JPH0793668A - ブザー駆動装置 - Google Patents

ブザー駆動装置

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JPH0793668A
JPH0793668A JP23993793A JP23993793A JPH0793668A JP H0793668 A JPH0793668 A JP H0793668A JP 23993793 A JP23993793 A JP 23993793A JP 23993793 A JP23993793 A JP 23993793A JP H0793668 A JPH0793668 A JP H0793668A
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buzzer
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Kazufumi Nagasoe
和史 長添
Takahiro Hara
隆裕 原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
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Ikeda Electric Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容量の大きなコンデンサを用いずにブザーの鳴
動時間を確保する。 【構成】発振回路2は可聴周波数の矩形波を出力してブ
ザーを鳴動させる。スイッチ部1は操作時に操作信号を
出力し、操作信号が発生すればラッチ回路4がセットさ
れて発振回路2が始動する。したがって、スイッチ部1
の操作後にブザーが鳴動する。発振回路2の出力は分周
回路3で分周され、所定時間後に分周回路3の出力によ
ってラッチ回路4がリセットされ発振回路2が停止し、
ブザーの鳴動が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるタッチスイッ
チのように操作時にのみ操作信号を発生するスイッチ部
を用いる際に、スイッチ部の操作を報知するためにブザ
ーを鳴動させるブザー駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、学習スタンド等の照明装置に
おいて、図11に示すように、タッチスイッチを用いて
ランプLaを点灯・消灯させるものが提供されている。
タッチスイッチは、導電材料よりなるタッチプレート1
1を備え、人がタッチプレート11に触れると、商用交
流電源ACによって大地と人との間に生じている電圧を
抵抗R1 ,R2 によって分圧し、コンパレータCP1
よって基準電圧と比較するようになっている。基準電圧
は別途に設けた直流電源VDDを抵抗R3 ,R4 によって
分圧することによって得ている。しかるに、抵抗R1
2 の接続点の電位が基準電圧を越えると、コンパレー
タCP1 の出力がHレベルになって操作信号が発生する
のである。ここに、抵抗R2 にはコンデンサC1 が並列
接続され、高周波ノイズによる誤動作を防止するように
なっている。
【0003】スイッチ部1を構成するコンパレータCP
1 より出力された操作信号は、フリップフロップFFを
介してトランジスタQ1 よりなるスイッチング素子をオ
ン・オフさせる。トランジスタQ1 のコレクタ−エミッ
タ間にはフォトカプラPCの発光素子である発光ダイオ
ードPEが直列接続され、フリップフロップFFの出力
がHレベルになるとトランジスタQ1 がオンになり、フ
ォトカプラPCの受光素子であるフォトトライアックP
Tがオンになる。フォトトライアックPTはランプLa
と直列接続され、この直列回路は商用交流電源ACに接
続されている。したがって、フリップフロップFFの出
力は操作信号の発生毎に反転し、結局、ランプLaは、
人がタッチプレート11に触れるたびに、点灯・消灯を
交互に繰り返すことになる。
【0004】ところで、タッチプレート11に人が触れ
たときに操作信号の発生を確認することができるよう
に、タッチプレート11に触れたときに動作確認用のブ
ザーBzを短時間だけ鳴動させるようになっている。ブ
ザーBzは圧電素子などからなり、可聴周波数の出力を
発生する無安定マルチバイブレータである発振回路2に
より駆動される。この発振回路2の起動・停止は、操作
信号に呼応して時限回路6で生成された動作信号により
制御される。
【0005】すなわち、時限回路6は電源VDDの両端間
に接続された抵抗RdとコンデンサCdとの直列回路
と、コンデンサCdに並列接続され操作信号によりオン
・オフされるスイッチング用のトランジスタQ3 と、抵
抗RdとコンデンサCdとの接続点に入力端が接続され
たNOT回路NTとにより構成されている。操作信号の
発生期間にはトランジスタQ3 がオンになるから、コン
デンサCdの電荷が放電され、NOT回路NTの出力は
Hレベルになる。このとき発振回路2は作動してブザー
Bzが鳴動する。また、操作信号が停止した後には、ト
ランジスタQ3 がオフになりコンデンサCdが抵抗Rd
を介して充電されるから、コンデンサCdの端子電圧が
NOT回路NTのしきい値電圧を越えるまでの期間はN
OT回路NTの出力がHレベルに保たれることになる。
すなわち、操作信号が発生すれば、少なくとも抵抗Rd
とコンデンサCdとにより規定された時間はブザーBz
が鳴動するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構成で
は、ブザーBzが鳴動する最小時間は抵抗Rdとコンデ
ンサCdとによって規定されるものであるから、ブザー
Bzの鳴動時間を十分に確保しようとすれば、コンデン
サCdとして容量の大きなものを用いることが必要にな
る。たとえば、ブザーBzの鳴動する最小時間を0.5
秒とすれば、コンデンサCdを1μF、抵抗Rdを72
0kΩなどに設定する必要があり、一般にはこの程度の
容量を確保しようとすれば電解コンデンサを用いること
になる。
【0007】しかしながら、電解コンデンサは体積が大
きく、また寿命も比較的短いものであるから、小型かつ
長寿命とすることができないという問題がある。さら
に、図11に示した回路構成では、容量の大きいコンデ
ンサCdを用いる必要があるから、ゲートアレイやスタ
ンダードセルなどとして集積化するにも不都合がある。
したがって、合理的な集積化ができず、小型化を阻害す
る一因になっている。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、容量の大きなコンデンサを用いることなくブ
ザーの鳴動時間を確保することができるようにしたブザ
ー駆動装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、可聴
周波数の矩形波を出力してブザーを鳴動させる駆動信号
発生手段と、操作時に操作信号を発生するスイッチ手段
と、駆動信号発生手段の出力を周期が知覚できる程度の
長さになるまで分周する分周手段と、操作信号により駆
動信号発生手段を始動させ駆動信号発生手段の始動後に
分周手段の出力が反転すると駆動信号発生手段を停止さ
せるラッチ手段とを具備して成ることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記駆動信号発生手段は、インバータ回路のスイ
ッチング素子をオン・オフさせるクロック信号を発生す
るクロック回路と、クロック回路の出力を可聴周波数に
なるまで分周する第2の分周手段とにより構成して成る
ことを特徴とする。請求項3の発明では、請求項1の発
明において、電源の遮断時間を計時する計時手段と、電
源の遮断時間が規定時間内であると電源が遮断されるた
びに負荷の動作状態を切り換え電源の遮断状態が規定時
間を越えると負荷を規定の動作状態に設定する動作選択
手段とを備え、計時手段は上記駆動信号発生手段と上記
分周手段との少なくとも一方を共用して成ることを特徴
とする。
【0011】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、分周手段の出力の周期が上記規定時間になるよう
に駆動信号発生手段よりも出力周波数の低い矩形波を出
力する基準信号発生手段を設け、基準信号発生手段と上
記分周手段とにより計時手段を構成して成ることを特徴
とする。請求項5の発明では、請求項3の発明におい
て、上記分周手段の後段に分周手段の出力を周期が上記
規定時間になるまで分周する第3の分周手段を設け、駆
動信号発生手段と分周手段と第2の分周手段とにより計
時手段を構成して成ることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、ブザーを鳴動
させる可聴周波数の矩形波を出力する駆動信号発生手段
の出力を分周し、スイッチ手段による操作信号の発生か
ら分周手段の出力の反転時までの時間をラッチ手段によ
って時限することにより、ブザーの鳴動時間を時限して
いるのであって、抵抗とコンデンサとを用いてブザーの
鳴動時間を時限する場合に比較すれば、容量の大きいコ
ンデンサが不要になることによって、合理的に集積回路
化することができ、しかも小型化、高信頼化につながる
のである。
【0013】請求項2の発明の構成によれば、インバー
タ回路のスイッチング素子をオン・オフさせるクロック
信号を分周してブザーを駆動させる矩形波を得ているの
であって、インバータ回路にブザーを設ける場合に、ブ
ザーを駆動するための回路とインバータ回路との一部を
共用することができ、両者を各別に設ける場合に比較し
て構成部品点数が削減されることになる。
【0014】請求項3の発明の構成によれば、電源の遮
断時間に応じて負荷の動作状態を切り換えるようにした
負荷制御装置にブザーを設ける場合に、電源の遮断時間
を計時する計時手段を駆動信号発生手段と分周手段との
少なくとも一方を共用して構成することになり、構成部
品点数の削減につながるのである。請求項4の発明の構
成によれば、矩形波を出力する基準信号発生手段を駆動
信号発生手段とは別に設け、基準信号発生手段の出力を
分周することによって電源の遮断時間を計時する計時手
段を構成しているので、分周手段を負荷制御装置とブザ
ーの駆動部分とで共用することができるのである。
【0015】請求項5の発明の構成によれば、負荷制御
装置とブザーの駆動部分とで駆動信号発生手段を共用
し、分周手段の後段にさらに分周する分周手段を付設し
ているので、駆動信号発生手段の共用によって構成部品
点数の削減につながる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)本実施例では、図1に示すように、発振回
路2の出力を分周する分周回路3を設け、この分周回路
3によってブザーBzの鳴動時間を確保している。スイ
ッチ部1は人が操作するたびに操作信号を発生するので
あって、この操作信号はRSフリップフロップよりなる
ラッチ回路4のセット端子に入力され、ラッチ回路4を
通して発振回路2を始動させる。また、発振回路2の出
力はブザーBzを鳴動させるとともに多数のフリップフ
ロップFF1 〜FFn よりなる分周回路3にも入力さ
れ、分周回路3によって1/2n (nは分周回路3を構
成するフリップフロップFF1 〜FFn の段数)に分周
される。ここに、発振回路2は可聴周波数の矩形波を出
力し、分周回路3は周期が知覚できる程度の時間(たと
えば0.5秒程度)になるまで発振回路2の出力を分周
する。分周回路3の出力はラッチ回路4のリセット端子
に入力され、発振回路2の始動後に分周回路3の出力が
反転するとラッチ回路4がリセットされて発振回路2が
停止する。
【0017】したがって、スイッチ部1の操作によって
操作信号が発生すれば、ラッチ回路4がセットされて発
振回路2が始動されることによってブザーBzが鳴動
し、その後、操作信号が停止してもラッチ回路4の出力
が保たれることによって発振回路2は動作を継続する。
発振回路2の出力は分周回路3により分周されているか
ら、発振回路2の始動から分周比によって規定された時
間が経過すると分周回路3の出力が反転し、ラッチ回路
4はリセットされることになる。すなわち、発振回路2
は停止し、元の状態に復帰する。このように、発振回路
2の出力周波数と分周回路3の分周比とによってブザー
Bzの鳴動時間が規定されるのであり、しかも、この時
間は発振回路2の出力周波数と同程度の安定性を有す
る。
【0018】また、図11に示した従来構成では、操作
信号が発生した時点からブザーBzが鳴動し、操作信号
が停止した時点から時限回路6による時限動作が開始さ
れるようになっていたから、スイッチ部1の操作時間に
よってブザーBzの鳴動時間に変化が生じていたが、本
実施例の構成によれば、ブザーBzの鳴動時間は一定に
なる。
【0019】本実施例を図11に示した従来の点灯回路
に適用すれば、図2のようになる。すなわち、図11に
おける時限回路6を分周回路3とラッチ回路4とで置き
換えた構成になるのであって、他の構成について図11
と同符号を付した部分は同様の機能を有している。ここ
において、フリップフロップFFのリセット端子は、電
源VDDが不安定になったときの誤動作防止ように設けら
れている。また、発振回路2は、3個のNAND回路N
1 〜NA3 と2個の抵抗R5 ,R6 とコンデンサC3
とからなる。しかるに、ラッチ回路4の出力がHレベル
になるとNAND回路NA1 の出力がLレベルになって
コンデンサC3 が抵抗R5 を介して放電し、NAND回
路NA1 において抵抗R6 が接続されている入力もLレ
ベルになる。その結果、NAND回路NA1 の出力がH
レベルになってコンデンサC3 が充電され、コンデンサ
3 の端子電圧が上昇すれば、NAND回路NA1 の出
力が再びLレベルになって上記動作を繰り返す。このよ
うに、コンデンサC3 と抵抗R5 ,R6 とによって規定
される時定数で、NAND回路NA2 の出力が反転する
のであって、NAND回路NA3 からは矩形波が出力さ
れるのである。
【0020】本実施例では、図11の構成に比較すれ
ば、部品点数が増加しているが、分周回路3やラッチ回
路4は、他のフリップフロップFFや発振回路2のNA
ND回路NA1 〜NA3 などとともにゲートアレイなど
によって集積化することができるから、ゲートアレイ等
を用いて集積化するのに適した回路構成となる。したが
って、容量の大きなコンデンサを用いる場合に比較して
小型化が可能になる。
【0021】(実施例2)本実施例は、放電灯点灯装置
に実施例1のブザー駆動装置を適用したものであって、
放電灯点灯装置は、図4のように、商用交流電源ACを
ダイオードブリッジのような整流器REにより全波整流
し、コンデンサC4 によって平滑して得た直流電源を、
インバータ回路5により高周波に変換し、高周波電力を
放電ランプ(蛍光ランプ)DLに供給するように構成さ
れている。インバータ回路5は、インダクタL1
2 、コンデンサC5 ,C6 、FETよりなるスイッチ
ング素子Q2 を備え、スイッチング素子Q2 のゲートに
クロック回路12より出力される矩形波状のクロック信
号を駆動回路13を介して与えることによって、スイッ
チング素子Q2 がオン・オフされる。スイッチング素子
2 がオン・オフされると、インダクタL1 ,L2 、コ
ンデンサC5 よりなる共振回路に流れる共振電流が放電
ランプDLに与えられ、放電ランプDLにはクロック信
号の周波数を有した高周波電力が与えられるのである。
【0022】このようなインバータ回路5を用いた放電
灯点灯装置は、商用交流電源の周波数にかかわりなく用
いることができ、また放電ランプDLのちらつきを防止
することができる。しかも、インダクタL1 ,L2 とし
て小型ものを用いることができて、軽量かつ省電力にな
るのである。ここで、上述した放電灯点灯装置では、矩
形波を出力するクロック回路12が設けられているか
ら、回路構成の一部を共用するにはクロック回路12を
発振回路2として用いることが考えられる。ただし、ク
ロック回路12の出力周波数は周辺機器に与えるノイズ
等を考慮して40kHz以上に設定されているのが普通
であって可聴周波数ではないから、ブザーBzを鳴動さ
せる周波数(数kHz)を得ることができるように、図
3のようにクロック回路12の出力を分周回路14によ
って可聴周波数にまで低減させるのである。したがっ
て、クロック回路12と分周回路14とによって実施例
1における発振回路2と同機能を得ることができる。ク
ロック回路12は、停止時にスイッチ部1からの操作信
号が入力されると始動し、スイッチ部1から次の操作信
号が入力されると停止する。
【0023】スイッチ部1から操作信号が出力される
と、その都度、タイマ回路15による時限動作が行なわ
れ、時限動作中には分周回路14が作動して、ブザーB
zが分周回路14の出力によって鳴動する。ここにおい
て、タイマ回路15としては、実施例1に示した分周回
路3(分周回路14の出力が入力になる)とラッチ回路
4とを用いたり、図11に示した従来構成の時限回路6
を用いたりすることができる。
【0024】上記実施例では、クロック回路12の出力
周波数を一定としているが、放電ランプDLを調光する
ときにはクロック回路12の出力周波数を可変にするか
ら、調光レベルに応じて分周回路14の分周比を変化さ
せることによってブザーBzの鳴動周波数を略一定に保
つことが可能である。また、分周回路14の分周比を固
定しておけば、調光レベルに応じてブザーBzの鳴動周
波数が変化し、調光レベルを知る目安になる。ここにお
いて、ブザーBzをスイッチ部1の操作確認のみに用い
るのではなく、放電ランプDLの寿命末期等を検出する
検出手段を設け、放電ランプDLが寿命末期になるとブ
ザーBzを鳴動させて放電ランプDLの交換時期を報知
するようにしてもよい。他の構成は実施例1と同様であ
る。また、インバータ回路5については、上記構成に限
定されるものではなく、ハーフブリッジ方式やフルブリ
ッジ方式等の他の構成でもよいのはいうまでもない。
【0025】(実施例3)本実施例は、電源を所定時間
以内だけ遮断することによってランプの点灯・消灯など
を切り換える、いわゆる二線式負荷制御機能を有するも
のであって、電源のオン時に一定時間だけブザーBzを
鳴動させる機能も併せ持つようにしたものである。両機
能は、図5に示した切換スイッチSW1 〜SW5 により
選択されるのであって、接点aを選択すれば電源の遮断
によるランプの点灯・消灯を行なう動作モードになり、
接点bを選択すれば電源のオン時に一定時間だけブザー
Bzを鳴動させる動作モードになる。ここに、切換スイ
ッチSW1 〜SW5 は連動するものであって、手動操作
によるもののほか、半導体スイッチ素子等を用いて他の
制御信号によって接点a,bの切換を行なうようにして
もよい。
【0026】まず、各動作モードで共通に利用する部分
について説明する。図5に示すように、商用交流電源A
Cは、切換スイッチSW1 の接点bを介してランプLa
とトライアックTとの直列回路に接続され、トライアッ
クTはフォトカプラPCを介してトランジスタQ1 のオ
ン・オフに呼応してオン・オフされるようになってい
る。すなわち、フォトカプラPCは発光ダイオードPE
とフォトトライアックPTとを光結合したものであっ
て、発光ダイオードPEはトランジスタQ1 のコレクタ
−エミッタ間に直列接続され、フォトトライアックPT
はランプLaの一端とトライアックTのゲートとの間に
挿入されている。したがって、トランジスタQ1 がオン
になれば、トライアックTがオンになりランプLaが点
灯する。
【0027】ところで、商用交流電源ACには、抵抗R
11,R12の直列回路がスイッチSWを介して接続され、
抵抗R12には抵抗R12の両端電圧を平滑するためのコン
デンサC11が並列接続されている。さらに、商用交流電
源ACには、切換スイッチSW1 を介して、ドロッパ抵
抗R13とダイオードD1 とツェナーダイオードZD1
の直列回路が接続され、ツェナーダイオードZD1 に並
列接続されたコンデンサC12により平滑して直流電源を
得ている。この直流電源は、ブザー駆動装置を含む制御
回路部の電源になる。コンデンサC12の両端電圧は抵抗
14,R15により分圧されて基準電圧となり、コンパレ
ータCP2 において抵抗R11,R12の接続点の電位と上
記基準電圧とが比較される。したがって、コンパレータ
CP2 は、スイッチSWがオンであって商用交流電源A
Cが遮断されたとき、または商用交流電源ACの通電時
であってスイッチSWがオフになったときに出力をLレ
ベルにする。ここに、コンデンサC12は商用交流電源A
Cが所定時間だけ遮断しても制御回路部に充分に給電で
きる程度の容量を有している。また、切換スイッチSW
1 の接点aはスイッチSWと抵抗R11との接続点に接続
されている。
【0028】制御回路部は、出力周波数の異なる2個の
発振回路2a,2bと、切換スイッチSW2 により選択
されたいずれか一方の発振回路2a,2bの出力を分周
する分周回路3とを備え、分周回路3の出力は反転され
た後にAND回路AN1 の一方の入力端に入力される。
発振回路2bの出力周波数は可聴周波数であって、発振
回路2aの出力周波数は発振回路2bよりも低い周波数
に設定されている。AND回路AN1 の他方の入力端に
は、コンパレータCP2 の出力もしくはコンパレータC
2 の出力をNOT回路NT2 で反転した出力とのいず
れかが切換スイッチSW3 により選択されて入力され
る。また、AND回路AN1 の出力はフリップフロップ
FFaのリセット端子に入力される。このフリップフロ
ップFFaのクロック端子にはコンパレータCP2 の出
力が入力され、クロック端子への入力が立ち上がるたび
にフリップフロップFFaの出力が反転する。また、フ
リップフロップFFaの出力端は切換スイッチSW4
接点aに接続され、切換スイッチSW4 の接点bはコン
パレータCP2 の出力に接続されている。
【0029】一方、分周回路3の出力信号および切換ス
イッチSW3 により選択された信号は、NAND回路N
4 を通してRSフリップフロップよりなるラッチ回路
4のリセット端子に入力される。ラッチ回路4のセット
端子には切換スイッチSW3により選択された信号が入
力されるのであって、ラッチ回路4の非反転出力はAN
D回路AN2 の一方の入力端に接続される。AND回路
AN2 の他方の入力端には切換スイッチSW5 が接続さ
れ、コンデンサC12の負極に接続されて出力をLレベル
に保つ状態と、発振回路2bの出力が入力される状態と
が選択される。さらに、ラッチ回路4の反転出力は分周
回路3のリセットに用いられる次に、図6、図7を参照
して動作を説明する。図6、図7におけるs1 〜s13
符号は、図5における対応部位の信号を示す。まず、切
換スイッチSW1 〜SW5 の接点aが選択されている場
合について図6を参照して説明する。この状態ではスイ
ッチSWを通常はオン状態に保ち、スイッチSWを所定
時間以内だけオフにしたときにランプLaの点灯・消灯
を切り換える。すなわち、スイッチSWがオンであるこ
とによって、図6(a)のようにコンパレータCP2
出力はHレベルになり、図6(d)のようにAND回路
AN1 の出力はLレベルになる。また、フリップフロッ
プFFaのクロック端子にコンパレータCP2 の出力が
入力されて、図6(e)のようにフリップフロップFF
aの出力がHレベルになる。すなわち、トランジスタQ
1 がオンになりランプLaが点灯する。また、NOT回
路NT2 の出力がLレベルであるから、NAND回路N
4 の出力は図6(g)のようにHレベルになり、ラッ
チ回路4の反転出力は図6(h)のようにHレベルにな
り、分周回路3はリセット状態になる。
【0030】一方、商用交流電源ACが遮断されるかス
イッチSWがオフになると、コンパレータCP2 の出力
がHレベルになり、NOT回路NT2 の出力が図6
(l)のようにHレベルになり、分周回路3の出力もH
レベルであるから、NAND回路NA4 の非反転出力が
Lレベルになる。したがって、分周回路3のリセット状
態が解除され、発振回路2aの出力の分周を開始する。
ここで、発振回路2aの出力周波数と分周回路3の分周
比とにより規定される時間内に商用交流電源AC(スイ
ッチSW)が復帰すれば、分周回路3の出力はHレベル
に保たれているから、AND回路AN1 の出力はLレベ
ルを保ち、フリップフロップFFaはリセットされな
い。したがって、コンパレータCP2 の出力の立ち上が
りによってフリップフロップFFaの出力が反転してL
レベルになり、トランジスタQ1 がオフになってランプ
Laが消灯する。商用交流電源AC(スイッチSW)を
ふたたび遮断して規定時間内に復帰させると、フリップ
フロップFFaの出力がHレベルになるから、ランプL
aが点灯するのである。
【0031】商用交流電源AC(スイッチSW)が遮断
された後に規定時間を経過しても復帰しない場合には、
図6(c)の斜線部のように分周回路3の出力がLレベ
ルになるから、AND回路AN1 の出力がHレベルにな
り、図6(e)(f)のようにフリップフロップFFa
がリセットされて出力がLレベルになり、ランプLaは
強制的に消灯される。その後、商用交流電源AC(スイ
ッチSW)が復帰すればランプLaは点灯する。ここに
おいて、切換スイッチSW1 〜SW5 の接点aが選択さ
れているときには、AND回路AN2 の出力がLレベル
であるからブザーBzは鳴動しない。
【0032】ところで、切換スイッチSW1 〜SW5
接点bが選択されているときには、スイッチSWのオン
・オフにはかかわらずコンデンサC12の両端電圧は一定
電圧に保たれる。この状態では、スイッチSWのオン・
オフに連動してランプLaは点灯・消灯を行なう。すな
わち、スイッチSWがオンになれば、図7(a)のよう
にコンパレータCP2 の出力がHレベルになり、切換ス
イッチSW3 ,SW4を介して図7(f)のようにトラ
ンジスタQ1 のベースがHレベルになるから、分周回路
3の出力にはかかわらずランプLaが点灯する。また、
同様にスイッチSWがオフになれば、コンパレータCP
2 の出力がLレベルになって、トランジスタQ1 がオフ
になるからランプLaが消灯する。
【0033】スイッチSWがオンになってコンパレータ
CP2 の出力がHレベルになると、ラッチ回路4がセッ
トされて図7(i)のようにAND回路AN2 の一方の
入力がHレベルになるから、切換スイッチSW5 を通し
て入力された発振回路2bの出力がAND回路AN2
通過し、ブザーBzを鳴動させることになる。また、ラ
ッチ回路4がセットされることによって分周回路3のリ
セット状態が解除されるから分周動作が開始されるので
あり、発振回路2bの出力周波数は発振回路2aよりも
高いことによって図7(c)のように比較的短時間で分
周回路3の出力がLレベルになる。すなわち、図7
(g)のようにNAND回路NA4 の出力が立ち上がっ
てラッチ回路4がリセットされる。その結果、ブザーB
zの鳴動は停止するのである。
【0034】上記動作によって明らかなように、発振回
路2bの出力はブザーBzを鳴動させるために用いられ
るから、発振回路2bの出力周波数は可聴周波数に設定
される。また、分周回路3の分周比は発振回路2bの出
力周波数とブザーBzの鳴動時間との関係に応じて設定
される。発振回路2aの出力周波数については、分周回
路3の分周比に応じて設定することになる。このような
手順で分周比を設定すれば、分周比を不必要に大きくす
ることなく最小限にとどめることが可能である。また、
2種類の動作モードでの動作を可能としながらも、分周
回路3を共用することができるのである。
【0035】(実施例4)本実施例では、商用交流電源
ACの短時間の遮断に呼応してランプ等の負荷の状態を
段階的に切り換えるようにした、いわゆる二線式負荷制
御機能を有し、しかも負荷の状態を切り換える際にブザ
ーを短時間だけ鳴動させて報知するようにした例を示
す。商用交流電源ACは、単相2線のほか、単相3線、
3相でもよく、図示していない壁スイッチ等により遮断
・復帰の操作ができるようになっている。
【0036】図8に示すように、商用交流電源ACの遮
断・復帰を検出する電源遮断検出回路21を備え、電源
遮断検出回路21で商用交流電源ACの遮断後の復帰が
検出されるとリセット回路22を通してタイマ回路23
がリセットされる。すなわち、タイマ回路23は商用交
流電源ACの遮断が検出された時点からの経過時間を計
時するのであって、抵抗とコンデンサとからなる時定数
回路あるいはクロック信号を分周する分周回路などを用
いて構成される。タイマ回路23による計時時間は、第
1の時間判定回路24および第2の時間判定回路25に
入力され、第1の時間判定回路24では商用交流電源A
Cの遮断から復帰までの時間が規定時間内か否かが判定
され、第2の時間判定回路25では商用交流電源ACの
復帰からの時間が時限される。
【0037】第1の時間判定回路24において、規定時
間内と判定されたときには負荷LDの動作状態を切り換
え、規定時間を越えたと判定されたときには負荷LDの
動作状態を初期状態に復帰させる。ここにおいて、図8
に示す構成では、第1の時間判定回路24の出力によっ
て負荷LDに直列接続されたリレーやサイリスタ等のス
イッチ要素Sをオン・オフさせるようにして負荷LDの
動作状態としてオン・オフを選択可能としており、負荷
LDの初期状態をオフ状態としているが、負荷LDがラ
ンプである場合などでは段階的に調光するようにして各
調光段階を負荷LDの動作状態としてもよい。このよう
な制御には、第1の時間判定回路24の出力によって位
相制御の点孤角を切り換えたりインバータ回路の動作周
波数を切り換えたりすればよい。また、第1の時間判定
回路24が負荷LDの動作状態を切り換える出力を発生
すると、リセット回路22を通してタイマ回路23がリ
セットされる。
【0038】第2の時間判定回路25は、商用交流電源
ACの遮断後の復帰からの時限動作中にブザー回路26
を駆動してブザーを鳴動させる。すなわち、負荷LDの
動作状態が変化するときに一定時間だけブザーを鳴動さ
せて負荷LDの状態変化が生じたことを報知するのであ
る。上記各回路には、制御電源回路27によって商用交
流電源ACを降圧・整流・平滑した直流電源が供給され
る。制御電源回路27は、商用交流電源ACを短時間だ
け遮断して負荷LDの動作状態を変化させる際に、商用
交流電源ACの遮断時間以上の期間に亙って各回路に給
電できるように構成されている。また、上記説明では、
商用交流電源ACを図示していない手段によって遮断す
ることによって負荷LDの動作状態を切り換えるように
しているが、装置内に機械的スイッチないし非機械的ス
イッチを設けるようにしてもよい。この場合、これらの
スイッチによってリセット回路22をリセットすること
でブザーを鳴動させるようにする。
【0039】図9は本実施例の具体例であって、図5に
示した実施例3の構成と同符号を付したものは同機能を
有している。また、本実施例は動作モードを切り換える
ものではないから、切換スイッチSW1 〜SW5 は省略
してある。発振回路2としては時間の計時を正確に行な
うことができるように水晶発振回路を用いてあり、分周
回路3では商用交流電源ACの遮断時間を計時するため
の分周比をブザーの鳴動時間を時限するための分周比よ
りも大きく設定してある。すなわち、発振回路2と分周
回路3とによってタイマ回路23を構成しているのであ
る。
【0040】商用交流電源ACが遮断されていないとき
には、電源遮断検出回路21を構成するコンパレータC
2 の出力はHレベルであって、第2の時間判定回路2
5を構成しているラッチ回路4の出力の否定とコンパレ
ータCP2 の出力との論理積を出力するAND回路AN
3 の出力がHレベルになる(図10(j)参照)。AN
D回路AN3 の出力端はOR回路OR1 の一方の入力端
に接続されているから、OR回路OR1 の出力もHレベ
ルになり(図10(g)参照)、分周回路4はリセット
状態に保たれる。OR回路OR1 の他方の入力端には、
コンパレータCP2 の出力の立ち上がりによってセット
され発振回路2の出力の立ち上がりでリセットされるR
SフリップフロップFFbの非反転出力端が接続されて
いる。ここに、RSフリップフロップFFb、AND回
路AN3 、OR回路OR1 によりリセット回路22が構
成される。
【0041】ここで、商用交流電源ACが遮断されると
コンパレータCP2 の出力はLレベルになり、AND回
路AN3 の出力がLレベルになって分周回路3のリセッ
ト状態が解除されるから、発振回路2の出力の分周が開
始される。商用交流電源ACの遮断状態が発振回路2の
出力周波数と分周回路3の分周比とにより規定された時
間内に終了して商用交流電源ACが復帰した場合には、
分周回路3の出力(図10(b))はHレベルに保たれ
たままであるから、分周回路3の出力とコンパレータC
2 の出力との否定の論理積を出力する第1の時間判定
回路24としてのAND回路AN4 (NOR回路)の出
力はLレベルに保たれる(図10(c))。すなわち、
AND回路AN4 の出力端がリセット端子に接続された
フリップフロップFFaはリセットされず、コンパレー
タCP2 の出力の立ち上がりによってフリップフロップ
FFaの出力状態が反転する(図10(d))。こうし
て、商用交流電源ACの遮断毎にトランジスタQ1 のオ
ン・オフの状態が反転してランプLaの点灯・消灯の状
態が切り換えられるのである。
【0042】一方、商用交流電源ACが規定時間内に復
帰しない場合には、分周回路3の出力がLレベルになる
から(図10(b)の右端部参照)、この時点でAND
回路AN4 の出力がHレベルになり、フリップフロップ
回路FFaがリセットされることになる。したがって、
トランジスタQ1 はオフになりランプLaが消灯する初
期状態になる。その後に、商用交流電源ACが復帰する
とフリップフロップFFaのリセット状態は解除される
が、ランプLaは消灯した状態に保たれる。
【0043】ところで、商用交流電源ACが遮断されて
コンパレータCP2 の出力がLレベルになった後に商用
交流電源ACが復帰すると、RSフリップフロップFF
bが一旦セットされ、発振回路2の出力の1パルス分程
度の期間だけRSフリップフロップFFbの出力がHレ
ベルになる(図10(h)参照)。したがって、商用交
流電源ACの復帰直後ではAND回路AN3 の出力はL
レベルであるが(図10(j)参照)、分周回路3が一
旦リセットされた後にすぐに分周動作を開始することに
なる。ラッチ回路4は、コンパレータCP2 の出力によ
りセットされ、分周回路3の中段の出力(図10(f)
参照)によってリセットされるのであって、商用交流電
源ACが一旦遮断された後に復帰すると、ラッチ回路4
がセットされて出力がHレベルになり、その後、分周回
路3の中段の出力が立ち上がると出力がLレベルになる
(図10(e)参照)。したがって、ラッチ回路4の出
力を一方の入力とし、他方の入力に発振回路2の出力が
入力されているAND回路AN2 は、ラッチ回路4の出
力がHレベルである期間にのみ発振回路2の出力を通過
させることになる(図10(i)参照)。その結果、商
用交流電源ACの復帰から一定時間だけAND回路AN
2 を通して発振回路2の出力がブザー回路26に入力さ
れ、ブザーが鳴動することになる。要するに、商用交流
電源ACの復帰後に一定時間だけブザーが鳴動するので
ある。ここにおいて、発振回路2の出力周波数が可聴周
波数に設定されるのはいうまでもない。
【0044】本実施例の構成では、商用交流電源ACの
遮断時間の計測とブザーの鳴動とに発振回路2を共用
し、かつ分周回路3の一部を共用しているのであって、
構成部品点数を削減して小型化および低コスト化が可能
になり、とくに集積回路化する際にはチップ面積を小さ
くすることができ、かつ出力端子数を少なくすることが
できるのである。他の構成は実施例3と同様である。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、ブザーを鳴動させる
可聴周波数の矩形波を出力する駆動信号発生手段の出力
を分周し、スイッチ手段による操作信号の発生から分周
手段の出力の反転時までの時間をラッチ手段によって時
限することにより、ブザーの鳴動時間を時限しているの
で、抵抗とコンデンサとを用いてブザーの鳴動時間を時
限する場合に比較すれば、容量の大きいコンデンサが不
要になることによって、合理的に集積回路化することが
でき、しかも小型化、高信頼化につながるという利点を
有するのである。
【0046】請求項2の発明は、インバータ回路のスイ
ッチング素子をオン・オフさせるクロック信号を分周し
てブザーを駆動させる矩形波を得ているので、インバー
タ回路にブザーを設ける場合に、ブザーを駆動するため
の回路とインバータ回路との一部を共用することがで
き、両者を各別に設ける場合に比較して構成部品点数が
削減されるという利点がある。
【0047】請求項3の発明は、電源の遮断時間に応じ
て負荷の動作状態を切り換えるようにした負荷制御装置
にブザーを設ける場合に、電源の遮断時間を計時する計
時手段を駆動信号発生手段と分周手段との少なくとも一
方を共用して構成することになり、構成部品点数の削減
につながるという利点がある。請求項4の発明は、矩形
波を出力する基準信号発生手段を駆動信号発生手段とは
別に設け、基準信号発生手段の出力を分周することによ
って電源の遮断時間を計時する計時手段を構成している
ので、分周手段を負荷制御装置とブザーの駆動部分とで
共用することができるという利点がある。
【0048】請求項5の発明は、負荷制御装置とブザー
の駆動部分とで駆動信号発生手段を共用し、分周手段の
後段にさらに分周する分周手段を付設しているので、駆
動信号発生手段の共用によって構成部品点数の削減につ
ながるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1を示す回路図である。
【図3】実施例2を示すブロック図である。
【図4】実施例2に用いるインバータ回路の回路図であ
る。
【図5】実施例3を示す回路図である。
【図6】実施例3の動作説明図である。
【図7】実施例3の動作説明図である。
【図8】実施例4を示すブロック図である。
【図9】実施例4を示す回路図である。
【図10】実施例4の動作説明図である。
【図11】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 スイッチ部 2 発振回路 2a 発振回路 2b 発振回路 3 分周回路 4 ラッチ回路 5 インバータ回路 12 クロック回路 14 分周回路 21 電源遮断検出回路 23 タイマ回路 24 第1の時間判定回路 25 第2の時間判定回路 Bz ブザー Q1 スイッチング素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可聴周波数の矩形波を出力してブザーを
    鳴動させる駆動信号発生手段と、操作時に操作信号を発
    生するスイッチ手段と、駆動信号発生手段の出力を周期
    が知覚できる程度の長さになるまで分周する分周手段
    と、操作信号により駆動信号発生手段を始動させ駆動信
    号発生手段の始動後に分周手段の出力が反転すると駆動
    信号発生手段を停止させるラッチ手段とを具備して成る
    ことを特徴とするブザー駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動信号発生手段は、インバータ回
    路のスイッチング素子をオン・オフさせるクロック信号
    を発生するクロック回路と、クロック回路の出力を可聴
    周波数になるまで分周する第2の分周手段とにより構成
    して成ることを特徴とする請求項1記載のブザー駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 電源の遮断時間を計時する計時手段と、
    電源の遮断時間が規定時間内であると電源が遮断される
    たびに負荷の動作状態を切り換え電源の遮断状態が規定
    時間を越えると負荷を規定の動作状態に設定する動作選
    択手段とを備え、計時手段は上記駆動信号発生手段と上
    記分周手段との少なくとも一方を共用して成ることを特
    徴とする請求項1記載のブザー駆動装置。
  4. 【請求項4】 分周手段の出力の周期が上記規定時間に
    なるように駆動信号発生手段よりも出力周波数の低い矩
    形波を出力する基準信号発生手段を設け、基準信号発生
    手段と上記分周手段とにより計時手段を構成して成るこ
    とを特徴とする請求項3記載のブザー駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記分周手段の後段に分周手段の出力を
    周期が上記規定時間になるまで分周する第3の分周手段
    を設け、駆動信号発生手段と分周手段と第2の分周手段
    とにより計時手段を構成して成ることを特徴とする請求
    項3記載のブザー駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2789257A1 (fr) * 1999-02-02 2000-08-04 Schneider Electric Sa Dispositif transducteur a circuit oscillant
WO2007076666A1 (fr) * 2005-12-30 2007-07-12 Hongwei Zhao Avertisseur electronique adaptatif intelligent
CN105047189A (zh) * 2015-08-13 2015-11-11 常州东村电子有限公司 一种全集成化的单线包电磁式蜂鸣器驱动电路

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CN105047189A (zh) * 2015-08-13 2015-11-11 常州东村电子有限公司 一种全集成化的单线包电磁式蜂鸣器驱动电路

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