JPH0794502B2 - 水溶性高分子量重合体粉末の製造方法 - Google Patents

水溶性高分子量重合体粉末の製造方法

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JPH0794502B2
JPH0794502B2 JP59095625A JP9562584A JPH0794502B2 JP H0794502 B2 JPH0794502 B2 JP H0794502B2 JP 59095625 A JP59095625 A JP 59095625A JP 9562584 A JP9562584 A JP 9562584A JP H0794502 B2 JPH0794502 B2 JP H0794502B2
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【発明の詳細な説明】 本発明はジアルキルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミドの第4級アンモニウム塩を少なくとも一成分として
含有する水溶性高分子量重合体粉末の製造方法に関す
る。
近年、ジアルキルアミノプロピル(メタ)アクリルアミ
ドの第3級アミンとメチルクロライドとを水を溶媒とし
て反応させることにより得られる次式で表わされる (式中、R1は水素原子もしくはメチル基、R2およびR3
メチル基もしくはエチル基である)ジアルキルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミドのメチルクロライド第4
級アンモニウム塩を単独で重合したり、アクリルアミド
および/またはアクリル酸ソーダと共重合して水溶性高
分子量重合体粉末を製造する方法の開発がなされつつあ
る。
ジアルキルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドのメ
チルクロライド第4級アンモニウム塩水溶液は、そのま
ま直接周知の重合反応に供した場合、重合が開始しなか
ったり、或は重合しても低分子量であったり、粉末にし
た場合、水への溶解性が悪いため、必ずしも商品として
の性能を満足する重合体粉末が得られない。ジアルキル
アミノプロピル(メタ)アクリルアミドのメチルクロラ
イド第4級アンモニウム塩のカチオン性ビニルモノマー
とアクリルアミドおよび/またはアクリル酸ソーダとの
高分子量重合体粉末品の多くは凝集剤、下水処理剤、石
油3次回収薬剤等として使用されるが、これらの目的に
は非常に高分子量で、かつ水に良溶解性の重合体粉末が
必要となる。またジアルキルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミドのメチルクロライド第4級アンモニウム塩
のカチオン性ビニルモノマーは、ジアルキルアミノアル
キル(メタ)アクリレートのメチルクロライド第4級ア
ンモニウム塩等とは異なり、アミド結合からなる故にア
ルカリ性の条件下でも容易には加水分解されないため
に、高温下での使用に適しており、このような目的に合
致する水に良溶解性の高分子量重合体粉末の開発が望ま
れている。
本発明は水への溶解性に優れた、ジアルキルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミドのメチルクロライド第4級
アンモニウム塩を少なくとも一成分とする高分子量重合
体粉末の製造方法を提供することを目的とする。
本発明によって次の水溶性高分子量重合体粉末の製造方
法が提供される。
(式中、R1は水素原子もしくはメチル基、R2およびR3
メチル基もしくはエチル基である)であらわされる第4
級アンモニウム塩を重合するか、またはこれと他の単量
体とを共重合して水溶性高分子量重合体粉末を製造する
に当って、重合に先立って、該第4級アンモニウム塩の
水溶液をpH5〜10において活性炭処理することにより得
られる重合体粉末の水溶解性を高めかつ重合体の分子量
を高めることを特徴とする水溶性高分子量重合体粉末の
製造方法。
上記の活性炭処理に先立って、該第4級アンモニウム塩
の水溶液をpH8以上のアルカリ性において気体と接触さ
せて不純物を加水分解するとともに生成低沸点物質をス
トリップすることもできる。この場合のpH値は12±1が
特に望ましい。
本発明においては、ジアルキルアミノプロピル(メタ)
アクリルアミドのメチルクロライド第4級アンモニウム
塩水溶液を、pH5〜10において活性炭処理するか、又
は、あらかじめpH=8以上のアルカリ性にして、空気吹
込み処理などにより十分気体と接触させた後、酸によっ
てpHを5〜10として活性炭処理することによってジアル
キルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドのメチルク
ロライド第4級アンモニウム塩水溶液中に含まれる重合
防害剤、架橋不純物や溶解性を悪くする不純物等を分解
したり、吸着により除去して純粋なジアルキルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミドのメチルクロライド第4
級アンモニウム塩水溶液を得て単独で重合するか、また
は、アクリルアミドおよび/または、アクリル酸ソーダ
等のその他の単量体と共重合することにより溶解性の良
好な水溶性高分子量重合体粉末を得ることができる。
本発明方法で重合に供されるジアルキルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミドのメチルクロライド第4級アン
モニウム塩としては、N、N−ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド、N、N−ジメチルアミノプロピルメタ
アクリルアミド等のメチルクロライド第4級アンモニウ
ム塩をあげることができる。
上記第4級アンモニウム塩と共重合させることができる
単量体としてはアクリルアミド、アクリル酸ナトリウム
などのアクリル酸塩、メタクリルアミド、2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムなど
の塩、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートの塩
酸塩、硫酸塩やメチルクロライドの第4級アンモニウム
塩及びこれらの混合物等を上げることができる。
上記第4級アンモニウム塩は、70重量%以下、好ましく
は10〜40重量%の濃度、特に30重量%前後の水溶液とし
たのち、そのまま、又はpH8以上、さらに望ましくはpH1
2±1にし、空気吹込み処理などにより十分に気体と接
触させた後、酸にてpHを5〜10にし、活性炭処理をほど
こす。この際pHを5以下(5を含まず)にして活性炭処
理をすると、ジアルキルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミドのメチルクロライド第4級アンモニウム塩水溶
液が褐色に変色し、重合に供しても水に良溶解性の高分
子量重合体粉末が得られない。一方、pHを10以上(10を
含まず)にして活性炭処理をしたジアルキルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミドのメチルクロライド第4級
アンモニウム塩水溶液を重合に供した場合は、pH5〜10
にて活性炭処理したものに比較して重合時間が長い上
に、水に良溶解性の高分子量重合体粉末を得ることがで
きない。
ジアルキルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドのメ
チルクロライド第4級アンモニウム塩水溶液を活性炭処
理する方法としては、ジアルキルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミドのメチルクロライド第4級塩水溶液
の中に直接活性炭を加え室温下で撹拌し、処理しても良
いし、又活性炭充填塔の中を通過させて室温下で処理す
る方法でもよい。
用いられる活性炭は、一般に水処理に用いられるもので
あれば粉末状でも粒状でもよく、又木材、ヤシ殻、石
炭、石油ピッチ等のいずれの原料からの活性炭でも水処
理用のものであればよい。
上記の条件で活性炭処理をほどこした精製ジアルキルア
ミノプロピル(メタ)アクリルアミドのメチルクロライ
ド第4級アンモニウム塩、またはそれとアクリルアミド
および/または、アクリル酸ソーダ等の単量体との混合
水溶液を用いて水溶性高分子量重合体粉末を製造するが
重合方法は周知の水溶液重合が適用される。例えば、水
溶液重合は70重量(%)以下、好ましくは10〜40重量%
の単量体水溶液を不活性ガスたとえばN2ガスにて溶存酸
素を0.1ppm以下程度になるまで十分に脱酸素をほどこし
た後、重合開始剤として過硫酸カリウムや過硫酸アンモ
ニウムを添加し、50〜60℃に加熱して重合するか、又は
上記温度以下の温度で行う場合には、還元性金属塩や第
3級アミンを上記触媒と併用したレドックス触媒を用い
るのが良い。その他レドックス触媒とアゾビス系触媒と
の組合せ等も用いられる。
ジアルキルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドのメ
チルクロライド第4級アンモニウム塩水溶液中には、こ
の第4級アンモニウム塩の製造に用いたジアルキルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミド及びメチルクロライ
ド中に不純物として含有される微量の有機物質、重合禁
止剤及び触媒として使用された重金属その他、銅、鉄、
クロム、鉛、水銀等の金属イオンを微量不純物として含
有している。微量の不純物はジアルキルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミドのメチルクロライド第4級塩水
溶液を重合しようとする際に長い反応時間を要したり、
重合開始剤を多量に必要としたり、連鎖移動を助長し分
岐したポリマーを与えたり、また架橋剤となるビニルモ
ノマーを含有するために水に溶解しにくい重合体になっ
たりする原因となる。
本発明においては、ジアルキルアミノプロピル(メタ)
アクリルアミドのメチルクロライド第4級アンモニウム
塩、水溶液を、そのまま又はpH8以上のアルカリ性に
し、室温にて空気吹込み処理などによって十分気体と接
触させた後、pH5〜10において活性炭処理をすることに
よりこれら不純物が除去され、純度の高いジアルキルア
ミノプロピル(メタ)アクリルアミドのクロルメチル第
4級塩水溶液が得られるものと推察される。
ジアルキルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドのメ
チルクロライド第4級アンモニウム塩水溶液を、そのま
ま上記活性炭処理をしないで重合に供したものは、全く
重合しなかったり、重合しても多量の重合開始剤を添加
しなければならないために高分子量の重合体が得られな
い。
本発明においては、ジアルキルアミノプロピル(メタ)
アクリルアミドのメチルクロライド第4級アンモニウム
塩を、上記のように精製してから重合に供することによ
って、水に良溶解性の高分子量重合体粉末が得られる。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明するが、こ
れらの実施例は本発明を限定するものと解さるべきでは
ない。
例1 (I) ジメチルアミノプロピルアクリルアミドのメチ
ルクロライド第4級塩の調製 約99重量%のジメチルアミノプロピルアクリルアミド24
4.5gと蒸留水77.3gとを耐圧±1kg/cm2以上に耐えうる撹
拌機付きの内容1のガラス製フラスコに入れ、冷却撹
拌下にCH3Clガスを吹き込み、反応温度35℃で600mmHgに
保ちながら約4時間反応させた。ほぼ100%の収率でア
クリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライ
ド(AMPTAC)が得られた。
次に、CH3Clガス吹込みを停止し、真空−700mmHgに約30
分間保って過剰のCH3Clガスの除去を行ない、さらに空
気を約15分間吹き込むことにより、貯蔵安定性のある、
80重量%のジメチルアミノプロピルアクリルアミドのメ
チルクロライド第4級塩(AMPTAC)水溶液約400gを得
た。
(II) ジメチルアミノプロピルアクリルアミドのメチ
ルクロライド第4級塩の精製 (A) (I)で得られた80重量%のAMPTAC水溶液を活
性炭による吸着処理を行いやすくするために、蒸留水を
用いて30重量%水溶液に希釈後pHを8に調整した。この
重量%のAMPTAC水溶液133gと活性炭(カルゴン社製F−
400)約5gとを、300mlのビーカーに入れマグネチックス
タラーで約1時間撹拌して活性炭に不純物を十分吸着さ
せた後、東洋ろ紙No.1を用いて濾過し活性炭を除去し
た。この操作を2回くりかえした後、重合反応に供し
た。
(B) (I)で得られた80重量%AMPTAC水溶液を活性
炭による吸着処理をしやすくするために、(A)の場合
と同様に蒸留水を用いて30重量%水溶液に稀釈後、カセ
イソーダにてpHを約12にしてから、室温条件下に、空気
コンプレッサーを用いて上記水溶液中に十分に空気吹込
みを約60分間以上行った。
次に、この30重量%のAMPTAC水溶液のpHをHClにて約9
に調節した後、(A)の場合と全く同様にして活性炭処
理して精製を行った。
(C) 30重量%AMPTAC水溶液のpHを約4に調節した
後、(A)の場合と全く同様にして活性炭処理して精製
を行った。精製液は若干褐色となった。
(D) 30重量%AMPTAC水溶液のpHを約12に調節した
後、(A)の場合と全く同様にして活性炭で処理して精
製を行った。精製液に特に変化は認められない。
(E) 30重量%AMPTAC水溶液のpH約8のものを全く活
性炭処理を行なわずそのまま重合反応に供した。
(III) 重合方法 上記で得られた各種精製処理をほどこした30重量%ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミドのメチルクロライド
第4級塩(AMPTAC)とアクリルアミド(AMD)とアクリ
ル酸ソーダ(NaAc)との混合物(AMD/NaAc/AMPTACのモ
ル比=70/25/5)の30重量%水溶液を作り、pH=7.5に調
節した。次に1ポリ容器中に該水溶液を750部仕込
み、クールニックスを用いて該水溶液を15℃に冷却しな
がら系内の溶存酸素を窒素ガスにて充分に追い出した。
15℃に冷却した上記水溶液を1の断熱反応器に仕込
み、窒素ガス吹込み下に重合開始剤としてアゾビスイソ
ブチロニトリル(AIBN)0.22部をメタノール7.5部に溶
解して添加し、さらに過硫酸アンモニウム(APS)0.002
5部及び硫酸第一鉄アンモニウム(FAS)0.0021部を水に
溶解して添加し、重合熱による昇温とそれによる重合が
進行するままに放置して反応を進行させ、上記昇温が認
められなくなった所で該重合反応を終了せしめた。次に
この様にして重合して得られたゲル状重合体を取り出
し、ポリエチレン製の袋の中に密封した後、95℃の熱水
の中に約2時間浸漬して完全に重合を完結させた後、ゲ
ル状重合体を3mm角以下に切断し、約50〜60℃の恒温乾
燥機中で約3時間乾燥した。次にウィレー型粉砕機にて
紛砕して粉末状重合体のサンプルを得た。
(IV) 得られた粉末状重合体の性能評価試験方法 粉末状重合体の性能評価は次の項目について比較検討を
行った。
(1) 溶解性:ビーカー中に重合体の粉末サンプル
(20〜100メッシュ)0.44gをあらかじめ500mlビーカー
の中に400mlの蒸留水を入れて用意した中に撹拌機(羽
根の径50mmのスクリュータイプ)の回転数400rpmの状態
で撹拌して、その中に前記粉末サンプルを入れ、室温
(約20℃)下、90分間溶解後、150メッシュの金網を通
して濾過を行ない溶解性を測定した。
不溶解分量は、125℃の恒温乾燥器の中で16時間以上乾
燥した後その重量を測定して求めた。
(2) 標準粘度:上記濾液の中に塩化ナトリウムを1
規定になる様に添加し、溶解後、液温を25℃に調節し、
ブルックフィールド型のB8L型回転粘度計、アダプタ付
き、60r.p.m.にて粘度を求めて標準粘度とし、分子量の
目安とした。
(3) 固形分:粉末サンプル中の固形分値は、粉末サ
ンプルをあらかじめ計量した秤量瓶の中に1〜2gを正確
に採取し、125℃の恒温乾燥器中に16時間以上乾燥した
後、その重量を測定して求めた。
例1の操作条件および重合体粉末の物性値を表1に示
す。
例2 ジメチルアミノプロピルメタアクリルアミドのメチルク
ロライド第4級塩(メタアクリルアミドプロピルトリメ
チルアンモニウムクロライド、略記号MAPTAC)について
も例1と全く同様に実施した。すなわち、ジメチルアミ
ノプロピルアクリルアミドの代りにジメチルアミノプロ
ピルメタアクリルアミドを用いて例1と同様にMAPTACの
調製、精製および重合反応を行った。ただし、重合開始
温度は15℃でAIBN=0.22部、APS=0.013部、FAS=0.011
部を水に溶解して添加し、重合を開始させた。以下例1
と同様にして粉末状の重合体サンプルを得て、性能評価
を行った。例2の操作条件および重合粉末の物性値を表
2に示す。
例3 30重量%のジメチルアミノプロピルアクリルアミドのメ
チルクロライド第4級塩(AMPTAC)を例1と全く同様な
精製をほどこした後、AMPTACとアクリルアミド(AMD)
との混合物(AMD/AMPTAACのモル比=95/5)の30重量%
水溶液を作り、pH=7.0に調節し、例1と全く同一条件
で重合し粉末状の重合体サンプルを得て、性能評価を行
った。
例3の操作条件と重合体粉末の物性値を表3に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (式中、R1は水素原子もしくはメチル基、R2およびR3
    メチル基もしくはエチル基である)であらわされる第4
    級アンモニウム塩を重合するか、またはこれと他の単量
    体とを共重合して水溶性高分子量重合体粉末を製造する
    に当って、重合に先立って、該第4級アンモニウム塩の
    水溶液をpH5〜10において活性炭処理することにより得
    られる重合体粉末の水溶解性を高めかつ重合体の分子量
    を高めることを特徴とする水溶性高分子量重合体粉末の
    製造方法。
  2. 【請求項2】式 (式中、R1は水素原子もしくはメチル基、R2およびR3
    メチル基もしくはエチル基である)であらわされる第4
    級アンモニウム塩を重合するか、またはこれと他の単量
    体とを共重合して水溶性高分子量重合体粉末を製造する
    に当って、重合に先立って、該第4級アンモニウム塩の
    水溶液をpH8以上のアルカリ性において気体と接触させ
    て不純物を加水分解するとともに、生成低沸点物質をス
    トリップし、ついでpH5〜10において活性炭処理するこ
    とにより得られる重合体粉末の水溶解性を高めかつ重合
    体の分子量を高めることを特徴とする水溶性高分子量重
    合体粉末の製造方法。
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