JPH0792903A - 筆記具および箸の持ち方の矯正器具 - Google Patents

筆記具および箸の持ち方の矯正器具

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JPH0792903A
JPH0792903A JP23633893A JP23633893A JPH0792903A JP H0792903 A JPH0792903 A JP H0792903A JP 23633893 A JP23633893 A JP 23633893A JP 23633893 A JP23633893 A JP 23633893A JP H0792903 A JPH0792903 A JP H0792903A
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JP
Japan
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finger
middle finger
holding
ring finger
chopsticks
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JP23633893A
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English (en)
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Tadaaki Soma
忠昭 相馬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆記具、箸の持ち方の矯正を早期に確実に行
う矯正器具を得る。 【構成】 上部板状体と下部板状体が中指と薬指の間に
装着する結合部によって結合されており、上部板状体は
中指と薬指の上部に位置し、下部板状体は中指と薬指の
掌部分に接し、下部板状体の中指との接触部の方が薬指
との接触部よりも前にある筆記具あるいは箸の持ち方の
矯正器具。 【効果】 薬指の保持部を設けたので、親指、人差し
指、中指の動きが薬指、小指の動きに悪影響を受けない
ので、矯正の効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筆記具、箸等の持ち方を
矯正することができる筆記具、箸の持ち方の矯正器具に
関する。
【0002】
【従来の技術】鉛筆、万年筆等の筆記具を正しく持つこ
とは、文字を正しく書くために欠くことができない条件
であり、また箸を正しく持つことができないと、食物を
正確に口に運ぶことはできず、食物を落としたり、食物
をかき込む等の動作をとるために食生活上も問題とな
る。
【0003】そこで、従来から鉛筆などの筆記具や箸の
持ち方を矯正する各種の矯正器具が提案されている。例
えば、特開昭61−110597号公報には、筆記具を
持った状態で指と掌で形成される内側空間に合致した握
り芯体に、筆記具を挿入する筆記具係合孔を設けたもの
が記載されており、また実公平2−28540号公報に
は、上壁部と下壁部間に、上下壁部を連結する挟持壁部
を一体形成するとともに、挟持壁部に人差指と中指の側
腹部を当接するための凹部を設けるともに、被把持棒の
当接部と親指の当接部を設けたものが記載されている。
【0004】これらの矯正器具では、掌に形成される空
間や人差指と中指の第2関節付近および親指の位置を規
制して矯正するものであるが、筆記具を正しく持つこと
ができない者にとっては、単に指の位置を規制するこの
ような矯正器具では十分な効果を得ることができない。
他の多くの矯正器具もいずれも筆記具に直接に作用す
る、人差し指と中指あるいはこれらに親指を加えた指の
動きを規制することを主眼としており、正しい持ち方を
することができない者の矯正には十分な効果を得ること
ができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、短期間に効
果的に、筆記具あるいは箸などの持ち方を矯正すること
が可能な矯正器具を提供することを課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、筆記具あるい
は箸の持ち方の矯正器具において、上部板状体と下部板
状体が中指と薬指の間に装着する結合部によって結合さ
れており、上部板状体は中指と薬指の上部に位置し、下
部板状体は中指と薬指の掌部分に接し、下部板状体の中
指との接触部が薬指との接触部よりも指先に近い側にあ
る筆記具あるいは箸の持ち方の矯正器具である。
【0007】すなわち、本発明の筆記具あるいは箸の持
ち方の矯正器具は、筆記具あるいは箸の持ち方に直接に
関係する親指、人差し指および中指以外の指を規制する
ことによって矯正効果を高めたものである。なお、本発
明において、筆記具あるいは箸の持ち方は、単に保持す
ることのみではなく、筆記具および箸を使用することを
意味する。
【0008】本発明者は、手の指の動きを検討したとこ
ろ、手の指はそれぞれ独立して動いているように見える
が、他の指の動きに影響を受けて動いている。例えば、
人差し指や中指を動かす際には、無意識のうちに薬指や
小指が動き、また逆に薬指や小指を動かす際には、無意
識に人差し指や中指も動いてしまう。とくに、筆記具等
を正しく持つことができない者は、薬指、小指を屈曲さ
せてこれらの指の先端部を掌につけてしまう癖がついて
いる。その結果、人差し指や中指に必要以上に力が入
り、薬指、小指の先端部は、ますます掌に密着し、スム
ーズな運筆や箸さばきができなくなる。とくに箸を持つ
ときには、薬指が掌についてしまうと箸を単に持つこと
すら不可能となる。
【0009】そこで、本発明者は、人差し指や中指に大
きな力を加えることなく、むしろ力を抜いた状態で筆記
具等を持つことが重要であり、これらの指の動きに大き
な影響を与える薬指を小さく丸めないように、薬指を保
持することにより人差し指と中指の動きを自由にするこ
とによって、正しく筆記具を持つことが可能であること
を見いだしたものである。
【0010】従来の人差し指と中指の間に保持する矯正
器具では、人差し指と中指の動きを規制しており、充分
な矯正効果を得ることができないのに対して、本発明の
矯正器具は、薬指と中指の間に保持部を設けるととも
に、中指と薬指が大きく曲がらないような保持部を設け
ることによって、薬指の動きを規制したので、人差し指
と中指の自由な動きが可能となり、矯正効果を大きく高
めることができる。また、本発明の矯正器具では、薬指
保持部とともに小指の保持部を設けることによって小指
も保持しても良い。
【0011】
【作用】本発明の、筆記具もしくは箸の矯正器具は、筆
記具もしくは箸を持つために直接に使用する指以外の指
が正しい把持において大きな影響を及ぼすことを見いだ
し、把持に直接には使用しない薬指または小指のうちの
少なくとも薬指を矯正器具によって正しく保持すること
によって、筆記具もしくは箸を持つために主要な役割を
果たす親指、人差し指および中指の動きを把持にとって
正しい動きとするものであり、筆記具または箸の把持に
おいて早期に確実に正しい把持を学習することができ
る。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、本発明をさら
に詳細に説明する。図1は、本発明の矯正器具の一実施
例を示す斜視図である。矯正器具1は、上部板状体2と
下部板状体3とが結合部4によって結合されており、下
部板状体には、中指保持部5および薬指保持部6を有し
ている。上部板状体と下部板状体の間隔は、中指と薬指
の間に結合部を挟み、中指と薬指を上下から挟むことが
可能な間隔が設けられている。使用に際しては、結合部
を中指と薬指の間にはさみ、上部板状体と下部板状体の
間に中指と薬指を入れて、中指保持部によって中指を保
持し、薬指保持部によって薬指を保持した状態で、鉛筆
などの筆記具あるいは箸を持つことによって持ち方の矯
正を行うことができる。中指保持部の先端部7は、薬指
保持部の先端部8よりもより指の先の方に位置してお
り、中指保持部は薬指保持部より指の先の位置におい
て、中指と接触しており、これにより、親指、人差し
指、中指の動きを鉛筆等の保持動作において有効に働か
せることが可能となる。図2は、矯正器具を正面から見
た図であるが、この図に示すように、結合部4には、凹
部からなる中指側挟持部9および薬指側挟持部10を形
成することによって、挟持しやすくすることができる。
【0013】また、図3に矯正器具の平面図(A)と側
面図(B)を示す。矯正器具の結合部4を傾斜させても
良く、上部板状体2と下部板状体3は平行ではなく、上
部板状体が指先と指の付け根の方向に傾斜をしていても
良い。上部板状体と下部板状体との間隔が小さな側で、
保持する位置を決めることができるので矯正器具の前後
を変えることによって指の大きさ、太さ等の異なる人が
使用可能となり、また使用者の好みに応じて使用し易い
側で使用することが可能となる。
【0014】図4は、本発明の矯正器具を使用して鉛筆
を持った場合を示す斜視図である。本発明の矯正器具に
よって中指と薬指が保持されており、親指、人差し指、
および中指などの鉛筆の保持に主要な役割を果たす指の
動きには、悪影響を及ぼさないので、主要な指は自由に
動くこととなる。
【0015】さらに、図5は本発明の矯正器具の使用状
態の1例を示す図であり、本発明の矯正器具を持って手
のひらを開いた状態を手のひら側から見た図を示す。本
発明の矯正器具の中指保持部の先端部7は、中指の第2
関節11付近で中指と接触し、また薬指保持部の先端部
8は薬指の第2関節12と掌の間で薬指と接触している
図を示しているが、矯正器具の挟持位置は使用者が好ま
しいと思う任意の位置で使用することができ、中指保持
部の先端部分は、この図のように中指の第2関節付近に
限らず中指の第1関節付近に位置しても良い。
【0016】本発明の矯正器具は、合成樹脂、ゴム、木
材、金属等の各種の材料を使用することができ、金型を
使用した成型、各部材の接合等の任意の方法によって製
造することが可能であり、各部の大きさは、使用者の指
や手の大きさに応じて決定することができる。上部板状
体の形状は図示したような方形、円、楕円をはじめとす
る幾何学的な形状以外に、動物、花等の任意の形状とす
ることができる。本発明を、筆記具を例にして説明した
が、箸の持ち方の矯正においても同様に矯正器具として
使用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の、筆記具もしくは箸の矯正器具
は、従来着目されることがなかった把持に直接にはかか
わらない薬指を適正に保持することによって、親指、人
差し指、中指による正確な把持動作をより容易に行うよ
うにしたものであり、筆記具または箸の把持において早
期に確実に正しい把持を学習することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筆記具の矯正器具の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】矯正器具を正面を示す図である。
【図3】矯正器具の平面図(A)と側面図(B)を示
す。
【図4】矯正器具の使用状態を説明する図である。
【図5】矯正器具の使用状態の1例を示す図である。
【符号の説明】
1…矯正器具、2…上部板状体、3…下部板状体、4…
結合部、5…中指保持部、6…薬指保持部、7…中指保
持部の先端部、8…薬指保持部の先端部、9…中指側挟
持部、10…薬指側挟持部、11…中指の第2関節、1
2…薬指の第2関節

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具あるいは箸の持ち方の矯正器具に
    おいて、上部板状体と下部板状体が中指と薬指の間に装
    着する結合部によって結合されており、上部板状体は中
    指と薬指の上部に位置し、下部板状体は中指と薬指の掌
    部分に接し、下部板状体の中指との接触部が、薬指との
    接触部よりも指先に近い側にあることを特徴とする筆記
    具あるいは箸の持ち方の矯正器具。
JP23633893A 1993-09-22 1993-09-22 筆記具および箸の持ち方の矯正器具 Pending JPH0792903A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083585A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Jido Kakikata Kenkyusho:Kk 筆記具の持ち方練習具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083585A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Jido Kakikata Kenkyusho:Kk 筆記具の持ち方練習具
JP4717772B2 (ja) * 2006-09-28 2011-07-06 有限会社児童かきかた研究所 筆記具の持ち方練習具

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