JPH0792801A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
- Publication number
- JPH0792801A JPH0792801A JP5233340A JP23334093A JPH0792801A JP H0792801 A JPH0792801 A JP H0792801A JP 5233340 A JP5233340 A JP 5233340A JP 23334093 A JP23334093 A JP 23334093A JP H0792801 A JPH0792801 A JP H0792801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- lever
- developing roller
- photosensitive drum
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像装置の非画像出力時に現像ローラの感光
体ドラムへの押圧を解除する機構の構成を簡単にし、安
価にすることを目的とする。 【構成】 感光体ドラム1に現像剤を供給して潜像を顕
像にする現像ローラ9と、この現像ローラ9を感光体ド
ラム1に押圧接触させる押圧装置5と、上記感光体ドラ
ム1及び/又は現像ローラ9を駆動する駆動系とを備え
る現像装置において、上記駆動系の逆動作に連動して上
記押圧装置5の作用を解除させる退避機構11を設ける
構成とする。
体ドラムへの押圧を解除する機構の構成を簡単にし、安
価にすることを目的とする。 【構成】 感光体ドラム1に現像剤を供給して潜像を顕
像にする現像ローラ9と、この現像ローラ9を感光体ド
ラム1に押圧接触させる押圧装置5と、上記感光体ドラ
ム1及び/又は現像ローラ9を駆動する駆動系とを備え
る現像装置において、上記駆動系の逆動作に連動して上
記押圧装置5の作用を解除させる退避機構11を設ける
構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式画像形成装
置の現像装置に係り、特にその現像装置の退避機構に関
するものである。
置の現像装置に係り、特にその現像装置の退避機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真式画像形成装置では、回転又は
回動する潜像担持体に光信号を走査させてその表面に潜
像を形成し、その潜像に現像装置からトナーと呼ばれる
現像剤を与えることよりトナー像と呼ばれる顕像を形成
し、転写器によりそのトナー像を紙等の記録媒体に転写
した後、定着器でトナー像を記録媒体に定着させる。
回動する潜像担持体に光信号を走査させてその表面に潜
像を形成し、その潜像に現像装置からトナーと呼ばれる
現像剤を与えることよりトナー像と呼ばれる顕像を形成
し、転写器によりそのトナー像を紙等の記録媒体に転写
した後、定着器でトナー像を記録媒体に定着させる。
【0003】現像剤は、現像装置の中に収納され、現像
器に設けた現像剤搬送体に吸着させて現像装置から運び
出され、潜像担持体に与えられるが、この現像剤には、
いわゆる一成分系トナーと呼ばれるものと、二成分系ト
ナーと呼ばれるものがあり、メンテナンスの容易性及び
カラー化への対応性に優れた一成分系のトナーを用いる
ことが試みられている。
器に設けた現像剤搬送体に吸着させて現像装置から運び
出され、潜像担持体に与えられるが、この現像剤には、
いわゆる一成分系トナーと呼ばれるものと、二成分系ト
ナーと呼ばれるものがあり、メンテナンスの容易性及び
カラー化への対応性に優れた一成分系のトナーを用いる
ことが試みられている。
【0004】この一成分系トナーを用いる電子写真方式
の一つとして、非磁性接触現像方式と呼ばれる方式があ
り、この方式では、例えば潜像担持体としてドラム状に
形成された感光体ドラムを用い、現像剤搬送体として現
像ローラと呼ばれる弾性ゴムローラを用いる場合、表面
に現像剤の薄層を形成した現像ローラを感光体ドラムに
一定の接触圧で押圧接触させて現像、即ち、潜像の顕像
化が行われる。
の一つとして、非磁性接触現像方式と呼ばれる方式があ
り、この方式では、例えば潜像担持体としてドラム状に
形成された感光体ドラムを用い、現像剤搬送体として現
像ローラと呼ばれる弾性ゴムローラを用いる場合、表面
に現像剤の薄層を形成した現像ローラを感光体ドラムに
一定の接触圧で押圧接触させて現像、即ち、潜像の顕像
化が行われる。
【0005】ところで、現像ローラを感光体ドラムに押
圧したまま長時間停止させると、現像ローラの感光体ド
ラムに接触している部分が感光体ドラムの外形に倣って
塑性変形してしまい、現像ローラ上のトナー薄層が不均
一になって画像欠陥が発生するという問題がある。特
に、夏期等の高温高湿状態のもとで現像ローラを感光体
ドラムに押圧したまま長時間停止させると、現像ローラ
内の物質がブリードして感光体ドラムの表面に付着し、
その部分に画像抜けが発生することがある。
圧したまま長時間停止させると、現像ローラの感光体ド
ラムに接触している部分が感光体ドラムの外形に倣って
塑性変形してしまい、現像ローラ上のトナー薄層が不均
一になって画像欠陥が発生するという問題がある。特
に、夏期等の高温高湿状態のもとで現像ローラを感光体
ドラムに押圧したまま長時間停止させると、現像ローラ
内の物質がブリードして感光体ドラムの表面に付着し、
その部分に画像抜けが発生することがある。
【0006】例えば現像ローラのゴムとして剛性の高い
シリコーンゴムを用いる場合には、その構成物質である
低分子ないし中分子のシロキサンがブリードして感光体
ドラムの表面に付着し易いことが知られている。
シリコーンゴムを用いる場合には、その構成物質である
低分子ないし中分子のシロキサンがブリードして感光体
ドラムの表面に付着し易いことが知られている。
【0007】この現像ローラの変形や成分のブリードに
よる画像欠陥は、現像ローラの表面にコーティングを施
したり、表面硬化処理を施したりすることによりほとん
ど解消できるが、例えばハーフトーン出力時には、現像
ローラのわずかな変形や感光体ドラムへのわずかな付着
物が画像欠陥となってあらわれることがある。
よる画像欠陥は、現像ローラの表面にコーティングを施
したり、表面硬化処理を施したりすることによりほとん
ど解消できるが、例えばハーフトーン出力時には、現像
ローラのわずかな変形や感光体ドラムへのわずかな付着
物が画像欠陥となってあらわれることがある。
【0008】そこで、例えば特開平3−1403979
号公報に開示されているように、ロータリマグネットと
カムとを組み合わせた退避機構を設けて、動作停止中に
この退避機構を作動させて感光体ドラムと現像ローラと
を離隔させることにより、この問題を解消することが提
案されている。
号公報に開示されているように、ロータリマグネットと
カムとを組み合わせた退避機構を設けて、動作停止中に
この退避機構を作動させて感光体ドラムと現像ローラと
を離隔させることにより、この問題を解消することが提
案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の退
避機構は、カムを駆動するために特にロータリマグネッ
トとを設けているので、構成が複雑になり、コストダウ
ンを図る上で不利になるという問題がある。
避機構は、カムを駆動するために特にロータリマグネッ
トとを設けているので、構成が複雑になり、コストダウ
ンを図る上で不利になるという問題がある。
【0010】本発明は、この従来の退避機構の問題を解
決するためになされたものにして、本発明は構成が簡単
で安価に実施できる退避機構を備える現像装置を提供す
ることを目的とする。
決するためになされたものにして、本発明は構成が簡単
で安価に実施できる退避機構を備える現像装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転又は回動
する潜像担持体に現像剤を供給して潜像を顕像にする現
像剤搬送体と、この現像剤搬送体を上記潜像担持体に押
圧接触させる押圧装置と、上記潜像担持体及び/又は現
像剤搬送体を駆動する駆動系とを備える現像装置におい
て、上記の目的を達成するため、上記駆動系の逆動作に
連動して上記押圧装置の作用を解除させる退避機構を設
けるという手段を講じている。
する潜像担持体に現像剤を供給して潜像を顕像にする現
像剤搬送体と、この現像剤搬送体を上記潜像担持体に押
圧接触させる押圧装置と、上記潜像担持体及び/又は現
像剤搬送体を駆動する駆動系とを備える現像装置におい
て、上記の目的を達成するため、上記駆動系の逆動作に
連動して上記押圧装置の作用を解除させる退避機構を設
けるという手段を講じている。
【0012】
【作用】本発明によれば、現像された顕像が記録媒体に
転写され、定着された後に駆動系を逆転させることによ
り押圧装置の作用が解除され、現像剤搬送体を潜像担持
体に押圧する圧力が解除される。これにより、現像剤搬
送体が変形したり、現像剤搬送体からブリードした物質
が潜像担持体に付着することが防止でき、現像剤搬送体
の変形やブリードによる潜像担持体の付着物による画質
欠陥が発生することを防止できる。
転写され、定着された後に駆動系を逆転させることによ
り押圧装置の作用が解除され、現像剤搬送体を潜像担持
体に押圧する圧力が解除される。これにより、現像剤搬
送体が変形したり、現像剤搬送体からブリードした物質
が潜像担持体に付着することが防止でき、現像剤搬送体
の変形やブリードによる潜像担持体の付着物による画質
欠陥が発生することを防止できる。
【0013】又、本発明によれば、退避機構を駆動する
ために例えばロータリマグネット、モータなどの特別の
駆動装置を設けず、潜像担持体を駆動する駆動系を退避
機構の駆動装置に兼用するので、構成が簡単になり、コ
ストダウンを図ることができる。
ために例えばロータリマグネット、モータなどの特別の
駆動装置を設けず、潜像担持体を駆動する駆動系を退避
機構の駆動装置に兼用するので、構成が簡単になり、コ
ストダウンを図ることができる。
【0014】なお、本発明において、押圧装置の作用の
解除とともに、現像剤搬送体を潜像担持体から完全に離
隔させるように上記退避手段を構成することは妨げな
い。
解除とともに、現像剤搬送体を潜像担持体から完全に離
隔させるように上記退避手段を構成することは妨げな
い。
【0015】
【実施例】本発明の第1の実施例に係る現像装置を図面
に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りであるが、
まず、この現像装置を適用したプリンタの現像ユニット
部の構成の概略を図1の構成図に基づいて説明する。
に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りであるが、
まず、この現像装置を適用したプリンタの現像ユニット
部の構成の概略を図1の構成図に基づいて説明する。
【0016】この現像ユニットは、潜像担持体としての
感光体ドラム1、帯電器2、及び図示しない露光装置を
備え、図1では図示しない駆動系によって感光体ドラム
1を矢印で示す正転方向に回転させながらその表面を帯
電器2によって一様に帯電させ、露光装置から照射され
る光信号によって感光体ドラム1の表面に静電潜像を形
成させるようにしている。
感光体ドラム1、帯電器2、及び図示しない露光装置を
備え、図1では図示しない駆動系によって感光体ドラム
1を矢印で示す正転方向に回転させながらその表面を帯
電器2によって一様に帯電させ、露光装置から照射され
る光信号によって感光体ドラム1の表面に静電潜像を形
成させるようにしている。
【0017】又、この現像ユニットは、現像領域3で感
光体ドラム1に押圧される現像器4と、この現像器4を
一定の圧力で感光体ドラム1に押圧する押圧装置5とを
有する現像装置を備え、現像領域3で現像器4から現像
剤としてのトナーを与えてその潜像を顕像にするように
している。
光体ドラム1に押圧される現像器4と、この現像器4を
一定の圧力で感光体ドラム1に押圧する押圧装置5とを
有する現像装置を備え、現像領域3で現像器4から現像
剤としてのトナーを与えてその潜像を顕像にするように
している。
【0018】上記現像器4は、一成分非磁性のトナー7
を収容する現像剤槽6、トナー供給ローラ8、現像剤搬
送体としての現像ローラ9及びドクターブレード10を
備え、上記駆動系によりトナー供給ローラ8を矢印方向
に回転させることにより現像槽6内のトナー7をトナー
供給ローラ8で現像ローラ9に供給し、現像ローラ9の
表面にトナー7を付着させるようにしている。
を収容する現像剤槽6、トナー供給ローラ8、現像剤搬
送体としての現像ローラ9及びドクターブレード10を
備え、上記駆動系によりトナー供給ローラ8を矢印方向
に回転させることにより現像槽6内のトナー7をトナー
供給ローラ8で現像ローラ9に供給し、現像ローラ9の
表面にトナー7を付着させるようにしている。
【0019】また、この現像器4は、上記駆動系により
現像ローラ9を矢印方向に回転させることにより、余分
なトナー7をドクターブレード10でかき取って、現像
ローラ9の表面に一様なトナー7の薄層を形成し、感光
体ドラム1の現像領域1に搬送し、感光体ドラム1の表
面の電位が低下した部分にトナー7を吸着させ、残りの
トナー7を再び現像剤槽6に運び戻すようにしている。
現像ローラ9を矢印方向に回転させることにより、余分
なトナー7をドクターブレード10でかき取って、現像
ローラ9の表面に一様なトナー7の薄層を形成し、感光
体ドラム1の現像領域1に搬送し、感光体ドラム1の表
面の電位が低下した部分にトナー7を吸着させ、残りの
トナー7を再び現像剤槽6に運び戻すようにしている。
【0020】上記現像ローラ9は、金属シャフト9a
と、この金属シャフト9aの外側に固定された肉厚1〜
5mm程度、抵抗値104 〜108 Ω程度の導電性ゴム
9bとを備えている。
と、この金属シャフト9aの外側に固定された肉厚1〜
5mm程度、抵抗値104 〜108 Ω程度の導電性ゴム
9bとを備えている。
【0021】なお、この導電性ゴム9bとしては、押圧
装置5によって感光体ドラム1に押圧した時の変形をで
きるだけ小さくするため、シリコーンゴム、ウレタンゴ
ム、EPDMなど剛性が高いものが用いられる。
装置5によって感光体ドラム1に押圧した時の変形をで
きるだけ小さくするため、シリコーンゴム、ウレタンゴ
ム、EPDMなど剛性が高いものが用いられる。
【0022】又、導電性ゴム9bとしてシリコーンゴム
を用いる場合には、感光体ドラム1への押圧による変形
や導電性ゴム9bの構成物質であるシロキサンがブリー
ドして感光体ドラム1に付着することを防止するため、
必要に応じて現像ローラ9の表面にコーティングや表面
硬化処理が施される。
を用いる場合には、感光体ドラム1への押圧による変形
や導電性ゴム9bの構成物質であるシロキサンがブリー
ドして感光体ドラム1に付着することを防止するため、
必要に応じて現像ローラ9の表面にコーティングや表面
硬化処理が施される。
【0023】上記現像装置には、図2及び図3の説明図
に示すように、退避機構11が付設され、この退避機構
11は、押圧装置5の板ばね5aを支持するレバー5b
を回転可能に支持する軸12と、レバー5b及び板ばね
5aを現像器4を感光体ドラム1に押圧する方向に付勢
するコイルスプリング13と、一端が上記駆動系内の回
転シャフト14にワンウェイクラッチ15を介して連結
され、他端が上記レバー5bに連結されたワイヤー16
とを備える。
に示すように、退避機構11が付設され、この退避機構
11は、押圧装置5の板ばね5aを支持するレバー5b
を回転可能に支持する軸12と、レバー5b及び板ばね
5aを現像器4を感光体ドラム1に押圧する方向に付勢
するコイルスプリング13と、一端が上記駆動系内の回
転シャフト14にワンウェイクラッチ15を介して連結
され、他端が上記レバー5bに連結されたワイヤー16
とを備える。
【0024】そして、例えば現像された顕像が記録媒体
に転写され、定着された後に短時間にわたり駆動系を逆
転させることにより、図3に示すように、上記回転シャ
フト14が矢印Bで示す逆転方向に回転してワンウェイ
クラッチ15が繋がりワイヤー16がレバー5b及び板
ばね5aを、コイルスプリング13に抗して、板ばね5
aが現像器4から離隔するまで牽引する。
に転写され、定着された後に短時間にわたり駆動系を逆
転させることにより、図3に示すように、上記回転シャ
フト14が矢印Bで示す逆転方向に回転してワンウェイ
クラッチ15が繋がりワイヤー16がレバー5b及び板
ばね5aを、コイルスプリング13に抗して、板ばね5
aが現像器4から離隔するまで牽引する。
【0025】この後、上記回転シャフト14が逆転する
か停止している間は、ワンウェイクラッチ15に連結さ
れたワイヤー16はレバー5b及び板ばね5aをコイル
スプリング13に抗して現像器4から離隔する位置に保
持する。
か停止している間は、ワンウェイクラッチ15に連結さ
れたワイヤー16はレバー5b及び板ばね5aをコイル
スプリング13に抗して現像器4から離隔する位置に保
持する。
【0026】これにより、現像ローラ9を感光体ドラム
1に押圧する力が解除され、現像ローラ9がその導電性
ゴム9bの弾性復元力により自然状態に復元するので、
現像ローラ9が変形することが防止される。
1に押圧する力が解除され、現像ローラ9がその導電性
ゴム9bの弾性復元力により自然状態に復元するので、
現像ローラ9が変形することが防止される。
【0027】又、現像ローラ9がその導電性ゴム9bの
弾性復元力により自然状態に復元することにより、感光
体ドラム1と現像ローラ9との軸心管距離が広がり、現
像ローラ9の導電性ゴム9bのブリードにより発生した
物質が感光体ドラム1の表面に到達することがほぼ完全
に防止される。
弾性復元力により自然状態に復元することにより、感光
体ドラム1と現像ローラ9との軸心管距離が広がり、現
像ローラ9の導電性ゴム9bのブリードにより発生した
物質が感光体ドラム1の表面に到達することがほぼ完全
に防止される。
【0028】更にこの後に、駆動系を正転させると、図
2に示すように、回転シャフト14が矢印Aで示す正転
方向に回転し、コイルスプリング13の張力によってレ
バー5b、板ばね5a、ワイヤー16が元に戻されて、
押圧装置5の板ばね5aが現像器4を感光体ドラム1を
所定の圧力で押圧することになる。
2に示すように、回転シャフト14が矢印Aで示す正転
方向に回転し、コイルスプリング13の張力によってレ
バー5b、板ばね5a、ワイヤー16が元に戻されて、
押圧装置5の板ばね5aが現像器4を感光体ドラム1を
所定の圧力で押圧することになる。
【0029】この現像装置によれば、退避機構11が駆
動系の回転シャフト14によって駆動されるので、退避
機構11にモータ、ロータリマグネットなどの特別の駆
動装置を設けずに済み、退避機構11の構成を簡単にで
き、又、コストダウンを図ることができる。
動系の回転シャフト14によって駆動されるので、退避
機構11にモータ、ロータリマグネットなどの特別の駆
動装置を設けずに済み、退避機構11の構成を簡単にで
き、又、コストダウンを図ることができる。
【0030】図4及び図5の説明図に示す本発明の第2
の実施例に係る現像装置の現像器4の現像槽6には磁性
金属板17が固定され、軸18の回りに回転可能に支持
された押圧装置19のレバー19bの一端に固定した磁
石19cが上記磁性金属板17に吸着される。
の実施例に係る現像装置の現像器4の現像槽6には磁性
金属板17が固定され、軸18の回りに回転可能に支持
された押圧装置19のレバー19bの一端に固定した磁
石19cが上記磁性金属板17に吸着される。
【0031】そして、現像器4の現像ローラ9は、押圧
装置19のコイルスプリング19aの張力によって、こ
のレバー19b、磁石19c及び現像槽6を介して感光
体ドラム1の現像領域3に押圧される。
装置19のコイルスプリング19aの張力によって、こ
のレバー19b、磁石19c及び現像槽6を介して感光
体ドラム1の現像領域3に押圧される。
【0032】退避機構20は、図6に示すように、駆動
系の回転シャフト21aとこれに巻き付けられたねじり
コイルスプリング21bとからなるスプリングクラッチ
21と、このスプリングクラッチ21のねじりコイルス
プリング21bに一端が連結され、他端が押圧装置19
のレバー19bに連結されるワイヤー22とを備えてい
る。
系の回転シャフト21aとこれに巻き付けられたねじり
コイルスプリング21bとからなるスプリングクラッチ
21と、このスプリングクラッチ21のねじりコイルス
プリング21bに一端が連結され、他端が押圧装置19
のレバー19bに連結されるワイヤー22とを備えてい
る。
【0033】上記スプリングクラッチ21は、回転シャ
フト21aが逆回転する時にねじりコイルスプリング2
1bが巻き締められて回転シャフト21bに連動し、図
6に示すように、ワイヤー22がレバー19bをコイル
スプリング19aに抗して牽引することにより、現像ロ
ーラ9を感光体ドラム1に押圧する力を解除できるよう
にしている。
フト21aが逆回転する時にねじりコイルスプリング2
1bが巻き締められて回転シャフト21bに連動し、図
6に示すように、ワイヤー22がレバー19bをコイル
スプリング19aに抗して牽引することにより、現像ロ
ーラ9を感光体ドラム1に押圧する力を解除できるよう
にしている。
【0034】現像ローラ9を感光体ドラム1に押圧する
力が解除された後、回転シャフト21aが逆回転または
停止している時には、ねじりコイルスプリング21bが
巻き締められた状態に保持されるが、回転シャフト21
aを正転させると、ねじりコイルスプリング21bが緩
められ、図4に示すように、現像器4の重量及びコイル
スプリング19aの張力によって現像ローラ9が感光体
ドラム1の現像領域3に所定の圧力で押圧される。
力が解除された後、回転シャフト21aが逆回転または
停止している時には、ねじりコイルスプリング21bが
巻き締められた状態に保持されるが、回転シャフト21
aを正転させると、ねじりコイルスプリング21bが緩
められ、図4に示すように、現像器4の重量及びコイル
スプリング19aの張力によって現像ローラ9が感光体
ドラム1の現像領域3に所定の圧力で押圧される。
【0035】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の第1の実施例のそれらと同様であるので、重
複を避けるためこれらの説明は省略する。
果は上記の第1の実施例のそれらと同様であるので、重
複を避けるためこれらの説明は省略する。
【0036】図7に示す本発明の第3の実施例に係る現
像器4では、上記本発明の第1の実施例のワンウェイク
ラッチ15に代えて、一端が押圧装置5のレバー5bに
連結されたワイヤー16を駆動系の回転シャフト14に
複数回巻付け、その先端におもり24を懸垂させた退避
機構23が設けられる。
像器4では、上記本発明の第1の実施例のワンウェイク
ラッチ15に代えて、一端が押圧装置5のレバー5bに
連結されたワイヤー16を駆動系の回転シャフト14に
複数回巻付け、その先端におもり24を懸垂させた退避
機構23が設けられる。
【0037】この回転シャフト14に複数回巻付けられ
たワイヤー21の部分は前例のねじりコイルスプリング
21bと同様に作用し、回転シャフト22の逆転時に
は、ワイヤー21がレバー5b及び板ばね5aを、コイ
ルスプリング13に抗して、板ばね5aが現像器4から
離隔するまで牽引し、この後、回転シャフト22を正転
させると、コイルスプリング13の張力によって板ばね
5aが現像器4の現像ローラ9を感光体ドラム1に所定
の圧力で押圧する状態が復元される。
たワイヤー21の部分は前例のねじりコイルスプリング
21bと同様に作用し、回転シャフト22の逆転時に
は、ワイヤー21がレバー5b及び板ばね5aを、コイ
ルスプリング13に抗して、板ばね5aが現像器4から
離隔するまで牽引し、この後、回転シャフト22を正転
させると、コイルスプリング13の張力によって板ばね
5aが現像器4の現像ローラ9を感光体ドラム1に所定
の圧力で押圧する状態が復元される。
【0038】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の第1の実施例のそれらと同様であるので、重
複を避けるためこれらの説明は省略する。
果は上記の第1の実施例のそれらと同様であるので、重
複を避けるためこれらの説明は省略する。
【0039】図8に示す本発明の第4の実施例に係る現
像装置では、現像器25の現像槽26の感光体ドラム1
側の上部が軸27を中心にして回転可能に設けられ、押
圧装置28を構成するコイルスプリングが帯電器2と現
像槽26とにわたって架着され、これににより、現像ロ
ーラ9が感光体ドラム1の現像領域3に押圧されるよう
にしている。
像装置では、現像器25の現像槽26の感光体ドラム1
側の上部が軸27を中心にして回転可能に設けられ、押
圧装置28を構成するコイルスプリングが帯電器2と現
像槽26とにわたって架着され、これににより、現像ロ
ーラ9が感光体ドラム1の現像領域3に押圧されるよう
にしている。
【0040】退避機構29は、駆動系の回転シャフト3
0に設けたワンウェイクラッチ31と、一端がワンウェ
イクラッチ31に連結され、他端が現像槽26に連結さ
れたワイヤー32とを備え、回転シャフト30を矢印で
示す逆転方向に回転させると、ワイヤー31が現像槽2
6を押圧装置28に抗して引っ張り、軸27の回りに図
上、反時計回りに回転させて、現像ローラ9を感光体ド
ラム1に緒を圧する力を解除するようにしている。
0に設けたワンウェイクラッチ31と、一端がワンウェ
イクラッチ31に連結され、他端が現像槽26に連結さ
れたワイヤー32とを備え、回転シャフト30を矢印で
示す逆転方向に回転させると、ワイヤー31が現像槽2
6を押圧装置28に抗して引っ張り、軸27の回りに図
上、反時計回りに回転させて、現像ローラ9を感光体ド
ラム1に緒を圧する力を解除するようにしている。
【0041】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は、上記第1の実施例の押圧装置5のレバー5bを省
略したことを除けば、上記の第1の実施例のそれらと同
様であるので、重複を避けるためこれらの説明は省略す
る。
果は、上記第1の実施例の押圧装置5のレバー5bを省
略したことを除けば、上記の第1の実施例のそれらと同
様であるので、重複を避けるためこれらの説明は省略す
る。
【0042】図9及び図10の説明図に示す本発明の第
5の実施例に係る現像装置では、現像器33の現像槽3
4に円弧状のガイド溝35が形成され、現像器33がこ
の案内溝35を案内にして駆動系内の回転シャフト36
を中心にして回転できるようにしている。
5の実施例に係る現像装置では、現像器33の現像槽3
4に円弧状のガイド溝35が形成され、現像器33がこ
の案内溝35を案内にして駆動系内の回転シャフト36
を中心にして回転できるようにしている。
【0043】この現像器33の現像ローラ9は次に説明
する押圧装置兼退避機構37により画像出力時には感光
体ドラム1の現像領域3に一定の圧力で押圧され、待機
時には離隔される。
する押圧装置兼退避機構37により画像出力時には感光
体ドラム1の現像領域3に一定の圧力で押圧され、待機
時には離隔される。
【0044】この押圧装置兼退避機構37は、上記回転
シャフト36に固定された第1プーリ37a、回転シャ
フト36に回転可能に支持させたリンク37b、このリ
ンク37bの遊端部に回転自在に支持させた第2プーリ
37c、第1・第2両プーリ37b・37cにわたって
巻き掛けられたゴムベルト37d及びリンク37bの遊
端部に固定されたU字形の板ばねからなるダンパー37
eを備え、このダンパー37eが現像槽34に固定した
磁石38に吸着させることにより現像槽34に連結され
る。
シャフト36に固定された第1プーリ37a、回転シャ
フト36に回転可能に支持させたリンク37b、このリ
ンク37bの遊端部に回転自在に支持させた第2プーリ
37c、第1・第2両プーリ37b・37cにわたって
巻き掛けられたゴムベルト37d及びリンク37bの遊
端部に固定されたU字形の板ばねからなるダンパー37
eを備え、このダンパー37eが現像槽34に固定した
磁石38に吸着させることにより現像槽34に連結され
る。
【0045】駆動系が正転する画像形成時には、回転シ
ャフト36が図9に矢印Aで示す正転方向に回転し、ゴ
ムベルト37dにはリンク37bを反時計回り方向に引
き起こす張力が生じる。この張力によってリンク37b
が付勢され、ダンパー37e及び現像槽34を介して現
像器33の現像ローラ9が感光体ドラム1に押圧され
る。
ャフト36が図9に矢印Aで示す正転方向に回転し、ゴ
ムベルト37dにはリンク37bを反時計回り方向に引
き起こす張力が生じる。この張力によってリンク37b
が付勢され、ダンパー37e及び現像槽34を介して現
像器33の現像ローラ9が感光体ドラム1に押圧され
る。
【0046】上記ダンパー37eは省略することも可能
であるが、この実施例では、回転シャフト36の回転ト
ルクの変動は現像ローラ9を感光体ドラム1に押圧する
圧力の変動となり、ジッター及び画像濃度むらとなって
現れるため、ダンパー5によって回転トルクむらを吸収
させて現像ローラ9を感光体ドラム1に押圧する圧力を
安定させ、回転トルク変動によるジッター及び画像むら
を防止するようにしている。
であるが、この実施例では、回転シャフト36の回転ト
ルクの変動は現像ローラ9を感光体ドラム1に押圧する
圧力の変動となり、ジッター及び画像濃度むらとなって
現れるため、ダンパー5によって回転トルクむらを吸収
させて現像ローラ9を感光体ドラム1に押圧する圧力を
安定させ、回転トルク変動によるジッター及び画像むら
を防止するようにしている。
【0047】例えば画像形成の終了後、即ち、現像され
たトナー像を転写し、定着させた後に、回転シャフト3
7を短時間にわたり図10の矢印Bで示す逆転方向に回
転させると、ゴムベルト37dにはリンク37bを時計
回り方向に引き倒す張力が生じ、この張力によってリン
ク37bが付勢され、ダンパー37e、磁石38及び現
像槽34を介して現像器33の現像ローラ9が感光体ド
ラム1から引き離される。
たトナー像を転写し、定着させた後に、回転シャフト3
7を短時間にわたり図10の矢印Bで示す逆転方向に回
転させると、ゴムベルト37dにはリンク37bを時計
回り方向に引き倒す張力が生じ、この張力によってリン
ク37bが付勢され、ダンパー37e、磁石38及び現
像槽34を介して現像器33の現像ローラ9が感光体ド
ラム1から引き離される。
【0048】これにより、現像ローラ9の感光体ドラム
1への押圧による変形が防止されるとともに、現像ロー
ラ9の導電性ゴム9bからブリードした物質が感光体ド
ラム1の表面に到達することが確実に防止され、この物
質の感光体ドラム1の表面への付着による画像抜けが発
生することを確実に防止される。
1への押圧による変形が防止されるとともに、現像ロー
ラ9の導電性ゴム9bからブリードした物質が感光体ド
ラム1の表面に到達することが確実に防止され、この物
質の感光体ドラム1の表面への付着による画像抜けが発
生することを確実に防止される。
【0049】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
【0050】図11に示す本発明の第6の実施例に係る
現像器においては、押圧装置兼退避機構39は板ばね3
9a、レバー39b、第1ないし第3のプーリ39c〜
39e、ゴムベルト39f及びコイルスプリング39g
を備える。
現像器においては、押圧装置兼退避機構39は板ばね3
9a、レバー39b、第1ないし第3のプーリ39c〜
39e、ゴムベルト39f及びコイルスプリング39g
を備える。
【0051】上記板ばね39aはレバー39bの中間部
に支持され、このレバー39bはその中間部を軸40に
よって回転可能に支持される。このレバー39bの一端
には第3のプーリ39eが回転可能に支持され、このプ
ーリ39eにゴムペルト39fで連動連結された第1及
び第2のプーリ39c・39dを駆動系により図11に
示す矢印方向に回転させることにより、ゴムベルト39
fには第3のプーリ39eにこれを第1のプーリ39c
の方向に引き寄せる張力が生じ、この張力により、第3
のプーリ39e、レバー39b及び板ばね39aを、コ
イルスプリング39gに抗して、板ばね39aが現像槽
6に押圧される方向に付勢し、これにより、現像ローラ
9を感光体ドラム1の現像領域3に一定の圧力で押圧す
るようにしている。
に支持され、このレバー39bはその中間部を軸40に
よって回転可能に支持される。このレバー39bの一端
には第3のプーリ39eが回転可能に支持され、このプ
ーリ39eにゴムペルト39fで連動連結された第1及
び第2のプーリ39c・39dを駆動系により図11に
示す矢印方向に回転させることにより、ゴムベルト39
fには第3のプーリ39eにこれを第1のプーリ39c
の方向に引き寄せる張力が生じ、この張力により、第3
のプーリ39e、レバー39b及び板ばね39aを、コ
イルスプリング39gに抗して、板ばね39aが現像槽
6に押圧される方向に付勢し、これにより、現像ローラ
9を感光体ドラム1の現像領域3に一定の圧力で押圧す
るようにしている。
【0052】第1及び第2のプーリ39c・39dを逆
方向に回転させると、第3のプーリに作用するゴムベル
ト39fの張力の方向が変わり、第3のプーリ39e、
レバー39b及び板ばね39aを板ばね39aが現像槽
6に押圧される方向に付勢する力が弱くなり、この力に
抗してコイルスプリング39gが第3のプーリ39e、
レバー39b及び板ばね39aを板ばね39aが現像槽
6から離れる方向に付勢する。そして、これにより、現
像ローラ9を感光体ドラム1に押圧する圧力が解除され
ることになる。
方向に回転させると、第3のプーリに作用するゴムベル
ト39fの張力の方向が変わり、第3のプーリ39e、
レバー39b及び板ばね39aを板ばね39aが現像槽
6に押圧される方向に付勢する力が弱くなり、この力に
抗してコイルスプリング39gが第3のプーリ39e、
レバー39b及び板ばね39aを板ばね39aが現像槽
6から離れる方向に付勢する。そして、これにより、現
像ローラ9を感光体ドラム1に押圧する圧力が解除され
ることになる。
【0053】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
【0054】図12に示す本発明の第7の実施例に係る
現像装置では、現像ローラ9を感光体ドラム1の現像領
域3に押圧する押圧装置41が板ばねのみで構成され
る。
現像装置では、現像ローラ9を感光体ドラム1の現像領
域3に押圧する押圧装置41が板ばねのみで構成され
る。
【0055】そして、この現像装置に付設される退避機
構42は、レバー42a、くさび部42b、コイルスプ
リング42c、第1ないし第3のプーリ42d〜42f
及びゴムペルト42gを備える。
構42は、レバー42a、くさび部42b、コイルスプ
リング42c、第1ないし第3のプーリ42d〜42f
及びゴムペルト42gを備える。
【0056】上記レバー42aは中間部を軸43の回り
に回転可能に支持され、このレバー42aの一端に連結
されたくさび部42bはレバー42aとともに回転する
ことにより、現像ローラ9と上記現像領域3との間に出
し入れされる。
に回転可能に支持され、このレバー42aの一端に連結
されたくさび部42bはレバー42aとともに回転する
ことにより、現像ローラ9と上記現像領域3との間に出
し入れされる。
【0057】上記第3のプーリ42fはレバー42aの
一端部に回転可能に支持され、第1のプーリ42dは第
3のプーリ42fを中心にしてくさび部42b及び上記
現像領域3と反対の方向に配置され、第2のプーリ42
eは第3のプーリ42fを中心にして第1のプーリ42
dの方向と直角の方向に配置される。
一端部に回転可能に支持され、第1のプーリ42dは第
3のプーリ42fを中心にしてくさび部42b及び上記
現像領域3と反対の方向に配置され、第2のプーリ42
eは第3のプーリ42fを中心にして第1のプーリ42
dの方向と直角の方向に配置される。
【0058】駆動系に連動連結された第1・第2の両プ
ーリ42d・42eを図上、矢印で示す正転方向に駆動
することにより、これら3つのプーリ42d〜42fに
巻き掛けたゴムベルト42fには第3のプーリ42f、
くさび部42b及びレバー42aの一端部を上記現像領
域3から遠ざける方向に付勢する張力が作用し、この張
力によって、くさび部42bが現像ローラ9と感光体ド
ラム1の現像領域3との間から引き出され、現像ローラ
9は、押圧装置41によって感光体ドラム1の現像領域
3に一定の圧力で押圧される。
ーリ42d・42eを図上、矢印で示す正転方向に駆動
することにより、これら3つのプーリ42d〜42fに
巻き掛けたゴムベルト42fには第3のプーリ42f、
くさび部42b及びレバー42aの一端部を上記現像領
域3から遠ざける方向に付勢する張力が作用し、この張
力によって、くさび部42bが現像ローラ9と感光体ド
ラム1の現像領域3との間から引き出され、現像ローラ
9は、押圧装置41によって感光体ドラム1の現像領域
3に一定の圧力で押圧される。
【0059】上記コイルスプリング42cはレバー42
aの他端部に連結され、くさび部42b及びレバー42
aの一端部をくさび部42bが上記現像領域3と現像ロ
ーラ9との間に突入する方向に付勢している。
aの他端部に連結され、くさび部42b及びレバー42
aの一端部をくさび部42bが上記現像領域3と現像ロ
ーラ9との間に突入する方向に付勢している。
【0060】従って、上記第1及び第2のプーリ42d
・42eを逆転方向に駆動すると、第3のプーリ41f
に作用するゴムベルト42fの張力は第2のプーリ42
eの方向に変わり、コイルスプリング41gの張力によ
ってくさび部42bが上記現像領域3と現像ローラ9と
の間に突入して、現像ローラ9を感光体ドラム1から離
隔させる。
・42eを逆転方向に駆動すると、第3のプーリ41f
に作用するゴムベルト42fの張力は第2のプーリ42
eの方向に変わり、コイルスプリング41gの張力によ
ってくさび部42bが上記現像領域3と現像ローラ9と
の間に突入して、現像ローラ9を感光体ドラム1から離
隔させる。
【0061】なお、くさび部42bの少なくとも現像ロ
ーラ9側に当接する部分は現像ローラ9よりも軟質に形
成したり、現像ローラ9の外周面に倣う曲面に形成した
りして、押圧装置41によってくさび部42bに押圧さ
れる現像ローラ9が変形することを防止している。
ーラ9側に当接する部分は現像ローラ9よりも軟質に形
成したり、現像ローラ9の外周面に倣う曲面に形成した
りして、押圧装置41によってくさび部42bに押圧さ
れる現像ローラ9が変形することを防止している。
【0062】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の現像装
置は、駆動系の逆動作に連動して上記押圧装置の作用を
解除させる退避機構を設けるので、退避機構に特別の駆
動装置を設ける必要がなく、構成を簡単にできるととも
に、コストダウンを図ることができる。
置は、駆動系の逆動作に連動して上記押圧装置の作用を
解除させる退避機構を設けるので、退避機構に特別の駆
動装置を設ける必要がなく、構成を簡単にできるととも
に、コストダウンを図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の画像出力時の説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第1の実施例の現像ローラ退避時の時
の説明図である。
の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例の画像出力時の説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第2の実施例の現像ローラ退避時の時
の説明図である。
の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例のスプリングクラッチの
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図8】本発明の第4の実施例の説明図である。
【図9】本発明の第5の実施例の説明図である。
【図10】本発明の第5の実施例の現像ローラ退避時の
時の説明図である。
時の説明図である。
【図11】本発明の第6の実施例の説明図である。
【図12】本発明の第7の実施例の説明図である。
1 感光体ドラム 5 押圧装置 9 現像ローラ 11 退避機構 14 回転シャフト 19 押圧装置 20 退避機構 21a 回転シャフト 23 退避機構 28 押圧装置 29 退避機構 30 回転シャフト 37,39 押圧装置兼退避機構 41 押圧装置 42 退避機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】上記板ばね39aはレバー39bの中間部
に支持され、このレバー39bはその中間部を軸40に
よって回転可能に支持される。このレバー39bの一端
には第3のプーリ39eが回転可能に支持され、このプ
ーリ39eにゴムベルト39fで連動連結された第1及
び第2のプーリ39c・39dを駆動系により図11に
示す矢印方向に回転させることにより、ゴムベルト39
fには第3のプーリ39eにこれを第1のプーリ39c
の方向に引き寄せる張力が生じ、この張力により、第3
のプーリ39e、レバー39b及び板ばね39aを、コ
イルスプリング39gに抗して、板ばね39aが現像槽
6に押圧される方向に付勢し、これにより、現像ローラ
9を感光体ドラム1の現像領域3に一定の圧力で押圧す
るようにしている。
に支持され、このレバー39bはその中間部を軸40に
よって回転可能に支持される。このレバー39bの一端
には第3のプーリ39eが回転可能に支持され、このプ
ーリ39eにゴムベルト39fで連動連結された第1及
び第2のプーリ39c・39dを駆動系により図11に
示す矢印方向に回転させることにより、ゴムベルト39
fには第3のプーリ39eにこれを第1のプーリ39c
の方向に引き寄せる張力が生じ、この張力により、第3
のプーリ39e、レバー39b及び板ばね39aを、コ
イルスプリング39gに抗して、板ばね39aが現像槽
6に押圧される方向に付勢し、これにより、現像ローラ
9を感光体ドラム1の現像領域3に一定の圧力で押圧す
るようにしている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】そして、この現像装置に付設される退避機
構42は、レバー42a、くさび部42b、コイルスプ
リング42c、第1ないし第3のプーリ42d〜42f
及びゴムベルト42gを備える。
構42は、レバー42a、くさび部42b、コイルスプ
リング42c、第1ないし第3のプーリ42d〜42f
及びゴムベルト42gを備える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 朝宏 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 回転又は回動する潜像担持体に現像剤を
供給して潜像を顕像にする現像剤搬送体と、この現像剤
搬送体を上記潜像担持体に押圧接触させる押圧装置と、
上記潜像担持体及び/又は現像剤搬送体を駆動する駆動
系とを備える現像装置において、 上記駆動系の逆動作に連動して上記押圧装置の作用を解
除させる退避機構を設けることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233340A JPH0792801A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233340A JPH0792801A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0792801A true JPH0792801A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16953621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5233340A Pending JPH0792801A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792801A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1804136A1 (en) * | 2005-12-27 | 2007-07-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing cartridge and image forming device |
US7551877B2 (en) | 2006-06-09 | 2009-06-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2011145383A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2016014854A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5233340A patent/JPH0792801A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1804136A1 (en) * | 2005-12-27 | 2007-07-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing cartridge and image forming device |
US7869742B2 (en) | 2005-12-27 | 2011-01-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing cartridge and image forming device with pressing member |
US8086139B2 (en) | 2005-12-27 | 2011-12-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing cartridge and image forming device |
US8396393B2 (en) | 2005-12-27 | 2013-03-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing cartridge and image forming device with pressing member |
US8792807B2 (en) | 2005-12-27 | 2014-07-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing cartridge and image forming device with pressing member |
US9229365B2 (en) | 2005-12-27 | 2016-01-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing cartridge and image forming device with pressing member |
US7551877B2 (en) | 2006-06-09 | 2009-06-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2011145383A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2016014854A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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