JP3041546U - 筆記具把持訓練器 - Google Patents

筆記具把持訓練器

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JP3041546U
JP3041546U JP1997002399U JP239997U JP3041546U JP 3041546 U JP3041546 U JP 3041546U JP 1997002399 U JP1997002399 U JP 1997002399U JP 239997 U JP239997 U JP 239997U JP 3041546 U JP3041546 U JP 3041546U
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JP1997002399U
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ウェン−シャン ウェイ
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ウェン−シャン ウェイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各指を筆記具に対して簡単に正しい位置に固
定することができ、無駄な力を必要とせず、筆記具の正
しい握り方及び筆記具を動かす際の力の入れ方を身につ
けることが可能な筆記具把持訓練器を提供すること。 【解決手段】 筆記具把持訓練器10は、筆記具挿通筒
11と、その前面に設けた食指挿入筒12と、食指挿入
筒12の外側面から筆記具挿通筒11の下部外側面に亘
って設けた中指挿入筒13を備える。食指挿入筒12は
上方から下方に向けて前方かつ筆記具挿通筒11側に向
くよう傾斜し、中指挿入筒13は、筆記具挿通筒11と
の接触部近傍を頂部として、中指の曲りに沿うよう前方
に凸に屈曲すると共に、その下部前面に開口部14を形
成し、食指挿入筒12及び中指挿入筒13の下端縁の筆
記具挿通筒11側に弧状の突出部15,16を形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、筆記具の正しい握り方を身につけるための筆記具把持訓練器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
文字を美しく且つ長時間書くためには、筆記具を正しく握ることが不可欠であ る。しかし、児童が写字を始めた当初は、握り方が不正確であって掌に均等に力 を入れることができず、しかも手の力が不足しているため、指が疲労しやすく、 長時間練習を続けることができない。このため、正しい握り方を身につけるのに 非常に時間がかかってしまう。
【0003】 そこで、図5及び図6に示すように、筆記具30を握った時に掌に収まる形状 の握り部21を有し、その側面に各指が係合する指規制溝22を形成し、握り部 21の上面に筆記具30を係合する嵌合溝23を形成した筆記具把持訓練器20 が提案されている。 これによれば、嵌合溝23に筆記具30を嵌合した状態で、握り部21を掌で 握り、指規制溝22に各指を嵌合して、指の先端で筆記具30を掴むだけで、指 と筆記具とが正しい位置関係になる。
【0004】 しかし、この筆記具把持訓練器20には次のような欠点がある。 (1)筆記具把持訓練器20を介して筆記具30を握った場合は、掌に収まった 握り部21を動かして字を書くので、筆記具把持訓練器20を外して掌の内部に 空間ができると、力を加えるポイントが狂って適応できず、指の位置は正しくな っても疲労しやすい。 (2)指がいったん指規制溝22からずれると、再び指規制溝22に係合するの が困難であり、特に、初心者は正しい指位置の見当がつかないので、最初から握 り直さなければならない。 (3)児童は手の力が弱いので、指を指規制溝22に合わせて筆記具把持訓練器 20を長時間握っていること自体が困難である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、各指を筆記具に対して簡単に正しい位置に固定することができ、無 駄な力を必要とせず、筆記具の正しい握り方及び筆記具を動かす際の力の入れ方 を身につけることが可能な筆記具把持訓練器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の筆記具把持訓練器は、筆記具挿通筒と、その前面に設けた食指挿入筒 と、該食指挿入筒の外側面から前記筆記具挿通筒の下部外側面に亘って設けた中 指挿入筒とを備え、食指挿入筒は上方から下方に向けて前方かつ筆記具挿通筒側 に向くよう傾斜し、中指挿入筒は、前記筆記具挿通筒との接触部近傍を頂部とし て、中指の湾曲に沿うよう前方に凸に屈曲すると共に、この下部前面に開口部を 形成し、食指挿入筒及び中指挿入筒の下端縁の筆記具挿通筒側に弧状の突出部を 形成する。
【0007】 筆記具挿通筒に筆記具を挿通し、食指挿入筒及び中指挿入筒に指を挿入するこ とによって、食指及び中指の筆記具に対する位置が正しく固定され、親指,食指 及び中指で筆記具を摘んで自然に掌を握ると、薬指及び小指も正しい位置に定ま る。 掌の内部は空洞の状態で、指によって筆記具を支えるため、指先のみに力を加 えて筆記具を動かす動作が身に付く。 食指挿入筒及び中指挿入筒によって食指及び中指の移動が規制されるため、手 の力が緩んでも正しい位置からずれることがない。 食指挿入筒及び中指挿入筒の下端縁の筆記具挿通筒側に弧状の切欠を形成した ことにより、食指及び中指の先端部を筒と筒との間に挟むことがない。
【0008】 また、中指挿入筒の外側面に薬指挿入筒を取り付け、該薬指挿入筒の外側面に 小指挿入筒を取り付け、筆記具挿通筒の外面において、食指挿入筒と対向する位 置に、親指挿入筒を取付けることもできる。 このようにすると、食指及び中指以外の指も正しい位置に固定される。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の筆記具把持訓練器10は合成樹脂又は金属を素材とし、図1及び図2 に示すように、筆記具挿通筒11と、その前面に設けた食指挿入筒12と、食指 挿入筒12の外側面から筆記具挿通筒11の下部外側面に亘って設けた中指挿入 筒13とを備える。 筆記具挿通筒11は両端が開口する直管であり、鉛筆等の筆記具30を挿通す ることができ、しかも、妄りに筆記具30が移動しない程度の直径を有する。
【0010】 食指挿入筒12は両端が開口する筆記具挿通筒11より短い直管であり、食指 の第1関節より先の部分を挿通することができる長さと太さとを有する。 また、食指挿入筒12は、筆記具挿通筒11の中心軸に対して、上方から下方 に向けて前方かつ筆記具挿通筒11側に向くよう傾斜して取付けられる。 さらに、食指挿入筒12の下端縁の筆記具挿通筒11側に浅い弧状の突出部1 5が形成されている。
【0011】 中指挿入筒13は両端が開口する筒であって、中指の先端部から第1関節より やや基部寄りまでを挿通することができる太さを有し、その上部内側面が食指挿 入筒12の外側面に固定されると共に、下部内側面が筆記具挿通筒11の下部外 側面に固定される。 また、中指挿入筒13は、筆記具挿通筒11との接触部近傍を頂部として、中 指の第1関節の曲りに沿うよう前方へ凸に屈曲されている。そして、その下部の 前面に開口部14が形成される。 さらに、中指挿入筒13の下端縁の筆記具挿通筒11側には、浅い弧状の突出 部16が形成されている。
【0012】 この筆記具把持訓練器10は次のように用いる。 まず、図3及び図4に示すように、筆記具挿通筒11に筆記具30を挿通して 、その先端部分を筆記具挿通筒11の下端から適宜長さ突出させる。 次いで、食指挿入筒12に食指の第1関節より先の部分を、中指挿入筒13に 中指の先端部から第1関節よりやや基部寄りまでをそれぞれ挿通して、各指の先 端部分を下方に突出させる。 次に、食指及び中指の突出した先端部分と親指とで筆記具30を摘み、掌を軽 く握る。すると、薬指が中指挿入筒13の外側面に接触し、また小指が薬指の外 側に接触して、正しい姿勢で筆記具30を把持することができる。
【0013】 また、手が疲労したり力が不足して掌が緩んでも、筆記具30に対する食指及 び中指の位置はずれることがないので、掌を握り直すだけで、再度正しい把持姿 勢とすることができる。 なお、図に示さないが、中指挿入筒13の外側面に薬指の先端部を挿通するた めの薬指挿入筒を取り付けると共に、薬指挿入筒の外側面に小指の先端部を挿通 するため小指挿入筒を取り付け、また、筆記具挿通筒11の外面において、食指 挿入筒12と対向する位置に、親指の先端部分を挿通するための親指挿入筒を設 けても良い。このようにすると、薬指,小指及び親指も正しい位置に固定するこ とができる。
【0014】
【考案の効果】
請求項1に記載の構成によれば、食指及び中指が筆記具に対して正しい位置に 固定されるので、親指,食指及び中指の指先で筆記具を摘んで軽く掌を握るだけ で、薬指及び小指も自動的に正しい位置に定まり、正確な筆記具の把持姿勢を身 につけることができる。 また、食指及び中指の移動が規制されるため、手が疲労したり力が不足して掌 が緩んでも、食指及び中指の位置がずれる心配がなく、掌を握り直せば、簡単に 正しい把持姿勢に戻すことができる。
【0015】 さらに、掌で握る訓練器とは異なり、掌の内部が空洞のままであって指によっ て直接筆記具を支持するので、指先のみを動かして筆記具を操作する方法を習得 することができ、このため、筆記具把持訓練器を外したときに、無駄な動きをす ることがなく、手の疲労を引き起こす悪癖を身につける心配がない。 また、食指挿入筒及び中指挿入筒の下端縁に突出部を形成したので、食指挿入 筒及び中指挿入筒から指を抜く際に、筒と筒との間に指先を挟む虞がない。
【0016】 請求項2に記載の構成によれば、食指及び中指以外の指も正しい位置に固定す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す筆記具把持訓練器の正
面斜視図
【図2】同上の側面斜視図
【図3】使用時の筆記具把持訓練器の正面斜視図
【図4】同上の側面斜視図
【図5】従来の筆記具把持訓練器の斜視図
【図6】従来の筆記具把持訓練器の使用時の斜視図
【符号の説明】
10 筆記具把持訓練器 11 筆記具挿通筒 12 食指挿入筒 13 中指挿入筒 14 開口部 15,16 突出部 20 従来の筆記具把持訓練器 21 握り部 22 指規制溝 23 嵌合溝 30 筆記具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具挿通筒と、その前面に設けた食指
    挿入筒と、該食指挿入筒の外側面から前記筆記具挿通筒
    の下部外側面に亘って設けた中指挿入筒とを備え、前記
    食指挿入筒は上方から下方に向けて前方かつ筆記具挿通
    筒側に向くよう傾斜し、前記中指挿入筒は、前記筆記具
    挿通筒との接触部近傍を頂部として、中指の曲りに沿う
    よう前方に凸に屈曲すると共に、この下部前面に開口部
    を形成し、前記食指挿入筒及び中指挿入筒の下端縁の筆
    記具挿通筒側に弧状の突出部を形成したことを特徴とす
    る筆記具把持訓練器。
  2. 【請求項2】 中指挿入筒の外側面に薬指挿入筒を取り
    付けると共に、該薬指挿入筒の外側面に小指挿入筒を取
    り付け、筆記具挿通筒の外面において、食指挿入筒と対
    向する位置に、親指挿入筒を取付けた請求項1に記載の
    筆記具把持訓練器。
JP1997002399U 1997-03-17 1997-03-17 筆記具把持訓練器 Expired - Lifetime JP3041546U (ja)

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