JPH079628U - 観音開バックドア用上部シール構造 - Google Patents

観音開バックドア用上部シール構造

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Publication number
JPH079628U
JPH079628U JP044431U JP4443193U JPH079628U JP H079628 U JPH079628 U JP H079628U JP 044431 U JP044431 U JP 044431U JP 4443193 U JP4443193 U JP 4443193U JP H079628 U JPH079628 U JP H079628U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
door
hollow
weather strip
vertical
Prior art date
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Pending
Application number
JP044431U
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English (en)
Inventor
洋治 折本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication of JPH079628U publication Critical patent/JPH079628U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 雨水等が室内に水漏れすることのない観音開
バックドア用上部シール構造を提供する。 【構成】 バックドア前面と弾接させる水平中空シール
部を備えたインナーウエザーストリップをボディ後部開
口縁部の上端縁に取付けると共に、インナーウエザース
トリップとバックドアとの間に介在させるところのシー
ル体51を備えたドアウエザーストリップ50を、シー
ル体の後面中央に一体に結合したトリム部52を介し
て、先閉バックドアの自由端縁に取付けてなる観音開バ
ックドア用上部シール構造であって、前記シール体に、
下方の鉛直中空シール部53に連通する中空部分55を
形成すると共に、前記シール体の右左両端部分に、前記
中空部分を介して前記鉛直中空シール部に連通する切目
56を形成してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、観音開バックドア用上部シール構造の水漏れ防止機構に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、観音開バックドア用上部シール構造として、図1乃至図3に示す如く次 の構成のものが使用されている。すなわち、10はボディ後部開口縁部、11は そのボディ後部開口縁部10の上縁後方向に突設した水平フランジ、20はその 水平フランジ11に取付けたインナーウエザーストリップであって、水平フラン ジ11に嵌着した水平U字状トリム21、及びその水平U字状トリム21に一体 に結合した水平中空シール部22よりなる。30,40は前記ボディ後部開口縁 部10の右左鉛直端縁にそれぞれ開閉可能に取付けた右左一対のバックドア、5 0は先閉バックドア30の鉛直自由端縁に水平方向に突設した鉛直フランジ31 に取付けたドアウエザーストリップであって、次のように構成される。すなわち 、51は断面円弧状の前面を前記インナーウエザーストリップ20の水平中空シ ール部22の長手方向中央部分と弾接させて且つ断面略平面状の後面をバックド ア30,40前面と弾接させるシール体、52はそのシール体51の中央に結合 して前記鉛直フランジ31に嵌着するトリム部であって、シール体51の先閉バ ックドア30側の部分を含めて断面略U字状に形成してある。53はそのトリム 部52の後面に一体に結合した鉛直中空シール部であって、後閉バックドア40 の鉛直自由端縁に水平方向に突設したフランジ(図示せず)の前面と弾接させる ようにしてある。
【0003】 しかしながら、上記従来のシール構造は、図4及び図5に示す如く、上から見 て水平中空シール部22後面、シール体51右左先端部前面、後閉バックドア4 0前面の3者の間に断面三角形の隙間90が生じ、雨水等がその隙間90から漏 れて室内に滴下すると言う問題点がある。その対策として、シール体51の右左 先端部を限りなく先鋭にすると共に、先閉バックドア30を倒し込み気味にして 隙間90が生じるのを防止しているが、満足すべき結果を得ていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記従来の観音開バックドア用上部シール構造は 、水平中空シール部22後面、シール体51右左先端部前面、後閉バックドア4 0前面の3者の間に断面三角形の隙間90が生じ、雨水等がその隙間90から漏 れて室内に滴下することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図1・図2・図6乃至図8を参考にして説明する。本考案は、ボディ後部開口 縁部10の右左鉛直端縁にそれぞれ開閉可能に取付けた右左一対の観音開バック ドア30,40前面と弾接させる水平中空シール部22を備えたインナーウエザ ーストリップ20を前記ボディ後部開口縁部10の上端縁に取付けると共に、前 記インナーウエザーストリップ20とバックドア30,40との間に介在させる ところの断面円弧状の前面並びに断面平面状の後面を持つ断面略欠円状のシール 体51を備えたドアウエザーストリップ50を、前記シール体51の後面中央に 一体に結合したトリム部52を、先閉バックドア30の鉛直自由端縁に突設した 鉛直フランジ31に嵌着してなる観音開バックドア用上部シール構造であって、 前記シール体51に、前記トリム部52を介して結合した下方の鉛直中空シール 部53に連通する中空部分55を形成すると共に、前記シール体51の右左両端 部分に、前記中空部分55を介して前記鉛直中空シール部53に連通する切目5 6を形成してなるものである。
【0006】
【実施例】
実施例について説明する。10はボディ後部開口縁部、11はそのボディ後部 開口縁部10の上縁後方向に突設した水平フランジ、20はその水平フランジ1 1に取付けたインナーウエザーストリップであって、水平フランジ11に嵌着し た水平U字状トリム21、及びその水平U字状トリム21に一体に結合した水平 中空シール部22よりなる。30,40は前記ボディ後部開口縁部10の右左鉛 直端縁にそれぞれ開閉可能に取付けた右左一対の観音開バックドア、50は先閉 バックドア30の鉛直自由端縁に水平方向に突設した鉛直フランジ31に取付け たドアウエザーストリップであって、次のように構成される。すなわち、51は 断面円弧状の前面を前記インナーウエザーストリップ20の水平中空シール部2 2の長手方向中央部分と弾接させて且つ断面略平面状の後面をバックドア30, 40前面と弾接させるシール体、52はそのシール体51の後面中央に結合して 前記鉛直フランジ31に嵌着するトリム部であって、シール体51の先閉バック ドア30側の部分を含めて断面略U字状に形成してある。53はそのトリム部5 2の後面に一体に結合した鉛直中空シール部であって、後閉バックドア40の鉛 直自由端縁に水平方向に突設したフランジ(図示せず)の前面と弾接させるよう にしてある。しかも、前記シール体51に、前記トリム部52を介して結合した 鉛直中空シール部53に連通する中空部分55を形成すると共に、前記シール体 51の右左両端部分に、前記中空部分55を介して前記鉛直中空シール部53に 連通する複数段の水平の切目56を形成してある。また、図8に示す如く、上か ら下に向かってシール体51の右左先端部分を切目56毎に階段状に延ばし、延 長部分K,L上面で水Wを受け止め、水Wを奥(シール体51の中央)に導くよ うにすることがよい。さらに、切目56の下側の面は、奥に向かって下降するよ うに傾斜させることが望ましい。
【0007】 作用について説明すると、水平中空シール部22後面、シール体51右左先端 部前面、後閉バックドア40前面の3者の間に隙間90が生じても、その隙間9 0から浸入した雨水等の水Wは、表面張力により切目56内に吸い込まれ、中空 部55、鉛直中空シール部53を通って室外に排出される。また、上から下に向 かってシール体51の右左先端部分を切目56毎に階段状に延ばしたものは、延 長部分上面での水受けがよく、さらに、切目56の下側の面を奥に下向きに傾斜 させたものは水Wの流れが安定し、室内への水漏れの防止に対して一層効果的で ある。
【0008】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるため、水平中空シール部22後面、シール体 51右左先端部前面、後閉バックドア40前面の3者の間に隙間90が生じても 、その隙間90から浸入した雨水等の水Wは切目56内に吸い込まれ、中空部5 5、鉛直中空シール部53を通って室外に排出され、室内に水漏れすることはな い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の観音開バックドアを示す斜視図であ
る。
【図2】従来例を示す図1のA部斜視図である。
【図3】従来例を示す図2のB方向平面図である。
【図4】従来例を示す図3のC部平面図である。
【図5】従来例における水漏れの状態を示す斜視図であ
る。
【図6】本考案の実施例を示す図1のA部斜視図であ
る。
【図7】本考案の実施例を示す部分正面図である。
【図8】本考案の他の実施例を示す部分正面図である。
【図9】本考案の3番目の実施例を示す部分正面図であ
る。
【符号の説明】
10 ボディ後部開口縁部 11 水平フランジ 20 インナーウエザーストリップ 21 水平U字状トリム 22 水平中空シール部 30 先閉バックドア 31 鉛直フランジ 40 後閉バックドア 50 ドアウエザーストリップ 51 シール体 52 トリム部 53 鉛直中空シール部 55 中空部分 56 切目 90 隙間 K 延長部分 L 延長部分 W 水

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ後部開口縁部(10)の右左鉛直
    端縁にそれぞれ開閉可能に取付けた右左一対の観音開バ
    ックドア(30,40)前面と弾接させる水平中空シー
    ル部(22)を備えたインナーウエザーストリップ(2
    0)を前記ボディ後部開口縁部(10)の上端縁に取付
    けると共に、前記インナーウエザーストリップ(20)
    とバックドア(30,40)との間に介在させるところ
    の断面円弧状の前面並びに断面平面状の後面を持つ断面
    略欠円状のシール体(51)を備えたドアウエザースト
    リップ(50)を、前記シール体(51)の後面中央に
    一体に結合したトリム部(52)を、先閉バックドア
    (30)の鉛直自由端縁に突設した鉛直フランジ(3
    1)に嵌着してなる観音開バックドア用上部シール構造
    であって、前記シール体(51)に、前記トリム部(5
    2)を介して結合した下方の鉛直中空シール部(53)
    に連通する中空部分(55)を形成すると共に、前記シ
    ール体(51)の右左両端部分に、前記中空部分(5
    5)を介して前記鉛直中空シール部(53)に連通する
    切目(56)を形成してなる観音開バックドア用上部シ
    ール構造。
JP044431U 1993-07-21 1993-07-21 観音開バックドア用上部シール構造 Pending JPH079628U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003267061A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Nishikawa Rubber Co Ltd スライド式リアドア用ウエザーストリップ
KR100984418B1 (ko) * 2003-02-20 2010-09-30 니시카와고무고교가부시키가이샤 자물쇠부착도어 웨더스트립

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003267061A (ja) * 2002-03-19 2003-09-25 Nishikawa Rubber Co Ltd スライド式リアドア用ウエザーストリップ
KR100946447B1 (ko) * 2002-03-19 2010-03-10 니시카와고무고교가부시키가이샤 활주식 뒷문용 웨더스트립
KR100984418B1 (ko) * 2003-02-20 2010-09-30 니시카와고무고교가부시키가이샤 자물쇠부착도어 웨더스트립

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