JPH0793828A - 光ディスク原盤露光方法 - Google Patents

光ディスク原盤露光方法

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Publication number
JPH0793828A
JPH0793828A JP5235096A JP23509693A JPH0793828A JP H0793828 A JPH0793828 A JP H0793828A JP 5235096 A JP5235096 A JP 5235096A JP 23509693 A JP23509693 A JP 23509693A JP H0793828 A JPH0793828 A JP H0793828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information recording
laser
guide grooves
diameter
photoresist film
Prior art date
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Pending
Application number
JP5235096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Fujita
真純 藤田
Hideaki Yamada
英明 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP5235096A priority Critical patent/JPH0793828A/ja
Publication of JPH0793828A publication Critical patent/JPH0793828A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光ディスク原盤の露光方法であって、同一螺旋
上の異なる形状をもつ情報記録ピットあるいは案内溝を
高精度かつ安定的に形成することを可能にする。 【構成】光ディスク原盤のフォトレジスト膜面上での同
じ位置に複数の径の異なるレーザービームを配置し、こ
れを目的とするパターンの幅に応じて切り換え露光す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一螺旋上に配置され
る情報記録ピットあるいは案内溝の光ディスク原盤露光
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにおいては、再生時にピック
アップを案内するための案内溝を有しその隣接する案内
溝の間(ランド部と呼ばれる)に情報記録ピットを配置
したものが多い。このようなランド記録と呼ばれる配置
の光ディスク原盤をレーザーにより露光する場合には2
つの独立したレーザースポットを所定の間隔に配置して
露光しそれぞれのレーザースポット径は案内溝あるいは
情報記録ピットの必要とされる幅に応じて独立に調整で
きるため高精度かつ安定的に所望の形状を得ることが可
能である。このときレーザースポット径の調整にはアパ
ーチャーあるいはビームエキスパンダーなどを用いて実
効的なNAを調整する方法などが用いられる。
【0003】しかしながら、同一螺旋上に配置される情
報記録ピットあるいは案内溝を形成する場合にはフォト
レジスト原盤を回転させそのフォトレジスト膜面に同一
のレーザースポットにより露光しその強度を調整するこ
とにより所定の幅をもつ情報記録ピットあるいは案内溝
を形成する方法が一般的である。また、極端に幅の広い
(1.0〜1.2μm程度)案内溝を形成する場合には
非常に高速に露光用レーザースポットを蛇行させその蛇
行量により形成されるパターンの幅を調整するる方法な
どが用いられる。
【0004】たとえば、0.5μm程度の幅と1.0μ
m程度の幅の情報記録ピットあるいは案内溝が同一螺旋
上に混在する配置の場合、単一のレーザービームを両者
の幅を形成可能な形状にあらかじめレーザースポット径
の調整を行なう。これを用いて0.5μm幅の部分を露
光する際は弱いレーザー強度で、1.0μm幅の部分を
露光する際には強いレーザー強度で露光する方法、ある
いは0.5μm幅の部分では蛇行をさせず、1.0μm
幅の部分では非常に高速にレーザービームを蛇行させそ
の振幅を調整することにより所望のパターンの幅を得る
方法などが用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同一の
レーザースポットによって幅の異なる情報記録ピットあ
るいは案内溝を形成する場合、レーザースポットの形状
が一定であるためその強度の調整のみでそれぞれの必要
とされる幅を得ることが非常に困難でありまたその範囲
は非常に限定される。このとき、小さな径をもつレーザ
ースポットにより幅の広いレジストパターンを露光強度
の調整により形成すると未露光部の形状に悪影響を及ぼ
す可能性も大きい。また、高速にレーザービームを蛇行
させる方法の場合、主に音響光学偏向素子が用いられる
が、非常に高度な光学系の調整技術を要しその蛇行量を
高精度に制御することは非常に困難である。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、同一螺旋上に配置される幅の異なる情報記録ピッ
トあるいは案内溝を高精度かつ安定的に形成することが
可能な光ディスク原盤の露光方法を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク原盤
露光方法は、ビーム径の異なる複数の露光用レーザービ
ームをそれぞれ異なるビーム径にあらかじめ調整を施し
それら複数のビームが光ディスク原盤のレジスト膜面上
の同じ位置に集光されるよう光軸調整を行ない、これら
を情報記録ピットあるいは案内溝の必要とされる幅に応
じ切り換えながら同一原盤の同一螺旋上にレーザー露光
を行なうことにより同一螺旋上に配置される異なる幅を
もつ情報記録ピットあるいは案内溝を形成するものであ
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。図1に示すように一般に光ディスク原盤の製
造工程はガラス基板上にレジスト膜を形成するレジスト
工程と、このレジスト膜に所定の形状のパターンを得る
ためにレーザービームを用いて露光するカッティング工
程と、この露光部分を現像により除去し最終的にパター
ンを形成する現像工程に大きく分けられる。
【0009】ここで、本発明に係る光ディスク原盤の露
光方法について説明する。図2は本発明による光ディス
ク原盤露光方法の概略図である。同一螺旋上に配置され
る幅の異なる情報記録ピットあるいは案内溝を形成する
ための露光工程においてそれぞれ異なるスポット径に調
整されたレーザースポットによりフォトレジスト膜の露
光を行なう。このとき、第1ビーム1は幅の広いパター
ンを形成するためにアパーチャー等を用いて対物レンズ
3に入射するビーム径を小さくすることにより実効的な
NAを低下させ集光スポット径を大きくしており、第2
ビーム2はビームエキスパンダー等を用いて対物レンズ
3に入射するビーム径を大きくすることにより実効的な
NAを高くし集光スポット径を小さくしている。このこ
とにより、フォトレジスト膜面に形成される情報記録ピ
ットあるいは案内溝は第1ビームを用いれば幅広に、第
2ビームを用いれば幅狭にすることが可能となる。この
ときに用いるレーザー光学系の概略図を図3(a)に示
す。露光用レーザー光源6から出射されたレーザービー
ムは電気光学素子7によりその強度を制御されビームス
プリッター8で第1ビーム1と第2ビーム2の2系統に
分割される。それぞれのレーザービームは音響光学素子
10で記録信号により強度変調され対物レンズ3により
絞り込まれ、回転機構15により回転するフォトレジス
ト原盤に照射される。このとき、2つのレーザースポッ
トの相対位置は第1ビーム1を基準として第2ビーム2
をミラー12の角度を調整することによりフォトレジス
ト膜面上の同じ位置に配置される。また、使用するビー
ムの選択は音響光学素子10により変調と同時に行なわ
れる。以上説明した方法により同一螺旋上の幅の異なる
情報記録ピットあるいは案内溝を独立したレーザースポ
ットにより露光する事が可能となる。
【0010】また、2つのレーザースポットの相対位置
の調整に音響光学素子を用いた場合のレーザー光学系の
概略図を図3(b)に示す。この場合、第2ビーム2は
音響光学素子16により基準となる第1ビーム1のフォ
トレジスト膜面上での集光点に一致させることが可能と
なり、音響光学素子に入力する電気信号によりスポット
位置の微調整が可能となる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
原盤露光方法によれば、同一螺旋上に配置される異なる
幅をもつ情報記録ピットあるいは案内溝を形成するため
の露光工程において、それぞれの必要とされる形状を最
も得易いビーム径に調整されたレーザースポットを使用
できるため高精度かつ安定的に異なる幅をもつ情報記録
ピットあるいは案内溝を得ることが可能となる。これに
より、小さな径をもつレーザースポットで幅の広い形状
を形成したり、大きな径を持つレーザースポットで幅の
狭い形状を形成する必要がないため、同一螺旋上に配置
される情報記録ピットあるいは案内溝を所望の形状に高
精度、安定的に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク原盤の製造工程を説明するためのフ
ローチャート。
【図2】本発明の実施例方法による光ディスク原盤露光
方法の概略図。
【図3】本発明の実施例方法に使用する装置のブロック
図。
【符号の説明】
1 ・・・第1ビーム 2 ・・・第2ビーム 3 ・・・対物レンズ 4 ・・・幅広パターン 5 ・・・幅狭パターン 6 ・・・露光用レーザー光源 7 ・・・電気光学素子 8 ・・・ビームスプリッター 9、11・・・ミラー 10 ・・・音響光学変調器 12 ・・・合成用ハーフミラー 13 ・・・フォトレジスト膜 14 ・・・ガラス基板 15 ・・・回転機構 16 ・・・音響光学偏向器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上にフォトレジスト膜を有す
    る光ディスク原盤上にレーザービームを照射しその露光
    部分を現像することにより所定の形状を持つ情報記録ピ
    ットあるいは案内溝を形成する光ディスク原盤の露光方
    法において、複数のスポット径の異なるレーザービーム
    の集光位置を一致させ形成するパターンの幅に応じてレ
    ーザービームを切り換えて同一螺旋上の情報記録ピット
    あるいは案内溝を露光することを特徴とする光ディスク
    原盤露光方法。
JP5235096A 1993-09-21 1993-09-21 光ディスク原盤露光方法 Pending JPH0793828A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6887652B2 (en) * 1997-08-05 2005-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High density optical disk, apparatus for reproducing optical disk and method for producing optical disk master
WO2016006587A1 (ja) * 2014-07-11 2016-01-14 東レエンジニアリング株式会社 マーキング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2016006587A1 (ja) * 2014-07-11 2016-01-14 東レエンジニアリング株式会社 マーキング装置
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