飾ケース3は上壁3aと下
壁3bと左壁3cと右壁3dと後壁3eとからなり、同ケース3
の前側に開口4が形成されているとともに、下壁3bに長
孔5が開口4に連続して後壁3e付近まで形成されてい
る。装飾ケース3内において後壁3e付近の上壁3aの内面
には係止凹部6が形成され、この係止凹部6に対応して
下壁3bには成形用透孔7が形成されている。てこ本体2
は操作板部8と、この操作板部8の前端部で二叉状に形
成された支持部9と、この支持部9付近で突設された力
点部10とからなり、二叉状支持部9には支持孔11が形成
されているとともに、操作板部8の下面にはやすり面12
が形成されている。操作板部8の上面後端部には前記装
飾ケース3の係止凹部6に対し係入可能な係止凸部13が
形成されている。
特に、てこ本体2の支持部9及び力点部10は機械加工後
研磨仕上げされているが、てこ本体2の操作板部8の外
面は操作板部8の下面を除いて機械加工後何ら研磨仕上
げされていない。
てこ本体2の操作板部8は装飾ケース3の開口4から挿
入されて同ケース3内に収納される。この収納状態で、
てこ本体2の係止凸部13が装飾ケース3の係止凹部6に
係入され、操作板部8のやすり面12は装飾ケース3の長
孔5から露出するとともに、装飾ケース3の係止凹部6
及びてこ本体2の係止凸部13に対応するてこ本体2の操
作板部8の下面後端部分8aは透孔7から露出するが、こ
のやすり面12及び操作板部8の下面後端部分8aを除く操
作板部8の外面は装飾ケース3の各壁3a,3b,3c,3d,3eに
より覆われる。支持部9及び力点部10は装飾ケース3の
前側から露出している。
上下両刃体14,15はその後端部で固着され、互いに接近
離間する方向への弾性を有している。上下両刃体14,15
にはその前端の刃先14a,15a付近で支軸16が回動可能に
挿通され、支軸16の下端部が下刃体15に係止されている
とともに、支軸16の上端部が上刃体14上に突出してい
る。上刃体14上において支軸16の上端部はてこ本体2の
支持部9に挿入され、支持部9の支持孔11に挿通された
支持ピン17がこの支軸16に挿着されて、てこ本体2が支
軸16に対し回動可能に支持されている。
このような爪切りを使用するに際しては、支軸16及びて
こ本体2を回動させて押圧操作てこ1を上刃体14上で上
下反転させ、てこ本体2の力点部10を上刃体14上に当て
がう。そして、上刃体14上で傾斜する押圧操作てこ1を
下方へ押さえると、力点部10により上刃体14が押圧され
て上下両刃体14,15の刃先14a,15aが互いに当接する。押
圧操作てこ1への押圧を解除すると、上下両刃体14,15
の弾性によりその刃先14a,15aが互いに離れる。
この第一実施例においては、てこ本体2の支持部9、力
点部10及びやすり面12はその機能上露出させる必要があ
るとともに、装飾ケース3の係止凹部6を成形する時必
要な透孔7からてこ本体2の操作板部8の下面後端部分
8aも必然的に露出するが、それ以外の操作板部8の外面
は装飾ケース3により覆われるので、同外面は機械加工
したままの粗仕上げでよく、支持部9や力点部10と異な
り何ら研磨仕上げをする必要はない。従って、てこ本体
2の製造工程を簡略化することができる。
第6図、第7図及び第8図に示す第二実施例は前記第一
実施例においててこ本体2の操作板部8のやすり面12及
び装飾ケース3の長孔5をなくしたものであり、前記成
形用透孔7から露出する操作板部8の下面後端部分8aを
除いて操作板部8の外面が装飾ケース3により覆われ
る。
第10図に示す第一実施例の別例においては、てこ本体2
の操作板部8の下面後端部分8aに係止凸部13が形成さ
れ、装飾ケース3の透孔7の一側縁である係止部6に係
止されるようになっている。
考案の効果 本考案によれば、ケース3とてこ本体2とはそれらの係
止部6,13の係止作用により互いに強固に結合されるばか
りではなく、やすり面12を有するてこ本体2の操作板部
8においてはそのやすり面12と前記ケース3の係止部6
に対応する部分8aを除く操作板部8の外面がケース3に
より覆われ、又、同やすり面12のない操作板部8におい
ては前記ケース3の係止部6に対応する部分8a除く操作
板部8の外面がケース3により覆われるので、同外面を
研磨仕上げする必要がなくなり、てこ本体2の製造工程
を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る爪切りを示す側面
図、第2図は同爪切りの押圧操作てこの上側を示す斜視
図、第3図は同押圧操作てこの下側を示す斜視図、第4
図は第2図のX−X線拡大断面図、第5図は第2図のY
−Y線拡大断面図、第6図は押圧操作てこの分解斜視
図、第7図は第二実施例に係る押圧操作てこの下側を示
す斜視図、第8図は同押圧操作てこにおいてその断面を
示す前記第4図相当図、第9図は同じく前記第5図相当
図、第10図は第一実施例の別例を示す部分断面図であ
る。 1……押圧操作てこ、2……てこ本体、3……装飾ケー
ス、3a……上壁、3b……下壁、3c……左壁、3d……右
壁、3e……後壁、4……開口、5……長孔、6……係止
凹部(係止部)、7……透孔、8……操作板部、9……
支持部、10……力点部、12……やすり面、13……係止凸
部(係止部)、14……上刃体、15……下刃体。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃体(14,15)に対し取付けられる金属製
    のてこ本体(2)のうち、刃体(14,15)に対する支持
    部(9)及び力点部(10)を除く操作板部(8)をプラ
    スチック製のケース(3)に収納して、操作板部8に設
    けた係止部(13)と、ケース(3)に設けた係止部
    (6)とを互いに係止し、この操作板部(8)の外面の
    うちこれに形成したやすり面(12)と前記ケース(3)
    の係止部(6)に対応する部分(8a)とを除く外面をケ
    ース(3)により覆うとともに、やすり面(12)と前記
    ケース(3)の係止部(6)に対応する部分(8a)とを
    ケース(3)から露出させたことを特徴とする爪切りに
    おける押圧操作てこ。
  2. 【請求項2】刃体(14,15)に対し取付けられる金属製
    のてこ本体(2)のうち、刃体(14,15)に対する支持
    部(9)及び力点部(10)を除く操作板部(8)をプラ
    スチック製のケース(3)に収納して、操作板部(8)
    に設けた係止部(13)と、ケース(3)に設けた係止部
    (6)とを互いに係止し、この操作板部(8)の外面の
    うち前記ケース(3)の係止部(6)に対応する部分
    (8a)を除く外面をケース(3)により覆うとともに、
    前記ケース(3)の係止部(6)に対応する部分(8a)
    をケース(3)から露出させたことを特徴とする爪切り
    における押圧操作てこ。
JP3933190U 1990-04-11 1990-04-11 爪切りにおける押圧操作てこ Expired - Lifetime JPH0711684Y2 (ja)

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