JPH06111978A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH06111978A
JPH06111978A JP4255221A JP25522192A JPH06111978A JP H06111978 A JPH06111978 A JP H06111978A JP 4255221 A JP4255221 A JP 4255221A JP 25522192 A JP25522192 A JP 25522192A JP H06111978 A JPH06111978 A JP H06111978A
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JP
Japan
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circuit
voltage
power supply
discharge lamp
power
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JP4255221A
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Inventor
Hiroyasu Eriguchi
裕康 江里口
Takeshi Kamoi
武志 鴨井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 性能及び安全性を確保しつつ、より簡単で安
価な構成の放電灯点灯装置を提供すること。 【構成】 電源スイッチS2 をオフすると、交流電源V
sから電力の供給がないため、チョッパ回路CPのキャ
パシタンス要素C1 の電圧は徐々に下がり、チョッパ回
路CPの出力電圧の下限値よりも下がる。この電圧低下
を検出回路Y1 が検出して制御回路X2 を駆動してスイ
ッチング要素S3 をオンさせる。従って、キャパシタン
ス要素C1 に並列に放電抵抗Rdが接続され、キャパシ
タンス要素C1 の電荷が放電抵抗Rdを介して短時間で
放電する。そのため、放電灯LPの両端に電圧が発生す
る時間も短くなる。よって、安全性に問題はない。ま
た、回路構成も簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路に電源
を供給するチョッパ回路のキャパシタンス要素からチョ
ッパ回路のスイッチング素子を制御する制御回路に電源
を供給している放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12の従来の放電灯点灯装置の回路図
を示す。商用交流電源Vsに、電源スイッチS2 を介し
て全波整流を行うダイオードブリッジDBが接続してあ
る。このダイオードブリッジDBの出力端にチョッパ回
路CPが接続されている。このチョッパ回路CPは、イ
ンダクタンス要素L1 、スイッチング要素S1 、ダイオ
ードD1 、キャパシタンス要素C1 等で構成されてい
る。
【0003】上記チョッパ回路CPの出力端にはインバ
ータ回路INVが接続されており、このインバータ回路
INVの負荷として放電灯LPが接続されている。ま
た、チョッパ回路CPのスイッチング要素S1 及びイン
バータ回路INVのスイッチング素子のオンオフ制御を
行う制御回路X1 が設けてある。かかる放電灯点灯装置
においては、交流電源をダイオードブリッジDBで全波
整流し、この全波整流された電圧をチョッパ回路CPで
安定な直流電圧に変換してインバータ回路INVに供給
している。そして、インバータ回路INVにより、高周
波発振出力に変換して放電灯LPを点灯している。
【0004】ここで、上記制御回路X1 の駆動用の電源
としては、交流電源Vsの両端の電圧を降圧、平滑して
得る方法や、チョッパ回路CPのインダクタンス要素L
1 の2次側から得る方法が考えられる。しかしながら、
前者は、大きさ、コストの面で有効でなく、後者は、放
電灯LPが無負荷状態の時、チョッパ回路CPを動作し
続けると、放電灯LPが電力を消費しないため、キャパ
シタンス要素C1 に必要以上の電圧が生じる。
【0005】そのため、ほぼ一定の電圧に保つために、
キャパシタンス要素C1 の電圧VCを検出回路Y1 によ
り検出して、図13に示すように、チョッパ回路CPを
間欠動作をさせる必要がある。しかし、チョッパ回路C
Pの間欠動作時、チョッパ回路CPのインダクタンス要
素L1 に流れる電流も間欠になり、制御回路X1 の駆動
用の電源を供給できない。
【0006】従って、無負荷時にも制御回路X1 の駆動
用の電源を安定して供給するために、チョッパ回路CP
の出力端のキャパシタンス要素C1 の両端に駆動用の電
源回路DVを接続して得ている。尚、図13において、
1 はチョッパ回路CPの動作期間を示し、T2 はチョ
ッパ回路CPの停止期間を示している。また、VC0はチ
ョッパ回路CPの出力定格電圧を、VC1はチョッパ回路
CPの出力下限電圧を、VC2はチョッパ回路CPの出力
上限電圧をそれぞれ示している。
【0007】しかし、図12のように構成した結果、無
負荷状態で動作させている際に、電源スイッチS2 をオ
フすると、チョッパ回路CPの出力端のキャパシタンス
要素C1 には、電荷が蓄積されたままであり、この電荷
が完全に放電されるまでの間、制御回路X1 の駆動用の
電源回路DVが動作を続け、制御回路X1 に電源を供給
することになる。
【0008】そのため、制御回路X1 は動作を続け、イ
ンバータ回路INVに制御信号を送るので、インバータ
回路INVは動作を続け、放電灯LPの両端には電圧が
発生することにより、安全上問題である。この問題を解
決する従来の放電灯点灯装置の一例を図14に示す。図
12と異なる構成は、電源スイッチS2 とダイオードブ
リッジDBとの間にリレーRy1を接続し、このリレー
Ry1 の接点rを、制御回路X1 の駆動用の電源回路D
Vと、放電抵抗Rdとを切り替えられるように接続した
点である。
【0009】従って、電源スイッチS2 がオン時、制御
回路X1 の駆動用の電源回路DVが接続され、制御回路
1 が動作し、チョッパ回路CP及びインバータ回路I
NVが動作する。電源スイッチS2 のオフ時は、リレー
Ry1 が励磁されず、その接点rが放電抵抗Rd側に切
り替えられて、無負荷時、チョッパ回路CPの出力端の
キャパシタンス要素C1 に蓄積されている電荷を放電抵
抗Rdを介して急激に放電させるようにしている。
【0010】このように構成することで、無負荷動作し
ている際に、電源スイッチS2 をオフした時も、オフと
ほぼ同時にキャパシタンス要素C1 の電荷が放電される
ので、放電灯LPの両端に電圧が発生せず、安全性で問
題はない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の放電灯点灯装置は、安全性においては問題が
なかったが、リレーRy1 を利用しているため、回路数
が増加し、大きさも大きくなり、コストも高くなるとい
う問題がある。本発明は上述の点に鑑みて提供したもの
であって、これまでの性能及び安全性を確保しつつ、よ
り簡単で安価な構成の放電灯点灯装置を提供することを
目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源と、
この交流電源に電源スイッチを介して接続される整流器
と、この整流器の出力端に接続され間欠動作を行うチョ
ッパ回路と、このチョッパ回路の出力を電源して動作す
るインバータ回路と、このインバータ回路の負荷となる
放電灯と、上記チョッパ回路を構成するキャパシタンス
要素の両端の電圧を利用する直流電源回路と、この直流
電源回路を電源として上記チョッパ回路やインバータ回
路を構成するスイッチング素子のオンオフ制御を行う制
御回路とを具備した放電灯点灯装置において、上記電源
スイッチをオフしたときに、チョッパ回路のキャパシタ
ンス要素の両端の電圧が電源スイッチがオンのときの最
も低い動作電圧よりも低くなった時に、オンするスイッ
チング要素と抵抗とを、チョッパ回路のキャパシタンス
要素と閉回路を形成するように設けたものである。
【0013】また、請求項2においては、電源スイッチ
をオフしたときに、チョッパ回路のキャパシタンス要素
の両端の電圧が電源スイッチがオンのときの最も低い動
作電圧よりも低くなった時に、オフするスイッチング要
素を、直流電源回路の電源供給路に設けている。
【0014】
【作用】而して、電源スイッチをオフした時に、スイッ
チング要素をオンとなって、該スイッチング要素と抵抗
とでチョッパ回路のキャパシタンス要素と閉回路を形成
し、キャパシタンス要素の電荷が短時間で放電されるこ
とになり、簡単な回路構成により、電源スイッチのオフ
時からチョッパ回路のキャパシタンス要素に蓄積された
電荷が放電するまでの間の放電灯両端の電圧の発生を抑
えることができ、安全性を確保することができる。
【0015】また、請求項2においては、電源スイッチ
をオフしたときに、チョッパ回路のキャパシタンス要素
の両端の電圧が電源スイッチがオンのときの最も低い動
作電圧よりも低くなった時に、オフするスイッチング要
素を、直流電源回路の電源供給路に設けていることによ
り、電源スイッチをオフした時に、スイッチング要素を
オフとなって、直流電源回路からの制御回路への電源供
給が停止されて、インバータ回路の動作も停止する。従
って、放電灯両端の電圧の発生を抑えることができ、安
全性を確保することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のブロック回路図を示している。従
来例と異なる構成は、チョッパ回路CPの出力端のキャ
パシタンス要素C1 の両端の電圧VC を検出する検出回
路Y1 により、キャパシタンス要素C1 の両端の電圧V
C が、チョッパ回路CPの出力の下限電圧VC1よりも低
くなったとき、制御回路X2 によりオンするスイッチン
グ要素S3 を介してキャパシタンス要素C1 の両端に放
電抵抗Rdを接続するようにした点である。
【0017】すなわち、無負荷状態の時、図13及び図
2に示すように、チョッパ回路CPの出力端のキャパシ
タンス要素C1 の電圧VC を検出回路Y1 で検出して、
この電圧VC がほぼ一定の電圧になるように、上限値V
C2でチョッパ回路CPが動作を停止し、下限値VC1で動
作を開始するという間欠動作を制御回路X1 により行っ
ており、チョッパ回路CPの動作中において、キャパシ
タンス要素C1 の電圧VC が下限値VC1よりも下がるこ
とはない。
【0018】一方、図2に示すように、電源スイッチS
2 をオフすると、商用交流電源Vsから電力の供給がな
いため、チョッパ回路CPのキャパシタンス要素C1
電圧VC は徐々に下がり、チョッパ回路CPの出力電圧
の下限値VC1よりも下がる。従って、キャパシタンス要
素C1 の電圧VC により、電源スイッチS2 のオン、オ
フを判断することができ、キャパシタンス要素C1 の電
圧VC が、下限値V C1より低くなったときに、検出回路
1 が検出し、該検出回路Y1 により制御回路X2 を制
御し、制御回路X2 によりスイッチング要素S3 をオン
させるようにしている。
【0019】従って、スイッチング要素S3 を介してキ
ャパシタンス要素C1 の両端に放電抵抗Rdが接続され
ることになり、図2に示すように、キャパシタンス要素
1の電荷を放電抵抗Rdを介して短時間で放電するこ
とができる。そのため、放電灯LPの両端に電圧が発生
する時間も短くなる。よって、安全性に問題はないもの
である。
【0020】また、このように構成すれば、チョッパ回
路CPの間欠動作のための検出回路Y1 を利用でき、回
路構成が簡単で、且つ安全性に問題はない。 (実施例2)実施例2を図3に示す。従来例と異なる点
は、チョッパ回路CPの出力端のキャパシタンス要素C
1 の両端の電圧VC を検出する検出回路Y1 により、キ
ャパシタンス要素C1 の両端の電圧VC が、チョッパ回
路CPの出力の下限値VC1よりも低くなったとき、制御
回路X2 によりオフするスイッチング要素S3 を、制御
回路X1 の駆動用の電源回路DVの正極側に設けた点で
ある。
【0021】すなわち、無負荷状態の時、図13及び図
2に示すように、チョッパ回路CPの出力端のキャパシ
タンス要素C1 の電圧VC を検出回路Y1 で検出して、
この電圧VC がほぼ一定の電圧になるように、上限値V
C2でチョッパ回路CPが動作を停止し、下限値VC1で動
作を開始するという間欠動作を制御回路X1 により行っ
ており、チョッパ回路CPの動作中において、キャパシ
タンス要素C1 の電圧VC が下限値VC1よりも下がるこ
とはない。
【0022】一方、図2に示すように、電源スイッチS
2 をオフすると、商用交流電源Vsから電力の供給がな
いため、チョッパ回路CPのキャパシタンス要素C1
電圧VC は徐々に下がり、チョッパ回路CPの出力電圧
の下限値VC1よりも下がる。従って、キャパシタンス要
素C1 の電圧VC により、電源スイッチS2 のオン、オ
フを判断することができ、キャパシタンス要素C1 の電
圧VC が、下限値V C1より低くなったときに、検出回路
1 が検出し、該検出回路Y1 により制御回路X2 を制
御し、制御回路X2 によりスイッチング要素S3 をオフ
させるようにしている。
【0023】従って、チョッパ回路CPのキャパシタン
ス要素C1 の電圧VC が、チョッパ回路CPの出力の下
限値VC1よりも低くなった時点で、電圧低下を検出回路
1が検出し、検出出力により制御回路X2 を制御し
て、スイッチング要素S3 をオフさせる。そして、この
スイッチング要素S3 がオフすることで、電源回路DV
への電源の供給が停止される。そして、制御回路X1
の電源の供給も停止されて、制御回路X1 の動作が停止
するため、インバータ回路INVの動作も停止する。
【0024】従って、放電灯LPの両端には電圧は発生
せず、安全性を確保することができる。 (実施例3)ところで、交流電源の電圧を整流平滑して
直流電圧を得て、高周波電圧に変換し、負荷、例えば放
電灯等に電力を供給して放電灯を点灯するのにインバー
タ装置がよく用いられている。
【0025】図4は、かかるインバータ装置の一例を示
している。直流電源Eは、交流電源Vsを全波整流する
ダイオードブリッジDBと、平滑用のコンデンサC1
構成されている。この直流電源Eの出力端には交互にオ
ンオフするスイッチング要素Q1 とQ2の直列回路が接
続されている。スイッチング要素Q2 の両端には、コン
デンサC 2 ,C4 、インダクタL1 、放電灯等の負荷L
からなる振動回路Aが接続されている。
【0026】制御回路1は、上記スイッチング要素
1 ,Q2 のオン、オフの制御を行うものである。ま
た、制御回路1へは直流電源Eから抵抗R1 を介して起
動用の電力が供給されるようになっている。また、コン
デンサC2 とインダクタL1 の接続点(B点)と、スイ
ッチング要素Q2 とコンデンサC4 の接続点(C点)と
の間には、コンデンサC3 とトランスT1 の1次巻線n
1 の直列回路が接続されている。
【0027】更に、トランスT1 の2次巻線n2 の出力
は、ダイオードD3 とコンデンサC 5 で整流平滑され
て、制御回路1へ定常時用の電源を供給し、直流電源2
を構成している。ここで、直流電源Eは、交流電源を整
流、平滑したものや、電池、交流電源を整流したものを
電源としたチョッパ回路の出力などが用いられる。
【0028】振動回路Aは、スイッチング要素Q2 の両
端に、直流カット用コンデンサC2と、インダクタL1
と、放電灯等の負荷LとコンデンサC4 の並列回路との
直列回路が接続された構成である。次に、動作について
説明する。まず、電源を投入すると、直流電源Eから抵
抗R1 を介して制御回路1に電力が供給され、制御回路
1が起動され、スイッチング要素Q1 ,Q2 がオン、オ
フする。
【0029】スイッチング要素Q1 ,Q2 がオン、オフ
することにより、振動回路Aが振動する。そして、図4
のB−C間に交流電圧が発生する。これにより、制御回
路1用の直流電源2から制御回路1に定常的に電力が供
給される。スイッチング要素Q1 ,Q2 が定常的にオ
ン、オフされ、負荷Lに高周波電力が供給される。
【0030】ここで、制御回路1用の直流電源2を上記
のような構成としたのは、以下の理由による。すなわ
ち、図5に示すように、直流電源Eから抵抗R2 を介し
て定常的に電力を制御回路1に供給するような構成にし
た場合、抵抗R2 での電力ロスが大きくなる。また、図
6に示すように、交流電源VsをダウントランスT2
用い降圧し、その後、ダイオードブリッジDB2 、コン
デンサC7 で整流平滑して直流電圧を得る構成とした場
合には大型になる。
【0031】従って、これらを解決し、電力ロスが小さ
く、小型の電源を提供するためである。ところで、通
常、インバータ装置では、負荷に供給する高周波電力を
制御する目的等のため、スイッチング要素Q1 ,Q2
オン、オフの発振をタイマーなどを用い間欠動作させる
場合がある。
【0032】しかしながら、本回路において、発振を間
欠させた場合、振動回路Aの振動も間欠となる。する
と、図4に示すB−C間には、間欠にしか交流電圧が発
生しなくなる。そのため、制御回路1用の直流電源2か
ら制御回路1へ安定して電力を供給できないという問題
が生じることになる。
【0033】そこで、本実施例では、インバータ装置を
間欠に動作させた場合でも、安定に制御回路1に電力を
供給し、しかも電力損失が小さくて小型な手段を提供す
るものである。すなわち、図7に具体回路図を示す。図
4と異なる点は、スイッチング要素Q 2 の両端に、ダイ
オードD3 、インダクタL2 、コンデンサC3 の直列回
路からなる制御回路1用の直流電源2を設けた点であ
る。
【0034】ここで、振動回路Aは、スイッチング要素
2 の両端に、直流カット用コンデンサC2 と、インダ
クタL1 と、放電灯等の負荷LとコンデンサC4 の並列
回路との直列回路が接続された構成である。次に、動作
について説明する。電源を投入すると、直流電源Eから
抵抗R1 を介して制御回路1に電力が供給され、制御回
路1が起動され、スイッチング要素Q1 ,Q2 がオン、
オフする。
【0035】スイッチング要素Q1 がオンの際、図7に
示すループに電流が流れる。その際、インダクタL2
にエネルギーが蓄積される。また、スイッチング要素Q
1 がオフの際、インダクタL2 に蓄積されたエネルギー
を電源としてループに電流が流れる。上記の動作によ
り、コンデンサC3 に直流電圧を得る。そして、コンデ
ンサC 3 から制御回路1に定常的に電力が供給される。
スイッチング要素Q1 ,Q2 が定常的にオン、オフさ
れ、負荷Lに高周波電力が供給される。
【0036】従って、本回路において、負荷に供給する
高周波電力を制御する目的等のため、インバータの動作
を間欠させる場合、スイッチング要素Q2 のみ間欠発振
とし、スイッチング要素Q1 を連続発振すれば、インバ
ータ動作は間欠となるとともに、制御回路1に直流電源
2から定常的に安定して電力を供給することができるも
のである。
【0037】図8は他の例を示し、インダクタL2 の中
点にダイオードD4 を付加し、インダクタL2 に蓄えら
れたエネルギーの放電ループが、ループとループの
2つになった構成である。他の構成は図7の場合と同様
である。図9〜図11は、図7の回路に対して直流電源
Eをチョッパ回路で構成したものである。すなわち、図
9では、直流電源Eを、インダクタL1 、スイッチング
要素Q1 、ダイオードD1 で昇圧型のチョッパ回路を形
成したものである。
【0038】図10では、直流電源Eを、スイッチング
要素Q1 、ダイオードD1 、インダクタL1 で降圧型の
チョッパ回路を構成し、図11では、同じくスイッチン
グ要素Q1 、インダクタL1 、ダイオードD1 で昇降圧
型のチョッパ回路で直流電源Eを構成したものである。
ただし、本回路において、インバータ動作を間欠とした
場合の、インバータ動作停止時には、スイッチング要素
2 がオン、スイッチング要素Q3 がオフとし、また、
コンデンサC2 をA点で切り離すことにより、スイッチ
ング要素Q1 のオン、オフだけで制御回路1の直流電源
を得ることができる。
【0039】このように本実施例においては、以上説明
したような構成、動作により、電力損失が小さく、小型
で、インバータを間欠に動作させた場合でも、安定に制
御回路1に電力を供給することができるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のように、交流電源と、こ
の交流電源に電源スイッチを介して接続される整流器
と、この整流器の出力端に接続され間欠動作を行うチョ
ッパ回路と、このチョッパ回路の出力を電源して動作す
るインバータ回路と、このインバータ回路の負荷となる
放電灯と、上記チョッパ回路を構成するキャパシタンス
要素の両端の電圧を利用する直流電源回路と、この直流
電源回路を電源として上記チョッパ回路やインバータ回
路を構成するスイッチング素子のオンオフ制御を行う制
御回路とを具備した放電灯点灯装置において、上記電源
スイッチをオフしたときに、チョッパ回路のキャパシタ
ンス要素の両端の電圧が電源スイッチがオンのときの最
も低い動作電圧よりも低くなった時に、オンするスイッ
チング要素と抵抗とを、チョッパ回路のキャパシタンス
要素と閉回路を形成するように設けたものであるから、
電源スイッチをオフした時に、スイッチング要素をオン
となって、該スイッチング要素と抵抗とでチョッパ回路
のキャパシタンス要素と閉回路を形成し、キャパシタン
ス要素の電荷が短時間で放電されることになり、簡単な
回路構成により、電源スイッチのオフ時からチョッパ回
路のキャパシタンス要素に蓄積された電荷が放電するま
での間の放電灯両端の電圧の発生を抑えることができ、
安全性を確保することができる効果を奏するものであ
る。
【0041】また、請求項2においては、電源スイッチ
をオフしたときに、チョッパ回路のキャパシタンス要素
の両端の電圧が電源スイッチがオンのときの最も低い動
作電圧よりも低くなった時に、オフするスイッチング要
素を、直流電源回路の電源供給路に設けていることによ
り、電源スイッチをオフした時に、スイッチング要素を
オフとなって、直流電源回路からの制御回路への電源供
給が停止されて、インバータ回路の動作も停止する。従
って、放電灯両端の電圧の発生を抑えることができ、安
全性を確保することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の放電灯点灯装置のブロック回
路図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の実施例2の放電灯点灯装置のブロック回
路図である。
【図4】同上の実施例3におけるインバータ装置の一例
を示す回路図である。
【図5】同上の直流電源を得る場合の説明用の回路図で
ある。
【図6】同上の直流電源を得る他の方法の説明用の回路
図である。
【図7】同上のインバータを間欠動作させた場合にも電
力を安定して供給できるようにした場合のインバータ装
置の回路図である。
【図8】同上のインバータを間欠動作させた場合にも電
力を安定して供給できるようにした場合のインバータ装
置の他の例の回路図である。
【図9】同上の直流電源として降圧型のチョッパ回路を
用いた場合の回路図である。
【図10】同上の直流電源として昇圧型のチョッパ回路
を用いた場合の回路図である。
【図11】同上の直流電源として昇降圧型のチョッパ回
路を用いた場合の回路図である。
【図12】従来例の放電灯点灯装置のブロック回路図で
ある。
【図13】従来例の動作説明図である。
【図14】他の従来例の放電灯点灯装置のブロック回路
図である。
【符号の説明】
Vs 交流電源 CP チョッパ回路 S1 スイッチング要素 S3 スイッチング要素 S2 電源スイッチ C1 キャパシタンス要素 X1 制御回路 X2 制御回路 DV 電源回路 Rd 放電抵抗 Y1 検出回路 INV インバータ回路 LP 放電灯
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 41/16 310 A 9249−3K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、この交流電源に電源スイッ
    チを介して接続される整流器と、この整流器の出力端に
    接続され間欠動作を行うチョッパ回路と、このチョッパ
    回路の出力を電源して動作するインバータ回路と、この
    インバータ回路の負荷となる放電灯と、上記チョッパ回
    路を構成するキャパシタンス要素の両端の電圧を利用す
    る直流電源回路と、この直流電源回路を電源として上記
    チョッパ回路やインバータ回路を構成するスイッチング
    素子のオンオフ制御を行う制御回路とを具備した放電灯
    点灯装置において、上記電源スイッチをオフしたとき
    に、チョッパ回路のキャパシタンス要素の両端の電圧が
    電源スイッチがオンのときの最も低い動作電圧よりも低
    くなった時に、オンするスイッチング要素と抵抗とを、
    チョッパ回路のキャパシタンス要素と閉回路を形成する
    ように設けたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 電源スイッチをオフしたときに、チョッ
    パ回路のキャパシタンス要素の両端の電圧が電源スイッ
    チがオンのときの最も低い動作電圧よりも低くなった時
    に、オフするスイッチング要素を、直流電源回路の電源
    供給路に設けたことを特徴とする請求項1記載の放電灯
    点灯装置。
JP4255221A 1992-09-25 1992-09-25 放電灯点灯装置 Withdrawn JPH06111978A (ja)

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