JPH0796725A - 空気ばね式懸架装置 - Google Patents

空気ばね式懸架装置

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JPH0796725A
JPH0796725A JP26809093A JP26809093A JPH0796725A JP H0796725 A JPH0796725 A JP H0796725A JP 26809093 A JP26809093 A JP 26809093A JP 26809093 A JP26809093 A JP 26809093A JP H0796725 A JPH0796725 A JP H0796725A
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lateral
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rod
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JP26809093A
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Kenichi Kohata
健一 降幡
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/10Type of spring
    • B60G2202/15Fluid spring
    • B60G2202/152Pneumatic spring
    • B60G2202/1524Pneumatic spring with two air springs per wheel, arranged before and after the wheel axis

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波振動の吸収能を低下させないで、車軸
ビームのヨー運動を効果的に抑制できる 【構成】 車枠2に結合した前後1対の横部材3,12
の側端と、車軸ケース8の両端部を支持する弓形の車軸
ビーム10の前後端との間に、前後2対の空気ばね1
3,15を介装支持する。車軸ビーム34の前後端部に
後輪の上半周を囲む円弧状の車軸枠34を結合する。各
車軸枠34の頂端部と前横部材3の側端上方部との間に
前後方向のトレーリングロツド32をそれぞれ連結す
る。車軸ケース8の中央部と横部材3の中央下方部との
間に、前後方向のラジアスロツド36を連結する。車軸
ケース8と車枠2との間にラテラルロツド37を連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として大型車両に取り
付けられる空気ばね式懸架装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】重量物を積載する大型車両における後輪
の空気ばね式懸架装置では、車軸ケースの上下移動と左
右傾動(ロール)を除く動きを規制するために、幾つか
のリンクないしロツドが備えられている。図4,5に示
すように、従来の空気ばね式懸架装置では、前後方向に
延びる車枠2に前後1対の横部材3,12を結合し、車
枠2から側方へ突出する各横部材3,12の側端の下面
に空気ばね13,15の上端を連結する一方、車軸ケー
ス8の両端部に平面的に見て弓形をなす車軸ビーム10
を公知のUボルト(図示せず)により結合し、車軸ビー
ム10の前後端の上面に空気ばね13,15の下端を連
結している。
【0003】車軸ケース8の前後移動と左右移動を抑え
るために、横部材3から下方へ突出する左右1対の支板
4と各車軸ビーム10の内側壁との間に、それぞれ前後
方向のトレーリングロツド5を連結し、車軸ケース8の
中央部すなわち終減速機7の上壁から車枠2へ向けて前
方かつ外側方へ斜めに延びる1対のラジアスロツド6を
連結している。
【0004】上述した従来の空気ばね式懸架装置では、
車軸ケース8の前後移動と車軸ビーム10の前後傾動
(ピツチング)は、左右1対のトレーリングロツド5と
左右1対のラジアスロツド6により規制され、車軸ケー
ス8の左右移動は左右1対のラジアスロツド6により規
制され、車軸ケース8の水平面内での回転(ヨー運動)
は左右1対のトレーリングロツド5により規制される。
車軸ビーム10は前後端が車枠2の外側方へ湾曲してい
るので、前後2対の空気ばね13,15の横間隔が広く
なるが、空気ばね13,15の横方向の座屈に伴い車軸
ケース8のヨーモーメントが大きくなる。特に、左右1
対のトレーリングロツド5の横間隔が狭いので、車軸ケ
ース8と1対の車軸ビーム10とのヨー運動量(回転
量)が大きくなる。
【0005】上述の問題を解決するには、ヨー運動を規
制する1対のトレーリングロツド5の横間隔を拡げるこ
とにより、空気ばね13,15の横方向の座屈に伴うヨ
ーモーメントに対する反力モーメントを大きくするか、
1対のトレーリングロツド5の前後端のゴムなどの弾性
ブツシユのばね定数を大きくする必要がある。しかし、
左右1対のトレーリングロツド5の横間隔を拡げること
は、車軸ビーム10や後輪14が障害になり不可能であ
る。また、弾性ブツシユのばね定数を大きくすると、特
にハーシユネスと称する高周波振動の吸収能が低下し、
車両の乗り心地を損う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、高周波振動の吸収能を低下させないで、車
軸ビームのヨー運動を効果的に抑制できる空気ばね式懸
架装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は車枠に結合した前後1対の横部材の
両端と車軸ケースの各端部を支持する弓形の車軸ビーム
の前後端との間に、前後1対の空気ばねをそれぞれ介装
支持し、車軸ビームの前後端部に後輪の上半周を囲む円
弧状の車軸枠を結合し、車軸枠の頂端部と前横部材の側
端上方部との間に前後方向のトレーリングロツドを連結
し、車軸ケースの中央部と前横部材の中央下方部との間
に前後方向のラジアスロツドを連結し、車軸ケースと車
枠との間に横方向のラテラルロツドを連結したものであ
る。
【0008】
【作用】左右の車軸ビームの上側に、後輪の上半周を囲
む円弧状またはU形の車軸枠を結合し、各車軸枠の頂端
部と車枠から外側方へ突出する1対の横部材との間に、
前後方向へほぼ水平に延びるトレーリングロツドを連結
する。各車軸枠は車枠の外側に位置するので、左右1対
のトレーリングロツドの横間隔が広くなり、車軸ケース
と車軸ビームのヨー運動に対する抑制力が大きくなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る空気ばね式懸架装置の平
面図、図2は同側面断面図である。機関が車体後部に搭
載される大型バスに適用される空気ばね式懸架装置は、
前後方向に延びる車枠2に前後1対の横部材3,12を
結合し、車枠2から側方へ突出する各横部材3,12の
側端の下面に空気ばね13,15の上端を連結する一
方、車軸ケース8の両端部に平面的に見て弓形をなす1
対の車軸ビーム10を公知のUボルトにより結合し、車
軸ビーム10の前後端の上面に空気ばね13,15の下
端を連結される。
【0010】本発明によれば、左右1対の車軸ビーム1
0は前後部に、後輪14の上半周を囲む円弧状または逆
V形の車軸枠34を結合される。具体的には、車軸枠3
4の前後端34a,34bは車軸ビーム10の前後端部
の上面に溶接される。各車軸枠34の前後中央部すなわ
ち頂端部と、車枠2から外側方へ突出する横部材3の側
端部との間に、前後方向へほぼ水平に延びるトレーリン
グロツド32が連結される。詳しくは、トレーリングロ
ツド32の前端は目玉に嵌装したゴムなどの弾性ブツシ
ユを横方向のピン42により、横部材3の側端部から上
方へ突出する支板41に連結され、トレーリングロツド
32の後端も同様にして、目玉に嵌装した弾性ブツシユ
を横方向のピン43により、車軸枠34の頂端部に連結
される。
【0011】車軸ケース8の中央部(終減速機7の上
壁)と車枠2との間に横方向のラテラルロツド37が、
車軸ケース8の中央部(終減速機7の下壁)と横部材3
1の中央部から下方へ突出する支板44との間にラジア
スロツド36が、トレーリングロツド32の場合と同様
にしてそれぞれ連結される。終減速機7は後方へ突出す
る推進軸7aを、車体後部に搭載される変速機を経て機
関のクランク軸へ連結される。
【0012】本発明の構成によれば、車軸ケース8と車
軸ビーム10の前後移動と前後傾動は1対のトレーリン
グロツド32とラジアスロツド36により規制される。
車軸ケース8と車軸ビーム10の左右移動はラテラルロ
ツド37により規制される。車軸ケース8と車軸ビーム
10のヨー運動は左右1対のトレーリングロツド32に
より規制される。
【0013】円弧状の車軸枠34を車軸ビーム10の上
側に結合することにより、左右1対のトレーリングロツ
ド32の横間隔が広くなり、車軸ケース8のヨー運動に
対する反力モーメントを大きくできる。
【0014】また、トレーリングロツド32の車軸ビー
ム10に対する連結点(車軸枠34の頂点)を後輪14
の上側に配することにより、1対のトレーリングロツド
32とラジアスロツド36との上下間隔が広くなり、車
軸ビーム10の前後傾動に対する反力モーメントが大き
くなり、従来例に比べてトレーリングロツド32、ラジ
アスロツド36、ラテラルロツド37の各端部の目玉の
弾性ブツシユのばね定数を小さくしても支障がなく、高
周波振動に対する車両の乗り心地を向上できる。トレー
リングロツド32とラジアスロツド36を等長かつ平行
に配すれば、車軸ビーム10の前後傾動をより効果的に
抑止できる。
【0015】なお、上述の実施例において、ラテラルロ
ツド37の代りに、終減速機7と左右の車枠2との間
に、図4に示すような1対の斜め向きのラテラルロツド
6を連結してもよい。
【0016】図3に示す実施例は、後輪の上半周を囲む
円弧状の車軸枠の代りに、車軸ケース8の両端部に車枠
2を跨ぐ逆U形の車軸枠34Aを結合し、車軸枠34A
の上壁から外側方へ(後輪14の上側へ)突出する突片
34bと、車枠2に結合した横部材3の支板41との間
に、前後方向のトレーリングロツド32を連結したもの
である。図示してないが、1対のラテラルロツドが終減
速機7と左右の車枠2との間に、斜め向きに連結される
(図4を参照)。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、弓形をなす左右
の車軸ビームの上側に、後輪の上半周を囲む円弧状また
は逆V形の車軸枠を結合し、各車軸枠の頂端部と車枠か
ら外側方へ突出する横部材との間に、前後方向のトレー
リングロツドを連結したものであり、各車軸枠が車枠の
外側に配されるので、左右1対のトレーリングロツドの
横間隔が広くなり、車軸ケースのヨー運動に対し大きな
抑制力が働き、非常に安定した走行が得られる。
【0018】トレーリングロツドの車軸ビームに対する
連結点が後輪の上側になるので、1対のトレーリングロ
ツドとラジアスロツドとの上下間隔が広くなり、車軸ビ
ームの前後傾動に対する抑止力が大きくなり、トレーリ
ングロツド、ラジアスロツド、ラテラルロツドの各端部
の弾性ブツシユのばね定数を小さくしても支障がなく、
高周波振動に対する吸収能が優れ、車両の乗り心地を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気ばね式懸架装置の平面図であ
る。
【図2】図1の線2A−2Aによる空気ばね式懸架装置
の側面断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る空気ばね式懸架装置
の正面断面図である。
【図4】従来の空気ばね式懸架装置の平面図である。
【図5】同空気ばね式懸架装置の側面断面図である。
【符号の説明】
2:車枠 3,12:横部材 8:車軸ケース 10:
車軸ビーム 13,15:空気ばね 14:後輪 3
2:トレーリングロツド 34:車軸枠 36:ラジア
スロツド 37:ラテラルロツド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車枠に結合した前後1対の横部材の両端と
    車軸ケースの各端部を支持する弓形の車軸ビームの前後
    端との間に、前後1対の空気ばねをそれぞれ介装支持
    し、車軸ビームの前後端部に後輪の上半周を囲む円弧状
    の車軸枠を結合し、車軸枠の頂端部と前横部材の側端上
    方部との間に前後方向のトレーリングロツドを連結し、
    車軸ケースの中央部と前横部材の中央下方部との間に前
    後方向のラジアスロツドを連結し、車軸ケースと車枠と
    の間に横方向のラテラルロツドを連結したことを特徴と
    する空気ばね式懸架装置。
  2. 【請求項2】車枠に結合した前後1対の横部材の両端と
    車軸ケースの各端部を支持する弓形の車軸ビームの前後
    端との間に、前後1対の空気ばねをそれぞれ介装支持
    し、車軸ビームに車枠を跨ぐ逆U形の車軸枠を結合し、
    車軸枠の頂端部と前横部材の側端上方部との間に前後方
    向のトレーリングロツドを連結し、車軸ケースの中央部
    と前横部材の中央下方部との間に前後方向のラジアスロ
    ツドを連結し、車軸ケースの中央部から前方かつ外側方
    へ斜めに延びる1対のラテラルロツドを車枠へ連結した
    ことを特徴とする空気ばね式懸架装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2153727A1 (es) * 1997-12-09 2001-03-01 Suspensiones Neumaticas Herrer Sistema de suspension neumatica perfeccionado para remolques y semiremolques.
WO2001094135A1 (de) * 2000-06-07 2001-12-13 Zf Friedrichshafen Ag Portalachse
KR20030049213A (ko) * 2001-12-14 2003-06-25 현대자동차주식회사 자동차의 휠 지오메트리 가변형 현가장치
CN103707731A (zh) * 2013-12-30 2014-04-09 郑州精益达汽车零部件有限公司 客车用后空气悬架系统
EP3020581A1 (de) * 2014-11-12 2016-05-18 MAN Truck & Bus AG Luftfederträger für eine luftgefederte achse eines nutzfahrzeugs

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KR20030049213A (ko) * 2001-12-14 2003-06-25 현대자동차주식회사 자동차의 휠 지오메트리 가변형 현가장치
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EP3020581A1 (de) * 2014-11-12 2016-05-18 MAN Truck & Bus AG Luftfederträger für eine luftgefederte achse eines nutzfahrzeugs

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