JPH079326U - 薬液含浸医療材料包装パック - Google Patents
薬液含浸医療材料包装パックInfo
- Publication number
- JPH079326U JPH079326U JP4410393U JP4410393U JPH079326U JP H079326 U JPH079326 U JP H079326U JP 4410393 U JP4410393 U JP 4410393U JP 4410393 U JP4410393 U JP 4410393U JP H079326 U JPH079326 U JP H079326U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medical material
- tray
- impregnated
- medical
- packaging pack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単、迅速かつ衛生的に取り扱うことができ
る薬液含浸医療材料包装パックを提供することにある。 【構成】 本考案の薬液含浸医療材料包装パックにおい
ては、トレー2を変形させると、蓋部材4の切れ目6が
裂けて開口する。この蓋部材4の開口した部分から薬液
を含浸させた医療材料1を取り出して使用する。
る薬液含浸医療材料包装パックを提供することにある。 【構成】 本考案の薬液含浸医療材料包装パックにおい
ては、トレー2を変形させると、蓋部材4の切れ目6が
裂けて開口する。この蓋部材4の開口した部分から薬液
を含浸させた医療材料1を取り出して使用する。
Description
【0001】
本考案は、傷口等の患部や手の消毒殺菌等に使用する包装された薬液含浸医療 材料に関するものであり、特に、衛生的かつ容易に容器から取り出すことができ るものに関する。
【0002】
従来のこの種のものとしては、実開昭62−172449号公報に開示されて いるように、薬液を含有する綿球を容器に密封したものがあった。
【0003】
上記従来例においては、綿球を密封するためシール部材で強固に容器の開口部 を封じていた。このため、開封する際には、しっかり容器を押さえてゆっくりシ ール部材を剥がすことが必要であり、迅速かつごく簡単にあけられるものではな いという課題があった。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、簡単、迅速かつ衛生 的に取り扱うことができる薬液含浸医療材料包装パックを提供することにある。
【0005】
本考案の薬液含浸医療材料包装パックは、薬液を含浸させた医療材料と、該医 療材料を収納する凹部を有する変形可能なトレーと、該トレーの凹部の開口部を 覆い、該トレーを変形させることにより該医療材料の取り出し用切れ目が形成さ れる蓋部材と、から構成されている。
【0006】
本考案の薬液含浸医療材料包装パックにおいては、トレーを変形させると、蓋 部材の切れ目が裂けて開口する。その後、蓋部材の開口した部分から薬液を含浸 させた医療材料を取り出して使用する。
【0007】
図1は本考案の一実施例に係る薬液含浸医療材料包装パックを示す断面図、図 2はその斜視図、図3はその開封状態を示す断面図である。1は医療材料であり 、ポビドンヨード、クロルヘキシジングルコネート、アルコール、アクリノール 等の薬液を含浸している。この医療材料1は、不織布、ガーゼ、脱脂綿、綿球、 スポンジ等、一般に医療に用いられるもので薬液の含浸が可能なものからなる。
【0008】 2は医療材料1を収納する凹部3を有するトレーである。このトレー2は弾性 を有するプラスチック等からなり、湾曲又は折り曲げるように変形させることが 可能なものである。図2等におけるトレー2は、その平面形状が矩形をなすもの であるが、楕円形、円形、多角形等その平面形状は任意に決めることが可能なも のである。
【0009】 4は凹部3の開口部を覆い、その凹部3の周縁部5に固着されている板状の蓋 部材である。この蓋部材4の略中央には、凹部3を直線的に横切る切れ目6が設 けられている。この切れ目6は、トレー2に固着される際に既に裂けているので はなく、ハーフカット状あるいは溝状等をなすものである。従って、外力が加わ って切れ目6が裂けるまで、蓋部材4によりトレー2の凹部3は密封される。
【0010】 上記構成からなる薬液含浸医療材料包装パックにおいては、その図1中に示す 左右端部を矢印7、8のように押し下げて蓋部材4を折り曲げると、その切れ目 6が裂けて図3に示すように開口する。このように形成された開口部9からピン セット10でトレー2内部の医療材料1を取り出して使用する。
【0011】 尚、本実施例における蓋部材4は1枚の板状のプラスチックフィルムからなる ものであるが、切れ目6から分割されている2枚の表面層とそれをつなぎ止める と共にトレー2に固着される1枚の裏面層からなる二層構造としても良い。
【0012】 また、トレー2は、その凹部3の底部3aの中央付近が容易に変形して蓋部材 4を折り曲げ易くすることが好ましい。このため、凹部3の底部3aをより変形 し易い材料で形成したり、あるいは切れ目6に対応する底部3aの中央にくびれ や溝等を設けて、その中央部分が変形し易い構造にしても良い。このくびれや溝 等は、例えば図4乃至図6に示すように形成される。即ち、図4及び図5に示す ように、溝11は、凹部3の底部3aの外面3b又は内面3cの中央に、切れ目 6と同じ方向に設けられる。また、図6に示すように、くびれ12は、凹部3の 底部3aの内側に向かって突出してわん曲部12bを形成し、底部3aの外側に は凹状部12aを形成するように設けられる。
【0013】 更に、実施例においては、切れ目6を蓋部材4の略中央に直線的に横切るよう に形成しているが、トレー2の対角線上に形成したり、曲線や直線の組み合わせ 等により形成して、医療材料1やトレー2の形状に応じてより内部の医療材料1 を取り出し易くしても良い。
【0014】
本考案によれば、蓋部材を折り曲げるだけで容易に薬液を含浸した医療材料を 取り出すことができるので、簡単、迅速かつ衛生的に使用することができる。
【0015】 特に、蓋部材を開口させる際に、蓋部材が必要以上に大きく開口することがな く、また、開ける際に強く蓋部材を引っ張る必要もないので、薬液をこぼさず確 実に処置することができる。
【図1】本考案の一実施例に係る薬液含浸医療材料包装
パックを示す断面図である。
パックを示す断面図である。
【図2】図1に示す薬液含浸医療材料包装パックの斜視
図である。
図である。
【図3】図1に示す薬液含浸医療材料包装パックの開封
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図4】図1に示すトレーの底部に設ける溝を示すトレ
ーの断面図である。
ーの断面図である。
【図5】図1に示すトレーの底部に設ける溝を示すトレ
ーの断面図である。
ーの断面図である。
【図6】図1に示すトレーの底部に設けるくびれを示す
トレーの断面図である。
トレーの断面図である。
1 医療材料 2 トレー 3 凹部 4 蓋部材 6 切れ目
Claims (1)
- 【請求項1】 薬液を含浸させた医療材料と、該医療材
料を収納する凹部を有する変形可能なトレーと、該トレ
ーの凹部の開口部を覆い、該トレーを変形させることに
より該医療材料の取り出し用切れ目が形成される蓋部材
と、からなることを特徴とする薬液含浸医療材料包装パ
ック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4410393U JPH079326U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 薬液含浸医療材料包装パック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4410393U JPH079326U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 薬液含浸医療材料包装パック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079326U true JPH079326U (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=12682284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4410393U Pending JPH079326U (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 薬液含浸医療材料包装パック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079326U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006239056A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Tomio Kawarada | 吸水用品 |
JP2014529548A (ja) * | 2011-08-05 | 2014-11-13 | デピュイ・シンセス・プロダクツ・エルエルシーDePuy Synthes Products, LLC | 医療用装置のための包装体 |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP4410393U patent/JPH079326U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006239056A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Tomio Kawarada | 吸水用品 |
JP2014529548A (ja) * | 2011-08-05 | 2014-11-13 | デピュイ・シンセス・プロダクツ・エルエルシーDePuy Synthes Products, LLC | 医療用装置のための包装体 |
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