JPH0793513B2 - 電子部品実装機のキャリアテープ送り補正方法及びその装置 - Google Patents
電子部品実装機のキャリアテープ送り補正方法及びその装置Info
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- JPH0793513B2 JPH0793513B2 JP2012231A JP1223190A JPH0793513B2 JP H0793513 B2 JPH0793513 B2 JP H0793513B2 JP 2012231 A JP2012231 A JP 2012231A JP 1223190 A JP1223190 A JP 1223190A JP H0793513 B2 JPH0793513 B2 JP H0793513B2
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- component
- lever
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- tape
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、電子部品をプリント基板に装着する電子部品
実装機において、多数の電子部品を保持したキャリアテ
ープを部品供給ユニットからテープフィーダにより送り
出してその電子部品を供給する場合に、その電子部品を
部品装着装置に正しい位置で供給できるようにキャリア
テープの送りを補正する方法及び装置に関する。
実装機において、多数の電子部品を保持したキャリアテ
ープを部品供給ユニットからテープフィーダにより送り
出してその電子部品を供給する場合に、その電子部品を
部品装着装置に正しい位置で供給できるようにキャリア
テープの送りを補正する方法及び装置に関する。
(ロ)従来技術 電子部品実装機はプリント基板に装着されるべき各種の
電子部品をその種類毎に設けられた部品供給ユニットに
多数貯えておき、それらの部品供給ユニットから部品装
着装置に部品を供給してその部品装着装置によりプリン
ト基板に装着するようになっている。そして、電子部品
は種類毎に異なるキャリアテープに多数保持させておい
てそれらのキャリアテープをそれぞれ別個の部品供給ユ
ニットにより保持し、キャリアテープをテープフィーダ
により繰り出して位置決めし、キャリアテープから電子
部品を部品装着装置で受け取るようにしている。このよ
うな電子部品実装機(以下単に実装機)の従来のものと
しては、例えば特開昭63−269600号公報に示されるもの
がある。この公報に記載の実装機では、同公報第7図に
示されるように、定位置で上下動する位置決め部材の位
置決めピンを繰り出されたキャリアテープ送り孔に挿入
して位置決めするものである。
電子部品をその種類毎に設けられた部品供給ユニットに
多数貯えておき、それらの部品供給ユニットから部品装
着装置に部品を供給してその部品装着装置によりプリン
ト基板に装着するようになっている。そして、電子部品
は種類毎に異なるキャリアテープに多数保持させておい
てそれらのキャリアテープをそれぞれ別個の部品供給ユ
ニットにより保持し、キャリアテープをテープフィーダ
により繰り出して位置決めし、キャリアテープから電子
部品を部品装着装置で受け取るようにしている。このよ
うな電子部品実装機(以下単に実装機)の従来のものと
しては、例えば特開昭63−269600号公報に示されるもの
がある。この公報に記載の実装機では、同公報第7図に
示されるように、定位置で上下動する位置決め部材の位
置決めピンを繰り出されたキャリアテープ送り孔に挿入
して位置決めするものである。
しかしながら、このような方法では、多数の部品供給ユ
ニットを組み立てて実装機の供給テーブルに取り付けな
ければならないため部品供給ユニットの各々について取
付け位置、位置決めピンの位置更には部品装着装置の部
品吸着管の位置の調整等多数の調整要因があって調整に
時間がかかる問題がある。また、一旦調整して取り付け
るとそれで固定されてしまいキャリアテープの誤差に合
わせて微調整をすることは不可能である。
ニットを組み立てて実装機の供給テーブルに取り付けな
ければならないため部品供給ユニットの各々について取
付け位置、位置決めピンの位置更には部品装着装置の部
品吸着管の位置の調整等多数の調整要因があって調整に
時間がかかる問題がある。また、一旦調整して取り付け
るとそれで固定されてしまいキャリアテープの誤差に合
わせて微調整をすることは不可能である。
(ハ)本発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は、電子部品実装機のキ
ャリアテープ送り補正方法及び装置において、部品装着
装置に吸着保持された部品を画像検出することによって
吸着管と部品との位置関係を正確に検出してその検出信
号に基づいてテープフィーダの送り出し量を調整し、正
しい位置で部品を供給できるようにすると共に、部品供
給ユニットの組立調整を容易にすることである。
ャリアテープ送り補正方法及び装置において、部品装着
装置に吸着保持された部品を画像検出することによって
吸着管と部品との位置関係を正確に検出してその検出信
号に基づいてテープフィーダの送り出し量を調整し、正
しい位置で部品を供給できるようにすると共に、部品供
給ユニットの組立調整を容易にすることである。
(ニ)課題を解決するための手段 本願の一つの発明は、多数の電子部品を保持したキャリ
アテープを部品供給ユニットにより保持していてテープ
フィーダにより該キャリアテープを送り出して該キャリ
アテープから電子部品を取り出して部品装着装置でプリ
ント基板に装着する電子部品実装機においてキャリアテ
ープの送りを補正する方法であって、該部品装着装置に
対する該テープフィーダの部品供給位置の近傍には該部
品供給位置にセットされた該テープフィーダの送りレバ
ーを操作する操作レバーを回動可能に設け、該部品装着
装置で吸着保持した電子部品を該プリント基板の装着位
置に送る途中で吸着ヘッドに関する電子部品の位置を画
像検出し、該画像検出による検出信号によって制御モー
タを動作させて移動レバーの支点を移動することにより
該移動レバーに連結された該操作レバーの回動角度を変
化させ、それによって該テープフィーダの送り車の回動
角度を変更して該キャリアテープの送り量を変化させる
ように構成されている。
アテープを部品供給ユニットにより保持していてテープ
フィーダにより該キャリアテープを送り出して該キャリ
アテープから電子部品を取り出して部品装着装置でプリ
ント基板に装着する電子部品実装機においてキャリアテ
ープの送りを補正する方法であって、該部品装着装置に
対する該テープフィーダの部品供給位置の近傍には該部
品供給位置にセットされた該テープフィーダの送りレバ
ーを操作する操作レバーを回動可能に設け、該部品装着
装置で吸着保持した電子部品を該プリント基板の装着位
置に送る途中で吸着ヘッドに関する電子部品の位置を画
像検出し、該画像検出による検出信号によって制御モー
タを動作させて移動レバーの支点を移動することにより
該移動レバーに連結された該操作レバーの回動角度を変
化させ、それによって該テープフィーダの送り車の回動
角度を変更して該キャリアテープの送り量を変化させる
ように構成されている。
本願の他の発明は、多数の電子部品を保持したキャリア
テープを部品供給ユニットにより保持していてテープフ
ィーダにより該キャリアテープを送り出して該キャリア
テープから電子部品を取り出して部品装着装置でプリン
ト基板に装着する電子部品実装機においてキャリアテー
プの送りを補正する装置であって、該テープフィーダに
は該キャリアテープを送り出す送り車を回動させる送り
レバーを設け、該部品装着装置に対する該テープフィー
ダの部品供給位置の近傍には該部品供給位置にセットさ
れた該テープフィーダの送りレバーを操作する操作レバ
ーを回動可能に設け、駆動装置により回動させるように
なっていて支点が移動する移動レバーを該操作レバーに
連結部材を介して連結して該支点に関する該連結部材と
該移動レバーとの係合位置を変化できるようにし、該部
品装着装置による電子部品の送り経路の途中には該電子
部品を吸着保持する吸着ヘッドに関する該電子部品の位
置を画像検出する画像検出器を設け、該移動レバーの支
点が、該画像検出器の検出信号に応じて作動される制御
モータにより変化されるように構成されている。
テープを部品供給ユニットにより保持していてテープフ
ィーダにより該キャリアテープを送り出して該キャリア
テープから電子部品を取り出して部品装着装置でプリン
ト基板に装着する電子部品実装機においてキャリアテー
プの送りを補正する装置であって、該テープフィーダに
は該キャリアテープを送り出す送り車を回動させる送り
レバーを設け、該部品装着装置に対する該テープフィー
ダの部品供給位置の近傍には該部品供給位置にセットさ
れた該テープフィーダの送りレバーを操作する操作レバ
ーを回動可能に設け、駆動装置により回動させるように
なっていて支点が移動する移動レバーを該操作レバーに
連結部材を介して連結して該支点に関する該連結部材と
該移動レバーとの係合位置を変化できるようにし、該部
品装着装置による電子部品の送り経路の途中には該電子
部品を吸着保持する吸着ヘッドに関する該電子部品の位
置を画像検出する画像検出器を設け、該移動レバーの支
点が、該画像検出器の検出信号に応じて作動される制御
モータにより変化されるように構成されている。
(ホ)作用 上記構成において、テープフィーダで送り出されたキャ
リアテープから電子部品を部品装着装置により吸着保持
した後、その電子部品を装着位置に送る途中で画像検出
器で画像検出する。そしてその画像検出により吸着管に
関する電子部品の位置ずれ量を検出すると、その検出信
号により移動レバーの支点の位置を移動させて連結部材
の移動量をしたがって操作レバーの回動角を補正する。
この状態で外部の駆動装置により移動レバー動作させる
と連結部材を介して操作レバーが補正された回動角だけ
回動し、テープフィーダの送りレバーを回動させてキャ
リアテープを補正された送り量で送り出す。
リアテープから電子部品を部品装着装置により吸着保持
した後、その電子部品を装着位置に送る途中で画像検出
器で画像検出する。そしてその画像検出により吸着管に
関する電子部品の位置ずれ量を検出すると、その検出信
号により移動レバーの支点の位置を移動させて連結部材
の移動量をしたがって操作レバーの回動角を補正する。
この状態で外部の駆動装置により移動レバー動作させる
と連結部材を介して操作レバーが補正された回動角だけ
回動し、テープフィーダの送りレバーを回動させてキャ
リアテープを補正された送り量で送り出す。
(ヘ)実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、本発明の部品供給ユニット
位置決め装置の一実施例を装備した実装機1が概略的に
示されている。同図において、2(2a、2b)は実装機の
基台、3は基台2aのほぼ中央の上方に配設された部品装
着装置、4は基台2aの上面のほぼ中央に横方向に移動可
能に配設され、それによって部品装着装置3に関して横
方向に(第1図で)移動可能になっている横テーブル
(以下Xテーブル)、5はXテーブル4上で縦方向に
(第1図で)移動可能になっているプリント基板eを保
持してそのプリント基板を部品装着装置3に関して縦方
向に移動させる縦テーブル(以下Yテーブル)、6はプ
リント基板用の供給コンベア、7はプリント基板用の取
り出しコンベア、10は部品供給ユニット位置決め装置、
50は本発明に係る部品供給ユニット、70はキャリアテー
プ送り補正機構である。上記Xテーブル4及びYテーブ
ル5は協働してプリント基板の電子部品が装着されるべ
き場所を部品装着装置の装着位置の下まで移動させるよ
うになっている公知の構造のものである。また、部品装
着装置3並びに供給及び取り出しコンベア6及び7も公
知の構造のものである。
位置決め装置の一実施例を装備した実装機1が概略的に
示されている。同図において、2(2a、2b)は実装機の
基台、3は基台2aのほぼ中央の上方に配設された部品装
着装置、4は基台2aの上面のほぼ中央に横方向に移動可
能に配設され、それによって部品装着装置3に関して横
方向に(第1図で)移動可能になっている横テーブル
(以下Xテーブル)、5はXテーブル4上で縦方向に
(第1図で)移動可能になっているプリント基板eを保
持してそのプリント基板を部品装着装置3に関して縦方
向に移動させる縦テーブル(以下Yテーブル)、6はプ
リント基板用の供給コンベア、7はプリント基板用の取
り出しコンベア、10は部品供給ユニット位置決め装置、
50は本発明に係る部品供給ユニット、70はキャリアテー
プ送り補正機構である。上記Xテーブル4及びYテーブ
ル5は協働してプリント基板の電子部品が装着されるべ
き場所を部品装着装置の装着位置の下まで移動させるよ
うになっている公知の構造のものである。また、部品装
着装置3並びに供給及び取り出しコンベア6及び7も公
知の構造のものである。
したがってそれらの構造、動作の詳細な説明は省略す
る。
る。
部品供給ユニット位置決め装置(以下単に位置決め装
置)10は、一対の供給テーブル20(20a、20b)と、基台
2b上に並列に配置されかつ対応する供給テーブルを乗せ
て作業領域と退避領域との間で移動可能になっている第
1の一対のテーブル移送機構30(30a、30b)と、基台2a
の基台2b側の縁に沿って設けられていて供給テーブル20
a、20bを部品装着装置の位置まで送る第2のテーブル移
送機構40と、各供給テーブル上に乗せられた複数の部品
供給ユニット50とを備えている。
置)10は、一対の供給テーブル20(20a、20b)と、基台
2b上に並列に配置されかつ対応する供給テーブルを乗せ
て作業領域と退避領域との間で移動可能になっている第
1の一対のテーブル移送機構30(30a、30b)と、基台2a
の基台2b側の縁に沿って設けられていて供給テーブル20
a、20bを部品装着装置の位置まで送る第2のテーブル移
送機構40と、各供給テーブル上に乗せられた複数の部品
供給ユニット50とを備えている。
各供給テーブル20は、第3図に示されるように、比較的
短い上水平部21と、上に部品供給ユニット50が載置され
るようになっている比較的長い下水平部22と、両水平部
の間の垂直部23とを有する断面が略L形を示している。
供給テーブル20には、上水平部21に二つの位置決め孔24
が幅方向に隔ててかつ下水平部22に四つの位置決め孔25
が幅方向及び移動方向に隔ててそれぞれ形成されてい
る。供給テーブル20には、更に、第3図に示されるよう
に、垂直部23のほぼ中央に上水平部21と同じ方向に突出
する位置決めブロック26が形成されている。その位置決
めブロック26の先端には下側に突出する突起27が形成さ
れている。
短い上水平部21と、上に部品供給ユニット50が載置され
るようになっている比較的長い下水平部22と、両水平部
の間の垂直部23とを有する断面が略L形を示している。
供給テーブル20には、上水平部21に二つの位置決め孔24
が幅方向に隔ててかつ下水平部22に四つの位置決め孔25
が幅方向及び移動方向に隔ててそれぞれ形成されてい
る。供給テーブル20には、更に、第3図に示されるよう
に、垂直部23のほぼ中央に上水平部21と同じ方向に突出
する位置決めブロック26が形成されている。その位置決
めブロック26の先端には下側に突出する突起27が形成さ
れている。
各第1のテーブル移送機構30は、基台2b上に互いに平行
に配置されかつ作業領域Aと退避領域Bとに亙って伸び
ている一対のガイドレール31と、各ガイドレール上に滑
動可能に案内されたスライダ部321を介してそのガイド
レール上で移動可能になっている第1の可動台32と、両
ガイドレール31の中間において基台2bに取り付けられか
つガイドレールに沿って作業領域Aと退避領域Bとに亙
って伸びるロッドレスシリンダ33と、可動台32の上に上
下動可能に配置された載置板34とを備えている。可動台
32はロッドレスシリンダ33のピストン(図示せず)に連
結された連結部材331に固定され、そのピストンの移動
により作業領域と退避領域との間で移動できるようにな
っている。載置板34は下に向かって突出した軸341が可
動台32に取り付けられた案内支柱342によって上下動可
能に案内され、シリンダ35によって上下動されるように
なっている。載置板34の上面には供給テーブルに形成さ
れた位置決め孔25内に入る位置決めピン36が設けられて
いる。
に配置されかつ作業領域Aと退避領域Bとに亙って伸び
ている一対のガイドレール31と、各ガイドレール上に滑
動可能に案内されたスライダ部321を介してそのガイド
レール上で移動可能になっている第1の可動台32と、両
ガイドレール31の中間において基台2bに取り付けられか
つガイドレールに沿って作業領域Aと退避領域Bとに亙
って伸びるロッドレスシリンダ33と、可動台32の上に上
下動可能に配置された載置板34とを備えている。可動台
32はロッドレスシリンダ33のピストン(図示せず)に連
結された連結部材331に固定され、そのピストンの移動
により作業領域と退避領域との間で移動できるようにな
っている。載置板34は下に向かって突出した軸341が可
動台32に取り付けられた案内支柱342によって上下動可
能に案内され、シリンダ35によって上下動されるように
なっている。載置板34の上面には供給テーブルに形成さ
れた位置決め孔25内に入る位置決めピン36が設けられて
いる。
第2の移送機構40は、基台2aの基台2b側の縁に沿って形
成された切欠き部に配設固定されていて二つの第1の移
送機構の作業領域に亙って伸びている支柱体41と、支持
体41の上縁にその全長に沿って設けられた上ガイドレー
ル42と、支持体41の基台2b側の面に固定されかつその全
長に亙って伸びている横ガイドレール43と、上及び横ガ
イドレール42及び43にそれぞれ滑動可能に案内されたス
ライダ部441及び442を介してそのガイドレールに関して
移動可能に案内された第2の可動台44とを備えている。
可動台44は水平部443と垂直部444とを有する略逆L字形
をしていて、一方のスライダ部441は水平部443の下側に
固定され他方のスライダ部442は垂直部444に固定されて
いる。水平部443には供給テーブル20の位置決め孔24内
に入る二つの位置決めピン45(第3図)が上に突出して
取り付けられている。
成された切欠き部に配設固定されていて二つの第1の移
送機構の作業領域に亙って伸びている支柱体41と、支持
体41の上縁にその全長に沿って設けられた上ガイドレー
ル42と、支持体41の基台2b側の面に固定されかつその全
長に亙って伸びている横ガイドレール43と、上及び横ガ
イドレール42及び43にそれぞれ滑動可能に案内されたス
ライダ部441及び442を介してそのガイドレールに関して
移動可能に案内された第2の可動台44とを備えている。
可動台44は水平部443と垂直部444とを有する略逆L字形
をしていて、一方のスライダ部441は水平部443の下側に
固定され他方のスライダ部442は垂直部444に固定されて
いる。水平部443には供給テーブル20の位置決め孔24内
に入る二つの位置決めピン45(第3図)が上に突出して
取り付けられている。
垂直部444のほぼ中央には第3図に示されるように、上
側の幅が広くかつ下側の幅が供給テーブル20のブロック
26の幅とほぼ一致する逆台形の穴445が形成されてい
る。垂直部444には更に支持体41側の面に一対のブロッ
ク46が可動台の幅方向に隔てて固定され、各ブロック46
にはねじ穴が形成されている。ブロック46のねじ穴内に
は支持体41の全長に亙って平行に配置されたねじ軸47が
螺合されている。このねじ軸47はステップモータのよう
な回転角度を自由に制御できるモータ(図示せず)によ
り回転され、それによって第2の可動台44の支持体に沿
って移動できるようになっている。
側の幅が広くかつ下側の幅が供給テーブル20のブロック
26の幅とほぼ一致する逆台形の穴445が形成されてい
る。垂直部444には更に支持体41側の面に一対のブロッ
ク46が可動台の幅方向に隔てて固定され、各ブロック46
にはねじ穴が形成されている。ブロック46のねじ穴内に
は支持体41の全長に亙って平行に配置されたねじ軸47が
螺合されている。このねじ軸47はステップモータのよう
な回転角度を自由に制御できるモータ(図示せず)によ
り回転され、それによって第2の可動台44の支持体に沿
って移動できるようになっている。
複数の部品供給ユニット50は各供給テーブル20の下水平
部22の上にその供給テーブルの幅方向(作業領域と退避
領域との間の移動方向とほぼ直角の方向)に並べて配置
されている。一つの部品供給ユニットには同一種類の電
子部品がかつ異なる部品供給ユニットにはそれぞれ異な
る種類の電子部品が多数貯えられていて、一個ずつ供給
できるようになっている。そしてどの部品供給ユニット
(例えば第1図で右からn番目の部品供給ユニット)に
はどんな種類の電子部品が貯えられているかは予め装置
全体の制御を行う制御装置のコンピュータ内に記憶され
ている。なお、この部品供給ユニット自体は、第6図に
示されるように、電子部品mをキャリヤテープtに形成
された多数のポケットp内に入れそのキャリアテープの
上にカバーテープdを接合して保持させて、そのキャリ
ヤテープを第5図に示されるようにリール51に巻き付
け、テープフィーダ52を介してそのキャリヤテープtを
順次リールから引き出しながら部品を取り出して供給す
る。キャリアテープtには多数の送り孔hが一定の間隔
で形成されている。
部22の上にその供給テーブルの幅方向(作業領域と退避
領域との間の移動方向とほぼ直角の方向)に並べて配置
されている。一つの部品供給ユニットには同一種類の電
子部品がかつ異なる部品供給ユニットにはそれぞれ異な
る種類の電子部品が多数貯えられていて、一個ずつ供給
できるようになっている。そしてどの部品供給ユニット
(例えば第1図で右からn番目の部品供給ユニット)に
はどんな種類の電子部品が貯えられているかは予め装置
全体の制御を行う制御装置のコンピュータ内に記憶され
ている。なお、この部品供給ユニット自体は、第6図に
示されるように、電子部品mをキャリヤテープtに形成
された多数のポケットp内に入れそのキャリアテープの
上にカバーテープdを接合して保持させて、そのキャリ
ヤテープを第5図に示されるようにリール51に巻き付
け、テープフィーダ52を介してそのキャリヤテープtを
順次リールから引き出しながら部品を取り出して供給す
る。キャリアテープtには多数の送り孔hが一定の間隔
で形成されている。
第4図において、テープフィーダ52は部品供給ユニット
の本体と共通の本体53と、本体53の前端(第4図で左
端)に回転自在に支持された軸54と、軸54に固定されて
いて外周にキャリアテープtの送り孔h内に入る送りピ
ン551が設けられた送り車55と、軸54に固定されたラチ
ェット歯車56と、送り車とラチェット歯車との間におい
て軸54に関して相対的に回転自在に設けられた送り歯車
57と、本体53の後部において回動自在に支持された軸58
と、軸58に固定されたカバーテープ巻き取り用の巻取り
リール59と、軸58に固定されたラチェット歯車60と、ラ
チェット歯車60に隣接して軸58に回動自在に設けられた
送り歯車61とを備えている。各送り歯車57及び61にはそ
れぞれラチェット歯車56及び60の歯とかみ合う方向に常
時弾圧されていてそのラチェット歯車を一方向(第4図
において、ラチェット歯車56は反時計回り方向で60は時
計回り方向)にのみ回転させる爪571及び611が取り付け
られている。テープフィーダ52は、更に、本体に支点62
により回動可能に取り付けられていて先端に送り歯車57
とかみ合う歯631が形成された第1の送りレバー63と、
支点64により本体53に回動可能に取り付けられていて先
端に送り歯車61とかみ合う歯651が形成された第2の送
りレバー65とを備えている。送りレバー63と65とは同時
に回動するようにリンク66で連結されている。リール51
は本体に回動自在に取り付けられていてそのリールから
引き出されたキャリアテープtは案内通路67を通して送
り車55の方に引き出され、そのキャリアテープから引き
剥がされたカバーテープdは案内板68により引き剥がさ
れた後巻取りリール59により巻き取られる。
の本体と共通の本体53と、本体53の前端(第4図で左
端)に回転自在に支持された軸54と、軸54に固定されて
いて外周にキャリアテープtの送り孔h内に入る送りピ
ン551が設けられた送り車55と、軸54に固定されたラチ
ェット歯車56と、送り車とラチェット歯車との間におい
て軸54に関して相対的に回転自在に設けられた送り歯車
57と、本体53の後部において回動自在に支持された軸58
と、軸58に固定されたカバーテープ巻き取り用の巻取り
リール59と、軸58に固定されたラチェット歯車60と、ラ
チェット歯車60に隣接して軸58に回動自在に設けられた
送り歯車61とを備えている。各送り歯車57及び61にはそ
れぞれラチェット歯車56及び60の歯とかみ合う方向に常
時弾圧されていてそのラチェット歯車を一方向(第4図
において、ラチェット歯車56は反時計回り方向で60は時
計回り方向)にのみ回転させる爪571及び611が取り付け
られている。テープフィーダ52は、更に、本体に支点62
により回動可能に取り付けられていて先端に送り歯車57
とかみ合う歯631が形成された第1の送りレバー63と、
支点64により本体53に回動可能に取り付けられていて先
端に送り歯車61とかみ合う歯651が形成された第2の送
りレバー65とを備えている。送りレバー63と65とは同時
に回動するようにリンク66で連結されている。リール51
は本体に回動自在に取り付けられていてそのリールから
引き出されたキャリアテープtは案内通路67を通して送
り車55の方に引き出され、そのキャリアテープから引き
剥がされたカバーテープdは案内板68により引き剥がさ
れた後巻取りリール59により巻き取られる。
第7図及び第8図において、送り補正機構70は、テープ
フィーダ52が部品装着装置3に対して位置決めされる供
給位置Cの上方において基台2aに関して固定されたフレ
ーム71に水平に固定されかつテープフィーダの伸長方向
に沿って平行に伸びるガイドレール72と、ガイドレール
72に移動可能に案内されたスライドブロック73と、その
スライドブロック73に支持74により回動可能に支持され
た移動レバー75と、ガイドレール72に隣接してフレーム
71に上下動可能に支持されていて上端に移動レバー75の
長穴751内に収容されたローラ761が取り付けられた連結
部材76と、フレーム71の下方において固定の支軸77によ
り回動可能に支持されていて一端781が連結部材76の下
端に連結された操作レバー78と、固定の支軸80により回
動可能に支持されていて先端に移動レバー75の長穴751
内に案内されたローラ811が取り付けられた駆動レバー8
1とを備えている。駆動レバー81はそのほぼ中間に取り
付けられたローラ812がモータ等により回転されるカム8
2のカム面に係合しそのカムの回転により揺動するよう
になっている。
フィーダ52が部品装着装置3に対して位置決めされる供
給位置Cの上方において基台2aに関して固定されたフレ
ーム71に水平に固定されかつテープフィーダの伸長方向
に沿って平行に伸びるガイドレール72と、ガイドレール
72に移動可能に案内されたスライドブロック73と、その
スライドブロック73に支持74により回動可能に支持され
た移動レバー75と、ガイドレール72に隣接してフレーム
71に上下動可能に支持されていて上端に移動レバー75の
長穴751内に収容されたローラ761が取り付けられた連結
部材76と、フレーム71の下方において固定の支軸77によ
り回動可能に支持されていて一端781が連結部材76の下
端に連結された操作レバー78と、固定の支軸80により回
動可能に支持されていて先端に移動レバー75の長穴751
内に案内されたローラ811が取り付けられた駆動レバー8
1とを備えている。駆動レバー81はそのほぼ中間に取り
付けられたローラ812がモータ等により回転されるカム8
2のカム面に係合しそのカムの回転により揺動するよう
になっている。
スライドブロック73の側部には、第8図に示されるよう
にラック84が固定され、そのラックはフレーム71に取り
付けられたステッピングモータのような回転角を自由に
制御できるモータ85によって回転されるピニオン86とか
み合っている。したがって、モータの回転によりスライ
ドブロックを移動できる。
にラック84が固定され、そのラックはフレーム71に取り
付けられたステッピングモータのような回転角を自由に
制御できるモータ85によって回転されるピニオン86とか
み合っている。したがって、モータの回転によりスライ
ドブロックを移動できる。
部品装着装置3の吸着ヘッド3aの移動経路の途中にはそ
の吸着ヘッドにより吸着され保持された電子部品の吸着
ヘッドの中心(吸着管の中心)に関する位置ずれを画像
検出する公知の構造の画像検出器90が設けられている。
の吸着ヘッドにより吸着され保持された電子部品の吸着
ヘッドの中心(吸着管の中心)に関する位置ずれを画像
検出する公知の構造の画像検出器90が設けられている。
上記構成の装置において、部品供給ユニットを部品装着
装置3の位置まで送らなくてよいとき、供給テーブル20
は第2図で2点鎖線で示されるように退避領域Bにあ
る。このとき第1のテーブル移送機構30の供給テーブル
20は、位置決めピン36が位置決め孔25に入った状態で載
置板34の上に置かれている。なお、この時載置板は第2
図に示されるようにシリンダ35によって上昇位置に持ち
上げられていても、或は下降位置に下げられていてもよ
い。
装置3の位置まで送らなくてよいとき、供給テーブル20
は第2図で2点鎖線で示されるように退避領域Bにあ
る。このとき第1のテーブル移送機構30の供給テーブル
20は、位置決めピン36が位置決め孔25に入った状態で載
置板34の上に置かれている。なお、この時載置板は第2
図に示されるようにシリンダ35によって上昇位置に持ち
上げられていても、或は下降位置に下げられていてもよ
い。
次に一方の供給テーブル、例えば第1図で右側の供給テ
ーブル20aに搭載されたいずれかの部品供給ユニット50
を部品装着装置3の位置に送る場合、載置板34を上昇し
たまま(もし退避領域で載置板が降下されていたときは
上昇位置に持ち上げて)ロッドレスシリンダ33を動作さ
せて第1のテーブル移送機構30aの第1の可動台32を作
業領域Aまで第2図で左側に向かって移動させる。供給
テーブル20aが作業領域の所定の位置に到着すると、第
2のテーブル移送機構40の第2の可動台44に形成された
穴445内に供給テーブルの位置決めブロック26が入る。
するとシリンダ35が動作して載置板34を降下させる。こ
のためその載置板の上に乗っている供給テーブル20aも
降下するが、このとき位置決めブロック26が穴445内で
降下するため逆台形の穴445の作用により位置決めブロ
ック26が位置決めされ、それによって供給テーブルは第
2の可動台44に関して位置決めさせる。それと同時に可
動台44の位置決めピン45が供給テーブルの孔24内に入り
かつ位置決めブロック26の下面28が穴445の下縁446に接
した状態で先端の突起27が垂直部444に引っ掛かり、供
給テーブル20aが第2の可動台44によって完全に支持さ
れる。次にねじ軸47が回転して可動台44が部品装着装置
3の位置の向かって第1図で左側に移動する。そしてそ
の可動台の移動量は所望の電子部品を貯蔵した部品供給
ユニット50のテープフィーダ52がその部品装着装置3へ
の部品の供給位置Cにちょうど到着する距離であり、こ
のような移動量の制御は、装置全体の制御装置のコンピ
ュータに記憶された部品の種類とその部品を貯蔵した部
品供給ユニットの位置に基づいてその制御装置によって
制御される。
ーブル20aに搭載されたいずれかの部品供給ユニット50
を部品装着装置3の位置に送る場合、載置板34を上昇し
たまま(もし退避領域で載置板が降下されていたときは
上昇位置に持ち上げて)ロッドレスシリンダ33を動作さ
せて第1のテーブル移送機構30aの第1の可動台32を作
業領域Aまで第2図で左側に向かって移動させる。供給
テーブル20aが作業領域の所定の位置に到着すると、第
2のテーブル移送機構40の第2の可動台44に形成された
穴445内に供給テーブルの位置決めブロック26が入る。
するとシリンダ35が動作して載置板34を降下させる。こ
のためその載置板の上に乗っている供給テーブル20aも
降下するが、このとき位置決めブロック26が穴445内で
降下するため逆台形の穴445の作用により位置決めブロ
ック26が位置決めされ、それによって供給テーブルは第
2の可動台44に関して位置決めさせる。それと同時に可
動台44の位置決めピン45が供給テーブルの孔24内に入り
かつ位置決めブロック26の下面28が穴445の下縁446に接
した状態で先端の突起27が垂直部444に引っ掛かり、供
給テーブル20aが第2の可動台44によって完全に支持さ
れる。次にねじ軸47が回転して可動台44が部品装着装置
3の位置の向かって第1図で左側に移動する。そしてそ
の可動台の移動量は所望の電子部品を貯蔵した部品供給
ユニット50のテープフィーダ52がその部品装着装置3へ
の部品の供給位置Cにちょうど到着する距離であり、こ
のような移動量の制御は、装置全体の制御装置のコンピ
ュータに記憶された部品の種類とその部品を貯蔵した部
品供給ユニットの位置に基づいてその制御装置によって
制御される。
供給テーブル20aを退避領域Bに戻すには、ねじ軸47を
逆に回転させて供給テーブルの孔25が載置板34上の位置
決めピン36と整合する位置まで第2の可動台44を移動さ
せる。そして供給テーブル20aがその位置に到着すると
シリンダ35が動作して載置板34を上昇位置まで上昇させ
その載置板の上に供給テーブルを乗せる。このとき位置
決めブロック26は穴445の上の部分に移動しかつ第2の
可動台44の位置決めピン45は供給テーブルの孔26から抜
け出る。この状態でロッドレスシリンダ33を動作させて
第1の可動台32を第2図で右側に移動させ、退避領域B
に戻す。
逆に回転させて供給テーブルの孔25が載置板34上の位置
決めピン36と整合する位置まで第2の可動台44を移動さ
せる。そして供給テーブル20aがその位置に到着すると
シリンダ35が動作して載置板34を上昇位置まで上昇させ
その載置板の上に供給テーブルを乗せる。このとき位置
決めブロック26は穴445の上の部分に移動しかつ第2の
可動台44の位置決めピン45は供給テーブルの孔26から抜
け出る。この状態でロッドレスシリンダ33を動作させて
第1の可動台32を第2図で右側に移動させ、退避領域B
に戻す。
所定の部品供給ユニット50のテープフィーダ52が供給位
置Cにセットされると、カム82が1回転して駆動レバー
81が1往復揺動し、それによって移動レバー75も1往復
揺動する。これによて連結部材76は、第9図に示される
ように支軸74からローラ811及び761までの距離をそれぞ
れL及びlとし、駆動レバーによるローラ811の上下動
高さをHとすると、高さh(h=l×H/L)のストロー
クで上下動する。この連結部材の上下動により操作レバ
ー78が1往復回動してその他端782でテープフィーダ52
の第2の送りレバー65の端部652を矢印Uの方向に押
す。このため第1の送りレバー63は矢印Vの方向に押さ
れ、送り歯車57及びラチェット歯車56を介して送り車55
を反時計回り方向に1ピッチ回転させる。また送り歯車
60及びラチェット歯車61を介して巻取りリール59を時計
回り方向に1ピッチ回転させる。したがって、キャリア
テープtは1ピット分間欠送り出されまたカバーテープ
dも巻取りリールに巻き取られる。すると部品装着装置
3の吸着ヘッド3aが降下してキャリアテープに保持され
た電子部品を吸着保持し、プリント基板eの所定の位置
に送って装着する。上記連結部材の上下のストロークは
スライドブロックをローラ761及び811側に近付ければそ
の分だけ小さくさせることが可能である。
置Cにセットされると、カム82が1回転して駆動レバー
81が1往復揺動し、それによって移動レバー75も1往復
揺動する。これによて連結部材76は、第9図に示される
ように支軸74からローラ811及び761までの距離をそれぞ
れL及びlとし、駆動レバーによるローラ811の上下動
高さをHとすると、高さh(h=l×H/L)のストロー
クで上下動する。この連結部材の上下動により操作レバ
ー78が1往復回動してその他端782でテープフィーダ52
の第2の送りレバー65の端部652を矢印Uの方向に押
す。このため第1の送りレバー63は矢印Vの方向に押さ
れ、送り歯車57及びラチェット歯車56を介して送り車55
を反時計回り方向に1ピッチ回転させる。また送り歯車
60及びラチェット歯車61を介して巻取りリール59を時計
回り方向に1ピッチ回転させる。したがって、キャリア
テープtは1ピット分間欠送り出されまたカバーテープ
dも巻取りリールに巻き取られる。すると部品装着装置
3の吸着ヘッド3aが降下してキャリアテープに保持され
た電子部品を吸着保持し、プリント基板eの所定の位置
に送って装着する。上記連結部材の上下のストロークは
スライドブロックをローラ761及び811側に近付ければそ
の分だけ小さくさせることが可能である。
キャリアテープtに形成されるポケットpは本来予め決
められた公差内で等間隔で形成されまた送り孔hはポケ
ットに関して所定の位置関係になるように決められてい
るが、基準値にたいして+側にある場合と−側にある場
合とがあり、特にキャリアテープが新しいものに変更さ
れたときに変化が起こり易い。このため送りに補正が必
要である。
められた公差内で等間隔で形成されまた送り孔hはポケ
ットに関して所定の位置関係になるように決められてい
るが、基準値にたいして+側にある場合と−側にある場
合とがあり、特にキャリアテープが新しいものに変更さ
れたときに変化が起こり易い。このため送りに補正が必
要である。
そこで吸着ヘッド3aでプリント基板上に送る途中の間欠
停止位置で電子部品の位置ずれを画像検出する。この画
像検出は第10図に示されるように、吸着ヘッドの中心す
なわち吸着管3bの中心に関する電子部品の画像iのX,Y2
軸方向の位置ずれ量Δx及びΔyを検出する。このX軸
は供給位置Cにおいてキャリアテープtがテープフィー
ダ52により送り出される方向であり、Y軸はそれと直角
の方向である。本発明ではこの内X軸方向の位置ずれ量
Δxを表す信号に基づいて装置全体の制御装置によりキ
ャリアテープの送り量を以下のように補正する。
停止位置で電子部品の位置ずれを画像検出する。この画
像検出は第10図に示されるように、吸着ヘッドの中心す
なわち吸着管3bの中心に関する電子部品の画像iのX,Y2
軸方向の位置ずれ量Δx及びΔyを検出する。このX軸
は供給位置Cにおいてキャリアテープtがテープフィー
ダ52により送り出される方向であり、Y軸はそれと直角
の方向である。本発明ではこの内X軸方向の位置ずれ量
Δxを表す信号に基づいて装置全体の制御装置によりキ
ャリアテープの送り量を以下のように補正する。
すなわち、位置ずれ量Δxが例えば+の場合(−の場
合)、その電子部品を供給する部品供給ユニット50のキ
ャリアテープの送り量を次回からその分だけ少なく(多
く)する必要がある。そこでその画像検出器90からの検
出信号に基づいて制御装置によりモータ85を動作させて
スライドブロック73をローラ761側に送りの補正量に見
合った距離だけ移動させ、連結部材の上下ストロークh
を変更し、それによってキャリアテープの送り量を補正
する。この状態でカム82が1回転すると、前述のように
してテープフィーダ52の送り車55は反時計回り方向(第
4図で)に1ピッチ間欠回転してキャリアテープを送り
だし、また巻取りリール59は時計回り方向に1ピッチ間
欠回転してカバーテープdを巻き取る。
合)、その電子部品を供給する部品供給ユニット50のキ
ャリアテープの送り量を次回からその分だけ少なく(多
く)する必要がある。そこでその画像検出器90からの検
出信号に基づいて制御装置によりモータ85を動作させて
スライドブロック73をローラ761側に送りの補正量に見
合った距離だけ移動させ、連結部材の上下ストロークh
を変更し、それによってキャリアテープの送り量を補正
する。この状態でカム82が1回転すると、前述のように
してテープフィーダ52の送り車55は反時計回り方向(第
4図で)に1ピッチ間欠回転してキャリアテープを送り
だし、また巻取りリール59は時計回り方向に1ピッチ間
欠回転してカバーテープdを巻き取る。
この場合、画像検出器90で現に画像検出されている電子
部品mは現に供給位置Cにある部品供給ユニット50のテ
ープフィーダ52を介して送られたものとは限らない。な
んとなれば、同じ種類の電子部が複数個連続して送られ
る場合には同じ部品供給ユニットがその供給位置にその
電子部品の供給が完了するまで停どまるが、1個のみし
か送られない場合には供給位置Cには他の種類の電子部
品を保持した部品供給ユニットがセットされているから
である。そこで、画像検出器からの検出信号によりその
電子部品を供給した部品供給ユニットについての送り補
正量が制御装置内のコンピュータで計算されると、その
補正量を該当する部品供給ユニット毎にコンピュータに
記憶させておく。そして今度その部品供給ユニットから
電子部品を供給する場合に、その部品供給ユニットのテ
ープフィーダが供給位置にセットされるとコンピュータ
に記憶された補正量に基づいてキャリアテープtの送り
量が決定され、上記のようにしてスライドブロック73が
移動されて送り量を補正する。したがって次回に部品供
給ユニットのテープフィーダが供給位置Cにセットされ
てキャリアテープを介して電子部品を送り出す場合に
は、部品を正しい位置(正しX軸方向のみ)で供給でき
る。かかる送り量の補正は各部品供給ユニットについて
行われる。
部品mは現に供給位置Cにある部品供給ユニット50のテ
ープフィーダ52を介して送られたものとは限らない。な
んとなれば、同じ種類の電子部が複数個連続して送られ
る場合には同じ部品供給ユニットがその供給位置にその
電子部品の供給が完了するまで停どまるが、1個のみし
か送られない場合には供給位置Cには他の種類の電子部
品を保持した部品供給ユニットがセットされているから
である。そこで、画像検出器からの検出信号によりその
電子部品を供給した部品供給ユニットについての送り補
正量が制御装置内のコンピュータで計算されると、その
補正量を該当する部品供給ユニット毎にコンピュータに
記憶させておく。そして今度その部品供給ユニットから
電子部品を供給する場合に、その部品供給ユニットのテ
ープフィーダが供給位置にセットされるとコンピュータ
に記憶された補正量に基づいてキャリアテープtの送り
量が決定され、上記のようにしてスライドブロック73が
移動されて送り量を補正する。したがって次回に部品供
給ユニットのテープフィーダが供給位置Cにセットされ
てキャリアテープを介して電子部品を送り出す場合に
は、部品を正しい位置(正しX軸方向のみ)で供給でき
る。かかる送り量の補正は各部品供給ユニットについて
行われる。
なお、画像検出器からの信号による送りの補正は複数の
平均をとって決定するのがよい。
平均をとって決定するのがよい。
(ト)効果 本発明によれば、新しいキャリアテープに変更しても送
り補正を自動的行え、メインテナンスが大幅に省ける。
また稼働率及び歩留まりの向上も図れる。
り補正を自動的行え、メインテナンスが大幅に省ける。
また稼働率及び歩留まりの向上も図れる。
第1図は本発明のキャリアテープ送り補正装置の一実施
例を装備した実装機の概略平面図、第2図は第1図の実
装機の側立面図、第3図は供給テーブルと第2の可動台
との関係を示す斜視図、第4図は部品供給ユニットのテ
ープフィーダの斜視図、第5図は部品供給ユニットのリ
ールの斜視図、第6図はキャリヤテープによる電子部品
の貯蔵を示す図、第7図はキャリアテープ送り補正機構
の拡大図、第8図は第7図の線VIII−VIIIに沿って見た
図、第9図は移動レバーの支点の移動に対する連結部材
のストロークの変化を示す図、第10図は画像検出の状態
を説明する図である。 1:実装機 2:基台 10:供給テーブル位置決め装置 20:供給テーブル 30:第1のテーブル移送機構 40:第2のテーブル移送機構 50:部品供給ユニット 52:テープフィーダ、55:送り車 63、65:送りレバー 70:キャリアテープ送り補正機構 73:スライドブロック、75:移動レバー 76:連結部材、78:操作レバー 90:画像検出器
例を装備した実装機の概略平面図、第2図は第1図の実
装機の側立面図、第3図は供給テーブルと第2の可動台
との関係を示す斜視図、第4図は部品供給ユニットのテ
ープフィーダの斜視図、第5図は部品供給ユニットのリ
ールの斜視図、第6図はキャリヤテープによる電子部品
の貯蔵を示す図、第7図はキャリアテープ送り補正機構
の拡大図、第8図は第7図の線VIII−VIIIに沿って見た
図、第9図は移動レバーの支点の移動に対する連結部材
のストロークの変化を示す図、第10図は画像検出の状態
を説明する図である。 1:実装機 2:基台 10:供給テーブル位置決め装置 20:供給テーブル 30:第1のテーブル移送機構 40:第2のテーブル移送機構 50:部品供給ユニット 52:テープフィーダ、55:送り車 63、65:送りレバー 70:キャリアテープ送り補正機構 73:スライドブロック、75:移動レバー 76:連結部材、78:操作レバー 90:画像検出器
Claims (2)
- 【請求項1】多数の電子部品を保持したキャリアテープ
を部品供給ユニットにより保持していてテープフィーダ
により該キャリアテープを送り出して該キャリアテープ
から電子部品を取り出して部品装着装置でプリント基板
に装着する電子部品実装機においてキャリアテープの送
りを補正する方法であって、該部品装着装置に対する該
テープフィーダの部品供給位置の近傍には該部品供給位
置にセットされた該テープフィーダの送りレバーを操作
する操作レバーを回動可能に設け、該部品装着装置で吸
着保持した電子部品を該プリント基板の装着位置に送る
途中で吸着ヘッドに関する電子部品の位置を画像検出
し、該画像検出による検出信号によって制御モータを動
作させて移動レバーの支点を移動することにより該移動
レバーに連結された該操作レバーの回動角度を変化さ
せ、それによって該テープフィーダの送り車の回動角度
を変更して該キャリアテープの送り量を変化させること
を特徴とするキャリアテープ送り補正方法。 - 【請求項2】多数の電子部品を保持したキャリアテープ
を部品供給ユニットにより保持していてテープフィーダ
により該キャリアテープを送り出して該キャリアテープ
から電子部品を取り出して部品装着装置でプリント基板
に装着する電子部品実装機においてキャリアテープの送
りを補正する装置であって、該テープフィーダには該キ
ャリアテープを送り出す送り車を回動させる送りレバー
を設け、該部品装着装置に対する該テープフィーダの部
品供給位置の近傍には該部品供給位置にセットされた該
テープフィーダの送りレバーを操作する操作レバーを回
動可能に設け、駆動装置により回動させるようになって
いて支点が移動する移動レバーを該操作レバーに連結部
材を介して連結して該支点に関する該連結部材と該移動
レバーとの係合位置を変化できるようにし、該部品装着
装置による電子部品の送り経路の途中には該電子部品を
吸着保持する吸着ヘッドに関する該電子部品の位置を画
像検出する画像検出器を設け、該移動レバーの支点が、
該画像検出器の検出信号に応じて作動される制御モータ
により変化されるように構成されている特徴とするキャ
リアテープ送り補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231A JPH0793513B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 電子部品実装機のキャリアテープ送り補正方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231A JPH0793513B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 電子部品実装機のキャリアテープ送り補正方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03217086A JPH03217086A (ja) | 1991-09-24 |
JPH0793513B2 true JPH0793513B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=11799600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012231A Expired - Lifetime JPH0793513B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 電子部品実装機のキャリアテープ送り補正方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0793513B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0927696A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着方法及び装置 |
JP2003078293A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着装置 |
KR100450707B1 (ko) * | 2002-01-11 | 2004-10-01 | 미래산업 주식회사 | 테이프 피더 |
KR102231781B1 (ko) * | 2018-09-05 | 2021-03-23 | 티디케이가부시기가이샤 | 부품 패키징 방법과 부품 패키징 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0691343B2 (ja) * | 1987-01-20 | 1994-11-14 | 松下電器産業株式会社 | 電子部品供給装置 |
JP2590987B2 (ja) * | 1987-12-11 | 1997-03-19 | 松下電器産業株式会社 | 電子部品実装装置 |
JPH01267248A (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-25 | Hitachi Ltd | チツプ電子部品供給装置 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP2012231A patent/JPH0793513B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03217086A (ja) | 1991-09-24 |
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